JP4169873B2 - 内装下地材付き壁体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁パネルで構成される壁体であって、表面に石膏ボード等の内装下地材が取り付けられている壁体に関するものである。
【0002】
【背景の技術】
住宅の構築においては、その工業化が進み、例えば、壁や床、屋根といった構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てることにより、住宅を構築するといったパネル工法が一部に採用されている。
このパネル工法において、建物の壁を構築する場合に使用される壁パネルは、框材を矩形枠状に組み付け、その内側に補強桟材を縦、横もしくは縦横に組み付けてなる枠体の表裏両面に合板等の面材を取り付けることで構成されている。
【0003】
例えば、特開平8−302863号公報に示すように、建築現場において、前記壁パネルを用いて建物の外壁を構築する場合、図10に示すように、基礎1の上面に台輪を載せたうえで、基礎1の上面内側半分に床体となる床パネル2を載置するとともに上面外側半分に半土台3を載置し、これら床パネル2と半土台3の上に、前記壁パネル4を載置する。前記床パネル2と半土台3には、その接合面に切り欠きが形成されており、床パネル2と半土台3とを接合した際に前記切り欠きによって形成された孔にアンカーボルト5を挿通し、さらにこのアンカーボルト5を壁パネル4の下部の框材4aに設けられた挿通孔に挿通し、この框材4aから突出したアンカーボルト5に座金を挿通した後、ナット6で締め付けることにより、壁パネル4を基礎1に締結する。そして、壁パネルの面材から框材4aを通して前記床パネル2の框材2aにスクリュー釘等の止着材7を打ち込み、その後、これら外壁パネルの建物の外側の面に外壁材(サイディング)8を取り付け、一方、内側の面に石膏ボード等の内装下地材9を取り付けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、パネル工法についての工業化が進んでおり、工場等において予め外壁材(サイディング)を壁パネルに取り付けておき、この外壁材付き壁パネルを建築現場で組み立てることも行われており、さらに、外壁材付き壁パネルの外壁材が取り付けられていない面材や、内壁パネルの面材に、石膏ボード等の内装下地材を工場等で予め取り付けることで、工業化をさらに進めることが望まれているが、従来の技術では、以下に述べるような理由によって、内装下地材を予め取り付けることができなかった。
すなわち、建築現場で壁パネルを床パネル上に立設する際に、壁パネルの内側の面材から框材を通して床パネルの框材にスクリュー釘等の止着材を打ち込むようにしているので、この際に、内装下地材に亀裂や割れが生じる可能性があった。そして、内装下地材に亀裂や割れが生じると、内装下地材を張り直す必要があり、非常に手間がかかることになるので、現状では、壁パネルに内装下地材を予め取り付けることは行っていなかった。
また、壁パネルに予め内装下地材を取り付けるには、例えば、該内装下地材の下端を壁パネルの下端にあわせて取り付ける必要があるが、内装下地材の下端が壁パネルの下端より若干突出していた場合、壁パネルを床上に設置した際に、壁パネルの下端から突出している内装下地材に床側から力が作用すると、この力によって、内装下地材に亀裂や割れが生じる可能性があるので、壁パネルの下端から内装下地材の下端が突出しないようにして、該内装下地材を壁パネルに取り付ける際の位置決めに手間がかかるという問題もあり、この点においても、現状では、壁パネルに内装下地材を予め取り付けることは行っていなかった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、壁パネルに内装下地材を予め取り付けた状態で建物を施工することができる内装下地材付き壁体を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決すべく請求項1記載の内装下地材付き壁体は、例えば図1〜図3に示すように、
建物の壁を構成する内装下地材付き壁体10,20,30であって、
壁パネルで構成された壁体10a,20a,30aの両面のうちの少なくとも一方の表面(面材12,22,32,33)の下端部に、該壁体10a,20a,30aの幅方向に長尺な帯状をなす木質の帯状板材14,24,34a,34bが、前記壁体10a,20a,30aの下端面とほぼ面一になるようにして取り付けられ、
前記帯状板材14,24,34a,34bの上方において、前記壁体10a,20a,30aの表面に、内装下地材15,25,35a,35bが前記帯状板材14,24,34a,34bの上面に当接するようにして取り付けられていることを特徴とする。
【0007】
ここで、壁体10a,20a,30aとしては、例えば、パネル工法で使用される壁パネルが挙げられる。この壁パネルとしては、框材を矩形枠状に組み付け、その内側に補強桟材を縦、横もしくは縦横に組み付けてなる枠体の表裏両面に合板等の面材を取り付けることで構成されているものが一般的である。
内装下地材15,25,35a,35bとしては、例えば石膏ボードがある。そして、このような内装下地材付き壁体10,20,30は工場で複数用意されるのが一般的である。
【0008】
請求項1記載の内装下地材付き壁体10,20,30においては、壁体10a,20a,30aの両面のうちの少なくとも一方の表面の下端部に帯状板材14,24,34a,34bを壁体10a,20a,30aの下端面とほぼ面一になるようにして取り付け、この帯状板材14,24,34a,34bの上方において、壁体10a,20a,30aの表面に内装下地材15,25,35a,35bを帯状板材14,24,34a,34bの上面に当接するようにして取り付けたので、このような内装下地材付き壁体10,20,30を建築現場で床部40の床面42に立設して組み立て、前記帯状板材14,24,34a,34bの表面から前記壁体10a,20a,30aを通して前記床部40にスクリュー釘等の止着材(スクリュー釘80,90,91)を打ち込むことにより、壁体10a,20a,30aに内装下地材15,25,35a,35bを予め取り付けた状態で建物の壁を構築することができる。したがって、建築現場において、壁体10a,20a,30aに内装下地材130・・・を取り付ける作業を省略できる。
また、帯状板材14,24,34a,34bを、前記壁体10a,20a,30aの下端面とほぼ面一になるようにして取り付け、前記帯状板材14,24,34a,34bの上方において、前記壁体10a,20a,30aの表面に、内装下地材15,25,35a,35bを前記帯状板材14,24,34a,34bの上面に当接するようにして取り付けたので、内装下地材15,25,35a,35bの壁体10a,20a,30a表面に対する取り付け位置の位置決めが容易であり、しかも内装下地材15,25,35a,35bが内装下地材付き壁体10,20,30の下端から突出することがないので、内装下地材15,25,35a,35bに亀裂や割れ等を生じさせることなく、内装下地材付き壁体10,20,30を床上に確実に設置することができる。
【0009】
請求項2記載の内装下地材付き壁体は、例えば図1および図6に示すように、請求項1において、
壁体10a,20a,30aの表面側部には、帯状板材14,24,34a,34bと内装下地材15,25,35a,35bが取り付けられていない未艤装領域16・・・,26,26,26,36・・・が設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の内装下地材付き壁体10,20,30においては、壁体10a,20a,30aの表面側部には、帯状板材14,24,34a,34bと内装下地材15,25,35a,35bが取り付けられていない未艤装領域16・・・,26,26,26,36・・・が設けられていることから、この内装下地材付き壁体10,20,30を用いて建物の壁を構築することで、壁体10a,20a,30aに取り付けられた内装下地材15,25,35a,35bが、前記内装下地材付き壁体10,20,30どうしを接合する際に邪魔にならない。
そして、内装下地材付き壁体10,20,30どうしを接合した後は、建築現場で内装下地材130・・・を取り付ける部分が、前記未艤装領域16・・・,26,26,26,36・・・のみになることから、建築現場において、壁体10a,20a,30aに内装下地材130・・・を取り付ける作業を簡略化できる。
【0011】
請求項3記載の内装下地材付き壁体は、例えば図1および図6に示すように、請求項1または2において、
壁体10a,20a,30aの表面上部および表面下部には、帯状板材14,24,34a,34bと内装下地材15,25,35a,35bが取り付けられていない未艤装領域16・・・,26,26,26,36・・・が設けられていることを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の内装下地材付き壁体10,20,30おいては、内装下地材付き壁体10,20,30の表面上部および表面下部には、帯状板材14,24,34a,34bと内装下地材15,25,35a,35bが取り付けられていない未艤装領域16・・・,26,26,26,36・・・が設けられていることから、この内装下地材付き壁体10,20,30を用いて建物の壁を構築することで、前記内装下地材付き壁体10,20,30に取り付けられた内装下地材15,25,35a,35bが、前記内装下地材付き壁体10,20,30と該内装下地材付き壁体10,20,30の上下に位置する構造物(基礎50、内装下地材付き壁体70,100)とを接合する際に邪魔にならない。
そして、前記内装下地材付き壁体10,20,30を該内装下地材付き壁体10,20,30の上下に位置する構造物(基礎50、内装下地材付き壁体70,100)に接合した後は、建築現場で内装下地材130・・・を取り付ける部分が、前記未艤装領域16・・・,26,26,26,36・・・のみになることから、建築現場において、壁体に内装下地材130・・・を取り付ける作業を簡略化できる。
【0013】
請求項4記載の内装下地材付き壁体は、例えば図1および図2に示すように、請求項1〜3のいずれかにおいて、
壁体10aの一方の表面(面材12)に、帯状板材14と内装下地材15が取り付けられ、前記壁体10aの他方の表面(面材13)には、外壁材19が取り付けられていることを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の内装下地材付き壁体10においては、壁体10aの一方の表面(面材12)に、帯状板材14と内装下地材15が取り付けられ、前記壁体10aの他方の表面(面材13)には、外壁材19が取り付けられているから、この内装下地材付き壁体10を用いて建物の外壁を構築することで、建築現場での外壁材19および内装下地材130・・・の取り付け作業を省略または簡略化できる。
【0015】
請求項5記載の内装下材付き壁体は、例えば図3に示すように、請求項1〜3のいずれかにおいて、
壁体30aの両面にそれぞれ、帯状板材34a,34bと内装下地材35a,35bが取り付けられていることを特徴とする。
【0016】
請求項5記載の内装下地材壁体30においては、壁体30aの両面にそれぞれ、帯状板材34a,34bと内装下地材35a,35bが取り付けられているから、この内装下地材付き壁体30を用いて建物の内壁を構築することで、建築現場での内装下地材130・・・の取り付け作業を省略または簡略化できる。
【0017】
請求項6記載の内装下地材付き壁体は、例えば図1に示すように、請求項1〜5のいずれかにおいて、
壁体10,20,30が複数の壁パネルを接合することで構成された大型壁パネルであることを特徴とする。
【0018】
請求項6記載の内装下地材付き壁体10,20,30においては、壁体10a,20a,30aが複数の壁パネルを接合することで構成された大型壁パネルであるため、この内装下地材付き壁体10,20,30で建物の壁を構築することで、建築現場での壁パネル同士の接合作業を削減できる。したがって建築現場における作業効率がさらにアップする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、本発明に係る内装下地材付き壁体を用いて建物の壁を構築する場合について示す。
まず、図1に基づいて本発明に係る内装下地材付き壁体と、この内装下地材付き壁体が立設される床部の概略構成について説明する。図1は、本発明に係る内装下地材付き壁体を床部に立設した際の内装下地材および床部の構成の一部を示した斜視図である。
【0020】
図1に示すように、本発明に係る内装下地材付き壁体10,10,20,30を構成する壁体10a,10a,20a,30aはいずれも複数の壁パネルを接合することで構成されている大型壁パネルである。ここで、壁体10a,10a,20a,30aを構成している壁パネルは、框材を矩形枠状に組み付け、その内側に補強桟材を縦、横もしくは縦横に組み付けてなる枠体の表裏両面に合板等の面材を取り付けることで構成されている。そして、これら内装下地材付き壁体10,10,20,30をはじめとした、本実施の形態で使用される内装下地材付き壁体は、工場で複数用意される。
床部40は、複数の床パネルで構成されている。床パネルの構造は、壁パネルとほぼ同じであるが、下端面には面材が取り付けられていない点が異なる(図2参照)。なお、図1は建物の一階を示している。
【0021】
つぎに、図1〜図3に基づいて、内装下地材付き壁体10,20,30の構成について説明する。図2は内装下地材付き壁体10と床部40との接合部分を示した断面図であり、図3は、内装下地材付き壁体30と床部40との接合部分を示した断面図である。
内装下地材付き壁体10は、開口部10bを有しており、建物の外壁を構成している。そして、内装下地材付き壁体10は、壁体10aの一方の表面を構成する面材12の下端部に、壁体10aの幅方向に長尺な帯状をなす木質の帯状板材14が、壁体10aの下端面とほぼ面一になるようにして取り付けられ、帯状板材14の上方において、面材12に内装下地材(石膏ボード)15が帯状板材14の上面に当接するようにして取り付けられている構成となっている。なお、前記帯状板材14は、その表面から壁体10aの框材11aにビス81をねじ込むことで、壁体10aの下端部に固定されている。また、ビス81は、帯状板材14の長さ方向に所定間隔で複数ねじ込まれている。そして、面材12の上部、側部、下部には、帯状板材14と内装下地材15が取り付けられていない未艤装領域16・・・が設けられている。そして、未艤装領域16・・・には開口17a,17a,17a,17b,17b,17bが設けられている。
開口17a,17a,17aは、壁体10aの内部まで連通しており、後述するように、内装下地材付き壁体10を、基礎50(図2)に締結する際のナットやラチェットレンチの挿入口として使用される。また、図示しないが、内装下地材付き壁体10の下端部を構成する框材11a(図2)には、内装下地材付き壁体10を基礎50に締結するのに使用されるアンカーボルトを挿通するための挿通孔が、開口17aの近傍において、框材11aの下端面から内装下地材付き壁体10内部まで達するように設けられている。
開口17b,17b,17bは、壁体10aの内部まで連通しており、後述するように、内装下地材付き壁体10を、二階を構成する内装下地材付き壁体70(図4)に締結する際の胴差ボルトやラチェットレンチの挿入口として使用される。また、壁体10aの上端部を構成する框材11b(図4)には、内装下地材付き壁体10を内装下地材付き壁体70に締結するのに使用される胴差ボルトを挿通するための挿通孔が、開口17bの近傍において、框材11bの上端面から壁体10a内部まで達するように設けられている。
また、壁体10aの他方の表面を構成する面材13には胴縁18・・・を介して外壁材19が取り付けられている(図2)。
【0022】
内装下地材付き壁体20は、建物の外壁を構成しており、壁体20aの建物の内側を向く面材22の下端部に、壁体20aの幅方向に長尺な帯状をなす木質の帯状板材24が、壁体20aの下端面とほぼ面一になるようにして取り付けられ、帯状板材24の上方において、面材22に内装下地材25が帯状板材24の上面に当接するようにして取り付けられた構成となっている。なお、図示しないが、前記帯状板材24は、その表面から壁体20aの下端部を構成する框材にビスを打ち込むことで、壁体20aの下端部に固定されている。また、このビスは、帯状板材24の長さ方向に所定間隔で複数ねじ込まれている。そして、面材22の上部、側部、下部には、帯状板材24と内装下地材25が取り付けられていない未艤装領域26,26,26が設けられている。そして、未艤装領域26,26,26には開口27a,27a,27b,27bが設けられている。
開口27a,27aは、壁体20aの内部まで連通しており、内装下地材付き壁体20を、基礎50に締結する際のナットやラチェットレンチの挿入口として使用される。また、壁体20aの下端部を構成する框材には、内装下地材付き壁体20を基礎50に締結するのに使用されるアンカーボルトを挿通するための挿通孔が、開口27aの近傍において、前記框材の下端面から壁体20a内部まで達するように設けられている。
開口27b,27bは、壁体20aの内部まで連通しており、内装下地材付き壁体20を、二階を構成する壁体(図示せず)に締結する際の胴差ボルトやラチェットレンチの挿入口として使用される。また、壁体20aの上端面を構成する框材には、内装下地材付き壁体20を二階を構成する壁体に締結するのに使用される胴差ボルトを挿通するための挿通孔が、開口27bの近傍において、前記框材の上端面から壁体20a内部まで達するように設けられている。
【0023】
内装下地材付き壁体30は、一部省略して図示されているので、図示されている部分のみ説明する。
内装下地材付き壁体30は、建物の内壁を構成しており、開口部30bを有している。
内装下地材付き壁体30は、壁体30aの面材32および面材33の下端部に、壁体30aの幅方向に長尺な帯状をなす木質の帯状板材34aおよび34b(図5参照)が、壁体30aの下端面とほぼ面一になるようにして取り付けられ、また、帯状板材34a,34bの上方において、面材32および面材33に内装下地材35a,35bが帯状板材34a,34bの上面に当接するようにして取り付けられている。そして、帯状板材34a,34bは、それらの表面から、壁体30aの框材31aにそれぞれビス92,93をねじ込むことで、壁体30aの下端部に固定されている。また、ビス92,93は、それぞれ帯状板材34a,34bの長さ方向に所定間隔で複数ねじ込まれている。そして、面材32および面材33の上部、側部、下部には、帯状板材34a,34bと内装下地材35a,35bの取り付けられていない未艤装領域36・・・が設けられている。そして、面材12の未艤装領域36・・・には開口37a,37bが設けられている。
開口37aは、壁体30aの内部まで連通しており、壁体30aを、基礎50(図3)に締結する際のナットやラチェットレンチの挿入口として使用される。また、壁体30aの下端部を構成する框材31aには、内装下地材付き壁体30を基礎50に締結するのに使用されるアンカーボルトを挿通するための挿通孔が、開口37aの近傍において、前記框材31aの下端面から壁体30a内部まで達するように設けられている。
開口37bは、壁体30aの内部まで連通しており、内装下地材付き壁体30を、二階を構成する内装下地材付き壁体100に締結する際の胴差ボルトやラチェットレンチの挿入口として使用される。また、壁体30aの上端面を構成する框材31b(図5)には、内装下地材付き壁体30を二階を構成する壁体に締結するのに使用される胴差ボルトを挿通するための挿通孔が、開口37bの近傍において、框材の上端面から壁体30a内部まで達するように設けられている。
なお、図示しないが、面材33の未艤装領域36・・・にも同様の開口が設けられている。
【0024】
つぎに、一階を構成する壁体を床部40の床面42に立設する方法について、図2および図3を用いて説明する。まず、内装下地材付き壁体10について説明する。
基礎50の上面に台輪を載せたうえで、基礎50の上面内側半分に床部40を構成する床パネルの框材41を載置するとともに上面外側半分に半土台43を載置する。ここで、框材41と半土台43には、予めその接合面に切り欠きを形成しておく。ついで、床部40と半土台43の上に、内装下地材付き壁体10を載置するとともに、框材41と半土台43とを接合した際に前記切り欠きによって形成された孔にアンカーボルトを挿通する。ついで、このアンカーボルトを框材11aに設けられた挿通孔に挿通し、この框材11aから突出したアンカーボルトに座金を外挿するとともにナットを螺合する。ついで、開口17aからラチェットレンチを挿入し、このレンチでナットを締め付けることにより、内装下地材付き壁体10を基礎50に締結する。
その後、帯状板材14から、框材11aを貫通して框材41に達するようにスクリュー釘80を打ち込む。このスクリュー釘80は、帯状板材14の長さ方向に所定間隔で複数打ち込まれる。
【0025】
内装下地材付き壁体30に関しては、図3を用いて説明する。
基礎50の上面に台輪を載せたうえで、基礎50の一方の上面半分に床部40を構成する床パネルの框材44を載置するとともに他方の上面半分に床部40を構成する他の床パネルの框材45を載置する。ここで、框材44と框材45には、予めその接合面に切り欠きを形成しておく。ついで、これら床パネルの上に壁体30を載置するとともに、これら床パネルどうしを接合した際に前記切り欠きによって形成された孔にアンカーボルトを挿通する。ついで、このアンカーボルトを框材31aに設けられた挿通孔に挿通し、この框材31aから突出したアンカーボルトに座金を外挿するとともにナットを螺合する。ついで、開口37aからラチェットレンチを挿入し、このレンチでナットを締め付け、内装下地材付き壁体30を基礎50に締結する。
その後、帯状板材34aから、框材31aを貫通して框材45に達するように、スクリュー釘90を打ち込み、一方、帯状板材34bから、框材31aを貫通して框材44に達するように、スクリュー釘91を打ち込む。これらスクリュー釘90,91は、帯状板材34a,34bの長さ方向に所定間隔で複数打ち込まれる。
【0026】
以上の作業を図示しない一階を構成する他の壁体に関しても行う一方で、隣接する壁体どうしを接合することにより、一階を構成する壁体を床部40の床面42に立設する。
【0027】
つぎに、一階を構成する壁体を二階を構成する壁体に締結する方法について、図4および図5を用いて説明する。図4は、内装下地材付き壁体10の上端面と、二階を構成する床部60との接合部分を示した断面図であり、図5は、内装下地材付き壁体30の上端面と二階を構成する床部60との接合部分を示した断面図である。
2階を構成する内装下地材付き壁体70,100は、内装下地材付き壁体10,20,30と同様の形状をしているが、図4および図5に示すように、下端部には結合材78,108が取り付けられており、帯状板材74,104a,104bが、結合材78,108の下端面とほぼ面一になるように取り付けられている。そして、結合材78,108にもビス112,124,125がねじ込まれている。また、内装下地材付き壁体70,100の下端部を構成する結合桁78,108および框材71b、101bには、後述する胴差ボルトを挿通するための挿通孔が、結合桁78,108の下端面から内装下地材付き壁体70,100の内部まで連通するように形成されている。
【0028】
まず、内装下地材付き壁体10から説明する。
内装下地材付き壁体10の上端部を構成する框材11bの上面の内側半分に床部60を構成する床パネルの框材61を載置するとともに上面外側半分に胴差63を載置する。ついで、框材61と胴差63との接合部分に、框材11bに設けられた挿通孔に連通する孔を形成する。ついで、床面62と胴差63の上に内装下地材付き壁体70を載置するとともに框材11bに形成された挿通孔に胴差ボルトを挿通し、胴差ボルトの下端から座金とナットを入れる。ついで、この胴差ボルトを内装下地材付き壁体70の下端面を構成する框材71aおよび結合桁78に設けられた挿通孔に挿通する。ついで、この框材71aから突出した胴差ボルトに座金を外挿するとともにナットを螺合して、内装下地材付き壁体70に設けられた開口からラチェットレンチを挿入し、このレンチでナットを締め付ける。一方、外壁材66を、内装下地材付き壁体10と床部60との接合部分を被うように設ける。
以上の作業により、内装下地材付き壁体70を内装下地材付き壁体10に床部60と胴差63を挟み付ける形態で接合する。その後、帯状板材74から、結合材78を貫通して框材61に達するようにスクリュー釘110を打ち込む。このスクリュー釘110は、帯状板材74の長さ方向に所定間隔で複数打ち込まれる。
【0029】
内装下地材付き壁体30に関しては、図5を用いて説明する。まず、内装下地材付き壁体30の上端部を構成する框材31bの上面の一方の半分に床部60を構成する床パネルの框材64を載置するとともに上面の他方の半分に床部60を構成する他の床パネルの框材65を載置する。ついで、框材64と框材65との接合部分に、框材31bに設けられた挿通孔に連通する孔を形成する。ついで、これら床パネルの上に内装下地材付き壁体100を載置するとともに框材31bに形成された挿通孔に胴差ボルトを挿通し、胴差ボルトの下端から座金とナットを入れる。ついで、この胴差ボルトを内装下地材付き壁体100の下端部を構成する框材101aおよび結合桁108に設けられた挿通孔に挿通する。ついで、この框材101aから突出した胴差ボルトに座金を外挿するとともにナットを螺合して、内装下地材付き壁体100に設けられた開口からラチェットレンチを挿入し、このレンチでナットを締め付ける。
以上の作業により、二階の内装下地材付き壁体100を1階の内装下地材付き壁体30に床部60を挟み付ける形態で接合する。その後、帯状板材104aから、結合材を貫通して框材64に達するようにスクリュー釘120を打ち込み、一方、帯状板材104bから、結合材108を貫通して框材65に達するようにスクリュー釘121を打ち込む。これらスクリュー釘120,121は、帯状板材104a、104bの長さ方向に所定間隔で複数打ち込まれる。
【0030】
上記の作業を一階を構成するすべての壁体について行って、一階を構成する壁体を2階を構成する壁体に締結する。その後、図6に示すように未艤装領域16・・・,26,26,26,36・・・その他の、建物の内側の表面で内装下地材が取り付けられていない部分に、内装下地材130・・・を取り付ける。図7に建物の内側の表面全体に内装下地材が取り付けられた状態の一部を示す。
【0031】
以上により、本実施の形態によれば、壁体10a,20a,30a,70a,100aの両面のうちの少なくとも一方の表面の下端部に帯状板材14,24,34a,34b,74,104a,104bを壁体10a,20a,30a,70a,100aの下端面とほぼ面一になるようにして取り付け、この帯状板材14,24,34a,34b,74,104a,104bの上方において、壁体10a,20a,30a,70a,100aの表面に内装下地材15,25,35a,35b,75,105a,105bを帯状板材14,24,34a,34b,74,104a,104bの上面に当接するようにして取り付けたので、このような内装下地材付き壁体10,20,30,70,100を建築現場で床部40,60の床面42,62に立設して組み立て、前記帯状板材14,24,34a,34b,74,104a,104bの表面から前記壁体10a,20a,30a,70a,100aを通して前記床部40,60にスクリュー釘80,90,91,110,120,121を打ち込むことにより、壁体10a,20a,30a,70a,100aに内装下地材15,25,35a,35b,75,105a,105bを予め取り付けた状態で建物の壁を構築することができる。したがって、建築現場において、壁体10a,20a,30a,70a,100aに内装下地材130・・・を取り付ける作業を省略できる。
また、帯状板材14,24,34a,34b,74,104a,104bを、前記壁体10a,20a,30a,70a,100aの下端面とほぼ面一になるようにして取り付け、前記帯状板材14,24,34a,34b,74,104a,104bの上方において、前記壁体10a,20a,30a,70a,100aの表面に、内装下地材15,25,35a,35b,75,105a,105bを前記帯状板材14,24,34a,34b,74,104a,104bの上面に当接するようにして取り付けたので、内装下地材15,25,35a,35b,75,105a,105bの壁体10a,20a,30a,70a,100a表面に対する取り付け位置の位置決めが容易であり、しかも内装下地材15,25,35a,35b,75,105a,105bが内装下地材付き壁体10,20,30,70,100の下端から突出することがないので、内装下地材15,25,35a,35b,75,105a,105bに亀裂や割れ等を生じさせることなく、内装下地材付き壁体10,20,30,70,100を床上に確実に設置することができる。
また、壁体10a,20a,30aの表面上部、側部および下部には、帯状板材14,24,34a,34bと内装下地材15,25,35a,35bが取り付けられていない未艤装領域16・・・,26,26,26,36・・・が設けられていることから、壁体10a,20a,30aに取り付けられた内装下地材15,25,35a,35bが、前記内装下地材付き壁体10,20,30どうしを接合する際や、内装下地材付き壁体10,20,30と基礎50あるいは内装下地材付き壁体70,100とを接合する際に邪魔にならない。
そして、内装下地材付き壁体10,20,30どうしを接合し、ついで内装下地材付き壁体10,20,30を該内装下地材付き壁体10,20,30の上下に位置する構造物すなわち基礎50および内装下地材付き壁体70,100等に接合した後は、建築現場で内装下地材130・・・を取り付ける部分が、前記未艤装領域16・・・,26,26,26,36・・・のみになることから、建築現場において、壁体10a,20a,30aに内装下地材130・・・を取り付ける作業を簡略化できる。
また、壁体10a,20a,70aの面材12,22,72には、帯状板材14,24,74と内装下地材15,25,75が取り付けられ、壁体10a,20a,70aの面材13,23,73には、外壁材19,29,79が取り付けられているから、この内装下地材付き壁体10,20,70を用いて建物の外壁を構築することで、建築現場での外壁材19,29,79および内装下地材130・・・の取り付け作業を省略または簡略化できる。
また、壁体30a,100aの両面にそれぞれ、帯状板材34a,34b,104a,104bと内装下地材35a,35b,105a,105bが取り付けられているから、この内装下地材付き壁体30,100を用いて建物の内壁を構築することで、建築現場での内装下地材130・・・の取り付け作業を省略または簡略化できる。
また、壁体10a,20a,30a,70a,100aが複数の壁パネルを接合することで構成された大型壁パネルであるため、この内装下地材付き壁体10,20,30,70,100で建物の壁を構築することで、建築現場での壁パネル同士の接合作業を削減できる。したがって建築現場における作業効率がさらにアップする。
【0032】
なお、以上の実施の形態例においては、内装下地材付き壁体10,20,30の構成のみ示したが本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図8、図9に示すような構成の内装下地材付き壁体140,150を用いてもよい。これら内装下地材付き壁体140,150は開口部140b,150b,150bを有し、また、内装下地材付き壁体10等と同様に、壁体140a,150aの一方の面材に帯状板材144,144,154,154,154,154、内装下地材145,155、未艤装領域146,146,146,156,156,156,156等が設けられている。そして、壁体140a,150aの図示しない他方の面材には外壁材や内装下地材が取り付けられ、外壁としても内壁としても用いられる。
【0033】
【発明の効果】
請求項1記載の発明に係る内装下地材付き壁体によれば、壁体の両面のうちの少なくとも一方の表面の下端部に帯状板材を壁体の下端面とほぼ面一になるようにして取り付け、この帯状板材の上方において、壁体の表面に内装下地材を帯状板材の上面に当接するようにして取り付けたので、このような内装下地材付き壁体を建築現場で床部の床面に立設して組み立て、前記帯状板材の表面から前記壁体を通して前記床部にスクリュー釘等の止着材を打ち込むことにより、壁体に内装下地材を予め取り付けた状態で建物を施工することができる。したがって、建築現場において、壁体に内装下地材を取り付ける作業を省略できる。
また、帯状板材を、前記壁体の下端面とほぼ面一になるようにして取り付け、前記帯状板材の上方において、前記壁体の表面に、内装下地材を前記帯状板材の上面に当接するようにして取り付けたので、内装下地材の壁体表面に対する取り付け位置の位置決めが容易であり、しかも内装下地材が壁体の下端から突出することがないので、内装下地材に亀裂や割れ等を生じさせることなく、壁体を床上に確実に設置することができる。
【0034】
請求項2記載の発明に係る内装下地材付き壁体によれば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、内装下地材付き壁体の表面側部には、帯状板材と内装下地材が取り付けられていない未艤装領域が設けられていることから、この内装下地材付き壁体を用いて建物の壁を構築することで、前記内装下地材付き壁体に取り付けられた内装下地材が、前記内装下地材付き壁体どうしを接合する際に邪魔にならない。
そして、内装下地材付き壁体どうしを接合した後は、建築現場で内装下地材を取り付ける部分が、前記未艤装領域のみになることから、建築現場において、壁体に内装下地材を取り付ける作業を簡略化できる。
【0035】
請求項3記載の発明に係る内装下地材付き壁体によれば、請求項1または2と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、内装下地材付き壁体の表面上部および表面下部には、帯状板材と内装下地材が取り付けられていない未艤装領域が設けられていることから、この内装下地材付き壁体を用いて建物の壁を構築することで、前記内装下地材付き壁体に取り付けられた内装下地材が、前記内装下地材付き壁体を該内装下地材付き壁体の上下に位置する構造物に接合する際に邪魔にならない。
そして、前記内装下地材付き壁体を該内装下地材付き壁体の上下に位置する構造物に接合した後は、建築現場で内装下地材を取り付ける部分が、前記未艤装領域のみになることから、建築現場において、壁体に内装下地材を取り付ける作業を簡略化できる。
【0036】
請求項4記載の発明に係る内装下地材付き壁体によれば、請求項1〜3のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、壁体の一方の表面に、帯状板材と内装下地材が取り付けられ、前記壁体の他方の表面には、外壁材が取り付けられているから、この内装下地材付き壁体を用いて建物の外壁を構築することにより、建築現場での外壁材の取り付け作業を省略でき、また、内装下地材の取り付け作業を省略または簡略化できる。
【0037】
請求項5記載の発明に係る内装下地材付き壁体によれば、請求項1〜3のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記壁体の両面にそれぞれ、帯状板材と内装下地材が取り付けられているから、この内装下地材付き壁体を用いて建物の内壁を構築することにより、建築現場での内装下地材の取り付け作業を省略または簡略化できる。
【0038】
請求項6記載の発明に係る内装下地材付き壁体によれば、請求項1〜5のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記壁体が複数の壁パネルを接合することで構成された大型壁パネルであるため、この内装下地材付き壁体で建物の壁を構築することにより、建築現場での壁パネル同士の接合作業を削減できる。したがって建築現場における作業効率がさらにアップする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内装下地材付き壁体を床部に立設した際の内装下地材および床部の構成の一部を示した斜視図である。
【図2】同、内装下地材付き壁体と床部との接合部分を示した断面図である。
【図3】同、内装下地材付き壁体と床部との接合部分を示した断面図である。
【図4】同、内装下地材付き壁体の上端面と二階を構成する床部との接合部分を示した断面図である。
【図5】同、内装下地材付き壁体の上端面と二階を構成する床部との接合部分を示した断面図である。
【図6】本発明の内装下地材付き壁体と床部における未艤装領域に内装下地材を取り付ける様子の一部を示した斜視図である。
【図7】本発明の内装下地材付き壁体と床部における未艤装領域に内装下地材を取り付けた状態の一部を示した斜視図である。
【図8】本発明の内装下地材付き壁体の構成の一例を示した正面図である。
【図9】同、内装下地材付き壁体の構成の一例を示した正面図である。
【図10】従来の、壁体を床部の床面に立設する様子について示した断面図である。
【符号の説明】
10、20,30 内装下地材付き壁体
10a,20a,30a 壁体
12,72 面材(建物の内側を向く表面)
13,73 面材(建物の外側を向く表面)
14,24,34a,34b,74,104a,104b 帯状板材
15,25,35a,35b,75,105a,105b 内装下地材
16・・・,26,26,26,36・・・ 未艤装領域
19,79 外壁材
40,60 床部
50 基礎(構造物)
70,100 内装下地材付き壁体(構造物)
70a,100a 壁体
80,90,91,110,120,121 スクリュー釘(止着材)
130 内装下地材
Claims (6)
- 建物の壁を構成する内装下地材付き壁体であって、
壁パネルで構成された壁体の両面のうちの少なくとも一方の表面の下端部に、該壁体の幅方向に長尺な帯状をなす木質の帯状板材が、前記壁体の下端面とほぼ面一になるようにして取り付けられ、
前記帯状板材の上方において、前記壁体の表面に、内装下地材が前記帯状板材の上面に当接するようにして取り付けられていることを特徴とする内装下地材付き壁体。 - 請求項1記載の内装下地材付き壁体において、
壁体の表面側部には、帯状板材と内装下地材が取り付けられていない未艤装領域が設けられていることを特徴とする内装下地材付き壁体。 - 請求項1または2記載の内装下地材付き壁体において、
壁体の表面上部および表面下部には、帯状板材と内装下地材が取り付けられていない未艤装領域が設けられていることを特徴とする内装下地材付き壁体。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の内装下地材付き壁体において、
壁体の一方の表面に、帯状板材と内装下地材が取り付けられ、前記壁体の他方の表面には、外壁材が取り付けられていることを特徴とする内装下地材付き壁体。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の内装下地材付き壁体において、
壁体の両面にそれぞれ、帯状板材と内装下地材が取り付けられていることを特徴とする内装下地材付き壁体。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の内装下地材付き壁体において、
壁体が複数の壁パネルを接合することで構成された大型壁パネルであることを特徴とする内装下地材付き壁体。
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