JP4139626B2 - 資料提示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、資料を撮像した画像を表示装置に表示させる資料提示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、資料やサンプルなどを撮像し、撮像した画像をモニタやプロジェクタ等の表示装置に表示させる資料提示装置が知られている。資料提示装置は、教育やプレゼンテーションの現場で多く利用されており、近年のカメラ技術の進歩により高解像度化が進み、100万画素を超える画像を出力可能なものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の資料提示装置では、操作者による資料のセッティング中の様子が表示装置に表示されてしまう場合があった。また、このような様子が表示される場合には、カメラの高解像度化に伴い、資料を撮像してから表示するまでに生じるタイムラグによってコマ落ちが発生していた。このようなコマ落ちのある映像は、プレゼンテーションの印象を悪化させてしまう可能性があった。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、資料のセッティング中における表示の改善を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
かかる課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の資料提示装置を以下のように構成した。すなわち、
接続された表示装置に画像を表示させる資料提示装置であって、
被写体を撮像し、画像データを生成する画像データ生成部と、
前記画像データを前記表示装置に画像信号として出力する画像出力部と、
前記被写体の動きを検出する動き検出部と、
前記被写体の動きの有無に応じて前記画像データの出力態様を変更する出力制御部と、
を備えることを要旨とする。
【0006】
画像データ生成部は、例えばCCDカメラを用いて構成することができる。画像データ生成部によって撮像された画像データは、画像出力部によってCRT、プロジェクタ、テレビ、LCD等の各種表示装置に画像信号として出力される。
【0007】
画像出力部によって画像信号を出力する際には、動き検出部によって検出される被写体の動きの有無に応じて出力態様の変更を行う。出力態様の変更は、画像データに関する諸量を連続的に変更してもよいし、不連続的に変更、即ち、出力モードの切り替えという形で実現してもよい。このような資料提示装置であれば、被写体がセッティング中であるか否かを自動的に判別し、セッティング中に撮像された画像をそのまま表示することによる弊害を緩和することができる。
【0008】
出力態様の変更は、例えば、動き検出部が被写体の動いていることを検出した場合に、画像信号の出力のオン/オフを切り替えるものとすることができる。こうすることで、例えば、セッティング中には全黒または全白等の画面に切り替えることができる。
【0009】
また、動き検出部によって被写体が動いていることを検出した場合に、画像データ生成部により生成する画像データの解像度を低下させるものとしてもよい。こうすることにより、撮像する画像データのデータ量が低下し、単位時間当たりに撮像可能なフレームレートが上がるため、表示装置に表示を行う際のタイムラグを低減することが可能となる。
【0010】
解像度を低下させる手法としては、画像データ生成部が被写体を撮像する際のスキャンラインを間引く等の手法がある。また、CCDカメラには、全画素読出しモードと高速ドラフト読出しモードという2種類の撮像モードを備えているものがある。全画素読出しモードとは、CCDの有効画素をすべてスキャンするため、静止画を撮像するのに向いたモードである。高速ドラフト読出しモードとは、スキャンする画素を間引くことにより、フレームレートを向上させたモードである。このようなCCDカメラを画像データ生成部に用いる場合には、この2つのモードを切り替えることにより解像度の切り替えを行うことができる。
【0011】
その他、動き検出部によって被写体が動いていることを検出した場合に、所定の静止画像を出力するものとしてもよい。こうすることにより、セッティング中の画像を表示させないものとすることができる。所定の静止画像とは、例えば、全画面白や黒の単色の表示となる画像としてもよいし、「セッティング中」「少々お待ちください」といった文字を表す画像としてもよい。しかし、このような静止画像としては、被写体の動きが検出される直前に画像データ生成部により撮像された画像データであることがより好ましい。このような画像データを表示させることとすれば、資料のセッティング中であることを意識させることなくプレゼンテーションを行うことが可能となる。
【0012】
このように、被写体の動きが検出される直近の画像データを出力するために、前記画像出力部は、前記生成した画像データを逐次前記出力用のデータとして保持する画像データ記憶部を有し、
前記出力制御部は、前記動きが検出された場合に、前記画像データ記憶部の更新を禁止する構成とすることができる。
【0013】
画像データ記憶部には、撮像された被写体の画像データが逐次記録される。そして、画像出力部はこの画像データ記憶部から順次画像データを読み出し画像信号として出力を行う。このような構成によれば、出力制御部は、前記被写体の動きが検出された場合に、前記画像データ記憶部の更新を禁止するため、画像データ記憶部には動きが検出される直前の画像データが保持されたままとなる。画像出力部は、この画像データを読出し出力を行うため、表示装置上にセッティング中の画像が表示されることはない。
【0014】
なお、表示装置に静止画を表示させている間であっても、操作者は常に撮像された画像データを目視確認できれば資料の設置位置調整などに便利である。従って、本発明の資料提示装置は、前記画像データ生成部が生成した画像データを、表示装置に表示する出力態様に関わらず表示するためのモニタ出力部を備えるものとしてもよい。
【0015】
また、本発明は、
接続された表示装置に画像を表示させる資料提示装置であって、
被写体を撮像し、画像データを生成する画像データ生成部と、
所定のタイミングで生成した前記画像データを静止画データとして保持する画像データ記憶部と、
該静止画データを前記表示装置に画像信号として出力する画像出力部と、
前記被写体の動きを検出する動き検出部と、
該被写体の動きが検出された後、該動きの停止が検出された場合に、前記画像データ記憶部の保持内容を更新する更新制御部と、
を備える資料提示装置としても構成することができる。
【0016】
このような構成によれば、被写体の動きが検出された場合には、その動きが停止したタイミングで出力する静止画データが更新されることとなる。従って、セッティング中の画像が表示装置上に表示されることはない。かかる構成においても上述のモニタ出力部を備えることが好ましい。
【0017】
なお、上述の種々の資料提示装置において、動き検出部は、画像データ生成部から時系列的に得られる画像データの比較により動きの有無を検出するものとしてもよい。これは、例えば全画素の輝度の平均値の変化により検出してもよいし、画像データを所定のブロック領域に分割してそのブロック毎に輝度の変化を検出してもよい。その他、動き検出部は、赤外線センサやポジションセンサ等の各種センサにより構成してもよい。
【0018】
また、本発明は、資料提示装置としての態様のほか、資料提示装置における画像出力方法や、コンピュータにより画像を出力するためのプログラム、該プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体等の種々の態様で実現してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について実施例に基づき次の順序で説明する。
A.第1実施例:
(A1)資料提示装置の概要:
(A2)資料提示装置の内部構成:
(A3)画像出力制御ルーチン:
B.第2実施例:
(B1)資料提示装置の内部構成:
(B2)画像出力制御ルーチン:
C.第3実施例:
(C1)資料提示装置の内部構成:
(C2)画像出力制御ルーチン:
D.変形例:
【0020】
A.第1実施例:
(A1)資料提示装置の概要:
図1は、資料提示装置10の概略斜視図である。資料提示装置10は、その底面の大部分を占める資料載置台11と、これに対向するカメラヘッド12と、資料載置台11をその上面から演出照明する左右のライト13,14を有する。この両ライトは、資料載置台11の左右後端部を中心に回動自在とされており、台上資料の撮像の際に必要に応じて使用される。
【0021】
カメラヘッド12は、資料載置台11のほぼ中央領域に対向するようアーム15で支持されており、資料載置台11に載置された種々の資料を撮像する。カメラヘッド12は、自動焦点式のCCDカメラを有し、ズーム機能、ホワイトバランス調整機能等の撮像機能を備える。そして、カメラヘッド12は、図示しないテレビ、プロジェクタ、LCD等の外部表示装置に撮像した画像を出力するとともに、確認用モニタ16にも出力する。
【0022】
資料提示装置10の前縁部には、操作部17が設けられている。操作部17には上記ライト13,14のオン/オフ、CCDカメラの絞り、ズーム、ホワイトバランス調整、フォーカス調整、画像出先の切り替え、出力する画像の解像度の設定などを実行するための操作スイッチが備えられている。
【0023】
(A2)資料提示装置の内部構成:
図2は、資料提示装置10の内部構成の概略を示すブロック図である。図示するように、資料提示装置10は、レンズや電荷結合素子(CCD)等により構成される撮像部20、撮像部20により生成された画像データを一時的に保持するフレームバッファ21、確認用モニタ16に画像を出力するための確認用モニタ出力部22、資料の動きを検出するための動き検出部23、外部表示装置に画像を出力するための画像出力部24、フレームバッファ21から画像出力部24へのデータ転送を制御する出力制御部25を備えている。
【0024】
画像出力部24は、フレームバッファ21から出力制御部25により転送される画像データを出力用の画像データとして記憶する出力用画像記憶部26と、画像データをユーザから指定された解像度に変換するスキャンコンバータ27と、スキャンコンバータ27により変換された画像信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路28と、D/A変換された画像信号を更にNTSC信号に変換するNTSC変換回路29等により構成されている。
【0025】
更に、資料提示装置10は上述した各構成部を制御するためのマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略称する。)30を備えている。マイコン30は、CPUと、制御用のプログラムが記録されたROMと、プログラムを実行するためのワークエリアとして用いるRAMにより構成される。
【0026】
撮像部20は、「全画素読出しモード」と、「高速ドラフト読出しモード」という2つの撮像モードを備えている。全画素読出しモードは、CCDを構成する画素をすべてスキャンして撮像するモードである。本実施例のCCDは、200万画素のCCDを用いたため、その解像度は1600×1200(画素)もの高解像度となる。そのため、全画素読出しモードでは、1秒間に7.5フレームの画像を撮像するにすぎない。一方、高速ドラフト読出しモードは、スキャンする画素を間引き、解像度を640×240(画素)まで落とした画像を撮像するモードである。このモードを用いることにより、1秒間に30フレームの画像を撮像することが可能となる。
【0027】
撮像部20により撮像された画像データは、逐次フレームバッファ21に書き込まれる。フレームバッファ21は、解像度に関わらず1フレーム分の画像データを記憶する。確認用モニタ出力部22は、このフレームバッファ21から画像データを順次読み出し、確認用モニタ16に常時画像を出力する。操作者は、この確認用モニタ16を用いて資料の写り具合を確認し、載置位置の調整を行うことができる。また、フレームバッファ21に書き込まれた画像データは、出力制御部25により画像出力部24に転送される。出力制御部25は、画像データの転送のタイミングを調整する。この転送は、動き検出部23によって検出する被写体の動きの有無に応じてオン/オフされる。
【0028】
動き検出部23は、フレームバッファ21に時系列的に書き込まれる画像データの輝度変化に基づき資料載置台11上の資料の動きを検知する。検知手法は概ね次の通りである。まず、動き検出部23は、フレームバッファ21に書き込まれた画像データを8×8(画素)の単位ブロックにより複数のブロックに分割する。フレームバッファ21に書き込まれた画像データが高速ドラフト読出しモードによる640×240(画素)の画像データであれば、80×30個のブロックに分割されることとなる。動き検出部23は、このように分割したブロック毎の輝度平均値を算出して評価値保持部31に一時的に記録する。フレームバッファ21に次のフレームの画像データが書き込まれると、動き検出部23は、この画像データのブロック毎の輝度平均値を同様に求める。そして評価値保持部31に記録しておいた前フレームのブロック毎の輝度平均値と比較し、所定の割合、例えば、全ブロックのうち30%以上のブロックで輝度平均値の変化が有った場合に動きがあったものと判定し、輝度平均値の変化が30%未満のブロックであれば動きがないものとして判定する。無論、各ブロックにおける輝度平均値の変化の有無の判断は、多少の誤差を許容しても構わない。
【0029】
画像出力部24は、出力制御部25により転送された画像データを出力用画像記憶部26に次のフレームの画像データが転送されるまで一時的に記録する。そして、スキャンコンバータ27は、ユーザにより指定された解像度に画像データを変換した上で外部表示装置に出力するのに適した周波数で画像信号を生成する。ここで生成された画像信号は、デジタル信号としてDVI出力を行うことができる。さらに、このデジタル信号をD/A変換回路27によりアナログ信号に変換することにより、アナログRGB信号として出力することが可能となる。また、アナログRGBの信号をNTSC変換回路28によりNTSC信号に変換して出力することもできる。ユーザは、これらの信号を出力する接続端子に所望の外部表示装置を接続することにより、様々な表示装置を用いて画像を表示することができる。DVI出力は、例えば液晶ディスプレイに用いることができ、アナログRGB信号はCRTに利用することができる。また、NTSC信号を用いることにより、テレビモニタに表示を行うこともできる。
【0030】
(A3)画像出力制御ルーチン:
図3は、マイコン30が行う画像出力制御ルーチンのフローチャートである。本ルーチンの前提として、初期状態では出力用画像記憶部26には何も記録されていないものとし、出力制御部25は画像データの転送が禁止されているものとする。まず、マイコン30は、撮像部20を高速ドラフト読出しモードに設定して被写体を撮像し、画像データをフレームバッファ21に入力する(ステップS10)。そして、動き検出部23を用いて被写体の動きの検知を行う(ステップS11)。このとき、動きなしと検知されれば、動きありと検知されるまでステップS10とステップS11の処理を繰り返す。ステップS11で、動きありと検知されると、更に、高速ドラフト読出しモードによって画像データをフレームバッファ21に入力して(ステップS12)、その動きが停止したかどうかを検知する(ステップS13)。動いている状態が継続している場合には、ステップS12に処理を戻し、停止したことを検知するまでステップS11とステップS12の処理をループする。停止したことを検知すると、マイコン30は撮影部20を全画素読出しモードに切り替えて画像データをフレームバッファに1フレーム入力する(ステップS14)。さらに、出力制御部25を用いて画像出力部24に対する画像データの転送禁止を解除する(ステップS15)。こうすることにより、画像出力部24に画像データが転送される。転送が完了すると、マイコン30は、出力制御部15を用いて画像出力部に対する画像データの転送を禁止する(ステップS16)。マイコン30は、資料提示装置10の起動中、以上の処理を常時ループして実行する。
【0031】
本実施例によれば、被写体の動きが停止するタイミングで画像出力部24内の出力用画像記憶部26に記憶される画像データが更新されることとなる。そのため、資料の入れ替え時などの様子が外部表示装置上に表示されることがなく、スムーズなプレゼンテーションを行うことができる。また、確認用モニタ16には被写体の動きの有無にかかわらず常に撮像された画像が出力されることとなるため、操作者は、この確認用モニタ16を見て資料の写り具合を確認することができる。
【0032】
なお、本実施例において、例えば、「セッティング中」「少々お待ち下さい」等といった表示を被写体が動いている最中に行うものとしてもよい。これは、上記画像出力制御ルーチンのステップS11において、被写体の動きが検知された際に画像出力部24に対してマイコン30のRAMから直接このような表示のための画像を転送することにより実現することができる。こうすることにより、資料の入れ替え時等にセッティング中であることを明示的に知らせることができる。
【0033】
B.第2実施例:
(B1)資料提示装置の内部構成:
図4は、第2実施例にかかる資料提示装置10の内部構成の概略を示すブロック図である。本実施例の資料提示装置10も、撮像部40、フレームバッファ41、確認用モニタ出力部42、評価値保持部51を含む動き検出部43、画像出力部44、出力制御部45、マイコン50を備えている。また、画像出力部44は、出力用画像記憶部46、スキャンコンバータ47、D/A変換回路48、NTSC変換回路49を備えている。各構成部の機能は第1実施例とほぼ同様であるが、本実施例の出力制御部45はマイコン50によるデータ転送可否の制御を受けないものとした。従って、フレームバッファ41に書き込まれた画像データは、被写体の動きに関わらず、順次画像出力部44に転送され、外部表示装置に出力されることとなる。なお、本実施例の撮像部40は、全画素読出しモードにおいて解像度1024×768(画素)の画像データが1秒間に15フレーム撮像可能なものとする。この程度のフレームレートがあれば、全画素読出しモードによって撮像した画像を基に被写体の動きを検出してもタイムラグによる影響が少ないためである。
【0034】
(B2)画像出力制御ルーチン:
図5は、第2実施例にかかる画像出力制御ルーチンのフローチャートである。まず、撮像部40は、全画素読出しモードにより被写体を撮像し、画像データをフレームバッファ41に入力する(ステップS20)。そして、マイコン50は、動き検出部43を用いて被写体の動きを検出する(ステップS21)。ここで、動きなしと検知された場合にはステップS20に処理を戻す。こうすることにより、被写体が動いていない場合には、全画素読出しモードにより撮像した画像データが逐次外部表示装置に出力されることとなる。ステップS21において被写体の動きありと検知された場合には、撮像部40を高速ドラフト読出しモードに切り替えて画像データをフレームバッファに入力する(ステップS22)。次に、動き検出部43によって動きが停止したかどうかを検出する(ステップS22)。停止していない場合は、ステップS21に処理を戻す。こうすることにより、被写体が動いている間は、高速ドラフト読出しモードにより撮像した画像データが外部表示装置に出力されることとなる。マイコン50は、資料提示装置10の起動中、以上の処理を常時ループして実行する。
【0035】
本実施例によれば、被写体が動いている場合には低解像度・高フレームレートの画像が出力されることになり、被写体が動いていない場合には高解像度・低フレームレートの画像が出力されることとなる。そのため、資料のセッティング中の画像もコマ落ちすることなく外部表示装置に出力することができる。さらにセッティング後は、自動的に高解像度の画像を出力することとなる。従って、画像のコマ落ちによる不快な印象をプレゼンテーションを受ける者に与えることがない。
【0036】
C.第3実施例:
(C1)資料提示装置の内部構成:
図6は、第3実施例にかかる資料提示装置10の内部構成の概略を示すブロック図である。本実施例の資料提示装置10も、上記2つの実施例と同様に、撮像部60、フレームバッファ61、確認用モニタ出力部62、評価値保持部71を含む動き検出部63、画像出力部64、出力制御部65、マイコン70を備えている。また、画像出力部64は、出力用画像記憶部66、スキャンコンバータ67、D/A変換回路68、NTSC変換回路69を備えている。各構成部の機能は第1,2実施例とほぼ同様であるが、本実施例の撮像部60は、特に読み出しモードを規定せず、出力制御部65はマイコン50によるデータ転送可否の制御を受けないものとした。また、本実施例では、画像出力部64の後段にスイッチ72を設けた。このスイッチは、画像出力部64から出力される画像信号の送出をオン/オフするスイッチである。このスイッチはマイコン70により制御されており、マイコン70は動き検出部63を用いて被写体が動いていることを感知すると、このスイッチをオフにする。なお、スイッチ72は、画像信号を構成する信号のうち、RGB等の色を構成する信号のみをオフにして、同期信号は維持するものとすれば好適である。同期信号がオフになると、外部表示装置がスタンバイモードに入り、復帰するまでに時間がかかる恐れがあるからである。
【0037】
(C2)画像出力制御ルーチン:
図7は、第3実施例にかかる画像出力制御ルーチンのフローチャートである。まず、撮像部60により撮像した画像データがフレームバッファ61に入力される(ステップS30)。すると、画像データは、出力制御部65により画像出力部64に転送され、画像出力部64が画像信号を生成することとなる。そしてマイコン70は被写体の動きを動き検出部63により検知する(ステップS31)。ここで、動きありと検知された場合には、スイッチ72をオフにして画像信号の送出を停止する(ステップS32)。動き無しと検知された場合にはスイッチ72をオンにして画像信号を送出する(ステップS33)。マイコン70は、資料提示装置10の起動中、以上の処理を常時ループして実行する。
【0038】
本実施例によれば、簡易な構成で資料のセッティング中の画像を非表示とすることが可能となる。
【0039】
D.変形例:
最後に、第1実施例における画像出力制御ルーチンの変形例を説明する。図8は、第1実施例における画像出力制御ルーチンの変形例を示すフローチャートである。まず、全画素読出しモードにより撮影部20で撮像した画像データをフレームバッファ21に入力する(ステップS40)。そしてマイコン30は、被写体の動きをこの画像データを用いて検出する(ステップS41)。このとき、被写体が動いていると検出した場合には、出力制御部25によるデータ転送を禁止する(ステップS42)。動いていないと検出した場合にはデータ転送の禁止を解除する(ステップS43)。マイコン30は、以上の処理を資料提示装置10の起動中常時ループさせる。
【0040】
このような画像出力制御ルーチンによれば、簡易な処理で被写体が動く直前の静止画をそのセッティング中に表示させておくことができる。しかし、動きの検出を高解像度の画像データを用いて検出するため、その検出に時間がかかるという問題がある。そのため、本処理を実行する環境は、全画素読出しモードにおける解像度が、SVGA(800×600)やXGA(1024×768)程度の解像度であることが望ましい。なお、本変形例においても、被写体が動いている最中に、静止画に替えて、「少々お待ちください」や「セッティング中」などいった表示を外部表示装置に行うものとしてもよい。これは、上記ステップS42において、画像データの転送を禁止するとともに出力用画像記憶部26に対してマイコン30のRAMから直接そのような画像を転送すればよい。
【0041】
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成をとることができることは言うまでもない。上述の実施例ではフレームメモリに記録された画像に基づき被写体の動きを検出するものとしたが、例えば、光学式マウスに利用されるポジションセンサ等の各種センサを資料載置台11の中央付近に配設することにより資料の動きを検知してもよい。また、ハードウェアにより実現した種々の機能をソフトウェア的に実現するものとしてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】資料提示装置10の概略斜視図である。
【図2】資料提示装置10の内部構成の概略を示すブロック図である。
【図3】画像出力制御ルーチンのフローチャートである。
【図4】第2実施例にかかる資料提示装置10の内部構成の概略を示すブロック図である。
【図5】第2実施例にかかる画像出力制御ルーチンのフローチャートである。
【図6】第3実施例にかかる資料提示装置10の内部構成の概略を示すブロック図である。
【図7】第3実施例にかかる画像出力制御ルーチンのフローチャートである。
【図8】第1実施例における画像出力制御ルーチンの変形例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…資料提示装置
11…資料載置台
12…カメラヘッド
13,14…ライト
15…アーム
16…確認用モニタ
17…操作部
20,40,60…撮像部
21,41,61…フレームバッファ
22,42,62…確認用モニタ出力部
23,43,63…動き検出部
24,44,64…画像出力部
25,45,65…出力制御部
26,46,66…出力用画像記憶部
27,47,67…スキャンコンバータ
30,50,70…マイコン
31,51,71…評価値保持部
72…スイッチ

Claims (8)

  1. 接続された表示装置に画像を表示させる資料提示装置であって、
    カメラによって被写体を撮像し、画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記画像データを前記表示装置に画像信号として出力する画像出力部と、
    前記被写体の動きを検出する動き検出部と、
    前記被写体の動きの有無に応じて前記画像データの出力態様を変更する出力制御部と、
    前記出力制御部による前記画像データの出力態様の変更に関わらず、前記カメラによって撮像された画像データを、前記表示装置とは異なる装置である確認用モニタに出力する確認用モニタ出力部と
    を備える画像出力装置。
  2. 請求項1に記載の資料提示装置であって、
    前記出力制御部は、前記動きが検出された場合には、前記画像信号の出力のオン/オフを切り替えるよう前記画像出力部を制御する資料提示装置。
  3. 請求項1に記載の資料提示装置であって、
    前記出力制御部は、前記動きが検出された場合には、生成する画像データの解像度を低下させるよう前記画像データ生成部を制御する資料提示装置。
  4. 請求項1に記載の資料提示装置であって、
    前記出力制御部は、前記動きが検出された場合には、所定の静止画像を出力するよう前記画像出力部を制御する資料提示装置。
  5. 請求項4に記載の資料提示装置であって、
    前記所定の静止画像は、前記動きが検出される直近の画像データである資料提示装置。
  6. 請求項4に記載の資料提示装置であって、
    前記画像出力部は、前記生成した画像データを、逐次、前記出力用のデータとして保持する画像データ記憶部を有し、
    前記出力制御部は、前記動きが検出された場合に、前記画像データ記憶部の更新を禁止する資料提示装置。
  7. 接続された表示装置に画像を表示させる資料提示装置であって、
    カメラによって被写体を撮像し、画像データを生成する画像データ生成部と、
    所定のタイミングで生成した前記画像データを静止画データとして保持する画像データ記憶部と、
    該静止画データを前記表示装置に画像信号として出力する画像出力部と、
    前記被写体の動きを検出する動き検出部と、
    該被写体の動きが検出された後、該動きの停止が検出された場合に、前記画像データ記憶部の保持内容を更新する更新制御部と、
    前記画像データ記憶部に記憶されたデータの内容に関わらず、前記カメラによって撮像された画像データを、前記表示装置とは異なる装置である確認用モニタに出力する確認用モニタ出力部と
    を備える資料提示装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の資料提示装置であって、
    前記動き検出部は、前記画像データ生成部から時系列的に得られる画像データの比較により動きの有無を検出する資料提示装置。
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