JPH05338500A - グローブボックスのロック装置 - Google Patents

グローブボックスのロック装置

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JPH05338500A
JPH05338500A JP14541492A JP14541492A JPH05338500A JP H05338500 A JPH05338500 A JP H05338500A JP 14541492 A JP14541492 A JP 14541492A JP 14541492 A JP14541492 A JP 14541492A JP H05338500 A JPH05338500 A JP H05338500A
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稔 満多野
Masahiro Kubo
雅洋 久保
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防盗性の向上と操作性の向上とを図る。 【構成】 インストルメントパネル1のグローブボック
ス2配設部からインストルメントパネル1の中央側に離
れたコンソール部6面に設けられたオープナー7は、プ
ッシュボタンボデイ21と、キープレートの操作により
プッシュ作動を拘束、許容するシリンダー錠34を備え
たプッシュボタン8と、プッシュボタン8のプッシュ作
動をリモートコントロールケーブル9にラッチ機構5の
アンラッチ作動方向の牽引力として伝達するレバー23
と、プッシュボタン8の端面に設けられてシリンダー錠
34の端面を隠蔽するボタンカバー24とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のインストルメン
トパネルに開閉自在に組付けられたグローブボックスの
ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネルに設け
られたグローブボックスのロック装置の中には、例えば
実開昭62−193067号公報に示されているよう
に、該インストルメントパネルの中央側にグローブボッ
クスのラッチ機構をアンラッチ作動する操作ノブを設け
て、ドライバー席側からでも容易にこの操作ノブを操作
してグローブボックスを開くことができるようにしたも
のが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インストルメントパネ
ル面上で操作ノブが目につき易いため、不正解錠される
おそれがあって、防盗性に若干の問題がある。
【0004】そこで、本発明はグローブボックスのラッ
チ機構のアンラッチ操作をドライバー席側からでも容易
に行え、しかも、このアンラッチ作動を行うプッシュボ
タンが目立つことがなく、グローブボックスの不正解錠
を回避して防盗性を向上することができるグローブボッ
クスのロック装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、イ
ンストルメントパネルのグローブボックス配設部からイ
ンストルメントパネルの中央側に離れた位置に、グロー
ブボックスをロックするラッチ機構をプッシュボタンの
プッシュ操作によりリモートコントロールケーブルを介
してアンラッチ作動するオープナーを配設し、このオー
プナーを、インストルメントパネルに開口部端面を略面
一に整合して固定したプッシュボタンボディと、この開
口部内に出,没自在に挿入配置されると共に、スプリン
グにより突出方向に付勢され、かつ、キープレートの操
作によりプッシュ作動を拘束,および許容するシリンダ
ー錠を備えたプッシュボタンと、プッシュボタンボディ
の背面に配設されて、一端がプッシュボタンに連結さ
れ、他端にリモートコントロールケーブルを連結して、
プッシュボタンのプッシュ作動をリモートコントロール
ケーブルにラッチ機構のアンラッチ方向の牽引力として
伝達するレバーと、プッシュボタンの端面に重合,配置
されて、シリンダー錠を隠蔽する閉位置とシリンダー錠
を露出する開位置とに回転自在に装着されたボタンカバ
ーとを備えた構成としてある。
【0006】請求項2にあってはボタンカバーを、閉位
置でプッシュボタンのプッシュ作動を許容し、開位置で
プッシュボタンのプッシュ作動を拘束するプッシュロッ
ク機構を備えた構成としてある。
【0007】請求項3にあっては、プッシュボタンボデ
ィ背面に配設したレバーの他端に、リモートコントロー
ルケーブルの連結位置を調整するアジャスタを設けてあ
る。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、ドライバー席側から
でも手を伸ばしてオープナーのプッシュボタンを容易に
プッシュ操作することができて、ラッチ機構のアンラッ
チ作動によりグローブボックスを開扉することができ
る。しかも、プッシュボタンの端面のボタンカバーを閉
位置にしておくことにより、キーシリンダのキー孔が全
く目につくことがなく、防盗性を向上することができ
る。
【0009】請求項2の発明によれば、ボタンカバーを
開いてキープレート操作によりキーシリンダをロックオ
フ作動させても、ボタンカバーを開いたままではプッシ
ュボタンのプッシュ作動が行えないため防盗性を更に高
められると共に、ボタンカバーの破損を回避することが
できる。
【0010】請求項3の発明によれば、ラッチ機構の配
設位置と、オープナーの配設位置に組付け上の誤差が生
じていても、アジャスタによるリモートコントロールケ
ーブルの連結位置調節によりこの誤差を吸収して、リモ
ートコントロールケーブルを適切なテンションでセット
することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。
【0012】図1において、1はインストルメントパネ
ルで、その助手席側にはグローブボックス2を開閉自在
に配設してある。
【0013】グローブボックス2の上部自由端の略中央
部裏面にはストライカ3を固設してある一方、インスト
ルメントパネル1の開口部4周縁の前記ストライカ3に
対応する位置に、該ストライカ3と係脱するラッチ機構
5を配設してある。
【0014】そして、このインストルメントパネル1の
グローブボックス2配設部からインストルメントパネル
1の中央側に離れた位置、例えば、インストルメントパ
ネル1中央のコンソール部6面に、プッシュボタン8の
プッシュ操作によりリモートコントロールケーブル9を
介して前記ラッチ機構5をアンラッチ作動するオープナ
ー7を配設してある。
【0015】図2はラッチ機構5を示し、10は前記開
口部4周縁に固設されるラッチベースで、その一側面に
ボックス状のラッチホルダー部11と、リモートコント
ロールケーブル9のアウタチューブ9A端を固定するケ
ーブルブラケット12とを左右方向に離間して突出成形
してある。
【0016】ストライカ3と係,脱するラッチ13は、
該ラッチ13に突設した支軸14によりラッチホルダー
部11の両側壁に回動自在に軸支してあると共に、支軸
14に遊装したスプリング15によりアンラッチ方向の
回転力を付勢してあり、このラッチ13の軸支部近傍の
周縁には図5〜8に示すように、ロックバー17の上縁
部に係合するカム部16を切欠形成してある。
【0017】ロックバー17はラッチホルダー部11の
両側壁を貫通して摺動自在に配設してあり、その一端に
リモートコントロールケーブル9のインナケーブル9B
端を連結してある一方、他端の突縁部18とラッチホル
ダー部11との間にスプリング19を弾装して、インナ
ケーブル9を牽引する方向に付勢してある。
【0018】このロックバー17の上縁部には図4〜8
に示すように、該ロックバー17のインナケーブル9の
牽引によるスライド移動により、ラッチ13のカム部1
6を落ち込ませてそのアンラッチ方向の回転を許容し、
該ラッチ13の側面に係合する切欠部20を形成してあ
る。
【0019】即ち、この切欠部20は図7,8に示すよ
うに、ラッチ13のアンラッチ状態では切欠部20の一
側縁部がスプリング19のばね力によりラッチ13側面
に係合しているが、グローブボックス2の閉扉によりス
トライカ3がラッチ13の開口部13aに進入して、該
ラッチ13がスプリング15のばね力に抗して回転し、
図5,6に示すようにカム部16が切欠部20から外れ
ると、切欠部20側縁とラッチ13側面との係合が解除
されてロックバー17をスプリング19のばね力により
図5の矢印a方向に移動させ、カム部16をスプリング
15のばね力によりロックバー17の上縁部に係合させ
て、ストライカ3を喰え込んだ状態にロックする。
【0020】そして、インナケーブル9Bを牽引してロ
ックバー17をスプリング19のばね力に抗して図5の
矢印b方向にスライドさせ、切欠部20をラッチ13位
置まで移動させると、ラッチ13のカム部16が切欠部
20に落ち込んでロックバー17上縁部との係合が解除
され、ラッチ13をスプリング15のばね力により図
7,8に示す元のアンラッチ状態に復帰させるようにな
っている。
【0021】図3はオープナー7を示すもので、インス
トルメントパネル1に固定されるプッシュボタンボディ
21と、プッシュボタンボディ21の開口部22内に
出,没自在挿入配置されたプッシュボタン8と、プッシ
ュボタン8のプッシュ作動力をリモートコントロールケ
ーブル9に伝達するレバー23と、プッシュボタン8の
端面に重合して配設したボタンカバー24等を備えてい
る。
【0022】プッシュボタンボディ21は取付けフラン
ジ25を有し、この取付けフランジ25をインストルメ
ントパネル1の裏面に突設したボス部26にビス27止
めして固定し(図13参照)、開口部22の端面をイン
ストルメントパネル1面と略面一に整合して配置してあ
る。
【0023】このプッシュボタンボディ21の背面には
レバーブラケット28とケーブルブラケット29とを突
設して、レバーブラケット28にL字形のレバー23の
中央部分をピン30により軸支してある。
【0024】プッシュボタン8は図13〜18に示すよ
うに、その背面と開口部22の内底面との間に弾装した
スプリング31により突出方向に付勢してあると共に、
この背面に突設したアーム部32をプッシュボタンボデ
ィ21の背面側に貫通させてレバー23の一端部にピン
33連結し、このレバー23の端面がプッシュボタンボ
ディ21の背面に当接して抜止めされるようになってい
る。
【0025】このプッシュボタン8には、その中心部に
シリンダー錠34を埋設してあり、シリンダー錠34の
端面のキー孔35に図外のキープレートを挿入して、該
シリンダー錠34をロック位置(LOCK)に回動する
と、シリンダー錠34先端のストッパ36が図13,1
4に示すように開口部22の内底面の突起37と対面し
てプッシュボタン8のプッシュ作動が拘束され、シリン
ダー錠34をオープン位置(OPEN)に回動すると、
前記ストッパ36が図15,16に示すように前記突起
37とずれてプッシュボタン8のプッシュ作動を許容す
るようになっている。
【0026】リモートコントロールケーブル9のアウタ
チューブ9Aの両端部にはクランプ固定したL字状のフ
ック38を設けてあり、これらフック38をラッチ機構
5のケーブルブラケット12,およびプッシュボタンボ
ディ21のケーブルブラケット29に設けた挿入口39
に圧入固定する一方、インナケーブル9Bの一端をラッ
チ機構5のロックバー17の一端部に、およびインナケ
ーブル9Bの他端をレバー23の他端部に連結して、プ
ッシュボタン8のプッシュ作動がレバー23を介してイ
ンナケーブル9Bの牽引力として伝達され、ラッチ機構
5をアンラッチ作動するようにしてある。
【0027】前記レバー23の他端部には、コントロー
ルケーブル9の連結位置、具体的にはインナケーブル9
Bの連結位置を調整するアジャスタ40を設けて、ラッ
チ機構5の配設位置と、オープナー7の配設位置に誤差
が生じていても、アジャスタ40によりインナケーブル
9Bの連結位置を調節することによりこの誤差を吸収し
て、インナケーブル9Bを適切なテンションでセットで
きるようにしてある。
【0028】アジャスタ40は図9〜12に示すよう
に、レバー23の他端部に一体成形したコ字状のホルダ
41と、このホルダ41に係着固定されて、インナケー
ブル9B端を繋留する係止プレート42とで構成してあ
る。
【0029】ホルダ41の内周面には複数条の係止溝4
3を適宜のピッチで列設してあると共に、上部両側縁に
係止フック44を一体成形してある。
【0030】係止プレート42は前記係止溝43に係合
する大きさに形成してあり、その一側面にインナケーブ
ル9B端を繋留するフック45を突設してあると共に、
上縁にホルダ41の上側に跨って、その両側縁の係止フ
ック44,44に係合する係止ブリッジ46を一体に突
設して、係止プレート42をホルダ41に確実に係着固
定できるようにしてあって、該係止プレート42とホル
ダ41の係止溝43との係合位置を変えることによって
インナケーブル9Bのレバー23との連結位置を調節で
きるようにしてある。
【0031】一方、プッシュボタン8の端面には、該端
面に重合,配置されて、シリンダー錠34の端面を隠蔽
する閉位置とシリンダー錠34の端面を露出する開位置
とに回転自在に装着したボタンカバー24を備えてい
る。
【0032】このボタンカバー24はプッシュボタン8
の端面と同一の形状,大きさに形成して、プッシュボタ
ン8の端面上側の一側隅部にピン47により回転自在に
装着してあり、かつ、該ボタンカバー24にはプッシュ
ボタン8の端面にプリントした「LOCK」,「OPE
N」の位置表示文字を透視する覗き窓48を形成してあ
る。
【0033】また、このボタンカバー24には、図13
〜18に示すように、その閉位置でプッシュボタン8の
プッシュ作動を許容し、開位置でプッシュボタンのプッ
シュ作動を拘束するプッシュロック機構50を備えてい
る。
【0034】この実施例ではボタンカバー24の裏面に
突設したピン47を、プッシュボタン8の端面からプッ
シュボタン8の胴部の中央部外周に形成した溝部8aに
貫通配置し、そして、このピン47端部にカムプレート
51を固設する一方、プッシュボタンボディ21の開口
部22内面に、このカムプレート51が係,脱するスト
ッパ溝縁52を形成して、これらカムプレート51とス
トッパ溝縁52とでプッシュロック機構50を構成して
いる。
【0035】カムプレート51は、ボタンカバー24が
閉位置にある時にはストッパ溝縁52から離脱し、ボタ
ンカバー24が開位置にある時にストッパ溝縁52に係
合する向きに固設してある。
【0036】また、この実施例ではボタンカバー24の
遊動を阻止するため、前記カムプレート51と溝部8a
との間にスプリング53を弾装して、ボタンカバー24
をプッシュボタン8の端面に向けて付勢してある。
【0037】以上の実施例構造によれば、グローブボッ
クス2を閉扉すると、ストライカ3がラッチ13の開口
部13aに進入して該ラッチ13を回転させ、ラッチ1
3のカム部16をロックバー17の上縁部に係合させ
て、ストライカ3をこの開口部13aに喰え込んだ状態
にロックする。
【0038】グローブボックス2を開扉する際には、先
ず、オープナー7のボタンカバー24を開位置に回転し
てプッシュボタン8の端面、従って、シリンダー錠34
の端面を露出し、このシリンダー錠34の端面のキー孔
35に図外のキープレートを挿入して、該シリンダー錠
34をオープン位置(OPEN)に回動する。
【0039】これにより、シリンダー錠34先端のスト
ッパ36が図13,14に示したプッシュボタンボディ
21の開口部22の内底部の突起37と対面した状態か
ら、図17,18に示すように該突起37とずれて、プ
ッシュボタン8のプッシュ作動が可能な状態となるが、
このままでは、ボタンカバー24のカムプレート51が
ストッパ溝縁52に係合しているため、プッシュボタン
8のプッシュ操作を阻止して、ボタンカバー24の破損
を回避する。
【0040】そこで、キープレート操作によりシリンダ
ー錠34をオープン位置にした後は、図15,16に示
すように一旦、ボタンカバー24を元の閉位置に戻し、
カムプレート51をストッパ溝縁52から外してプッシ
ュボタン8のプッシュ作動を許容させ、この状態でボタ
ンカバー24と共にプッシュボタン8をプッシュ操作す
る。
【0041】このプッシュボタン8のプッシュ作動によ
り、レバー23はアーム部32に押されて回動し、リモ
ートコントロールケーブル9のインナケーブル9Bを牽
引する。
【0042】インナケーブル9Bの牽引により、ラッチ
機構5のロックバー17がスプリング19のばね力に抗
して図5の矢印b方向に移動し、この結果、ラッチ13
のカム部16が該ロックバー17の切欠部17に落ち込
んで、該ラッチ13がスプリング15のばね力によりア
ンラッチ作動し、ストライカ3との係合を解除してグロ
ーブボックス2の開扉を可能とする。
【0043】ここで、オープナー7は前述のようにイン
ストルメントパネル1中央部のコンソール部6面に配置
してあるため、ドライバー席側からでも容易に手が届
き、ドライバーのグローブボックス開扉操作を楽に行う
ことができる。
【0044】また、グローブボックス2面上には従来の
シリンダー錠その他のオープナーを設けていないため目
立つことがなく、オープナー7はコンソール部6面上に
配置して、インストルメントパネル1の部品配置構造を
熟知している乗員でなければオープナー7の所在が簡単
にはわからないため、オープナー7の不正操作を回避で
きて防盗性を高めることができる。
【0045】とりわけ、オープナー7のプッシュボタン
8はインストルメントパネル1と略面一に整合して配設
され、かつ、ボタンカバー24で隠蔽されているので、
一見したたけではプッシュボタン8の所在がわかりにく
く、より一層防盗性を高めることができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、オープナ
ーはインストルメントパネルのグローブボックス配設部
から離れたインストルメントパネル中央側に配設してあ
るため、ドライバー席側からでもオープナーに簡単に手
が届くから、ドライバーのオープナー操作を容易にする
ことができることは勿論、オープナーのプシュボタンを
収容するプッシュボタンボディは、インストルメントパ
ネルと略面一に整合して配設して、プシュボタンのイン
ストルメントパネル面からの突出量を抑えてあるので、
プシュボタンがインストルメントパネル面上にあっても
あまり目立つことがなく、しかも、このプシュボタンは
ボタンカバーを備えて、シリンダー錠の背面を隠蔽でき
るようにしてあるので、一見しただけではオープナーの
所在がわかりにくいため、オープナーの不正操作を回避
できて防盗性を高めることができる。特に、プッシュボ
タンはシリンダー錠を備えていて、キープレートにより
これをロックオフしなければプッシュ作動できないた
め、より一層防盗性を高めることができる。
【0047】更に、ボタンカバーにプッシュロック機構
を設けて、ボタンカバーを開いたままではシリンダー錠
をロックオフ作動しても、プシュボタンのプッシュ作動
を行えないようにすることによって、防盗効果を更に高
められると共にボタンカバーの破損を防止することがで
きる。
【0048】また、リモートコントロールケーブルへプ
ッシュボタンのプッシュ作動を伝達するレバーに、該リ
モートコントロールケーブルの連結位置を調整するアジ
ャスタを設けることにより、ラッチ機構,オープナーの
配設位置に誤差が生じても、アジャスタによりこの誤差
を吸収してリモートコントロールケーブルを適切なテン
ションでセットできて、オープナー,ラッチ機構の作動
不良を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す略示的正面図。
【図2】同実施例のラッチ機構とストライカとの関係を
示す斜視図。
【図3】同実施例のオープナーの斜視図。
【図4】ラッチ機構のロックバーを示す斜視図。
【図5】ラッチ状態におけるラッチとロックバーの関係
を示す説明図。
【図6】図5のA矢視図。
【図7】アンラッチ状態におけるラッチとロックバーの
関係を示す説明図。
【図8】図7のB矢視図。
【図9】レバーの平面図。
【図10】図9のC矢視図。
【図11】アジャスタの係止プレートの側面図。
【図12】図11のD矢視図。
【図13】オープナーの断面説明図。
【図14】図13のE矢視図。
【図15】シリンダー錠をロックオフした時のオープナ
ーの断面説明図。
【図16】図15のF矢視図。
【図17】ボタンカバーを開位置にしたオープナーの断
面説明図。
【図18】図17のG矢視図。
【符号の説明】
1…インストルメントパネル 2…グローブボックス 5…ラッチ機構 7…オープナー 8…プッシュボタン 9…リモートコントロールケーブル 21…プッシュボタンボデイ 22…プッシュボタンボデイの開口部 23…レバー 24…ボタンカバー 31…スプリング 34…シリンダー錠 40…アジャスタ 50…プッシュロック機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルのグローブボッ
    クス配設部からインストルメントパネルの中央側に離れ
    た位置に、グローブボックスをロックするラッチ機構を
    プッシュボタンのプッシュ操作によりリモートコントロ
    ールケーブルを介してアンラッチ作動するオープナーを
    配設し、このオープナーは、インストルメントパネルに
    開口部端面を略面一に整合して固定したプッシュボタン
    ボディと、この開口部内に出,没自在に挿入配置される
    と共に、スプリングにより突出方向に付勢され、かつ、
    キープレートの操作によりプッシュ作動を拘束,および
    許容するシリンダー錠を備えたプッシュボタンと、プッ
    シュボタンボディの背面に配設されて、一端がプッシュ
    ボタンに連結され、他端にリモートコントロールケーブ
    ルを連結して、プッシュボタンのプッシュ作動をリモー
    トコントロールケーブルにラッチ機構のアンラッチ作動
    方向の牽引力として伝達するレバーと、プッシュボタン
    の端面に重合,配置されて、シリンダー錠の端面を隠蔽
    する閉位置とシリンダー錠の端面を露出する開位置とに
    回転自在に装着されたボタンカバーとを備えていること
    を特徴とするグローブボックスのロック装置。
  2. 【請求項2】 ボタンカバーは、閉位置でプッシュボタ
    ンのプッシュ作動を許容し、開位置でプッシュボタンの
    プッシュ作動を拘束するプッシュロック機構を備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載のグローブボックスの
    ロック装置。
  3. 【請求項3】 レバーの他端には、リモートコントロー
    ルケーブルの連結位置を調整するアジャスタが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載のグローブ
    ボックスのロック装置。
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