JP2000170402A - 医院併用住宅 - Google Patents

医院併用住宅

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JP2000170402A
JP2000170402A JP10351412A JP35141298A JP2000170402A JP 2000170402 A JP2000170402 A JP 2000170402A JP 10351412 A JP10351412 A JP 10351412A JP 35141298 A JP35141298 A JP 35141298A JP 2000170402 A JP2000170402 A JP 2000170402A
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JP
Japan
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building
clinic
room
residential building
entrance
Prior art date
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Pending
Application number
JP10351412A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Kaneshima
博光 金嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医院と住居とを独立した建物として両者のプ
ライバシーを確保しつつ、お互いのアクセス性を向上さ
せた医院併用住宅を提供すること。 【解決手段】 敷地の西側と東側とに住居用建物Bと歯
科医院用建物Cとをそれぞれ配置し、住居用建物Bの東
側壁面に勝手口8aを設け、歯科医院用建物Cの西側の
一画に院長室35を配置して西側壁面に裏口35aを設
け、住居用建物Bと歯科医院用建物Cとの間にウッドデ
ッキ37を敷設して勝手口8aと裏口35aとを連絡可
能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医院併用住宅に関
し、特に、医院と住居とを独立した建物として両者のプ
ライバシーを確保しつつ、お互いのアクセス性を向上さ
せた医院併用住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医院併用住宅は、医院と住居とを
一体に形成した一体型と、医院と住居とをそれぞれ独立
した建物として形成した分離型とに分けられる。このう
ち、一体型の医院併用住宅では、建物一方側に医院部
分、他方側に住居部分をそれぞれ配置した構成、また
は、建物階下に医院部分を配置し、その上階に住居を配
置した構成などが採用されている。また、分離型の医院
併用住宅では、医院用建物と住居用建物との間に中庭な
どの非建物部分を配置した構成が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の医院併用住宅のうち、一体型の医院併用住宅におい
ては、医院部分と住居部分との外観にそれぞれ独自性を
持たせると、建物全体の外観がアンバランスになってし
まうことが多く、調和のとれた建物外観を形成するのが
困難であった。また、医院部分と住居部分とが隔壁一枚
で隔絶された構成であるため、両者のプライバシー、特
に住居部分のプライバシーを確保するのが困難であっ
た。上述した外観およびプライバシーの問題は、分離型
の医院併用住宅を採用することによって解決されるが、
医院用建物と住居用建物とを分離すると、両建物間の移
動がわずらわしいという問題が生じる。この発明は、か
かる従来の問題点を解決するためになされたものであっ
て、医院と住居とを独立した建物として両者のプライバ
シーを確保しつつ、お互いのアクセス性を向上させた医
院併用住宅を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の医院併用住宅では、敷地の一方側に
住居用建物、他方側に医院用建物を近接して配置し、前
記住居用建物の医院用建物側外壁に勝手口を設け、前記
医院用建物の住居用建物側に院長室を配置するととも
に、この院長室外壁に裏口を設け、前記住居用建物と医
院用建物との間にウッドデッキを敷設して勝手口と裏口
とを連絡可能とした。請求項2記載の発明では、請求項
1記載の医院併用住宅において、前記裏口と勝手口との
間に屋根を設けた。請求項3記載の発明では、請求項1
または2記載の医院併用住宅において、前記住居用建物
を二階建てとし、住居用建物の二階に前記裏口上方の壁
面まで延びるバルコニーを設け、前記勝手口の外側に、
前記バルコニーの下方まで移動可能なサンルームを設け
た。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態にかか
る医院併用住宅の住居用建物および歯科医院用建物の一
階平面図、図2は住居用建物の二階平面図、図3は住居
用建物と歯科医院用建物の北東方向からの斜視図、図4
は住居用建物の東側側面図、図5は住居用建物の西側側
面図、図6は住居用建物の南側側面図、図7は住居用建
物の北側側面図、図8は歯科医院用建物の東側側面図、
図9は歯科医院用建物の西側側面図、図10は歯科医院
用建物の南側側面図、図11は医院用建物の北側側面図
である。
【0006】図に示すように、本実施の形態にかかる医
院併用住宅Aは、敷地の西側に建てられた二階建ての住
居用建物Bと、敷地の東側に建てられた歯科医院用建物
Cとから構成されている。前記敷地は東側が西側よりも
高く形成された緩やかな斜面の一画に設けられていて、
この敷地の北側は東西方向に延びる道路に面している。
前記住居用建物Bおよび歯科医院用建物Cの敷地レベル
は、前記道路のそれよりも高く形成されている。また、
前記住居用建物Bの敷地レベルは、歯科医院用建物Cの
それよりも高く形成されている。前記住居用建物Bと道
路との間の敷地には、車両3台を道路と直角方向に収容
可能な居住者用のカーポート1と、道路と建物の玄関6
とを結ぶアプローチ2とが配置され、一方、前記歯科医
院用建物Cと道路との間の敷地には、車両5台を道路と
直角方向に収容可能な来院者用のカーポート3が配置さ
れ、このカーポート3の奥には来院者用玄関25へと通
じる緩やかな勾配のスロープ4が設けられている。ま
た、前記アプローチ2とカーポート3との間には、車両
1台を道路と直角方向に収容可能な駐車スペース5が配
置されていて、この駐車スペース5の東側には、後述す
るウッドデッキ37へ連絡可能な階段5aが設けられて
いる。
【0007】前記住居用建物Bの北側の階下には玄関ポ
ーチ6aが設けられている。玄関ポーチ6aの西側壁面
には玄関ドア6bが設けられていて、この玄関ドア6b
を隔てて玄関ポーチ6aの西側に玄関6が配置されてい
る。前記玄関6と連続して配置されたホール7は、建物
東側中央に配置されたキッチン8と、建物北西の角に配
置された納戸9およびゲストルーム10と、建物の西側
に配置された男性用トイレ11および洋式トイレ12
と、建物南側に配置されたリビングルーム13と、建物
中央に配置された階段17と連絡している。前記キッチ
ン8の東側壁面には勝手口8aが設けられていて、前記
ウッドデッキ37へ連絡可能となっている。
【0008】前記キッチン8の北側には洗面所14が配
置され、この洗面所14の奥には浴室15およびランド
リー16が配置されている。前記リビングルーム13の
上方には二階の天井までつながった吹抜け13aが形成
されている。また、リビングルーム13の南側壁面に
は、二階部分まで連続した大きな出窓13bが形成され
ている。前記リビングルーム13と隣接して建物南西の
角には10畳間の和室18が配置されている。
【0009】前記階段17から二階へ上がると、ホール
19が配置されている。このホール19は、建物北東の
角に配置された6畳間の和室20と、建物東側の中央に
配置された洋室21と、建物南東の角に配置された洋室
22と、建物西側に配置された洋室23と連絡してい
る。また、ホール19の北側にはトイレ24が配置され
ている。前記洋室23には、その北側にクローゼット2
3aおよび納戸23bが配置されている。また、洋室2
3の南側にはバルコニー23cが設けられている。前記
洋室21,22の東側には、これら両洋室21,22か
ら連絡可能なバルコニー38が設けられている。このバ
ルコニー38の一端側は前記住居用建物Bの東側外壁
と、他端側は前記歯科医院用建物Cの西側外壁と、それ
ぞれ一体に形成されている。
【0010】前記歯科医院用建物Cの北側には玄関ポー
チ25aが設けられている。玄関ポーチ25aの西側壁
面には玄関ドア25bが設けられていて、この玄関ドア
25bを隔てて玄関ポーチ25aの西側に来院者用玄関
25が配置されている。前記来院者用玄関25と連続し
て来院者用玄関25の南側に配置されたホール26は、
建物東側に配置された待合室27と連続している。ま
た、この待合室27の北側には来院者用のトイレ28が
配置されている。なお、前記待合室27の南側には待合
室27と連続して畳の間27aが配置されている。
【0011】前記ホール26の南側には扉30aを隔て
て診察室30が配置されている。この診察室30の東側
には診察室30と連続して受付29が設けられ、前記ホ
ール26とカウンター29aによって仕切られている。
また、受付29の東側にはカルテ収納31が設けられて
いる。前記診察室30と隣接して建物西側には、北から
順に技工室32、トイレ33aを備えたスタッフルーム
33、押入34、および院長室35が配置されている。
前記院長室35の西側壁面には裏口35aが設けられて
いて、屋外への出入りが可能となっている。
【0012】前記ウッドデッキ37は、前記住居用建物
Bと歯科医院用建物Cとの間に敷設されている。また、
このウッドデッキ37は、住居用建物Bの一階床面と同
じレベルに設けられているため、歯科医院用建物Cの側
壁の中央から下の部分は、このウッドデッキ37の下方
に隠れた状態となっている。前記ウッドデッキ37の南
側には階段37aが設けられていて、前記歯科医院用建
物Cの裏側へ連絡可能となっている。また、前記ウッド
デッキ37東側の前記裏口35a外側部分には開口37
bが形成されるとともに、この開口37bには前記裏口
35aの外側とウッドデッキ37とを連絡する階段37
cが設けられている。前記ウッドデッキ37の西側に
は、全面がガラスで形成されたサンルーム39が配置さ
れている。このサンルーム39は、ウッドデッキ37の
北端から前記バルコニー38の北端まで、住居用建物B
の外壁に沿って配置されている。このサンルーム39の
南側壁面にはガラスの扉が設けられていて、前記住居用
建物Bの勝手口8aからウッドデッキ37へ連絡可能と
なっている。
【0013】以上説明してきたように、本実施の形態に
かかる医院併用住宅Aにおいては、敷地の西側に住居用
建物B、東側に歯科医院用建物Cを配置し、住居用建物
Bの東側外壁に勝手口8aを設け、歯科医院用建物Cの
西側に院長室35を配置してこの西側外壁に裏口35a
を設け、両建物B,C間にウッドデッキ37を敷設して
勝手口8aと裏口35aとを連絡可能としたため、両建
物B,Cのプライバシーが確保されるとともに、両建物
B,C間の移動における動線上の利便性が確保されてい
る。また、前記勝手口8aから裏口35aまでの移動の
際にはサンルーム39内部とバルコニー38の下方とを
通過する構成となっているため、雨に濡れる心配がな
く、移動の利便性が確保されている。
【0014】以上本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は実施の形態に限定されるも
のではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更な
どがあっても本発明に含まれる。例えば、両建物の間取
りは任意に設定することができ、住居用建物のデッキ側
に勝手口を設け、医院用建物のデッキ側に医院室を配置
してこの院長室外壁に裏口を設けた構成であればよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載の医院併用住宅にあっては、敷地の一方側に住居
用建物、他方側に医院用建物を近接して配置し、前記住
居用建物の医院用建物側外壁に勝手口を設け、前記医院
用建物の住居用建物側に院長室を配置するとともに、こ
の院長室外壁に裏口を設け、前記住居用建物と医院用建
物との間にウッドデッキを敷設して勝手口と裏口とを連
絡可能としたため、医院と住居とを独立した建物として
両者のプライバシーを確保しつつ、お互いのアクセス性
を向上させることができるという効果が得られる。請求
項2記載の発明にあっては、請求項1記載の医院併用住
宅において、前記裏口と勝手口との間に屋根を設けたた
め、移動の際に雨に濡れることがなく、移動の利便性が
向上する。請求項3記載の発明にあっては、請求項1ま
たは2記載の医院併用住宅において、前記住居用建物を
二階建てとし、住居用建物の二階に前記裏口上方の壁面
まで延びるバルコニーを設け、前記勝手口の外側に、前
記バルコニーの下方まで移動可能なサンルームを設けた
ため、移動の際にバルコニーおよびサンルームが屋根と
して機能することによって請求項2記載の発明と同様の
効果が得られ、かつ、住宅の外観を変化に富んだ個性的
なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる医院併用住宅の住
居用建物および歯科医院用建物の一階平面図である。
【図2】実施の形態にかかる住居用建物の二階平面図で
ある。
【図3】実施の形態にかかる住居用建物と歯科医院用建
物の北東方向からの斜視図である。
【図4】実施の形態にかかる住居用建物の東側側面図で
ある。
【図5】実施の形態にかかる住居用建物の西側側面図で
ある。
【図6】実施の形態にかかる住居用建物の南側側面図で
ある。
【図7】実施の形態にかかる住居用建物の北側側面図で
ある。
【図8】実施の形態にかかる歯科医院用建物の東側側面
図である。
【図9】実施の形態にかかる歯科医院用建物の西側側面
図である。
【図10】実施の形態にかかる歯科医院用建物の南側側
面図である。
【図11】実施の形態にかかる歯科医院用建物の北側側
面図である。
【符号の説明】
A 医院併用住宅 B 住居用建物 C 歯科医院用建物 1 カーポート 2 アプローチ 3 カーポート 4 スロープ 5 駐車スペース 5a 階段 6 玄関 6a 玄関ポーチ 6b 玄関ドア 7 ホール 8 キッチン 8a 勝手口 9 納戸 10 ゲストルーム 11 男性用トイレ 12 洋式トイレ 13 リビングルーム 13a 吹抜け 13b 出窓 14 洗面所 15 浴室 16 ランドリー 17 階段 18 和室 19 ホール 20 和室 21 洋室 22 洋室 23 洋室 23a クローゼット 23b 納戸 23c バルコニー 24 トイレ 25 来院者用玄関 25a 玄関ポーチ 25b 玄関ドア 26 ホール 27 待合室 27a 畳の間 28 トイレ 29 受付 29a カウンター 30 診察室 30a 扉 31 カルテ収納 32 技工室 33 スタッフルーム 33a トイレ 34 押入 35 院長室 35a 裏口 37 ウッドデッキ 37a 階段 37b 開口 37c 階段 38 バルコニー 39 サンルーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷地の一方側に住居用建物、他方側に医
    院用建物を近接して配置し、 前記住居用建物の医院用建物側外壁に勝手口を設け、 前記医院用建物の住居用建物側に院長室を配置するとと
    もに、この院長室外壁に裏口を設け、 前記住居用建物と医院用建物との間にウッドデッキを敷
    設して勝手口と裏口とを連絡可能としたことを特徴とす
    る医院併用住宅。
  2. 【請求項2】 前記裏口と勝手口との間に屋根を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の医院併用住宅。
  3. 【請求項3】 前記住居用建物を二階建てとし、 住居用建物の二階に前記裏口上方の壁面まで延びるバル
    コニーを設け、 前記勝手口の外側に、前記バルコニーの下方まで移動可
    能なサンルームを設けたことを特徴とする請求項1また
    は2記載の医院併用住宅。
JP10351412A 1998-12-10 1998-12-10 医院併用住宅 Pending JP2000170402A (ja)

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Effective date: 20051020