JP4149790B2 - 偏平型コンミテータ製造方法及び偏平型コンミテータ製造装置 - Google Patents

偏平型コンミテータ製造方法及び偏平型コンミテータ製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転電機のコンミテータ製造方法に関し、特に、ディスクタイプの偏平型コンミテータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電動パワーステアリングやエンジンスタータ、燃料ポンプなどに使用されるモータでは、装置小型化等の要請から、偏平型のコンミテータ(フラットコンミ)を採用したものが登場している。この偏平型コンミテータは、円筒状の一般的なコンミテータと異なり、回転軸から径方向に延びるディスク状のブラシ摺動面を有している。ブラシ摺動面には軸方向からブラシが摺接し、アーマチュア電流の切替が行われる。
【0003】
ブラシ摺動面は、コンミテータメタルと呼ばれる金属部材からなる放射状に配置された複数個のセグメントから構成される。各セグメントは合成樹脂性の本体部と一体に成型される。個々のセグメントは円形のカートリッジに装着され、その状態で全体がモールド成型される。カートリッジには、各セグメントの側面を保持するための突起が設けられており、セグメントはこの突起の間に装着される。
【0004】
カートリッジに装着されたセグメントは、樹脂モールド工程の前に、セグメントと突起との間を密着させるアンカー押しが行われる。図8,9は、カートリッジ密着工程における加工状態を示す説明図である。図8,9に示すように、このカートリッジ密着工程は、下端面にアンカー押し突起51を備えたパンチ52によって行われる。パンチ52はカートリッジ53の上方からセグメント54に押接され、アンカー押し突起51はセグメント54間の間隙55近傍に押し込まれる。これにより、セグメント54の上面にはアンカー痕56が形成される。
【0005】
カートリッジ密着工程では、アンカー押し突起51により、その下方に位置する間隙55の両側面が間隙内に膨出するように変形する。間隙55内にはカートリッジ53の突起57が挿入されており、間隙55の両側面はこの突起57に押し付けられる。これにより、間隙55内にて突起57とセグメント54の端面とが密着し、モールド工程にて間隙55からブラシ摺動面58側に合成樹脂が漏れ出るのを防止できる。また、突起57の部位がそのままセグメント54間に凹部として残存し、この凹部がそのままセグメント54間のスリットとなる。
【0006】
【特許文献1】
特願2001-377943号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなカートリッジ密着工程では、アンカー押し突起51と間隙55との間の正確な位置合わせが必要となる。このため、セグメント54やカートリッジ53、パンチ52の寸法精度、カートリッジ53とパンチ52との間の位置合わせ精度などが厳しくなり、かかるアンカー押し方式はそれらのバラツキに対し不利となるという問題があった。
【0008】
そこで、図10,11に示すように、位置合わせの必要がない中空円柱状のフラットパンチ59を用いる方式を試みた。フラットパンチ59の底面61は、アンカー押し突起51のない平板状になっており、セグメント54は間隙55近傍のみならず、その凹部62上面全体がフラットパンチ59にて押圧される。
【0009】
しかしながら、フラットパンチ59を用いた場合、加圧面積が大きくなり、カートリッジ53とセグメント54を密着させるために必要な荷重がアンカー押し突起51による場合よりも大きくなる(例えば、12t→25t)。このため、アンカー押し方式よりも大型の設備が必要となり、設備コストが増大すると言う問題が生じた。また、セグメント54等の寸法バラツキにより荷重が集中する部位が生じ、セグメント54やカートリッジ53、フラットパンチ59などが破損し易いという問題もあった。
【0010】
本発明の目的は、位置合わせが不要でありながら、低い加圧荷重にてカートリッジとセグメントを密着可能な工具を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の偏平型コンミテータ製造方法は、合成樹脂によって円盤状に形成されたホルダ部と、前記ホルダ部の軸方向一端面に周方向に沿って配設された複数のセグメントとを有してなる偏平型コンミテータの製造方法であって、前記セグメントを形成する金属片を、前記金属片の間に配置され前記金属片の周方向の移動を規制する周方向移動規制部と、前記金属片の径方向端部に配置され前記金属片の径方向の移動を規制する径方向移動規制部とを備えるカートリッジに装着する工程と、前記カートリッジと対向する面に複数の環状押圧部が形成されたパンチによって前記金属片を押圧し、前記カートリッジの前記周方向移動規制部に前記金属片を密着させる工程とを有することを特徴とする。
【0012】
本発明にあっては、環状突起を有するパンチによってカートリッジ密着工程を行うので、パンチとカートリッジとの間の位置合わせ精度を従来のアンカー押し方式に比して緩和することができる。また、パンチに形成した複数の環状押圧部によって金属片を加圧するので、パンチ底面全体にて加圧を行う場合に比して低い荷重で金属片を変形させることができる。さらに、周方向移動規制部と径方向移動規制部により金属片の周方向及び径方向の移動を規制しつつパンチ加圧を行うので、加圧時に金属片の周方向及び径方向の変形が規制され、パンチ底面全体にて加圧を行わなくとも金属片をカートリッジに密着させることが可能となる。
【0013】
前記偏平型コンミテータ製造方法において、前記周方向移動規制部として、前記カートリッジ上に放射状に突起を設けても良い。また、前記径方向移動規制部として、前記カートリッジの外周部に前記金属片の外周部に当接する壁体を設けても良い。さらに、前記環状押圧部として、前記パンチの前記カートリッジ対向面に環状突起を設けても良い。
【0014】
一方、本発明の偏平型コンミテータ製造装置は、合成樹脂によって円盤状に形成されたホルダ部と、前記ホルダ部の軸方向一端面に周方向に沿って配設された複数のセグメントとを有してなる偏平型コンミテータの製造装置であって、前記セグメントを形成する金属片を収容し、前記金属片の間に配置され前記金属片の周方向の移動を規制する周方向移動規制部と、前記金属片の径方向端部に配置され前記金属片の径方向の移動を規制する径方向移動規制部とを備えるカートリッジと、前記カートリッジと対向する面に前記金属片と押接される複数の環状押圧部が形成されたパンチとを有することを特徴とする。
【0015】
本発明にあっては、金属片を加圧するパンチに複数の環状押圧部を形成したので、カートリッジ密着工程におけるパンチとカートリッジとの間の位置合わせ精度を従来のアンカー押し方式に比して緩和することができる。また、パンチ底面全体にて加圧を行う場合に比して低い荷重で金属片を変形させることができる。さらに、カートリッジに周方向移動規制部と径方向移動規制部を設けたので、パンチ加圧時に金属片の周方向及び径方向の変形が規制され、パンチ底面全体にて加圧を行わなくとも金属片をカートリッジに密着させることが可能となる。
【0016】
前記偏平型コンミテータ製造装置において、前記周方向移動規制部として、前記カートリッジ上に放射状に突起を設けても良い。また、前記径方向移動規制部として、前記カートリッジの外周部に前記金属片の外周部に当接する壁体を設けても良い。さらに、前記環状押圧部として、前記パンチの前記カートリッジ対向面に環状突起を設けても良い。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による製造方法によって製造された偏平型コンミテータの一例を示す一部切断斜視図である。
【0018】
コンミテータ1は、図1に示すように偏平構造に構成されており、スタータモータやインタンク式燃料供給ポンプ等に使用される。コンミテータ1は、合成樹脂製のホルダ部2と複数の金属製セグメント3とを備えており、セグメント3はホルダ部2と一体にモールド成型されている。セグメント3の表面(図1において上面)はブラシ摺動面4となっており、そこに軸方向から図示しないブラシが接触する。
【0019】
このようなコンミテータ1は、個々のセグメント3を円形のカートリッジに装着し、その状態で合成樹脂にて全体をモールド成型して形成される。成型されたコンミテータ1は、図示しない回転軸やアーマチュアコア、コイル巻線と共に組み付けられ、その後、合成樹脂にてコーティングが施されアーマチュアアッセンブリとなる。
【0020】
ホルダ部2は、厚肉の略円盤形状に形成されており、中心部にはモータ回転軸固定用の軸孔5が形成されている。ホルダ部2の軸方向一端面には、複数のセグメント3が等間隔に配設されている。各セグメント3は略扇形形状に形成されており、ホルダ部2の表面上に放射状に配されている。セグメント3の間は、隣合うセグメント3を互いに電気的に絶縁するためのスリット6が形成されている。
【0021】
図2は、セグメント3を形成する個々の金属片の構成を示す斜視図である。図2に示すように、セグメント3は、ブラシ摺動面4が形成される本体部7と、本体部7の外側に段差を設けて形成された外周部8を有している。外周部8にはU字型のコイル取付溝9が設けられている。コイル取付溝9には、図示しないアーマチュアコイルがフュージング等によって固定される。
【0022】
本体部7の内周側にはボス部11が設けられており、その内面側にはテーパ部12aが形成されている。本体部7と外周部8との境界は段部13となっており、その内面側もまたテーパ部12bとなっている。テーパ部12a,12bは本体部7側に向かって拡開しており、セグメント3のホルダ部2に対する軸方向の抜け止めとなるアンカ部14を形成している。
【0023】
このようなセグメント3は、前述のように、カートリッジ21に装着されて樹脂モールドされ、モールド工程前にセグメント3とカートリッジ21との間を密着させるカートリッジ密着工程が行われる。図3は、カートリッジ21の構成を示す説明図である。図3に示すように、カートリッジ21には、各セグメント3を保持するための突起(周方向移動規制部)22が設けられている。突起22は楔状に形成されており、突起22の間にセグメント3の本体部7が保持される。カートリッジ21の外周部にはセグメント3の段部13を支持する段部23と、外周部8の外周面と当接する外周壁(径方向移動規制部)24が設けられている。セグメント3は突起22の間に保持されると共に、段部23と外周壁24に保持された状態でカートリッジ21に装着される。
【0024】
当該実施の形態では、カートリッジ密着工程は図4に示すようなパンチ25を用いて行われる。図4(a)は本発明の一実施の形態であるパンチ25の断面図、(b)はその底面図である。パンチ25は、図4に示すように中空円柱状に形成されている。パンチ25の底面26には、リング状の環状突起(環状押圧部)27a,27bが2個形成されている。環状突起27aはパンチ25の外周に沿って、環状突起27bはパンチ25の内周に沿って形成されている。環状突起27a,27bの頂面は平面状となっており、両環状突起27a,27bは同じ高さに形成されている。環状突起27a,27bの間は、溝状に凹部28となっている。
【0025】
図5はカートリッジ密着工程における加工状態を示す説明図であり、(a)はセグメント3を装着した状態のカートリッジ21の平面図、(b)は(a)の状態のカートリッジ21にパンチ25を上方から接近させた状態を示しており、カートリッジ21部分は(a)のA−A線に沿った断面図である。また、図6はパンチ25をセグメント3に押接した状態を示す断面図、図7はカートリッジ密着工程後のセグメント3の状態を示す説明図である。
【0026】
図5,6に示すように、パンチ25の環状突起27a,27bは、上方からセグメント3のアンカ部14内に進入する。アンカ部14内にて、環状突起27a,27bはアンカ部底面14aに当接し、押圧する。この際、環状突起27a,27bとセグメント3との間は、環状突起27a,27bがアンカ部14内に収まるように径方向の寸法管理が為されていれば足りる。すなわち、パンチ25とカートリッジ21との間の位置合わせ精度が従来のアンカー押し方式に比して大幅に緩和される。従って、セグメント3等の寸法精度を緩和でき、歩留まりの向上や工数の削減が図られ、製造コストの低減が可能となる。
【0027】
カートリッジ21上において、セグメント3は、楔状に形成された突起22の間に保持されており、内周側には移動・変形が規制されている。また、セグメント3の外周側も段部23と外周壁24によって規制されている。そこで、パンチ25による押圧が行われると、セグメント3間の間隙29に臨む側面は、セグメント3の上面が環状突起27a,27bに押圧されると間隙29内に膨出するように変形する。このとき、凹部28に対向する部位は直接には押圧力を受けないが、環状突起27a,27bによる間隙29の両側面の変形は、材料の延びにより凹部対向部位まで及ぶ。
【0028】
間隙29内にはカートリッジ21の突起22が挿入されており、間隙29のセグメント3に臨む両側面は突起22に押し付けられる。すなわち、パンチ25による潰し密着と材料の延びにより、間隙29内にて突起22とセグメント3の端面が密着する。また、セグメント3の材料の延びにより段部23や外周壁24にも密着し、セグメント3とカートリッジ21とが密着する。そして、セグメント3には、図7に示すようなパンチ痕31が形成される。
【0029】
このように本発明においては、パンチ25は環状突起27a,27bによってセグメント3を押圧するので、荷重を凸部に集中させることができ、低い押圧荷重でセグメント3を変形させ始めることができる。また、セグメント3の移動や変形を楔状の突起22や段部23、外周壁24などによって規制しているので、パンチ25の加圧によりセグメント3が間隙29方向に座屈するような形となり、低い荷重でも効果的にセグメント3とカートリッジ21との間を密着させることができる。従って、大型設備が不要となると共に、加圧荷重が小さいため、寸法バラツキによる荷重集中が生じてもパンチ25やカートリッジ21等が破損しにくくなり、製造コストの削減が図られる。なお、発明者らの実験によれば、荷重12tでセグメント3とカートリッジ21が十分に密着し、モールド工程にて樹脂漏れも発生しなかった。
【0030】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、パンチ25では、環状突起を2重に形成したものを使用したが、これを3重以上設けてさらに、多重リング形状とすることも可能である。また、環状突起27a,27bの形成位置は、外周部、内周部には限定されず、外周端や内周端からから離れた位置に設けても良い。なお、前述の実施の形態では、外周壁24と共に段部23もまた径方向移動規制部として作用しているが、径方向移動規制部としては、少なくとも何れか一方があれば足り、必ずしも両方ある必要はない。
【0031】
【発明の効果】
本発明の偏平型コンミテータの製造方法及び製造装置によれば、環状突起を有するパンチによってカートリッジ密着工程を行うので、パンチとカートリッジとの間の位置合わせ精度を従来のアンカー押し方式に比して緩和することができる。従って、セグメント等の寸法精度を緩和でき、歩留まりの向上や工数の削減が図られ、製造コストの低減が可能となる。
【0032】
また、パンチに形成した複数の環状押圧部によって金属片を加圧するので、パンチ底面全体にて加圧を行う場合に比して低い荷重で金属片を変形させることができる。さらに、周方向移動規制部と径方向移動規制部により金属片の移動を規制しつつパンチ加圧を行うので、加圧時における金属片の変形が規制され、パンチ底面全体にて加圧を行わなくとも金属片をカートリッジに密着させることが可能となる。従って、フラットパンチ使用時のような大型設備が不要となると共に、加圧荷重が小さくなるため、寸法のバラツキによって荷重集中が生じてもパンチやカートリッジ等が破損しにくくなり、製造コストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製造方法(又は製造装置)によって製造された偏平型コンミテータの一例を示す一部切断斜視図である。
【図2】セグメントを形成する個々の金属片の構成を示す斜視図である。
【図3】カートリッジの構成を示す説明図である。
【図4】(a)は本発明の一実施の形態であるパンチの断面図、(b)はその底面図である。
【図5】カートリッジ密着工程における加工状態を示す説明図であり、(a)はセグメントを装着した状態のカートリッジの平面図、(b)は(a)の状態のカートリッジにパンチを上方から接近させた状態を示しており、カートリッジ部分は(a)のA−A線に沿った断面図である。
【図6】パンチをセグメントに押接した状態を示す断面図である。
【図7】カートリッジ密着工程後のセグメントの状態を示す説明図である。
【図8】カートリッジ密着工程における従来の加工状態を示す説明図である。
【図9】カートリッジ密着工程における従来の加工状態を示す説明図である。
【図10】カートリッジ密着工程における従来の他の加工状態を示す説明図である。
【図11】カートリッジ密着工程における従来の他の加工状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 コンミテータ
2 ホルダ部
3 セグメント
4 ブラシ摺動面
5 軸孔
6 スリット
7 本体部
8 外周部
9 コイル取付溝
11 ボス部
12a,12b テーパ部
13 段部
14 アンカ部
14a アンカ部底面
21 カートリッジ
22 突起(周方向移動規制部)
23 段部
24 外周壁(径方向移動規制部)
25 パンチ
26 底面
27a,27b 環状突起(環状押圧部)
28 凹部
29 間隙
31 パンチ痕
51 アンカー押し突起
52 パンチ
53 カートリッジ
54 セグメント
55 間隙
56 アンカー痕
57 突起
58 ブラシ摺動面
59 フラットパンチ
61 底面
62 凹部

Claims (8)

  1. 合成樹脂によって円盤状に形成されたホルダ部と、前記ホルダ部の軸方向一端面に周方向に沿って配設された複数のセグメントとを有してなる偏平型コンミテータの製造方法であって、
    前記セグメントを形成する金属片を、前記金属片の間に配置され前記金属片の周方向の移動を規制する周方向移動規制部と、前記金属片の径方向端部に配置され前記金属片の径方向の移動を規制する径方向移動規制部とを備えるカートリッジに装着する工程と、
    前記カートリッジと対向する面に複数の環状押圧部が形成されたパンチによって前記金属片を押圧し、前記カートリッジの前記周方向移動規制部に前記金属片を密着させる工程とを有することを特徴とする偏平型コンミテータ製造方法。
  2. 請求項1記載の偏平型コンミテータ製造方法において、前記周方向移動規制部は、前記カートリッジ上に放射状に形成された突起であることを特徴とする偏平型コンミテータ製造方法。
  3. 請求項1または2記載の偏平型コンミテータ製造方法において、前記径方向移動規制部は、前記カートリッジの外周部に設けられ、前記金属片の外周部に当接する壁体であることを特徴とする偏平型コンミテータ製造方法。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の偏平型コンミテータ製造方法において、前記環状押圧部は、前記パンチの前記カートリッジ対向面に形成された環状突起であることを特徴とする偏平型コンミテータ製造方法。
  5. 合成樹脂によって円盤状に形成されたホルダ部と、前記ホルダ部の軸方向一端面に周方向に沿って配設された複数のセグメントとを有してなる偏平型コンミテータの製造装置であって、
    前記セグメントを形成する金属片を収容し、前記金属片の間に配置され前記金属片の周方向の移動を規制する周方向移動規制部と、前記金属片の径方向端部に配置され前記金属片の径方向の移動を規制する径方向移動規制部とを備えるカートリッジと、
    前記カートリッジと対向する面に前記金属片と押接される複数の環状押圧部が形成されたパンチとを有することを特徴とする偏平型コンミテータ製造装置。
  6. 請求項5記載の偏平型コンミテータ製造装置において、前記周方向移動規制部は、前記カートリッジ上に放射状に形成された突起であることを特徴とする偏平型コンミテータ製造装置。
  7. 請求項5または6記載の偏平型コンミテータ製造装置において、前記径方向移動規制部は、前記カートリッジの外周部に設けられ、前記金属片の外周部に当接する壁体であることを特徴とする偏平型コンミテータ製造装置。
  8. 請求項5〜7の何れか1項に記載の偏平型コンミテータの製造装置において、前記環状押圧部は、前記パンチの前記カートリッジ対向面に形成された環状突起であることを特徴とする偏平型コンミテータ製造装置。
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