JP2002089058A - ゲストルームのある住宅 - Google Patents

ゲストルームのある住宅

Info

Publication number
JP2002089058A
JP2002089058A JP2000278410A JP2000278410A JP2002089058A JP 2002089058 A JP2002089058 A JP 2002089058A JP 2000278410 A JP2000278410 A JP 2000278410A JP 2000278410 A JP2000278410 A JP 2000278410A JP 2002089058 A JP2002089058 A JP 2002089058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
guest
corridor
house
courtyard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000278410A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Sakai
伸彦 堺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP2000278410A priority Critical patent/JP2002089058A/ja
Publication of JP2002089058A publication Critical patent/JP2002089058A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅内で家族の動線と客の動線とが交錯する
のを避け、静かで落ち着いたもてなしが可能であるとと
もに、両者の住宅出入りにおける動線上の利便を確保し
たゲストルームのある住宅を提供すること。 【解決手段】 玄関5の土間6の東側に隣接して中庭4
を配置し、中庭4の南側にリビングルーム10、北側に
ダイニング・キッチン9を配置してそれぞれを玄関5の
土間6と上がり口8,7を介して連通させ、中庭4の東
側にリビングルーム10とダイニング・キッチン9とを
連絡する廊下17を設けてその南北方向中央に東側へ延
びる廊下18を接続し、廊下18とリビングルーム10
とに西側と北側とがそれぞれ隣接しドア15c,15a
を介して出入り可能なゲストルーム15を配置するとと
もに、廊下18に面してトイレ22,23、洗面所2
0、および浴室21を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲストルームのあ
る住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、住宅の一階部分には、玄関に
隣接して家族が集うリビングルームが配置され、このリ
ビングルームに隣接、または近接してダイニングルーム
やキッチンが配置されている。そして、玄関のホールと
連通した廊下には、トイレ、洗面所等のサニタリーが設
けられている。また、一階の玄関側には、リビングルー
ムと隣接して和室、応接間等が配置されることが多く、
これらの部屋はリビングルームとともに客をもてなす部
屋として利用され、さらに、客が宿泊する場合には、客
専用のゲストルームとしても使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、リビングルームや和室等にダイニングルームや
キッチンを隣接して配置した構成の住宅にあっては、来
客時にリビングルームや和室を接客空間として利用する
場合、落ち着いたもてなしがしづらく、加えて、ゲスト
のスペースと居住者のスペースとが住宅内で混在するの
で、互いのプライバシーが守られにくいという問題があ
った。また、玄関と連通する廊下にトイレなどのサニタ
リーを設けると、玄関に雑多なイメージが形成され客を
迎え入れるという観点から好ましくないし、居住者と客
の動線が交錯してしまうことが多かった。
【0004】本発明は、上記問題点に着目してなされた
ものであって、その目的とするところは、来客時に住宅
内をリビングルームを中心としたゲストスペースと、ダ
イニングルームを中心としたファミリースペースとに分
けて使用可能な構成とすることによって、家族の動線と
客の動線との交錯が避けられ、静かで落ち着いたもてな
しが可能であるとともに、互いのプライバシーが守ら
れ、かつ、客にとって使い勝手の良いゲストルームが形
成されたゲストルームのある住宅を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明請求項1記載のゲストルームのある住宅で
は、玄関の奥に隣接して中庭を配置し、この中庭の左右
一方にリビングルーム、他方にダイニングルームを配置
してそれぞれを前記玄関と接続し、前記中庭の奥にリビ
ングルームとダイニングルームとを連絡する廊下を設け
てこの廊下の一部を建物の奥側に延設し、この延設部分
および前記リビングルームにそれぞれ隣接し、かつ連通
状態でゲストルームを配置するとともに、前記延設部分
に面してトイレ、洗面所および浴室を配置したことを特
徴とする。
【0006】請求項2記載の発明では、前記延設部分の
廊下をさらに建物外壁まで延長して外壁に出入口を開設
し、この外側の敷地にゲスト用の駐車場を配置したこと
を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態の住宅
を示す一階平面図、図2は実施の形態の住宅を示す二階
平面図である。図に示すように、本実施の形態の住宅
は、略東西方向に通る道路の北側に配置された敷地1内
の中央に建てられた平面視ロ字状の建物2と、この建物
2の北西の角に建物2と一体的に形成されたガレージ3
と、敷地1の東側に設けられたゲスト用駐車場3aと、
敷地1の中央に設けられた中庭4とを主要な構成として
いる。
【0008】まず、建物2の一階部分から説明すると、
建物2の西側であってその中央には玄関5が配置されて
いる。この玄関5の土間6は、西側部分(手前側)より
も東側部分(奥側)が一段高い階段状に形成されてい
て、西側部分の北端にはドア6bが設けられ、建物2の
北側に配置されたダイニング・キッチン9の西端部分に
出入り可能となっている。一方、土間6の東側部分の北
および南の端にはそれぞれ上がり口7,8が設けられ、
上がり口7はドア7aを介して前記ダイニング・キッチ
ン9と連通し、上がり口8はドア8aを介して建物2の
南側中央に配置されたリビングルーム10と連通してい
る。また、土間6の東側には、前記中庭4に面してガラ
ス壁6aが立設されていて、中庭4を介して充分な採光
が確保されるので、玄関5が明るく開放的な空間となっ
ている。
【0009】前記ダイニング・キッチン9とリビングル
ーム10とは、前記中庭4を介して建物2の南北に離れ
て配置された状態となっており、中庭4との間には掃き
出し窓9a,10aがそれぞれ設けられ、両部屋から中
庭4へ出入り可能となっている。前記ダイニング・キッ
チン9は東西方向に細長く形成され、その中央にはダイ
ニングテーブルとキッチンユニットが設置されており、
前記掃き出し窓9aから中庭4を眺めつつ食事や団らん
を楽しめるようになっている。また、ダイニング・キッ
チン9の西側と東側には、建物2の二階へ連絡する全折
れの階段11,12がそれぞれ配置されている。前記階
段12の東側には、ダイニング・キッチン9から出入り
可能なアスレチックルーム13が配置されている。
【0010】前記リビングルーム10の西側には、間に
襖14aを介して8畳間の和室14が配置されている。
また、リビングルーム10の東側には、客専用の部屋で
あるゲストルーム15が隣接配置され、ドア15aを介
して出入り可能となっている。このゲストルーム15
は、建物2の南東の角に配置されていて、東側にはバル
コニー16を有し、北側部分にはクローゼット15bが
設けられている。本実施の形態の住宅では、来客時にリ
ビングルーム10、和室14を接客空間として使用し、
客が宿泊する場合にはゲストルーム15を客専用の部屋
として使用する構成となっている。そして、客が滞在し
ている間、家族はダイニング・キッチン9をファミリー
ルームとして使用する。
【0011】前記中庭4の東側には、南北方向に延びる
廊下17が設けられ、この廊下17の北端および南端は
前記ダイニング・キッチン9とリビングルーム10とへ
それぞれ接続されている。また、この廊下15の南北方
向中央には、建物2の東側外壁まで延設された廊下18
が接続されている。この廊下18の北には、衣装ルーム
19、洗面所20の出入口が面し、洗面所20の北には
浴室21が連続している。前記衣装ルーム19の北側
は、ダイニング・キッチン9の東端部分と連通してい
る。また、廊下18の南には、上述したゲストルーム1
5の他に、男性用トイレ22と洋式トイレ23が面して
いる。そして、ゲストルーム15はドア15cを介して
廊下18へ出入り可能となっているので、部屋から男性
用トイレ22、洋式トイレ23、洗面所20および浴室
21へ誰にも顔を合わさずに直接行き来できるようにな
っている。前記廊下18に面した建物2の外壁には、出
入口18aが開設され、前記ゲスト用駐車場3aと連絡
している。
【0012】前記階段11,12から建物2の二階へ上
がると、建物2の北側外壁に面して本棚24aが設置さ
れ家族が図書館コーナーとして使用可能な書斎24が設
けられている。この書斎24は東西方向に長く形成さ
れ、その西側部分はウォークインクローゼット25を介
して夫婦の寝室26と連絡し、一方、東側部分は洋式ト
イレ27および2つの子供部屋28,29と連絡してい
る。また、書斎24の南側には、前記夫婦の寝室26と
子供部屋29に挟まれた状態でバルコニー30が設けら
れ、それぞれの部屋から出入り可能となっている。前記
夫婦の寝室26および2つの子供部屋28,29の南側
にはバルコニー31,32がそれぞれ設けられている。
【0013】以上説明してきたように、本実施の形態の
住宅では、ゲストルーム15から廊下18を介して洗面
所20やトイレ22,23等のサニタリーに誰にも合う
ことなく直接連絡可能な構成としたので、客は居住者に
気兼ねすることなくトイレ22や浴室21を使用するこ
とができる。そして、リビングルーム10や廊下17を
通らずに移動することができるので、人に見られにく
く、プライバシーが守られる。
【0014】また、本実施の形態の住宅では、ダイニン
グ・キッチン9とリビングルーム10とを間に中庭4を
挟んで建物2の南北に離して配置し、玄関5の土間6に
ダイニング・キッチン9へ連絡する上がり口7と、リビ
ングルーム10へ連絡する上がり口8とをそれぞれ設け
たので、玄関5からダイニング・キッチン9へ移動する
家族の動線と、玄関5からリビングルーム10へ移動す
る客の動線とが分断されて、住宅内で両者の動線が交錯
することがない。
【0015】さらに、洗面所20やトイレ22,23等
のサニタリーを玄関5に近接して設けずに、中庭4を挟
んだ建物2の奥に設けたので、玄関周りの部屋をよりシ
ンプルな構成とすることができ、客を出迎える接客空間
として相応しい落ち着いた玄関を形成することができ
る。
【0016】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は、本実施の形態に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても、本発明に含まれる。例えば、本実施の
形態においては、二階建ての建物について説明したが、
階数については任意であり、一階建ての構成、三階建て
以上の構成のものについても適用可能である。また、本
実施の形態では、ダイニングルームとキッチンとを一体
化させたダイニング・キッチンを設けた構成としたが、
ダイニングルームとキッチンとは別々に設けても構わな
い。
【0017】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載のゲストルームのある住宅にあっては、玄関の奥
に隣接して中庭を配置し、この中庭の左右一方にリビン
グルーム、他方にダイニングルームを配置してそれぞれ
を前記玄関と接続し、前記中庭の奥にリビングルームと
ダイニングルームとを連絡する廊下を設けてこの廊下の
一部を建物の奥側に延設し、この延設部分および前記リ
ビングルームにそれぞれ隣接し、かつ連通状態でゲスト
ルームを配置するとともに、前記延設部分に面してトイ
レ、洗面所および浴室を配置したので、住宅内がリビン
グルームを中心とした接客空間と、ダイニングルームを
中心とした家族の居住空間とに分けて使用可能となり、
家族の動線と客の動線との交錯が避けられ、静かで落ち
着いたもてなしを行うことが可能となる。さらに、ダイ
ニングルームを中心とした家族の居住空間と、リビング
ルームを中心とした接客空間とが中庭によって隔絶され
ているので、両者のプライバシーが確保される。また、
中庭は屋外の接客空間としてリビングルームと一体的に
使用できるので、建物内に居ながらバーベキュー等の屋
外パーティーを催すことができ、多様な形態の接客空間
として利用することができる。
【0018】請求項2記載の発明にあっては、前記延設
部分の廊下をさらに建物外壁まで延長して外壁に出入口
を開設し、この外側の敷地にゲスト用の駐車場を配置し
たので、道路とゲストルームとの動線を短く形成するこ
とができ、ゲストルームの使い勝手を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の住宅を示す一階平面図で
ある。
【図2】実施の形態の住宅を示す二階平面図である。
【符号の説明】
1 敷地 2 建物 3 ガレージ 3a ゲスト用駐車場 4 中庭 5 玄関 6 土間 6a ガラスの壁 7,8 上がり口 6b,7a,8a,15a,15c ドア 9 ダイニング・キッチン 9a,10a 掃き出し窓 10 リビングルーム 11,12 階段 13 アスレチックルーム 14 和室 14a 襖 15 ゲストルーム 15b クローゼット 16,30,31,32 バルコニー 17,18 廊下 18a 出入口 19 衣装ルーム 20 洗面所 21 浴室 22 男性用トイレ 23,27 洋式トイレ 24 書斎 24a 本棚 25 ウォークインクローゼット 26 夫婦の寝室 28,29 子供部屋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄関の奥に隣接して中庭を配置し、 この中庭の左右一方にリビングルーム、他方にダイニン
    グルームを配置してそれぞれを前記玄関と接続し、 前記中庭の奥にリビングルームとダイニングルームとを
    連絡する廊下を設けてこの廊下の一部を建物の奥側に延
    設し、 この延設部分および前記リビングルームにそれぞれ隣接
    し、かつ連通状態でゲストルームを配置するとともに、
    前記延設部分に面してトイレ、洗面所および浴室を配置
    したことを特徴とするゲストルームのある住宅。
  2. 【請求項2】 前記延設部分の廊下をさらに建物外壁ま
    で延長して外壁に出入口を開設し、 この外側の敷地にゲスト用の駐車場を配置したことを特
    徴とする請求項1記載のゲストルームのある住宅。
JP2000278410A 2000-09-13 2000-09-13 ゲストルームのある住宅 Pending JP2002089058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000278410A JP2002089058A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 ゲストルームのある住宅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000278410A JP2002089058A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 ゲストルームのある住宅

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002089058A true JP2002089058A (ja) 2002-03-27

Family

ID=18763581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000278410A Pending JP2002089058A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 ゲストルームのある住宅

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002089058A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013002261A (ja) * 2011-06-22 2013-01-07 Panasonic Corp 玄関構造
JP2016211147A (ja) * 2015-04-28 2016-12-15 旭化成ホームズ株式会社 建物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013002261A (ja) * 2011-06-22 2013-01-07 Panasonic Corp 玄関構造
JP2016211147A (ja) * 2015-04-28 2016-12-15 旭化成ホームズ株式会社 建物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002089058A (ja) ゲストルームのある住宅
JP2001311316A (ja) 洗濯室のある住宅
JP3228639U (ja) 住宅
JP2777582B2 (ja) 住 宅
JP2002138686A (ja) ゲストルームのある住宅
JP2003041785A (ja) 住 宅
JP3085919U (ja) 住 宅
JP3408711B2 (ja) 多世帯住宅
JPH1162277A (ja) 多世帯住宅
JPH10246012A (ja) 住 宅
JP2002081216A (ja) 広い玄関土間に応接室を設けた住宅
JP2002004598A (ja) 中庭のある住宅
JP3085920U (ja) 住 宅
JP2000248764A (ja) 住宅建物
JP2003090137A (ja) 集合住宅
JP2003184322A (ja) 車寄せスペースを備えた住宅
JP2002047814A (ja) 住 宅
JP2002227433A (ja) 建物の内側に採光空間を備えた住宅
JP2002194900A (ja) 二世帯住宅
JP2000257282A (ja) リビングルームに隣接する和室を備えた住宅
JPH08270234A (ja) 住 宅
JP2001193293A (ja) 住 宅
JP2000248755A (ja) 住 宅
JP2000073592A (ja) 住 宅
JPH11280273A (ja) 住 宅