JP5286640B2 - 画像取込み装置、該装置に用いられる画像取込み制御装置、画像取込み制御方法及び画像取込み制御プログラム - Google Patents

画像取込み装置、該装置に用いられる画像取込み制御装置、画像取込み制御方法及び画像取込み制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5286640B2
JP5286640B2 JP2006076944A JP2006076944A JP5286640B2 JP 5286640 B2 JP5286640 B2 JP 5286640B2 JP 2006076944 A JP2006076944 A JP 2006076944A JP 2006076944 A JP2006076944 A JP 2006076944A JP 5286640 B2 JP5286640 B2 JP 5286640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
subject
reading unit
image reading
mounting table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006076944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007256328A (ja
Inventor
哲 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2006076944A priority Critical patent/JP5286640B2/ja
Publication of JP2007256328A publication Critical patent/JP2007256328A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5286640B2 publication Critical patent/JP5286640B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Image Input (AREA)

Description

この発明は、画像取込み装置、該装置に用いられる画像取込み制御装置、画像取込み制御方法及び画像取込み制御プログラムに係り、特に、書画台などの載置台上に載置された原稿などの被写体の画像を映し出してプレゼンテーションなどを行う場合に用いて好適な画像取込み装置、該装置に用いられる画像取込み制御装置、画像取込み制御方法及び画像取込み制御プログラムに関する。
画像取込み装置には、画像読取り部に密着された原稿の画像を走査して読み取る密着型の他、原稿を画像読取り部に密着させずに上方から読み取るスタンド型のものがある。スタンド型の画像取込み装置は、原稿などの被写体を載置するための載置台及び光電変換素子などの撮像素子を有し、同載置台上の物空間を撮像した画像を読み取る画像読取り部を備えている。この画像読取り部は、ビデオカメラとしての機能を有し、常に動画を取込む動作を行う他、機種によっては、パーソナルコンピュータ(パソコン、PC)との接続インタフェースを有するものがあり、パソコンに接続された場合、ユーザが同パソコンを操作して画像取込み用のアプリケーションソフトをアクティブモードとすることにより、撮像した画像の取り込みを行う。
この種の画像読取り部は、従来では、たとえば、非特許文献1に記載されたマルチプロジェクションカメラがある。このマルチプロジェクションカメラは、デジタルカメラ及び書画カメラの機能を兼備しているものであり、パソコンによる画像の取込み専用のアプリケーションソフトが用いられ、通常のプリゼンテーションにおいて、ユーザがパソコンを操作することにより同アプリケーションソフトが選択される。
図4は、この画像読取り部を備えた画像取込み装置の一例を示す構成図である。
この画像取込み装置は、図4に示すように、画像読取り部(スタンド型スキャナ)10と、表示部20と、パソコン(PC)30とから構成されている。画像読取り部10は、載置台11と、レンズ12と、光電変換素子13と、アーム機構14と、操作ボタン15とから構成されている。表示部20は、プロジェクタ21と、スクリーン22とから構成されている。パソコン30は、パソコン本体31と、キーボード32と、モニタ33と、携帯型ファイルメモリ34とから構成されている。
この画像取込み装置では、図5に示すように、期間T1において、イベントとして、パソコン30での説明が行われる。すなわち、画像読取り部(スタンド型スキャナ)10が接続され、かつ、プリゼンテーションで使用するパソコン30のある場所(B)にて、発表者(ユーザ)により同パソコン30を用いて所定の説明(プリゼンテーション)が行われる。このとき、パソコン30は、プリゼンテーションを行うためのアプリケーションソフト(AP)Dに基づいて動作し、同ソフトに対応した画像がプロジェクタ21によってスクリーン22に映し出されている。プリゼンテーション鑑賞者は、このパソコン30での説明を受けている。そして、時刻t1において、発表者がパソコン30を操作することにより、書画カメラとしての画像読取り部10を動作させるためのアプリケーションソフト(AP)Cに手動で切り替えられ(フェーズE)、これにより、パソコン30の表示モードNが切り替えられる。
期間T2において、発表者(又は同発表者の手)は、画像読取り部10のある場所(A)に移動(フェーズF)して図示しない原稿などを載置台11上に置き、手動により同画像読取り部10の操作ボタン15を押下する(フェーズG)。この期間T2では、フェーズEからフェーズGまでの間、プロジェクタ21によってスクリーン22に不要な画像が映し出され、読込み画像が表示されない時間が経過するため(フェーズH)、プリゼンテーション鑑賞者に対して、特に意味をもたない状態となっている。
期間T3において、画像読取り部10での説明が行われる。すなわち、発表者により、画像読取り部10を用いてプリゼンテーションが行われる。このとき、パソコン30は、画像読取り部10を動作させるためのアプリケーションソフト(AP)Cに基づいて動作し、同画像読取り部10で読み取られた載置台11上の物空間にある被写体の画像がプロジェクタ21によってスクリーン22に映し出されている。プリゼンテーション鑑賞者は、この画像読取り部10で読み取られた画像に対応した説明を受けている。
この後、期間T4において、発表者(又は同発表者の手)は、パソコン30のある場所(B)へ移動し(フェーズJ)、時刻t4において、プリゼンテーションを行うためのアプリケーションソフト(AP)Dに手動で切り替える(フェーズK)。この期間T4では、プリゼンテーション鑑賞者は、期間T3から説明を継続して受けている。
期間T5において、期間T1と同様に、パソコン30での説明が行われる。また、画像読取り部10で読み取られた画像を携帯型ファイルメモリ34に取り込む場合、ユーザが、対応するアプリケーションソフトに切り替えて操作ボタン15を押下し、同画像を格納する場所(すなわち、携帯型ファイルメモリ34)を指定する。
上記の画像取込み装置の他、従来、この種の技術としては、たとえば、次のような文献に記載されたものがある。
特許文献1に記載された画像読取装置では、操作ボタンが押下された回数が画像読取装置から情報処理装置に通知され、同情報処理装置において、この回数に基づいて、画像読取装置を制御するモードが決定され、同画像読取装置と同情報処理装置とを含む画像処理装置の操作性が向上する。
特許文献2に記載されたプロジェクタでは、タッチパネル付き表示部が備えられ、ユーザが同タッチパネルを操作することにより、同タッチパネルのスイッチ位置と対応付けられた操作画面画像が操作される。また、リモコン装置を使用し、受信部を介して操作画面画像の操作を行うことも可能となる。そして、タッチパネルでの操作及びリモコン装置での操作により、選択された項目に応じた所定の処理の実行が可能となる。このため、プロジェクタの投射するために必要な各種操作の操作性及び利便性が向上する。
特開2001−125719号公報(要約書、図1) 特開2005−215144号公報(第4頁、図1) カシオ計算機株式会社、ホームページ、"マルチプロジェクションカメラYC−400"
しかしながら、上記従来の画像取込み装置では、次のような問題点があった。
すなわち、図4に示す画像取込み装置では、ユーザは、パソコン30のある場所(B)にて、アプリケーションソフト(AP)Cに切り替え(フェーズE)た後、画像読取り部10のある場所(A)に移動(フェーズF)して原稿を載置台11上に置き、同画像読取り部10の操作ボタン15を押下する(フェーズG)ため、これらの間を行き来する必要があり、プリゼンテーションなどにおける説明が中断すると共に無駄な時間が発生するという問題点がある。また、画像読取り部10で読み取られた画像を携帯型ファイルメモリ34に取り込む場合、ユーザが、対応するアプリケーションソフトに切り替えて操作ボタン15を押下し、同画像を格納する場所を指定するため、煩雑な操作が必要となるという問題点もある。
また、特許文献1に記載された画像読取装置では、操作ボタンが押下された回数に基づいて、同画像読取装置を制御するモードが決定されるが、被写体の画像を取り込む場合の操作性は、改善されない。
特許文献2に記載されたプロジェクタでは、タッチパネルでの操作及びリモコン装置での操作により、選択された項目に応じた所定の処理の実行が可能となり、各種操作の操作性及び利便性が向上するため、この発明と目的及び効果は類似しているが、構成が異なっている。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、ユーザが画像読取り部とパソコンとの間を行き来する必要がなく、プリゼンテーションなどにおける説明が中断して無駄な時間が発生しない画像取込み装置、該装置に用いられる画像取込み制御装置、画像取込み制御方法及び画像取込み制御プログラムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、この発明の第1の構成は、載置台上の物空間を撮像した画像を所定の時間毎に読み取って画像信号として出力する画像読取り部と、表示部と、パソコンと、前記画像読取り部から入力される前記画像信号を前記所定の時間毎に監視して、被写体が前記載置台に載置されたか否かを検出する被写体検出手段と、前記被写体の画像を前記表示部に表示する表示モード制御手段と、前記被写体検出手段により前記被写体が載置されたことが検出されたとき、前記画像読取り部から入力された前記画像信号に基づいて、前記撮像した画像を予め指定された記憶手段に格納する画像格納手段とを備えてなる画像取込み装置に係り、前記被写体検出手段は、前記画像読取り部から入力される前記画像信号の各フレームの画素値の合計値を、前記所定の時間毎の前記フレーム毎に比較し、比較した結果、前記画素値の合計値が、フレーム間で所定の基準値を超えて変化したとき、前記被写体が前記載置台に載置されたことを検出すると共に、前記表示モード制御手段は、前記被写体検出手段により前記被写体が載置されたことが検出されると、前記パソコン上で動作中のプリゼンテーション用アプリケーションソフトを、前記画像読取り部を書画カメラとして動作させるためのアプリケーションソフトに自動切替して、前記被写体の画像を前記表示部に表示することを特徴としている。
この発明の第2の構成は、載置台上の物空間を撮像した画像を所定の時間毎に読み取って画像信号として出力する画像読取り部と、表示部と、パソコンとを備えてなる画像取込み装置に用いられ、前記画像読取り部から入力される前記画像信号を前記所定の時間毎に監視して、被写体が前記載置台に載置されたか否かを検出する被写体検出手段と、前記被写体の画像を前記表示部に表示する表示モード制御手段と、前記被写体検出手段により前記被写体が載置されたことが検出されたとき、前記画像読取り部から入力された前記画像信号に基づいて、前記撮像した画像を予め指定された記憶手段に格納する画像格納手段とを備えてなる画像取込み制御装置に係り、前記被写体検出手段は、前記画像読取り部から入力される前記画像信号の各フレームの画素値の合計値を、前記所定の時間毎の前記フレーム毎に比較し、比較した結果、前記画素値の合計値が、フレーム間で所定の基準値を超えて変化したとき、前記被写体が前記載置台に載置されたことを検出すると共に、前記表示モード制御手段は、前記被写体検出手段により前記被写体が載置されたことが検出されると、前記パソコン上で動作中のプリゼンテーション用アプリケーションソフトを、前記画像読取り部を書画カメラとして動作させるためのアプリケーションソフトに自動切替して、前記被写体の画像を前記表示部に表示することを特徴としている。
この発明の第3の構成は、載置台上の物空間を撮像した画像を所定の時間毎に読み取って画像信号として出力する画像読取り部と、表示部と、パソコンとを備えてなる画像取込み装置に用いられ、前記画像読取り部から入力される前記画像信号を前記所定の時間毎に監視して、被写体が前記載置台に載置されたか否かを検出する被写体検出処理と、前記被写体の画像を前記表示部に表示する表示モード制御処理と、前記被写体検出処理により前記被写体が載置されたことが検出されたとき、前記画像読取り部から出力される前記画像信号に基づいて、前記撮像した画像を予め指定された記憶手段に格納する画像格納処理とを行う画像取込み制御方法に係り、前記被写体検出処理では、前記画像読取り部から入力される前記画像信号の各フレームの画素値の合計値を、前記所定の時間毎の前記フレーム毎に比較し、比較した結果、前記画素値の合計値が、フレーム間で所定の基準値を超えて変化したとき、前記被写体が前記載置台に載置されたことを検出すると共に、前記表示モード制御処理では、前記被写体検出処理により前記被写体が載置されたことが検出されると、前記パソコン上で動作中のプリゼンテーション用アプリケーションソフトを、前記画像読取り部を書画カメラとして動作させるためのアプリケーションソフトに自動切替して、前記被写体の画像を前記表示部に表示することを特徴としている。
この発明の構成によれば、被写体検出手段により被写体が載置されたことが検出されたとき、画像読取り部から出力される画像信号に基づいて、載置台上の被写体を撮像した画像が画像格納手段にファイルとして格納されるので、繁雑な操作を不要にでき、利便性を向上できる。
原稿などの被写体が載置台上に載置されたことが画像読取り部で検出され、制御部の表示プログラムがアクティブモードでなければ、同表示プログラムがアクティブモードに切り替えられ、載置台上の被写体の画像が表示部に表示される画像取込み装置を提供する。
図1は、この発明の一実施例である画像取込み装置の要部の構成を示す模式図である。
この例の画像取込み装置は、同図に示すように、画像読取り部40と、表示部50と、パソコン(PC)60とから構成されている。画像読取り部40は、載置台41と、レンズ42と、光電変換素子43と、アーム機構44と、操作ボタン45とから構成されている。載置台41は、原稿などの被写体を載置するためのものである。光電変換素子43は、たとえばCMOSセンサなどで構成され、レンズ42を介して載置台41上の物空間を撮像した画像を所定の時間(たとえば、100m秒)毎に読み取る。アーム機構44は、載置台41と、レンズ42及び光電変換素子43との間を所定の距離に保つ。操作ボタン45は、たとえば、パソコン60で実行されるプログラムを任意に切り替えるためのものである。表示部50は、プロジェクタ51と、スクリーン52とから構成されている。プロジェクタ51は、内部の光源から与えられる光に対して、たとえば液晶などにより表示用の画像に対応した変調を行い、スクリーン52に投影する。
パソコン60は、パソコン本体61と、キーボード62と、モニタ63と、携帯型ファイルメモリ64とから構成されている。パソコン本体61は制御部61Cを有し、同制御部61Cは、パソコン60全体を制御するCPU(中央処理装置)61a及び同CPU61aを動作させるための画像取込み制御プログラムが記録されたROM(リード・オンリ・メモリ)61bを有している。特に、この実施例では、制御部61Cは、画像読取り部40から出力される画像信号vに基づいて、載置台41上の物空間を撮像した画像を表示部50に表示するための表示プログラムを有すると共に、同画像信号vを上記所定の時間毎に監視し、同画像信号vが所定の基準値を超えて変化したとき、被写体が載置台41に載置されたことを検出し、同被写体が載置されたことが検出され、かつ同表示プログラムがアクティブモードでないとき、同表示プログラムをアクティブモードに切り替える。
また、制御部61Cは、被写体が載置台41に載置されたことが検出されたとき、画像読取り部40から出力される画像信号vに基づいて、載置台41上の物空間を撮像した画像を予め指定された記憶手段にファイルとして格納する。この場合、記憶手段は、たとえば携帯型ファイルメモリ64が指定される。携帯型ファイルメモリ64は、パソコン本体61に対して着脱可能なメモリカードなどで構成されている。また、上記画像信号vの所定の基準値を超えた変化は、たとえば、各フレームの画素値の合計値をフレーム毎に比較することにより検出される。また、この制御部61Cにより、被写体検出手段、表示モード制御手段及び画像格納手段が構成されている。キーボード62は、発表者の操作によりパソコン本体61に対して操作信号を送出する。モニタ63は、たとえば液晶表示装置などで構成され、パソコン本体61の動作に対応した画面を表示する。
図2及び図3は、図1の画像取込み装置の動作を説明するシーケンス図である。
これらの図を参照して、この例の画像取込み装置に用いられる画像取込み制御方法の処理内容について説明する。
この画像取込み装置では、画像読取り部40から出力される画像信号vが所定の時間毎に監視され、同画像信号vが所定の基準値を超えて変化したとき、原稿などの被写体が載置台41に載置されたことが検出される(被写体検出処理)。そして、被写体が載置されたことが検出され、かつ、載置台41上の物空間を撮像した画像を表示部50に表示するための表示プログラムがアクティブモードでないとき、同表示プログラムがアクティブモードに切り替えられる(表示モード制御処理)。また、被写体が載置台41に載置されたことが検出されたとき、画像信号vに基づいて、同載置台41上の物空間を撮像した画像が予め指定された記憶手段にファイルとして格納される(画像格納処理)。
すなわち、図2に示すように、期間T1において、イベントとして、パソコン60での説明が行われる。すなわち、画像読取り部(スタンド型スキャナ)40が接続され、かつ、プリゼンテーションで使用するパソコン60のある場所(B)にて、発表者により同パソコン60を用いて所定の説明(プリゼンテーション)が行われる。このとき、パソコン60は、プリゼンテーションを行うためのアプリケーションソフト(AP)Dに基づいて動作し、同ソフトに対応した画像がプロジェクタ51によってスクリーン52に映し出されている。プリゼンテーション鑑賞者は、このパソコン60での説明を受けている。
期間T2において、プリゼンテーション鑑賞者がパソコン60での説明を継続して受けている状態となっている。このとき、発表者は、パソコン60のある場所(B)から、画像読取り部40のある場所(A)に移動し(フェーズF)、時刻t2において、図示しない原稿を載置台41に置く(フェーズP)。この場合、パソコン60により、画像信号vの各フレームの画素値の合計値がフレーム毎に比較されて同画像信号vの所定の基準値を超えた変化が検出され、原稿が載置台41に載置されたことが検出される(被写体検出処理)。そして、表示プログラムがアクティブモードでなければ、同表示プログラムがアクティブモードに切り替えられる(フェーズN、表示モード制御処理)。また、プロジェクタ51によってスクリーン52に映し出される画像が自動で切り替えられ、載置台41上の被写体の画像が表示される。このため、発表者が画像読取り部40とパソコン60との間を行き来する必要がなく、プリゼンテーションなどにおける説明が中断して無駄な時間が発生することがない。
期間T3において、画像読取り部40での説明が行われる。すなわち、発表者により、画像読取り部40を用いてプリゼンテーションが行われる。このとき、パソコン60は、画像読取り部40を書画カメラとして動作させるためのアプリケーションソフト(AP)Cに基づいて動作し、同画像読取り部40で読み取られた載置台41上の物空間にある被写体の画像がプロジェクタ51によってスクリーン52に映し出されている。プリゼンテーション鑑賞者は、この画像読取り部40で読み取られた画像に対応した説明を受けている。
この後、期間T4において、発表者(又は同発表者の手)は、パソコン60のある場所Bへ移動し(フェーズQ)、時刻t4において、他のプリゼンテーションを行うためのアプリケーションソフト(AP)に手動で切り替える(フェーズR)。この期間T4では、プリゼンテーション鑑賞者は、期間T3から説明を継続して受けている。期間T5において、期間T1と同様に、パソコン60での説明が行われる。
また、図3に示すように、期間T1において、パソコン60では、待機状態でアプリケーションソフト(AP)Uが実行されている。また、発表者は、パソコン60のある場所(B)に待機している。
期間T2乃至期間T3において、発表者は、画像読取り部40のある場所(A)に移動(フェーズF)し、時刻t2において、図示しない原稿を載置台41に載置する(フェーズW)。そして、画像読取り部40から出力された画像信号vに基づいて、載置台41上の原稿の画像がパソコン60に取り込まれる(フェーズV)。このとき、パソコン60は、画像読取り部40を書画カメラとして動作させるためのアプリケーションソフト(AP)Cに基づいて動作する。そして、パソコン60により、画像信号vの各フレームの画素値の合計値がフレーム毎に比較されて同画像信号vの所定の基準値を超えた変化が検出され、原稿が載置台41に載置されたことが検出される(被写体検出処理)。
期間T4において、発表者(又は同発表者の手)は、パソコン60のある場所Bへ移動し(フェーズQ)、時刻t4において、他のプリゼンテーションを行うためのアプリケーションソフト(AP)に手動で切り替える(フェーズR)。また、パソコン60に取り込まれた載置台41上の原稿の画像は、携帯型ファイルメモリ64にファイルとして格納される(フェーズZ、画像格納処理)。また、このとき、ファイル名が自動で入力される。このため、画像を格納する場所を指定するための煩雑な操作が不要となる。
期間T5において、期間T1と同様に、パソコン60では、待機状態でアプリケーションソフト(AP)Uが実行され、また、発表者は、パソコン60のある場所(B)に待機している。
以上のように、この実施例では、原稿が載置台41に載置されたことが検出され、表示プログラムがアクティブモードでなければ、同表示プログラムがアクティブモードに切り替えられ、載置台41上の被写体の画像が表示部50に表示される。このため、発表者が画像読取り部40とパソコン60との間を行き来する必要がなく、次に取込みを行う画像を表示するまでの時間が節約され、プリゼンテーションなどにおける説明が中断することなく、円滑に継続される。また、載置台41上の被写体の画像が携帯型ファイルメモリ64にファイルとして格納され、このとき、ファイル名が自動で入力されるので、繁雑な操作が不要となり、利便性が向上する。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成は同実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。
たとえば、上記実施例では、パソコン60による画像信号vの所定の基準値を超えた変化の検出は、各フレームの画素値の合計値をフレーム毎に比較することにより検出されるが、同画像信号vの変化が検出されるものであれば、任意の方法で良い。また、パソコン60に代えて、上記被写体検出手段、表示モード切替え手段及び画像格納手段としての機能を有する専用の制御装置を設けても良い。また、光電変換素子43は、CMOSセンサの他、たとえばCCDセンサなどでも良い。また、上記実施例では、表示部として、プロジェクタ51及びスクリーン52が用いられているが、たとえば、液晶表示装置やプラズマ表示装置などを用いても良い。また、画像読取り部40は、載置台41が付属していないものでも良く、この場合、被写体を載置できる任意のもので良い。また、携帯型ファイルメモリ64は、メモリカードに限らず、たとえば、DVD−R,DVD−RWドライブなどでも良い。
この発明は、書画台などの載置台上に載置された被写体の画像を映し出してプレゼンテーションなどを行う画像取込み装置全般に適用でき、特に、同載置台と制御部とが離れている場合に有効である。
この発明の一実施例である画像取込み装置の要部の構成を示す模式図である。 図1の画像取込み装置の動作を説明するシーケンス図である。 図1の画像取込み装置の動作を説明するシーケンス図である。 従来の画像取込み装置の構成図である。 図4の画像取込み装置の動作を説明するシーケンス図である。
符号の説明
40 画像読取り部
41 載置台
42 レンズ
43 光電変換素子
44 アーム機構
45 操作ボタン
50 表示部
51 プロジェクタ(表示部の一部)
52 スクリーン(表示部の一部)
60 PC(パソコン)
61 パソコン本体
61C 制御部(被写体検出手段、表示モード制御手段、画像格納手段、画像取込み制御装置)
61a CPU(中央処理装置)
61b ROM(リード・オンリ・メモリ)
62 キーボード(パソコンの一部)
63 モニタ(パソコンの一部)
64 携帯型ファイルメモリ(記憶手段)

Claims (8)

  1. 載置台上の物空間を撮像した画像を所定の時間毎に読み取って画像信号として出力する画像読取り部と
    表示部と、
    パソコンと
    前記画像読取り部から入力される前記画像信号を前記所定の時間毎に監視して、被写体が前記載置台に載置されたか否かを検出する被写体検出手段と、
    前記被写体の画像を前記表示部に表示する表示モード制御手段と、
    前記被写体検出手段により前記被写体が載置されたことが検出されたとき、前記画像読取り部から入力された前記画像信号に基づいて、前記撮像した画像を予め指定された記憶手段に格納する画像格納手段とを備えてなる画像取込み装置であって
    前記被写体検出手段は、
    前記画像読取り部から入力される前記画像信号の各フレームの画素値の合計値を、前記所定の時間毎の前記フレーム毎に比較し、比較した結果、前記画素値の合計値が、フレーム間で所定の基準値を超えて変化したとき、前記被写体が前記載置台に載置されたことを検出すると共に、
    前記表示モード制御手段は、
    前記被写体検出手段により前記被写体が載置されたことが検出されると、前記パソコン上で動作中のプリゼンテーション用アプリケーションソフトを、前記画像読取り部を書画カメラとして動作させるためのアプリケーションソフトに自動切替して、前記被写体の画像を前記表示部に表示することを特徴とする画像取込み装置。
  2. 前記記憶手段が携帯型ファイルメモリからなることを特徴とする請求項1記載の画像取込み装置。
  3. 載置台上の物空間を撮像した画像を所定の時間毎に読み取って画像信号として出力する画像読取り部と、表示部と、パソコンとを備えてなる画像取込み装置に用いられ、
    前記画像読取り部から入力される前記画像信号を前記所定の時間毎に監視して、被写体が前記載置台に載置されたか否かを検出する被写体検出手段と、
    前記被写体の画像を前記表示部に表示する表示モード制御手段と、
    前記被写体検出手段により前記被写体が載置されたことが検出されたとき、前記画像読取り部から入力された前記画像信号に基づいて、前記撮像した画像を予め指定された記憶手段に格納する画像格納手段とを備えてなる画像取込み制御装置であって
    前記被写体検出手段は、
    前記画像読取り部から入力される前記画像信号の各フレームの画素値の合計値を、前記所定の時間毎の前記フレーム毎に比較し、比較した結果、前記画素値の合計値が、フレーム間で所定の基準値を超えて変化したとき、前記被写体が前記載置台に載置されたことを検出すると共に、
    前記表示モード制御手段は、
    前記被写体検出手段により前記被写体が載置されたことが検出されると、前記パソコン上で動作中のプリゼンテーション用アプリケーションソフトを、前記画像読取り部を書画カメラとして動作させるためのアプリケーションソフトに自動切替して、前記被写体の画像を前記表示部に表示することを特徴とする画像取込み制御装置。
  4. 前記記憶手段が携帯型ファイルメモリからなることを特徴とする請求項3記載の画像取込み制御装置。
  5. 載置台上の物空間を撮像した画像を所定の時間毎に読み取って画像信号として出力する画像読取り部と、表示部と、パソコンとを備えてなる画像取込み装置に用いられ、
    前記画像読取り部から入力される前記画像信号を前記所定の時間毎に監視して、被写体が前記載置台に載置されたか否かを検出する被写体検出処理と、
    前記被写体の画像を前記表示部に表示する表示モード制御処理と、
    前記被写体検出処理により前記被写体が載置されたことが検出されたとき、前記画像読取り部から出力される前記画像信号に基づいて、前記撮像した画像を予め指定された記憶手段に格納する画像格納処理とを行う画像取込み制御方法であって
    前記被写体検出処理では、
    前記画像読取り部から入力される前記画像信号の各フレームの画素値の合計値を、前記所定の時間毎の前記フレーム毎に比較し、比較した結果、前記画素値の合計値が、フレーム間で所定の基準値を超えて変化したとき、前記被写体が前記載置台に載置されたことを検出すると共に、
    前記表示モード制御処理では、
    前記被写体検出処理により前記被写体が載置されたことが検出されると、前記パソコン上で動作中のプリゼンテーション用アプリケーションソフトを、前記画像読取り部を書画カメラとして動作させるためのアプリケーションソフトに自動切替して、前記被写体の画像を前記表示部に表示することを特徴とする画像取込み制御方法。
  6. 前記記憶手段が携帯型ファイルメモリからなることを特徴とする請求項5記載の画像取込み制御方法。
  7. コンピュータを請求項1又は2記載の画像取込み装置として機能させることを特徴とする画像取込み制御プログラム。
  8. コンピュータを請求項3又は4記載の画像取込み制御装置として機能させることを特徴とする画像取込み制御プログラム。
JP2006076944A 2006-03-20 2006-03-20 画像取込み装置、該装置に用いられる画像取込み制御装置、画像取込み制御方法及び画像取込み制御プログラム Expired - Fee Related JP5286640B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006076944A JP5286640B2 (ja) 2006-03-20 2006-03-20 画像取込み装置、該装置に用いられる画像取込み制御装置、画像取込み制御方法及び画像取込み制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006076944A JP5286640B2 (ja) 2006-03-20 2006-03-20 画像取込み装置、該装置に用いられる画像取込み制御装置、画像取込み制御方法及び画像取込み制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007256328A JP2007256328A (ja) 2007-10-04
JP5286640B2 true JP5286640B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=38630676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006076944A Expired - Fee Related JP5286640B2 (ja) 2006-03-20 2006-03-20 画像取込み装置、該装置に用いられる画像取込み制御装置、画像取込み制御方法及び画像取込み制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5286640B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05153584A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Canon Inc 画像送信装置
JPH09114966A (ja) * 1995-10-20 1997-05-02 Ricoh Co Ltd 原稿表示装置
JP2000004390A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Toshiba Corp 書画カメラ装置
JP2001109422A (ja) * 1999-10-08 2001-04-20 Nippon Avionics Co Ltd 動き検出画像制御機能を有するccd書画カメラ付き液晶プロジェクタ
JP2002300433A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Victor Co Of Japan Ltd 資料提示装置
JP4139626B2 (ja) * 2002-05-29 2008-08-27 株式会社エルモ社 資料提示装置
JP4864282B2 (ja) * 2003-08-28 2012-02-01 カシオ計算機株式会社 撮影画像投影装置
JP2005176078A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Fujinon Corp 資料提示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007256328A (ja) 2007-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4127982B2 (ja) 携帯型電子機器
JP4551945B2 (ja) 携帯型電子機器
US20090135254A1 (en) Image capturing device and method for tracking object of same
JP2007158919A (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
US10044943B2 (en) Display control apparatus, display controlling method, and program, for enlarging and displaying part of image around focus detection area
JP2005303728A (ja) デジタルカメラ
US7027094B2 (en) Modeless digital still camera using touch-sensitive shutter button
US7884873B2 (en) Image pickup device having a display for displaying operation key image data representing operation keys and supplying image data including an operation menu to an external display device when connected to the external display device
US20190174031A1 (en) Electronic device configured to communicate with an external device regardless of whether the external device is attached to the electronic device
JP2008233462A (ja) プロジェクタおよびプロジェクタの投写方法
JP2002281365A (ja) デジタルカメラ
JP5286640B2 (ja) 画像取込み装置、該装置に用いられる画像取込み制御装置、画像取込み制御方法及び画像取込み制御プログラム
CN108629726B (zh) 信息处理装置、图像显示方法、显示系统以及记录介质
US20090235169A1 (en) Digital video record device with touch-panel human machine interface
KR20130021642A (ko) 프로젝터 모듈을 구비한 이동 단말에서 포커스 조절을 위한 방법 및 이를 위한 이동 단말
JP2007004660A (ja) 機器
KR20090050805A (ko) 디지털 이미지 처리장치
JP5422888B2 (ja) プロジェクタ機能付きデジタルカメラ
JP2006054824A (ja) 投射型映像表示装置
KR100834609B1 (ko) 카메라의 영상 촬영 방법 및 장치
JP2008083861A (ja) 画像投影装置及び画像投影システム
JP4744217B2 (ja) 端末の動作方法
JP5656496B2 (ja) 表示装置、及び表示方法
JP5344604B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JPS62226786A (ja) 監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120625

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121218

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20121226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5286640

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees