JP2936262B1 - ウェブ切断方法および装置 - Google Patents
ウェブ切断方法および装置Info
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Abstract
切断するに際し、ウェブを流れ方向に対しほぼ直角に切
断する。 【解決手段】 長手方向に連続して流れるウェブ3に対
し、切断刃4を概略幅方向に走行させて切断するに際
し、上記切断刃4の走行軌跡7を、切り終わり側Bが切
り始め側Aよりウェブ流れ方向Lの下流側となる斜め直
線状とする。
Description
切断する装置に係り、詳しくは連続的に流れてくるウェ
ブを走行刃によってこの流れ方向にほぼ直角に切断する
ウェブ切断装置に関するものである。
り作業中に、連続的に流れてくるウェブを通常、ギロチ
ン切断する方法によって行われる。このギロチン切断
は、ノコ歯状の押切刃をウェブ幅全体に一気に高速で突
っ込む方式であり、ウェブを流れ方向に対し直角に切断
することができるが、ウェブの厚みや硬さ、流れ速度に
よっては切断ができない場合がある。この場合のウェブ
の切断方法としては、例えば丸刃を高速で回転させ、ウ
ェブの流れ方向に対し直角に横断する方向に走行させる
方法があるが、この走行刃による方法においては、ウェ
ブが流れ続けているために、その切断部の形状は必ず斜
めの角度のついたものとなる。この斜め切りされた部分
は、巻取機で巻芯に巻取ると、巻芯の左右でウェブの巻
取り量が変り、左右均等の巻取りが不可能となったりす
る。また、この斜め切りされた部分は製品として使用で
きないことから、高価なウェブの場合大きなロスとなっ
ている。
対し直角に切断する方法としては、切断する位置のウェ
ブを一時停止させ、この止まったウェブに対し前記走行
刃を直角に走行させる方法が考えられるが、流れている
ウェブを一時停止させるためには、ウェブを一時貯布す
るアキュムレーターが必要となり、高価な設備投資が必
要となる。
状に対処し、上記走行刃による切断において、ウェブの
流れを通常通り連続させながら、この流れ方向にほぼ直
角にウェブを切断することを目的とするものである。
明のウェブ切断方法は、長手方向に連続して流れるウェ
ブに対し、刃の向きがウェブの流れ方向に略直角の切断
刃を巾方向に走行させて切断するにあたり、上記切断刃
を、その刃の向きをウェブの流れ方向に対して略直角方
向に保持させた状態で、ウェブの流れ速度に応じ制御し
調整した走行速度で切り終わり側が切り始め側よりウェ
ブ流れ方向の下流側となる斜め角度の直線状方向に走行
させることを特徴とする。この場合、上記切断刃の走行
軌跡をウェブ流れ方向に対し角度調整することも好適で
ある。また、上記切断刃の向きはウェブの流れ方向に対
しほぼ直角であることが肝要である。
向に連続して流れるウェブに対し、切断刃を幅方向に走
行させてウェブを切断する装置であって、上記流れるウ
ェブの幅方向一側より他側に向かって斜設されたレール
を形成し、このレールに沿ってウェブの流れ方向斜め下
流側に上記切断刃を走行させるようにしたことを特徴と
する。この場合、上記切断刃の刃の向きはウェブの流れ
方向に対しほぼ直角に設定されていることが肝要であ
り、レールに沿って切断刃が走行中も刃の向きは常にウ
ェブの流れ方向に対しほぼ直角に保持されていることが
特徴である。
ては、長手方向に流れるウェブに対し、斜め下流側に切
断刃を走行させることにより、ウェブを流れ方向に略直
角に切断することが可能である。そしてこの場合、ウェ
ブの流れ速度に対し、切断刃の走行速度を調整し、ある
いは切断刃の走行軌跡を角度調整することによって、ウ
ェブの流れ速度が変わってもウェブを略直角に切断する
ことが可能となる。
本発明の実施の形態を説明する。
示す平面図、図2は同実施形態の走行刃装置を示す断面
図、図3は同走行刃装置の正面図である。
示すように、巻取ロール2に巻取られることによって長
手方向に連続して流れるウェブ3に対し、切断刃4をウ
ェブ3の幅方向(斜めを含む)に走行させて切断するよ
うになっている。なお、図において5はウェブ送りロー
ル、1は巻芯を夫々示している。そして、本発明実施形
態では、上記切断刃4の走行軌跡、すなわちレール7
を、切り終わり側Bが切り始め側Aよりウェブ流れ方向
Lの下流側となる斜め直線状となしている。
に、ここでは回転丸刃からなる切断刃4と、この刃4を
ベルトVを介して回転させる刃回転モータ6と、これら
を乗せるレール7と、レール7に沿って上記切断刃4お
よびモータ6を走行させる刃走行チェーン8と、このチ
ェーン8を駆動する刃走行モータ9とを備えている。な
お、この走行刃装置の下方には、切断刃4が通る溝10
が切られたプレート11が設置されている。また、上記
切断刃4の向きは、ウェブを略直角に切断する点から、
ウェブの流れ方向に対し直角に設定されている。
るためには、ウェブの流れ速度をV1 、切断刃の走行速
度をV2 、ウェブの切断角度をθ1 、切断刃の走行角度
をθ2 、切断刃がウェブの流れ方向に対し直角に走行す
る速度をV2 ′として下記式数1の関係が成り立つ。な
お、この場合θ1 =90°である。 以下余白
角度がウェブの流れ方向Lに直交する方向に対して45
°と決まっているため、切断刃4の走行速度が決まった
ものであっても、ウェブの流れ速度を調整することによ
ってウェブ3を直角に切断することが可能である。しか
し、実際には、種々変更されるウェブ3の流れ速度を主
体とする場合が多いことから、切断刃4の走行速度を可
変として、上記ウェブの流れ速度に対応するようにして
いる。また、同様の理由により、図4に示すように、切
断刃4の走行角度をウェブ3の流れ方向に対し可変とし
て、この走行角度調整単独で、あるいは上記走行速度調
整とともに上記ウェブの流れ速度に対応することが可能
である。
施形態の構造に加え、走行刃装置のレール7の下方にこ
のレール7と一体に設けられた回転プレート12を有し
ている。この回転プレート12はその中心部下方でレー
ル角度調整用モータ13に固定されており、走行刃4の
走行軌跡の角度は、このモータ13によって調整するこ
とが可能である。
断方法および装置においては、長手方向に流れるウェブ
3に対し、斜め下流側に切断刃4を走行させることによ
り、ウェブ3を流れ方向に略直角に切断することが可能
であり、さらにウェブ3の流れ速度に対し、切断刃4の
走行速度を調整し、あるいは切断刃4の走行軌跡を角度
調整することによって、ウェブ3の流れ速度が変わって
もウェブ3を略直角に切断することが可能である。
断刃4は、この実施形態では回転刃を使用しているが、
ヒートナイフ等、その他の切断手段も採用しうる。
向に連続して流れるウェブに対し、刃の向きがウェブの
流れ方向に略直角である切断刃を幅方向に走行させて切
断するに際し、上記切断刃を、その刃の向きをウェブの
流れ方向にほぼ直角に保持させて切り終わり側が切り始
め側よりウェブ流れ方向の斜め下流側となる斜め直線状
に走行させるものであり、刃先がウェブの流れ方向に略
直角の切断刃を長手方向に流れるウェブに対し、斜め下
流側に走行させることにより、ウェブを流れ方向に略直
角方向に切断することが可能であり、さらにウェブの流
れ速度に対し、切断刃の走行速度を調整し、あるいは切
断刃の走行軌跡を角度調整することが可能で、ウェブの
流れ速度が変わってもウェブを略直角に切断しうるとの
顕著な効果を奏するものである。
である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 長手方向に連続して流れるウェブに対
し、刃の向きがウェブの流れ方向に略直角の切断刃を幅
方向に走行させて切断するウェブの切断方法において、
上記切断刃を、その刃の向きをウェブの流れ方向に対し
て略直角方向に保持させた状態で、ウェブの流れ速度に
応じ制御し調整した走行速度で切り終わり側が切り始め
側よりウェブ流れ方向の下流側となる斜め角度の直線状
方向に走行させることを特徴とするウェブ切断方法。 - 【請求項2】 長手方向に連続して流れるウェブに対
し、刃の向きがウェブの流れ方向に略直角の切断刃を幅
方向に走行させてウェブを切断する装置であって、上記
流れるウェブの巾方向一側より他側に向かってレールを
斜設、形成し、前記切断刃を、その刃の向きをウェブの
流れ方向に略直角に保持させた状態のまま該切断刃を前
記レールに沿ってウェブの流れ方向斜め下流側に走行さ
せるようにしたことを特徴とするウェブ切断装置。
Priority Applications (1)
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JP10703498A JP2936262B1 (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | ウェブ切断方法および装置 |
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JPH11292357A JPH11292357A (ja) | 1999-10-26 |
Family
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JP10703498A Expired - Fee Related JP2936262B1 (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | ウェブ切断方法および装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1998
- 1998-04-01 JP JP10703498A patent/JP2936262B1/ja not_active Expired - Fee Related
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