JP2007020321A - ステータコア位置決め装置及び方法 - Google Patents

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健太 鈴木
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Abstract

【課題】位置決め用のピンを用いたり、接着剤等を用いた仮止めによりステータコアの固定を行うことなく、ステータコアとステータヨークの間の絶縁性能を確保しつつ、樹脂モールドによるステータ成形時にステータコアの正確な位置決めができるステータコア位置決め装置及び方法を提供する。
【解決手段】樹脂モールドによりステータを形成するステータ成形金型10の、ステータ20に組み込まれるステータコア21を配置するステータコア配置場所に設けられ、ステータコア21をステータ成形金型10のキャビティ内面に押し付けた状態に保持する方向にステータコア21に荷重を付加する付勢部材13を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ステータコア位置決め装置及び方法に関し、特に、樹脂モールドによりステータコアを形成する際のステータコア位置決め装置及び方法に関する。
従来、金型を用いた成型方法である樹脂モールドによりステータを形成するステータ成型方法が知られている。このような樹脂モールドによる成型方法として、例えば、「発泡体層をもつ成形品及びその製造方法」(特許文献1参照)がある。
樹脂モールドによる成型方法においては、予め金型内にセットしておき成型後にプラスチック成型品に埋め込まれる部品であるインサートがある場合、一般的には、インサートをピンで金型に押し付けて位置決めを行っている。この位置決め用のピンは、樹脂を流し込む迄の仮止めとして用いられるため、樹脂を流し込んでいる間はインサートを位置決め保持することができない。従って、インサートを成型品に精度良く配置することが困難だった。
特開平9−277300号公報
しかしながら、位置決め用のピンを用いないで、例えば、カシメによりインサートを位置決めする方法もあるが、インサートであるステータコアとステータヨークの間の絶縁性能を確保しつつステータコアの位置決めを行うことは、カシメによっては困難である。従って、樹脂モールドによりステータを成形する際、ステータコアが成形圧で動いてしまうことが懸念されるため、組み立て工程においてステータシェルに接着剤等を用いた仮止めを行ってステータコアを固定していた。
この発明の目的は、位置決め用のピンを用いたり、接着剤等を用いた仮止めによりステータコアの固定を行うことなく、ステータコアとステータヨークの間の絶縁性能を確保しつつ、樹脂モールドによるステータ成形時にステータコアの正確な位置決めができるステータコア位置決め装置及び方法を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明に係るステータコア位置決め装置は、樹脂モールドによりステータを形成する金型の、前記ステータに組み込まれるステータコアを配置するステータコア配置場所に設けられ、前記ステータコアを前記金型のキャビティ内面に押し付けた状態に保持する方向に前記ステータコアに荷重を付加する付勢部材を有している。
また、この発明に係るステータコア位置決め方法は、樹脂モールドによりステータを形成する金型の、前記ステータに組み込まれるステータコアを配置するステータコア配置場所に配置した付勢部材により、前記ステータコアを前記金型のキャビティ内面に押し付けた状態に保持する方向に前記ステータコアに荷重を付加し、樹脂注入に際し前記ステータコアを位置決めする。
この発明によれば、樹脂モールドによりステータを形成する金型の、ステータに組み込まれるステータコアを配置するステータコア配置場所に設けられた付勢部材により、ステータコアに、ステータコアを金型のキャビティ内面に押し付けた状態に保持する方向に荷重が付加される。これにより、位置決め用のピンを用いたり、接着剤等を用いた仮止めによりステータコアの固定を行うことなく、ステータコアとステータヨークの間の絶縁性能を確保しつつ、樹脂モールドによるステータ成形時にステータコアの正確な位置決めができる。
また、この発明に係るステータコア位置決め方法は、上記ステータコア位置決め装置により実現することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、この発明の第1実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。図1に示すように、ステータ成形金型10は、ステータ(固定子)20を樹脂モールドにより成形する際にインサートであるステータコア21に荷重を加えて位置決め固定するコア荷重部(ステータコア位置決め装置)11を有している。
コア荷重部11は、後述するステータコア21の配置場所に合わせて複数箇所設けられており、ステータコア21に直接接触する接触部材12と、接触部材12を所定方向に付勢する、例えば、圧縮スプリング等の付勢部材13からなる。
このステータ成形金型10により成形されるステータ20は、アキシャルギャップ型ステータであり、ステータ成形金型10のキャビティ上面側、即ち、接触部材12の付勢方向に対向する面が、エアギャップ面20aとなる。従って、コア荷重部11により、付勢部材13に付勢された接触部材12に載置したステータコア21には、キャビティ上面側に向かって荷重(Load)がかかる(図中、白抜き矢印参照)ことになり、ステータコア21のエアギャップ面20a側の端面は、キャビティ上面に押し付けられたまま保持されることになる。
図2は、図1のステータを形成するステータコアとバックコアを示す斜視図である。図2に示すように、ステータ20は、複数(1個のみ図示する)のステータコア21と、各ステータコア21を位置決め配置するバックコア22を有している。バックコア22は、円環部22aの外周面と、外周面の外側に外周面と略直交する放射状に配置された複数(この例では、12個)のアーム部22bを有している。隣接するアーム部22bの間に形成される複数(この例では、12個)の空間のそれぞれには、空間形状に合わせた略扇形の平面形状を有するステータコア21が隙間無く嵌め込まれる。各ステータコア21には、コイル(図示しない)が巻回される。
このステータ成形金型10を用いた樹脂モールドによりステータ20を成形する場合、ステータ成形金型10の各コア荷重部11にそれぞれステータコア21を配置した後、ステータ成形金型10のステータコア21内側に位置する注入口14からキャビティに樹脂(resin)を注入する。このとき、各ステータコア21は、コア荷重部11によりキャビティ上面に押し付けられた状態のまま固定されるので、ステータコア21が成形圧で動いてしまうことが無い。従って、ステータコア21のエアギャップ面を基準とすることができるので、樹脂モールド成形されたステータ20のエアギャップ面20aの面精度を高めることができる。
(第2実施の形態)
図3は、この発明の第2実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。図3に示すように、ステータ成形金型30は、接触部材12にステータコア21に挿入係止するテーパピン31を設けた、コア荷重部32を有している。その他の構成及び作用は、ステータ成形金型10と同様である。
このステータ成形金型30を用いた樹脂モールドによりステータ20を成形する場合、コア荷重部32により、ステータコア21のエアギャップ面20a側の端面をキャビティ上面に押し付けた状態に保持しつつ、テーパピン31でステータコア21の位置決めが行われる。これにより、付勢部材13の付勢力により付加される荷重でエアギャップ面aの面精度を高めつつ、ステータコア21の位置決めをテーパピン31で行うことができ、ステータコア21の回転軸方向、半径方向及び周方向の各方向における位置精度を高めることができる。
(第3実施の形態)
図4は、この発明の第3実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。図4に示すように、ステータ成形金型35は、接触部材12と付勢部材13に加えて、接触部材12とステータコア21の間に配置する楔形のテーパ部材36を有するコア荷重部37を有している。その他の構成及び作用は、ステータ成形金型10と同様である。
そして、ステータコア21の下端面、即ち、テーパ部材36に接触する面を、ステータ20の外周面から中心に向かって下降傾斜するテーパ面21aにより形成している。従って、ステータ20の中心側が尖端となる楔形のテーパ部材36を、接触部材12とステータコア21の間にステータ20の外周面側から挿入した状態に配置することで、付勢部材13の付勢力により、ステータコア21には、キャビティ上面側に加えてステータ20の中心側に向かう荷重(Load)がかかる(図中、白抜き矢印参照)ことになる。
このため、ステータコア21は、エアギャップ面20a側の端面をキャビティ上面に押し付けた状態のまま、ステータコア21全体をステータ20の中心側に押し付けた状態に保持しつつ、位置決めが行われる。なお、ステータコア21の下端面は、傾斜方向を逆向きにした、ステータ20の中心側から外周面に向かって下降傾斜するテーパ面により形成しても良く、この場合、テーパ部材36を、接触部材12とステータコア21の間にステータ20の中心側から挿入した状態に配置する。
このステータ成形金型35を用いた樹脂モールドによりステータ20を成形する場合、コア荷重部37により、ステータコア21のエアギャップ面20a側の端面をキャビティ上面に押し付けつつ、ステータコア21をステータヨーク等のステータ構成部材に押し付けた状態に保持して、ステータコア21の位置決めが行われる。これにより、ステータコア21の面精度を高めつつ、半径方向のコア位置決めを行うことができる。
(第4実施の形態)
図5は、この発明の第4実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。図5に示すように、ステータ成形金型40は、コア荷重部11を設けておらず、ステータコア21の下端面を、ステータ20の外周面から中心に向かって下降傾斜するテーパ面21aにより形成している。そして、ステータ成形金型40には、ステータコア21の外側に位置して、キャビティに樹脂(resin)を注入する注入口41が形成されている。その他の構成及び作用は、ステータ成形金型10と同様である。
ステータコア21の下端面を、ステータ20の外周面から中心に向かって下降傾斜するテーパ面21aにより形成したことで、ステータコア21の下方には、ステータコア21外周面に開口し尖端がステータ20中心に向かう楔形の空間aが形成される。また、キャビティに樹脂(resin)を注入する注入口41がステータコア21の外側に位置している。このため、注入口41からキャビティ内に注入された樹脂は、ステータコア21外周面から空間aに押し込まれることになる。
従って、このステータ成形金型40を用いた樹脂モールドによりステータ20を成形する場合、樹脂注入時の樹脂モールド圧力により、ステータコア21は、エアギャップ面20a側の端面をキャビティ上面に押し付けつつ、ステータヨーク等のステータ構成部材に押し付けた状態に保持されて、位置決めが行われる。つまり、ステータコア21には、キャビティ上面側に加えてステータ20の中心側に向かう荷重(Load)がかかる(図中、白抜き矢印参照)ことになる。これにより、コア荷重部を用いることなく、ステータコア21を樹脂モールド圧で加圧することができ、ステータ20のエアギャップ面20aの面精度を高めつつ、半径方向のコア位置決めも行うことができる。
(第5実施の形態)
図6は、この発明の第5実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。図6に示すように、ステータ成形金型45は、コア荷重部11を構成する接触部材12と付勢部材13(図1参照)、及びステータコア21の下方に楔形の空間a(図5参照)を形成する空間形成部材46からなり、ステータコア21に荷重を付加して位置決め固定する、コア荷重部47を有している。その他の構成及び作用は、ステータ成形金型40と同様である。
空間形成部材46は、例えば、2個の平板状部材46a,46bと1個の楔形のテーパ部材46cを記載順に積み重ねて構成され、テーパ部材46cをステータ20の外周面側から挿入した状態に接触部材12に載置されて、空間a内に配置される。このため、付勢部材13の付勢力により、ステータコア21には、キャビティ上面側に加えてステータ20の中心側に向かう荷重(Load)がかかる(図中、白抜き矢印参照)ことになる。
このステータコア21への荷重付加状態において、空間形成部材46は、接触部材12の上面がキャビティ底面と同一面になるように、その厚みが調整される。なお、空間形成部材46は、2個の平板状部材46a,46bと1個のテーパ部材46cから構成するものに限るものではなく、テーパ形状を有する1個或いは2個以上の部材により形成しても良い。
このように、ステータコア21を、コア荷重部47により保持することにより、キャビティ内に注入した樹脂をテーパ面21aの下方の空間aに確実に回り込ませることができる。また、コア荷重部47を、モールド樹脂と同じ熱可塑性樹脂とすることで、コア荷重部47をステータコア21と共に一体成形してステータコア21の一部とすることができる。このため、コア荷重部47とステータコア21の界面もなくなるので、LLC(Long Life Coolant)等の液状物が染み込むことによる絶縁不良を防ぐことができる。
(第6実施の形態)
図7は、この発明の第6実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。図7に示すように、ステータ成形金型50は、センターステータタイプのステータ25を成形する場合に用いられるものである。ステータ成形金型50には、コア荷重部37(図4参照)が備えられており、ステータコア26は、コア荷重部37が接触する下端面側に、後述する削り代分となるように、ステータ25の外周面から中心に向かって下降傾斜するテーパ面26aを有している。その他の構成及び作用は、ステータ成形金型35(図4参照)と同様である。
従って、このステータ成形金型50を用いた樹脂モールドによりステータ25を成形する場合、ステータコア21内側に位置する注入口51から樹脂を注入したときの樹脂モールド圧力により、ステータコア26は、テーパ面26aの反対側の端面をキャビティ上面に押し付けつつ、ステータ構成部材であるバスバー27側に押し付けた状態に保持されて、位置決めが行われる。
つまり、ステータコア26には、キャビティ上面側に加えてステータ25の中心側に向かう荷重(Load)がかかる(図中、白抜き矢印参照)ことになる。これにより、ステータコア26の回転軸方向、半径方向及び周方向の各方向における位置精度を高めることができる。
なお、ステータ25は、成形後、ステータコア26のテーパ面26a部分を削って、コア荷重部37が接触する端面も、キャビティ上面側と同様の平坦面に形成する。
(第7実施の形態)
図8は、この発明の第7実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。図8に示すように、ステータ成形金型55は、コア荷重部37を設けておらず、ステータコア21内側に位置する注入口51に代えて、ステータコア26の外側に、キャビティに樹脂(resin)を注入する注入口56を設けている。その他の構成及び作用は、ステータ成形金型50(図7参照)と同様である。
このため、注入口56からキャビティ内に注入された樹脂は、ステータコア26外周面から、ステータコア26の下方に形成された、ステータコア26外周面に開口し尖端がステータ25中心に向かう楔形の空間aに押し込まれることになる。
従って、このステータ成形金型55を用いた樹脂モールドによりステータ25を成形する場合、樹脂注入時の樹脂モールド圧力により、ステータコア26は、テーパ面26aの反対側の端面をキャビティ上面に押し付けつつ、ステータ構成部材であるバスバー27側に押し付けた状態に保持されて、位置決めが行われる。つまり、ステータコア26には、キャビティ上面側に加えてステータ25の中心側に向かう荷重(Load)がかかる(図中、白抜き矢印参照)ことになる。これにより、ステータコア26の回転軸方向、半径方向及び周方向の各方向における位置精度を高めることができる。
(第8実施の形態)
図9は、この発明の第8実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。図9に示すように、ステータ成形金型60は、コア荷重部11を構成する接触部材12と付勢部材13(図1参照)、及びステータコア26外周面に開口し尖端がステータ25中心に向かう楔形の空間a(図5参照)を形成する空間形成部材61からなり、ステータコア26に荷重を付加して位置決め固定する、コア荷重部62を有している。その他の構成及び作用は、ステータ成形金型55(図8参照)と同様である。
このため、注入口56からキャビティ内に注入された樹脂は、ステータコア26外周面から、ステータコア26の下方に形成された楔形の空間aに押し込まれることになる。
従って、このステータ成形金型60を用いた樹脂モールドによりステータ25を成形する場合、樹脂注入時の樹脂モールド圧力により、ステータコア26は、テーパ面26aの反対側の端面をキャビティ上面に押し付けつつ、ステータ構成部材であるバスバー27側に押し付けた状態に保持されて、位置決めが行われる。つまり、ステータコア26には、キャビティ上面側に加えてステータ25の中心側に向かう荷重(Load)がかかる(図中、白抜き矢印参照)ことになる。これにより、ステータコア26の回転軸方向、半径方向及び周方向の各方向における位置精度を高めることができる。
上述したように、この発明に係るコア荷重部(ステータコア位置決め装置)11は、樹脂モールドによりステータを形成するステータ金型10の、ステータ20に組み込まれるステータコア21を配置するステータコア配置場所に設けられ、ステータコア21をステータ金型10のキャビティ内面に押し付けた状態に保持する方向にステータコア21に荷重を付加する付勢部材13を有する。
また、ステータコア位置決め方法は、樹脂モールドによりステータ20を形成するステータ金型10の、ステータ20に組み込まれるステータコア21を配置するステータコア配置場所に配置した付勢部材13により、ステータコア21をステータ金型10のキャビティ内面に押し付けた状態に保持する方向にステータコア21に荷重を付加し、樹脂モールドに際しステータコア21を位置決めする。
つまり、この発明に係るステータコア位置決め装置及び方法では、ステータコアの位置決めをモールド樹脂のみで行うことができるため、絶縁性能を確保しつつ樹脂モールドによるステータ成形作業の簡略化を図ることができる。
このように、この発明によれば、樹脂モールドによりステータを形成する金型の、ステータに組み込まれるステータコアを配置するステータコア配置場所に設けられた付勢部材により、ステータコアに、ステータコアを金型のキャビティ内面に押し付けた状態に保持する方向に荷重が付加されるので、位置決め用のピンを用いたり、接着剤等を用いた仮止めによりステータコアの固定を行うことなく、ステータコアとステータヨークの間の絶縁性能を確保しつつ、樹脂モールドによるステータ成形時にステータコアの正確な位置決めができる。
また、この発明に係るステータコア位置決め方法は、上記ステータコア位置決め装置により実現することができる。
この発明の第1実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。 図1のステータを形成するステータコアとバックコアを示す斜視図である。 この発明の第2実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。 この発明の第3実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。 この発明の第4実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。 この発明の第5実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。 この発明の第6実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。 この発明の第7実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。 この発明の第8実施の形態に係るステータ成形金型の断面図である。
符号の説明
10,30,35,40,45,50,55,60 ステータ成形金型
11,32,37,47,62 コア荷重部
12 接触部材
13 付勢部材
14,41,51,56 注入口
20,25 ステータ
20a エアギャップ面
21,26 ステータコア
21a,26a テーパ面
22 バックコア
22a 円環部
22b アーム部
27 バスバー
31 テーパピン
36,46c テーパ部材
46,61 空間形成部材
46a,46b 平板状部材
a 空間

Claims (9)

  1. 樹脂モールドによりステータを形成する金型の、前記ステータに組み込まれるステータコアを配置するステータコア配置場所に設けられ、前記ステータコアを前記金型のキャビティ内面に押し付けた状態に保持する方向に前記ステータコアに荷重を付加する付勢部材を有するステータコア位置決め装置。
  2. 前記ステータコアと前記付勢部材の間に、前記ステータコアに挿入係止するテーパピンを設けた接触部材を有する請求項1に記載のステータコア位置決め装置。
  3. 前記ステータコアのステータコア配置場所側端面を、前記ステータの中心側に向かって下がり傾斜となるテーパ形状に形成し、前記ステータコアと前記付勢部材の間に、前記付勢部材の付勢力により、前記ステータコアに前記キャビティ内面側に加えて前記ステータの中心側に向かって荷重を付加する、前記ステータの中心側が尖端となる楔形のテーパ部材を配置した請求項1に記載のステータコア位置決め装置。
  4. 前記ステータコアのステータコア配置場所側に、注入された樹脂が押し込まれることによって生じる樹脂モールド圧力により、前記ステータコアに前記キャビティ内面側に加えて前記ステータの中心側に向かって荷重を付加する、前記ステータの中心側が尖端となる楔形の空間を形成した請求項1に記載のステータコア位置決め装置。
  5. 前記ステータコアのステータコア配置場所側端面を、前記ステータの中心側に向かって下がり傾斜となるテーパ形状に形成し、前記ステータコアと前記付勢部材の間に、前記付勢部材の付勢力により、前記ステータコアに前記キャビティ内面側に加えて前記ステータの中心側に向かって荷重を付加する、前記ステータの中心側が尖端となる楔形のテーパ部材を配置し、
    前記ステータコアのステータコア配置場所側に、注入された樹脂が押し込まれることによって生じる樹脂モールド圧力により、前記ステータコアに前記キャビティ内面側に加えて前記ステータの中心側に向かって荷重を付加する、前記ステータの中心側が尖端となる楔形の空間を形成した請求項1に記載のステータコア位置決め装置。
  6. 樹脂モールドによりステータを形成する金型の、前記ステータに組み込まれるステータコアを配置するステータコア配置場所に配置した付勢部材により、前記ステータコアを前記金型のキャビティ内面に押し付けた状態に保持する方向に前記ステータコアに荷重を付加し、樹脂注入に際し前記ステータコアを位置決めするステータコア位置決め方法。
  7. 前記ステータコアのステータコア配置場所側端面を、前記ステータの中心側に向かって下がり傾斜となるテーパ形状とし、前記ステータコアと前記付勢部材の間に前記ステータの中心側が尖端となる楔形のテーパ部材を配置し、前記付勢部材の付勢力により、前記ステータコアに前記キャビティ内面側に加えて前記ステータの中心側に向かって荷重を付加する請求項6に記載のステータコア位置決め方法。
  8. 前記ステータコアのステータコア配置場所側に、前記ステータの中心側が尖端となる楔形の空間を形成し、注入された樹脂が前記空間に押し込まれることにより生じる樹脂モールド圧力により、前記ステータコアに前記キャビティ内面側に加えて前記ステータの中心側に向かって荷重を付加する請求項6に記載のステータコア位置決め方法。
  9. 前記ステータコアのステータコア配置場所側端面を、前記ステータの中心側に向かって下がり傾斜となるテーパ形状とし、前記ステータコアと前記付勢部材の間に前記ステータの中心側が尖端となる楔形のテーパ部材を配置すると共に、前記ステータコア配置場所側に、前記ステータの中心側が尖端となる楔形の空間を形成し、
    前記付勢部材の付勢力、及び注入された樹脂が前記空間に押し込まれることにより生じる樹脂モールド圧力により、前記ステータコアに前記キャビティ内面側に加えて前記ステータの中心側に向かって荷重を付加する請求項6に記載のステータコア位置決め方法。
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