JPH1110581A - フィルム切断装置 - Google Patents

フィルム切断装置

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JPH1110581A
JPH1110581A JP16479397A JP16479397A JPH1110581A JP H1110581 A JPH1110581 A JP H1110581A JP 16479397 A JP16479397 A JP 16479397A JP 16479397 A JP16479397 A JP 16479397A JP H1110581 A JPH1110581 A JP H1110581A
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0011Working of insulating substrates or insulating layers
    • H05K3/0044Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムを切断するディスクカッターの、フ
ィルムに対する切り込み量を容易確実に調整する。 【解決手段】 ディスクカッター16に隣接して設けら
れ、該ディスクカッター16のフィルム14への切り込
み量を規制する押圧ローラ48を、偏心リング31を介
して中空軸30に支持し、該中空軸30を回転させるこ
とにより偏心リング31の偏心量を調節し、これにより
押圧ローラ48の、ディスクカッター16の切り刃16
Aとカッター台19との相対位置を最適に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルムの切断
装置にかかり、特に、電子回路基板を製造する過程で、
電子回路基板用の基板に回路パターン露光用の感光層を
形成するため張り付けられる積層体フィルム等の切断に
用いて好適なフィルムを切断する方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭63−20091号公報等
に開示されるように、従来この種の積層体フィルムの切
断手段としてディスクカッターと称されるものがある。
このディスクカッターは、円盤状部材の外周に切刃を形
成してなり、この円形の切刃をフィルムに押し付けなが
ら回転させることによって、該フィルムを切断するよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような円盤状部
材の外周に切刃を形成したディスクカッターによりフィ
ルムを切断するとき、該切刃は硬質であるので、一部に
刃こぼれが生じることがある。
【0004】この場合、当該刃こぼれの部分はフィルム
を切断することができないので、ディスクカッター全体
を新しいディスクカッターに交換しなければならず、コ
ストが高くなると共に、交換の間は切断装置を停止させ
なければならないという問題点が生じる。
【0005】更に、ディスクカッターが強制回転されな
がらフィルムを切断することになるので、上記のような
積層フィルムで、例えば感光層を被うカバーフィルムを
切断するとき、ディスクカッターの切刃がフィルムから
離間する方向に回転する近傍で感光層が支持フィルムか
ら持ち上げられて剥離してしまうという問題点がある。
【0006】更に、ディスクカッターをフィルムに押し
付けながらこれを切断するので、切断面から発生するフ
ィルム屑等がディスクカッターに付着して、その回転に
より外側に大きく持ち上げられるため、周囲に広い範囲
で飛散し、これが後工程での感光層の露光の邪魔とな
り、不良品を発生させてしまうという問題点がある。
【0007】又、ディスクカッターによる切断線に対し
てフィルム押えローラが離間していると、フィルムを確
実に押え込むのが困難になると共に、ディスクカッター
切刃のフィルムへの切り込み量の微妙な調整が困難にな
るという問題点がある。
【0008】これに対して、本出願人は、特開平9−1
50395号公報に開示されるように、ディスクカッタ
ーの切刃の一部が欠損しても、ディスクカッター全体を
交換する必要がなく、従ってコスト低減及びディスクカ
ッター交換によるラインの停止時間を低減させることが
でき、又、ディスクカッター切刃を多層フィルムの一部
の層に切り込ませてこれを切断する際に、切刃のフィル
ムへの切り込み量を微妙且つ正確に調整することができ
るようにしたフィルム切断方法及び装置を提案した。
【0009】これは、円盤状部材の外周に切刃を形成し
てなるディスクカッターと、このディスクカッターを円
盤の回転中心軸線回りに所定角度回転自在、且つ、固定
可能に支持するカッター支持装置と、前記ディスクカッ
ターを含む面に対して交叉する平面上にフィルムを支持
するカッター台と、前記ディスクカッターを、該ディス
クカッターを含む面内で、前記カッター台上のフィルム
に切刃を押し付けつつフィルム面に沿って駆動して、該
フィルムの厚さ方向少なくとも一部を切断させるカッタ
ー駆動装置と、を有してなり、前記カッター支持装置
は、前記デスクカッターが、該カッター駆動装置よりフ
ィルムに押し付け駆動されるとき該ディスクカッターを
回転不能に固定するようにされたことを特徴とするフィ
ルム切断装置であり、前記カッター支持装置が、前記デ
ィスクカッターがフィルムに接触する近傍で、該フィル
ムを前記カッター台に押圧しつつ切断方向に移動可能な
押圧ローラを備えるようにしたものである。
【0010】更に、前記押圧ローラを、前記カッター支
持装置に、前記デスクカッターに隣接して、同軸的に、
且つ、該ディスクカッターと相対回転自在に支持される
ようにするとともに、その半径が、該ディスクカッター
刃先のフィルムへの切り込み深さと等しい長さだけ、該
ディスクカッター刃先の半径よりも小さくしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ディス
クカッター刃先のフィルムへの切り込み深さを、該ディ
スクカッターの半径よりもやや小さい半径の押圧ローラ
との半径差により規定する場合、1つのディスクカッタ
ーに対して、フィルム切り込み深さに応じて複数種類の
半径の押圧ローラを用意しなければならないという問題
点がある。
【0012】更に、ディスクカッターの半径について寸
法のばらつきがある場合も、これに応じて、所定の切り
込み深さの半径差が得られるような押圧ローラを用意し
なければならないという問題点がある。
【0013】この発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、ディスクカッターの寸法のばらつ
き、ディスクカッター刃先のフィルムへの切り込み深さ
の変更に対応して、ディスクカッター刃先との半径差を
任意に調節できるようにした押圧ローラを備えるフィル
ム切断装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、円盤状部材
の外周に切刃を形成してなるディスクカッターと、この
ディスクカッターを円盤の回転中心軸線回りに所定角度
回転自在、且つ、固定可能に支持するカッター支持装置
と、前記ディスクカッターを含む面に対して交叉する平
面上にフィルムを支持するカッター台と、前記ディスク
カッターを、該ディスクカッターを含む面内で、前記カ
ッター台上のフィルムに切刃を押し付けつつフィルム面
に沿って駆動して、該フィルムの厚さ方向少なくとも一
部を切断させるカッター駆動装置と、を有してなり、前
記カッター支持装置は、前記デスクカッターが、該カッ
ター駆動装置よりフィルムに押し付け駆動されるとき該
ディスクカッターを回転不能に固定するようにされると
ともに、前記ディスクカッターがフィルムに接触する近
傍で、該フィルムを前記カッター台に押圧しつつ切断方
向に移動可能で、押圧位置におけるディスクカッター刃
先との半径方向の距離が該ディスクカッター刃先のフィ
ルムへの切り込み深さを規定する押圧ローラを備えたフ
ィルム切断装置において、前記押圧ローラを、前記カッ
ター支持装置に、前記ディスクカッターの近傍に、該デ
ィスクカッターの回転中心軸と平行な偏心軸により回転
自在に支持するとともに、前記偏心軸の偏心角度を調節
することにより、前記押圧位置における半径方向の距離
を調節自在としたフィルム切断装置により、上記目的を
達成するものである。
【0015】又、請求項2のように、前記偏心軸を、前
記ディスクカッターを支持する回転中心軸に対して、偏
心中心軸が回転方向の角度位置調節自在に支持された中
空軸状部材としてもよい。
【0016】
【発明の実施の態様】以下本発明の実施の態様の例を図
面を参照して詳細に説明する。
【0017】この発明に係るフィルム切断装置10は、
図1に示されるように、ガイドローラ12A、12Bを
経て図において矢印の方向に送られる積層体フィルム1
4の厚さ方向の一部又は全部を、その幅方向(図1にお
いて紙面に直角の方向)に、フィルム送り方向の2個所
で同時に切断するものである。
【0018】このフィルム切断装置10は、円盤状部材
の外周に切刃16A、18A(図2参照)を形成してな
るディスクカッター16、18を、このディスクカッタ
ー16を含む面に対して実質的に直交する水平面状にフ
ィルム14を支持する、図1において水平方向のカッタ
ー台19における2個所のカッター受け19A、19B
の位置で、切刃16A、18Aを押し付けつつ非回転状
態に固定したままフィルム幅方向に移動させてこれを切
断するようにしたものである。
【0019】ここで、前記ディスクカッター16、18
は、図1において左右反転した構造であるので、以下特
に指定がなければ、ディスクカッター16について説明
し、ディスクカッター18についての説明に代えるもの
とする。
【0020】前記ディスクカッター16は、カッター支
持装置20を支持する可動部材22に、回転自在に支持
された水平方向の回転軸17にこれと一体回転可能に取
付けられている。
【0021】前記可動部材22は、前記カッター台19
の下方位置において、フィルム幅方向且つ水平方向に配
置されたレール24上を摺動(走行)自在に取り付けら
れた台車部26と、この台車部26上に中心に水平且つ
フィルム14の走行方向と平行に長い支持孔28Aを有
する保持部材28と、この保持部材28の前記支持孔2
8A内に円周方向位置可変に保持された中空軸30と、
この中空軸30の内側の軸孔30Aとを備えている。
【0022】前記回転軸17は、ワンウェイベアリング
30B及び通常の軸受け30Cを介して前記中空軸30
における軸孔30A内に、該軸孔30Aと同軸的に回転
自在に支持されている。
【0023】図1の符号28Bは前記保持部材28に螺
合され、支持孔28A内に保持される前記中空軸30の
円周方向位置を固定するための止めねじを示す。
【0024】前記中空軸30における支持孔28Aから
突出した端部には偏心リング31が嵌合されている。
【0025】前記中空軸30の、前記ディスクカッター
16側端部における前記偏心リング31の外側には、ベ
アリング46を介して押圧ローラ48が該中空軸30に
対して回転自在に取り付けられている。
【0026】この押圧ローラ48は、前記ディスクカッ
ター16に隣接した位置で、該ディスクカッター16が
フィルム14を切断する際に、このフィルム14を切断
位置に隣接してカッター受け19Aに押し付けるもので
ある。
【0027】従って、中空軸30を保持部材の支持孔2
8A内で回転させたとき、偏心リング31及びこれに支
持される押圧ローラ48は、前記レール24及びカッタ
ー台19に対してその上下方向の位置が変化されること
になる。又、回転軸17に支持されるディスクカッター
16は、当然、カッター台19に対する位置が不変であ
る。
【0028】前記回転軸17は、中空軸30の軸孔30
Aから、ディスクカッター16と反対方向にも突出し、
その突出端部には、ラチェットホイール32が同軸一体
的に取り付けられている。
【0029】又、このラチェットホイール32に対し
て、図2に示されるように、時計方向に揺動されるとき
のみ該ラチェットホイール32に係合して一定角度これ
を送るためのラチェット爪34が設けられている。
【0030】このラチェット爪34は、前記ラチェット
ホイール32の更に外側位置で、前記回転軸17に僅か
な角度(ラチェットの2〜3歯分の角度)だけ揺動可能
に取り付けられている揺動板36の、図2において下側
位置に配置されている。
【0031】前記揺動板36は、図2に示されるよう
に、時計方向にばね38により付勢された状態でストッ
パピン40に当接して位置決めされている。
【0032】前記ラチェット爪34は、前記揺動板36
に、ピン34Aによって揺動自在に支持されると共に、
爪先端と反対側の端部からばね34Bによって、図2に
おいて時計方向に付勢されることにより、ラチェットホ
イール32に噛み合うようにされている。
【0033】前記ばね38の、揺動板36と反対側の端
部及びストッパピン40は共に前記保持部材28に支持
され、この保持部材28は、前記台車部26に立設され
た支持壁27Aによってリニアガイド27Bを介して上
下動可能に支持されている。又、保持部材28は、図3
に示されるように、可動部材22に対してばね27Cを
介して上下方向に弾力的に支持されている。
【0034】又、前記揺動板36には、一対の受動ピン
37A、37Bがその側面からディスクカッター16の
回転軸17と平行に突出して設けられている。
【0035】前記受動ピン37Aは、図4に示されるよ
うに、ディスクカッター16のフィルム切断動作の直前
の待機状態における揺動板36よりも右側位置に配置さ
れたドッグ42A方向に移動されたとき、該ドッグ42
Aに当接して、図2、図4において反時計方向に、揺動
板36が回されたとき、ラチェット爪34が今までかみ
合ったラチェットホイール32の刃から離れ、1歯分反
時計方向の次の歯に移る。受動ピン37Aがドック42
Aから離れる方向に移動する。そのときラチェット爪3
4を支持しているピン34Aとともに、元の位置(受動
ピン37Aがドック42Aにより押されていない位置)
に戻り、ラチェット爪34は、ラチェットホイール32
を時計方向に回す。ラチェットホール32が回されるこ
とでラチェットホイール32に固定されている回転軸1
7が回る。更に回転軸17に固定されているディスクカ
ッターが回る。又、受動ピン37Bは左側のドック42
Bにより、同様に揺動され得るようにされている。揺動
板36は回転軸17にドライベアリング36Aを介し、
回転自在に設置されている。
【0036】図1の符号44は、前記中空軸30の一端
に同軸的に取り付けられた被動歯車、図2〜図4の符号
44Aは前記被動歯車44と噛み合っていて、該被動歯
車44を中空軸30と共に支持孔28A内で回転させ、
偏心リング31の偏心量を調整できるようにされてい
る。
【0037】なお、前記カッター台19におけるカッタ
ー受け19A、19Bは、消耗部品であり、従来は、カ
ッター台19からカッター受け19A、19Bを取り外
して交換するようにしていたが、ライン内においてのカ
ッター受けの取り外し及び取り付け作業が煩雑であるの
で、本発明においては、カッター受け19A、19Bを
カッター台19と共に取り外し、予めライン外で準備さ
れた新しいカッター台19を取り付けるようにしてい
る。
【0038】図1の符号50は台車部26に取り付けら
れたベルトを示す。このベルト50により、台車部26
が、レール24に沿って移動される。
【0039】次に、上記フィルム切断装置10によりフ
ィルムを切断する工程について説明する。
【0040】まず、ディスクカッター16の半径に対応
した半径の押圧ローラ48を取り付け、更に、ディスク
カッター16を回転軸17に取り付ける。
【0041】この状態で、前記駆動歯車44Aにより、
被動歯車44及びこれと一体の中空軸30及び偏心リン
グ31を回転させ、フィルム切断位置における押圧ロー
ラ48とディスクカッター16の切り刃16Aの差を調
節して、フィルム14に対する最適切り込み量の位置に
して、該中空軸30を止めねじ28Bによって固定す
る。
【0042】この状態で、可動部材22をレール24に
沿って、図4において左方向に駆動し、フィルム14
を、ディスクカッター16、18の切り刃16A、18
Aによって、カッター受け19A、19B下側面に押し
付けることにより切断する。このとき、押圧ローラ48
は切り刃16A、18Aに隣接した位置でフィルム14
が逃げないように、カッター台19は、カッター受け1
9A、19Bの設置されていないフィルム送行面には、
吸引孔19Cが設けられ、フィルムを切断するときは、
負圧をかける。カッター台19にフィルムを吸引した状
態で回転しつつ押圧する。
【0043】又、ディスクカッター16、18は、回転
軸17を介して、ラチェットホイール32と、回転方向
に一体的にされているので、ラチェットホイール32が
ラチェット爪34にとって、図2において反時計方向で
の揺動を阻止された状態であり、更に、ワンウェイベア
リング30Bにより、回転軸17もフィルム切断時に回
転されることがない。
【0044】ディスクカッター16、18は、図2にお
いて左方向に移動してフィルム14を切断した後、フィ
ルム14の実装位置に戻るが、その際、右方向に、揺動
板36の受動ピン37A、37Bがドッグ42に当接す
るまで移動される(図4参照)。
【0045】これによって、揺動板36が図4において
ばね38に抗して反時計方向に揺動される。このとき、
ラチェット爪34がラチェットホイール32の1歯分だ
け揺動される。
【0046】次に、可動部材22が図2の位置に戻ると
き、揺動板36はばね38によって時計方向に戻され、
このときにラチェット爪34によってラチェットホイー
ル32がその1歯分だけ時計方向に揺動される。
【0047】従って、このラチェットホイール32と一
体のディスクカッター16、18は共にラチェットホイ
ール32の1歯分だけ揺動され、切り刃16A、18A
におけるフィルム14を切断する部位が僅かにずらされ
ることになる。
【0048】以上のような工程を繰り返して、フィルム
14を1回切断する毎にディスクカッター16、18を
ラチェットホイール32の1歯分だけ揺動させ、その切
り刃16A、18Aがフィルム14を切断する部位を僅
かずつずらしていく。
【0049】なお、図4において左側のドック42Bに
よってもラチエットホイール32を移動させることがで
きるが、この場合は、該ドック42Bを他方の受動ピン
37Bに当接する位置にセットする。
【0050】又、上記実施形態の例では、1回の切断毎
にラチェットホールを回転させているが、これは、適宜
回数、例えば5回に1回、10回に1回等でもよい。
【0051】なお、押圧ローラ48はディスクカッター
16、18の近傍(隣接させることなく)であればよ
く、例えば介在板を介して配置してもよい。
【0052】又、フィルムは停止中に切断する場合のみ
ならず、フィルム14を送りつつ、カッター台19及び
レール24を支持する部材52をフィルム14と同方向
に等速で移動させつつ、いわゆる走間カットしてもよ
い。
【0053】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、デ
ィスクカッターの直径のばらつきに対応して多くの異な
る径の押圧ローラを使用することなく、該ディスクカッ
ターのフィルムに対する切り込み量を容易、確実に設定
することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係るフィルム切断装
置を示す側面図
【図2】同フィルム切断装置の正面図
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図
【図4】同フィルム切断装置の作用を示す図2と同様の
正面図
【符号の説明】
10…フィルム切断装置 12A、12B…ガイドローラ 14…フィルム 16、18…ディスクカッター 16A、18A…切り刃 17…回転軸 19…カッター台 19A、19B…カッター受け 20…カッター支持装置 22…可動部材 24…レール 28…保持部材 30…中空軸 30A…軸孔 31…偏心リング 32…ラチェットホイール 34…ラチェット爪 36…揺動板 42…ドッグ 48…押圧ローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状部材の外周に切刃を形成してなるデ
    ィスクカッターと、このディスクカッターを円盤の回転
    中心軸線回りに所定角度回転自在、且つ、固定可能に支
    持するカッター支持装置と、前記ディスクカッターを含
    む面に対して交叉する平面上にフィルムを支持するカッ
    ター台と、前記ディスクカッターを、該ディスクカッタ
    ーを含む面内で、前記カッター台上のフィルムに切刃を
    押し付けつつフィルム面に沿って駆動して、該フィルム
    の厚さ方向少なくとも一部を切断させるカッター駆動装
    置と、を有してなり、前記カッター支持装置は、前記デ
    スクカッターが、該カッター駆動装置よりフィルムに押
    し付け駆動されるとき該ディスクカッターを回転不能に
    固定するようにされるとともに、前記ディスクカッター
    がフィルムに接触する近傍で、該フィルムを前記カッタ
    ー台に押圧しつつ切断方向に移動可能で、押圧位置にお
    けるディスクカッター刃先との半径方向の距離が該ディ
    スクカッター刃先のフィルムへの切り込み深さを規定す
    る押圧ローラを備えたフィルム切断装置において、前記
    押圧ローラを、前記カッター支持装置に、前記ディスク
    カッターの近傍に、該ディスクカッターの回転中心軸と
    平行な偏心軸により回転自在に支持するとともに、前記
    偏心軸の偏心角度を調節することにより、前記押圧位置
    における半径方向の距離を調節自在としたことを特徴と
    するフィルム切断装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記偏心軸を、前記デ
    ィスクカッターを支持する回転中心軸に対して、偏心中
    心軸が回転方向の角度位置調節自在に支持された中空軸
    状部材としたことを特徴とするフィルム切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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