JP2013002261A - 玄関構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】玄関出入口4に連なるように玄関土間部13を設け、この玄関土間部から段上がり状にフロアー部15を設けた玄関構造1であって、前記フロアー部と前記玄関土間部との直線状の境界部分に沿うように、中央に収納壁部30を設けるとともに、この収納壁部の両側にそれぞれが該収納壁部と略等しい幅寸法とされた一対の開口部21,22を横並びに設け、これら一対の開口部のうちのいずれか一方の開口部側に、前記玄関土間部を前記フロアー部側へ入り込ませるようにして連続的に延出させた補助土間部14を設け、前記収納壁部の前記玄関土間部側に向く面に沿うようにスライド自在に配設されるとともに前記収納壁部と略等しい幅寸法とされた一枚の引戸40によって、前記一対の開口部を選択的に開閉可能とした。
【選択図】図1
Description
このため、外部と玄関内空間とを連通させる2つの出入口を設け、玄関土間に目隠し家具や間仕切り部等を設けることで、各出入口と玄関ホール(玄関フロア)とをそれぞれに連通させる客人用通路と家人用通路とを区画した玄関構造が提案されている(例えば、下記特許文献1及び下記特許文献2参照)。これら各特許文献に記載された玄関構造は、使い勝手等の観点から両出入口と間仕切りの玄関土間側との間に互いに行き来できる通路を設けた構造とされている。
また、上記特許文献3に記載された収納装置では、収納装置によって間仕切られた背部スペースを収納スペースとして利用できるものではあるが、玄関スペースを家人用と客人用とに見栄え良く区分するという観点や使い勝手の観点からは更なる改善が望まれていた。
また、本発明においては、前記引戸をスライド自在に吊り下げ支持する上レール部材を、天井との間に前記玄関土間部側と居室空間側とを連通させる上側空間部が形成されるように前記収納壁部の前記玄関土間部側の上縁に沿うように設け、前記引戸を、前記一方の開口部側において前記玄関土間部側と前記補助土間部側とを連通させる下側空間部が形成される高さ寸法としてもよい。
また、本発明においては、前記他方の開口部側の前記上側空間部を閉塞する閉塞部材を設けてもよい。
また、本発明においては、前記収納壁部の前記玄関土間部側に飾り棚状凹所を設ける一方、前記収納壁部の前記玄関土間部側とは反対側における前記飾り棚状凹所が設けられた部位とは異なる下側部位に収納凹所を設けてもよい。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、図2において玄関土間部側から収納壁部に対面した状態を基準として、手前側を前方、手前側の面を前面とし、その逆側をそれぞれ後方、背面(後面)として説明し、また、左右方向等の方向を原則的に説明する。
さらに、各図では、壁体や各扉体(引戸)等を模式的に示しており、後記する各空間、スペース等を区画するものであればどのような構造のものでもよい。
本実施形態では、図1及び図2に示すように、住居等の建物2の壁体3,7によって区画された建物内空間に、本実施形態に係る玄関構造1を適用した例を示している。
建物2の屋外空間側に面する外側壁体3には、屋外と建物内空間とを連通させる玄関出入口4が設けられており、この玄関出入口4には、この玄関出入口4を開閉する玄関扉5が設けられている。図例では、玄関扉5として、一側部が開口枠に蝶番等の連結部材で連結支持された開き戸を示している。なお、玄関扉5を引戸等としてもよい。
この玄関土間部13の手前側は、玄関出入口4を設けた外側壁体3で区画されており、その左右両側は、それぞれ壁体(図例では、外側壁体3及び間仕切壁等の内側壁体7)によって区画されている。
この玄関土間部13の後方側には、図1〜図4に示すように、この玄関土間部13から段上がり状に形成されたフロアー部15が設けられている。
この補助土間部14上の空間は、主玄関スペース8の後方側の居室空間の一部となり、また、補助土間部側の空間としての補助玄関スペース10となる。また、客人用開口部22側のフロアー部15上の空間は、主玄関スペース8の後方側の居室空間の一部となり、客人用開口部側居室空間9となる。
収納壁部30及び一対の開口部21,22は、これら居室空間としての客人用開口部側空間9及び補助玄関スペース10と、主玄関スペース8とを区画するように設けられている。
この開口部20の左右両側には、一対の縦枠27,27が上下方向に沿って配設されている。これら縦枠27,27の上端は、本実施形態では、天井6に至ることなく天井6から空間を隔てて下方に位置している。フロアー部15側に配設された縦枠27は、内側壁体7に沿うように配設され、下端がフロアー部15に当接している。補助土間部14側に配設された縦枠27は、外側壁体3に沿うように配設され、下端が補助土間部14に当接している。収納壁部30は、本実施形態では、その天板34の上面がこれら縦枠27,27の上端と同高さ位置となるような高さ寸法とされている。なお、補助土間部14側に配設された縦枠27の下端を補助土間部14に当接させずに、フロアー部15側に配設された縦枠27の下端と略同高さに位置させてもよい。
客人用開口部22は、図3(a)に示すように、左右両側が収納壁部30の右側部及び右側の縦枠27によってそれぞれ区画され、上側が上枠25によって区画され、下側がフロアー部15によって区画されている。
これら一対の開口部21,22の中央に配設された収納壁部30は、本実施形態では、フロアー部15と補助土間部14とに跨るように設けられている。図例では、収納壁部30の略右側半部をフロアー部15上に位置させ、略左側半部を補助土間部14上に位置させた例を示している。
上段収納凹所31及び下段収納凹所33の手前側(主玄関スペース8側)は、前板38,38によって閉塞され、これら前板38,38は、収納壁部30の前面30aの化粧板となり、また、上段収納凹所31及び下段収納凹所33の背板となる。
飾り棚状凹所32の後方側(補助玄関スペース10側)は、後板38Aによって閉塞され、収納壁部30の後面の化粧板となり、また、飾り棚状凹所32の背板となる。
なお、このように各凹所の背板と収納壁部30の前後面の化粧板とを兼用する態様に代えて、各凹所に別途、背板及び化粧板を設けるようにしてもよい。また、上段収納凹所31及び下段収納凹所33を区画する前板38,38の一方または両方を、開き戸としてもよい。これによれば、前面側からも上段収納凹所31乃至は下段収納凹所33に収納物を出し入れすることができる。
また、下段収納凹所33には、複数枚の棚板37A,37Aが設けられ、さらに上下に区画されている。
また、この収納壁部30の下端には、台輪39が配設され、その略右側半部がフロアー部15に載置されるようにして固定されている。台輪39の略左側半部は、補助土間部14から浮くように配置されている。収納壁部30の略左側半部の下端には、補助土間部14に接地された支持脚17,17が設けられ、補助土間部14上に支持されている。支持脚17,17は、図4(a)に示すように、前後に間隔を空けて設けられており、その上端が台輪39乃至は底板36に固定されている。
また、収納壁部30に上下の収納凹所31,33を設けているので、これら収納凹所31,33に靴等の履物や鞄等を収納することができる。また、これら収納凹所31,33は、補助玄関スペース10側に向けて開口して設けられているので、これら収納凹所31,33に収納した物品を主玄関スペース8側から目立ち難くすることができる。
さらに、これら収納凹所31,33は、収納壁部30の補助玄関スペース10側における飾り棚状凹所32が設けられた部位とは異なる部位の上下に設けられているので、収納壁部30を効率的に薄型化することができ、玄関スペースを有効に利用することができる。
さらにまた、飾り棚状凹所32を中段の目立ち易い目の高さ位置等に設け、その背面側の下側部位を下段収納凹所33として利用でき、靴等を出し入れする際における使い勝手を向上させることができる。
なお、上段収納凹所31を設けずに、下段収納凹所33のみを補助玄関スペース10側に設けた態様としてもよい。
なお、この上レール26の長手方向両端部には、長手方向外方側への引戸40の移動を防止するストッパー片等のストッパー部が設けられている。
下ガイド部28,29は、図1及び図2に示すように、引戸40の移動軌跡に沿って間隔を空けて設けられており、図例では、2つの下ガイド部28,29を設けた例を示している。一方の下ガイド部28は、客人用開口部22を閉鎖した状態における引戸40の戸尻側端部(図例では左側端部)41の下方側に位置するように収納壁部30の客人用開口部22側手前角部の前方に配設されている。他方の下ガイド部29は、家人用開口部21を閉鎖した状態における引戸40の戸尻側端部(図例では右側端部)42の下方側に位置するように収納壁部30の家人用開口部21側手前角部の前方に配設されている。
また、マグネット式の下ガイド部28に代えて、フロアー部15上に固定的に設けられた固定ガイドピンを設けるようにしてもよい。さらには、これら各下ガイド部28,29は、上記した例に限られず、引戸40の下端部側をガイド可能なものであればよい。
なお、引戸40の両側端部41,42のそれぞれに取手45を設ける態様に代えて、いずれか一方の側端部のみに取手45を設ける態様としてもよい。例えば、引戸40の一側端部(図例では、左側端部(家人用開口部21を閉鎖する際における戸先側端部))41に設ける態様としてもよい。これによれば、家人用開口部21を閉鎖させた状態では、取手45が客人用開口部22から比較的に遠くなり、取手45を目立ち難くすることができる。さらには、このような取手45を設けずに、例えば、引戸40を、中央に明かり窓等の鏡板等を設けた框組状のものとし、その縦框部を手掛かりとする態様としてもよい。
一方、引戸40が、図2(b)及び図3(b)に示すように客人用開口部22を閉鎖した状態では、家人用開口部21が開放される。この状態では、引戸40の左側端部41が収納壁部30の右側の側板35部分に前後方向で重合するように位置し、収納壁部30の前面30aの略全体が開放される。
また、本実施形態では、補助玄関スペース10側にフロアー部15の一部によって補助フロアー部16が形成されるように、フロアー部15上に居室側壁部47,48を設けている。このように、補助玄関スペース10側に、補助土間部14から段上がり状の補助フロアー部16をフロアー部15と一連に設けることで、家人が玄関上りとして利用でき、スムーズな出入が可能となり、使い勝手をより向上させることができる。
居室出入口49は、客人用開口部側居室空間9と補助玄関スペース10とを連通させる出入口となり、図4に示すように、フロアー部15から天井6に略至るように形成されている。つまり、本実施形態では、居室側壁部47,48が居室出入口49を挟んで前後に分離するように設けられている。前方側の居室側壁部48は、収納壁部30の客人用開口部22側の側面(右側面)に沿うように配設されており、その前端面が収納壁部30の前面30aと略同一平面状となるように配設されている。また、この前方側の居室側壁部48の前後寸法は、収納壁部30の前後寸法と略同寸法乃至は収納壁部30の前後寸法よりも僅かに大きい寸法とされている。
後方側の居室側壁部47の後端には、引戸40のスライド方向と同方向に沿って補助土間部14側に向けて延びる後方壁部46が連なるように設けられている。この後方壁部46によって補助玄関スペース10の後方側を区画している。
なお、図1及び図2において、符号18は、靴等の収納棚などを備えた収納部である。
居室出入口49及び居室側引戸50を上記構造とすることで、上記同様、下レールが不要となり、居室出入口49の下部の見栄えを向上させることができる。また、居室側引戸50を、図4(b)に示すように、開放させれば、居室出入口49が高さ方向に大きく開放される。一方、居室側引戸50を、図4(a)に示すように、閉鎖させれば、略天井6までの高さの居室側引戸50によって壁のような外観となり、当該居室側引戸50が目立ち難くなり、見栄えを向上させることができる。
また、居室出入口49及び居室側引戸50は、略天井までの高さとされたものに限られず、居室側壁部47,48に垂れ壁等を形成し、それに応じた高さ寸法とされたものとしてもよい。
さらに、図例では、居室側引戸50を、居室側壁部47の補助玄関スペース10側の面に沿わせて設けた例を示しているが、居室側壁部47の客人用開口部側居室空間9側の面に沿わせて設けるようにしてもよい。
また、居室側壁部47の一方側の面に沿うように居室側引戸50を納める、いわゆるアウトセット納めに限られず、居室側壁部47に戸袋空間を設けて居室側引戸50を収納可能とした戸袋納めとしてもよい。さらに、上吊り構造とされたものに限られず、下荷重構造とされたものとしてもよい。
図2(a)、図3(a)及び図4(a)に示すように、引戸40をスライドさせて、家人用開口部21を閉鎖させて客人用開口部22を開放させ、また、居室側引戸50をスライドさせて、居室出入口49を閉鎖させる。
この状態では、図2(a)に示すように、玄関出入口4とリビング等に通じる客人用開口部側居室空間9とが、主玄関スペース8及び客人用開口部22を介して連通し、客人用通路12が形成される。また、補助玄関スペース10が、主玄関スペース8側及び客人用開口部側居室空間9側から概ね隠蔽された状態となる。
この状態では、図2(b)に示すように、玄関出入口4とリビング等に通じる客人用開口部側居室空間9とが、主玄関スペース8、家人用開口部21、補助用玄関スペース10及び居室出入口49を介して連通し、家人用通路11が形成される。
このように本実施形態では、引戸40及び居室側引戸50を開閉させることで、家人用通路11と客人用通路12とを選択的に容易に形成することができる。
つまり、中央に収納壁部30を設け、その両側に一対の開口部21,22を設けているので、上述のように一方を家人用開口部21、他方を客人用開口部22として利用することができ、また、中央の収納壁部30を収納として利用することができ、使い勝手が良い。
また、これら一対の開口部21,22を選択的に開閉可能な一枚の引戸40を設けた構造としているので、この引戸40によって一方の開口部を閉鎖させれば、他方の開口部が開放されて通路として利用でき、使い勝手を向上させることができる。つまりは、引戸40を、各開口部21,22を開閉する共通の扉として利用でき、状況に応じた選択的な利用が容易に可能となる。また、これにより、玄関スペースを一枚の引戸40と収納壁部30とによって簡易な構造で家人用と来客用とに区分することができる。
また、家人用開口部21を引戸40によって閉鎖させれば、主玄関スペース8側から補助土間部14が目立ち難くなり、補助土間部14上の補助玄関スペース10を主玄関スペース8側から見栄え良く区分することができる。
また、本実施形態では、このように前面30aの略全体が開放される収納壁部30の主玄関スペース8側に飾り棚状凹所32を設けているので、この飾り棚状凹所32を利用して種々の物品を見栄え良く飾ることができる。
さらには、引戸40を収納壁部30と前後方向(引戸40の厚さ方向)で略一致する位置に配置することもでき、この状態では、両側の開口部21,22を開放させることもできる。これによれば、来客予定等がない場合には、両側の開口部21,22を開放させることで、家人の使い勝手を向上させることもでき、また、通気性を向上させることもできる。
また、居室出入口49を開放させれば、この居室出入口49を介して家人用開口部21と客人用開口部側居室空間9とを連通させることができるので、家人用通路11を確保することができる。
なお、以下の各変形例では、上記した例との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
本変形例によれば、収納壁部30の両側の各開口部21A,22Aの一側部が縦枠ではなく壁仕上げ面となるので、すっきりとした印象を与えることができ、見栄えをより向上させることができる。また、下側空間部24Aにも縦枠がないためすっきりとした印象を与えることができる。
つまり、本変形例では、収納壁部30及び家人用開口部21の上方側に上側空間部23Aを設け、客人用開口部22側には上側空間部を設けない構造としている。これによれば、引戸40及び居室側引戸50によって客人用開口部22及び居室出入口49をそれぞれ閉鎖させれば、リビング等に通じる客人用開口部側居室空間9側から主玄関スペース8及び補助玄関スペース10を略遮断できる。これにより、客人用開口部側居室空間9側の気密性を向上させることができ、また、玄関側の臭気(空気)が客人用開口部側居室空間9側に流入することを抑制することができる。
なお、本変形例において説明した閉塞部材54を、第1変形例に係る玄関構造1Aに適用するようにしてもよい。
また、このような張出フロアー部19を設けることで、家人用開口部21側の下ガイド部として、上記同様のマグネット式の下ガイド部28を採用することができる。
また、上記した各例では、収納壁部30の下端の高さ位置をフロアー部15と略同高さ位置とした例を示しているが、玄関土間部13(補助土間部14)に収納壁部30の下端の全体を接地させるようにして収納壁部30を設置するようにしてもよい。この場合は、適宜、フロアー部15に収納壁部30を受け入れる切欠部等を設けるようにしてもよい。
また、上記した各例では、収納壁部30の主玄関スペース8側に、飾り棚状凹所32を設けた例を示しているが、このような凹所を主玄関スペース8側に設けずに前面30aを略平坦面としてもよい。この場合は、前面30aに鏡や絵画等を設けるようにしてもよい。
さらにまた、上記した各例では、引戸40が家人用開口部21を閉鎖した状態で引戸40の下端と補助土間部14との間に下側空間部24(24A)が形成される構造とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、引戸40をフロアー部15の手前側に配置し、その下端面が玄関土間部13に近接対面する構造とされたものとしてもよい。この場合は、玄関土間部13や、フロアー部15の前方側の立ち上り面等に、上記同様の下ガイド部を設けるようにしてもよい。
さらには、上記した各例では、上吊り構造とされた引戸40を例示しているが、このような態様に限られず、下荷重構造とされた引戸40を採用するようにしてもよい。この場合は、引戸40の上端部に、ランナー部材に代えて、上レール等に係合する案内片やピボット等を設け、また、引戸40の下端部に戸車を設け、この戸車をガイドする下レール等を玄関土間部13等に敷設するようにしてもよい。
さらに、上記した各例では、客人用開口部側居室空間9と補助玄関スペース10とを仕切るとともに、居室出入口49及び居室側引戸50を設けた居室側壁部47,48を設けた例を示しているが、これらを設けないようにしてもよい。このようなものでも、家人用開口部21を閉鎖させれば、主玄関スペース8側から補助土間部14などが視界に入り難くなり、上記したような従来のものと比べて見栄えを向上させることはできる。
また、上記した各玄関構造は、戸建住宅の玄関に限られず、集合住宅等の各戸の玄関への適用も可能である。
4 玄関出入口
6 天井
8 主玄関スペース(玄関土間部側空間)
9 客人用開口部側居室空間(他方の開口部側の居室空間)
10 補助玄関スペース(補助土間部側空間、居室空間)
13 玄関土間部
14 補助土間部
15 フロアー部
21,21A 家人用開口部(一方の開口部)
22,22A 客人用開口部(他方の開口部)
23,23A 上側空間部
24,24A 下側空間部
25 上枠(上レール部材)
30 収納壁部
30a 前面(玄関土間部側に向く面)
32 飾り棚状凹所
33 下段収納凹所(収納凹所)
40 引戸
47,48 居室側壁部
49 居室出入口
50 居室側引戸(扉)
54 閉塞部材
Claims (5)
- 玄関出入口に連なるように玄関土間部を設け、この玄関土間部から段上がり状にフロアー部を設けた玄関構造であって、
前記フロアー部と前記玄関土間部との直線状の境界部分に沿うように、中央に収納壁部を設けるとともに、この収納壁部の両側にそれぞれが該収納壁部と略等しい幅寸法とされた一対の開口部を横並びに設け、
これら一対の開口部のうちのいずれか一方の開口部側に、前記玄関土間部を前記フロアー部側へ入り込ませるようにして連続的に延出させた補助土間部を設け、
前記収納壁部の前記玄関土間部側に向く面に沿うようにスライド自在に配設されるとともに前記収納壁部と略等しい幅寸法とされた一枚の引戸によって、前記一対の開口部を選択的に開閉可能としたことを特徴とする玄関構造。 - 請求項1において、
前記引戸のスライド方向に対して略直交する方向に沿って、前記一対の開口部のうちの他方の開口部側の居室空間と前記補助土間部側とを仕切る居室側壁部を設け、この居室側壁部に居室出入口とこの居室出入口を開閉する扉とを設けたことを特徴とする玄関構造。 - 請求項1または2において、
前記引戸をスライド自在に吊り下げ支持する上レール部材を、天井との間に前記玄関土間部側と居室空間側とを連通させる上側空間部が形成されるように前記収納壁部の前記玄関土間部側の上縁に沿うように設け、
前記引戸は、前記一方の開口部側において前記玄関土間部側と前記補助土間部側とを連通させる下側空間部が形成される高さ寸法とされていることを特徴とする玄関構造。 - 請求項3において、
前記他方の開口部側の前記上側空間部を閉塞する閉塞部材を設けたことを特徴とする玄関構造。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
前記収納壁部の前記玄関土間部側に飾り棚状凹所を設ける一方、前記収納壁部の前記玄関土間部側とは反対側における前記飾り棚状凹所が設けられた部位とは異なる下側部位に収納凹所を設けたことを特徴とする玄関構造。
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