JP2001311316A - 洗濯室のある住宅 - Google Patents

洗濯室のある住宅

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JP2001311316A
JP2001311316A JP2000132510A JP2000132510A JP2001311316A JP 2001311316 A JP2001311316 A JP 2001311316A JP 2000132510 A JP2000132510 A JP 2000132510A JP 2000132510 A JP2000132510 A JP 2000132510A JP 2001311316 A JP2001311316 A JP 2001311316A
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JP
Japan
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room
laundry
house
entrance
corridor
Prior art date
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JP2000132510A
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English (en)
Inventor
Yasuo Nakano
康生 中野
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯動線と炊事動線とのスムーズな切り替え
が可能であり、家事動線の効率化および短縮化を図るこ
とができる洗濯室のある住宅の提供。 【解決手段】 二面が洗面・脱衣室30とキッチン21
にそれぞれ面するとともに、残りの二面のうち一面がリ
ビングルーム11と連絡する廊下18に面した洗濯室2
3を設けた。この洗濯室23と廊下18を挟んでウォー
クインクローゼット25を配置し、このウォークインク
ローゼット25と洗濯室23の廊下18に面した出入口
26,27を対向して設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯室のある住宅
に係り、詳しくは、主婦の家事動線の短縮化を図った住
宅に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、従来の洗面室は浴室に隣接し
て配置され、脱衣室を兼ねた洗面・脱衣室となってい
る。さらに、この洗面・脱衣室には洗濯機が設置された
洗濯コーナーが設けられていて、洗濯室としても使用さ
れる構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、洗面・脱衣室
は、隣接配置される浴室の通気性を考慮して建物の端部
に配置されるので、そこに洗濯コーナーを設けると、他
の家事スペース、特にキッチンからの動線が長く形成さ
れて炊事動線とのスムーズな連絡が行えず、家事効率化
の妨げとなってしまうという問題点を有していた。ま
た、洗面・脱衣室の一画に洗濯コーナーを設けると、汚
れた衣類が目に付いて見苦しく、洗面・脱衣室を美しく
清潔に保つことが困難であった。さらに、来客が多い家
庭の場合、客が洗面室を使用する回数も多く、その際洗
濯物を見られてしまうとプライバシーの点で問題があ
り、加えて、客に家族の生活の匂いを感じさせるので、
あまり好ましくない。本発明は上述した問題点に着目し
てなされたものであって、その目的とするところは、洗
濯動線と炊事動線とのスムーズな切り替えが可能であ
り、家事動線の効率化と短縮化を図ることができる洗濯
室のある住宅を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明請求項1記載の洗濯室のある住宅では、二面
が洗面・脱衣室とキッチンとにそれぞれ面するととも
に、残りの二面のうち一面が他の居住空間に連絡する廊
下に面して設けられたことを特徴とする。請求項2記載
の発明では、請求項1記載の洗濯室のある住宅におい
て、洗濯室と廊下を挟んでクローゼットが配置され、両
者の出入口が廊下を挟んで対向して設けられていること
を特徴とする。請求項3記載の発明では、請求項1また
は2記載の洗濯室のある住宅において、廊下がリビング
ルームに接続されていることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態にか
かる住宅の斜視図、図2は同住宅の正面図、図3は同住
宅の背面図、図4は同住宅の左側面図、図5は同住宅の
右側面図、図6は同住宅の敷地を含む一階平面図、図7
は同住宅の一階平面図、図8は同住宅の二階平面図であ
る。
【0006】本発明の実施の形態にかかる住宅は、図6
に示すように、道路Rに面した建物Aの表側の敷地には
車2台を横列駐車可能な駐車スペースPが設けられ、ま
た、建物Aの表側左端部にアプローチAPおよび玄関ポ
ーチ1を経由して道路Rからアクセス可能な玄関Eが設
けられている。
【0007】次に、建物A内一階部分を図7に基づいて
説明すると、前記玄関Eは、玄関ポーチ1の奥に、玄関
ドア2を介して玄関土間3および玄関ホール4が建物A
の奥方向へ向けて直線状に設けられている。そして、前
記玄関ホール4と玄関土間3の一部は勾配天井の吹き抜
けF1に形成されている(図8参照)。
【0008】前記玄関土間3と対面する玄関ホール4の
後面壁全体が、吹き抜けF1部分の高さまでそそり立つ
打ちっぱなしのコンクリート壁5で構成されることで、
正面方向への目線が遮られ、上向きへの広がり感を出し
ている。
【0009】そして、玄関ホール4の右側には、コンク
リート壁5よりさらに右側に延長する状態で廊下6が設
けられていて、玄関E部分の右側には、廊下6を介して
出入り可能なげた箱を兼ねた納戸7とトイレ8が設けら
れ、さらにその右側には廊下6から出入り可能な和室9
が設けられている。
【0010】前記コンクリート壁5の裏側には、廊下6
から出入り可能な和室10が設けられ、また、前記和室
9の奥には、前記廊下6から出入り可能なリビングルー
ム11が設けられていて、和室10の出入口12とリビ
ングルーム11の出入口13とが廊下6を介して対面し
た状態に設けられている。
【0011】前記リビングルーム11と和室9との間は
二枚の幅広の引き違い戸14により幅広に開口可能とな
っている。そして、和室9の畳敷設部分の外周にはコ字
状にフローリング15を回して和室9とリビングルーム
11との連続感を強めるようにしている。
【0012】前記リビングルーム11は吹き抜けF2に
形成されていて、このリビングルーム11と和室10と
の間には、リビングルーム11内から昇降可能な二階へ
の階段16が設けられている。
【0013】前記リビングルーム11の奥には、中央部
についたて風に飾り棚17が設けられ、その裏側にリビ
ングルーム11の左右両サイドと連通する廊下18を介
してこの廊下18側から利用可能なクローゼット19お
よび収納庫20が設けられることにより、これらの収納
部分が飾り棚17で目隠しされ、リビングルーム11内
からは直接見えない状態となっている。
【0014】また、前記クローゼット19および収納庫
20の裏側には、キッチン21が設けられていて、この
キッチン21から前記廊下18に至るまでの範囲の右側
部分には、前記廊下18およびキッチン21とそれぞれ
仕切りなしに連通するダイニングルーム22が設けられ
ている。
【0015】前記クローゼット19の左側にはキッチン
21内へ張り出す状態で他の室とは独立した洗濯室23
が設けられ、この洗濯室23の奥側壁には引き戸により
開閉自在な出入口24が設けられていて、キッチン21
からの出入りが可能となっている。
【0016】前記洗濯室23の表側に沿う状態で前記廊
下18が左方向へ延設されている。そして、この廊下1
8を挟んだ洗濯室23の表側にはウォークインクローゼ
ット25が設けられていて、このウォークインクローゼ
ット25の出入口26と洗濯室23の出入口27とが廊
下18を挟んで対面する側壁に設けられている。なお、
ウォークインクローゼット25の出入口26は開き戸
で、洗濯室23の出入口27は引き戸でそれぞれ開閉自
在となっている。
【0017】前記洗濯室23と廊下18の左側には、こ
の廊下18および洗濯室23から出入口28,29を介
してそれぞれ出入り可能な洗面・脱衣室30が設けられ
ている。なお、廊下18からの出入口28は開き戸で洗
濯室23からの出入口29は開き戸でそれぞれ開閉自在
となっている。
【0018】前記洗面・脱衣室30の表側には、この洗
面・脱衣室30から利用可能な浴室31が設けられ、ま
た、洗面・脱衣室30の裏側には、キッチン21から利
用可能なキッチン納戸32が設けられている。また、前
記洗濯室23の奥側壁の出入口24とキッチン21を介
して対面する外壁位置には、勝手口33が設けられてい
る。
【0019】次に、建物Aの二階部分を図8に基づいて
説明すると、一階からの階段16を昇った二階の階段ホ
ール34は、階段16部分の右側に形成された前記一階
リビングルーム11からの吹き抜けF2部分の三辺を囲
むように略コ字状に延長形成されている。なお、前記階
段ホール34における吹き抜けF2部分の表側部分は入
口側がギャラリースペース35となっていて、その右奥
側には押入36が設けられている。
【0020】また、建物Aの表側には、階段ホール34
から出入り可能な主寝室37と、この主寝室37内から
利用可能な納戸38が設けられ、また、この納戸38と
階段16部分との間にはトイレ39が設けられている。
【0021】一方、建物Aの裏側には、階段ホール34
から出入り可能な書斎40および点線部分から二つの子
供部屋に分割可能な横長の洋室41と、この洋室41か
ら利用可能な納戸42が設けられている。
【0022】また、建物Aの右側には、前記主寝室37
から出入り可能なバルコニー43と、前記階段ホール3
4および洋室41から利用可能なバルコニー44が設け
られている。
【0023】以上説明してきたように、本実施の形態の
住宅においては、キッチン21と洗面・脱衣室30が洗
濯室23を介してスムーズに連絡可能となり、住宅にお
ける主婦の家事動線が集約化されるので、家事を効率的
にこなすことができる。また、洗濯室30が独立して設
けられているので、洗面・脱衣室30を美しく清潔に保
つことができる。
【0024】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、本実施の形態
では、洗濯室23を挟んで上下にキッチン21と廊下1
8をそれぞれ配置し、洗濯室23の左側に洗面・脱衣室
30を配置した構成としたが、キッチン、洗面・脱衣室
および廊下は、洗濯室に隣接して配置してさえあれば、
任意の方向に設けることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1記載の洗濯室
のある住宅においては、キッチンと洗面・脱衣室が洗濯
室を介してスムーズに連絡可能となるので、洗濯動線と
炊事動線とのスムーズな切り替えが可能となり、家事動
線の効率化と短縮化を図ることができるという効果が得
られる。また、洗面・脱衣室を常に美しく清潔に保つこ
とができるので、精神衛生上好ましく、さらに、来客が
洗面や浴室を使用する際に汚れた衣類や洗濯物を見られ
る心配がないので、プライバシーの観点からも優れてい
る。請求項2記載の洗濯室のある住宅においては、洗濯
後の衣類の収納作業時における動線が短縮化されるの
で、家事動線の効率化がより達成される。また、家族が
入浴時に廊下から洗面・脱衣室に移動する途中で着替え
の衣料を用意できるので、わざわざ別の部屋に取りに行
く手間が省ける。請求項3記載の洗濯室のある住宅にお
いては、廊下を介してリビングルーム−洗面・脱衣室間
を移動する家族の動線と、キッチン−洗濯室−洗面・脱
衣室間を行き来する主婦の家事動線との交錯を避けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる住宅の斜視図であ
る。
【図2】同住宅の正面図である。
【図3】同住宅の背面図である。
【図4】同住宅の左側面図である。
【図5】同住宅の右側面図である。
【図6】同住宅の敷地を含む一階平面図である。
【図7】同住宅の一階平面図である。
【図8】同住宅の二階平面図である。
【符号の説明】
A 建物 AP アプローチ E 玄関 P 駐車スペース R 道路 F1,F2 吹き抜け 1 玄関ポーチ 2 玄関ドア 3 玄関土間 4 玄関ホール 5 コンクリート壁 6,18 廊下 7,32,38,42 納戸 8,39 トイレ 9,10 和室 11 リビングルーム 12,13,24,26,27,28,29 出入口 14 引き違い戸 15 フローリング 16 階段 17 飾り棚 19 クローゼット 20 収納庫 21 キッチン 22 ダイニングルーム 23 洗濯室 25 ウォークインクローゼット 30 洗面・脱衣室 31 浴室 33 勝手口 34 階段ホール 35 ギャラリースペース 36 押入 37 主寝室 40 書斎 41 洋室 43,44 バルコニー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二面が洗面・脱衣室とキッチンとにそれ
    ぞれ面するとともに、残りの二面のうち一面が他の居住
    空間に連絡する廊下に面して設けられたことを特徴とす
    る洗濯室のある住宅。
  2. 【請求項2】 洗濯室と廊下を挟んでクローゼットが配
    置され、両者の出入口が廊下を挟んで対向して設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の洗濯室のある住
    宅。
  3. 【請求項3】 廊下がリビングルームに接続されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の洗濯室のある
    住宅。
JP2000132510A 2000-05-01 2000-05-01 洗濯室のある住宅 Pending JP2001311316A (ja)

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Cited By (6)

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