JP4151970B2 - スロットマシン - Google Patents

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本発明は、回転する複数の回転ドラムを遊技者の操作により回転停止させるスロットマシンに関する。
スロットマシンとしては、外周面に複数の図柄を具備した複数の回転ドラムを、遊技媒体としてのメダルを遊技機に投入することにより回転ドラムが回転始動し、この回転する回転ドラムを遊技者が回転停止させ、所定の当り態様が表示されると、所定個数のメダルが払い出される構成が一般的である。また、遊技媒体として遊技球を用いるスロットマシンも既に提案されている。このスロットマシンは、前記したメダルの代わりに、遊技球を遊技機に投入することにより、回転ドラムが回転始動するようになっている。そして、遊技球を遊技媒体として用いるスロットマシンは、パチンコ機が取り付けられる遊技島にパチンコ機同様に取り付けることができ、パチンコ機とスロットマシンとを併存させることにより遊技者の利便性の向上を図ることができる。
ところで、このようなスロットマシンにあっては、回転中の回転ドラムを停止する停止スイッチを、遊技者がスイッチ操作することにより、ゲームが進行していくようになっていることから、この停止スイッチは極めて重要な役割を有している。このため、この停止スイッチを、遊技機前面で、上方に向く位置から、前方に向く位置まで、遊技者が適宜前後方向に回動可能とした構成が提案されている(例えば、特許文献1)。この構成では、停止スイッチを、上方に向く位置(下向きにスイッチ操作)としたり、前方に向く位置(水平方向にスイッチ操作)としたりする等、遊技者が操作し易いように、該遊技者の個々の嗜好に合わせて、操作方向を選択的に変更することができるようになっている。
特許3222828号公報
ところで、上述したスロットマシンでは、一般的に、三個の回転ドラムが配設されており、各回転ドラムに対応して三個の停止スイッチが横一列に並んで、固定的に配設されている構成となっている。このため、遊技者は、各停止スイッチまで手を動かして、該停止スイッチを操作する必要がある。これは、上述の特許文献1のように、ストップボタンの操作方向を変更可能とした構成にあっても、各停止スイッチの横方向位置は固定されていることから、同じである。このように、手を動かして各停止スイッチを操作するゲームを、遊技者が比較的長時間継続して行う場合には、該遊技者の腕や肩に多大な負担がかかり、疲れが溜まる等の問題が生ずる。さらには、手を動かしてスイッチを操作するという、比較的単純な動作を繰り返すことから、遊技者には手を動かすことの煩わしさや面倒な感情が生じ易く、遊技者の趣向性を損なうことも懸念される。
そこで、本発明は、上記問題を解消し得るスロットマシンを提供することを目的とする。
本発明は、回転ドラムを、遊技者の操作により回転始動する始動手操作スイッチ部と、回転ドラム毎に配設され、遊技者の操作により対応する回転ドラムを回転停止する複数の停止手操作スイッチ部とが遊技機本体の前面に配設されるスロットマシンにおいて、複数の停止手操作スイッチ部が一方向に配設され、該配設方向に沿って移動可能な可動遊技操作体と、該可動遊技操作体を、停止手操作スイッチ部の配設方向に沿って移動する操作体駆動装置と、回転ドラムが回転始動したことに基づき、各停止手操作スイッチ部が、予め定められた操作位置に、順次位置決められるように、操作体駆動装置を移送制御する操作体制御装置とを備えていることを特徴とするスロットマシンである(請求項1)。
かかる構成とすることにより、遊技者は、操作位置で手を動かすことなく、順次移動してくる停止手作動スイッチ部を、スイッチ操作することができる。このため、比較的長時間継続して遊技を行う場合にあっても、遊技者の腕や肩の負担が軽減され、疲労の蓄積を低減することができる。さらには、遊技者は、停止手操作スイッチ部を操作するために、何度も手を動かさねばならないという煩わしさから開放され、手を動かすことを面倒に思う感情も生じないことから、遊技に集中することができ、スロットマシンの有する娯楽性を満喫できる。また、かかる構成にあっては、腕全体を振って停止手操作スイッチ部を叩くように操作する操作態様が排除され、該停止手操作スイッチ部への衝撃を減少させることもでき得る。尚、本書類中に記載される遊技者の手には、腕、肘、又は手のひら等の肩から指先までのあらゆる部分が含まれる。
ここで、この操作位置としては、スロットマシンに、明確に位置が示されるようにしても良いし、又は、特に示さず、遊技者が手を動かすことなくスイッチ操作できるようなところとして、概念的な位置としていても良い。
上述した、操作体制御装置による、停止手操作スイッチ部が操作位置に順次位置決めされる移送順序にあっては、回転ドラムの基準停止順序に従うように制御する構成や、停止順序をランダムに選出して制御する構成等、様々に設定することができる。例えば、通常の遊技状態では、基準停止順序に従って停止手操作スイッチ部が操作位置に位置決めされ、特定の遊技状態となると、ランダムに停止順序を選出して、これに従って停止手操作スイッチ部が操作位置に位置決めされるようにしても良い。又は、停止順序をランダムに選出するか否かを一ゲーム毎に決定するように設定した構成とすることもできる。また、一般的なスロットマシンにあっては、回転ドラムを所定の停止順序で停止させることにより、当り(小役の発生)を得やすくしている。この場合、通常の遊技状態では、この停止順序が遊技者に開示されておらず、特定遊技状態(いわゆるアシストタイム)となると、この当りを得やすい停止順序を遊技者に開示するようにしている。本発明にあっても、アシストタイムでは、操作体制御装置が、当りを得やすい所定の停止順序に従って、停止手操作スイッチ部が操作位置に位置決めされるようにした構成とすることも可能である。これにより、遊技者は、手を動かすことなく、アシストタイムの利益を充分かつ確実に得ることができる。
このような操作体制御装置による、操作体駆動装置の移送制御としては、停止手操作スイッチ部が、操作位置に一時停止するように間欠的に動くようにする構成したり、操作位置付近では、停止手操作スイッチ部が微低速で動き、これ以外では速く動くような構成とする等、様々に設定することも可能である。尚、後者の構成のように、操作位置付近で、微低速で動くことも、広義では該操作位置に位置決めされることである。このように、ある程度一定間隔で、遊技者が停止手操作スイッチ部をスイッチ操作できることにより、テンポ良く遊技を進行することとなるため、スロットマシンの稼働率を向上させることができるという優れた利点も有する。
又は、操作体制御装置が、停止手操作スイッチ部のスイッチ操作毎に、各停止手操作スイッチ部が操作位置に順次位置決められるように、操作体駆動装置を段階的に移送制御するものである構成も提案される(請求項2)。かかる構成にあっては、遊技者が操作位置の停止手操作スイッチ部をスイッチ操作するまで、次の停止手操作スイッチ部が当該操作位置に位置決めされるように、可動遊技操作体を移動しないことから、遊技者主体で遊技が進行していくこととなっている。すなわち、遊技者は、上述したように手を動かすことなく、当り組合せを揃えようと、狙いを定めてスイッチ操作することができる。また、手を固定してスイッチ操作ができることから、該操作の安定性が向上し、遊技者にとって操作タイミングを計り易くなるという利点もある。而して、回転ドラムを遊技者が主体的に停止することにより当りを得ることができるというスロットマシンの遊技性を確保しながら、各停止手操作スイッチを手を動かして押すという煩わしさから開放させることができ得る。
上述したスロットマシンにあって、可動遊技操作体が、複数の停止手操作スイッチ部を直線状に配設した、板面方向に沿って移動可能な移動操作板から構成され、該移動操作板が、操作体駆動装置により、停止手操作スイッチ部の配設された直線方向に沿って移送制御されるものである構成が提案される(請求項3)。かかる構成にあっては、各停止手操作スイッチ部が、可動遊技操作体を比較的単純な直線的に移動することにより、操作位置に位置決めされるようにしたものであるから、遊技者は、停止手操作スイッチ部の移送順序を予測し易い。さらには、各停止手操作スイッチ部の位置関係を把握することも容易である。したがって、遊技者は、上述したように手を動かさずに操作位置でスイッチ操作することと、敢えて手を動かして、停止手操作スイッチ部の移送順序と異なる順番でスイッチ操作することとの、いずれかを選択的に行うことが可能である。而して、かかる構成は、スロットマシンの、停止手操作スイッチ部を操作して回転ドラムを停止させるという、当りを狙う遊技性を有しつつ、上述した手を動かさずに遊技を進行できるという上述した本発明の新たな遊技性が加わったものとなり、遊技の幅が拡大する。
又は、可動遊技操作体が、複数の停止手操作スイッチ部を円弧状に配設した、板面方向に沿って回動可能な回動操作板から構成され、該回動操作板が、操作体駆動装置により、停止手操作スイッチ部の配設された円弧方向に沿って回動するものである構成が提案される(請求項4)。かかる構成にあっては、上述した直線方向に移動する構成(請求項3)と同様の作用効果を発揮できることに加え、該構成に比して、可動遊技操作体をコンパクトにまとめた構造となるから、設置に要するスペースを小さくでき、比較的容易に設置することができると共に、設置場所も様々に設定することができる。さらに、円弧方向に沿って配設し、かつ回動するものであるから、回動ドラム数が一般的な三個よりも多い場合や、停止手操作スイッチ部の他のスイッチ部も配設する場合等にあっても、比較的小さなスペースに設置可能である。
さらに又は、可動遊技操作体が、回動方向に沿って形成された円弧状周面に、複数の停止手操作スイッチ部を回動方向に沿って配設した回動操作片から構成され、遊技機本体の前面の操作位置に外方に開口する操作窓孔を形成し、操作体駆動装置により、回動操作片を円弧状周面方向に沿って回動して、該操作窓孔から、各停止手操作スイッチ部が順次視認されるようにしたものである構成も提案される(請求項5)。かかる構成にあって、遊技者は、操作窓孔に視認できる停止手操作スイッチ部以外はスイッチ操作することができないことから、各停止手操作スイッチ部の移送順序に従って、正確にスイッチ操作することができる。ここで、操作窓孔には、各停止手操作スイッチ部が一個毎に視認されるようにしても良いし、複数個毎に視認されるようにしても良い。例えば、停止手操作スイッチ部一個毎に、操作窓孔で視認されるようにすれば、遊技者がスイッチ操作する順序が決まり、上述したようなアシストタイム等における利益を逃すことなく、利用できる。一方、複数個毎、例えば二個毎に視認されるようにすれば、遊技者はスイッチ操作する順番の選択権を有することとなる。さらに、かかる構成では、遊技機本体の前面に操作窓孔を設けるだけで良いため、該前面における配設面積を小さくできる。また、可動遊技機操作体も、一層コンパクトにまとまった構造となり、設置に要するスペースも小さくできる。したがって、上述した円弧状の回動操作板からなる構成と同様、多くのスイッチを配設する場合にあっても、比較的小さなスペースに設置可能となる。
一方、上述したスロットマシンにあって、可動遊技操作体が、回転ドラムを回転始動する始動手操作スイッチ部を、停止手操作スイッチ部に先んじて操作位置に移動するように、配設してなるものであるとした構成が提案される(請求項6)。かかる構成により、遊技者は、回転ドラムの回転始動から回転停止まで、手を動かすことなく、スイッチ操作を行うことができる。したがって、遊技者に、一ゲーム毎に手を動かすことによる煩わしさや、長時間ゲームを行うことによる疲労感を生じさせず、一層遊技に集中させることができ得る。
本発明のスロットマシンは、複数の停止手操作スイッチ部が一方向に配設され、該配設方向に沿って移動可能な可動遊技操作体と、該可動遊技操作体を、停止手操作スイッチ部の配設方向に沿って移動する操作体駆動装置と、回転ドラムが回転始動したことに基づき、各停止手操作スイッチ部が、予め定められた操作位置に、順次位置決めされるように、操作体駆動装置を移送制御する操作体制御装置とを備えた構成としたから(請求項1)、遊技者は、操作位置で手を動かすことなく、順次位置決めされる停止手作動スイッチ部を操作することができる。これにより、比較的長時間連続してゲームを楽しむ場合にあっても、遊技者の腕や肩の負担が軽減され、疲労の蓄積を低減できると共に、煩わしさや面倒に思う感情を生じさせず、遊技者を遊技に集中させることができる。また、腕全体を振って停止手操作スイッチ部を叩くように操作することもなくなるため、停止手操作スイッチ部への衝撃を減少させることができる利点もある。
ここで、操作体制御装置が、停止手操作スイッチ部のスイッチ操作毎に、各停止手操作スイッチ部が操作位置に順次位置決められるように、操作体駆動装置を段階的に移送制御する構成(請求項2)とした場合にあっては、遊技者が回転ドラムを停止させるという、遊技者主体の遊技性を確保しつつ、各停止手操作スイッチを手を動かして押すという煩わしさから開放させることができ得る。
また、上述したスロットマシンにあって、可動遊技操作体が、複数の停止手操作スイッチ部を直線状に配設した、板面方向に沿って移動可能な移動操作板から構成され、該移動操作板が、操作体駆動装置により、停止手操作スイッチ部の配設された直線方向に沿って移送制御される構成(請求項3)とした場合にあっては、遊技者が、停止手操作スイッチ部の移送順序を予測し易いと共に、各停止手操作スイッチ部の位置関係も容易に把握できることから、上述のように手を動かさないスイッチ操作と、敢えて手を動かすスイッチ操作とを行うことができるため、スロットマシンの遊技性の幅がさらに広がり、遊技の興趣性を高め得る。
又は、複数の停止手操作スイッチ部を円弧状に配設した、板面方向に沿って回動可能な回動操作板から構成され、該回動操作板が、操作体駆動装置により、停止手操作スイッチ部の配設された円弧方向に沿って回動する構成(請求項4)とした場合にあっては、上述した直線方向に移動する構成(請求項3)と同様の作用効果を発揮できることに加え、可動遊技操作体をコンパクトにまとめた構造となるため、設置スペースを小さくでき、比較的容易に設置することが可能となる。
さらに又は、可動遊技操作体が、回動方向に沿って形成された円弧状周面に、複数の停止手操作スイッチ部を回動方向に沿って配設した回動操作片から構成され、遊技機本体の前面の操作位置に外方に開口する操作窓孔を形成し、操作体駆動装置により、回動操作片を円弧状周面方向に沿って回動して、該操作窓孔から、各停止手操作スイッチ部が順次視認されるようにした構成(請求項5)とした場合にあっては、遊技者が、各停止手操作スイッチ部の移送順序に従って、正確にスイッチ操作することができる。ここで、操作窓孔に一個毎視認される構成とすると、アシストタイム等における利益を、遊技者に確実に供与することができ、また、複数個毎に視認される構成とすると、スイッチ操作順の選択権を有するものとなる。さらに、本構成では、可動遊技操作体を、一層コンパクトにまとめた構造とでき、設置スペースを小さくできる。
一方、上述したスロットマシンにあって、可動遊技操作体が、回転ドラムを回転始動する始動手操作スイッチ部を、停止手操作スイッチ部に先んじて操作位置に移動するように、配設してなる構成(請求項6)とした場合にあっては、遊技者が、回転ドラムの回転始動から回転停止まで、手を動かすことなくスイッチ操作を行い得るから、長時間ゲームを行うことによる疲労感や煩わしさ等生じず、一層遊技に集中させることができる。
本発明にかかるスロットマシン1を添付図面に従って説明する。
本実施形態例のスロットマシン1は、遊技媒体として遊技球を用いるものであり、パチンコ機用の遊技島に対してパチンコ機同様に取り付けられる。具体的には、このスロットマシン1は、図1〜図3に示されるように、遊技島に起立状に配設される矩形状の外枠2と、この外枠2の前面開口部を覆う遊技機本体3とで構成される。
前記遊技機本体3は、ヒンジ部材9を介して外枠2の前面に開閉可能に枢設される前枠4と、前枠4の後方位置に設けられた、三つの回転ドラム12a,12b,12cを具備している。
また、前枠4の前面側上半分には、透明板6が装着される前扉13が開閉可能に取り付けられており、前扉13の中央に形成された表示窓48、及び前枠4に形成された窓口47から回転ドラム12a〜12cや表示器19等が臨むことによって、遊技者が透明板6を介して回転ドラム12a〜12cの外周面に配設された図柄等を視認できるような構成となっている。
また、前枠4の前面側下半分には、金属板よりなる開閉パネル5が開閉可能に取り付けられている。そして、この開閉パネル5の上部前面には、合成樹脂材料からなる上皿部材15が固着されている。この上皿部材15は、前枠4の前方に突出して上方開口した貯留皿8が一体的に形成され、当該貯留皿8の前方及び下方を囲繞するような成形体となっている。さらに、この上皿部材15には、遊技者が操作する各種ボタン等が形成されている。具体的には、スタートランプ40、スタートレバー41、BETボタン43、三個のストップボタン44a,44b,44cが配設されている。これら各種ボタンの配設構成は、本発明の要部にかかり、詳しくは後述する。
ここで、BETボタン43は、賭け数単位を決定するものであり、後述するように、このボタン操作により貯留皿8内の遊技球が所定個数だけ自動的に遊技機内へ取り込まれる。
スタートランプ40は、回転ドラム12a〜12cが回転開始可能であることを遊技者に報知するためのものであり、スタートレバー41は、回転ドラム12a〜12cを回転始動するために用いるものである。このスタートレバー41を操作すると、これを契機として各回転ドラム12a〜12cに連繋された回胴装置(図示省略)が駆動開始し、これに伴って回転ドラム12a〜12cが前方に所定速度で回転する。ここで、このスタートレバー41が、本発明にかかる始動遊技操作スイッチ部である。
三個のストップボタン44a,44b,44cは、回転ドラム12a〜12cを回転停止するために用いるものであり、回転ドラム12a〜12cの回転中にこれらのボタンを押圧操作すると、この操作タイミングに基づいて回胴装置が各ボタン44a,44b,44cに対応する回転ドラム12a〜12cを停止させる。すなわち、回転ドラム12a,12b,12cが回転中に、左回転ドラム12aに対応する左ストップボタン44aを押すと左回動ドラム12aが、中回転ドラム12bに対応する中ストップボタン44bを押すと中回転ドラム12bが、右回転ドラム12cに対応する右ストップボタン44cを押すと右回転ドラム12cがそれぞれ回転停止する。ここで、この三個ストップボタン44a,44b,44cが、本発明にかかる停止遊技操作スイッチ部である。
また、上記した貯留皿8は、その内側奥壁の左部位置に、遊技球が払い出される球供給口83が設けられていると共に、その内側底面が奥方へ下方傾斜しており、かつ、右方傾斜している。そして、この貯留皿8の内側右部には、当該貯留皿8内に投入された遊技球が、公知技術である球取込装置(図示省略)によって、所定数(5個)を一単位として取り込まれる取込口(図示省略)が設けられており、取り込まれた遊技球は遊技島側へ排出されるようになっている。
また、前枠4の最下位置には、球放出口(隠れて見えない)が形成され、この球放出口に臨むように補助貯留皿14が配設される。この球放出口は、前記貯留皿8の貯留空間と連通しており、貯留皿8が満杯である場合に、この球放出口を介して、貯留皿8の遊技球が補助貯留皿14内に流入する構成である。なお、貯留皿8及び補助貯留皿14へ遊技球を流入させる機構は、既存のパチンコ機の構成を好適に用いることができる。
さらにまた、前枠4の背面には、遊技球が通過する球通路(図示省略)や電子回路が組み込まれた基板100〜106(図4参照)が複数備え付けられる裏機構板(図示省略)が配設されている。ここで、基板100〜106は相互に電気的に接続されると共に、遊技機本体3に設けられた各種センサ、スイッチ、モータ、ランプ等と接続されており、遊技を統括する制御装置を構成する。さらに、この裏機構板には、遊技島設備の球供給装置から遊技球の供給を受ける球タンク(図示省略)や、該球タンクと連通する球案内通路(図示省略)等も配されている。ここで、球案内路は、上記した貯留皿8に設けられた球供給口83や、補助貯留皿14に形成された球放出口(図示省略)等に通じており、該球案内通路の中途位置に設けられた払出ユニット31(図4参照)が作動すると、球タンク側に位置する所定数の遊技球が、貯留皿8や補助貯留皿14へ向けて送出されるようになっている。この払出ユニット31から送出された遊技球は、通常は、前記球供給口35から貯留皿8へと放出されるが、貯留皿8が満杯である場合は、球放出口(図示省略)から補助貯留皿14へと放出される。かかる貯留皿8への遊技球供給機構は、既存のパチンコ機の構成を好適に用いることが可能である。
次に、本実施例のスロットマシン1の遊技作動を制御する制御回路を、図4を参照して説明する。マイクロコンピュータを構成する主制御基板100には、スロットマシン1の遊技制御を行うと共に、BETボタン43の操作に基づいて遊技球の取込動作制御等を行うための基板回路が設けられている。この主制御基板100の基板回路には、周辺機器とデータ通信を行う入力ポート及び出力ポート(図示省略)が設けられており、この出力ポートを介して主制御基板100からの制御信号が、払出制御基板101、表示制御基板102、ランプ制御基板103、情報端子基板105の各入力ポートに向けて出力されるように接続されている。また、主制御基板100の入力ポートには、上述したスタートレバー41やBETボタン43、及びストップボタン44a,44b,44cのスイッチが接続されており、主制御基板100は2msごとにこれらの操作状態を調べ、その操作に応じて遊技状態を制御する。さらに、この主制御基板100には、本発明の要部にかかる操作体駆動モータ60が接続されており、前記したスタートレバー41及び、ストップボタン44a,44b,44cの操作に従って該操作体駆動モータを駆動するように制御している。尚、この操作体駆動モータ60及びこの駆動制御については、後述する。
また、主制御基板100には、貯留皿8に設けられた整流通路(図示省略)に配される貯留球検知スイッチ95や、図示しない球取込装置の取込モータ72や、該球取込装置により取り込まれた遊技球を検知する球検知スイッチ77も接続される。
上記払出制御基板101には、遊技球の払出作動の制御を行うための基板回路が設けられる。この基板回路は、上記払出ユニット31と接続されており、主制御基板100から入力されたコマンドに従い払出ユニット31を作動させて、貸球や賞球の払い出しを実行する。また、払出制御基板101は、貸球数を記憶したプリペイドカードの読込みや書込みを行う付属装置であるカードユニット11と、このプリペイドカードのデータ処理を中継するCR接続基板104を介して接続され、遊技球の残球データ等をやり取りする。さらに、払出制御基板101には、上記した裏機構板に配設された球タンク(図示省略)内の球切れを検出するための球切れスイッチ(図示省略)や、球放出口18の奥に設けられて、補助貯留皿14が遊技球で満杯になったことを検知するための満タンスイッチ(図示省略)も接続されている。
上記表示制御基板102は、回転ドラム12a〜12cの停止制御を行うための基板回路が設けられる。この基板回路には、各回転ドラム12a〜12cを回転駆動するドラムモータ(図示省略)と、回転ドラム12a〜12cの回転角度を検出する基準位置センサ(図示省略)とが接続され、主制御基板100から入力されたコマンドに従ってドラムモータを作動させ、各回転ドラム12a〜12cを回転させると共に、所定回転角度で停止させる。また、表示制御基板102は、回転ドラム12a〜12cの周囲に設けられた各種表示器(例えば、19)と接続されると共に、効果音や音声の出力制御を行う音声制御基板106を介してスピーカ(図示省略)とも接続されている。
上記ランプ制御基板103には、入賞ラインランプ(図示省略)や、上述したスタートランプ40やストップボタン44a,44b,44cに内蔵されたランプと接続されており、主制御基板100から入力されたコマンドに従い各種ランプを点灯制御して、入賞ラインやボタン操作が有効となったことを遊技者に報知する。
また、上記情報端子基板105は、遊技島設備の集中管理装置107と接続するためのものであり、主制御基板100や払出制御基板101から送られた賞球数や大当り回数等の情報を、この基板を介して集中管理装置107へ送信することができる。
次に、本実施形態例のスロットマシン1の遊技作動について、簡単に説明する。
本実施形態例にあっては、遊技球5個を賭け数一単位として設定しており、一ゲーム毎に貯留皿8に貯留されている遊技球が、賭け数単位で投入されて遊技が進行する。尚、最大賭け数は三単位としている。この賭け数は、BETボタン43を操作することにより、設定される。ここで、BETボタン43は、賭け数を一単位毎に設定できるものである。すなわち、BETボタン43が一回押圧操作される毎に、5個の遊技球が遊技機内に投入されることとなり、一ゲームで最大三回押圧操作して、賭け数三単位を設定できる。尚、このBETボタン43は、既に最大単位の賭け数が設定されている場合や、遊技球不足の場合、回転ドラム12a,12b,12cが回転中の場合には、例え押圧操作されても、その操作は無効となる。
このように、BETボタン43を押圧操作することにより、少なくとも賭け数一単位分の遊技球が投入されると、スタートランプ40が点灯する。このスタートランプ40の点灯時に、スタートレバー41を押し下げ操作することにより、回転ドラム12a,12b,12cが回転開始する。そして、この回転ドラム12a,12b,12cの回転中に、ストップボタン44a,44b,44cを押圧操作すると、操作順に従って、各回転ドラム12a,12b,12cが順に停止する。ここで、表示窓48で停止表示される入賞ライン上に、所定の当り組合せで図柄が揃うと、払出ユニット31から所定数の遊技球が払い出されたり、又は、遊技者に有利なボーナスゲームなどの遊技作動が実行開始される。このようにして、一ゲーム毎に遊技が進行していく。
ここで、上記したボーナスゲームとしては、特定の図柄が入賞ライン上に揃うビッグボーナスゲーム(以下、BBゲーム)とレギュラーボーナスゲーム(以下、RBゲーム)とがある。BBゲームは、遊技者にとって最も有利な遊技状態であり、次に述べるRBゲームを最大3回行うことができる。さらに、BBゲーム及びRBゲームとなる特定の図柄以外の図柄が揃う、いわゆる小役が入賞する可能性が高い遊技(例えば、後述するアシストタイム)が所定回数(例えば、最大30回)行うことができる。一方、RBゲームは、前記BBゲームの特定図柄と異なる特定の図柄が入賞ライン上に揃うことにより発生する。このRBゲーム中は、所定数の遊技球が払い戻され所定図柄が揃うボーナスゲームが発生し易い遊技状態となり、このボーナスゲームが最大8回行うことができる。
また、上記したBBゲームやRBゲームが発生する以外に、小役が入賞すると、小役の図柄に従って所定数の遊技球が払い戻されるようになっている。ここで、小役の入賞は、ゲーム単位毎にランダムに設定された、ストップボタン44a,44b,44cの所定操作順序により、遊技者が押圧操作した場合に高い確率で発生する。尚、この所定操作順で押圧操作されない場合は、入賞しない小役も設定されている。さらに、所定図柄が揃う等の予め定められた遊技条件が成立すると、前記した小役の入賞が高確率で発生するストップボタン44a,44b,44cの所定操作順序を、遊技者に開示する遊技状態(いわゆる、アシストタイム)が発生する。すなわち、このアシストタイムでは、遊技者が開示された所定操作順序に従って押圧操作することにより、多くの遊技球の払い戻しを受けることができる。ここで、開示される所定操作順序は、上述した表示器19に表示されると共に、ストップボタン44a,44b,44cが配設された可動遊技操作体49の移動態様により表すようにしている。この可動遊技操作体49の移動態様は、本発明の要部にかかり、詳しくは後述する。
さらには、通常の遊技状態で特定の図柄が、入賞ライン上に揃うと、リプレイゲームが発生する。このリプレイゲーム中は、投入した遊技球数と同数の遊技球が、遊技者の遊技球を消費することなく、自動投入され、ゲームが進行する。
次に、本発明の要部について説明する。
本実施形態例にあっては、図1〜図3及び図5に示すように、ストップボタン44a,44b,44cを横方向に直線状に配設してなる可動遊技操作体49を設けた構成(実施例1)と、図7及び図8に示すように、該ストップボタン44a,44b,44cを円弧状に配設してなる可動遊技操作体69を設けた構成(実施例2)と、図9及び図10に示すように、回動方向に沿った円弧状周面に、該ストップボタン44a,44b,44cを配設した回動操作体80からなる可動遊技操作体79を設けた構成(実施例3)とを例示している。
以下、各実施例1〜3について順次詳説する。
(実施例1)
実施例1にあっては、図5のように、上皿部材15Aの前面部に、各ストップボタン44a,44b,44cが横方向に直線状に配設されてなる可動遊技操作体49が移動可能に設けられていることを特徴としている。この可動遊技操作体49は、その前面に、ストップボタン44a,44b,44cが直線状に配設された前側移動操作板50と、該前側移動操作板50の裏側に接合されて一体的に形成された裏側移動操作板51(図6参照)とから構成されている。ここで、前側移動操作板50は、上皿部材15Aの前面部に開口形成された横方向を長手方向とした長方形状の移動案内部52内を、該移動案内部52に沿って左右横方向に移動可能とする矩形状に設けられている。また、裏側移動操作板51は、図6に示すように、前記移動案内部52に比して、横方向に長い矩形状に設けられており、その裏面には、前記各ストップボタン44a,44b,44cの作動機構部46が突出しており、各ボタン44a,44b,44cと上述した主制御基板100とを接続するリード線(図示省略)が夫々に配設されている。さらに、この裏面には、当該裏側移動操作板51の長手方向(左右横方向)に沿ってラックギヤ53が配設されている。そして、この裏側移動操作板51は、上皿部材15Aの前面部裏側に、移動案内部52の長手方向に沿って上下両側に設けられた支持案内レール55により、横方向に移動可能となっている。そして、この上皿部材15Aの前面部裏側には、操作体駆動モータ60が、このモータ軸に配されたピニオンギア54と、前記した裏側移動操作板52に設けられたラックギア53とが適切噛み合うようにして、配設されている。この操作体駆動モータ60は、上述した主制御基板100と接続されて駆動制御され、該主制御基板100からの指示信号に従って、所定回転量毎に回動する。尚、この操作体駆動モータには、ステッピングモータが好適である。
このような可動遊技操作体49にあっては、上述のように、操作体駆動モータ60により、移動案内部52に沿って、表側移動操作板50(及び裏側移動操作板51)の板面方向で左右横方向に移動する(図5、図6参照)。ここで、表側移動操作板50が、移動案内部52の最も左側となった場合(図5(ハ))に、右ストップボタン44cの存在する位置と、最も右側となった場合(図5(イ))に、左ストップボタン44aの存在する位置とを、該移動案内部52のほぼ中央となるようにしている。この移動案内部52のほぼ中央位置が、本発明にかかる操作位置Tとなる。すなわち、表側移動操作体50と移動案内部52とは、前記のように、操作位置Tに、各ストップボタン44a,44b,44cが位置決めされるように、各形状寸法を定めている。
ここで、上述した操作体駆動モータ60、ラックギア53及びピニオンギア54が、本発明にかかる操作体駆動装置であり、主制御基板100が、本発明にかかる操作体制御装置である。
尚、上皿部材15Aの前面部裏側には、移動案内部52の左右両側に、表側移動操作体50が該移動案内部52の最も左側及び右側となった時に、裏側移動操作体51を停止支持する停止支持部材56,56が設けられている。
一方、本実施例1にあっては、上述した、賭け数を設定するBETボタン43は、上皿部材15Aの上面部左側位置に配設されており、回転ドラム12a,12b,12cを回転始動するスタートレバー41は、上皿部材15Aの前面部の、移動案内部52の左下側位置に配設されている。また、スタートレバー41の直左側に、上述したスタートランプ40も配設されている。
次に、この可動遊技操作体49を移動制御する制御態様について説明する。
通常の遊技状態にあっては、BETボタン43が押圧操作されると、主制御基板100は、表側移動操作板50が移動案内部52の最も右側となるように、操作体駆動モータ60を駆動制御して可動遊技操作体49を移動する。これにより、左ストップボタン44aが、移動案内部52中央の操作位置Tに位置決めされる(図5(イ)、図6(イ))。その後、スタートレバー41が操作されて、回転ドラム12a,12b,12cが回転始動し、遊技者により左ストップボタン44aが押圧操作されると、この押圧操作による信号を受けた主制御基板100は、表側移動操作板50の中ストップボタン44bが操作位置Tに位置決めされるように、操作体駆動モータ60を駆動制御して可動遊技操作体49を移動する(図5(ロ)、図6(ロ))。続いて、中ストップボタン44bが押圧操作されると、この押圧操作による信号を受けた主制御基板100は、表側移動操作板50の右ストップボタン44cが操作位置Tに位置するように、操作体駆動モータ60を駆動制御して可動遊技操作体49を移動する(図5(ハ)、図6(ロ))。そして、この右ストップボタン44cが押圧操作されることにより、全ての回転ドラム12cが停止して、一ゲームが終了する。
このように、通常の遊技状態では、操作位置Tに、右ストップボタン44a、中ストップボタン44b、右ストップボタン44cの順に位置決めされるように、主制御基板100により段階的に移送制御している。尚、遊技者は、必ずしも操作位置Tで押圧操作する必要はなく、自分の意志によって、押圧操作順を変えて行っても、これに従って各回転ドラム12a,12b,12cは順に停止する。本実施例1にあっては、前記した左、中、右の順に押圧操作されない場合は、主制御基板100が操作体駆動モータ60を駆動して可動遊技操作体49を移動する制御を行わないようにしている。例えば、最初に、中ストップボタン44bや、右ストップボタン44cが押圧操作された場合には、可動遊技操作体49を全く移動しない。また、左ストップボタン44aの次に右ストップボタン44cが押圧操作された場合には、左ストップボタン44aの操作により一度移動しただけで、次には移動しないようにしている。これは、可動遊技操作体49による移送順序と、遊技者の操作順序が異なることにより、遊技者が手を動かす距離が長くならないようにするためであり、当該距離を最小限に抑えるようにしている。
また、上述したように、アシストタイムとなると、主制御基板100は、小役の発生を高確率とするストップボタン44a,44b,44cの所定操作順序に従って、操作位置に位置決めされるように、操作体駆動モータ60を駆動制御して可動遊技操作体49を移動する。本実施例1にあって、主制御基板100は、スタートレバー41の操作に従って、小役発生を高確率とするストップボタン44a,44b,44cの所定操作順序を選定した時に、アシストタイム中であると、この所定操作順序に従って可動遊技操作体49の移動制御を行う。例えば、遊技者がスタートレバー41を操作し、主制御基板100が右、左、中の順番を選定したとする。この時、アシストタイム中であると、右ストップボタン44cが操作位置Tに位置決めされるように、操作体駆動モータ60を駆動して可動遊技操作体49を移動して停止する(図5(ハ))。そして、右ストップボタン44cが押圧操作されると、左ストップボタン44aが操作位置Tに位置決めされるように、移送制御する(図5(イ))。そして、同様に、次は、中ストップボタン44bが操作位置Tに位置決めされるように移送制御する(図5(ロ))。こうして、アシストタイム中は、主制御基板100がゲーム毎に選定する、小役を高確率で発生させる所定操作順序に従って、操作位置Tにストップボタン44a,44b,44cが順次位置決めされるように移送制御する。尚、この所定操作順序は、上述した表示器19にも表示されて、遊技者に開示するようにしている。
このように本実施例1にあっては、遊技者が、上述した操作位置Tに手を置いておくことによって、その手を動かすことなく、ストップボタン44a,44b,44cを押圧操作することができる。さらに、アシストタイムにあっても、操作位置Tに、小役を高確率で発生する所定操作順序に従って、ストップボタン44a,44b,44cを移動するため、同様に、遊技者は手を動かすことなく、操作できる。したがって、比較的長時間にわたって、連続して多数回ゲームを行う場合にあっても、遊技者の腕や肩の負担が軽減され、疲労の蓄積を低減することができる。さらには、遊技者は、ストップボタン44a,44b,44cを操作するために、何度も手を動かさねばならないという煩わしさから開放され、手を動かすことを面倒に思う感情も生じないことから、ストップボタン44a,44b,44cを押圧操作して、当りを得ようとする意識が高揚し、遊技に集中することができる。また、腕全体を振って停止手操作スイッチ部を叩くように操作する操作態様が排除され、該停止手操作スイッチ部への衝撃を減少させることができる。さらにまた、前記したアシストタイムにあって、小役を高確率で発生する所定操作順序に従って、確実に押圧操作することができるため、該アシストタイムの利益を充分に得ることができる。
上述した実施例1にあっては、移動案内部52と表側移動操作板50とを、その操作位置Tが横方向のほぼ中央部位となるように、その形状寸法を設定した構成であるが、表側移動操作板の横方向移動距離が長くなるように、移動案内部を長くし、かつ、表側移動操作板50を短くした構成(図示省略)とすることもできる。この構成では、操作位置Tが、移動案内部の最も右側に表側移動操作板がある場合の、左ストップボタン44aの位置から、最も左側に表側移動操作板がある場合の、右ストップボタン44cの位置までの範囲内で、適宜設定することができる。さらに、操作体駆動モータ60は、遊技者が手動で可動遊技操作体49を動かし得るように、空回転可能としている。したがって、遊技者は、予め手動で表移動操作板を動かして、前記範囲内で、操作位置Tを自由に設定することができる。例えば、遊技者が右利きの場合には、表側移動操作板が最も右側にある場合の、左ストップボタン44aの位置に操作位置Tを設定して、押圧操作を行い易くできる。これにより、遊技者は、自分の最も押圧操作し易い位置で、ストップボタン44a,44b,44cを操作することができるため、さらに、疲れや煩わしさを生じにくくなり得る。尚、このように移動距離を長く設定しても、主制御基板100は、各ストップボタン44a,44b,44cの相互間隔に基づいて、可動遊技操作体が移動するように、操作体駆動モータ60を駆動制御する。
また、上述した実施例1にあって、スタートレバー41も、表側移動操作板50に配設する構成とすることもできる。ここで、スタートレバー41は、左ストップボタン44aの左側に配設し、一ゲーム開始時にはスタートレバー41が、操作位置Tに在るようにする。そして、スタートレバー41が操作されると、主制御基板100により、当該可動遊技操作体を移動させるようにする。さらには、BETボタン43も、同様に配設することも可能である。これにより、遊技者は、片手のみで、手を動かすことなく、ゲームを行うことができる。
(実施例2)
一方、実施例2としては、図7のように、ストップボタン44a,44b,44cが円弧状に配設された可動遊技操作体69を、上皿部材15Bの前面部に開口形成された円弧状の操作窓孔61で、ストップボタン44a,44b,44cを順次表すように回動可能とした構成である。この構成にあっては、上皿部材15Bの前面部に、半円弧状の移動案内部62が上方に凸するように開口して形成されており、該移動案内部62の半円弧をほぼ三等分した左右両側を前方より覆う被覆部65,65が形成され、該被覆部65,65の間が前記した操作窓孔61となっている。そして、この半円弧状の移動案内部62に沿って、円弧方向に回動可能な、約100度の円弧状に形成された回動操作板63が設けられている(図8参照)。この回動操作板63の前面には、左側から順に時計回りの順で、BETボタン43、スタートボタン42、左ストップボタン44a、中ストップボタン44b、右ストップボタン44cが配設されている。詳しくは、回動操作板63には、左側約半分の領域に、上述したBETボタン43、スタートボタン42が配設されており、右側約半分の領域に、ストップボタン44a,44b,44cが配設されている。この回動操作板63により可動遊技操作体69が構成されている。尚、本実施例2にあっては、上述した実施例1のスタートレバーに代わって、スタートボタン42を用いている。このスタートボタン42は、押圧操作により、回転ドラム12a,12b,12cを回転始動するものであり、操作形態が変わるだけで、スタートレバーと同じ機能を有している。
この移動案内部62にあっては、上記した中央の約60度の操作窓孔61を除く、左右両側の各60度の領域が被覆部65,65により覆われていることから、当該左右領域に位置しているボタンを操作不可能としている。すなわち、遊技者は、中央の操作窓孔61に視認できるボタンしか押圧操作することができない(図7参照)。そして、本実施例2にあっては、この操作窓孔61の略中央部が、本発明にかかる操作位置Tとしている。
また、この可動遊技操作体69の回動操作板63には、図8のように、裏面に、円弧状に沿ってラックギア66が配設されている。そして、該ラックギア66に噛み合うピニオンギア67が駆動軸に配された操作体駆動モータ60が、上皿部材15Bの前面部裏側に配設されている。この操作体駆動モータ60は、上述した実施例1と同様に、主制御基板100と接続しており、駆動制御される。また、この回動操作板63には、円弧方向への回動中心で、上皿部材15Bに対して回転可能に支持される回動支持部68が設けられており、前記操作体駆動モータ60により、当該回動操作板63を、板面方向で円弧方向に沿って回動する。
次に、この実施例2の遊技作動を説明する。主制御基板100は、前回のゲームが終了すると、可動遊技操作体69を回動して、BETボタン43が操作窓孔61の操作位置Tに位置決めされる(図7(イ))。この時、スタートボタン42は、被覆部65に部分的に隠れているため、操作し難くなっており、また、ストップボタン44a,44b,44cは被覆部65に完全に隠れており、操作不可能となっている。そして、遊技者によりBETボタン43が押圧操作されると、主制御基板100は、スタートボタン42が操作位置Tに位置決めされるように、操作体駆動モータ60を駆動して可動遊技操作体69を反時計回りに回動し停止する。これにより、スタートボタン42を操作可能とする(図7(ロ))。この時、ストップボタン44a,44b,44cは、被覆部65により隠れており、操作不可能となっている。次にスタートボタン42が押圧操作されると、可動遊技操作体69を回動して、左ストップボタン44aが操作位置Tに位置決めされる(図7(ハ))。この時、操作窓孔61で中ストップボタン44bを視認できるが、右ストップボタン44cは被覆部65に隠れている。ここで、遊技者は、手を動かさずに、操作位置Tに位置決めされた左ストップボタン44aを押圧操作するか、又は、敢えて手を僅かに動かして、中ストップボタン44bを押圧操作するかのいずれかを行うことが可能である。そして、左ストップボタン44a又は中ストップボタン44bのいずれか一方が押圧操作されると、主制御基板100は、中ストップボタン44bが操作位置Tに位置決めされるように、操作体駆動モータ60を駆動して可動遊技操作体69を回動する(図7(ニ))。この時、操作窓孔61では、全てのストップボタン44a,44b,44cが視認できる。
ここで、遊技者が、右ストップボタン44c以外の、まだ押圧操作していない左ストップボタン44a又は中ストップボタン44bのいずれかを押圧操作すると、主制御基板100は、操作体駆動モータ60を駆動させ、右ストップボタン44cが操作位置Tに位置決めされる(図示省略)。一方、遊技者が右ストップボタン44cを押圧操作した場合には、主制御基板100は、操作体駆動モータ60を駆動させず、全てのストップボタン44a,44b,44cが操作窓孔61に表れている状態を維持する(図7(ニ))。そして、全てのストップボタン44a,44b,44cが押圧操作され、一ゲームが終了すると、上述したように、主制御基板100は、直ちに操作体駆動モータ60を逆回転させて、BETボタン43が操作位置Tに位置決めされるように、可動遊技操作体69を時計回りに回動する。
この実施例2では、基本的には、ストップボタン44a,44b,44cが、操作位置Tに、左、中、右の操作順番に従って位置決めされるように、主制御基板100により段階的に移送制御している。さらに、上記のように、操作窓孔61に少なくとも二個表れるようにしていることから、いずれか一方を選択して押圧操作することもできるようにしている。すなわち、遊技者の選択権も残している。また、上述した実施例1と同様に、アシストタイムでは、スタートボタン42を押圧操作した後、小役の発生確率が高くなる所定の操作順序に従って、各ストップボタンが操作位置Tに位置決めされるように、主制御基板100によって移送制御される。
尚、かかる構成にあっては、上述したように、円弧状の可動遊技操作体69を回動可能に配し、上皿部材15Bの前面部に形成された操作窓孔61に、該可動遊技操作体69に配設されたBETボタン43、スタートボタン42、ストップボタン44a,44b,44cが順次位置決めされるように構成した以外は、上述した実施例1と同じ構成であり、詳細は省略している。
このように、本実施例2にあっては、円弧状の可動遊技操作体69に、BETボタン43及びスタートボタン42も配設した構成であり、かつ、各ボタンを操作可能な操作窓孔61を設けるようにしたものである。そして、BETボタン43、スタートボタン42、ストップボタン44a,44b,44cが操作位置Tに順次位置決めされるように、段階的に移送制御するようにしている。かかる構成は、円弧状に各ボタンを配設するようにしていることから、上述した実施例1のように、横方向に移動距離が長くならず、BETボタン43及びスタートボタン42も配設しても、コンパクトにまとまって設置スペースも小さくできる。また、かかる構成により、遊技者は、賭け数を決めるゲームの開始から、最後の回転ドラムが回動停止して図柄の組合せが決定するまで、手を動かすことなく、遊技を進行できるから、一層、疲れの蓄積や煩わしさ等を軽減できる。また、操作窓孔61を設けたことにより、一ゲームにおけるボタン操作順序が明確に示されることとなり、誤操作を防止でき、初心者にもやさしい作動となっている。さらには、ストップボタン44a,44b,44cを押圧操作する順序の選択権も残していることから、上級者にとっても、遊技を満喫できるものとなっている。
この実施例2にあっては、操作窓孔61を設け、該操作窓孔61に、少なくとも二個のストップボタン44a,44b,44cが同時に視認できるようにし、押圧操作を選択的に行い得るようにしている構成であるが、各一個毎にストップボタン44a,44b,44cが順次段階的に視認できるようにして、操作順序を一層明確化することも可能である。また、移動案内部62に、被覆部65,65及び操作窓孔61を設けず、回動操作板63に配設された全てのボタンが、遊技機前面に露出している状態とすることもできる。これは、上述した実施例1と同様に、遊技者が所定の操作位置Tで、手を動かすことなく、各ボタンを押圧操作できると共に、敢えて動かすことにより、ストップボタン44a,44b,44cの操作順序を変えることも可能となる。ここで、操作体駆動モータ60を、空回転可能として、遊技者が可動遊技操作体69を手動で回動できるようにしても良い。
(実施例3)
一方、実施例3としては、図9及び図10のように、回動方向に沿って形成された円弧状周面81にストップボタン44a,44b,44cが配設された回動操作片80からなる可動遊技操作体79を、上皿部材15Cの上面部に開口形成された操作窓孔71で、該ストップボタン44a,44b,44cが順次視認できるように、回動する構成としている。ここで、回動操作片80は、図10のように、所定板厚を有する略扇形状に形成されてなり、その円弧状周面81に、スタートボタン42、ストップボタン44a,44b,44cが、円弧周方向に順に配設されている。そして、この回動操作片80には、円弧状周面81を該円弧方向に回動する略扇形状の頂点部分(円弧を含む円周の中心部分)に、操作体駆動モータ60が直接的に接続されて支持されている。この操作体駆動モータ60は、主制御基板100と接続されており、該主制御基板100から指示信号に従って、所定角度毎に回動することができるステッピングモータとしている。
この回動操作片80は、円弧状周面81の回動方向を左右方向とし、さらに、上記操作体駆動モータ60の駆動によって、該円弧状周面81に配設されたスタートボタン42、ストップボタン44a,44b,44cが、順次各一個毎に、上皿部材15Cの上面部に形成された操作窓孔71で視認されるように、該上皿部材15Cの裏側に配設されている。かかる構成により、遊技者は、この操作窓孔71で視認できるボタンしか押圧操作することができない。したがって、この操作窓孔71が、本発明にかかる操作位置Tとなる。
一方、本実施例3にあっては、上述した、賭け数を設定するBETボタン43は、上皿部材15Cの上面部に設けられた操作窓孔71の左側に配設されており、該BETボタン43の直右側に、上述したスタートランプ40が配設されている。
このような構成の遊技作動を説明する。可動遊技操作体79は、遊技者がBETボタン43を押圧操作することにより、操作窓孔71(操作位置T)にスタートボタン42が位置決めされるように、主制御基板100は操作体駆動モータ60を駆動して可動遊技操作体79を回動する(図9(イ))。ここで、スタートボタン42が操作窓孔71に視認されると、スタートランプ40が点灯し、遊技者にゲーム開始可能であることを報知する。そして、遊技者がスタートボタン42を押圧操作すると、主制御基板100は、左ストップボタン44aが操作窓孔71に位置決めされるように、操作体駆動モータ60を駆動して可動遊技操作体79を回動する。(図9(ロ))。次に左ストップボタン44aが押圧操作されると、中ストップボタン44bが操作窓孔71に位置決めされる。同様に、中ストップボタン44bが押圧操作されると、次に右ストップボタン44cが操作窓孔71に位置決めされる。このように、操作窓孔71(操作位置T)には、各ボタンが順次、段階的に一個毎移動するだけであるから、遊技者は、手を動かすことなく、操作窓孔71に視認される順序に従って、ボタン操作を行うことができる。このため、回転ドラム12a,12b,12cの回転始動から回転停止まで、各ボタンの視認できる順序に従って確実に、押圧操作が実行されることとなる。
ここで、主制御基板100は、通常の遊技状態にあって、スタートボタン42の次に、ストップボタン44a,44b,44cが、左、中、右の操作順に従って操作窓孔71に位置決めされるように、段階的に移送制御している。すなわち、通常の遊技状態では、遊技者は、回転ドラム12a,12b,12cを左、中、右の順に停止させることとなる。一方、上述した実施例1と同様に、アシストタイムにあっては、主制御基板100が、スタートボタン42を押圧操作した後、小役の発生確率が高い所定の操作順序に従って、ストップボタンが操作窓孔に位置決めされるように、操作体駆動モータ60を駆動して可動遊技操作体79を回動する。これにより、遊技者は、小役を高確率で発生できる所定の操作順序に従って確実に回転ドラムを停止でき、アシストタイムの利益を十分に得ることができる。
尚、かかる構成にあっては、上述したように、回動操作体80の円弧状周面81にスタートボタン42、ストップボタン44a,44b,44cを配設した可動遊技操作体79を回動可能に配し、上皿部材15Cの上面部に形成された操作窓孔71(操作位置T)に、該スタートボタン42、ストップボタン44a,44b,44cを順次段階的に一個毎に表れるように構成した以外は、上述した実施例1と同じ構成であり、詳細は省略している。
上述したように、本実施例3にあっては、操作窓孔71に、可動遊技操作体79の回動操作片80の円弧状周面81に配設された、スタートボタン42、ストップボタン44a,44b,44cが、順次位置決めされて、遊技者に視認可能となるようにした構成である。かかる構成は、板厚を有する扇形状の回動操作片80の、回動方向に沿った円弧状周面81に各ボタンを配設していることから、上述した実施例1に比して、コンパクトにまとめられたものとなり、設置スペースを比較的小さくできる。また、かかる構成により、遊技者は、回転ドラム12a,12b,12cの回転始動から回転停止まで、手を動かすことなく、ゲームを行うことができるから、上述した実施例1及び実施例2と同様に、疲れの蓄積や煩わしさ等を軽減できる。また、操作窓孔71を設け、操作位置Tを特定したことにより、手を置く位置が明確化すると共に、ゲーム中のボタン操作順が明確に示されることとなるため、初心者にやさしいものとなっている。
この実施例3にあっても、上述した実施例2と同様に、操作窓孔を比較的大きくすること等により、該操作窓孔にストップボタン44a,44b,44cが二個又は三個同時に視認されるようにして、遊技者にボタン操作の選択権を付与する構成とすることもできる。尚、この場合には、操作窓孔内の所定位置に操作位置を設定して、手を動かすことなくボタン操作が行い得るようにすることも要する。また、上述した実施例3にあって、可動遊技操作体79は、操作体駆動モータ60を空回転可能なものとして、遊技者が自ら手動で動かして、ボタン操作順を変更可能であるようにすることもできる。ここで、遊技者が手動で動かせるように、手動回転用の回動片を設けることも可能である。これにより、遊技者は、手を動かすことなく操作順序に従って行うゲームと、回動片を動かすことによって操作順序を変えて行うゲームとの両方を楽しむこともでき得る。而して、上級者も充分に遊技を楽しむことができることとなる。
上述した実施例1〜3にあっては、通常の遊技状態では、ストップボタン44a,44b,44cが左、中、右の順に操作位置Tに位置するように、各可動遊技操作体による移送制御を行うようにした構成であるが、別の構成として、通常の遊技状態にあっても、ストップボタン44a,44b,44cの移送順序を変更するようにしても良い。例えば、主制御基板100に、移送順序を決定する乱数テーブルを設定して、回転ドラム12a,12b,12cの回転始動とほぼ同時に、該乱数テーブルから所定の移送順序を選定して、これに従って可動遊技操作体を移動制御するようにする。このように、ストップボタン44a,44b,44cの操作位置Tへの移送順序をランダムに変化させることにより、遊技者は手を動かさなくとも、回転ドラム12a,12b,12cの停止順序が変化することとなるため、常に、次に操作するストップボタンが、どの回転ドラムを回転停止させるものであるかを把握する必要があり、遊技の趣向性を一層向上させ得る。また、回転ドラム12a,12b,12cの停止順序が多彩に変化することにより、視覚的にも遊技者を楽しませることができ得る。一方、この移送順序が変わる乱数値を選出する確率が低くなるように設定すれば、移送順序が変化する場合が希に発生することとなり、遊技者に当り組合せが得られるかもしれないという期待感を強く抱かせることもできる。
なお、本実施形態例は、本発明の主旨に逸脱しない限り、様々な態様が提案され得る。例えば、遊技媒体がメダルである一般的なスロットマシンにも適用でき、上述した実施形態例と同様の作用効果を発揮できる。
スロットマシン1の正面図である。 スロットマシン1の外観斜視図である。 スロットマシン1の分解斜視図である。 スロットマシン1の遊技を制御する制御回路を示すブロック回路図である。 実施例1における、可動遊技操作体49の段階的な移動態様を正面側から表す説明図である。 図5に対応する、可動遊技操作体49の段階的な移動態様を裏面側から表す説明図である。 実施例2における、可動遊技操作体49の段階的な移動態様を正面側から表す説明図である。 実施例2における、可動遊技操作体69の配設構成を裏面側から表した説明図である。 実施例3における、可動遊技操作体79を配設した上皿部材15Cを表す斜視図である。 実施例3における、可動遊技操作体79を構成する回動操作体80を表す説明図である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 外枠
3 遊技機本体
4 前枠
6 透明板
8 貯留皿
12a,12b,12c 回転ドラム
15、15A、15B、15C 上皿部材
41 スタートレバー(始動手操作スイッチ部)
42 スタートボタン(始動手操作スイッチ部)
44a,44b,44c ストップボタン(停止手操作スイッチ部)
49、69、79 可動遊技操作体
50 表側移動操作板
51 裏側移動操作板
60 操作体駆動モータ
61、71 操作窓孔
63 回動操作板
80 回動操作体
81 円弧状周面
100 主制御基板
T 操作位置

Claims (6)

  1. 回転ドラムを、遊技者の操作により回転始動する始動手操作スイッチ部と、
    回転ドラム毎に配設され、遊技者の操作により対応する回転ドラムを回転停止する複数の停止手操作スイッチ部とが遊技機本体の前面に配設されるスロットマシンにおいて、
    複数の停止手操作スイッチ部が一方向に配設され、該配設方向に沿って移動可能な可動遊技操作体と、
    該可動遊技操作体を、停止手操作スイッチ部の配設方向に沿って移動する操作体駆動装置と、
    回転ドラムが回転始動したことに基づき、各停止手操作スイッチ部が、予め定められた操作位置に、順次位置決められるように、操作体駆動装置を移送制御する操作体制御装置と
    を備えていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 操作体制御装置が、停止手操作スイッチ部のスイッチ操作毎に、各停止手操作スイッチ部が操作位置に順次位置決められるように、操作体駆動装置を段階的に移送制御するものであることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 可動遊技操作体が、複数の停止手操作スイッチ部を、直線状に配設した、板面方向に沿って移動可能な移動操作板から構成され、
    該移動操作板が、操作体駆動装置により、停止手操作スイッチ部の配設された直線方向に沿って移送制御されるものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスロットマシン。
  4. 可動遊技操作体が、複数の停止手操作スイッチ部を円弧状に配設した、板面方向に沿って回動可能な回動操作板から構成され、
    該回動操作板が、操作体駆動装置により、停止手操作スイッチ部の配設された円弧方向に沿って回動するものであるとしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスロットマシン。
  5. 可動遊技操作体が、回動方向に沿って形成された円弧状周面に、複数の停止手操作スイッチ部を回動方向に沿って配設した回動操作片から構成され、
    遊技機本体の前面の操作位置に外方に開口する操作窓孔を形成し、操作体駆動装置により、回動操作片を円弧状周面方向に沿って回動して、該操作窓孔から、各停止手操作スイッチ部が順次視認されるようにしたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスロットマシン。
  6. 可動遊技操作体が、回転ドラムを回転始動する始動手操作スイッチ部を、停止手操作スイッチ部に先んじて操作位置に移動するように、配設してなるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のスロットマシン。
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