JP3085918U - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JP3085918U
JP3085918U JP2001007326U JP2001007326U JP3085918U JP 3085918 U JP3085918 U JP 3085918U JP 2001007326 U JP2001007326 U JP 2001007326U JP 2001007326 U JP2001007326 U JP 2001007326U JP 3085918 U JP3085918 U JP 3085918U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な住み方が可能で、しかも使い勝手のよ
い住宅を提供する。 【解決手段】 複数階を有する一戸建ての住宅1は、平
面視矩形状を呈する建物本体2を備えている。該建物本
体には、短辺方向において二分割した一方の片側半分に
リビングルーム21が長辺方向に沿って設けられる。他
方の片側半分の中央寄りの部分に中央階段12が、長辺
方向に沿って形成されるとともに、該中央階段の外側寄
りの部分に、浴室22、トイレ23、台所25等の水廻
り設備が配設されている。これらのリビングルーム、水
廻り設備は、建物本体の2階部分20に配設されてい
る。また、建物本体の1階部分10であって、前記中央
階段に隣接する建物本体の片側部分には、自由設計空間
部分14が配設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、多様な住み方が可能で、しかも使い勝手のよい住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】
一戸建ての住宅には、リビングルーム、台所、トイレ、洗面所、風呂場などの 共有スペースを始め、寝室、子供部屋等の各住人専用の専用スペースが設けられ ている。さらに、2階建て、3階建ての住宅では、各階を行き来するための階段 や、玄関、さらには各部屋につながる廊下なども設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような住宅において、各部屋等を配置するにあたっては、住人が住みや すさを感じるとともに、住人の好みに応じて多様な住み方が可能であることが求 められている。また、住人にとって使い勝手がよいばかりでなく、住人同士のコ ミュニケーションも図れ、しかも各住人のプライバシーもある程度確保できるよ うな対策も講じることが望まれている。
【0004】 さらに、このような住宅には、住人の年代によって変化する住み方にも対処で きるような配慮も必要とされている。また、このような住宅では、住人の住み方 や好みに応じて自由に使えるフリースペースも備えていることも求められている 。
【0005】 さらに、このような住宅には、たとえば都市部等のように比較的面積が狭い敷 地にあっても効率よく建てることができ、また住宅内部も全体として効率のよい 配置とし、有効利用が可能であるとともに、住人にとって機能的であること等も 望まれている。
【0006】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、多様な住み方が可能で 、しかも使い勝手のよい住宅を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的に応えるために本考案(請求項1記載の考案)に係る住宅は、 複数階を有する一戸建ての住宅において、前記住宅は、平面視矩形状を呈する建 物本体からなり、該建物本体には、短辺方向において二分割した一方の片側半分 にリビングルームが長辺方向に沿って設けられ、他方の片側半分の中央寄りの部 分に中央階段が、長辺方向に沿って形成されるとともに、該中央階段の外側寄り の部分に、浴室、トイレ、台所等の水廻り設備が配設されていることを特徴とす る。
【0008】 請求項1記載の考案によれば、中央階段の廻りに居住に必要なリビングルーム や水廻り設備を配設しており、しかも水廻り設備を建物本体の一側に集中的に配 置させているから、居住性に優れ、使い勝手がよいばかりでなく、他の居室との 行き来も中央階段で行えるから、多様な住み方が可能となる。
【0009】 本考案(請求項2記載の考案)に係る住宅は、請求項1記載の住宅において、 前記リビングルーム、水廻り設備は、建物本体の2階部分に配設されていること を特徴とする。 請求項2記載の考案によれば、リビングルームや水廻り設備を2階部分に配設 しているので、居住者にとって必要な共有スペースが集中して配置され、使い勝 手がよく、居住性がよい。
【0010】 本考案(請求項3記載の考案)に係る住宅は、請求項1または請求項2記載の 住宅において、前記建物本体の長辺方向において前記リビングルームに隣接して 居室が形成されていることを特徴とする。 請求項3記載の考案によれば、リビングルームに隣接して居室を形成している から、該居室をリビングルームの補助的なスペースとして利用できるばかりでな く、共有スペース近くに居室をもつことを望む住人にとっても使いやすく、多様 な住み方が可能である。
【0011】 本考案(請求項4記載の考案)に係る住宅は、請求項2または請求項3記載の 住宅において、前記建物本体の外側には、前記リビングルームに対応する位置に ルーフバルコニーが設けられていることを特徴とする。 請求項4記載の考案によれば、共有スペースでの居住性を高めることができる 。
【0012】 本考案(請求項5記載の考案)に係る住宅は、請求項1、請求項2または請求 項3記載の住宅において、前記中央階段の外側寄りの部分に廊下が形成され、こ の廊下に沿ってトイレ、洗面室、浴室が形成されるとともに、前記廊下を通り抜 けた先に台所が配設されていることを特徴とする。 請求項5記載の考案によれば、廊下によって各共有スペースがつながり、使い 勝手がよい住宅が得られる。
【0013】 本考案(請求項6記載の考案)に係る住宅は、請求項5記載の住宅において、 前記廊下の台所と反対側の端部には、居室が形成されていることを特徴とする。 請求項6記載の考案によれば、共有スペースに隣接した位置に居室があること から、住人の使い勝手がより一層よくなり、多様な住み方が可能となる。
【0014】 本考案(請求項7記載の考案)に係る住宅は、請求項2記載の住宅において、 前記建物本体の2階部分であって、前記中央階段のホールは、前記リビングルー ムへの入り口につながっていることを特徴とする。 請求項7記載の考案によれば、リビングルームを中央階段に直結して配置して いるから、他の階にある居室からでも出入りが容易になり、使い勝手がよい。
【0015】 本考案(請求項8記載の考案)に係る住宅は、請求項2ないし請求項7のいず れか1項に記載の住宅において、前記水廻り設備は全て、前記廊下につながって いることを特徴とする。 請求項8記載の考案によれば、中央階段に隣接する廊下により水廻り設備が全 てつながっているから、住人にとっての使い勝手がよい。
【0016】 本考案(請求項9記載の考案)に係る住宅は、請求項2記載の住宅において、 前記建物本体の2階部分は、前記中央階段を介して階下の1階部分に連通し、該 中央階段の降り口に玄関ホールが配設され、その正面に玄関が設けられているこ とを特徴とする。 請求項9記載の考案によれば、共有スペースを2階部分に集中させても、中央 階段を介して玄関が直結しているから、居住性は良好で、使い勝手がよい住宅が 得られる。
【0017】 本考案(請求項10記載の考案)に係る住宅は、請求項2記載の住宅において 、前記建物本体の1階部分であって、前記中央階段に隣接する建物本体の片側部 分には、自由設計空間部分が配設されていることを特徴とする。 請求項10記載の考案によれば、一階部分の片側半分を自由設計空間部分とし ているから、他の居住部分と切り離したスペースを、種々の用途に使用すること ができ、多様な住み方が可能となる。
【0018】 本考案(請求項11記載の考案)に係る住宅は、請求項2記載の住宅において 、前記建物本体の1階部分は、該建物本体を長辺方向に沿って二分割し、その一 側の一階部分に自由設計空間部分が配設されるとともに、他側の一階部分に、玄 関とこれに玄関ホールを介した正面に二階部分への中央階段が設けられているこ とを特徴とする。 請求項11記載の考案によれば、多目的に利用できる自由設計空間部分とは別 に、居住空間につながる玄関や中央階段を効率よく配設することができる。
【0019】 本考案(請求項12記載の考案)に係る住宅は、請求項10または請求項11 記載の住宅において、前記自由設計空間部分は、居住者の希望に応じて選択され る多目的ルーム、収納保管スペースあるいは車庫等として利用される部分である ことを特徴とする。 請求項12記載の考案によれば、自由設計空間部分を有効に、しかも使い勝手 のよく利用することができる。
【0020】 本考案(請求項13記載の考案)に係る住宅は、請求項10、請求項11また は請求項12記載の住宅において、前記建物本体の1階部分であって、前記玄関 の正面には、前記中央階段に沿って廊下が形成されていることを特徴とする。 請求項13記載の考案によれば、玄関につながる中央階段によって、居住スペ ースとの行き来が簡単に行えるから、住みやすく、使い勝手もよい。
【0021】 本考案(請求項14記載の考案)に係る住宅は、請求項13記載の住宅におい て、前記中央階段に沿って設けた廊下の外側部分には、該廊下に沿って居室また は収納室として利用可能な室空間が配設され、この室空間と該廊下とをつなぐ扉 が設けられていることを特徴とする。 請求項14記載の考案によれば、1階部分において、廊下を介して適宜の用途 に利用できる室空間を設けているから、住人の住み方によって子供部屋や介護室 など、多目的に利用することができる。
【0022】 本考案(請求項15記載の考案)に係る住宅は、請求項10ないし請求項14 のいずれか1項に記載の住宅において、前記玄関の正面側であって廊下を通り抜 けた先に、居室が扉を介して設けられていることを特徴とする。 請求項15記載の考案によれば、1階部分に居室を設けているから、使い勝手 がよく、居住性がより一層向上する。
【0023】 本考案(請求項16記載の考案)に係る住宅は、請求項1ないし請求項15の いずれか1項に記載の住宅において、前記中央階段は、1階と2階とを結ぶ直階 段であることを特徴とする。 請求項16記載の考案によれば、建物本体の中央部分に設けた中央階段によっ て、1階と2階を効率よく結ぶことができるから、居住性の面で有利である。
【0024】 本考案(請求項17記載の考案)に係る住宅は、請求項1ないし請求項16の いずれか1項に記載の住宅において、前記建物本体は、三階建て住宅であること を特徴とする。 請求項17記載の考案によれば、各階に居住にあたっての共有スペースと専用 スペースとを効率よく配設することができる。
【0025】 本考案(請求項18記載の考案)に係る住宅は、請求項17記載の住宅におい て、前記1階から2階への中央階段に平行した位置に、2階と3階とを結ぶ階段 が設けられていることを特徴とする。 請求項18記載の考案によれば、1階から2階への中央階段に平行に、3階へ の階段を設けているので、余分な階段スペースは不要であり、建物全体の効率の よい配置が可能となる。
【0026】 本考案(請求項19記載の考案)に係る住宅は、請求項18記載の住宅におい て、前記2階と3階とを結ぶ階段は、水廻り設備のうちの台所への入り口部分を 登り口として設けられていることを特徴とする。 請求項19記載の考案によれば、台所近くに3階への登り口を設けているから 、3階との連絡も容易に行え、使い勝手のよい住宅が得られる。
【0027】 本考案(請求項20記載の考案)に係る住宅は、請求項17、請求項18また は請求項19記載の住宅において、前記建物本体の3階部分は、2階から3階へ の階段ホールにつながる廊下を有し、該廊下における前記建物本体の長辺方向の 両端部分には、居室が配設されていることを特徴とする。 請求項20記載の考案によれば、階段に廊下を介して直結した居室を設けるこ とができ、住人の行き来が簡単に行え、使い勝手がよいばかりでなく、多様な住 方が可能である。
【0028】 本考案(請求項21記載の考案)に係る住宅は、請求項20記載の住宅におい て、前記建物本体の3階部分の居室は、屋根裏部屋として形成されていることを 特徴とする。 請求項21記載の考案によれば、建物本体の外観に優れた3階建て住宅が構成 できる。
【0029】 本考案(請求項22記載の考案)に係る住宅は、請求項20または請求項21 記載の住宅において、前記2階から3階への階段ホールは、該階段に沿って外側 部分に形成された収納室につながっていることを特徴とする。 請求項22記載の考案によれば、階段近くに収納室を形成できるから、使い勝 手がよい。
【0030】 本考案(請求項23記載の考案)に係る住宅は、請求項20、請求項21また は請求項22記載の住宅において、前記建物本体の3階部分であって、前記廊下 に隣接する部分であって前記居室間に挟まれた部分は、前記リビングルームにつ ながる吹き抜け空間として形成されていることを特徴とする。 請求項23記載の考案によれば、リビングルームの居住性をより一層高めるこ とができる。
【0031】 本考案(請求項24記載の考案)に係る住宅は、請求項23記載の住宅におい て、前記吹き抜け空間に対応する屋根部分には、天窓が形成されていることを特 徴とする。 請求項24記載の考案によれば、リビングルームの採光性が大幅に向上し、居 住性が高まる。
【0032】 本考案(請求項25記載の考案)に係る住宅は、請求項20ないし請求項24 のいずれか1項に記載の住宅において、前記建物本体の3階部分に形成されてい る少なくとも一方の居室は、建物本体の短辺方向の両側に収納空間を有している ことを特徴とする。 請求項25記載の考案によれば、3階の居室を多目的に利用することができ、 各住人の要求に応えることができる。
【0033】 本考案(請求項26記載の考案)に係る住宅は、請求項20ないし請求項25 のいずれか1項に記載の住宅において、前記建物本体の3階部分に形成されてい る少なくとも一方の居室は、建物本体の短辺方向の一側に収納空間を有するとと もに、他側に出窓構造の張り出し部分を有していることを特徴とする。 請求項26記載の考案によれば、3階の居室を採光性に優れ、居室スペースと しても有利で、使い勝手のよい居室を得ることができる。
【0034】
【考案の実施の形態】
図1ないし図5は本考案に係る住宅の一つの実施の形態を示す。これらの図に おいて、全体を符号1で示す一戸建ての住宅は、間口が約9.1メートル、奥行 きが約7.3メートルの全体が平面視矩形状を呈する建物本体2をもつ3階建て の住宅である。
【0035】 この住宅1において、たとえば図中下側を南向きとすると、1階の東側の中央 寄りの部分に玄関11が配設され、この玄関11の玄関ホール11aに西側に向 かって上階に至る中央階段12と廊下13とが配設されている。 ここで、前記中央階段12は、1階と2階とを結ぶ直階段である。なお、該階 段12の階下部分には納戸18が設けられている。
【0036】 この建物本体2の1階部分10は、該建物本体2を長辺方向に沿って二分割し 、その一側の一階部分に自由設計空間部分14が配設されるとともに、他側の一 階部分に、前記玄関11とこれに玄関ホール11aを介した正面に二階部分への 中央階段12が設けられている。 ここで、上記自由設計空間部分14はフリースペースと呼ばれ、居住者の希望 に応じて選択される各種の多目的ルーム、収納保管スペースあるいは車庫等とし て利用される部分であり、その希望に応じて所要の利用状態に施工される。
【0037】 前記建物本体2の1階部分10であって、前記玄関11の正面には、前記中央 階段12に沿って廊下13が形成されている。そして、この廊下13の北側部分 には、該廊下13に沿って居室または収納室として利用可能な室空間15および これに連続する収納空間16が配設され、この室空間15と該廊下13とをつな ぐ扉15aが設けられている。 また、前記玄関11の正面側であって廊下13を通り抜けた先に、居室17が 扉17aを介して設けられている。
【0038】 このような1階部分10の配置によれば、中央階段12が玄関11を入ると直 ぐにあるため、2階の居住部分との行き来が容易であり、また玄関11につなが る廊下13で室空間15や居室17への行き来も容易であり、使い勝手がよい住 居が得られる。さらに、1階部分の半分を自由設計空間部分14としているから 、訪問者のためのスペースや住人の趣味のスペース、さらには車庫等として多目 的に利用することができる。
【0039】 前記建物本体2の2階部分20は、短辺方向において二分割した一方の片側半 分にリビングルーム21が長辺方向に沿って設けられ、他方の片側半分の中央寄 りの部分に中央階段12が、長辺方向に沿って形成されるとともに、該中央階段 12の外側寄りの部分に、浴室22、トイレ23、洗面室24、台所25等の水 廻り設備が配設されている。
【0040】 ここで、建物本体2の2階部分20であって、前記中央階段12のホール12 aは、前記リビングルーム21への入り口につながっている。また、建物本体2 の外側には、前記リビングルーム21に対応する位置にルーフバルコニー26が 設けられている。
【0041】 前記中央階段12の外側寄りの部分に廊下27が形成され、この廊下27に沿 ってトイレ23、洗面室24、浴室22が形成されるとともに、前記廊下27を 通り抜けた先に台所25が配設され、これらの水廻り設備は全て廊下27を介し てつながっている。
【0042】 前記建物本体2の長辺方向において前記リビングルーム21に隣接して居室2 8が形成されている。また、前記廊下27の台所25と反対側の端部には、和室 等の居室29が形成されている。なお、29aは収納スペースである。
【0043】 このような建物本体2の2階部分20は、中央階段12を介して階下の1階部 分10に連通し、該中央階段12の降り口に玄関ホール11aを介して玄関11 が設けられているから、居住性の面で優れており、使い勝手のよい住居を形成で きる。
【0044】 前記建物本体2において、前記1階から2階への中央階段12に平行した上部 位置に、2階と3階とを結ぶ階段31が設けられている。この階段31は、水廻 り設備のうちの台所25への入り口部分を登り口として設けられている。
【0045】 前記建物本体2の3階部分30は、2階から3階への階段ホール31aにつな がる廊下32を有し、該廊下32における東側と西側との両端部分には、居室3 3,34が配設されている。 これら3階部分30の居室33,34は、三角屋根の屋根裏部屋として形成さ れている。
【0046】 前記2階から3階への階段ホール31aは、該階段31に沿って北側部分に形 成された収納室36につながっている。また、3階部分30であって、前記廊下 32に隣接する部分であって前記居室33,34間に挟まれた南側部分は、前記 リビングルーム21につながる吹き抜け空間37として形成されている。そして 、吹き抜け空間37に対応する屋根部分には、天窓38が形成されている。
【0047】 前記3階部分30に形成されている東側の居室33は、建物本体2の短辺方向 の両側に収納空間33a,33bを有している。また、3階部分30に形成され ている西側の居室34は、建物本体2の短辺方向の一側に収納空間34aを有す るとともに、他側に出窓構造の張り出し部分35を有している。
【0048】 このような3階部分30によれば、屋根裏空間を居室33,34や収納室36 、さらに吹き抜け空間37として有効に利用した3階建ての住宅を構成できる。 特に、このような平面視矩形状を呈する建物本体2において内部を有効に、しか も効率よく利用して住宅1を形成することができる。このような住宅1によれば 、敷地形状にかかわらず、最小限の建坪で得られる面積を有効に利用し、最大限 の居住スペースを得ることができる。
【0049】 また、このような構成によれば、居室を適宜の箇所に効率よく設けており、多 世代の住宅としても利用することが可能で、多様な住み方に対処することができ る。さらに、各所に収納スペースを有効に設けているため、収納性の面でも優れ 、居住性に優れた住宅1を構築できる。
【0050】 なお、本考案は上述した実施の形態で説明した構造には限定されず、住居内の 各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることはいうまでもない。また、各ス ペースの利用用途としても、適宜の変形例が考えられる。
【0051】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る住宅によれば、各階部分を効率よく構成した 住宅を得ることができ、しかも共有スペースを住人の使い勝手を考慮して配設で きるとともに、住人の専用スペースの独立性も得られ、多様な住み方が可能で、 また使い勝手もよい住宅を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る住宅の一つの実施の形態を示
し、住宅の1階の平面図である。
【図2】 同じく住宅の2階の平面図である。
【図3】 同じく住宅の3階の平面図である。
【図4】 住宅の外観を示す正面図である。
【図5】 同じく住宅の外観を示す側面図である。
【符号の説明】
1…一戸建ての住宅、2…建物本体、10…1階部分、
11…玄関、12…中央階段、13…廊下、14…自由
設計空間部分、15…室空間、17…居室、20…2階
部分、21…リビングルーム、22…浴室、23…トイ
レ、24…洗面室、25…台所、26…ルームバルコニ
ー、27…廊下、28…居室、29…居室、30…3階
部分、31…階段、32…廊下、33,34…居室、3
5…張り出し部分(出窓)、36…収納室、37…吹き
抜け空間、38…天窓。

Claims (26)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階を有する一戸建ての住宅におい
    て、 前記住宅は、平面視矩形状を呈する建物本体からなり、 該建物本体には、短辺方向において二分割した一方の片
    側半分にリビングルームが長辺方向に沿って設けられ、 他方の片側半分の中央寄りの部分に中央階段が、長辺方
    向に沿って形成されるとともに、該中央階段の外側寄り
    の部分に、浴室、トイレ、台所等の水廻り設備が配設さ
    れていることを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の住宅において、 前記リビングルーム、水廻り設備は、建物本体の2階部
    分に配設されていることを特徴とする住宅。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の住宅にお
    いて、 前記建物本体の長辺方向において前記リビングルームに
    隣接して居室が形成されていることを特徴とする住宅。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の住宅にお
    いて、 前記建物本体の外側には、前記リビングルームに対応す
    る位置にルーフバルコニーが設けられていることを特徴
    とする住宅。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2または請求項3記載
    の住宅において、 前記中央階段の外側寄りの部分に廊下が形成され、 この廊下に沿ってトイレ、洗面室、浴室が形成されると
    ともに、前記廊下を通り抜けた先に台所が配設されてい
    ることを特徴とする住宅。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の住宅において、 前記廊下の台所と反対側の端部には、居室が形成されて
    いることを特徴とする住宅。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の住宅において、 前記建物本体の2階部分であって、前記中央階段のホー
    ルは、前記リビングルームへの入り口につながっている
    ことを特徴とする住宅。
  8. 【請求項8】 請求項2ないし請求項7のいずれか1項
    に記載の住宅において、 前記水廻り設備は全て、前記廊下につながっていること
    を特徴とする住宅。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の住宅において、 前記建物本体の2階部分は、前記中央階段を介して階下
    の1階部分に連通し、該中央階段の降り口に玄関ホール
    が配設され、その正面に玄関が設けられていることを特
    徴とする住宅。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の住宅において、 前記建物本体の1階部分であって、前記中央階段に隣接
    する建物本体の片側部分には、自由設計空間部分が配設
    されていることを特徴とする住宅。
  11. 【請求項11】 請求項2記載の住宅において、 前記建物本体の1階部分は、該建物本体を長辺方向に沿
    って二分割し、その一側の一階部分に自由設計空間部分
    が配設されるとともに、 他側の一階部分に、玄関とこれに玄関ホールを介した正
    面に二階部分への中央階段が設けられていることを特徴
    とする住宅。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11記載の住
    宅において、 前記自由設計空間部分は、居住者の希望に応じて選択さ
    れる多目的ルーム、収納保管スペースあるいは車庫等と
    して利用される部分であることを特徴とする住宅。
  13. 【請求項13】 請求項10、請求項11または請求項
    12記載の住宅において、 前記建物本体の1階部分であって、前記玄関の正面に
    は、前記中央階段に沿って廊下が形成されていることを
    特徴とする住宅。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の住宅において、 前記中央階段に沿って設けた廊下の外側部分には、該廊
    下に沿って居室または収納室として利用可能な室空間が
    配設され、この室空間と該廊下とをつなぐ扉が設けられ
    ていることを特徴とする住宅。
  15. 【請求項15】 請求項10ないし請求項14のいずれ
    か1項に記載の住宅において、 前記玄関の正面側であって廊下を通り抜けた先に、居室
    が扉を介して設けられていることを特徴とする住宅。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし請求項15のいずれか
    1項に記載の住宅において、 前記中央階段は、1階と2階とを結ぶ直階段であること
    を特徴とする住宅。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし請求項16のいずれか
    1項に記載の住宅において、 前記建物本体は、三階建て住宅であることを特徴とする
    住宅。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の住宅において、 前記1階から2階への中央階段に平行した位置に、2階
    と3階とを結ぶ階段が設けられていることを特徴とする
    住宅。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の住宅において、 前記2階と3階とを結ぶ階段は、水廻り設備のうちの台
    所への入り口部分を登り口として設けられていることを
    特徴とする住宅。
  20. 【請求項20】 請求項17、請求項18または請求項
    19記載の住宅において、 前記建物本体の3階部分は、2階から3階への階段ホー
    ルにつながる廊下を有し、 該廊下における前記建物本体の長辺方向の両端部分に
    は、居室が配設されていることを特徴とする住宅。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の住宅において、 前記建物本体の3階部分の居室は、屋根裏部屋として形
    成されていることを特徴とする住宅。
  22. 【請求項22】 請求項20または請求項21記載の住
    宅において、 前記2階から3階への階段ホールは、該階段に沿って外
    側部分に形成された収納室につながっていることを特徴
    とする住宅。
  23. 【請求項23】 請求項20、請求項21または請求項
    22記載の住宅において、 前記建物本体の3階部分であって、前記廊下に隣接する
    部分であって前記居室間に挟まれた部分は、前記リビン
    グルームにつながる吹き抜け空間として形成されている
    ことを特徴とする住宅。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の住宅において、 前記吹き抜け空間に対応する屋根部分には、天窓が形成
    されていることを特徴とする住宅。
  25. 【請求項25】 請求項20ないし請求項24のいずれ
    か1項に記載の住宅において、 前記建物本体の3階部分に形成されている少なくとも一
    方の居室は、建物本体の短辺方向の両側に収納空間を有
    していることを特徴とする住宅。
  26. 【請求項26】 請求項20ないし請求項25のいずれ
    か1項に記載の住宅において、 前記建物本体の3階部分に形成されている少なくとも一
    方の居室は、建物本体の短辺方向の一側に収納空間を有
    するとともに、他側に出窓構造の張り出し部分を有して
    いることを特徴とする住宅。
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