JP4448908B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
遊技球が始動領域に進入したことに起因して大当たりか否かの大当たり判定を行う判定手段、大当たり判定の結果を示す確定図柄を決める図柄決定手段、決定された確定図柄のデータが含まれる図柄データを送出する図柄データ送出手段及び大当たり判定の結果が大当たりであったことを必須条件として(下記の確定表示の後に)可変入賞装置を制御して(例えば大入賞口を開放させて)遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技実行手段とが設けられた主制御装置と、主制御装置から送信された図柄変動データを受信すると、図柄表示装置を制御して複数の図柄を並列的に変動表示(普通は縦方向又は横方向のスクロール表示)させてから図柄決定手段によって決められた確定図柄を確定表示させる画像制御装置とを備える弾球遊技機がある。
【0003】
この種の弾球遊技機における図柄の変動表示に際して、ダミー図柄を用いた変動演出を行う技術がある。
ダミー図柄は、法規上の大当たりか否かの表示を行うための確定図柄(ダミー図柄と区別するために本図柄と呼ばれることが多い。)ではないので(実質は大当たりを告知するとしても)、本図柄に比べて表示上の制限が少なく表現の自由度が極めて高いので、ダミー図柄の演出により、さまざまな変動演出や結果告知を行うことが可能である。例えば特開平8−309002号公報には自動車レースの場面などをダミー図柄とする技術が開示されている。
【0004】
一方、ダミー図柄では法規上の大当たりか否かの表示を行えないので本図柄との並行表示が必要であった。一般的には、画面の端や隅などの目立たない位置に本図柄を配置して、画面の大半を占めるダミー図柄でさまざまな変動演出を行ってから判定結果を表示している。遊技者は画面の大半を占めるダミー図柄に気を取られるため、画面端などに配置された本図柄には目が行き届きにくく、ダミー図柄にて遊技者をより楽しくさせ、飽きをこさせない効果があった。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−309002号公報(段落0031、図16)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、例えば3桁の本図柄の変動と確定表示(法規上必須)に加えて3桁のダミー図柄による変動表示も行うとなると、ダミー図柄の採用によって演出が多彩になる分、メインプログラムの負担も大きくなる。また、本図柄がいくら画面端などに小さく配置されていると言っても遊技者には目視可能なので、遊技者によっては、ダミー図柄と本図柄との関係がばれてしまい、そうなるとダミー図柄の演出に対しての興味を削がれてしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
請求項1記載の弾球遊技機は、遊技球が始動領域に進入したことに起因して大当たりか否かの大当たり判定を行う判定手段、該大当たり判定の結果を示す確定図柄を決める図柄決定手段、該決定された確定図柄のデータが含まれる図柄データを送出する図柄データ送出手段及び前記大当たり判定の結果が大当たりであったことを必須条件として可変入賞装置を制御して遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技実行手段とが設けられた主制御装置と、該主制御装置から送信された前記図柄データを受信すると、図柄表示装置を制御して複数の図柄を並列的に変動表示させてから前記図柄決定手段によって決められた確定図柄を確定表示させる画像制御装置とを備える弾球遊技機において、
前記図柄表示装置に表示される図柄には複数種類の大当たり図柄、複数種類の外れ図柄及び複数種類のダミー図柄があり、前記大当たり図柄及び前記外れ図柄はそれぞれが単一の図柄で構成され、各前記ダミー図柄は前記外れ図柄のいずれかと実質同形であり、
前記図柄決定手段は、単一の図柄で構成される大当たり図柄又は外れ図柄を前記確定図柄として決め、
前記画像制御装置は、前記確定図柄として決められた大当たり図柄又は外れ図柄を中央に配置し、該中央に配置された前記確定図柄を挟んで両側に各1つの前記ダミー図柄を配して構成される組合せ図柄を確定表示させるにあたって、
前記図柄データがリーチ外れである場合は、前記複数のダミー図柄はすべて同じダミー図柄を表示させて前記外れ図柄とで構成される、リーチ外れの前記組合せ図柄を確定表示させ、
前記図柄データがリーチにならない外れである場合は、前記複数のダミー図柄は互いに異なるダミー図柄を表示させることにより前記外れ図柄とで構成される、単純外れの前記組合せ図柄を確定表示させる一方、
前記大当たり図柄は、前記大当たり判定の結果が大当たりであったことの表示以前には表示されず、該大当たりであったことの表示以後で前記確定表示までに表示される
ことを特徴とする。
【0008】
この弾球遊技機においては確定図柄は単一の図柄である。例えば従来は確定図柄は「739」のように複数個の図柄(この例では「7」、「3」、「9」の図柄3個)で構成されていたが、本発明では、例えば「7」の図柄1個で確定図柄となる。
【0009】
図柄決定手段(主制御装置)は、確定図柄(大当たり図柄又は外れ図柄)として単一の図柄を決めればよく、例えば3つの図柄による「739」のような組合せを決める場合に比べて処理上の負担が減る。
請求項1記載の弾球遊技機においては、主制御装置が、確定図柄のデータが含まれる図柄データ(普通、変動開始から確定表示までの変動時間を指定するデータも含まれる)を生成して、図柄データ送出手段にて送出すると、これを受信した画像制御装置は、図柄表示装置を制御して複数の図柄を並列的に変動表示させてから、確定図柄である大当たり図柄又は外れ図柄とダミー図柄とで構成される組合せ図柄を確定表示させる。
但し、図柄表示装置に表示される図柄には複数種類の大当たり図柄、複数種類の外れ図柄及び複数種類のダミー図柄があり、大当たり図柄及び外れ図柄はそれぞれが単一の図柄で構成され、各ダミー図柄は外れ図柄のいずれかと実質同形であり、組合せ図柄は、確定図柄として決められた大当たり図柄又は外れ図柄を中央に配置し、中央に配置された確定図柄を挟んで両側に各1つのダミー図柄を配して構成される。
画像制御装置は組合せ図柄を確定表示させる際に前記図柄データがリーチ外れである場合は、前記複数のダミー図柄はすべて同じ図柄とさせて、それら揃ったダミー図柄と前記外れ図柄とで構成されるリーチ外れの前記組合せ図柄を確定表示させ、前記図柄データがリーチにならない外れである場合は、前記複数のダミー図柄は互いに異ならせて、それら互いに異なっているダミー図柄と前記外れ図柄とで構成される単純外れの前記組合せ図柄を確定表示させる。
また、前記大当たり図柄は、前記大当たり判定の結果が大当たりであったことの表示以前には表示されず、該大当たりであったことの表示以後で前記確定表示までに表示される。
【0010】
前記大当たり図柄、前記外れ図柄及び前記ダミー図柄はそれぞれ複数種類あり、各前記ダミー図柄は前記外れ図柄のいずれかと実質同形としているので、少なくとも外れ図柄とダミー図柄とは見分けがつかない。なお、実質同形というのは、その意味(同形か見分けがつかない程度に類似)である。
【0011】
したがって、1つの確定図柄(本図柄)を中央に配置して、それを挟んで両側に各1つのダミー図柄を配置して組合せ図柄を構成すれば、見かけ上は従来の3桁表示と同じになる。本図柄とダミー図柄とが別々の領域にて分離表示されるわけではないので、変動表示の過程で遊技者にダミー図柄と本図柄との関係がばれることはない。
【0012】
上述の変動時間は、いわゆるリーチの有無、リーチの種類などに応じて決められており(このため、変動パターンと呼ばれる。)、画像制御装置は、変動パターンによりリーチの有無などを判別して、リーチ演出などを含んだ変動表示を制御することができる。
【0013】
本発明の場合、確定図柄(本図柄)は単一の図柄であるから、これを例えば2つ揃えてリーチ表示にするわけにはいかない。しかし、本図柄と並列的に変動表示されるダミー図柄なら、2つ揃えようが3つ揃えようが自由であるから、従来と同様のリーチ表示が可能である。
【0014】
確定表示される組合せ図柄は、中央に大当たり図柄又は外れ図柄を配置し両側にダミー図柄を1つずつ配置した3図柄構成としているから、遊技者にとって分かりやすい。なお、3図柄の配置は横(左右がダミー図柄)でも縦(上下がダミー図柄)でも構わない。
【0015】
この効果は、前記大当たり図柄は、前記大当たり判定の結果が大当たりであったことの表示以前には表示されず、該大当たりであったことの表示以後で前記確定表示までに表示される構成を採用することで一層良好になる。
【0016】
つまり、外れ図柄については変動中も確定時もダミー図柄と見分けが付かないので上記の効果がある。一方、大当たり図柄が外れ図柄に大当たりのシンボルを付加した形状であると、これを本図柄として変動表示した場合にはダミー図柄と見分けが付いて、上記の見分けできないことによる効果が期待できない。
【0017】
しかし、大当たり図柄は大当たり判定の結果が大当たりであったことの表示以前には表示されず、大当たりであったことの表示以後で確定表示までに表示される構成、すなわち変動表示は外れ図柄とダミー図柄とで行い、大当たりであったことが遊技者に判明してから大当たり図柄を表示すれば、上記の見分けできないことによる効果を十分に発揮できる。
【0018】
特に、請求項2記載の弾球遊技機は、請求項1記載の弾球遊技機において、各前記大当たり図柄は前記外れ図柄のいずれかに大当たりのシンボルを付加した形状であることを特徴とするから、たとえ確定寸前まで外れ図柄であっても、遊技者には「大当たりだから大当たりのシンボルが追加表示された」としか見えず、まったく不自然さを感じさせない。なお、大当たりのシンボルは、「大当たり」、「当」、「的中」、「ラッキー」等の大当たりを表象する文字、矢などが命中した図案のように大当たりをイメージさせる図案等である。
【0019】
さらに、請求項3記載のように、前記大当たりのシンボルが、前記特別遊技の開始を宣告するための文字表示の一部、例えば「大当たり」の「当」や「大開放」の「開」等であれば、「大当たりだから大当たりのシンボルが追加表示された」と見せる効果がより良好になる。
【0020】
この請求項3の弾球遊技機において、請求項4記載のように、前記画像制御装置は、前記大当たり図柄の確定表示に先だって、共に同形の前記外れ図柄と前記ダミー図柄とで構成される仮大当たり図柄を仮停止表示させる構成とすれば、上記効果は一層良好になる。
【0021】
すなわち、仮大当たり図柄として例えば777のように従来と同様の3桁揃いの組合せ図柄を設定しておき、これを仮停止表示(完全停止ではなくて、例えば上下や左右に微動する状態)とする。すると、遊技者は、この仮大当たり図柄で大当たりと認識する(この時点で大当たりか否かの表示は達成される)。そして、制御上(法規上)の確定表示として、上記シンボル付きの大当たり図柄が表示されるので、遊技者にはまったく当然の表示としか見えない。
【0022】
ところで、従来の弾球遊技機においては大当り開始インターバルが存在した。これは、変動時間終了〜大当たり動作の1ラウンド(R)が開始されるまでの、大当り中でも変動時間でもない時間であり、この時間に例えば「大当たり」の文字を表示して大当りの告知、大当たり動作の開始の告知を行っていた。
【0023】
ところが、請求項3又は請求項4記載の構成を採用すると、確定表示に伴って「大当たり」などの文字が表示されるので、従来の大当り開始インターバルにおける告知の役割が果たされてしまう。つまり、大当り開始インターバルは不要となる。
【0024】
また、「大当たり」などの表示によって大当たりを告知する期間が大当り開始インターバルだとすれば、これが図柄の変動時間の中に含まれてしまうとも言える。
すなわち、請求項4の構成であると、仮大当たり図柄が表示された時点で遊技者が大当たりと認識する(大当たりの告知画像になる)ので、そこから確定表示までの期間を利用して、従来の大当り開始インターバルと同様の演出を盛り込むことが可能になる(大当たりの表示動作が大当り開始インターバルを含む)。よって、従来、大当り開始インターバルとして行っていた処理は不要になり、プログラム上の負担が軽減される。
【0025】
しかも、いわゆる再変動を容易に実行可能ともなる。
再変動は、すべての図柄が一旦停止したかに見えてから再び変動する動作で、普通は大当たりとなる3桁揃い図柄が一旦停止したかに見えてから、揃ったままで一斉に、例えば111→222→333・・・と変動し大当たり図柄で確定する動作であるが、どの大当たり図柄が確定するかによって確率変動や時短の有無が決まるので、遊技者には人気がある。
【0026】
しかしながら、従来の弾球遊技機で再変動を実行するのはメインプログラムの負担が大きかった。
具体的には、従来の大当たりする場合の変動開始から大当たり終了までの流れ(メインプログラム(主制御装置)から画像制御装置への信号の送出)は、図9(a)に示すように「変動開始〜(予告・リーチ等)〜仮大当り図柄〜図柄再変動〜図柄確定〜変動停止〜大当り開始インターバル(大当り告知画像)〜大当り動作1R」となっていた。このプロセス中で図柄始動口への入球による、「図柄変動」に関する処理は「変動開始〜(予告・リーチ)〜仮大当り図柄〜図柄再変動〜図柄確定〜変動停止」までである。
【0027】
しかし、この中の仮大当り図柄で、図柄再変動のアクションの必要がない図柄で停止した場合に再変動アクションをカットすると、その分だけ変動時間に誤差が生じるため、再変動の有無以外の変動パターンがまったく同じであっても、「別の変動パターン」として、メインプログラムに記憶しておかなければならない。そうなると、本来の変動パターン数×2の情報が必要となる(2倍の情報量をメインプログラムが持つことになる)ため非常に負担がかかってしまうという問題があった。
【0028】
そのため、再変動のある変動パターンとない変動パターンを搭載しつつ、本来の変動パターン数でメインに負担をかけないものが理想であり、その実現が臨まれていた。
請求項4の構成であると、仮大当たり図柄が表示された時点で遊技者が大当たりと認識する(大当たりの告知画像になる)ので、そこから確定表示までの期間を利用して、再変動を行うことができる。例えば「変動開始〜(予告・リーチ等)〜仮(図柄)大当り〜大当り開始インターバル(大当り告知画像)&図柄再変動(再抽選)〜図柄確定〜変動停止〜大当り動作1R」とできる。
【0029】
再変動は大当たり図柄を確定表示する場合には必ず行うものではない(再変動する場合としない場合とがある)。しかし、再変動ありなら仮大当たり図柄の表示後又は例えば「大当たり」の文字を表示して大当たり告知画像としてから再変動を行い、再変動しない場合は、仮大当たり図柄又は大当たり告知画像を適宜時間(再変動と同等の時間)表示してから、大当たり図柄の確定表示とすればよいので、再変動の有無以外の変動パターンがまったく同じなら1つの変動パターンとして扱える。要するに、仮大当たり図柄の表示から確定表示までの期間は再変動してもしなくても存在する期間であるから、再変動の有無にかかわらず変動時間を変更することなく(メインプログラムの2倍の負担を持たせることなく)、再変動有りの変動パターンと再変動無しの変動パターンを持たせることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例により発明の実施の形態を説明する。
【0031】
【実施例】
【0032】
【パチンコ機の構成】
図1に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機50は、長方形の外枠51と前面枠52とからなる筐体にて構成の各部を保持する構造である。
前面枠52は、左側上下のヒンジ54により外枠51に対し開閉可能に取り付けられており、通常は図示するように閉じた状態とされる。
【0033】
前面枠52には、窓状のガラス枠60が前面枠52に対して開放可能に取り付けられている。このガラス枠60には板ガラス61が二重にはめ込まれ、板ガラス61の奥には前面枠52に保持された遊技盤10(図2参照)が収納されている。
【0034】
ガラス枠60の下方においては、上皿55が前面枠52に対して開放可能に取り付けられており、上皿55にはスピーカ5が取り付けられている。
このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)70が付属しており、パチンコ機50には貸出ボタン75a、精算ボタン75b及び残高表示器75cを備えるCR精算表示装置75が上皿55に備わっている。
【0035】
遊技者がCRユニット70のカードスリット71からプリペイドカードを挿入すると、CRユニット70がこれを取り込む。取り込まれたプリペイドカードの残高は残高表示器75cに表示され、その残高が有る状態で貸出ボタン75aを押せば球貸装置(図示略)の球貸ソレノイド84(図3参照)が稼働して貸球としての遊技球が払い出されて、プリペイドカードの残高が減額更新される。また、精算ボタン75bを押せばプリペイドカードがカードスリット71から吐出される。
【0036】
上皿55の下方にては下皿63が前面枠52に固定され、下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられている。発射ハンドル64を時計回りに回動操作すれば発射装置(図示略)の発射モータ88a(図3参照)が稼働して、上皿55から供給された遊技球を遊技盤10に向けて発射する。
【0037】
図2に示すように、遊技盤10には外レール11と内レール12とによって囲まれた略円形の遊技領域13が形成されている。発射装置によって発射された遊技球は外レール11と内レール12との間に形成されている通路を通って遊技領域13に飛び込む。
【0038】
遊技領域13の中央部にはセンターケース14が装着されており、そのセンターケース14にて取り囲まれるようにして図柄表示装置15(全体の図示は省略)のLCDパネル15aが配されている。
センターケース14には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。また、上部(LCDパネル15aの上方)には、4個のLEDが特別図柄保留記憶用LED17として装着されている。
【0039】
センターケース14の左右上方にはランプ風車19が設置され、それらの下方にはゲート(通過口)21が設置されている。これらゲート21の下方には風車20が設置され、風車20の下方には普通入賞口24が配されている。
センターケース14の直下にはチューリップ式の普通電動役物22が設置されている。この普通電動役物22は第1種始動口であり始動領域となる。普通電動役物22には7セグメントLEDの普通図柄用LED29が付属し、遊技球がゲート21を通過したことに起因する普通図柄抽選で当たりとなると(普通図柄用LED29に当たりの普通図柄が表示されると)設定時間だけ開放される。本実施例ではこの設定時間は、通常確率中は約0.3秒であるが高確率中は約2.6秒とされる。ただし、1開放中に3個の入賞があると、前記時間に達しなくとも開放が終了する。
【0040】
また、普通電動役物22の下方には、開閉板26にて開閉される大入賞口25と左右の普通入賞口24とを備える大入賞装置27が配され、盤面最下部にはアウト口28が設けられている。大入賞装置27のうち、大入賞口25に関連する部分が特別遊技のための可変入賞装置に該当する。
【0041】
なお、遊技盤10には、多数の遊技釘16が植設されているが、これらは周知であるので一部のみ図示して全体的な図示と説明は省略する。
本実施例のパチンコ機50の制御系は図3に示す通り、主制御装置30を中心にして構成されている。
【0042】
詳細の図示は省略するが、主制御装置30、払出制御装置32、発射制御装置34、音制御装置36、ランプ制御装置38及び画像制御装置40は、いずれもCPU(主制御装置30だけは複数のCPU)、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、主制御装置30には各種の抽選や選択に使用する乱数カウンタ(複数)が備えられ、音制御装置36には音源ICが備わっている。なお、払出制御装置32、発射制御装置34、音制御装置36、ランプ制御装置38及び画像制御装置40はそれぞれサブ制御装置であり、画像制御装置40は図柄表示装置15と一体化されている。
【0043】
主制御装置30には、下皿63が満杯状態になったことを検出する満タンスイッチ63a、球タンクが空状態になったことを検出する玉切れスイッチ81a、普通電動役物22への入賞球を検出する第1種始動口スイッチ22a、遊技球がゲート21を通過したことを検出する普通図柄作動スイッチ21a、遊技球が大入賞口25の内部に設けられている特定領域を通過したことを検出するVスイッチ25b、大入賞口25への入賞球を検出するカウントスイッチ25c、賞球払出装置(図示略)から払出される遊技球を検出する賞球センサー83b、各普通入賞口24への入賞球をそれぞれ検出する普通入賞口スイッチ24a等の検出信号が入力される。
【0044】
主制御装置30は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して払出制御装置32、発射制御装置34、音制御装置36、ランプ制御装置38、画像制御装置40に出力したり、また開閉板26を駆動する大入賞口ソレノイド25a、大入賞口25内の特定領域を開閉するVソレノイド25d、普通電動役物22を開閉する普通役物ソレノイド22bの動作を制御する。
【0045】
また、主制御装置30は、盤用外部接続端子41を介して外部(ホールメインコンピュータ)に入賞や大当たり等の情報を出力する。試験信号端子43は、主制御装置30から出力されるコマンドのモニタ用である。
なお、主制御装置30からの出力回路、すなわち払出制御装置32、発射制御装置34、音制御装置36、ランプ制御装置38、画像制御装置40、試験信号端子43、ソレノイド等への信号回路は、全て主制御装置30からのみ送信可能な一方向通信回路として構成されている。
【0046】
払出制御装置32は、主制御装置30から送られてくるコマンドに応じて賞球払出装置の賞球モータ83aを稼働させて賞球を払い出させる。
また、払出制御装置32は、CRユニット70及びCR精算表示装置75と通信し、貸球の払い出しに関わる制御も行う。
【0047】
具体的には、貸出ボタン75aが操作されると、CR精算表示装置75から貸出要求信号が出力され、払出制御装置32を経由してCRユニット70に入力される。この貸出要求信号を受けたCRユニット70が払出制御装置32に基本単位分(ここでは100円分)である25個の遊技球の貸出しを要求する。
【0048】
貸出し要求を受けた払出制御装置32は、球貸装置の球貸ソレノイド95を制御して貸球としての遊技球を払い出させる。球貸装置から払出される遊技球は球貸センサー93によって検出され、その検出信号が払出制御装置32に入力される。払出制御装置32は、この検出信号に基づいて貸球の払出数を計数して、基本単位分になれば球貸ソレノイド95をオフにして貸出しを停止させ、球貸し動作の完了をCRユニット70に送信する。球貸し動作完了の信号を受信したCRユニット70は、挿入されているプリペイドカードの残高を書き換える。CR精算表示装置75の残高表示も変更される。
【0049】
また、払出制御装置32からは1回の球貸し動作が完了したこと(25個の貸出)を示す球貸動作完了信号が枠用外部接続端子42に出力される。枠用外部接続端子42に出力された信号は枠用外部接続端子42からホールメインコンピュータに送られる。枠用外部接続端子42には、ガラス枠60の開放を検出するための扉開放スイッチの信号も入力され、これもホールメインコンピュータに送られる。
【0050】
CR精算表示装置75から精算要求信号(精算ボタン75bの操作信号)が入力された場合には、CRユニット70に精算を要求し(これに応じて、CRユニット70はプリペイドカードをカードスリット71から吐出する。)、CR精算表示装置75の残高表示を初期状態にさせる。
【0051】
発射制御装置34は、払出制御装置32経由で主制御装置30から送られてくるコマンド、発射ハンドル64に遊技者が接触(操作)していることを検出するタッチスイッチ64a、発射ハンドル64の回動信号及び発射停止スイッチ64bの信号に基づいて発射装置の発射モータ88aを制御して遊技球を発射及び停止させる。
【0052】
画像制御装置40は、主制御装置30から送られてくるコマンドに応じて図柄表示装置15の表示を制御し、特別図柄保留記憶用LED17の点灯も制御する。
また、画像制御装置40は、表示状態(例えば図柄の変動開始、リーチ表示、大当たり表示など)に応じたコマンドを音制御装置36及びランプ制御装置38に出力する。
【0053】
音制御装置36は、主制御装置30又は画像制御装置40から送られてくるコマンドに応じて音声信号を生成し、その音声信号にてスピーカ5を駆動して音声を出力する。
ランプ制御装置38は、主制御装置30又は画像制御装置40から送られてくるコマンドに応じて普通図柄用LED29及び普通図柄保留記憶用LEDの表示を制御するほか、他の各種LEDや各種ランプの点灯、消灯等を制御する。
【0054】
なお、図示は省略したが、主制御装置30、払出制御装置32、発射制御装置34、音制御装置36、ランプ制御装置38、画像制御装置40等へは電源回路から電源が供給される。また、電源回路にはバックアップ電源が備わっており、例えば停電によってパチンコ機50の電源が遮断された時には、バックアップ電源から主制御装置30及び払出制御装置32には電力が供給されて、それぞれのRAMの記憶が保持される。
【0055】
【パチンコ機の動作】
次に、このパチンコ機50の動作を説明する。
図4に示すのは、主制御装置30(そのCPU)がメインルーチン(図示と説明は省略)のサブルーチンとして実行する、大当たり判定処理のフローチャートである。
【0056】
大当たり判定処理では、主制御装置30は、まず第1種始動口スイッチ22aの検出信号が入力されているか否か、すなわち 普通電動役物22に入賞した(始動入賞が発生した)か否かを判断する(S101)。
肯定判断であれば、大当たり判定用のカウンタの乱数値を読み込み、また大当たり判定用の乱数値と共に当たり図柄決定用の乱数値、変動時間決定用の乱数値等も該当のカウンタから読み込む(S103)。そして、読み込んだ大当たり判定用の乱数値が予め決められている当たり値と一致するか否かに基づいて大当たりか否かを判定する(S104、判定手段)。
【0057】
なお、実際には、始動入賞が発生したときに保留満杯でなければ大当たり判定用の乱数値等を読み込んで保留記憶として記憶してから(保留満杯なら記憶せず)、保留記憶の中で一番古いものを大当たり判定対象として上記の大当たり判定を行い、大当たり判定対象となった保留記憶を消去するが、ここでは説明を簡明にするために保留記憶については図示と詳細説明を省略した。
【0058】
また、大当たり判定で当たりになる確率には、当たり値の個数が少なくて確率が低い(例えば1/315程度)通常確率と当たり値の個数が多くて確率が高い(例えば1/63程度)の高確率とがあり、初期的(起動時)には通常確率に設定されているが、その後は当たりの表示に使用された図柄に応じて通常確率から高確率に、また高確率から通常確率に切り替えられる。したがって、S104の大当たり判定は、そのときに設定されている確率に応じて行われる。
【0059】
次に、S104における大当たり判定が当たりであれば(S104:YES)、S103において読み込んでおいた当たり図柄決定用の乱数値に基づいて大当たりを表示するための当たり図柄(確定図柄)を決める(S105)。
また、S104における大当たり判定が外れであれば(S104:NO)、S103において読み込んでおいた外れ図柄決定用の乱数値に基づいて外れを表示するための外れ図柄(確定図柄)を決める(S106)。S105、S106は図柄決定手段に該当する。
【0060】
本実施例の場合、大当たり判定の結果を示す特別図柄(当たり図柄及び外れ図柄)は、1〜9の数字を図案化した図柄であり、図6(a)に示すように、外れ図柄は1〜9の数字の図柄、当たり図柄は各外れ図柄に「当」の文字を重ねた形状の図柄である。つまり、大当たりのシンボルである「当」の有無が、当たり図柄と外れ図柄とを区別しており、それ以外は同じ形状である。
【0061】
そして、本実施例に特徴的なことは、いわゆる3桁表示(例えば当たり図柄は111、222、333などの3桁揃い、外れ図柄は不揃い。)で特別図柄を構成するわけでなく、単一の例えば「1」で外れ図柄となり、「1に当を重ねた図柄(以下、「1+当」のように記す。)」で当たり図柄となる点である。
【0062】
したがって、S105、S106では、当たり図柄、外れ図柄の種類数(1〜9の9種類)に対応する乱数値、例えば0〜8を繰り返すカウンタの数値に基づいて確定図柄を決めればよいことになる。従来の3桁表示であると、例えば000〜999までの乱数値を必要としたが、それに比べればカウンタの構成はきわめて単純になり、またプログラムも単純になる。
【0063】
S105に続いて主制御装置30は、特別図柄(当たり図柄)と変動時間決定用乱数に応じて、変動パターンを決定する(S107)。また、S106に続いては、特別図柄(外れ図柄)と変動時間決定用乱数に応じて、変動パターンを決定する(S108)。
【0064】
変動パターンは、変動時間(特別図柄の変動開始から確定表示までの時間)であるが、リーチの有無、リーチ種類、最終的に確定表示される当たり図柄の種類(確変図柄か否か)等の組合せに応じて決められる。したがって、変動パターンの種類は、例えばリーチの種類等に応じて様々であり、適宜に設定可能な設計事項である。
【0065】
S107又はS108で変動パターンを決めた後に、確定図柄(特別図柄)と変動パターン(変動時間)を指定する各データを含んだ図柄コマンドを生成し、画像制御装置40に宛てて送信する(S109)。図柄コマンドは図柄データに該当しS109は図柄データ送出手段に該当する。
【0066】
なお、主制御装置30は、S105で決めた当たり図柄や確変の有無など、当たり図柄に関連する情報を記憶し、当たりフラグ等をセットする。
画像制御装置40(そのCPU)は、主制御装置30からの図柄コマンドを取得すると図柄表示装置15を制御して図柄の変動表示後に確定表示させるが、その一連の処理の早い段階において、図5に示す図柄取得処理を行う。
【0067】
この図柄取得処理では、まずコマンド受信処理(S201)により、主制御装置30からの図柄コマンドを受信してRAMに記憶する。なお、コマンドが送られてなければ、以下の処理は行わずに図柄取得処理からリターンする。
次に、図柄コマンドを解析して確定図柄は当たり図柄か外れ図柄かを判断する(S202)。
【0068】
当たり図柄であれば(S202:YES)、当たり図柄と同じ数字のダミー図柄を左図柄用及び右図柄用として選択、取得する(S203)。
図6(b)に示すように、ダミー図柄は1〜9の数字の図柄であるが、図6(a)と比較すれば明らかなとおり、それぞれ1〜9の外れ図柄と同形である。
つまり、見た目ではダミー図柄と外れ図柄とを見分けられない。また、当たり図柄とダミー図柄とは大当たりのシンボルである「当」の有無のみ異なっている。
【0069】
このS203におけるダミー図柄の選択により、図6(c)に例示するような「ダミー図柄」(左図柄)−「当たり図柄」(中図柄)−「ダミー図柄」(右図柄)による3桁揃いの組合せ図柄が構成される。
外れ図柄のときは(S202:NO)、図柄コマンドの変動パターンに基づいてリーチ表示の有無を判断する(S204)。
【0070】
リーチなら(S204:YES)、外れ図柄とは異なるがダミー図柄同士は同じ数字のダミー図柄を左図柄用及び右図柄用として選択、取得する(S205)。このダミー図柄の選択により、例えば5(ダミー図柄)−3(外れ図柄)−5(ダミー図柄)というように、左図柄と右図柄は揃うものの中図柄が揃わないリーチ外れの組合せ図柄が構成される。
【0071】
一方、リーチでなければ(S204:NO)、互いに異なるダミー図柄2個を左図柄用及び右図柄用として選択、取得する(S206)。左図柄と右図柄とが異なるので、上記のようなリーチ外れにならない(勿論、3桁揃いにもならない)外れの組合せ図柄が構成される。
【0072】
このように、図柄取得処理により「ダミー図柄」(左図柄)−「確定図柄」(中図柄)−「ダミー図柄」(右図柄)による3桁の組合せ図柄が構成される。
画像制御装置40が主制御装置30からの図柄コマンドに応じて図柄表示装置15を制御することで、液晶パネル15aに表示される変動表示〜確定表示を図7にて説明する。
【0073】
画像制御装置40は、主制御装置30からの図柄コマンドを受信すると、図柄表示装置15に指示して変動表示を開始させる(図7(a))。液晶パネル15aには3桁の図柄(左右はダミー図柄、中央は外れ図柄)がスクロールにより変動表示される。この変動開始の指示は、例えばコマンド受信処理(図5、S201)の一部として行われる。
【0074】
画像制御装置40は、左図柄の仮停止時間になれば、左図柄の仮停止を図柄表示装置15に指示して左図柄(S203、S205又はS206で左図柄用に取得したダミー図柄)を仮停止させ、右図柄の仮停止時間になれば、右図柄の仮停止を図柄表示装置15に指示して右図柄(S203、S205又はS206で右図柄用に取得したダミー図柄)を仮停止させる。なお、仮停止とは、図柄の変動が完全には停止していない状態であり、例えば上下や左右に微動する状態(本実施例では上下に微動)である。
【0075】
ここでS203又はS205で取得した2つのダミー図柄が表示された場合には左図柄と右図柄が揃うから、ば図7(b)に例示するようにリーチである。ただし、本実施例においては左図柄と右図柄に何が仮停止(又は確定停止)しようが、これらはダミー図柄であって法規上の大当たり表示とは無関係である。しかし、見た目には(遊技者にとっては)リーチであり、また後述するように、リーチ表示を経ないことには当たり図柄は表示されない(当たり図柄が表示される前提としてリーチ表示を経る)構成であるから、実質的にもリーチである。
【0076】
また、S206で取得した2つのダミー図柄が表示された場合には左図柄と右図柄が揃わないから、遊技者には外れと分かる。
次に、画像制御装置40は、中図柄の仮停止時間になるのを待ってから、中図柄の仮停止を図柄表示装置15に指示して中図柄を仮停止させる。
【0077】
ここでは、図柄コマンド(S201で取得)で外れ図柄が指定されていれば、その外れ図柄を仮停止させ、当たり図柄が指定されている場合には、その当たり図柄と同じ数字の外れ図柄(当たり図柄から「当」の文字を外した図柄)を仮停止させる。
【0078】
これによって左、中、右の3図柄が揃えば、仮大当たり図柄(図7(c)参照)となって、遊技者は大当たりを認識する。ただし、本図柄としては外れ図柄が仮停止しているので、この場面は法規上の大当たり表示とはなっていない。一方、3図柄が揃わなければ外れである。
【0079】
3図柄が揃って仮大当たり図柄になった後、画像制御装置40は、図柄表示装置15に指示して、左図柄上に「大」、中図柄上に「当」、右図柄上に「り」の各文字を重畳表示させる。これにより、「大当り」の文字(特別遊技の開始を宣告するための文字)が表示され、またそれまでは外れ図柄であった中図柄が「当」の重畳によって当たり図柄に入れ替わったことになる(図7(d)参照、「5」が「5+当」に変化)。
【0080】
なお、この大当たり告知画像は仮停止(未確定)であって、このまま変動時間の終了を待って確定表示する場合と再変動する場合とがある。
すなわち、図8に示すように、画像制御装置40は、図柄再変動するか否かを判断し(S221)、図柄再変動する判断なら(S221:YES)当たり告知画像中に再変動を行う。例えば大当たり告知画像が「555+大当り」であったなら、これを「666+大当り」→「777+大当り」→「888+大当り」のように、大当たり告知画像ではあるが図柄が変更される表示を行う。
【0081】
一方、図柄再変動しない判断なら(S221:NO)当たり告知画像をそのまま仮停止状態で維持する。
そして、再変動した場合もしない場合も、また3図柄が揃わなかった(外れ図柄が仮停止)場合も、図柄コマンドで指定された変動時間が経過した時点で全図柄を確定表示させる。なお、実際には変動時間が経過すると主制御装置30から図柄確定コマンドが送られてくるので、このコマンドに応じて確定表示することになる。
【0082】
図柄表示装置15に大当たり図柄が確定表示されると、これに続いて特別遊技(大当たり遊技)が開始される。本実施例で実行される特別遊技自体は、第一種と呼ばれる形式の公知のパチンコ機と同様である。概略を簡単に説明すると、主制御装置30は(特別遊技実行手段)、大入賞口ソレノイド25aを制御して大入賞口25の開閉を行わせ、周知のように、大入賞口25の開放時に入賞した遊技球がVスイッチ25bで検出されていれば大入賞口25を再開放することを上限回数まで繰り返す。大入賞口25の開放回数が上限回数に達するか遊技球がVスイッチ25bで検出されなかったときには特別遊技の終了となる。こうした制御処理を行うことで主制御装置30は特別遊技実行手段として機能する。
【0083】
本実施例では大当たり判定で大当たりになるとこのような特別遊技が行われるが、大当たり判定で当たったことを条件として実行される特別遊技の形態はこれに限るわけではない。
図柄の変動開始から大当たり遊技までの経過は図9(b)に示す通りで、大当たり告知画像の表示から図柄確定までの時間は、再変動に利用される。ただし、再変動は必ず行われるわけではなく再変動しない場合もある。
【0084】
しかし、上記のように再変動ありなら大当たり告知画像の表示後に再変動を行い、再変動しない場合は、大当たり告知画像を適宜時間(再変動と同等の時間)表示してから確定表示とすればよいので、再変動の有無以外の変動パターンがまったく同じなら1つの変動パターンとして扱える。要するに、仮大当たり図柄の表示から確定表示までの期間は再変動してもしなくても存在する期間であるから、再変動の有無にかかわらず変動時間を変更することなく(メインプログラムの2倍の負担を持たせることなく)、再変動の有りの変動パターンと再変動無しの変動パターンを持たせることができる。
【0085】
また、従来は大当たり遊技の終了に伴って主制御装置30から画像制御装置40に大当たり終了コマンドを送出して大当たり終了告知画像の表示を行っていたが、大当たり終了後1回目の図柄変動に限って、図9(c)に示すように、大当たり終了告知画像の表示を変動動作の一部とすることもできる。この場合、大当たり終了コマンドに続く図柄変動においては画像制御装置40が自律的に判断して行ってもよいし、大当たり終了後1回目専用の変動パターンを設けておいてもよい。
【0086】
以上説明したように、本実施例のパチンコ機50においては、主制御装置30は単一の図柄で構成される大当たり図柄又は外れ図柄を確定図柄として決めればよいので、例えば3つの図柄による組合せを決める場合に比べて処理上の負担が減る。
【0087】
確定図柄(本図柄)は単一図柄であるが、外れ図柄のいずれかと実質同形のダミー図柄を用いて、1つの確定図柄と2つのダミー図柄にて組合せ図柄を構成して変動表示を行うので、見かけ上は従来の3桁表示と同じになり、確定図柄とダミー図柄とが別々の領域にて分離表示されるわけではないので、変動表示の過程で遊技者にダミー図柄と本図柄との関係がばれることはない。また、従来と同様のリーチ表示が可能である。
【0088】
さらに、大当たり図柄は、仮大当たり図柄によって大当たり判定の結果が大当たりであったことが表示される以前には表示されず、仮大当たり図柄の表示以後で確定表示までに表示されるので、変動中(仮停止前)に「1+当」のような大当たり図柄が表示されることはなく、上記の本図柄とダミー図柄を見分けできない効果やリーチ表示の効果が一層良好になる。
【0089】
しかも、大当たり図柄は外れ図柄に大当たりのシンボルである「当」を付加した形状であるから、たとえ確定寸前まで外れ図柄であっても、遊技者には「大当たりだから大当たりのシンボルが追加表示された」としか見えず、まったく不自然さを感じさせない。
【0090】
その大当たりのシンボルである「当」が、特別遊技の開始を宣告するための「大当り」の文字表示の一部であるから、「大当たりだから大当たりのシンボルが追加表示された」と見せる効果がより良好になる。
また、大当たり図柄の確定表示に先だって、外れ図柄とダミー図柄とで構成される3図柄揃いの仮大当たり図柄を仮停止表示させるので、遊技者は、この仮大当たり図柄で大当たりと認識する。そして、法規上の確定表示として、シンボル「当」付きの大当たり図柄が表示されるので、遊技者にはまったく当然の表示としか見えない。すなわち、上記効果は一層良好になる。
【0091】
特に、仮大当たり図柄が表示された時点で遊技者が大当たりと認識するので、そこから確定表示までの期間を利用して、従来の大当り開始インターバルと同様の演出を盛り込むことが可能になり、従来、大当り開始インターバルとして行っていた処理は不要になるから、プログラム上の負担が軽減される。
【0092】
以上、実施例に従って、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ機の正面図。
【図2】 実施例の遊技盤の正面図。
【図3】 実施例のパチンコ機の電気ブロック図。
【図4】 実施例の主制御装置が実行する判定処理のフローチャート。
【図5】 実施例の画像制御装置が実行する図柄取得処理のフローチャート。
【図6】 実施例における図柄の説明図。
【図7】 実施例における変動表示の説明図。
【図8】 実施例の画像制御装置が実行する再変動処理のフローチャート。
【図9】 従来例及び実施例の変動動作と大当たり遊技の経過説明図。
【符号の説明】
10 遊技盤
13 遊技領域
15 図柄表示装置
22 普通電動役物(始動領域)
25 大入賞口
27 大入賞装置(可変入賞装置)
30 主制御装置
40 画像制御装置
50 パチンコ機(弾球遊技機)
Claims (4)
- 遊技球が始動領域に進入したことに起因して大当たりか否かの大当たり判定を行う判定手段、該大当たり判定の結果を示す確定図柄を決める図柄決定手段、該決定された確定図柄のデータが含まれる図柄データを送出する図柄データ送出手段及び前記大当たり判定の結果が大当たりであったことを必須条件として可変入賞装置を制御して遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技実行手段とが設けられた主制御装置と、
該主制御装置から送信された前記図柄データを受信すると、図柄表示装置を制御して複数の図柄を並列的に変動表示させてから前記図柄決定手段によって決められた確定図柄を確定表示させる画像制御装置と
を備える弾球遊技機において、
前記図柄表示装置に表示される図柄には複数種類の大当たり図柄、複数種類の外れ図柄及び複数種類のダミー図柄があり、前記大当たり図柄及び前記外れ図柄はそれぞれが単一の図柄で構成され、各前記ダミー図柄は前記外れ図柄のいずれかと実質同形であり、
前記図柄決定手段は、単一の図柄で構成される大当たり図柄又は外れ図柄を前記確定図柄として決め、
前記画像制御装置は、前記確定図柄として決められた大当たり図柄又は外れ図柄を中央に配置し、該中央に配置された前記確定図柄を挟んで両側に各1つの前記ダミー図柄を配して構成される組合せ図柄を確定表示させるにあたって、
前記図柄データがリーチ外れである場合は、前記複数のダミー図柄はすべて同じダミー図柄を表示させて前記外れ図柄とで構成される、リーチ外れの前記組合せ図柄を確定表示させ、
前記図柄データがリーチにならない外れである場合は、前記複数のダミー図柄は互いに異なるダミー図柄を表示させることにより前記外れ図柄とで構成される、単純外れの前記組合せ図柄を確定表示させる一方、
前記大当たり図柄は、前記大当たり判定の結果が大当たりであったことの表示以前には表示されず、該大当たりであったことの表示以後で前記確定表示までに表示される
ことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1記載の弾球遊技機において、
各前記大当たり図柄は前記外れ図柄のいずれかに大当たりのシンボルを付加した形状である
ことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項2記載の弾球遊技機において、
前記大当たりのシンボルは、前記特別遊技の開始を宣告するための文字表示の一部である
ことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項3記載の弾球遊技機において、
前記画像制御装置は、前記大当たり図柄の表示に先だって、共に同形の前記外れ図柄と前記ダミー図柄とで構成される仮大当たり図柄を仮停止表示させる
ことを特徴とする弾球遊技機。
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