JP4143075B2 - 床用目地装置 - Google Patents

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Description

本発明は目地部を介して設けられた左右の建物等の躯体間の床部分の目地部を覆う床用目地装置に関する。
従来、この種の床用目地装置は後端部が上下移動可能で、先端部がスライド移動可能な目地プレートの先端部と後端部にヒンジ部材を介して、目地部が狭くなるように移動した場合に両端部に段差が生じないようにカバープレートを取付けている。
このように構成された床用目地装置は、目地プレートの先端部に取付けられたカバープレートは目地部が狭くなる揺れ動き時には目地プレートの先端部が上方へ突出されながら他方の床面上をスライド移動するため、床面を損傷させることがないが、目地プレートの後端部に取付けられたカバープレートは傾斜状態に移動し、揺れ動きが停止すると目地プレートの後端部が下方へ移動するため、カバープレートの先端部が一方の床面に食い込むような力が作用して、床面を損傷させてしまうという欠点があった。
特開2003−221877
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、目地部が狭くなるような揺れ動き時でも、目地プレートの後端カバープレートが床面に食い込んだりする不具合を確実に防止して、目地プレートの先端部および後端部に段差を生じさせることなく、安全に使用することができる床用目地装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は目地部を介して設けられた左右の躯体の目地部側の一方の躯体に後端部が上下移動可能に支持され、先端部が他方の躯体の目地部側の床面に形成された反目地部側が傾斜面の支持凹部に支持された目地プレートと、この目地プレートの先端部にヒンジ部材を介して取付けられた、該目地プレートの先端部が他方の躯体の床面上へ乗り上げた場合に、段差が生じるのを防止する先端カバープレートと、前記目地プレートの後端部に固定された先端部が順次下方へ位置する傾斜面の支持体と、この支持体に先端部が支持されるように前記一方の躯体の目地部側の床面にヒンジ部材を介して取付けられた後端カバープレートとで床用目地装置を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)目地部側の一方の躯体に後端部が上下移動可能に支持され先端部が他方の躯体の目地部側の床面に形成された反目地部側が傾斜面の支持凹部に支持された目地プレートと、この目地プレートの先端部にヒンジ部材を介して取付けられた、該目地プレートの先端部が他方の躯体の床面上へ乗り上げた場合に、段差が生じるのを防止する先端カバープレートと、前記目地プレートの後端部に固定された先端部が順次下方へ位置する傾斜面の支持体と、この支持体に先端部が支持されるように前記一方の躯体の目地部側の床面にヒンジ部材を介して取付けられた後端カバープレートとで構成されているので、目地部が狭くなるように地震等で左右の躯体が揺れ動いた場合、目地プレートの先端部が他方の躯体の床面に乗り上げるとともに、後端部が上方へ突出するが、先端カバープレートと後端カバープレートによって、目地プレートの先端部と後端部に段差が生じるのを確実に防止することができる。
したがって、安全に使用することができる。
(2)前記(1)によって、目地プレートが元の状態へ戻る場合には、先端カバープレートは引きずりながら元の状態へ戻るとともに、後端カバープレートは目地プレートの後端部の支持体に先端部が支持されているため、支持体が下方へ移動すれば自重で下方へ移動させることができ、後端カバープレートで一方の躯体の床面を損傷させる不具合を確実に防止することができる。
(3)前記(1)によって、構造が簡単で、容易に設置することができる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図8に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は目地部2を介して設けられた左右の建物等の躯体3、3の床躯体3a、3a間の目地部を覆う本発明の床用目地装置で、この床用目地装置1は前記左右の躯体3、3の一方の躯体3の目地部側の床面に階段状に形成された後端カバープレート収納凹部4および支持体収納凹部5と、前記一方の躯体3の目地部側の前記支持体収納凹部5の下部の床躯体3aに複数本のビス6等によって固定されたアングル状の支持金具7と、前記他方の躯体3の目地部側の床面に反目地部側が傾斜面8に形成された支持凹部9と、前記支持金具7に後端部が支持され、先端部が前記支持凹部9を覆うように支持された上面が、前記左右の躯体3、3の床面とほぼ同一面となる目地プレート10と、この目地プレート10の先端部の上部にヒンジ部材11を介して先端部が上下方向に回動可能に取付けられた先端カバープレート12と、前記目地プレート10の後端部の上部に固定された先端部が順次下方へ位置する傾斜面13に形成された、前記支持体収納凹部5に収納される支持体14と、前記後端カバープレート収納凹部4を覆うように収納された先端部が、前記支持体14の上部に位置し、後端部がヒンジ部材15を介して該後端カバープレート収納凹部4に取付けられた後端カバープレート16と、前記目地プレート10の後端部寄りの底面に少なくとも2個以上固定された、前記支持金具7に形成された透孔17、17にスライド移動可能に挿入される支持軸18、18と、下端部が前記一方の躯体3の前記支持金具7の下部位置の床躯体3aに枢支金具19で枢支され、傾斜状態で前記目地プレート10の底面スライド移動可能に当接するせり上げバー20と、このせり上げバー20を目地部2が狭くなる揺れ動き時に押し圧する他方の躯体3の目地部側の床躯体3aに取付けられた押し圧片21とで構成されている。
上記構成の床用目地装置1は通常時には図2に示すように、一方の躯体3の床面、後端カバープレート16の上面、目地プレート10の上面、先端カバープレート12の上面および他方の躯体3の床面とがほぼ同一面になっている。
地震等で目地部2が狭くなるように左右の躯体3、3が揺れ動いた場合には、目地プレート10の先端部が図5に示すように支持凹部9の傾斜面8で上方へ押し上げられるとともに、先端カバープレート12の先端部が他方の躯体3の床面に当接した傾斜状態となる。
さらに同方向に移動すると押し圧片21がせり上げバー20を押し付け、図6に示すように目地プレート10の後端部を上方へ押し上げるとともに、後端カバープレート16の先端部を支持体14によって上方へ移動させて傾斜状態に位置させる。
このため、目地プレート10の先端部と後端部は傾斜状態で位置する先端カバープレート12と後端カバープレート16とで段差を防止して、安全に使用できる状態となる。
次に、目地部2が狭くなった状態から広くなった場合には、図7に示すように先端カバープレート12の先端部を他方の床面上を引きずるように移動させるとともに、目地プレート10の後端部は下方へ移動する。
この下方の移動で支持体14も下方へ移動するため、後端カバープレート16の先端部は自重によって下方へ下がる。
さらに目地部2が広くなると、図8に示すように目地プレート10の先端部が支持凹部9内をスライド移動して、その揺れ動きを吸収する。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図9ないし図18に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図9ないし図12に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、支持凹部9側より一方の躯体3方向に順次下方へ突出する傾斜面22の押し上げ片23、23を底面に形成した目地プレート10Aを用いた点で、このような目地プレート10Aを用いて構成した床用目地装置1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図13ないし図15に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第2の形態と主に異なる点は、後端部の底面に下方へ突出し、下部に複数個のローラ24が取付けられた支持片25を形成した目地プレート10B
と、この目地プレート10Bの支持片25をスライド移動可能に支持できるように一方の躯体3の目地部側の床躯体3aに複数本のビス6等で取付けられた支持レール26とを用いた点で、このように構成した床用目地装置1Bにしても、前記本発明を実施するための第2の形態と同様な作用効果が得られるとともに、左右の躯体3、3が異なる前後方向に揺れ動いた場合でも、支持レール26に沿って目地プレート10Bが前後方向にスライド移動して、その揺れ動きを吸収することができる。
なお、本発明を実施するための形態では一方の躯体3に壁面がある場合には、該壁面に目地プレート10Bの前後方向にスライド移動した場合の支持体14の移動範囲の逃げ用凹部を形成しておかなければならない。
図16ないし図18に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第3の形態と主に異なる点は、目地プレート10Cの後端部の上部を傾斜面13に形成して支持体14Aを形成するとともに、支持レール26に支持される目地プレート10Cの後端部の底面に形成されたピン収納凹部28に遊挿されるピン27を上部に固定した支持片25Aを用いた点で、このような支持体14Aや支持片25Aを用いることにより、支持体収納凹部を一方の目地部側躯体3に形成することなく設置することができるとともに、壁面がある場合でも壁面に逃げ用凹部を形成しなくても、目地プレート10Cを前後方向にスライドさせることができる床用目地装置1Cにすることができる。
本発明は床用目地装置を製造する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。 図1の2−2線に沿う拡大断面図。 図1の3−3線に沿う断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地プレートの説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が狭くなりはじめの動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が狭くなった動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が狭くなった状態から広くなる動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が元の状態になる動作説明図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 図9の10−10線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第2の形態の目地プレートの説明図。 本発明を実施するための第2の形態の目地部が狭くなる動作説明図。 本発明を実施するための第3の形態の平面図。 図13の14−14線に沿う拡大断面図。 図13の15−15線に沿う断面図。 本発明を実施するための第4の形態の平面図。 図16の17−17線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第4の形態の目地部が狭くなる動作説明図。
符号の説明
1、1A、1B、1C:床用目地装置、
2:目地部、 3:躯体、
4:後端カバープレート収納凹部、 5:支持体収納凹部、
6:ビス、 7:支持金具、
8:傾斜面、 9:支持凹部、
10、10A、10B、10C:目地プレート、
11:ヒンジ部材、 12:先端カバープレート、
13:傾斜面、 14、14A:支持体、
15:ヒンジ部材、 16:後端カバープレート、
17:透孔、 18:支持軸、
19:枢支金具、 20:せり上げバー、
21:押し圧片、 22:傾斜面、
23:押し上げ片、 24:ローラ、
25、25A:支持片、 26:支持レール、
27:ピン、 28:ピン収納凹部。

Claims (1)

  1. 目地部を介して設けられた左右の躯体の目地部側の一方の躯体に後端部が上下移動可能に支持され、先端部が他方の躯体の目地部側の床面に形成された反目地部側が傾斜面の支持凹部に支持された目地プレートと、この目地プレートの先端部にヒンジ部材を介して取付けられた、該目地プレートの先端部が他方の躯体の床面上へ乗り上げた場合に、段差が生じるのを防止する先端カバープレートと、前記目地プレートの後端部に固定された先端部が順次下方へ位置する傾斜面の支持体と、この支持体に先端部が支持されるように前記一方の躯体の目地部側の床面にヒンジ部材を介して取付けられた後端カバープレートとからなることを特徴とする床用目地装置。
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