JP4150463B2 - 住宅 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上下階に亘って居室を配置した建物本体内の一階と二階との間に大型収納区画を構成する収納階を備え、かつ、この収納階の階高を上下階の階高よりも低く構成した収納階付き住宅に関する。
【0002】
【背景の技術】
たとえば、一般住宅や集合住宅等の建物内には、物品を収納するために、押し入れ、天袋、納戸等が設けられ、近年では床下空間を利用した床下収納庫、さらには屋根裏収納などが設けられている。
【0003】
ところで、近年においてはその家族構成や生活パターンの変化とともに、住戸内にも家具その他の多くの物品が揃えられ、また、その物品の使用形態も季節等に応じて多様化していることなどから、必要に応じてこれらの物品を建物内に収納しておくための大きな収納空間を必要とするようになってきている。この点は、土地の高騰に伴う敷地の有効利用および建物内容積の有効利用の観点からも、建物内に可能な限り大きくしかも効率的な収納空間を設けておくことが望まれている。
【0004】
このような点を考慮した建物としては、たとえば、特開平7−180369号「蔵階付き建物」などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような「蔵階付き建物」などを含め、従来の例えば二階建て住宅においては、寝室、子供室を二階に配置することが多かった。しかし、従来の二階建て住宅の間取りでは、玄関から直接2階に行く階段を設けるものが多いため、1階で家事等をしている場合に、玄関からの家族の出入りなどに主婦が十分に気を配れないといった不満があった。
【0006】
このため、本発明者等は、このような不満を解決すべく鋭意研究した結果、2階建て以上の建物の階段のレイアウトと寝室等の独立部屋との関係、主婦の仕事場となるキッチンの関係に着目し、キッチンを1階間取りの中心に据えて間取りを設計すれば、主婦の仕事場となるキッチンが住宅の中心となることから、玄関からリビングルーム、二階に通じる階段などを見渡せることができる間取りを容易に設計しえるとの考えに至った。
【0007】
ところが、キッチンを住宅の中心とした場合、キッチンからの排熱を外部に逃がすためのダクトの配管が難しくなるなどの解決すべき課題が残る。
【0008】
本発明の目的は、キッチンを1階間取りの中心に据えて間取りを設計しても、キッチンからの排熱を外部に逃がすためのダクトの配管スペースすなわちパイプスペースを容易に確保することのできる住宅を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明にかかる住宅は、上下階に亘って居室を配置した建物本体内の一階と二階との間に大型収納区画を構成する収納階を備え、かつ、この収納階の階高を上下階の階高よりも低く構成した収納階付き住宅であって、一階の居室空間のほぼ中央位置にキッチンを配置し、このキッチンからの排気ダクトを、前記大型収納区画に隣接し、かつキッチンの真上に設けられた収納区画とはされてない収納階の一部である矩形状のデッド区画を通し、このデッド区画から二階床下を通して外部に連通させたことを特徴とするものである。
【0010】
このような本発明においては、キッチンからの排気ダクトを、収納階の収納区画の一部を通して外部に連通させたため、収納階の一部がパイプスペースを確保するので、排気ダクトの配管を容易に施工し得て、居室中央にキッチンをレイアウトする間取りに対する適応性を上げることができる。
【0011】
また、上記構成の住宅において、前記一階の居室空間を、北側に玄関を備え、南側にリビングルームを備えた玄関区画と、北側に階段を中央にキッチンを南側に居間を備えたリビングダイニング区画と、北側に洗面等の水回りと南側に和室を備えた居間水回り区画とを備え、前記玄関区画と居間水回り区画とを、リビングダイニング区画を間に挟んで、東もしくは西に配置し、リビングダイニング区画の居間を、玄関区画のリビングルームと居間水回り区画の和室にそれぞれつなげ、前記玄関区画の玄関とリビングルームとをそれぞれつなげ、居間水回り区画の水回りと和室とをそれぞれつなげ、リビングダイニング区画の階段の上り口を、前記居間水回り区画の洗面等の水回りに面して配置する構成にすると、玄関から上階に上がるためには、必ず1階中央のキッチンを通ることとなり、玄関からの家族の出入りなどを主婦がキッチンで仕事をしている場合であっても、十分に気を配ることができる。また、敷地の接道に対応して玄関位置を変えることも可能である。さらに、玄関からリビングルーム等の共通空間への出入り口からの視界を、リビングルーム、居間空間、そして居間空間の向こう側にある和室まで見通せるようにさらに視界を大きく広げるようにすることができるので好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
これらの図において、1は平面ほぼ矩形の二階建の建物(住宅)であり、切り妻の屋根2を有する。この切り妻の屋根2には、実施例では、太陽電池パネル3が屋根全面に亘って組み込まれている。
【0016】
また、この建物1は、下階と上階との間に複数の大型収納区画K1、K2を備えた収納階KFを備え、かつ、この収納階KFの階高Hが上下階の階高H1、H2よりも低く構成された構造となっており、また、1階1Fはパブリックな第1居室空間R1とされ、2階2Fはプライベートな第2居室空間R2とされている。
【0017】
図2は1階1Fの平面図を示すもので、第1居室空間R1のほぼ中央位置には、第1共通空間であるリビングダイニング区画L1が配置され、このリビングダイニング区画L1は、北側(図2上側)に配置された階段10と、中央に配置されたキッチン11と、南側に配置された居間12とから構成されている。
【0018】
また、このリビングダイニング区画L1の左右両側にはリビングルーム等の第2共通空間L2、L3がそれぞれ配置されている。
【0019】
これら第2共通空間について詳細に説明すると、リビングダイニング区画L1の東側に位置する第2共通空間は、北側に玄関15を備え、南側にリビングルーム16を備えた玄関区画L2とされており、またもう一方の第2共通空間である居間水回り区画L3は、北側に洗面17、防水パン18、トイレ19等の水回りと南側に和室20を備えた構成となっている。
【0020】
そして、階段10は、居間水回り区画L3の水回りに面して配置され、これにより、階段10を使って上階に進む場合には、玄関15からリビングルーム16、居間12、和室20(図示例では廊下21)を通って進むこととなる。
【0021】
なお、リビングダイニング区画L1のキッチン11は、シンク11aと調理台11bとがほぼU字型にレイアウトされ、シンク11aの前面に居間12が設けられた構成となっている。
【0022】
また、玄関区画L2の玄関15はポーチ15aを入って東側に面したドア15bから入るようになっており、玄関土間15cとリビングルーム16との間にはドア25が設けられている。
【0023】
一方、居間水回り区画L3には和室20を囲むようにしてL字型をした廊下21が設けられ、さらにトイレ19は回り階段10の下に位置するようになっている。
【0024】
次に、本発明の特徴となる収納階KFについて、図3を参照して説明する。
【0025】
この収納階KFには、ちょうど一階の水回りの直上に相当する位置に洗面26、風呂27が設けられ、和室20と居間12の上にそれぞれ第2収納区画K1と第2収納区画K2とが隣り合わせで配置された構造となっている。また、これら収納区画K1、K2の出入り口30に面する位置には階段10の踊り場10aが設けられ、この踊り場10aより収納区画K1、K2内に出入りできるようになっている。
【0026】
そして、これら収納区画K1、K2に隣接しかつ1階キッチン11の真上には、容積率等の関係で収納区画とはされてない矩形状のデッド区画Dが設けられており、このデッド区画D内には、キッチン11に配置された調理台の排気ダクト11dが配管されて、そのまま2階床下を通って外部に連通させられている。
【0027】
プライベートな第2居室空間R2となる2階2Fは、図4に示すような構造となっている。すなわち、収納階KFから上がる階段10は廊下31に面し、この廊下31の突き当たりには、トイレ32が配置されている。前記廊下31に面する南側の部屋は子供部屋33とされ、実施例では可動間仕切り34によって、左右に仕切られた構成となっている。また、寝室35は、住宅の東側に位置し、北側にウォークインクローゼット36が配置されている。一方、この寝室35と子供部屋33の南側には2階の東西方向に沿ってインナーバルコニー37が設けられており、このインナーバルコニー37の床面37aは2階2Fの床面より若干下がった位置に設けられてインナーバルコニー37の天井高さが高くなるように配慮されている。
【0028】
本実施の形態によれば、玄関15が入口から見て閉空間を構成し、玄関15の奥の側方にリビングルーム16への出入り口25があり、この出入り口25から入って、リビングルーム16を介してダイニングキッチン11の居間12を見通すと、和室20までもが見通せるようになり、1階共通空間での視界を大きく広げるようにすることができる。
【0029】
また、住宅のほぼ中央位置に、北側に階段10を中央にキッチン11を南側に居間12を備えたリビングダイニング区画L1を配置し、このリビングダイニング区画L1の両側に玄関区画L2と居間水回り区画L3とが配置されるため、1階中央のキッチン11から南側の居間12、そして左右のリビングルーム16、和室20というように、1階の全室が見通せるようになるため、主婦がキッチンで仕事をしている場合であっても、家族の出入りなどに十分に気を配ることができる。
【0030】
また、このような実施形態の住宅においては、キッチン11からの排気ダクト11dを、収納階KFの収納区画の一部(実施例ではデッド区画D)を通して外部に連通させられているため、収納階の一部がパイプスペースを確保することとなって、排気ダクトの配管を容易に施工し得て、居室中央にキッチンをレイアウトする間取りに対する適応性を上げることができる。
【0031】
なお、上記実施の形態では、玄関を東入りの構成とした住宅の例を示したが、玄関を西入りとしても良く、また例えばリビングルームと居間とを並べて配置した共通空間の構成や、居間と和室との組み合わせ等、本案の要旨を損なうものでなければ、リビングルームや居間の構成等は図示例に限定されるものでないことはもちろんである。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、キッチンを1階間取りの中心に据えて間取りを設計しても、収納階の一部をダクトスペースとして利用することにより、キッチンからの排熱を外部に逃がすためのダクトの配管スペースすなわちパイプスペースを容易に確保し得て、キッチンを住宅の中心とした場合の、キッチンからの排熱を外部に逃がすためのダクトの配管を容易に設計できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る住宅の正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る住宅の1階間取り図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る住宅の収納階間取り図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る住宅の2階間取り図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る住宅の概要を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る住宅の概要を示す断面図である。
【符号の説明】
R1 第1居室空間
R2 第2居室空間
L1 リビングダイニング区画
L2 玄関区画
L3 居間水回り区画
D デッド区画
1 住宅
2 屋根
3 太陽電池パネル
10 階段
11 キッチン
11d 排熱ダクト
12 居間
15 玄関
16 リビングルーム
20 和室
33 子供部屋
35 寝室
37 インナーバルコニー

Claims (2)

  1. 上下階に亘って居室を配置した建物本体内の一階と二階との間に大型収納区画を構成する収納階を備え、かつ、この収納階の階高を上下階の階高よりも低く構成した収納階付き住宅であって、一階の居室空間のほぼ中央位置にキッチンを配置し、このキッチンからの排気ダクトを、前記大型収納区画に隣接し、かつキッチンの真上に設けられた収納区画とはされてない収納階の一部である矩形状のデッド区画を通し、このデッド区画から二階床下を通して外部に連通させたことを特徴とする住宅。
  2. 請求項1記載の住宅において、前記一階の居室空間は、北側に玄関を備え、南側にリビングルームを備えた玄関区画と、北側に階段を中央にキッチンを南側に居間を備えたリビングダイニング区画と、北側に洗面等の水回りと南側に和室を備えた居間水回り区画とを備え、前記玄関区画と居間水回り区画とが、リビングダイニング区画を間に挟んで、東もしくは西に配置されており、
    リビングダイニング区画の居間は、玄関区画のリビングルームと居間水回り区画の和室にそれぞれつながっており、前記玄関区画の玄関とリビングルームとはそれぞれつながっており、居間水回り区画の水回りと和室とはそれぞれつながっており、
    リビングダイニング区画の階段の上り口は、前記居間水回り区画の洗面等の水回りに面して配置されていることを特徴とする住宅。
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