JP4144508B2 - 光ファイババンドル及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、レーザ加工、レーザ加熱、レーザプリンタ装置等に用いられる光ファイババンドルとその製造方法に関する。
半導体レーザ装置からの光源を光ファイバに入射し、光ファイバの出射端から出射されたレーザ光を集光レンズで集光させて対象物に照射する光ファイバレーザ装置は、レーザ出力の強弱や振動などに影響されない単一モードの質のよいレーザ光を、比較的安価に得ることができる。そして、レーザ加工、レーザ加熱、レーザプリンタ等に用いる高出力のレーザ光を得るには、複数本のシングルモード光ファイバを出射端で束ね、それぞれの光ファイバからの出射光を集合させる方法が知られている。
しかし、動作状態が安定な単一モードのレーザ光を得るには、シングルモード光ファイバを用いる必要があるが、この光ファイバは、通常、クラッド外径が125μmでコア径が10μm前後である。このため、複数本の光ファイバを束ねてもレーザ光が通るコア部は、広いクラッド領域に点在する形となって、出射端における単位面積当たりの光強度は上げることができない。光強度を上げるために集光レンズで集光させる方法が考えられるが、レンズ部品費、使用時のレンズの焦点合わせ作業が必要となり、製造コスト及びランニングコストが増加する。また、集光レンズで集光された光は、焦点位置のずれにより、光強度密度が大きく変化するため、光強度が安定せず加工品質を低下させることがある。
これを解決する方法として、光ファイバの出射側の所定範囲(軸方向長さ)のクラッドを削り落し、出射端におけるコア部の間隔が縮小するように束ねる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。図8は、上記の特許文献1に開示のコア部の間隔を縮小する例を示す図である。図8(A)は光ファイババンドルの概略を示す図、図8(B)は光ファイババンドルの出射端のコア配列の状態を示す図である。図中、1は光ファイババンドル、2は励起光、2aはレーザ出力光、3は光ファイバ、4はコア部、5はクラッド部、6は研削側面を示す。
光ファイババンドル1は、複数本(図では16本使用)の光ファイバ3の出射側を密に束ねてバンドル部1aとし、入射側は光ファイバ3を分離した状態の分離部1bとされる。分離部1bの入射端からは励起光2が、それぞれの光ファイバ3に個別に入射され、バンドル部1aの出射端からレーザ出力光2aが出力される。出射端のバンドル部1aでは、各光ファイバ3のコア部4が互いに平行で、クラッド部5を研削側面6で示すような形態で研削(又は切削)し、その研削側面6を接合してバンドル部の中央部側で、コア部4の間隔が密になるように配列される。
図8の光ファイババンドル1の製造は、先ず、光ファイバ3をV溝等に固定し、コア部4から5μm程度残してクラッド部5の側面をダイシングソーで研削する。このクラッド部5の側面を削った2本の光ファイバ3の研削側面6同士を接合し、一方の光ファイバの側面を同様に研削して、3本目の光ファイバ3を接合する。次いで、一番端の光ファイバの側面を研削して4本目の光ファイバ3を接合し、例えば、4本の光ファイバ3のコア部4を密にして一列に並べた1次元のファイバアレイを作成する。
このような1次元のファイアバアレイを4組準備し、先ず、2組のファイバアレイの1面側を、コア部4から5μm程度残してクラッド部5の側面を研削し、研削側面6同士を接合し、4×2の2次元ファイバアレイを作成する。次いで、この4×2の2次元ファイバアレイの一方の側面を同様に研削し、3本目の1次元のファイアバアレイの一方の側面を研削して、研削側面6同士を接合し、4×3の2次元ファイバアレイを作成する。同様にして4本目の1次元のファイアバアレイを接合して、図8(B)に示すような、4×4の2次元ファイバアレイを作成することができる。
特開平11−23867号公報
特許文献1に開示された光ファイババンドルは、1本の光ファイバを集合させる毎に、ファイバの接着と研削を行なう必要があり、接着硬化のための時間が必要となるうえに、製造コストが高くなる。また、特許文献1において、加工時の機械的強度が問題とならない場合は、全ての光ファイバを所定の形状に細く切削した後、それらを一度に束ねてもよいとの開示もある。しかし、特許文献1では、光ファイバの出射端から1cm程度にわたってクラッド部の厚さを数μmまで削り落す必要があり、このため、機械的強度の点から十分な注意が必要で作業性が悪く、歩留まりも低いものと考えられる。
また、特許文献1には、複数本の光ファイバを単純に束ねて接着一体化して、光ファイババンドルを作製し、一方の端部を線引してコア部の間隔を縮小する技術も開示されている。しかし、この方法はクラッド部の縮小とともにコア部も細るため、光が出射端より手前で漏出したり、隣接光ファイバ内に進入し単一モード状態を崩す恐れがある。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、予め複数本の光ファイバの出射側の端部を研削加工した後に束ねることを可能とし、製造の作業性を高めると共に、光の漏出が少ない光ファイババンドルとその製造方法の提供を課題とする。
本発明による光ファイババンドル及びその製造方法は、光の出射側の先端部分のクラッド部を研削加工して円錐台形状、角錐台形状、又は楔形状にた光ファイバが複数本束ねられ、先端部分の出射端におけるコア部の光軸間距離が光ファイバの研削加工前のクラッド直径より小さくなるように集合配列された出射端部を備え、出射端部の出射端を光ファイバの複数本を集合させた状態で凹面とするものである。光ファイバの出射側の先端部分のクラッド部を研削加工して細められた側面を互いに接触させて束ねられる。また、出射端部の出射端の凹面は、平行光が出射される凹とすることができる。
本発明の構成によれば、光ファイババンドルの出射端部を、複数本の光ファイバを効率的に集合一体化させて形成することができると共に、出射光の光強度を高めることができる。また、光の漏出を抑制した均一の品質のものを、低コストで歩留まりよく製造することができる。
図により本発明の実施の形態を説明する。図1(A),(B)は本発明の概略を説明する図、図2は光ファイバの出射側の先端を円錐台形状とした例を示す図、図3は光ファイバの出射側の先端を角錐台形状とした例を示す図、図4は光ファイバの出射側の先端を楔形状とした例を示す図である。図中、11は光ファイババンドル、12は入力光、12aは出力光、13は光ファイバ、14はコア部、15はクラッド部、16,16a,16b,16cは研削側面、17は出射端面(先端面)、18,18a,18b,18cは出射端部、19は集光レンズ、θは研削角度、Rは光ファイバ半径、rは先端面半径、Lは研削長を示す。
光ファイババンドル11は、図1(A)に示すように複数本の光ファイバ13を束ね、一方の端部からレーザ装置等の光源LDから、各光ファイバ13にレーザ光等の入力光12を入射させ、他方の端部から出力光12aを出射させるように構成される。光の出射端側は、各光ファイバからの出力光が集合されるように所定の配列と密度で一体化されているが、光の入射端側は、各光ファイバに入力光が所定のモードで入射されればよく、配列状態を規定するものではなく、また、中間部分も同じである。
光ファイババンドル11の出射端部18側で、各光ファイバ13の出射側の先端部分は、後述する円錐台形状、角錐台形状、楔形状等の先端側を細くした各種の形状で形成することができる。図1(B)に示すように、出射端部18の出射端で、各光ファイバ13のコア部15の光軸間距離が光ファイバ外径より小さくなるように、光ファイバの先端部分の細められた側面16(以下、研削側面16という)が、互いに接触するように密に配して接着剤等で一体化する。これにより、出射端部18の出射端は、光ファイバの複数本を集合させた状態で凹面となり、複数本の光ファイバ13の出射端面17(以下、先端面17という)からそれぞれ出射された光は、各光ファイバ13の光軸が交わるA点に集光させることができる。集光点Aで集合された複数本の光ファイバ13からの光は、光強度の大きい出力光12aとなる。なお、集光レンズ19を用いて集光点Aを変更したり、或いは、平行光とすることもできる。
本発明では光ファイバ13として、例えば、図1(B)に示すように、コア部14とクラッド部15からなる外径が125μm、コア径が10μm前後の標準のシングルモード光ファイバを用いることができる。なお、コア径が比較的大きいマルチモード光ファイバを用いることもできる。ここで、例えば、出射端部18における光ファイバ13の研削側面16の研削角度θを2°とし、先端面17の半径r(円錐台形状の場合)を20μmとすると、光ファイバ半径Rが62.5μmであるので、研削長さLは2.4mmとなる。また、先端面17から集光点Aまでの距離dは1.13mmとなる。
以上のように、本発明では、研削側面16の研削角度θを2°程度としても、研削長さLは2.4mmの短い長さに抑えることができ、特許文献1で開示のように先端側面を1cm近くも研削する場合と比べて、1/4程度にすることができる。この結果、光ファイバ13の先端を細める研削(切削ともいう)を1本ずつ行なっても、光ファイバの機械的強度を低下させることなく、容易に行なうことができる。このため、予め全ての光ファイバ13に対し、先端を細める加工を施した後に、所要本数の光ファイバ13の研削側面16を互いに接合して一体化することができる。
図2(A)は、光ファイバ13の出射側の先端部分のクラッド部を研削加工して円錐台形状とし、7本の光ファイバ13を集合配列させた例である。光ファイバ13の先端面17において、コア部14の外周からの距離が、例えば、5μm〜20μm程度残るようにクラッド部15を円錐状に削り落し、研削側面16aを形成する。そして、複数本の光ファイバ13の研削側面16aが互いに接触するように集合させて、接着剤等で一体化し、光ファイババンドルの出射端部18aを形成する。これにより、出射端における複数本の光ファイバのコア部14は、クラッド部15の外径より小さい間隔で密に配列させることができる。すなわち、光ファイバの先端部分の先端面(出射端面)17におけるコア部14の光軸間距離が、光ファイバ13の研削加工前のクラッド直径より小さくなるように集合配列される。
この例において、例えば、光ファイバ13に入射される光パワーを10mW/本とし、光ファイバの先端面17の直径40μmとすると、出射端部18aからの光出力密度は、8W/mmとなる。これに対し、図2(B)の比較例に示すように、先端に研削加工を行なわないで光ファイバ13を集合させた場合、光ファイバ13のクラッド外径を125μmとすると、出射端部からの光出力密度は、0.8W/mmとなる。すなわち、本発明による出射端部18aは、比較例の10倍の光出力密度を得ることが可能となる。
図3は、光ファイバ13の出射側の先端部分のクラッド部を研削加工して角錐台形状とし、9本の光ファイバ13を3列、3段に集合配列させた例である。光ファイバ13の先端面17において、コア部14からの最小距離が、例えば、5μm〜20μm程度になるように、クラッド部15の4側面を角錐状に削り落し、研削側面16bを形成する。複数本の光ファイバ13の研削側面16bが互いに接触するように集合させて、接着剤等で一体化し、光ファイババンドルの出射端部18bを形成する。これにより、出射端における複数本の光ファイバのコア部14は、クラッド部15の外径より小さい間隔で密に配列させることができる。すなわち、光ファイバの先端部分の先端面(出射端面)17におけるコア部14の光軸間距離が、光ファイバ13の研削加工前のクラッド直径より小さくなるように集合配列される。
また、図4は、光ファイバ13の出射側の先端部分のクラッド部を研削加工してを楔形状とし、4本の光ファイバ13を一列に集合配列させた例である。光ファイバ13の先端面17において、コア部14からの最小距離が、例えば、5μm〜20μm程度になるように、クラッド部15の対向する2側面を楔状に削り落し、研削側面16cを形成する。複数本の光ファイバ13の研削側面16cが互いに接触するように集合させて、接着剤等で一体化し、光ファイババンドルの出射端部18cを形成する。これにより、出射端における複数本の光ファイバのコア部14は、クラッド部15の外径より小さい間隔で密に配列させることができる。すなわち、光ファイバの先端部分の先端面(出射端面)17におけるコア部14の光軸間距離が、光ファイバ13の研削加工前のクラッド直径より小さくなるように集合配列される。
図5は、光ファイバ先端における光の出射状態を説明する図で、図5(A)が本発明における光の出射側の先端形状を示す図、図5(B)及び(C)は比較例を示す図である。図中の符号は、図1〜図4で用いたのと同じ符号を用いることにより説明を省略する。
本発明は、図5(A)に示すように、光ファイバ13の出射側の先端に研削側面16を形成するに際して、研削側面16の部分における光ファイバ13のコア部14のコア径が、光ファイバの他の部分と均一であることが好ましい。図5(B)は、これに対する比較例で、研削側面16の細りと共にコア部14のコア径も細っている例である。この比較例は、特許文献1で開示の光ファイババンドルの先端を線引により細らせる場合に生じる構成で、コア部14内を進行する光が、コア径の細り部分で外部に漏出して、光出力を減少させる。したがって、コア部14のコア径は先端面17に至るまで均一な径を維持して終端されているのが望ましい。
また、本発明は、図5(A)に示すように、光ファイバ13の出射側の先端に研削側面16を形成するに際して、研削側面16がコア部14にかからないように研削するのが好ましい。すなわち、先端面17において、コア部14の断面の全てがクラッド部15内に残っていて、コア部14に欠けが生じないようにする。図5(C)は、これに対する比較例で、研削側面16がコア部14の先端部分を含むまで削り込まれている例である。この場合、コア部14の先端部の側面がクラッド部15から露出されるため、この露出した側面から光が漏出して光出力を減少させる。したがって、研削後においても、コア部14の断面の全てが先端面17内に残っていることが望ましい。
図6は、光の出射端から平行光を出射させる例を説明する図で、図6(A)は光ファイババンドルの出射端を凹面とした図、図6(B)は光の屈折関係を説明する図である。図中の符号は、図1〜図4で用いたのと同じ符号を用いることにより説明を省略する。
光ファイババンドルの出射端部18の出射端を、光ファイバ13を集合させた状態で所定の凹面とすることにより、図6(A)に示すように、レンズを用いることなく平行光Hを出射させることが可能である。ここで、図6(B)に示すように、光ファイバ13のコア部の屈折率をNa、空気中の屈折率をNbとし、光ファイバ13の光軸Zと垂直の光軸直交面に対する光ファイバ13の先端面17の角度をαとする。そして、出射端部18の基準軸X−X(出射光路と一致)に対する光軸Zの角度をθ(研削角度θと同じ)とする。また、先端面17に直交する軸Y−Yと基準軸X−Xのとの角度をβとする。
光の屈折の法則により、Na/Nb=sinβ/sinαの関係が成り立つ。そして、光ファイバ13の先端面17から出射される光を、出射端部18の基準軸X−Xと平行に出射させるには、β=α+θであることが必要である。すなわち、先端面17の凹面角度αを上記の条件を満たすように形成することで、出射端部18から平行光Hを出射させることができる。例えば、研削角度θ=2°、Na=1.45、Nb=1.0のとき、α=6.4°となる。
図7は、本発明で、光ファイバの先端部分を削り落す研削方法の例を説明する図である。図7(A)は、光ファイバ13の先端部分を図2に示した円錐台形状の研削側面16aに研削する例を示す図である。この例は、回転する研削板上に光ファイバ13の先端側面を回転させながら、所定の角度で接触させることにより、円錐台形状の研削側面16aを形成することができる。図7(B)は、光ファイバ13の先端部分を図4に示した楔形状の研削側面16cに研削する例を示す図である。この例は、回転する研削板上に光ファイバ13の先端側面を所定の角度で押付けるように接触させることにより、楔形状に2つの研削側面16cを形成することができる。
なお、図3に示した角錐台形状の研削側面16bに研削する場合は、図7(B)で2つの研削側面を形成した後、これと直交する方向に、さらに同様な方法で2つの研削側面を形成し、断面矩形状の角錐台形状とすることができる。
本発明は、図1の例で説明したように、光ファイバ先端の研削側面は、比較的短い長さの数mmとすることができるので、図7に示したように、光ファイバ13を1本ずつ研削しても機械的強度を損なうことはない。したがって、光ファイバの出射端側の先端を、予め円錐台形状、角錐台形状、楔形状等の先端側を細くした各種の形状で形成する。この後に、所定本数の光ファイバを一度に束ね、出射端側の先端を研削側面が互いに接触するように集合一体化させることにより、光ファイババンドルの出射端部とすることができる。なお、本発明で、角錐台形状、楔形状の研削側面を有する光ファイバで出射端部を形成する場合は、図8で示した特許文献1に開示の接着と研削を繰り返しながら、光ファイバを1本ずつ束ねていく方法を用いても製造可能であるが、製造工数が多くなり製造コストも高いものとなる。
本発明の概略を説明する図である。 本発明で、光ファイバの出射側の先端を円錐台形状とした例を示す図である。 本発明で、光ファイバの出射側の先端を角錐台形状とした例を示す図である。 本発明で、光ファイバの出射側の先端を楔形状とした例を示す図である。 本発明で、光ファイバ先端における光の出射状態を説明する図である。 本発明で、光の出射端から平行光を出射させる例を説明する図である。 本発明で、光ファイバの先端を削り落す研削方法の例を説明する図である。 従来技術を説明する図である。
符号の説明
11…光ファイババンドル、12…入力光、12a…出力光、13…光ファイバ、14…コア部、15…クラッド部、16,16a,16b,16c…研削側面、17…出射端面(先端面)、18,18a,18b,18c…出射端部、19…集光レンズ。

Claims (6)

  1. 光の出射側の先端部分のクラッド部を研削加工して円錐台形状にした光ファイバが複数本束ねられ、前記先端部分の出射端におけるコア部の光軸間距離が、前記光ファイバの研削加工前のクラッド直径より小さくなるように集合配列された出射端部を備え、前記出射端部の出射端が前記光ファイバの複数本を集合させた状態で凹面とされていることを特徴とする光ファイババンドル。
  2. 光の出射側の先端部分のクラッド部を研削加工して角錐台形状にした光ファイバが複数本束ねられ、前記先端部分の出射端におけるコア部の光軸間距離が、前記光ファイバの研削加工前のクラッド直径より小さくなるように集合配列された出射端部を備え、前記出射端部の出射端が前記光ファイバの複数本を集合させた状態で凹面とされていることを特徴とする光ファイババンドル。
  3. 光の出射側の先端部分のクラッド部を研削加工して楔形状にした光ファイバが複数本束ねられ、前記先端部分の出射端におけるコア部の光軸間距離が、前記光ファイバの研削加工前のクラッド直径より小さくなるように集合配列された出射端部を備え、前記出射端部の出射端が前記光ファイバの複数本を集合させた状態で凹面とされていることを特徴とする光ファイババンドル
  4. 前記出射側の先端部分のクラッド部を研削加工して細められた側面を、互いに接触させて束ねられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイババンドル。
  5. 前記出射端部の出射端の凹面は、平行光が出射される凹面であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の光ファイババンドル。
  6. 複数本の光ファイバの出射側の先端部分のクラッド部を円錐台形状又は角錐台形状又は楔形状のいずれかに研削加工で削り落して細めた後、前記複数本の光ファイバの細められた先端部分の側面を互いに接触させて一体化させ、前記先端部分の出射端面におけるコア部の光軸間距離が、前記光ファイバの研削加工前のクラッド直径より小さくなるように集合配列させて出射端部とし、前記出射端部の出射端を、前記光ファイバの複数本を集合させた状態で凹面とすることを特徴とする光ファイババンドルの製造方法
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