JPH07246590A - プラスチックフイルムの切断装置 - Google Patents

プラスチックフイルムの切断装置

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JPH07246590A
JPH07246590A JP6988294A JP6988294A JPH07246590A JP H07246590 A JPH07246590 A JP H07246590A JP 6988294 A JP6988294 A JP 6988294A JP 6988294 A JP6988294 A JP 6988294A JP H07246590 A JPH07246590 A JP H07246590A
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cutting
cutting edge
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JP6988294A
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Yasushi Suetomi
泰志 末冨
Hiroshi Koga
博 古賀
Hiroyuki Takada
博之 高田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断端面の局部変形を抑えるとともに切断粉
の発生量を抑え、かつ丸刃カッタの寿命を延長する。 【構成】 丸刃カッタ4の刃先5が、先端側の第1の刃
先部5aと、該第1の刃先部5aに続いて形成され、第
1の刃先部5aより小さい刃先角θ2 の第2の刃先部5
bとを有するプラスチックフイルムの切断装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丸刃カッタを用いた切
断装置に関し、とくにプラスチックフイルムの切断装置
に用いて好適な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、丸刃カッタを用いてプラスチ
ックフイルムを切断するようにした切断装置が知られて
いる(例えば特開平2−256496号公報、特開平4
−69188号公報)。これらの装置においては、図5
に示すように、環状に延びる受刃溝101を有する受刃
溝付ロール102の受刃溝101内に丸刃カッタ103
の刃先104が挿入され、ロール上でプラスチックフイ
ルム105が切断される。丸刃カッタ103は、回転駆
動されるか、回転自在とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような切断装置に
おいては、以下のような問題を発生するおそれがある。
フイルム105は、回転する丸刃カッタ103の刃先1
04によって押し切られるような状態となるが、そのと
きの切断抵抗等により、フイルム105の切断端面は図
6に示すような形状となる。図の矢印の方向に切断され
るが、切断端面106には、厚み方向に膨出する局部変
形107が生じる。この局部変形107は、切断された
フイルム105がロール状に巻かれて積層された際、ロ
ール状製品の幅方向端部が盛り上がる、いわゆるへり高
現象という巻姿欠点となる。したがって、上記局部変形
107は極力小さく抑えられなければならない。
【0004】上記厚み方向の局部変形107は、切断時
の切断抵抗とともに、丸刃カッタ103の刃先104が
フイルム105に切り込まれる際に、切断されるフイル
ム105が刃の厚み方向に両側に押しやられるために発
生すると考えられる。したがって、局部変形107を抑
えるには、丸刃カッタ103の刃先角θ(図5)をでき
るだけ小さくし、かつ、丸刃カッタ103の厚みを極力
小さくすることが考えられる。
【0005】しかしながら、刃先角θをあまり小さくす
ると、加工が難しくなるとともに、刃こぼれ等の原因と
なるため、刃先角θを小さくすることには限界がある。
また、丸刃カッタ103の厚みに関しても、強度上、加
工上の限界がある。したがって結局、従来の切断装置で
は、へり高現象を抑えるために上記局部変形107を小
さく抑えることには、ある限界があった。
【0006】また、刃先角θにある限界があり、刃先角
θをある程度大きく設定せざるを得ない状況において
は、次のような問題もある。すなわち、図5に示したよ
うに、フイルム105が通過する位置は、刃先104の
先端からある距離刃中心側に入った位置となるが、刃先
角θが大きいと、このフイルム105の通過位置におけ
る刃の厚みはある程度大きなものにならざるを得ない。
この部位では、切断されたフイルム105が刃厚み方向
両側に押しやられるから、この部位の刃の厚みが大きい
と、それだけ刃とフイルム105との接触抵抗が大きく
なる。接触抵抗が大きいと、その分刃の寿命が短くな
り、丸刃カッタ103の切れ味が短期間のうちに悪くな
るおそれがある。切れ味が悪くなると、切断粉の発生量
が多くなり、それが異物として製品に巻き込まれ、品質
欠点になるおそれがある。また、刃の先端で切断され始
めたフイルム105が、上記通過部位に至るまでに、ひ
きちぎられる現象が生じることもあり、切断粉の発生を
助長するおそれがある。
【0007】本発明は、上記のような従来技術における
問題点に着目し、フイルム切断端面の厚み方向局部変形
を極力小さく抑え、へり高現象を抑制するとともに、刃
の切れ味を長期間良好に保って切断粉の発生量を抑え、
異物混入を抑制した優れた品質の切断製品を得ることを
目的とする。
【0008】また、丸刃カッタの切れ味を長期間良好に
保ち、丸刃カッタの寿命を延長して、刃交換によるロス
とカッタ費用を低減することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的に沿う本発明の
切断装置は、丸刃カッタの刃先が、先端側の第1の刃先
部と、該第1の刃先部に続いて形成され、第1の刃先部
より小さい刃先角の第2の刃先部とを有することを特徴
とするものからなる。この切断装置は、プラスチックフ
イルムに限らず、シート状物一般に適用可能である。
【0010】また、本発明に係るプラスチックフイルム
の切断装置は、丸刃カッタの刃先が、先端側の第1の刃
先部と、該第1の刃先部に続いて形成され、第1の刃先
部より小さい刃先角の第2の刃先部とを有することを特
徴とするものからなる。この切断装置は、受刃溝付ロー
ルを用いない、いわゆる空中切り(空中で丸刃カッタに
よりフイルムを切断する方式)にも適用できる。
【0011】また、本発明に係るプラスチックフイルム
の切断装置は、受刃溝付ロール上を搬送されるプラスチ
ックフイルムを、該受刃溝付ロールの受刃溝内に挿入さ
れた丸刃カッタによって切断するプラスチックフイルム
の切断装置において、前記丸刃カッタの刃先が、先端側
の第1の刃先部と、該第1の刃先部に続いて形成され、
第1の刃先部より小さい刃先角の第2の刃先部とを有す
ることを特徴とするものからなる。この切断装置は、プ
ラスチックフイルムに対して適用されるもので、しか
も、受刃溝付ロールと丸刃カッタとを組合わせたもので
ある。
【0012】上記のような丸刃カッタにおいては、第1
の刃先部の刃先角が15°〜20°の範囲にあり、第2
の刃先部の刃先角が7°〜13°の範囲にあることが好
ましい。
【0013】また、丸刃カッタの刃先の硬度は、ビッカ
ース硬度で1400〜2000の範囲にあることが好ま
しく、より好ましくは1500〜1800の範囲であ
る。
【0014】このような丸刃カッタは、たとえば超硬合
金又はセラミックからなる。
【0015】また、上記のような丸刃カッタを用いてプ
ラスチックフイルムを切断する際には、丸刃カッタの位
置におけるプラスチックフイルムの走行パスが第2の刃
先部を通過するように設定されていることが好ましい。
【0016】フイルムに接触する部分の仕上げ精度、つ
まりフイルムに接触する第1の刃先部および第2の刃先
部の仕上げ精度は、0.2S以下であることが、接触抵
抗の低減上好ましい。
【0017】
【作用】上記のような切断装置においては、シート状
物、たとえばプラスチックフイルムは、まず第1の刃先
部に接触し、該第1の刃先部によって切断され始める。
続いて、プラスチックフイルムは、第2の刃先部を通過
する。第1の刃先部の刃先角は、第2の刃先部の刃先角
に比べて大きな角度に設定されているので、刃こぼれ等
が生じることはなく、加工上の困難性も伴わない。強度
的にも十分なので、寿命も十分に長い。
【0018】第2の刃先部の刃先角は、第1の刃先部の
刃先角よりも小さい角度に設定されているので、この部
分で刃の厚みが大きく増大されることが抑えられる。し
たがって結局、この部位の刃の厚みが小に抑えられる。
【0019】第2の刃先部の厚みが小さく抑えられる結
果、切断されるフイルムが刃厚み方向両側に押し拡げら
れる力が小さく抑えられ、フイルムとの接触摩擦力が小
に抑えられるとともに、フイルムが引きちぎられる現象
等が防止される。したがって、切断粉の発生量が抑制さ
れるとともに、この部分の寿命が延長される。
【0020】この結果、丸刃カッタ全体として、小さな
切断抵抗でもって、切れ味良くフイルムを切断すること
ができ、前述の切断端面におけるフイルム厚み方向局部
変形が小に抑えられるとともに、切断粉の発生量が小に
抑えられる。また、第1の刃先部、第2の刃先部ともに
高寿命に保たれるから、丸刃カッタ全体としても高寿命
になる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の切断装置の望ましい実施例
を、図面を参照して説明する。図1および図2は、本発
明の一実施例に係る切断装置を示しており、本発明を、
プラスチックフイルムのスリッタに適用したものを示し
ている。図1において、1はプラスチックフイルムを示
しており、フイルム1は受刃溝付ロール2上を搬送され
る。受刃溝付ロール2は、ロール軸方向に、環状の受刃
溝3を多数配設したものである。この多数の受刃溝3の
うち、所定のフイルム切断位置に位置する受刃溝3に、
丸刃カッタ4の刃先5が挿入され、該刃先5によって走
行中のフイルム1が切断される。丸刃カッタ4は、矢印
の方向に、所定の回転速度で駆動されるか、あるいは回
転自在に支持されている。
【0022】丸刃カッタ4の刃先5は、本実施例では、
図2に示すように刃先先端側の第1の刃先部5aと、該
第1の刃先部5aに続いて形成されている第2の刃先部
5bとの、二段刃先に形成されている。第2の刃先部5
bの刃先角θ2 は、第1の刃先部5aの刃先角θ1 より
も小さい刃先角に設定されている。θ1 は、好ましくは
15°〜20°の範囲に設定され、θ2 は、好ましくは
7°〜13°の範囲に設定される。なお、本実施例では
二段刃先に形成されているが、上記のような第1の刃先
部5a、第2の刃先部5bを有する限り、三段以上の刃
先に形成することは差し支えない。
【0023】プラスチックフイルムと丸刃カッタ4との
位置関係は、図2に示すように、受刃溝付ロール2上の
丸刃カッタ4の位置において、第2の刃先部5bを通過
するように設定されている。図2に示した各寸法は、プ
ラスチックフイルム1切断の場合には、たとえば以下の
ような範囲に設定されることが好ましい。
【0024】丸刃カッタ4の厚みtは0.25〜0.5
mm、受刃溝3の溝幅は1.0〜2.0mm、溝深さh
2 は2.0〜3.0mm、丸刃カッタ4の受刃溝3内へ
の挿入代h1 は1.0〜1.4mm、丸刃カッタ4の刃
先長lは1.2〜1.6mm、丸刃カッタ4の外径Dは
φ30〜φ50mmの範囲が好ましい。第1の刃先部5
aの刃先長l1 と第2の刃先部5bの刃先長l2 は、刃
先角度θ1 、θ2 と刃先長lから決まる。
【0025】また、丸刃カッタ4は極力硬度の高い方が
好ましいが、余り高すぎても脆くなるおそれがあるの
で、ビッカース硬度で1400〜2000の範囲程度が
好ましく、より好ましくは1500〜1800の範囲で
ある。
【0026】さらに、丸刃カッタ4の材質としては、一
般に各産業分野でカッタ用に用いられている超硬合金
や、セラミック(たとえばジルコニア系セラミック)等
を用いることができる。また、フイルムに接触する第1
の刃先部5aおよび第2の刃先部5bの仕上げは、0.
2S以下の鏡面仕上げにすることが好ましい。
【0027】上記のような切断装置においては、プラス
チックフイルム1は、受刃溝付ロール2上を搬送される
とき、まず、丸刃カッタ4の刃先5の第1の刃先部5a
によって切断され始め、順調に切断されたフイルム1は
続いて第2の刃先部5bを通過する。第1の刃先部5a
は、比較的大きな刃先角θ1 (第2の刃先部5bに比べ
て)に設定されているので、刃こぼれ等の不安はなく、
加工上の困難性もない。この比較的大きな刃先角θ1
第1の刃先部5aの刃先長l1 は、比較的短く設定され
ているので、θ1 が比較的大きな角度であっても、第1
の刃先部5aと第2の刃先部5bとの境界部分における
刃厚はそれ程大きなものとはならない。この境界部分に
続く第2の刃先部5bの刃先角θ2 は、比較的小さく設
定されているから、第2の刃先部5bにおける刃厚の増
大は小に抑えられる。したがって、丸刃カッタ4の厚み
tも小さくて済む。
【0028】受刃溝付ロール2上で、フイルム1は第2
の刃先部5bを通過するが、この部位の刃厚が比較的小
さいので、切断されるフイルム1が刃厚み方向両側に押
し拡げられる力は小さい。したがって、丸刃カッタ4と
フイルム1との接触摩擦力は小さく抑えられ、切断抵抗
も全体として小さなものとなる。
【0029】その結果、へり高現象の原因となる、切断
端面における厚み方向局部変形の量も小に抑えられ、か
つ、切断粉の発生量も小に抑えられる。
【0030】また、第2の刃先部5bにおけるフイルム
1との接触抵抗が小に抑えられる結果、この部位の刃寿
命が向上し、第1の刃先部5aの刃先角θ1 を比較的大
きくとれる結果、この部位の刃寿命が長く確保される。
したがって、丸刃カッタ4全体としての寿命が大幅に向
上される。
【0031】図3は、本発明に係る切断装置の別の実施
例を示している。本実施例においては、図2に示したと
同様の二段刃形式の丸刃カッタ11が、受刃溝付ロール
を伴わないで使用され、いわゆる空中カット方式に適用
されている。図において、12、13はプラスチックフ
イルム14搬送用のガイドロールを示しており、ガイド
ロール12、13間のフイルム走行パス上に丸刃カッタ
11が設けられている。丸刃カッタ11自身の構造は、
第2図に示したものに準じ、同様に第1の刃先部11a
と第2の刃先部11bを有し、第2の刃先部11bをフ
イルム14が通過するように丸刃カッタ11の位置が設
定されている。
【0032】このような切断装置においても、図1、図
2に示した切断装置と同様、切断されたフイルムの切断
端面における厚み方向局部変形が抑制されて、へり高現
象が抑制されるとともに、切断粉の発生量が小に抑えら
れる。また、丸刃カッタ11の寿命も大幅に向上され
る。
【0033】この切断方式は、スリッタに限らず、フイ
ルム製膜設備、たとえば製膜中のフイルムのエッジ部を
切断する装置にも適用できる。
【0034】図4は、本発明に係る切断装置のさらに別
の実施例を示している。本実施例においては、図2に示
したと同様の二段刃形式の丸刃カッタ21が、ガイドロ
ール22、23間を走行中のプラスチックフイルム24
に対しフイルム幅方向に走行される。つまり、フイルム
24を幅方向に切断する、いわゆるトラバースカッタと
して用いられる。この丸刃カッタ21も、前述の実施例
と同様の第1の刃先部21aと第2の刃先部21bを有
している。
【0035】このような切断装置においては、二段刃形
式の丸刃カッタ21の切れ味が極めて良好であり、切断
過程においてフイルムに引きちぎれ等が生じないため、
フイルム24が高速で走行されている際にも、フイルム
破れ等のトラブルを生じることなく極めて円滑に所望の
切断が行われる。また、厚物のフイルムに対しても、良
好な切れ味を発揮できる。さらに、丸刃カッタ21の寿
命も大幅に延長される。
【0036】この切断方式は、フイルム製膜設備におけ
るワインダ等に適用できる。ワインダにおいては、巻芯
に所定長製膜フイルムを巻き取った後、後続の製膜フイ
ルムを新しい巻芯に巻き替える必要があり、その際フイ
ルムを幅方向に切断する必要があるが、この切断装置に
適用できる。
【0037】なお、以上の各実施例は、プラスチックフ
イルムの切断装置に本発明を適用したものを示したが、
切断対象としては、プラスチックフイルムに限らず、他
のシート状物、たとえばプラスチックシートや布帛等の
切断にも本発明は適用可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の切断装置
によるときは、丸刃カッタの刃先を第1の刃先部と第2
の刃先部を有する二段刃に形成することにより、切れ味
を大幅に向上でき、切断端面の厚み方向胸部変形を小に
抑えてへり高現象を抑制し切断製品のロール状巻姿を向
上できるとともに、切断粉の発生量を抑制して切断製品
の品質向上をはかることができる。
【0039】また、丸刃カッタの寿命を大幅に延長で
き、カッタ交換による生産中断ロスを最小限に抑えるこ
とができるとともに、カッタ交換に伴う費用を大幅に低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る切断装置の概略縦断面
図である。
【図2】図1の装置の部分拡大縦断面図である。
【図3】本発明の別の実施例に係る切断装置の概略側面
図である。
【図4】本発明のさらに別の実施例に係る切断装置の概
略斜視図である。
【図5】従来の切断装置の部分縦断面図である。
【図6】フイルムの切断端面の断面図である。
【符号の説明】
1、14、24 プラスチックフイルム 2 受刃溝付ロール 3 受刃溝 4、11、21 丸刃カッタ 5 刃先 5a、11a、21a 第1の刃先部 5b、11b、21b 第2の刃先部 12、13、22、23 ガイドロール θ1 、θ2 刃先角

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸刃カッタの刃先が、先端側の第1の刃
    先部と、該第1の刃先部に続いて形成され、第1の刃先
    部より小さい刃先角の第2の刃先部とを有することを特
    徴とする切断装置。
  2. 【請求項2】 丸刃カッタの刃先が、先端側の第1の刃
    先部と、該第1の刃先部に続いて形成され、第1の刃先
    部より小さい刃先角の第2の刃先部とを有することを特
    徴とするプラスチックフイルムの切断装置。
  3. 【請求項3】 受刃溝付ロール上を搬送されるプラスチ
    ックフイルムを、該受刃溝付ロールの受刃溝内に挿入さ
    れた丸刃カッタによって切断するプラスチックフイルム
    の切断装置において、前記丸刃カッタの刃先が、先端側
    の第1の刃先部と、該第1の刃先部に続いて形成され、
    第1の刃先部より小さい刃先角の第2の刃先部とを有す
    ることを特徴とするプラスチックフイルムの切断装置。
  4. 【請求項4】 第1の刃先部の刃先角が15°〜20°
    の範囲にあり、第2の刃先部の刃先角が7°〜13°の
    範囲にある、請求項1ないし3のいずれかに記載の切断
    装置。
  5. 【請求項5】 丸刃カッタの刃先の硬度がビッカース硬
    度で1400〜2000の範囲にある、請求項1ないし
    4のいずれかに記載の切断装置。
  6. 【請求項6】 丸刃カッタが超硬合金又はセラミックか
    らなる、請求項1ないし5のいずれかに記載の切断装
    置。
  7. 【請求項7】 丸刃カッタの位置におけるプラスチック
    フイルムの走行パスが第2の刃先部を通過するように設
    定されている、請求項2ないし6のいずれかに記載の切
    断装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003057440A1 (fr) * 2001-12-28 2003-07-17 Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. Molette coupante pour materiau non metallique et procede et dispositif de tracage mettant en oeuvre cette molette coupante
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