JP2002070183A - 渡り通路 - Google Patents

渡り通路

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JP2002070183A
JP2002070183A JP2000258552A JP2000258552A JP2002070183A JP 2002070183 A JP2002070183 A JP 2002070183A JP 2000258552 A JP2000258552 A JP 2000258552A JP 2000258552 A JP2000258552 A JP 2000258552A JP 2002070183 A JP2002070183 A JP 2002070183A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は1枚の板状の目地プレートを用いる
ことができるとともに、異なる前後方向に揺れ動いても
隙間が生じることなく、安全に使用することができる渡
り通路を得るにある。 【解決手段】 一方の建物の外壁面に形成された一方の
通路と、一方の建物の一端部に目地部を介して建てられ
た他方の建物の一方の通路と対応する部位のコーナ部位
にL字状に形成された他方の通路と、一方の通路の目地
部側の床面に固定された他方の通路方向の一方のガイド
レールと、他方の通路の目地部側の躯体に固定された支
持レールと、この支持レールに一端部がスライド移動可
能に支持され他端部が一方のガイドレールにスライド移
動可能に支持された目地部を覆う目地プレートと、他方
の通路のコーナ部位の通路部位の床面に一方のガイドレ
ールと直交するように固定された他方のガイドレール
と、この他方のガイドレールにガイドされて外方へ突出
できるようにスライド移動可能に取付けられたコーナ目
地プレートとで渡り通路を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一方の建物の外壁面
より外方に突出する一方の通路と、目地部を介して建て
られた他方の建物の外壁面より外方に突出するL字状の
他方の通路のコーナ部位とを連通する渡り通路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の渡り通路は目地部を介し
て建てられた建物は異なる前後左右方向の揺れ動きを吸
収するために、目地プレートの両端部位に伸縮可能な端
部目地プレートを設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の渡り通路は目地
部を覆うために目地プレートと端部目地プレートを用い
ているため、段差が生じて見苦しくなるという欠点があ
るとともに、異なる前後方向の揺れ動き時に目地部に隙
間が生じる危険性があるという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
1枚の板状の目地プレートを用いることができるととも
に、異なる前後方向に揺れ動いても隙間が生じることな
く、安全に使用することができる渡り通路を提供するこ
とを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は一方の建物の外壁面より外方へ突出するよ
うに形成された一方の通路と、前記一方の建物の一端部
に目地部を介して建てられた他方の建物の前記一方の通
路と対応する部位のコーナ部位の外壁面に外方へ突出す
るようにL字状に形成された他方の通路と、前記一方の
通路の目地部側の床面に固定された前記他方の通路方向
の一方のガイドレールと、前記他方の通路の目地部側の
躯体にほぼ水平に固定された支持レールと、この支持レ
ールに一端部がスライド移動可能に支持され、他端部が
前記一方のガイドレールにスライド移動可能に支持され
た前記目地部を覆う目地プレートと、前記他方の通路の
コーナ部位の通路部位の床面に、前記一方のガイドレー
ルと直交するように固定された他方のガイドレールと、
この他方のガイドレールにガイドされて外方へ突出でき
るようにスライド移動可能に取付けられたコーナ目地プ
レートと、前記目地プレートの一端部の両側部位に後端
部が取付けられ、先端部が前記一方の通路の両側部材に
スライド移動可能に取付けられた一対の可動手摺と、こ
の一対の可動手摺の内側部位の後端部あるいは前記目地
プレートの一端部の内側側部に後端部が取付けられ、先
端部が前記他方の通路の目地部側の側部材にスライド移
動可能に取付けられた目地部側可動手摺と、前記一対の
可動手摺の外側部位の後端部あるいは前記目地プレート
の一端部の外側側部に固定された支柱に、先端部がヒン
ジ部材を介して取付けられ、他端部が前記他方の通路の
外側の側部材の端部にヒンジ部材を介して取付けられた
伸縮可能な外側可動手摺と、前記一方の建物が一方の通
路を外方へ突出するように揺れ動いた場合に前記コーナ
目地プレートを外方へスライド移動させ、元に戻ると自
動的に元の位置へ戻すコーナ目地プレート移動機構とで
渡り通路を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図15に示す本発明の第1の実
施の形態において、1は一方の建物2の外壁面3より外
方へ突出するように形成された一方の通路4と、前記一
方の建物2の一端部に目地部5を介して建てられた他方
の建物6の、前記一方の通路4と対応する部位のコーナ
部位の外壁面7に外方へ突出するようにL字状に形成さ
れた他方の通路8とを連通する本発明の渡り通路で、こ
の渡り通路1は前記一方の通路4の目地部5側の床面
に、目地部5に開口するように形成された凹部9と、こ
の凹部9内のほぼ中央部に固定された前記他方の通路8
方向の一方のガイドレール10と、前記他方の通路8の
目地部5側の躯体6aにほぼ水平に固定された支持レー
ル11と、この支持レール11に一端部がスライド移動
可能に支持され、前記凹部9のほぼ中央部に位置する他
端部が前記一方のガイドレール10にスライド移動可能
に支持された前記目地部5を覆う目地プレート12と、
この目地プレート12のスライド移動を可能に前記凹部
9の上部を覆うことができる一方のカバープレート13
と、前記他方の通路8のコーナ部位の通路部位の床面に
外方に開口するように形成された凹部14と、この凹部
14内に前記一方のガイドレール10と直交するように
固定された他方のガイドレール15と、この他方のガイ
ドレール15にガイドされて外方へ突出できるようにス
ライド移動可能に取付けられたコーナ目地プレート16
と、このコーナ目地プレート16のスライド移動を可能
に該コーナ目地プレート16の内側寄りの部位を覆う他
方のカバープレート17と、前記目地プレート12の一
端部の両側部に後端部が取付けられ、先端部が前記一方
の通路4の両側部材である外壁面3および外側部材3A
にスライド支持金具18、18を介してスライド移動可
能に取付けられた一対の可動手摺19、19と、この一
対の可動手摺19、19の内側部位の可動手摺19の後
端部に取付けられ、先端部が前記他方の通路8の目地部
5側の外側部材7Aにスライド支持金具18を介してス
ライド移動可能に取付けられた目地部側可動手摺20
と、前記一対の可動手摺19、19の外側部位の可動手
摺19に先端部がヒンジ部材21を介して取付けられ、
他端部が前記他方の通路8の外側部材7Bの端部にヒン
ジ部材22を介して取付けられた伸縮可能な外側可動手
摺23と、前記一方の建物2が一方の通路4を外方へ突
出するように揺れ動いた場合に、前記コーナ目地プレー
ト16を外方へスライド移動させ、元に戻ると自動的に
元の位置へ戻すコーナ目地プレート移動機構24とで構
成されている。
【0009】前記目地プレート12は図4に示すよう
に、台車の車体状に形成された目地プレート本体25
と、この目地プレート本体25の一端部の両側下部に取
付けられた前記支持レール11に沿ってスライド移動す
る前後方向移動用ローラ26、26と、前記目地プレー
ト本体25のほぼ中央部の底面に固定された、前記一方
のガイドレール10に左右方向にスライド移動可能にガ
イドされるガイド部材27と、前記目地プレート本体2
5の他端部の両側下部に取付けられた、前記凹部9内を
左右方向のスライド移動をスムーズに行なわせるための
左右方向移動用ローラ28、28とで構成されている。
【0010】前記一方のカバープレート13は図5に示
すように、前記凹部9の端部に固定されたアングル状の
一方のカバープレート取付け金具29に複数本の皿ビス
30等によって固定されるように取付けられている。
【0011】前記コーナ目地プレート16は図6に示す
ように、台車の車体状に形成されたコーナ目地プレート
本体31と、このコーナ目地プレート本体31の四角部
および中央部より外側寄りの両側部位に取付けられた前
後方向のスライド移動をスムーズに行なわせるための3
対の前後方向移動用ローラ32、32、33、33、3
4、34と、前記コーナ目地プレート本体31のほぼ中
央部の底面に固定された前記他方のガイドレール15に
前後方向にスライド移動可能にガイドされるガイド部材
35とで構成されている。
【0012】前記他方のカバープレート17は図7に示
すように、前記凹部14の端部に固定されたアングル状
の他方のカバープレート取付け金具36に複数本の皿ビ
ス37等によって固定されるように取付けるとともに、
該他方のカバープレート17の一側部で前記目地プレー
ト12の一端部の浮き上がりを防止できるように取付け
られている。
【0013】前記一対の可動手摺19、19は図8に示
すように、前記目地プレート12の一端部の両側部に立
設するように固定された支柱38、38と、この支柱3
8、38の上下部位にそれぞれ固定された前記スライド
金具18、18にスライド移動可能に支持される上下バ
ー部材39、40、39、40と、この上下バー部材3
9、40、39、40に所定間隔で固定された複数本の
縦桟41とで構成されている。
【0014】前記目地部側可動手摺20は図9に示すよ
うに、前記支柱38の上下部位に固定された前記スライ
ド支持金具18にスライド移動可能に支持される上下バ
ー部材39、40と、この上下バー部材39、40に所
定間隔で固定された複数本の縦桟41とで構成されてい
る。
【0015】前記外側可動手摺23は図10に示すよう
に、外側部位の前記可動手摺19の支柱38にヒンジ部
材21を介して取付けられた一方の支持バー42と、こ
の一方の支持バー42に後端部が所定間隔で溶接等によ
って固定されたほぼ水平方向に突出する複数本の一方の
横桟43、43、43と、前記他方の通路8の外側部材
7Bの端部にヒンジ部材22を介して取付けられた他方
の支持バー44と、この他方の支持バー44に後端部が
所定間隔で溶接等によって固定された、先端部に前記一
方の横桟43、43、43をスライド移動可能に支持す
る支持リング45、45、45を備えるように取付けら
れる他方の横桟46、46、46とで構成されている。
なお、一方の横桟43、43、43と他方の横桟46、
46、46とを磁石で吸着させて騒音の発生を防止して
もよい。
【0016】前記コーナ目地プレート移動機構24は図
11に示すように、前記コーナ目地プレート16を常時
収納方向に付勢する付勢スプリング47と、前記目地プ
レート12の外側の一端部に形成された押し圧片48
と、前記コーナ目地プレート16の外側端部に前記押し
圧片48と当接するように形成された当接片49とで構
成されている。
【0017】上記構成の渡り通路1は地震等によって目
地部5が狭くなるように建物2、6が揺れ動いた場合に
は、図12に示すように目地プレート12が凹部9およ
び一方のカバープレート13内に押し込まれるようにス
ライド移動するとともに、一対の可動手摺19、19も
同様にスライド移動して、その揺れ動きを吸収する。
【0018】また、目地部5が広くなるように建物2、
6が揺れ動いた場合には、図13に示すように目地プレ
ート12が凹部9および一方のカバープレート13より
突出するようにスライド移動するとともに、一対の可動
手摺19、19も同様にスライド移動して、その揺れ動
きを吸収する。
【0019】建物2、6が異なる前後方向に揺れ動き、
一方の建物2の外側面より他方の建物6の外側面が外方
へ突出する場合には、図14に示すように目地プレート
12が支持レール11上をスライド移動するとともに、
目地部側可動手摺20も同様にスライド移動し、外側可
動手摺23は回動するとともに、伸長してその揺れ動き
を吸収する。
【0020】建物2、6が異なる前後方向に揺れ動き、
一方の建物2の外側面が他方の建物6の外側面より外方
へ突出する場合には、図15に示すように目地プレート
12が支持レール11上をスライド移動して、コーナ目
地プレート移動機構24の付勢スプリング47の付勢力
に抗して、押し圧片48が当接片49を押し圧してコー
ナ目地プレート16を外方へスライド移動させて、目地
部に隙間を生じさせないようにするとともに、目地部側
可動手摺20も同方向にスライド移動させ、外側可動手
摺23を回動させるとともに、伸長させてその揺れ動き
を吸収する。
【0021】
【発明の異なる実施の形態】次に、図16ないし図24
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0022】図16ないし図18に示す本発明の第2の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、一方の通路4に形成した凹部9に一方
のカバープレート13を取付けることができる金属材製
の支持部材50を固定するとともに、他方の通路8に形
成した凹部14に他方のカバープレート17を取付ける
ことができる金属材製の支持部材51を固定した点で、
このように構成した渡り通路1Aにしても、前記本発明
の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0023】図19ないし図21に示す本発明の第3の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、一方の通路4および他方の通路8に凹
部を形成することなく、目地プレート12とコーナ目地
プレート16を設置するとともに、端部に傾斜面52を
有する一方のカバープレート13Aと、通路側に面する
部位に傾斜面53、54を有する他方のカバープレート
17Aとを用いた点で、このように構成した渡り通路1
Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作
用効果が得られる。
【0024】図22ないし図24に示す本発明の第4の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、パイプ材で形成された一方の横桟43
A、43A、43Aと、この一方の横桟43A、43
A、43A内にスライド移動可能に挿入されるバー状の
他方の横桟46A、46A、46Aとを使用した外側可
動手摺23Aを用いた点で、このように構成した渡り通
路1Cにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様
な作用効果が得られる。
【0025】なお、本発明の各実施の形態では目地部側
可動手摺20を可動手摺19の支柱38に取付けたもの
について説明したが、本発明はこれに限らず、支柱38
近傍に支柱を設けて取付けてもよい。また、外側可動手
摺23、23Aを可動手摺19の支柱38にヒンジ部材
21を介して取付けたものについて説明したが、本発明
はこれに限らず、支柱38近傍に支柱を設けてヒンジ部
材を介して取付けたり、ヒンジ部材を用いることなく両
側の支持バーを回転可能な構造のものにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0027】(1)一方の建物の外壁面より外方へ突出
するように形成された一方の通路と、前記一方の建物の
一端部に目地部を介して建てられた他方の建物の前記一
方の通路と対応する部位のコーナ部位の外壁面に外方へ
突出するようにL字状に形成された他方の通路と、前記
一方の通路の目地部側の床面に固定された前記他方の通
路方向の一方のガイドレールと、前記他方の通路の目地
部側の躯体にほぼ水平に固定された支持レールと、この
支持レールに一端部がスライド移動可能に支持され、他
端部が前記一方のガイドレールにスライド移動可能に支
持された前記目地部を覆う目地プレートと、前記他方の
通路のコーナ部位の通路部位の床面に、前記一方のガイ
ドレールと直交するように固定された他方のガイドレー
ルと、この他方のガイドレールにガイドされて外方へ突
出できるようにスライド移動可能に取付けられたコーナ
目地プレートと、前記目地プレートの一端部の両側部位
に後端部が取付けられ、先端部が前記一方の通路の両側
部材にスライド移動可能に取付けられた一対の可動手摺
と、この一対の可動手摺の内側部位の後端部あるいは前
記目地プレートの一端部の内側側部に後端部が取付けら
れ、先端部が前記他方の通路の目地部側の側部材にスラ
イド移動可能に取付けられた目地部側可動手摺と、前記
一対の可動手摺の外側部位の後端部あるいは前記目地プ
レートの一端部の外側側部に固定された支柱に、先端部
がヒンジ部材を介して取付けられ、他端部が前記他方の
通路の外側の側部材の端部にヒンジ部材を介して取付け
られた伸縮可能な外側可動手摺と、前記一方の建物が一
方の通路を外方へ突出するように揺れ動いた場合に前記
コーナ目地プレートを外方へスライド移動させ、元に戻
ると自動的に元の位置へ戻すコーナ目地プレート移動機
構とで構成されているので、地震等によって建物が異な
る前後左右方向に揺れ動いた場合、目地部を目地プレー
トおよびコーナ目地プレートとで隙間が生じないように
スライド移動して覆うとともに、一対の可動手摺、目地
部側可動手摺および外側可動手摺がスライド移動、回動
伸長して、その揺れ動きに追従して前後左右方向にスラ
イド移動して、吸収することができる。したがって、地
震等の揺れ動きによって損傷したり、隙間が生じて危険
になったりするのを確実に防止することができる。
【0028】(2)前記(1)によって、目地プレート
およびコーナ目地プレートは一方のガイドレールおよび
他方のガイドレールに沿ってスライド移動するので、確
実に目的の方向にスライド移動させることができる。し
たがって、目地プレートやコーナ目地プレートの目的の
方向以外のスライド移動を阻止でき、安全に使用するこ
とができる。
【0029】(3)前記(1)によって、構造が簡単
で、スムーズに作動させることができるとともに、容易
に設置することができる。
【0030】(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同
様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の設置状態の平面
図。
【図2】図1の2−2線に沿う拡大断面図。
【図3】図1の3−3線に沿う拡大断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の目地プレートの説
明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の一方のカバープレ
ートの説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態のコーナ目地プレー
トの説明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の他方のカバープレ
ートの説明図。
【図8】本発明の第1の実施の形態の可動手摺の説明
図。
【図9】本発明の第1の実施の形態の目地部側可動手摺
の説明図。
【図10】本発明の第1の実施の形態の外側可動手摺の
説明図。
【図11】本発明の第1の実施の形態のコーナ目地プレ
ート移動機構の説明図。
【図12】本発明の第1の実施の形態の目地部が狭くな
った動作説明図。
【図13】本発明の第1の実施の形態の目地部が広くな
った動作説明図。
【図14】他方の建物が外方へ突出した動作説明図。
【図15】一方の建物が外方へ突出した動作説明図。
【図16】本発明の第2の実施の形態の設置状態の平面
図。
【図17】図16の17−17線に沿う拡大断面図。
【図18】図16の18−18線に沿う拡大断面図。
【図19】本発明の第3の実施の形態の設置状態の平面
図。
【図20】図19の20−20線に沿う拡大断面図。
【図21】図19の21−21線に沿う拡大断面図。
【図22】本発明の第4の実施の形態の設置状態の平面
図。
【図23】図22の23−23線に沿う拡大断面図。
【図24】本発明の第4の実施の形態の外側可動手摺の
説明図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C:渡り通路、2:一方の建物、
3:外壁面、4:一方の通路、 5:目地
部、6:他方の建物、 7:外壁面、8:他方の
通路、 9:凹部、10:一方のガイドレール、
11:支持レール、 12:目地プレート、13、
13A:一方のカバープレート、14:凹部、
15:他方のガイドレール、16:コーナ目地プレ
ート、17、17A:他方のカバープレート、18:ス
ライド支持金具、19:可動手摺、20:目地部側可動
手摺、21:ヒンジ部材、22:ヒンジ部材、 2
3、23A:外側可動手摺、24:コーナ目地プレート
移動機構、25:目地プレート本体、26:前後方向移
動用ローラ、27:ガイド部材、28:左右方向移動用
ローラ、29:一対のカバープレート取付け金具、3
0:皿ビス、 31:コーナ目地プレート本
体、32、33、34:前後方向移動用ローラ、35:
ガイド部材、36:他方のカバープレート取付け金具、
37:皿ビス、 38:支柱、39:上バー部
材、 40:下バー部材、41:縦桟、
42:一方の支持バー、43、43A:一方の横桟、
44:他方の支持バー、 45:支持リング、46、4
6A:他方の横桟、47:付勢スプリング、 48:押
し圧片、49:当接片、 50:支持部材、5
1:支持部材、 52:傾斜面、53、54:傾
斜面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の建物の外壁面より外方へ突出する
    ように形成された一方の通路と、前記一方の建物の一端
    部に目地部を介して建てられた他方の建物の前記一方の
    通路と対応する部位のコーナ部位の外壁面に外方へ突出
    するようにL字状に形成された他方の通路と、前記一方
    の通路の目地部側の床面に固定された前記他方の通路方
    向の一方のガイドレールと、前記他方の通路の目地部側
    の躯体にほぼ水平に固定された支持レールと、この支持
    レールに一端部がスライド移動可能に支持され、他端部
    が前記一方のガイドレールにスライド移動可能に支持さ
    れた前記目地部を覆う目地プレートと、前記他方の通路
    のコーナ部位の通路部位の床面に、前記一方のガイドレ
    ールと直交するように固定された他方のガイドレール
    と、この他方のガイドレールにガイドされて外方へ突出
    できるようにスライド移動可能に取付けられたコーナ目
    地プレートと、前記目地プレートの一端部の両側部位に
    後端部が取付けられ、先端部が前記一方の通路の両側部
    材にスライド移動可能に取付けられた一対の可動手摺
    と、この一対の可動手摺の内側部位の後端部あるいは前
    記目地プレートの一端部の内側側部に後端部が取付けら
    れ、先端部が前記他方の通路の目地部側の側部材にスラ
    イド移動可能に取付けられた目地部側可動手摺と、前記
    一対の可動手摺の外側部位の後端部あるいは前記目地プ
    レートの一端部の外側側部に固定された支柱に、先端部
    がヒンジ部材を介して取付けられ、他端部が前記他方の
    通路の外側の側部材の端部にヒンジ部材を介して取付け
    られた伸縮可能な外側可動手摺と、前記一方の建物が一
    方の通路を外方へ突出するように揺れ動いた場合に前記
    コーナ目地プレートを外方へスライド移動させ、元に戻
    ると自動的に元の位置へ戻すコーナ目地プレート移動機
    構とからなることを特徴とする渡り通路。
  2. 【請求項2】 一方の建物の外壁面より外方へ突出する
    ように形成された一方の通路と、前記一方の建物の一端
    部に目地部を介して建てられた他方の建物の前記一方の
    通路と対応する部位のコーナ部位の外壁面に外方へ突出
    するようにL字状に形成された他方の通路と、前記一方
    の通路の目地部側の床面に目地部に開口するように形成
    された凹部内に固定された前記他方の通路方向の一方の
    ガイドレールと、前記他方の通路の目地部側の躯体にほ
    ぼ水平に固定された支持レールと、この支持レールに一
    端部がスライド移動可能に支持され、前記凹部のほぼ中
    央部に位置する他端部が前記一方のガイドレールにスラ
    イド移動可能に支持された前記目地部を覆う目地プレー
    トと、この目地プレートのスライド移動を可能に前記凹
    部の上部を覆うことができる一方のカバープレートと、
    前記他方の通路のコーナ部位の通路部位の床面に外方に
    開口するように形成された凹部内に、前記一方のガイド
    レールと直交するように固定された他方のガイドレール
    と、この他方のガイドレールにガイドされて外方へ突出
    できるようにスライド移動可能に取付けられたコーナ目
    地プレートと、このコーナ目地プレートのスライド移動
    を可能に該コーナ目地プレートの内側寄りの部位を覆う
    他方のカバープレートと、前記目地プレートの一端部の
    両側部位に後端部が取付けられ、先端部が前記一方の通
    路の両側部材にスライド移動可能に取付けられた一対の
    可動手摺と、この一対の可動手摺の内側部位の後端部あ
    るいは前記目地プレートの一端部の内側側部に後端部が
    取付けられ、先端部が前記他方の通路の目地部側の側部
    材にスライド移動可能に取付けられた目地部側可動手摺
    と、前記一対の可動手摺の外側部位の後端部あるいは前
    記目地プレートの一端部の外側側部に固定された支柱
    に、先端部がヒンジ部材を介して取付けられ、他端部が
    前記他方の通路の外側の側部材の端部にヒンジ部材を介
    して取付けられた伸縮可能な外側可動手摺と、前記一方
    の建物が一方の通路を外方へ突出するように揺れ動いた
    場合に前記コーナ目地プレートを外方へスライド移動さ
    せ、元に戻ると自動的に元の位置へ戻すコーナ目地プレ
    ート移動機構とからなることを特徴とする渡り通路。
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