JP4167644B2 - 床用目地装置 - Google Patents

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Description

本発明は床躯体間の目地部をバリアフリー状態で覆う床用目地装置に関する。
従来、この種の床用目地装置は目地部側の一方の床躯体に形成された目地プレートの後端部を支持する後端部支持凹部と、目地部側の他方の床躯体に形成された反目地部側が目地プレートを押し上げることができる傾斜面に形成された目地プレートの先端部を支持する先端部支持凹部と、この先端部支持凹部と前記後端部支持凹部とに支持され、前記目地部を覆う先端部が前記先端部支持凹部の傾斜面と面接触する傾斜面に形成された目地プレートと、この目地プレートの後端部を該目地プレートの先端部が上方へ移動可能に支持する支持機構とで構成されている。
このように構成された床用目地装置は地震等によって左右の躯体が揺れ動き、停止した時には元の状態に戻れば問題が生じないが、目地部が狭くなってしまうと、目地プレートの先端部が他方の床躯体上に突出状態となり、危険になるという欠点があった。
また、この危険な状態の解消は、小さくなった目地部の寸法に応じた目地プレートと差し替えるか、先端部支持凹部を目地プレートの先端部が上方へ突出しないように改造しなければならず、いずれも日数のかかる改造になってしまうという欠点があった。
特許第3354115号
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、バリアフリー状態に設置することができるとともに、地震等の揺れ動きで目地部の幅寸法が小さくなり、目地プレートの先端部が床面上へ突出した場合、短時間で簡単に目地プレートを元の位置に戻して、安全に使用することができる床用目地装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は目地部を介して設けられた左右の建物等の床躯体の目地部側の一方の床躯体に形成された目地プレートの後端部を支持する後端部支持凹部と、前記左右の建物等の床躯体の目地部側の他方の床躯体に形成された反目地部側が目地プレートを押し上げることができる傾斜面に形成された目地プレートの先端部を支持する先端部支持凹部と、この先端部支持凹部と前記後端部支持凹部とに支持されて、前記目地部を覆う先端部が前記先端部支持凹部の傾斜面と接触する傾斜面に形成された目地プレートと、この目地プレートの後端部を該目地プレートの先端部が上方へ移動可能に支持する支持機構と、前記目地プレートの後端部と前記後端部支持凹部の反目地部側面との間に介装された上部が該目地プレートの後端部の上面とほぼ同一面で隙間なく位置し、下部が隙間を介して位置するスペーサとで床用目地装置を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)目地部を介して設けられた左右の建物等の床躯体の目地部側の一方の床躯体に形成された目地プレートの後端部を支持する後端部支持凹部と、前記左右の建物等の床躯体の目地部側の他方の床躯体に形成された反目地部側が目地プレートを押し上げることができる傾斜面に形成された目地プレートの先端部を支持する先端部支持凹部と、この先端部支持凹部と前記後端部支持凹部とに支持されて、前記目地部を覆う先端部が前記先端部支持凹部の傾斜面と接触する傾斜面に形成された目地プレートと、この目地プレートの後端部を該目地プレートの先端部が上方へ移動可能に支持する支持機構と、前記目地プレートの後端部と前記後端部支持凹部の反目地部側面との間に介装された上部が該目地プレートの後端部の上面とほぼ同一面で隙間なく位置し、下部が隙間を介して位置するスペーサとで構成されているので、地震等の揺れ動きで目地部の幅寸法が小さくなり、目地プレートの先端部が床面上に突出状態になった場合、スペーサを除去するか、あるいは薄いスペーサに交換することにより、目地プレートの先端部が床面上に突出した状態を解消することができる。
したがって、従来のように改修に長期間かかって、その間、危険な状態になっているのを、短時間に解消することができる。
(2)前記(1)によって、スペーサの除去あるいは交換でよいので、簡単な作業で、安価に短時間に元の状態に戻すことができる。
(3)前記(1)によって、スペーサの上面には隙間なく、下部は隙間を介して位置させているので、スペーサが上方へ移動するのを効率よく阻止することができるとともに、バリアフリー状態に設置することができる。
(4)前記(1)によって、構造が簡単であるので、容易に実施することができる。
(5)請求項2も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図9に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は目地部2を介して設けられた左右の建物、建物とよう壁、よう壁とよう壁等の躯体3、3の床躯体3a、3a間の目地部2を覆う床用目地装置で、この床用目地装置1は前記左右の躯体3、3の目地部側の床躯体3aに形成された目地プレートの後端部を支持するクランク状に曲げ加工された支持金具4が底面に固定された後端部支持凹部5と、前記左右の躯体3、3の床躯体3a、3aの目地部側の他方の床躯体3aに形成された反目地部側が目地プレートを押し上げることができる傾斜面6に形成された目地プレートのほぼ半分の先端部を支持する支持金具7が底面に固定された先端部支持凹部8と、この先端部支持凹部8の支持金具7と前記後端部支持凹部5の支持金具4に支持されて前記目地部2をバリアフリー状態で覆う、先端部が前記先端部支持凹部8の支持金具7の傾斜面6と面接触あるいは線接触する傾斜面9に形成された目地プレート10と、この目地プレート10の後端部を、該目地プレート10の先端部が上方へ移動可能に支持する支持機構11と、前記目地プレート10の後端部と前記後端部支持凹部5の反目地部側の支持金具4面との間に介装された、上部が該目地プレート10の後端部の上面とほぼ同一面で隙間なく、あるいはわずかな隙間を介して位置し、下部が十分な隙間を介して位置するスペーサ12とで構成されている。
前記目地プレート10は図3に示すように、先端部が傾斜面9に形成された浅皿状の金属材製の目地プレート本体13と、この目地プレート本体13の後部両側寄りの部位に取付けられた、開閉蓋14、14を備える支持機構挿入ケース15、15と、前記目地プレート本体13内に収納されたコンクリートやモルタル16および化粧タイル等の床化粧板17とで構成されている。
前記支持機構11は図4に示すように、前記目地プレート10の支持機構挿入ケース15、15の底面に形成されたピン挿入孔18、18と、このピン挿入孔18、18に遊びを介して挿入され、該部位の床躯体3aに固定される上部が反目地部方向に突出する円柱あるいは角柱状の支持ピン19、19とで構成されている。
前記スペーサ12は図5に示すように、上部の厚さ寸法よりも下部の厚さ寸法が小さいクサビ状に形成されたものが使用される。
上記構成の床用目地装置1は、通常時には先端部支持凹部8と後端部支持凹部5とを目地プレート10でバリアフリー状態で覆われている。
地震等で目地部2が狭くなったり広くなったりすると、図6に示すように目地プレート10の先端部が他方の床躯体3a上に乗り上げ、その揺れ動きを吸収し、図7に示すように目地プレート10の先端部が先端部支持凹部8の支持金具7上をスライド移動して、ぞの揺れ動きを吸収する。
揺れ動きが停止した状態で目地部2が狭くなった場合、目地プレート10の先端部は図8に示すように、他方の床躯体3a上に突出した状態となるが、この場合、スペーサ12を除去するか、あるいは薄い厚さのスペーサ12に交換することにより、図9に示すように目地プレート10をバリアフリー状態に戻すことができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図10ないし図15に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図10ないし図12に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、断面長方形状のスペーサ12Aを用いるとともに、後端部の上部が外方へ突出する傾斜面20に形成した目地プレート10Aを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図13ないし図15に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、断面長方形状のスペーサ12Aを用いるとともに、反目地部側が逆傾斜面21に形成された後端部支持凹部5A、支持金具4Aを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明は床用目地装置を製造する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。 図1の2−2線に沿う断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地プレートの説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の支持機構の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のスペーサの説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が狭くなった動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が広くなった動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地プレートの先端部が上方へ突出した状態の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の修理した状態の説明図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 図10の11−11線に沿う断面図。 本発明を実施するための第2の形態の要部拡大断面図。 本発明を実施するための第3の形態の平面図。 図13の14−14線に沿う断面図。 本発明を実施するための第3の形態の要部拡大断面図。
符号の説明
1、1A、1B:床用目地装置、 2:目地部、
3:躯体、 4、4A:支持金具、
5、5A:後端部支持凹部、 6:傾斜面、
7:支持金具、 8:先端部支持凹部、
9:傾斜面、 10、10A:目地プレート、
11:支持機構、 12、12A:スペーサ、
13:目地プレート本体、 14:開閉蓋、
15:支持機構挿入ケース、 16:コンクリートやモルタル、
17:床化粧板、 18:ピン挿入孔、
19:支持ピン、 20:傾斜面、
21:逆傾斜面。

Claims (1)

  1. 目地部を介して設けられた左右の建物等の床躯体の目地部側の一方の床躯体に形成された目地プレートの後端部を支持する後端部支持凹部と、前記左右の建物等の床躯体の目地部側の他方の床躯体に形成された反目地部側が目地プレートを押し上げることができる傾斜面に形成された目地プレートの先端部を支持する先端部支持凹部と、この先端部支持凹部と前記後端部支持凹部とに支持されて、前記目地部を覆う先端部が前記先端部支持凹部の傾斜面と面接触する傾斜面に形成され、後端部が前記後端部支持凹部の反目地部側面の下部側との隙間が広くなるような傾斜面に形成された目地プレートと、この目地プレートの後端部を該目地プレートの先端部が上方へ移動可能に支持する支持機構と、前記目地プレートの後端部と前記後端部支持凹部の反目地部側面との間に介装された上面が隙間なく位置するスペーサとからなることを特徴とする床用目地装置。
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