JP4988149B2 - フィルムロールのトリミング装置 - Google Patents

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Description

この発明は、合成樹脂フィルムが紙管に巻装されたフィルムロールを切断する装置に関し、特には前記フィルムロールの所定幅の縁部を比較的簡易に切除するフィルムロールのトリミング装置に関する。
合成樹脂フィルムを紙管に巻装してロール状にしたフィルムロール(原反)は、ユーザの要望により所定幅にトリミングされる場合がある。従来、この種フィルムロールを比較的簡易にトリミングする装置としては、例えば、図9に示すトリミング装置100が知られている。
このトリミング装置100では、図9に示すように、合成樹脂フィルムFが紙管Pに巻装されたフィルムロールRの上下に、該フィルムロールRより大径のフィルム切断刃(チップソー)120(V刃),130(M刃)がそれぞれ配置される。そして、フィルムロールR及びフィルム切断刃120,130をそれぞれ所定方向に回転させて、前記フィルムロールRの切断が行われる。符号110は、フィルムロールRの軸部材である。
しかしながら、このトリミング装置100を用いた場合では、図10に示すように、フィルムロールRの切断部140の切断面141とフィルム切断刃120,130の刃部側面121,131とが接触しながらフィルムロールRの切断が行われる。そのため、フィルムロールRの切断面141とフィルム切断刃120,130の刃部側面121,131との間に摩擦(摩擦熱)が生じ、低融点の合成樹脂フィルム(例えば、無延伸ポリプロピレンフィルムや直鎖低密度ポリエチレンフィルム等)のトリミングを行う場合に、切断面141が溶融してフィルムFが融着するという問題があった。加えて、このトリミング装置100では、フィルム切断刃120,130によってフィルムロールRが直接切断されるため、図示のようにフィルムロールRの切断部141において前記フィルム切断刃120,130の厚さ分のロスが生じ、正確な寸法で切断することが困難であるとともに切断屑が発生するという問題があった。
この種の他の装置としては、例えば、図11に示すようなスリッター装置150が知られている(例えば、特許文献1参照)。このトリミング装置150は、合成樹脂フィルムFが紙管Pに巻装されたフィルムロールRを回転可能に保持する軸部材160と、前記フィルムロールRを所定幅に切断するフィルム切断刃170と、該フィルム切断刃によって切断された合成樹脂フィルムF3を巻き取る巻取部180とを有する。符号161は切断された合成樹脂フィルムF3のガイド部材、171は切断刃170の切り込み深さを制御するガイドローラ、172は切断刃170を昇降自在にするガイドレール、181は巻取部180の軸部材、182は切断された合成樹脂フィルムF3を巻装する紙管、190は切断された合成樹脂フィルムのフィルムロールである。
スリッター装置150において、フィルムロールRの所定幅をスリットする場合、フィルム切断刃170は、図12に図示のように、フィルムロールRの幅方向に対して所定位置に位置決めされ、該フィルムロールRの円周面rfに当該フィルム切断刃170の刃先が当接される。そして、フィルムロールRを所定方向に回転させて合成樹脂フィルムFを所定幅に切断し、その切断された合成樹脂フィルムF3は、ガイド部材161を経て巻取部180によって紙管182に巻装される。
このスリッター装置150では、原反であるフィルムロールRから必要とされる所定幅の合成樹脂フィルムF3を切り取りし、その切り取った合成樹脂フィルムF3を、巻取部180によって再度ロール状に巻き返して製品とされる。しかしながら、このような手法では、合成樹脂フィルムF3を巻き返す際に埃等の異物が混入する可能性があり、品質が劣化するという問題があった。そのため、異物の混入を防止するために環境設備を整えたり別途品質検査を行う等、経済面や効率面においても不利となっていた。
特開平10−286794号公報
この発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、フィルムロールの品質を損ねることなく、効率よくかつ経済的にフィルムロールのトリミングを行うことができる装置を提供するものである。
すなわち、請求項1の発明は、合成樹脂フィルム(F)が紙管(P)に巻装されたフィルムロール(R)の縁部(E)を前記紙管とともに切除して所定幅のフィルムロール製品部(R1)にトリミングするとともに、切除されたフィルム部分を余剰フィルム(F2)として巻き取る装置(10)であって、機台(11)と、回転ギア部(25)を備え、前記フィルムロールの紙管に挿通されかつフィルムロールの切断位置に合わせて弾性体からなる圧着部材(23)が配置され該フィルムロールと一体に固定される軸本体(21)を有する軸部材20と、前記軸部材を前記機台に着脱自在に保持して前記軸部材の回転ギア部と歯合するギア部(31)及びモータ(35)を備え前記フィルムロールを所定速度で回転させる軸駆動部(30)と、前記フィルムロールの軸方向に位置調節自在にかつ前記フィルムロールの円周面に対して所定の圧力で圧接可能なように前記機台に配置されたフィルム切断アーム部(40)と、前記フィルムロールの切断面側の刃面が平面となった片刃からなり、前記フィルムロールの切断面と前記刃部側面が接しないように所定角度をもって前記フィルム切断アーム部に自由回転自在に保持され、前記フィルムロールの前記所定幅の縁部を切除して該フィルムロールをフィルムロール製品部(R1)と余剰フィルム(F2)とに切断するフィルム切断刃(50)と、前記紙管の円周面に対して所定の圧力で圧接可能なように前記機台に配置された紙管切断アーム部(60)と、前記紙管切断アーム部に自由回転自在に保持された紙管切断刃(70)と、前記フィルム切断刃によって切除された前記余剰フィルムを巻き取る余剰フィルム巻取部(80)と、前記フィルム巻取部に前記余剰フィルムのガイド部を有し、前記ガイド部に当該余剰フィルムの張力により上下動するように配置された張力調整部材(90)とを有することを特徴とするフィルムロールのトリミング装置に係る。
請求項1の発明に係るフィルムロールのトリミング装置によれば、合成樹脂フィルム(F)が紙管(P)に巻装されたフィルムロール(R)の縁部(E)を前記紙管とともに切除して所定幅のフィルムロール製品部(R1)にトリミングするとともに、切除されたフィルム部分を余剰フィルム(F2)として巻き取る装置(10)であって、機台と、回転ギア部を備え前記フィルムロールの紙管に挿通されかつフィルムロールの切断位置に合わせて弾性体からなる圧着部材が配置され該フィルムロールと一体に固定される軸本体を有する軸部材と、前記軸部材を前記機台に着脱自在に保持して前記軸部材の回転ギア部と歯合するギア部及びモータを備え前記フィルムロールを所定速度で回転させる軸駆動部と、前記フィルムロールの軸方向に位置調節自在にかつ前記フィルムロールの円周面に対して所定の圧力で圧接可能なように前記機台に配置されたフィルム切断アーム部と、前記フィルムロールの切断面側の刃面が平面となった片刃からなり、前記フィルムロールの切断面と前記刃部側面が接しないように所定角度をもって前記フィルム切断アーム部に自由回転自在に保持され、前記フィルムロールの前記所定幅の縁部を切除して該フィルムロールをフィルムロール製品部と余剰フィルムとに切断するフィルム切断刃と、前記紙管の円周面に対して所定の圧力で圧接可能なように前記機台に配置された紙管切断アーム部と、前記紙管切断アーム部に自由回転自在に保持された紙管切断刃と、前記フィルム切断刃によって切除された前記余剰フィルムを巻き取る余剰フィルム巻取部と、前記フィルム巻取部に前記余剰フィルムのガイド部を有し、前記ガイド部に当該余剰フィルムの張力により上下動するように配置された張力調整部材とを有する装置としたものであるから、極めて簡易な構成でフィルムロールの切断面側とフィルム切断刃の刃部側面との接触を回避することができてフィルムロールの切断面の融着がなくなり、正確な寸法での切断が可能で、また製品への異物混入が回避できるなど、製品の品質維持を図ることができるとともに、余剰フィルムの巻き取り時における過剰な巻き取り張力やたるみによる作業中断を防止でき、効率のよい作業を行うことができる。
以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説明する。
図1はこの発明のトリミング装置の一実施例を表す概略断面図、図2は図1の軸部材及び軸駆動部を表す断面図、図3は同じくフィルム切断アーム部と紙管切断アーム部を表す断面図、図4はフィルム切断アーム部と紙管切断アーム部の作動状態を表す側面図、図5はフィルムロールの切断状態を示す要部の上面図、図6は紙管の切断状態を示す要部の上面図、図7は巻取部の側面図、図8は巻取部の上面図である。
図1に図示したように、この発明のフィルムロールのトリミング装置10は、合成樹脂フィルムFが紙管Pに巻装されたフィルムロールRの所定幅の縁部を切除する装置であって、機台11と、軸部材20と、軸駆動部30と、フィルム切断アーム部40と、フィルム切断刃50と、紙管切断アーム部60と、紙管切断刃70と、余剰フィルム巻取部80とを有する。図において、符号12,13は余剰フィルムF2のガイドローラ、14は余剰フィルムF2のガイドリング、15は機台11のサイドバー、16は前記サイドバー15に取付けられたレール部材、17は前記レール部材16を介してフィルム切断アーム部40と紙管切断アーム部60とを位置決めする位置調節部材である。
軸部材20は、図2に示すように、回転ギア部25を備え、フィルムロールRの紙管Pに挿通されて該フィルムロールRと一体に固定される。実施例の軸部材20にあっては、軸本体21の一側のテーパ部22を介してフィルムロールRの紙管Pの一端を固定し、紙管Pの他端からシリコーンゴム等の弾性体からなる圧着部材23を挿入し、その外側からナット部材24を緊締して該圧着部材23を加圧し、その加圧力によって前記テーパ部22との間で紙管Pを押圧し、これによって、フィルムロールRが軸部材20に固定される。なお、弾性体からなる圧着部材23は、フィルムロールRの切断位置C−Cに合わせて配置される。これは、後述の紙管切断刃70が紙管Pの切断後に軸部材20と接触しても刃こぼれしないようにするためである
軸駆動部30は、軸受け部36,37によって前記軸部材20を機台11に着脱自在に保持し、前記軸部材20の回転ギア部25と歯合するギア部31及びモータ35を備えていて、前記フィルムロールRを所定速度で回転させる。符号32はモータ35によって回転駆動する駆動ギア部、33は駆動ギア部32と歯合する従動ギア部、32A、33Aは回転軸、38及び39は各軸受け部36,37のカバー部材を表す。
フィルム切断アーム部40は、図4及び図5から理解されるように、前記フィルムロールRの円周面rfに対して所定の圧力で圧接可能に構成されている。また、図3に示したように、実施例のフィルム切断アーム部40は、レール部材16を介して機台11のサイドバー15に配置された位置調節部材17により、フィルムロールRの軸方向に位置調節自在とされている。このフィルム切断アーム部40には、例えば、公知のエアシリンダ装置41が使用され、該シリンダ装置41によって後述のフィルム切断刃50を保持するフィルム切断刃保持部42を前進させ、フィルム切断刃50を前記フィルムロールRの円周面rfに対して圧接させる。なお、フィルムロールRはフィルムが圧迫されている中心部付近ほど堅く切断しにくくなっているため、前記フィルム切断アーム部40には、フィルムロールRの堅さに応じて圧接する圧力が調節可能な圧力調節手段を設けるとよい。これにより、フィルムが圧迫されたフィルムロールRの中心部付近でも、当該フィルムロールRの切断を容易に行うことができる。
フィルム切断刃50は、図5からよく理解されるように、フィルムロールRの切断面r1と刃部側面51が接しないように所定角度θをもって前記フィルム切断アーム部40のフィルム切断刃保持部42に自由回転自在に保持されている。このフィルム切断刃50は、フィルムロールRの切断面r1側の刃面51が平面となった片刃であることが好ましい。これにより、フィルムロールRの切断面r1と、当該フィルム切断刃50の刃部側面51との接触は、極めて簡易な構成で回避することが可能となる。なお、このフィルム切断刃50において、その刃角やフィルム切断アーム部40に保持される所定角度θは、切断するフィルムの材質に応じて適宜に設定される。
紙管切断アーム部60は、図4及び図6から理解されるように、前記紙管Pの円周面pfに対して所定の圧力で圧接可能に構成されている。また、図3に示したように、実施例の紙管切断アーム部60は、レール部材16を介して機台11のサイドバー15に配置された位置調節部材17によって紙管Pの軸方向に位置調節自在とされている。この紙管切断アーム部60では、前記フィルム切断アーム部40と同様に公知のエアシリンダ装置61を使用することができ、後述の紙管切断刃70を保持する紙管切断刃保持部62を前進させて前記紙管Pの円周面pfに対して圧接する。
紙管切断刃70は、図4及び図6に示すように、紙管切断アーム部60に自由回転自在に保持されている。該紙管切断刃70としては、例えば、両刃の切断刃が好適に用いられる。紙管切断刃70を両刃とすることにより、紙管Pの切断時に該紙管Pの切断屑の発生を抑制することができるとともに、紙管Pの切断面を水平にすることができる。
また、図3及び図4から理解されるように、この実施例において、前記フィルム切断アーム部40と紙管切断アーム部60の各々は、前記位置調節部材17に設けられた保持板18によって一体に保持されている。そのため、当該フィルム切断アーム部40と紙管切断アーム部60とは、前記位置調節部材17によって同時に位置調節を行うことが可能となっている。符号18Aはフィルム切断アーム部40を保持板18に取付ける取付部材、18Bは紙管切断アーム部60を保持板18に取付ける取付部材、19Aはフィルム切断アーム部40を保持板18に保持する保持部材、19Bは紙管切断アーム部60を保持板18に保持する保持部材である。
余剰フィルム巻取部80は、前記フィルム切断刃50によって切除された余剰フィルムF2を巻き取るものであって、図7及び図8に図示したように、余剰フィルムF2のガイド部85を有し、前記ガイド部85に当該余剰フィルムF2の張力により上下動する張力調節部材90を配置することが好ましく勧められる。図の符号81は余剰フィルム巻取部80の軸部、82は前記軸部81に挿通させた余剰フィルムF2を巻装するための紙管、83は余剰フィルムF2をロール状に巻き取る巻取部材、84は余剰フィルムF2がロール状にされた余剰フィルムロール、86はガイド部85の上ガイドローラ、87は張力調節部材90によって上下動するガイド部85の下ガイドローラ、88は余剰フィルムF2を巻取部材83の軸方向に振り分ける振分部材、91は張力調節部材90の張力を調節する錘(ウエート)である。
次に、実施例のトリミング装置10の作動について説明する。まず、軸部材20をフィルムロールRの紙管Pに挿通、固定し、この軸部材20を介して、フィルムロールRを駆動部材30の軸受け部36に保持する。次いで、切除するフィルムロールRの所定幅の縁部Eに合わせて、フィルム切断アーム部40の位置決めを行う。
フィルム切断アーム部40の位置決め後、該フィルム切断アーム部40に所定角度θをもって自由回転自在に保持されたフィルム切断刃50が前記フィルムロールRの円周面rfに対して所定圧力で圧接される。そして、駆動部材30のモータ35を作動させてフィルムロールRを所定速度で回転させ、フィルムロールRの所定幅の縁部Eの切除を開始する。その際、図5に示すように、切断されたフィルムロール製品部R1の切断面r1とフィルム切断刃50の刃部側面51は接しないため、前記切断面r1の溶融によるフィルムロール製品部R1のフィルムF1の融着を防止することができる。
また、余剰フィルム巻取部80は、前記フィルムロールRの回転に連動して作動し、図7に示すように、前記フィルム切断刃50によって切除された余剰フィルムF2をガイド部85の複数の上ガイドローラ86と複数の下ガイドローラ87に交互に経由させ、余剰フィルムロール84として巻き取りを行う。その際、該余剰フィルムF2の張力によって張力調節部材がガイドローラ87を上下動させるため(図7参照)、巻取部材83に過剰の巻き取り張力がかからないようになっている。さらに、振分部材88が作動するため、余剰フィルムF2の巻き取りに偏りが生じないようになっている。これにより、余剰フィルムF2を巻き取る際に、巻締まりの発生を防止することができる。
前記フィルム切断刃50によってフィルムロールRを切断した後、続いて、紙管切断アーム部60に自由回転自在に保持された紙管切断刃70が、紙管Pの円周面pfに対して所定圧力で圧接され、前記紙管Pの切断が行われる。この時、前記紙管切断刃70は、図6に示すように、切断されたフィルムロール製品部R1の切断面r側の刃部側面71が前記切断面rと接しないように、わずかな隙間Sを空けて位置決めされている。この状態で紙管Pを回転させることにより、該紙管Pの不要部分P2が切除される。なお、残った紙管P1は、フィルムロール製品部R1の切断面r1よりわずかに突出した状態となる。
このように、この発明に係るトリミング装置によれば、フィルムロールの品質を損ねることなく効率よく経済的にフィルムロールのトリミングを行うことができる。
図1はこの発明のトリミング装置の一実施例を表す概略断面図である。 図1の軸部材及び軸駆動部を表す断面図である。 同じくフィルム切断アーム部と紙管切断アーム部を表す断面図である。 フィルム切断アーム部と紙管切断アーム部の作動状態を表す側面図である。 フィルムロールの切断状態を示す要部の上面図である。 紙管の切断状態を示す要部の上面図である。 巻取部の側面図である。 巻取部の上面図である。 従来のトリミング装置を示す概略図である。 図9の装置のフィルム切断状態を示す要部の上面図である。 従来のスリッター装置を示す概略図である。 図11の装置のフィルム切断状態を示す要部の上面図である。
10 トリミング装置
11 機台
12,13 ガイドロール
14 ガイドリング
15 サイドバー
16 レール部材
17 位置調節部材
18 保持板
19 保持部材
20 軸部材
25 回転ギア部
30 軸駆動部
35 モータ
40 フィルム切断アーム部
50 フィルム切断刃
60 紙管切断アーム部
70 紙管切断刃
80 余剰フィルム巻取部
90 張力調整部材
F 合成樹脂フィルム
F2 余剰フィルム
P 紙管
R フィルムロール

Claims (1)

  1. 合成樹脂フィルム(F)が紙管(P)に巻装されたフィルムロール(R)の縁部(E)を前記紙管とともに切除して所定幅のフィルムロール製品部(R1)にトリミングするとともに、切除されたフィルム部分を余剰フィルム(F2)として巻き取る装置(10)であって、
    機台(11)と、
    回転ギア部(25)を備え、前記フィルムロールの紙管に挿通されかつフィルムロールの切断位置に合わせて弾性体からなる圧着部材(23)が配置され該フィルムロールと一体に固定される軸本体(21)を有する軸部材20と、
    前記軸部材を前記機台に着脱自在に保持して前記軸部材の回転ギア部と歯合するギア部(31)及びモータ(35)を備え前記フィルムロールを所定速度で回転させる軸駆動部(30)と、
    前記フィルムロールの軸方向に位置調節自在にかつ前記フィルムロールの円周面に対して所定の圧力で圧接可能なように前記機台に配置されたフィルム切断アーム部(40)と、
    前記フィルムロールの切断面側の刃面が平面となった片刃からなり、前記フィルムロールの切断面と前記刃部側面が接しないように所定角度をもって前記フィルム切断アーム部に自由回転自在に保持され、前記フィルムロールの前記所定幅の縁部を切除して該フィルムロールをフィルムロール製品部(R1)と余剰フィルム(F2)とに切断するフィルム切断刃(50)と、
    前記紙管の円周面に対して所定の圧力で圧接可能なように前記機台に配置された紙管切断アーム部(60)と、
    前記紙管切断アーム部に自由回転自在に保持された紙管切断刃(70)と、
    前記フィルム切断刃によって切除された前記余剰フィルムを巻き取る余剰フィルム巻取部(80)と、
    前記フィルム巻取部に前記余剰フィルムのガイド部を有し、前記ガイド部に当該余剰フィルムの張力により上下動するように配置された張力調整部材(90)
    とを有することを特徴とするフィルムロールのトリミング装置。
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