JP4158058B2 - 越流堰装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、沈澱池等の処理池の水面付近から清澄水を誘引・導出するための越流堰装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、沈澱池においては、導入した汚水から汚泥を沈澱させる一方浮上するスカムを除去するようにしているが、その下流側では越流堰装置を構成し、同装置を通じて清澄水を誘引・導出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、越流堰装置は高さが一定に設定されていたため、事後的に水位変動があった場合にはこれに対処し得ない不利があった。
また一方、これまでの越流堰装置は、処理池の清澄水が越流堰を直接越えて流れ込むように構成されていたため、誘引・導出する清澄水の清澄度が今一つ低く、河川に戻すにも適切でないこともあった。
【0004】
この発明は前記課題を解決するためになされたもので、水位変動に対応し得る構造であるとともに、清澄度の高い水を回収して河川等に放流することもできるようにした越流堰装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、沈澱池等の処理池の水面下に位置する板状の底壁と同底壁より水面近くまで垂直状に立ち上がって対向状をなす板状の側壁とでなる角樋型をした排水路部と、同排水路部の各側壁上端から一体板状をなして水面上まで立ち上がる越流堰部とでなり次の排水連通路に連通して構成されている越流堰本体を有し、前記越流堰部の上端は、水面を境に上下に位置するVノッチとされている越流堰装置において、前記Vノッチ付き越流堰部は、各側壁からVノッチの底溝高さまで立ち上がる下部斜面板部とVノッチの形成された上部斜面板部とでなっていて各側壁から排水路部の内部に傾くように斜めに立ち上がっていることを特徴とする。
【0006】
【実施形態】
以下、この発明を好適な実施形態を参照しながら詳細に説明する。
【0007】
図1及び図2は、この発明の一実施形態を示し、矩形である最初あるいは最終沈澱池についての実施形態である。
【0008】
同実施形態において、1は沈澱池の端壁で、同端壁1には排水連通路である排水連通管2が挿通固定されている。
【0009】
同排水連通管2は、図2の左右に対応する方向に複数列配されている。
【0010】
排水連通管2の沈澱池内に対応する端部には、固定フランジ3が固着され、同フランジ3には、溶接等により止着具の一方であるボルト4…が複数個固着されている。
【0011】
沈澱池の幅方向には1本あるいは複数本の支持梁6が横設され、同支持梁6には、止着具7により上下調節可能にした一対のステー8により越流堰本体11が吊持支持されている。止着具7は、Uボルトのようにステー8に上下調節を許すものがよい。越流堰本体11は排水路部9と越流堰部10とでなる。排水路部9は、底壁とそれより垂直状に立ち上がり対向状をなす側壁とでなり、水面下に位置している。同排水路部9は、四角な樋状でステンレス板や銅板、プラスチック板等で一体折り曲げ板状に形成される。越流堰部10は、各側壁より立ち上がり、その上部には排水路部9内に向いて斜めの面となるように横断面上においてハの字になる形の越流堰部10が水面下から水面上に立ち上がるように一体に形成されている。越流堰部10の下部は、下部斜面板部とされ、その上部はVノッチが形成された上部斜面板部とされている。Vノッチは水面を境に上下に位置してその切り欠き溝を通じて越流を呑み込むようになっている。尚、前記上部・下部両斜面板部は1つの面を形成する。また、Vノッチの下端である切り欠き溝の溝底は、図2に示すように、排水路部9内に斜め下がりに向く溝形状になっている。排水路部9の図1の左端の部分は通常のように閉止状になっている。ステー8は、図1の左の側にも配してもよい。
【0012】
越流堰部10付き排水路部9の図1右端部には、図2のように上下調節可能なように長孔12を備えた矩形の可動フランジ13が設けられており、同可動フランジ13は、ボルト4…に長孔12…を対応させるとともにナット14…を止め付けることで上下調節可能に固定されている。
【0013】
固定フランジ3の上部裏側からは、左右1対あるいは1枚のL形の調節受板16が突設される一方、可動フランジ13側の上部には、固定ナット17が固着されている。固定ナット17にねじ込まれた調節軸18はそれぞれ調節受板16の孔を通して上へ伸び、同軸18に調節ナット19を備え付けてある。
【0014】
21は水面であり、越流堰装置設置後にこの水面21が変位してくると、ナット14…を緩めるとともに調節ナット19を回すことにより可動フランジ13を介して越流堰部10付き排水路部9を高さ調節することで越流堰部10の高さを水面21に対し好適に合わすことができる。
【0015】
図3は他の実施形態を示す。
越流堰装置の本体11は前記実施形態と同様の一体構造のものである。従来のようなコンクリート製のものでもよい。この本体11の両外側には、一定に離間して縦向きのバッフル23が対向して配されている。本体11と各バッフル23間には、浄水化手段24が交換自在に充愼されている。同浄水化手段24は更に下方に備えてもよい。これらの浄水化手段24は、活性炭、麦飯石、多孔質セラミック等を適当に選択する。尚、浄水化手段24は網や多孔板等の収納部25内に入れるようになっている。仮想線のように更に浄水化手段24を構成してもよい。
【0016】
図4も他の実施形態を示す。この本体27は、沈澱池の側壁等にコンクリート一体型に設けられたもので別体の越流堰28を備えている。この本体27の外側にはバッフル29が設けられ、同バッフル29と本体27との間には浄水化手段24が設けられ、収納部25で交換自在にもなっている。この場合の本体27は図1ないし図3に示す一体型の本体でもよい。
【0017】
図5も他の実施形態を示す。同図の本体31は図4で示す一体型本体27の右方に設けられているもので、この場合も同様にバッフル29内に浄水化手段24が設けられている。その下方にも浄水化手段24が追加的に設けられている。
【0018】
図6も他の実施形態を示す。同実施形態は、一体型の本体35の外面である排水路部36および越流堰部37の外面を清掃する洗浄装置38を往復運動可能に設けたものであり、同装置38は、装置機体39に備えた駆動源(ソーラー駆動も可能)によりチェーン40を介して回転駆動される走行輪41…を備え、この走行輪41…が本体35の底上面に添って進退するようになっている。走行輪41…は前後に配される。機体39からはブラシ取付板42が伸び、同取付板42に備えたブラシ43が前記外面に接触するようになっている。このブラシ43は進退する方向に前後をなして設けられている。同ブラシ43は本体35内を洗浄するようにしてもよい。また、こうした洗浄装置38が走行することから、本体35のステー44は本体35の底面に回るように装着されている。尚、洗浄装置38は前記のような自走型以外に、仮想線で示すように、沈澱池底で進退自在な汚泥掻寄装置に連動する支柱45により往復運動するようにしてもよい。ブラシ43は手動で往復運動させるようにしてもよい。
尚、仮想線で示すように、排水路部36は外向きに折り曲げ状に形成してもよい。
【0019】
【発明の効果】
この発明は以上のようであるので、水位変動に対応し得る構造であるとともに、清澄度の高い水を回収して河川等に放流することもできるようにした越流堰装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す側断面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】他の実施形態を示す縦断面図。
【図4】他の実施形態を示す縦断面図。
【図5】他の実施形態を示す縦断面図。
【図6】他の実施形態を示す縦断面図。
【符号の説明】
2…排水連通管 9,36…排水路部 10,37…越流堰部 11,35…本体 21…水面 24…浄水化手段 23,29…バッフル。
Claims (1)
- 沈澱池等の処理池の水面下に位置する板状の底壁と同底壁より水面近くまで垂直状に立ち上がって対向状をなす板状の側壁とでなる角樋型をした排水路部と、同排水路部の各側壁上端から一体板状をなして水面上まで立ち上がる越流堰部とでなり次の排水連通路に連通して構成されている越流堰本体を有し、前記越流堰部の上端は、水面を境に上下に位置するVノッチとされている越流堰装置において、前記Vノッチ付き越流堰部は、各側壁からVノッチの底溝高さまで立ち上がる下部斜面板部とVノッチの形成された上部斜面板部とでなっていて各側壁から排水路部の内部に傾くように斜めに立ち上がっていることを特徴とする越流堰装置。
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