JP4160026B2 - 電気部品用の放熱体 - Google Patents

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本発明は、チップ等の発熱する電気部品に装着して該電気部品の放熱を行なう電気部品用の放熱体に関する。
従来発熱する電気部品の放熱を行なうためのパーツとしてシート(テープ)状のヒートシンク(放熱シート)が公知となっている(例えば非特許文献1参照)。該放熱シートは電気部品に貼り付けることによって放熱を行なう。
"放熱シート"、[online]、沖電線株式会社、[平成16年7月29日検索]、インターネット<URL: http://www.okidensen.co.jp/seihin/mazu_haruichiban/mazu_haruichiban.htm>
ただし近年電気製品の高能率化によって使用されている電気部品の発熱量は増加する傾向にあり、且つ電気製品の小型化によって電気部品の取り付けスペースが小さく放熱条件が悪化する傾向がある。このためさらに放熱効果が高い放熱パーツが望まれている。
上記課題を解決するための本発明の電気部品用の放熱体は、両面に共に熱伝導性を有する絶縁層と接着層を設けたアルミニウム板の一方の接着層面を発熱する電気部品に接着し、他方の接着層面をヒートシンクに接着した放熱体であって、前記ヒートシンクは、
上方が開口したU字状の断面を有するフィンと、ベース板と、からなり、前記フィン及びベース板が、アルミニウムからなる部材の表面に、亜鉛、ニッケル及び錫を順次メッキしてなるメッキ層が形成され、前記錫メッキ表面上にウレタン樹脂を付着させたものからなり、前記ベース板の上面に所定間隔でカシメ突起を設けると共に、前記フィンの底面に前記カシメ突起が挿入されるカシメ孔を設け、前記カシメ突起を前記カシメ孔に挿入して前記フィンを前記ベース板にカシメ固定されていることを第1の特徴としている。
第2に両面に共に熱伝導性を有する絶縁層と接着層を設けたアルミニウム板の一方の接着層面を発熱する電気部品に接着し、他方の接着層面をヒートシンクに接着した放熱体であって、前記ヒートシンクは、複数のフィンと、前記フィンが装着されるベース板と、
前記フィンに取り付けられるヒートパイプとからなり、前記フィン及びベース板が、アルミニウムからなる部材の表面に、亜鉛、ニッケル及び錫を順次メッキしてなるメッキ層が形成され、前記錫メッキ表面上にウレタン樹脂を付着させたものからなり、前記各フィンが上記ベース板に設けられた溝に挿入されカシメ固定され、前記各フィンに設けられている孔に前記ヒートパイプが挿入され、前記ヒートパイプが前記各フィンと半田付けされていることを特徴としている。
に前記ヒートシンクは、左右の最外側に位置するフィンの少なくとも一方を、鉄を材料とする板材から形成されたものであることを特徴としている。
以上のように構成される本発明の電気部品用の放熱体は、絶縁層と熱伝導性を有する接着層を有するため、電気部品から放出される熱が効率よくアルミニウムを材料とする金属板に伝わり、電気部品の熱を高い効率で放熱することができるという効果がある。本放熱体は、テープ状に薄く形成することができ、ヒートシンクを取り付けるスペースがない部分に設けられる電気部品に容易に取り付け、放熱させることができる。
一方アルミニウム板における電気部品との接着側の反対側の面に、熱伝導性を有する絶縁層と接着層を設けることによって、ヒートシンクを取り付けて効率よく熱伝導することができ、放熱効率を向上させることができる。
特にアルミニウム板における電気部品との接着側の反対側の面にも、接着層を設けることによって、上記ヒートシンクの取り付けを接着層によって簡単に行い、放熱効率を向上させることができる。この場合本放熱体は高い熱伝導率を有する両面テープとして機能し、結果的に電気部品にヒートシンクを接着して取り付けることができる。
そして上記ヒートシンクを、アルミニウム製のベース板の上面に、ベース板から突出したカシメ突起に、放熱プレートのカシメ孔を挿入して放熱プレートをベース板に固定する構造とすることによって、フィンの反対側の面となるヒートシンクの取り付け面に必要な平面度を後加工することなく簡単に出すことができ、ヒートシンクの接着層への貼り付け強度が高くなり、電気部品への取り付け後電気部品から容易に外れることがないという利点がある。またヒートシンクの製造を簡単に行うことができるという利点もある。
なおヒートシンクのベース板及びフィンを、アルミニウムからなる部材の表面に、亜鉛、ニッケル、錫を順次メッキしてなるメッキ層を設けたアルミニウム合金によって形成することによって、ベース板あるいは放熱プレートの半田濡れ性を向上させることができる。
またヒートシンクの左右の最外側に位置する放熱プレートの少なくとも一方を鉄を材料とする板材から形成することによって、誘導起電力を発生させるような電気部品、例えば電源トランスの側方にヒートシンクが位置した場合でも、放熱プレートがシールドとなり、鉄製の放熱プレートを挟んだ反対側に位置する電気部品に対する上記誘導起電力の悪影響を防止することができる。
図1は本発明の放熱体1を基板2上に取り付けられた電子パーツのチップ3に装着した状態を示す側面図である。本放熱体1は、全体として概ね0.2mm程度の厚さの可撓性を有するシート状をなし、チップ3の熱を放熱する。
図2は、放熱体1の拡大断面図である。放熱体1は、アルミニウムを材料とする金属板(アルミニウム板)7と、該金属板7の裏面に貼着される両面テープ8とからなる。両面テープ8が、金属板7の裏面に接着層5Dを形成している。両面テープ8には剥離シートが設けられている。
両面テープ8は、アクリル系の熱伝導性を備えたものであり、例えば住友スリーエム株式会社販売のSCOTCH(登録商標)9882番を使用することができる。放熱体1は、接着層5Dによってチップ3に貼り付け装着される。
金属板7は、チップ3との装着側の面に陽極酸化処理が施され、アルミニウム層4の外側に多孔質型酸化皮膜(アルマイト層6D)が形成された構造となっている。なおアルマイト層6Dは高い熱伝導性を有する絶縁体である。金属板7におけるチップ3の装着側の反対側の面(金属板7の表面)が放熱面10をなす。上記構造により本発熱体1自体がテープ状をなす。
アルマイト層6Dが物理特性として高い絶縁性を持つため、本放熱体1は、アルマイト層6Dによって、略完全に絶縁された状態でチップ3に装着される。またアルマイト層6Dは、後述するように吸熱性及び熱伝導性が高く、チップ3から放出される熱が効率よく金属板7のアルミニウム層4に伝熱される。これによって放熱面10から効率よく放熱が行なわれる。
本放熱体1は、上記のように薄くテープ状に形成されているため、通常のヒートシンクを取り付けるスペースがない部分に設けられる電気部品に貼り付けによって容易に取り付け、上記のように高い放熱効率で放熱させることができる。
図3は、金属板7を他の構造とした放熱体1の拡大断面図である。金属板7は、表裏両面に、陽極酸化処理が施され、多孔質型酸化皮膜(アルマイト層)6U,6Dが形成された構造となっている。上記同様金属板7におけるチップ3の装着側のアルマイト層6Dに両面テープ8が設けられ、アルマイト層6Dの外面に接着層5Dが形成されている。
ただし金属板7におけるチップ3の装着側の反対側の面(金属板7の表面)は、アルマイト層6Uを備え、放熱面10はアルマイト層6Uの外面となっている。両面テープ8は、アクリル系の熱伝導性を備えたものであり、例えば住友スリーエム株式会社販売のSCOTCH(登録商標)9882番を使用することができる。
これにより前述の構造の金属板7を使用した放熱体1と同様に、チップ3に装着された状態ではアルマイト層6Dによって略完全に絶縁され、且つチップ3から放出される熱が効率よく金属板7のアルミニウム層4に伝熱される。加えて本放熱体1は、放熱面10側のアルマイト層6Uがアルミニウム層4からの熱を高い効率で吸熱するため、放熱面10からの放熱効率は更に向上する。
上記により放熱面10に更に他の放熱用の部品等を配置することもできる。例えばヒートシンクを載置することができる。この場合放熱面10の吸熱効果が高いため、本発熱体1からヒートシンクへの熱伝導効率が高く、チップ3の冷却をさらに効率よく行うことができる。
なお図4(a),(b)に示されるように、放熱面10の表面(外面)に接着層5Uを設け、該接着層5Uによって上記ヒートシンク等を装着するように構成することによって、ヒートシンク等の他のパーツを本放熱体1の放熱面10に簡単に装着することができる。接着層5Uは、放熱面10の表面に前述と同様の両面テープ8を装着することによって、簡単に設けることができる。
上記のように金属板7の表裏両方に接着層5U,5Dを設けることによって、放熱体1自体が両面テープとして機能する。このため図5に示されるように、接着面5Dによって本放熱体1をチップ3に装着し、接着層5Uにヒートシンク11を装着することは、本放熱体1を両面テープとしてヒートシンク11をチップ3に装着することになる。放熱体1はヒートシンク11と一体となり、チップ3に取り付けられる。
この場合、本放熱体1は吸熱性及び熱伝導率が高い両面テープとなり、ヒートシンク11によるチップ3の放熱を効率よく行わせることができる。図6はヒートシンクを所定のチップに、通常のアルミニウムからなる両面テープによって取り付けた場合と、金属板7の表裏両方に接着層5U,5Dを設けて両面テープ状をなす本放熱体1によって取り付けた場合のチップの消費電力と温度上昇を示すグラフ図である。
図6において一点鎖線がアルミニウムからなる両面テープを使用した場合、実線が両面テープ状をなす本放熱体1を使用した場合を示している。図に示されるように、本放熱体1によってヒートシンクをチップに取り付けた場合の方がチップの温度上昇が最大で約10%程度抑えられている。つまりチップから熱を効率よく吸熱し、ヒートシンクに伝導し、チップを効率よく冷却することができ、この結果より本放熱体1を形成するアルマイト層の吸熱性及び熱伝導率が高いと考えられる。
図7は上記ヒートシンク11の分解斜視図である。該ヒートシンク11はアルミニウムを材料とする金属板であるベース板12の上面に、上方が開口したU字状の断面を有する放熱プレート13が複数取り付けられた構造となっている。放熱プレート13のベース板12への取り付け状態で、放熱プレート13の両側面13Sが所定間隔で配置され、フィンをなす。ベース板12の底面に、上記放熱体1が貼り付けられる。
上記ベース板12の表面には、所定間隔で行列状にカシメ用の突起(カシメ突起)14が突設されている。上記ヒートシンク11の放熱プレート13の底面には所定間隔で上記カシメ突起が挿入されるカシメ孔16が穿設されている。カシメ孔16にカシメ突起14を挿入するようにベース板12に放熱プレート13を取り付け、カシメ固定することによってベース板12に放熱プレート13が固定され、ヒートシンク11が形成される。
ベース板12から突出したカシメ突起14に、放熱プレート13のカシメ孔16を挿入して放熱プレート13をベース板12にカシメ固定するため、カシメ固定時にフィン(放熱プレート13)の反対側の面となるヒートシンク11の取り付け面に悪影響を与えることがない。このためヒートシンク11の取り付け面に必要な平面度を後加工することなく簡単に出すことができ、放熱体1との接着強度が高くなる。
これによりヒートシンク11と放熱体1とが強固に接着され、放熱体1を両面テープとしてヒートシンク11をチップ9に取り付けた場合でも、ヒートシンク11が電気部品側から容易に外れることがない。またヒートシンク11の製造を簡単に行うことができ、ヒートシンク11のコストダウンを図ることができる。
一方放熱プレート13は、アルミニウムを材料とする金属板(アルミ板)又は鉄を材料とする金属板(鉄板)で形成されている。ヒートシンク11が誘導起電力を発生させるような電気部品、例えば電源トランスの側方に配置される場合は、電源トランスに近接する最外側の放熱プレート13を鉄板で形成したものとする。これにより放熱プレート13がシールドとなり、この鉄製の放熱プレート13を挟んだ反対側に位置する電気部品に対する上記誘導起電力の悪影響を避けることができる。
図8に示されるようなヒートシンク21を放熱体1の放熱面10に貼着等によって装着する(放熱体1を両面テープとしてヒートシンク21をチップ3に装着する)こともできる。図9は本ヒートシンクの分解斜視図である。
該ヒートシンク21は、アルミニウムからなる部材の表面に、亜鉛、ニッケル、錫を順次メッキしてなるメッキ層を設けたアルミニウム合金によって形成された複数のフィン22と、該フィン22が装着されるアルミニウムを材料とする金属板(アルミ板)からなるベース板23と、上記フィン22に取り付けられるヒートパイプ24とから構成されている。
各フィン22はベース板23に形成された溝26に挿入され、ベース板26にカシメ固定され、半田付けされる。各フィン22はヒートパイプ挿入用の孔27が設けられている。該孔27は本実施形態においては、バーリング加工により形成されている。
フィン22のメッキ層は、両面又は一方の面に形成されている。該メッキは、アルミニウムに亜鉛メッキし、亜鉛に対してニッケルメッキし、さらにニッケルに対して錫メッキし、表面が錫となるものである。図10に示されるように、メッキ層Pはアルミニウム板Alに接して亜鉛層Znが形成され、該亜鉛層Znに接してニッケル層Niが形成され、該ニッケル層Niに接して錫層Suが形成されたものとなっている。
なお上記メッキ工程においてニッケルメッキあるいは錫メッキに際して、亜鉛層Znが非常に薄くなる場合や、ケースによっては亜鉛層Znが消滅する場合もある。ただし表面は必ず錫層Snとなり、この表面の錫層において半田付けを行うことによって全体として半田濡れ性の高いアルミニウム合金板となる。
上記ヒートパイプ24は銅管からなる。従って半田濡れ性は高い。ヒートパイプ24をフィン22の孔27に挿入し、ヒートパイプ24とフィン22とを半田付けすることによってヒートシンク21にヒートパイプ24が固定される。フィン22におけるメッキ層P及びヒートパイプ24は上記のように半田濡れ性が高いため、フィン22におけるメッキ層Pにおいて半田付けすることによって、ヒートシンク21(フィン22)とヒートパイプ24との半田固定は容易である。
上記のようにヒートパイプ24とフィン22とが半田付けによって固定されるため、フィン22におけるメッキ層Pは最低限半田付けを行なう側の面のみでよい。また上記のように半田濡れ性が高いため、鉛フリー半田による半田付けも容易に行うことができる。またベース板26もフィン22と同様のメッキ層を備えたものとすることによって、ベース板26とフィン22との半田付けも鉛フリー半田により容易に行うことができる。
上記のように鉛フリー半田を使用することによって、本ヒートシンク21が鉛フリーとなる(鉛が含まれない)ため、本ヒートシンク21を廃棄する場合は、半田を融解させ、本ヒートシンク21とヒートパイプ24とを分離させた後は、そのまま廃棄しても環境への悪影響は少なく、またリサイクルに回して容易に再利用することができる。
なお前述のヒートシンク11のフィン13及びベース板12の少なくとも一方を、上記アルミニウムからなる部材の表面に、亜鉛、ニッケル、錫を順次メッキしてなるメッキ層を設けたアルミニウム合金の金属板によって形成し、ヒートシンク11の必要な部分の半田濡れ性を向上させることもできる。
そして上記メッキ層における錫層Snの表面に、ウレタン樹脂を乾燥厚みが0.05μm程度となるように、塗布(付着)させて腐食防止を行なうこともできる。この場合も上記厚み程度であれば半田濡れ性が低下することはほとんどない。
基板上に取り付けられたチップに放熱体を装着した状態を示す拡大側面図である。 放熱体の拡大断面図である。 他の実施形態の放熱体の拡大断面図である。 (a)は図2の放熱体の表面に接着層を設けた拡大断面図、(b)は図3の放熱体の表面に接着層を設けた拡大断面図である。 放熱体を両面テープとしてチップにヒートシンクを取り付ける状態を示す拡大側面図である。 通常の両面テープによって上記ヒートシンクをチップに取り付けた場合と、金属板の表裏両方に接着層を設けて両面テープ状をなす本放熱体によって上記ヒートシンクをチップに取り付けた場合のチップの消費電力と温度上昇を示すグラフ図である。 ヒートシンクの分解斜視図である。 他の形態のヒートシンクの斜視図である。 他の形態のヒートシンクの分解斜視図である。 フィンの拡大断面図である。
符号の説明
4 アルミニウム層
5D 接着面層
5U 接着面層
6D アルマイト層
6U アルマイト層
7 金属板
10 放熱面
11 ヒートシンク
12 ベース板
13 放熱プレート
14 カシメ突起
16 カシメ孔

Claims (3)

  1. 両面に共に熱伝導性を有する絶縁層と接着層を設けたアルミニウム板の一方の接着層面を発熱する電気部品に接着し、
    他方の接着層面をヒートシンクに接着した放熱体であって、
    前記ヒートシンクは、
    上方が開口したU字状の断面を有するフィンと、
    ベース板と、からなり、
    前記フィン及びベース板が、
    アルミニウムからなる部材の表面に、亜鉛、ニッケル及び錫を順次メッキしてなるメッキ層が形成され、
    前記錫メッキ表面上にウレタン樹脂を付着させたものからなり、
    前記ベース板の上面に所定間隔でカシメ突起を設けると共に、
    前記フィンの底面に前記カシメ突起が挿入されるカシメ孔を設け、
    前記カシメ突起を前記カシメ孔に挿入して前記フィンを前記ベース板にカシメ固定されて
    いることを特徴とする電気部品用の放熱体。
  2. 両面に共に熱伝導性を有する絶縁層と接着層を設けたアルミニウム板の一方の接着層面を発熱する電気部品に接着し、
    他方の接着層面をヒートシンクに接着した放熱体であって、
    前記ヒートシンクは、
    複数のフィンと、
    前記フィンが装着されるベース板と、
    前記フィンに取り付けられるヒートパイプとからなり
    前記フィン及びベース板が、
    アルミニウムからなる部材の表面に、亜鉛、ニッケル及び錫を順次メッキしてなるメッキ層が形成され、
    前記錫メッキ表面上にウレタン樹脂を付着させたものからなり、
    前記各フィンが上記ベース板に設けられた溝に挿入されカシメ固定され、
    前記各フィンに設けられている孔に前記ヒートパイプが挿入され、
    前記ヒートパイプが前記各フィンと半田付けされていることを特徴とする電気部品用の放熱体。
  3. 前記ヒートシンクは、左右の最外側に位置するフィンの少なくとも一方を、鉄を材料とする板材から形成されたものであることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の電気部品用の放熱体。
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