JP4138908B2 - フィルム切断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、フィルムの切断装置にかかり、特に、電子回路基板を製造する過程で、電子回路基板用の基板に回路パターン露光用の感光層を形成するため張り付けられる積層体フィルム等の切断に用いて好適なフィルムを切断する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開昭63−20091号公報等に開示されるように、従来この種の積層体フィルムの切断手段としてディスクカッターと称されるものがある。このディスクカッターは、円盤状部材の外周に切刃を形成してなり、この円形の切刃をフィルムに押し付けながら回転させることによって、該フィルムを切断するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような円盤状部材の外周に切刃を形成したディスクカッターによりフィルムを切断するとき、該切刃は硬質であるので、一部に刃こぼれが生じることがある。
【0004】
この場合、当該刃こぼれの部分はフィルムを切断することができないので、ディスクカッター全体を新しいディスクカッターに交換しなければならず、コストが高くなると共に、交換の間は切断装置を停止させなければならないという問題点が生じる。
【0005】
更に、ディスクカッターが強制回転されながらフィルムを切断することになるので、上記のような積層フィルムで、例えば感光層を被うカバーフィルムを切断するとき、ディスクカッターの切刃がフィルムから離間する方向に回転する近傍で感光層が支持フィルムから持ち上げられて剥離してしまうという問題点がある。
【0006】
更に、ディスクカッターをフィルムに押し付けながらこれを切断するので、切断面から発生するフィルム屑等がディスクカッターに付着して、その回転により外側に大きく持ち上げられるため、周囲に広い範囲で飛散し、これが後工程での感光層の露光の邪魔となり、不良品を発生させてしまうという問題点がある。
【0007】
又、ディスクカッターによる切断線に対してフィルム押えローラが離間していると、フィルムを確実に押え込むのが困難になると共に、ディスクカッター切刃のフィルムへの切り込み量の微妙な調整が困難になるという問題点がある。
【0008】
これに対して、本出願人は、特開平9−150395号公報に開示されるように、ディスクカッターの切刃の一部が欠損しても、ディスクカッター全体を交換する必要がなく、従ってコスト低減及びディスクカッター交換によるラインの停止時間を低減させることができ、又、ディスクカッター切刃を多層フィルムの一部の層に切り込ませてこれを切断する際に、切刃のフィルムへの切り込み量を微妙且つ正確に調整することができるようにしたフィルム切断方法及び装置を提案した。
【0009】
これは、円盤状部材の外周に切刃を形成してなるディスクカッターと、このディスクカッターを円盤の回転中心軸線回りに所定角度回転自在、且つ、固定可能に支持するカッター支持装置と、前記ディスクカッターを含む面に対して交叉する平面上にフィルムを支持するカッター台と、前記ディスクカッターを、該ディスクカッターを含む面内で、前記カッター台上のフィルムに切刃を押し付けつつフィルム面に沿って駆動して、該フィルムの厚さ方向少なくとも一部を切断させるカッター駆動装置と、を有してなり、前記カッター支持装置は、前記デスクカッターが、該カッター駆動装置よりフィルムに押し付け駆動されるとき該ディスクカッターを回転不能に固定するようにされたことを特徴とするフィルム切断装置であり、前記カッター支持装置が、前記ディスクカッターがフィルムに接触する近傍で、該フィルムを前記カッター台に押圧しつつ切断方向に移動可能な押圧ローラを備えるようにしたものである。
【0010】
更に、前記押圧ローラを、前記カッター支持装置に、前記デスクカッターに隣接して、同軸的に、且つ、該ディスクカッターと相対回転自在に支持されるようにするとともに、その半径が、該ディスクカッター刃先のフィルムへの切り込み深さと等しい長さだけ、該ディスクカッター刃先の半径よりも小さくしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、ディスクカッター刃先のフィルムへの切り込み深さを、該ディスクカッターの半径よりもやや小さい半径の押圧ローラとの半径差により規定する場合、1つのディスクカッターに対して、フィルム切り込み深さに応じて複数種類の半径の押圧ローラを用意しなければならないという問題点がある。
【0012】
更に、ディスクカッターの半径について寸法のばらつきがある場合も、これに応じて、所定の切り込み深さの半径差が得られるような押圧ローラを用意しなければならないという問題点がある。
【0013】
この発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、ディスクカッターの寸法のばらつき、ディスクカッター刃先のフィルムへの切り込み深さの変更に対応して、ディスクカッター刃先との半径差を任意に調節できるようにした押圧ローラを備えるフィルム切断装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明は、円盤状部材の外周に切刃を形成してなるディスクカッターと、このディスクカッターを円盤の回転中心軸線回りに所定角度回転自在、且つ、固定可能に支持するカッター支持装置と、前記ディスクカッターを含む面に対して交叉する平面上にフィルムを支持するカッター台と、前記ディスクカッターを、該ディスクカッターを含む面内で、前記カッター台上のフィルムに切刃を押し付けつつフィルム面に沿って駆動して、該フィルムの厚さ方向少なくとも一部を切断させるカッター駆動装置と、を有してなり、前記カッター支持装置は、前記ディスクカッターが、該カッター駆動装置によりフィルムに押し付け駆動されるとき、該ディスクカッターの回転中心軸に同軸一体的に取り付けられたラチェットホイールに対するラチェット爪の係合を解除し、該ディスクカッターを所定角度回転させることで前記切刃の使用位置が変更された後、前記ラチェットホイールに前記ラチェット爪を係合させて該ディスクカッターを回転不能に固定するとともに、前記ディスクカッターがフィルムに接触する近傍で、該フィルムを前記カッター台に押圧しつつ切断方向に移動可能で、押圧位置におけるディスクカッター刃先との半径方向の距離が該ディスクカッター刃先のフィルムへの切り込み深さを規定する押圧ローラを備えたフィルム切断装置において、前記押圧ローラを、前記カッター支持装置に、前記ディスクカッターの近傍に、該ディスクカッターの回転中心軸と平行な偏心軸を中心とする偏心リングを介して回転自在に支持するとともに、前記偏心リングの偏心角度を調節することにより、前記押圧位置における半径方向の前記距離を調節自在とし、前記ディスクカッターが、該カッター駆動装置によりフィルムに押し付け駆動されるとき、前記偏心リングを回転させることで該押圧ローラの偏心角度を調節して前記距離が調節された後、該押圧ローラが回転不能に固定されるフィルム切断装置により、上記目的を達成するものである。
【0015】
又、請求項2のように、前記偏心リングは、前記ディスクカッターを支持する前記回転中心軸に中空軸状部材を介して装着されてもよい。
【0016】
【発明の実施の態様】
以下本発明の実施の態様の例を図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
この発明に係るフィルム切断装置10は、図1に示されるように、ガイドローラ12A、12Bを経て図において矢印の方向に送られる積層体フィルム14の厚さ方向の一部又は全部を、その幅方向(図1において紙面に直角の方向)に、フィルム送り方向の2個所で同時に切断するものである。
【0018】
このフィルム切断装置10は、円盤状部材の外周に切刃16A、18A(図2参照)を形成してなるディスクカッター16、18を、このディスクカッター16を含む面に対して実質的に直交する水平面状にフィルム14を支持する、図1において水平方向のカッター台19における2個所のカッター受け19A、19Bの位置で、切刃16A、18Aを押し付けつつ非回転状態に固定したままフィルム幅方向に移動させてこれを切断するようにしたものである。
【0019】
ここで、前記ディスクカッター16、18は、図1において左右反転した構造であるので、以下特に指定がなければ、ディスクカッター16について説明し、ディスクカッター18についての説明に代えるものとする。
【0020】
前記ディスクカッター16は、カッター支持装置20を支持する可動部材22に、回転自在に支持された水平方向の回転軸17にこれと一体回転可能に取付けられている。
【0021】
前記可動部材22は、前記カッター台19の下方位置において、フィルム幅方向且つ水平方向に配置されたレール24上を摺動(走行)自在に取り付けられた台車部26と、この台車部26上に中心に水平且つフィルム14の走行方向と平行に長い支持孔28Aを有する保持部材28と、この保持部材28の前記支持孔28A内に円周方向位置可変に保持された中空軸30と、この中空軸30の内側の軸孔30Aとを備えている。
【0022】
前記回転軸17は、ワンウェイベアリング30B及び通常の軸受け30Cを介して前記中空軸30における軸孔30A内に、該軸孔30Aと同軸的に回転自在に支持されている。
【0023】
図1の符号28Bは前記保持部材28に螺合され、支持孔28A内に保持される前記中空軸30の円周方向位置を固定するための止めねじを示す。
【0024】
前記中空軸30における支持孔28Aから突出した端部には偏心リング31が嵌合されている。
【0025】
前記中空軸30の、前記ディスクカッター16側端部における前記偏心リング31の外側には、ベアリング46を介して押圧ローラ48が該中空軸30に対して回転自在に取り付けられている。
【0026】
この押圧ローラ48は、前記ディスクカッター16に隣接した位置で、該ディスクカッター16がフィルム14を切断する際に、このフィルム14を切断位置に隣接してカッター受け19Aに押し付けるものである。
【0027】
従って、中空軸30を保持部材の支持孔28A内で回転させたとき、偏心リング31及びこれに支持される押圧ローラ48は、前記レール24及びカッター台19に対してその上下方向の位置が変化されることになる。又、回転軸17に支持されるディスクカッター16は、当然、カッター台19に対する位置が不変である。
【0028】
前記回転軸17は、中空軸30の軸孔30Aから、ディスクカッター16と反対方向にも突出し、その突出端部には、ラチェットホイール32が同軸一体的に取り付けられている。
【0029】
又、このラチェットホイール32に対して、図2に示されるように、時計方向に揺動されるときのみ該ラチェットホイール32に係合して一定角度これを送るためのラチェット爪34が設けられている。
【0030】
このラチェット爪34は、前記ラチェットホイール32の更に外側位置で、前記回転軸17に僅かな角度(ラチェットの2〜3歯分の角度)だけ揺動可能に取り付けられている揺動板36の、図2において下側位置に配置されている。
【0031】
前記揺動板36は、図2に示されるように、時計方向にばね38により付勢された状態でストッパピン40に当接して位置決めされている。
【0032】
前記ラチェット爪34は、前記揺動板36に、ピン34Aによって揺動自在に支持されると共に、爪先端と反対側の端部からばね34Bによって、図2において時計方向に付勢されることにより、ラチェットホイール32に噛み合うようにされている。
【0033】
前記ばね38の、揺動板36と反対側の端部及びストッパピン40は共に前記保持部材28に支持され、この保持部材28は、前記台車部26に立設された支持壁27Aによってリニアガイド27Bを介して上下動可能に支持されている。又、保持部材28は、図3に示されるように、可動部材22に対してばね27Cを介して上下方向に弾力的に支持されている。
【0034】
又、前記揺動板36には、一対の受動ピン37A、37Bがその側面からディスクカッター16の回転軸17と平行に突出して設けられている。
【0035】
前記受動ピン37Aは、図4に示されるように、ディスクカッター16のフィルム切断動作の直前の待機状態における揺動板36よりも右側位置に配置されたドッグ42A方向に移動されたとき、該ドッグ42Aに当接して、図2、図4において反時計方向に、揺動板36が回されたとき、ラチェット爪34が今までかみ合ったラチェットホイール32の刃から離れ、1歯分反時計方向の次の歯に移る。受動ピン37Aがドック42Aから離れる方向に移動する。そのときラチェット爪34を支持しているピン34Aとともに、元の位置(受動ピン37Aがドック42Aにより押されていない位置)に戻り、ラチェット爪34は、ラチェットホイール32を時計方向に回す。ラチェットホール32が回されることでラチェットホイール32に固定されている回転軸17が回る。更に回転軸17に固定されているディスクカッターが回る。又、受動ピン37Bは左側のドック42Bにより、同様に揺動され得るようにされている。揺動板36は回転軸17にドライベアリング36Aを介し、回転自在に設置されている。
【0036】
図1の符号44は、前記中空軸30の一端に同軸的に取り付けられた被動歯車、図2〜図4の符号44Aは前記被動歯車44と噛み合っていて、該被動歯車44を中空軸30と共に支持孔28A内で回転させ、偏心リング31の偏心量を調整できるようにされている。
【0037】
なお、前記カッター台19におけるカッター受け19A、19Bは、消耗部品であり、従来は、カッター台19からカッター受け19A、19Bを取り外して交換するようにしていたが、ライン内においてのカッター受けの取り外し及び取り付け作業が煩雑であるので、本発明においては、カッター受け19A、19Bをカッター台19と共に取り外し、予めライン外で準備された新しいカッター台19を取り付けるようにしている。
【0038】
図1の符号50は台車部26に取り付けられたベルトを示す。このベルト50により、台車部26が、レール24に沿って移動される。
【0039】
次に、上記フィルム切断装置10によりフィルムを切断する工程について説明する。
【0040】
まず、ディスクカッター16の半径に対応した半径の押圧ローラ48を取り付け、更に、ディスクカッター16を回転軸17に取り付ける。
【0041】
この状態で、前記駆動歯車44Aにより、被動歯車44及びこれと一体の中空軸30及び偏心リング31を回転させ、フィルム切断位置における押圧ローラ48とディスクカッター16の切り刃16Aの差を調節して、フィルム14に対する最適切り込み量の位置にして、該中空軸30を止めねじ28Bによって固定する。
【0042】
この状態で、可動部材22をレール24に沿って、図4において左方向に駆動し、フィルム14を、ディスクカッター16、18の切り刃16A、18Aによって、カッター受け19A、19B下側面に押し付けることにより切断する。このとき、押圧ローラ48は切り刃16A、18Aに隣接した位置でフィルム14が逃げないように、カッター台19は、カッター受け19A、19Bの設置されていないフィルム送行面には、吸引孔19Cが設けられ、フィルムを切断するときは、負圧をかける。カッター台19にフィルムを吸引した状態で回転しつつ押圧する。
【0043】
又、ディスクカッター16、18は、回転軸17を介して、ラチェットホイール32と、回転方向に一体的にされているので、ラチェットホイール32がラチェット爪34にとって、図2において反時計方向での揺動を阻止された状態であり、更に、ワンウェイベアリング30Bにより、回転軸17もフィルム切断時に回転されることがない。
【0044】
ディスクカッター16、18は、図2において左方向に移動してフィルム14を切断した後、フィルム14の実装位置に戻るが、その際、右方向に、揺動板36の受動ピン37A、37Bがドッグ42に当接するまで移動される(図4参照)。
【0045】
これによって、揺動板36が図4においてばね38に抗して反時計方向に揺動される。このとき、ラチェット爪34がラチェットホイール32の1歯分だけ揺動される。
【0046】
次に、可動部材22が図2の位置に戻るとき、揺動板36はばね38によって時計方向に戻され、このときにラチェット爪34によってラチェットホイール32がその1歯分だけ時計方向に揺動される。
【0047】
従って、このラチェットホイール32と一体のディスクカッター16、18は共にラチェットホイール32の1歯分だけ揺動され、切り刃16A、18Aにおけるフィルム14を切断する部位が僅かにずらされることになる。
【0048】
以上のような工程を繰り返して、フィルム14を1回切断する毎にディスクカッター16、18をラチェットホイール32の1歯分だけ揺動させ、その切り刃16A、18Aがフィルム14を切断する部位を僅かずつずらしていく。
【0049】
なお、図4において左側のドック42Bによってもラチエットホイール32を移動させることができるが、この場合は、該ドック42Bを他方の受動ピン37Bに当接する位置にセットする。
【0050】
又、上記実施形態の例では、1回の切断毎にラチェットホールを回転させているが、これは、適宜回数、例えば5回に1回、10回に1回等でもよい。
【0051】
なお、押圧ローラ48はディスクカッター16、18の近傍(隣接させることなく)であればよく、例えば介在板を介して配置してもよい。
【0052】
又、フィルムは停止中に切断する場合のみならず、フィルム14を送りつつ、カッター台19及びレール24を支持する部材52をフィルム14と同方向に等速で移動させつつ、いわゆる走間カットしてもよい。
【0053】
【発明の効果】
本発明は上記のように構成したので、ディスクカッターの直径のばらつきに対応して多くの異なる径の押圧ローラを使用することなく、該ディスクカッターのフィルムに対する切り込み量を容易、確実に設定することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係るフィルム切断装置を示す側面図
【図2】同フィルム切断装置の正面図
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図
【図4】同フィルム切断装置の作用を示す図2と同様の正面図
【符号の説明】
10…フィルム切断装置
12A、12B…ガイドローラ
14…フィルム
16、18…ディスクカッター
16A、18A…切り刃
17…回転軸
19…カッター台
19A、19B…カッター受け
20…カッター支持装置
22…可動部材
24…レール
28…保持部材
30…中空軸
30A…軸孔
31…偏心リング
32…ラチェットホイール
34…ラチェット爪
36…揺動板
42…ドッグ
48…押圧ローラ

Claims (2)

  1. 円盤状部材の外周に切刃を形成してなるディスクカッターと、このディスクカッターを円盤の回転中心軸線回りに所定角度回転自在、且つ、固定可能に支持するカッター支持装置と、前記ディスクカッターを含む面に対して交叉する平面上にフィルムを支持するカッター台と、前記ディスクカッターを、該ディスクカッターを含む面内で、前記カッター台上のフィルムに切刃を押し付けつつフィルム面に沿って駆動して、該フィルムの厚さ方向少なくとも一部を切断させるカッター駆動装置と、を有してなり、前記カッター支持装置は、前記ディスクカッターが、該カッター駆動装置によりフィルムに押し付け駆動されるとき、該ディスクカッターの回転中心軸に同軸一体的に取り付けられたラチェットホイールに対するラチェット爪の係合を解除し、該ディスクカッターを所定角度回転させることで前記切刃の使用位置が変更された後、前記ラチェットホイールに前記ラチェット爪を係合させて該ディスクカッターを回転不能に固定するとともに、前記ディスクカッターがフィルムに接触する近傍で、該フィルムを前記カッター台に押圧しつつ切断方向に移動可能で、押圧位置におけるディスクカッター刃先との半径方向の距離が該ディスクカッター刃先のフィルムへの切り込み深さを規定する押圧ローラを備えたフィルム切断装置において、前記押圧ローラを、前記カッター支持装置に、前記ディスクカッターの近傍に、該ディスクカッターの回転中心軸と平行な偏心軸を中心とする偏心リングを介して回転自在に支持するとともに、前記偏心リングの偏心角度を調節することにより、前記押圧位置における半径方向の前記距離を調節自在とし、前記ディスクカッターが、該カッター駆動装置によりフィルムに押し付け駆動されるとき、前記偏心リングを回転させることで該押圧ローラの偏心角度を調節して前記距離が調節された後、該押圧ローラが回転不能に固定されることを特徴とするフィルム切断装置。
  2. 請求項1において、前記偏心リングは、前記ディスクカッターを支持する前記回転中心軸に中空軸状部材を介して装着されることを特徴とするフィルム切断装置。
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