JPH09151648A - 閂錠装置 - Google Patents
閂錠装置Info
- Publication number
- JPH09151648A JPH09151648A JP33604895A JP33604895A JPH09151648A JP H09151648 A JPH09151648 A JP H09151648A JP 33604895 A JP33604895 A JP 33604895A JP 33604895 A JP33604895 A JP 33604895A JP H09151648 A JPH09151648 A JP H09151648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- main body
- latch bar
- tip
- lock device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 １つの動作により確実に施錠及び解錠操作が
でき、部品点数が少なくて小型軽量な閂錠装置を提供す
る。 【解決手段】 外周部に軸方向の横溝３ａを設け、横溝
３ａの先端部から円周方向に縦溝３ｂを設けた円筒状の
本体３と；本体３に軸方向に摺動可能かつ円周方向に回
転可能に挿入され、施錠時には先端部が受金１３と係合
するラッチ棒４と；ラッチ棒４に固着され、本体３の横
溝３ａ，縦溝３ｂに沿って摺動する操作用ピン５と；ラ
ッチ棒４の先端部を本体３に収納する方向にラッチ棒４
を摺動付勢すると共に、操作用ピン５が本体３の縦溝３
ｂに収納される方向にラッチ棒４を回転付勢するスプリ
ング６と；解錠時に操作用ピン５と当接し、ラッチ棒４
の収納方向への動きを制限し、本体３に固着される座金
９とからなる。
でき、部品点数が少なくて小型軽量な閂錠装置を提供す
る。 【解決手段】 外周部に軸方向の横溝３ａを設け、横溝
３ａの先端部から円周方向に縦溝３ｂを設けた円筒状の
本体３と；本体３に軸方向に摺動可能かつ円周方向に回
転可能に挿入され、施錠時には先端部が受金１３と係合
するラッチ棒４と；ラッチ棒４に固着され、本体３の横
溝３ａ，縦溝３ｂに沿って摺動する操作用ピン５と；ラ
ッチ棒４の先端部を本体３に収納する方向にラッチ棒４
を摺動付勢すると共に、操作用ピン５が本体３の縦溝３
ｂに収納される方向にラッチ棒４を回転付勢するスプリ
ング６と；解錠時に操作用ピン５と当接し、ラッチ棒４
の収納方向への動きを制限し、本体３に固着される座金
９とからなる。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】 本発明は、ワンタッチで施
錠、解錠操作ができる閂錠装置に関するものである。
錠、解錠操作ができる閂錠装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 従来の閂錠装置は、受金を固定枠体に
固着し、外周部に軸方向の横溝を設け、横溝の先端部か
ら円周方向に縦溝を設けた円筒状の本体を扉に固着し、
ラッチ棒を軸方向に摺動可能かつ円周方向に回転可能に
本体に挿入し、本体の横溝ないし縦溝に沿って摺動する
操作用ピンをラッチ棒に固着した構造になっていた。
固着し、外周部に軸方向の横溝を設け、横溝の先端部か
ら円周方向に縦溝を設けた円筒状の本体を扉に固着し、
ラッチ棒を軸方向に摺動可能かつ円周方向に回転可能に
本体に挿入し、本体の横溝ないし縦溝に沿って摺動する
操作用ピンをラッチ棒に固着した構造になっていた。
【０００３】しかしながら、このような構造では、施錠
時には操作用ピンを操作することによりラッチ棒の先端
部を受金に係合させ、その後、縦溝方向に回転させてラ
ッチ棒を係合状態で固定するという、２つの動作が必要
であり、解錠時も同様に２つの動作が必要であった。ま
た、解錠し、扉を開放した後に、操作用ピンに衣服等が
引っ掛かり、ラッチ棒の先端が本体から飛び出したり、
そのまま扉を閉めることにより、受金や本体を破損する
恐れがあった。
時には操作用ピンを操作することによりラッチ棒の先端
部を受金に係合させ、その後、縦溝方向に回転させてラ
ッチ棒を係合状態で固定するという、２つの動作が必要
であり、解錠時も同様に２つの動作が必要であった。ま
た、解錠し、扉を開放した後に、操作用ピンに衣服等が
引っ掛かり、ラッチ棒の先端が本体から飛び出したり、
そのまま扉を閉めることにより、受金や本体を破損する
恐れがあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、１つの動作により確実に施錠及び解錠操作がで
き、部品点数が少なくて小型軽量な閂錠装置を提供する
ことである。
目的は、１つの動作により確実に施錠及び解錠操作がで
き、部品点数が少なくて小型軽量な閂錠装置を提供する
ことである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると本発明の閂錠装置は、固定枠
体１に固着される受金１３と；外周部に軸方向の横溝３
ａを設け、横溝３ａの先端部から円周方向に縦溝３ｂを
設け、扉２に固着される円筒状の本体３と；本体３に軸
方向に摺動可能かつ円周方向に回転可能に挿入され、施
錠時には先端部が受金１３と係合するラッチ棒４と；ラ
ッチ棒４に固着され、本体３の横溝３ａ，縦溝３ｂに沿
って摺動する操作用ピン５と；ラッチ棒４の先端部を本
体３に収納する方向にラッチ棒４を摺動付勢すると共
に、操作用ピン５が本体３の縦溝３ｂに収納される方向
にラッチ棒４を回転付勢するスプリング６と；解錠時に
操作用ピン５と当接し、ラッチ棒４の収納方向への動き
を制限し、本体３に固着される座金９を有する。
照符号を用いて説明すると本発明の閂錠装置は、固定枠
体１に固着される受金１３と；外周部に軸方向の横溝３
ａを設け、横溝３ａの先端部から円周方向に縦溝３ｂを
設け、扉２に固着される円筒状の本体３と；本体３に軸
方向に摺動可能かつ円周方向に回転可能に挿入され、施
錠時には先端部が受金１３と係合するラッチ棒４と；ラ
ッチ棒４に固着され、本体３の横溝３ａ，縦溝３ｂに沿
って摺動する操作用ピン５と；ラッチ棒４の先端部を本
体３に収納する方向にラッチ棒４を摺動付勢すると共
に、操作用ピン５が本体３の縦溝３ｂに収納される方向
にラッチ棒４を回転付勢するスプリング６と；解錠時に
操作用ピン５と当接し、ラッチ棒４の収納方向への動き
を制限し、本体３に固着される座金９を有する。
【０００６】施錠操作をする場合、ロック棒４の基端部
をスプリング６に抗して押し、ロック棒４の先端部を受
金１３に係合させる。この間、操作用ピン５は本体３の
横溝３ａ内を摺動する為、スプリング６の回転付勢によ
るラッチ棒４の回転は阻止される。ラッチ棒４の先端部
と受金１３とが完全に係合すると、操作用ピン５は横溝
３ａの先端部に位置し、スプリング６の回転付勢により
ラッチ棒４は回転し、操作用ピン５は縦溝３ｂ内に収納
される。操作用ピン５が縦溝３ｂに収納させると、スプ
リング６の付勢によるラッチ棒４の軸方向の摺動は阻止
される。
をスプリング６に抗して押し、ロック棒４の先端部を受
金１３に係合させる。この間、操作用ピン５は本体３の
横溝３ａ内を摺動する為、スプリング６の回転付勢によ
るラッチ棒４の回転は阻止される。ラッチ棒４の先端部
と受金１３とが完全に係合すると、操作用ピン５は横溝
３ａの先端部に位置し、スプリング６の回転付勢により
ラッチ棒４は回転し、操作用ピン５は縦溝３ｂ内に収納
される。操作用ピン５が縦溝３ｂに収納させると、スプ
リング６の付勢によるラッチ棒４の軸方向の摺動は阻止
される。
【０００７】解錠操作時には、スプリング６の回転付勢
に抗して操作用ノブ５を縦溝３ｂの方向に回転させる。
操作用ノブ５が横溝３ａにさしかかると、スプリング６
の付勢により、ラッチ棒４は軸方向に摺動し、ラッチ棒
４の先端部と受金１３との係合が解除され、扉２は開放
可能な状態になる。
に抗して操作用ノブ５を縦溝３ｂの方向に回転させる。
操作用ノブ５が横溝３ａにさしかかると、スプリング６
の付勢により、ラッチ棒４は軸方向に摺動し、ラッチ棒
４の先端部と受金１３との係合が解除され、扉２は開放
可能な状態になる。
【０００８】
【発明の実施の形態】 図示した実施形態では、操作用
ピン５の摺動がスムーズに行われるように、操作用ピン
５にカラー７を回転可能にかぶせる。また、操作性向上
の為、操作用ピン５にノブ８を固着し、ラッチ棒４の基
端部にプッシュノブ１１を抜け止めリング１０を用い
て、回転可能に装着する。ラッチ棒４の摺動及び回転付
勢用のスプリング６はコイルバネで構成され、前端部は
本体３の先端部に設けられた取付穴３ｃに係合し、基端
部はラッチ棒４の中間部に設けられた取付穴４ａに係合
しており、１本のバネで圧縮バネとねじりバネの両方の
働きをしている。円筒状の本体３には取付穴３ｄが設け
られたフランジが取りつけられている。ラッチ棒４の収
納方向の動きを制限する座金９はねじ１２により本体３
に固着されている。
ピン５の摺動がスムーズに行われるように、操作用ピン
５にカラー７を回転可能にかぶせる。また、操作性向上
の為、操作用ピン５にノブ８を固着し、ラッチ棒４の基
端部にプッシュノブ１１を抜け止めリング１０を用い
て、回転可能に装着する。ラッチ棒４の摺動及び回転付
勢用のスプリング６はコイルバネで構成され、前端部は
本体３の先端部に設けられた取付穴３ｃに係合し、基端
部はラッチ棒４の中間部に設けられた取付穴４ａに係合
しており、１本のバネで圧縮バネとねじりバネの両方の
働きをしている。円筒状の本体３には取付穴３ｄが設け
られたフランジが取りつけられている。ラッチ棒４の収
納方向の動きを制限する座金９はねじ１２により本体３
に固着されている。
【０００９】
【発明の効果】 以上のように本発明の閂錠装置では、
円筒状の本体３の外周部に軸方向の横溝３ａを設け、横
溝３ａの先端部から円周方向に縦溝３ｂを設け、本体３
にラッチ棒４を軸方向に摺動可能かつ円周方向に回転可
能に挿入し、ラッチ棒４に本体３の横溝３ａ，縦溝３ｂ
に沿って摺動する操作用ピン５を固着し、スプリング６
によってラッチ棒４の先端部を本体３に収納する方向に
ラッチ棒４を摺動付勢すると同時に、操作用ピン５が本
体３の縦溝３ｂに収納される方向にラッチ棒４を回転付
勢することにより、ワンタッチで施錠・解錠操作ができ
る。
円筒状の本体３の外周部に軸方向の横溝３ａを設け、横
溝３ａの先端部から円周方向に縦溝３ｂを設け、本体３
にラッチ棒４を軸方向に摺動可能かつ円周方向に回転可
能に挿入し、ラッチ棒４に本体３の横溝３ａ，縦溝３ｂ
に沿って摺動する操作用ピン５を固着し、スプリング６
によってラッチ棒４の先端部を本体３に収納する方向に
ラッチ棒４を摺動付勢すると同時に、操作用ピン５が本
体３の縦溝３ｂに収納される方向にラッチ棒４を回転付
勢することにより、ワンタッチで施錠・解錠操作ができ
る。
【００１０】ラッチ棒４の摺動付勢・回転付勢用のスプ
リング６はコイルバネで構成され、前端部は本体３の先
端部に設けられた取付穴３ｃに係合し、基端部はラッチ
棒４の中間部に設けられた取付穴４ａに係合しているの
で、１本のバネで圧縮バネと捩じりバネの両方の働きを
兼ねており、そのため、バネの部品点数が減り、錠装置
が小型軽量化できる。
リング６はコイルバネで構成され、前端部は本体３の先
端部に設けられた取付穴３ｃに係合し、基端部はラッチ
棒４の中間部に設けられた取付穴４ａに係合しているの
で、１本のバネで圧縮バネと捩じりバネの両方の働きを
兼ねており、そのため、バネの部品点数が減り、錠装置
が小型軽量化できる。
【００１１】解錠時にはラッチ棒４はスプリング６の摺
動付勢により本体３内に確実に収納されているため、受
金１３や本体３の破損の原因とはならない。
動付勢により本体３内に確実に収納されているため、受
金１３や本体３の破損の原因とはならない。
【図１】 本発明の一実施形態に係る閂錠装置の施錠状
態の正面図である。
態の正面図である。
【図２】 該閂錠装置の解錠状態の横方向断面図であ
る。
る。
【図３】 該閂錠装置の左側面図である。
【図４】 該閂錠装置の右側面図である。
１ 固定枠体 ２ 扉 ３ 本体 ４ ラッチ棒 ５ 操作用ピン ６ スプリング ７ カラー ８ ノブ ９ 座金 １０ 抜け止めリング １１ プッシュノブ １２ ねじ １３ 受金
Claims (1)
- 【請求項１】 固定枠体１に固着される受金１３と；外
周部に軸方向の横溝３ａを設け、横溝３ａの先端部から
円周方向に縦溝３ｂを設け、扉２に固着される円筒状の
本体３と；本体３に軸方向に摺動可能かつ円周方向に回
転可能に挿入され、施錠時には先端部が受金１３と係合
するラッチ棒４と；ラッチ棒４に固着され、本体３の横
溝３ａ，縦溝３ｂに沿って摺動する操作用ピン５と；ラ
ッチ棒４の先端部を本体３に収納する方向にラッチ棒４
を摺動付勢すると共に、操作用ピン５が本体３の縦溝３
ｂに収納される方向にラッチ棒４を回転付勢するスプリ
ング６と；解錠時に操作用ピン５と当接し、ラッチ棒４
の収納方向への動きを制限し、本体３に固着される座金
９とからなる閂錠装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33604895A JPH09151648A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 閂錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33604895A JPH09151648A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 閂錠装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09151648A true JPH09151648A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18295167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33604895A Pending JPH09151648A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 閂錠装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09151648A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020234613A1 (en) * | 2019-05-23 | 2020-11-26 | F Klucznik & Son Limited | Bolt arrangement |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5825462B2 (ja) * | 1974-10-31 | 1983-05-27 | ユニ チヤ−ム カブシキガイシヤ | 月経綿 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP33604895A patent/JPH09151648A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5825462B2 (ja) * | 1974-10-31 | 1983-05-27 | ユニ チヤ−ム カブシキガイシヤ | 月経綿 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020234613A1 (en) * | 2019-05-23 | 2020-11-26 | F Klucznik & Son Limited | Bolt arrangement |
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