JPH11292357A - ウェブ切断方法および装置 - Google Patents
ウェブ切断方法および装置Info
- Publication number
- JPH11292357A JPH11292357A JP10703498A JP10703498A JPH11292357A JP H11292357 A JPH11292357 A JP H11292357A JP 10703498 A JP10703498 A JP 10703498A JP 10703498 A JP10703498 A JP 10703498A JP H11292357 A JPH11292357 A JP H11292357A
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- JP
- Japan
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- web
- cutting
- blade
- cutting blade
- traveling
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- Winding Of Webs (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 連続して流れ続けるウェブを走行刃によって
切断するに際し、ウェブを流れ方向に対しほぼ直角に切
断する。 【解決手段】 長手方向に連続して流れるウェブ３に対
し、切断刃４を概略幅方向に走行させて切断するに際
し、上記切断刃４の走行軌跡７を、切り終わり側Ｂが切
り始め側Ａよりウェブ流れ方向Ｌの下流側となる斜め直
線状とする。
切断するに際し、ウェブを流れ方向に対しほぼ直角に切
断する。 【解決手段】 長手方向に連続して流れるウェブ３に対
し、切断刃４を概略幅方向に走行させて切断するに際
し、上記切断刃４の走行軌跡７を、切り終わり側Ｂが切
り始め側Ａよりウェブ流れ方向Ｌの下流側となる斜め直
線状とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は巻取り中にウェブを
切断する装置に係り、詳しくは連続的に流れてくるウェ
ブを走行刃によってこの流れ方向にほぼ直角に切断する
ウェブ切断装置に関するものである。
切断する装置に係り、詳しくは連続的に流れてくるウェ
ブを走行刃によってこの流れ方向にほぼ直角に切断する
ウェブ切断装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】フィルム等のウェブの切断は、その巻取
り作業中に、連続的に流れてくるウェブを通常、ギロチ
ン切断する方法によって行われる。このギロチン切断
は、ノコ歯状の押切刃をウェブ幅全体に一気に高速で突
っ込む方式であり、ウェブを流れ方向に対し直角に切断
することができるが、ウェブの厚みや硬さ、流れ速度に
よっては切断ができない場合がある。この場合のウェブ
の切断方法としては、例えば丸刃を高速で回転させ、ウ
ェブの流れ方向に対し直角に横断する方向に走行させる
方法があるが、この走行刃による方法においては、ウェ
ブが流れ続けているために、その切断部の形状は必ず斜
めの角度のついたものとなる。この斜め切りされた部分
は、巻取機で巻芯に巻取ると、巻芯の左右でウェブの巻
取り量が変り、左右均等の巻取りが不可能となったりす
る。また、この斜め切りされた部分は製品として使用で
きないことから、高価なウェブの場合大きなロスとなっ
ている。
り作業中に、連続的に流れてくるウェブを通常、ギロチ
ン切断する方法によって行われる。このギロチン切断
は、ノコ歯状の押切刃をウェブ幅全体に一気に高速で突
っ込む方式であり、ウェブを流れ方向に対し直角に切断
することができるが、ウェブの厚みや硬さ、流れ速度に
よっては切断ができない場合がある。この場合のウェブ
の切断方法としては、例えば丸刃を高速で回転させ、ウ
ェブの流れ方向に対し直角に横断する方向に走行させる
方法があるが、この走行刃による方法においては、ウェ
ブが流れ続けているために、その切断部の形状は必ず斜
めの角度のついたものとなる。この斜め切りされた部分
は、巻取機で巻芯に巻取ると、巻芯の左右でウェブの巻
取り量が変り、左右均等の巻取りが不可能となったりす
る。また、この斜め切りされた部分は製品として使用で
きないことから、高価なウェブの場合大きなロスとなっ
ている。
【０００３】一方、ウェブを走行刃によって流れ方向に
対し直角に切断する方法としては、切断する位置のウェ
ブを一時停止させ、この止まったウェブに対し前記走行
刃を直角に走行させる方法が考えられるが、流れている
ウェブを一時停止させるためには、ウェブを一時貯布す
るアキュムレーターが必要となり、高価な設備投資が必
要となる。
対し直角に切断する方法としては、切断する位置のウェ
ブを一時停止させ、この止まったウェブに対し前記走行
刃を直角に走行させる方法が考えられるが、流れている
ウェブを一時停止させるためには、ウェブを一時貯布す
るアキュムレーターが必要となり、高価な設備投資が必
要となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の如き実
状に対処し、上記走行刃による切断において、ウェブの
流れを通常通り連続させながら、この流れ方向にほぼ直
角にウェブを切断することを目的とするものである。
状に対処し、上記走行刃による切断において、ウェブの
流れを通常通り連続させながら、この流れ方向にほぼ直
角にウェブを切断することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記目的に適
合する本発明のウェブ切断方法は、長手方向に連続して
流れるウェブに対し、切断刃を幅方向に走行させて切断
する方法において、上記切断刃の走行軌跡を、切り終わ
り側が切り始め側よりウェブ流れ方向の下流側となる斜
め角度の直線状となすことを特徴とする。この場合、上
記ウェブの流れ速度に対応して、上記切断刃の走行速度
を調整するようにし、あるいは上記切断刃の走行軌跡を
ウェブ流れ方向に対し角度調整することも好適である。
また、上記切断刃の向きはウェブの流れ方向に対しほぼ
直角であることが好ましい。
合する本発明のウェブ切断方法は、長手方向に連続して
流れるウェブに対し、切断刃を幅方向に走行させて切断
する方法において、上記切断刃の走行軌跡を、切り終わ
り側が切り始め側よりウェブ流れ方向の下流側となる斜
め角度の直線状となすことを特徴とする。この場合、上
記ウェブの流れ速度に対応して、上記切断刃の走行速度
を調整するようにし、あるいは上記切断刃の走行軌跡を
ウェブ流れ方向に対し角度調整することも好適である。
また、上記切断刃の向きはウェブの流れ方向に対しほぼ
直角であることが好ましい。
【０００６】一方、本発明のウェブ切断装置は、長手方
向に連続して流れるウェブに対し、切断刃を幅方向に走
行させてウェブを切断する装置であって、上記流れるウ
ェブの一側より他側に向かって斜設されたレールを形成
し、このレールに沿ってウェブの斜め下流側に上記切断
刃を走行させるようにしたことを特徴とする。この場
合、上記切断刃の走行速度を調整可能とし、あるいは上
記斜設されたレールの角度をウェブ流れ方向に対し調整
可能とすることも好適である。そして、上記切断刃の刃
の向きをウェブの流れ方向に対しほぼ直角に設定するこ
とも好適である。
向に連続して流れるウェブに対し、切断刃を幅方向に走
行させてウェブを切断する装置であって、上記流れるウ
ェブの一側より他側に向かって斜設されたレールを形成
し、このレールに沿ってウェブの斜め下流側に上記切断
刃を走行させるようにしたことを特徴とする。この場
合、上記切断刃の走行速度を調整可能とし、あるいは上
記斜設されたレールの角度をウェブ流れ方向に対し調整
可能とすることも好適である。そして、上記切断刃の刃
の向きをウェブの流れ方向に対しほぼ直角に設定するこ
とも好適である。
【０００７】
【作用】上記本発明のウェブ切断方法および装置におい
ては、長手方向に流れるウェブに対し、斜め下流側に切
断刃を走行させることにより、ウェブを流れ方向に略直
角に切断することが可能である。そしてこの場合、ウェ
ブの流れ速度に対し、切断刃の走行速度を調整し、ある
いは切断刃の走行軌跡を角度調整することによって、ウ
ェブの流れ速度が変わってもウェブを略直角に切断する
ことが可能となる。
ては、長手方向に流れるウェブに対し、斜め下流側に切
断刃を走行させることにより、ウェブを流れ方向に略直
角に切断することが可能である。そしてこの場合、ウェ
ブの流れ速度に対し、切断刃の走行速度を調整し、ある
いは切断刃の走行軌跡を角度調整することによって、ウ
ェブの流れ速度が変わってもウェブを略直角に切断する
ことが可能となる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下さらに添付図面を参照して、
本発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施の形態を説明する。
【０００９】図１は本発明実施形態のウェブ切断装置を
示す平面図、図２は同実施形態の走行刃装置を示す断面
図、図３は同走行刃装置の正面図である。
示す平面図、図２は同実施形態の走行刃装置を示す断面
図、図３は同走行刃装置の正面図である。
【００１０】上記実施形態のウェブ切断装置は、図１に
示すように、巻取ロール２に巻取られることによって長
手方向に連続して流れるウェブ３に対し、切断刃４をウ
ェブ３の幅方向（斜めを含む）に走行させて切断するよ
うになっている。なお、図において５はウェブ送りロー
ル、１は巻芯を夫々示している。そして、本発明実施形
態では、上記切断刃４の走行軌跡、すなわちレール７
を、切り終わり側Ｂが切り始め側Ａよりウェブ流れ方向
Ｌの下流側となる斜め直線状となしている。
示すように、巻取ロール２に巻取られることによって長
手方向に連続して流れるウェブ３に対し、切断刃４をウ
ェブ３の幅方向（斜めを含む）に走行させて切断するよ
うになっている。なお、図において５はウェブ送りロー
ル、１は巻芯を夫々示している。そして、本発明実施形
態では、上記切断刃４の走行軌跡、すなわちレール７
を、切り終わり側Ｂが切り始め側Ａよりウェブ流れ方向
Ｌの下流側となる斜め直線状となしている。
【００１１】この走行刃装置は図２、図３に示すよう
に、ここでは回転丸刃からなる切断刃４と、この刃４を
ベルトＶを介して回転させる刃回転モータ６と、これら
を乗せるレール７と、レール７に沿って上記切断刃４お
よびモータ６を走行させる刃走行チェーン８と、このチ
ェーン８を駆動する刃走行モータ９とを備えている。な
お、この走行刃装置の下方には、切断刃４が通る溝１０
が切られたプレート１１が設置されている。また、上記
切断刃４の向きは、ウェブを略直角に切断する点から、
ウェブの流れ方向に対し直角に設定されている。
に、ここでは回転丸刃からなる切断刃４と、この刃４を
ベルトＶを介して回転させる刃回転モータ６と、これら
を乗せるレール７と、レール７に沿って上記切断刃４お
よびモータ６を走行させる刃走行チェーン８と、このチ
ェーン８を駆動する刃走行モータ９とを備えている。な
お、この走行刃装置の下方には、切断刃４が通る溝１０
が切られたプレート１１が設置されている。また、上記
切断刃４の向きは、ウェブを略直角に切断する点から、
ウェブの流れ方向に対し直角に設定されている。
【００１２】一方、流れているウェブ３を直角に切断す
るためには、ウェブの流れ速度をＶ1 、切断刃の走行速
度をＶ2 、ウェブの切断角度をθ1 、切断刃の走行角度
をθ2 、切断刃がウェブの流れ方向に対し直角に走行す
る速度をＶ2 ′として下記式数１の関係が成り立つ。な
お、この場合θ1 ＝９０°である。 以下余白
るためには、ウェブの流れ速度をＶ1 、切断刃の走行速
度をＶ2 、ウェブの切断角度をθ1 、切断刃の走行角度
をθ2 、切断刃がウェブの流れ方向に対し直角に走行す
る速度をＶ2 ′として下記式数１の関係が成り立つ。な
お、この場合θ1 ＝９０°である。 以下余白
【００１３】
【数１】
【００１４】上記実施形態においては、切断刃４の走行
角度がウェブの流れ方向Ｌに直交する方向に対して４５
°と決まっているため、切断刃４の走行速度が決まった
ものであっても、ウェブの流れ速度を調整することによ
ってウェブ３を直角に切断することが可能である。しか
し、実際には、種々変更されるウェブ３の流れ速度を主
体とする場合が多いことから、切断刃４の走行速度を可
変として、上記ウェブの流れ速度に対応するようにして
いる。また、同様の理由により、図４に示すように、切
断刃４の走行角度をウェブ３の流れ方向に対し可変とし
て、この走行角度調整単独で、あるいは上記走行速度調
整とともに上記ウェブの流れ速度に対応することが可能
である。
角度がウェブの流れ方向Ｌに直交する方向に対して４５
°と決まっているため、切断刃４の走行速度が決まった
ものであっても、ウェブの流れ速度を調整することによ
ってウェブ３を直角に切断することが可能である。しか
し、実際には、種々変更されるウェブ３の流れ速度を主
体とする場合が多いことから、切断刃４の走行速度を可
変として、上記ウェブの流れ速度に対応するようにして
いる。また、同様の理由により、図４に示すように、切
断刃４の走行角度をウェブ３の流れ方向に対し可変とし
て、この走行角度調整単独で、あるいは上記走行速度調
整とともに上記ウェブの流れ速度に対応することが可能
である。
【００１５】なお、図４に示すウェブ切断装置は先の実
施形態の構造に加え、走行刃装置のレール７の下方にこ
のレール７と一体に設けられた回転プレート１２を有し
ている。この回転プレート１２はその中心部下方でレー
ル角度調整用モータ１３に固定されており、走行刃４の
走行軌跡の角度は、このモータ１３によって調整するこ
とが可能である。
施形態の構造に加え、走行刃装置のレール７の下方にこ
のレール７と一体に設けられた回転プレート１２を有し
ている。この回転プレート１２はその中心部下方でレー
ル角度調整用モータ１３に固定されており、走行刃４の
走行軌跡の角度は、このモータ１３によって調整するこ
とが可能である。
【００１６】しかして、上記本発明実施形態のウェブ切
断方法および装置においては、長手方向に流れるウェブ
３に対し、斜め下流側に切断刃４を走行させることによ
り、ウェブ３を流れ方向に略直角に切断することが可能
であり、さらにウェブ３の流れ速度に対し、切断刃４の
走行速度を調整し、あるいは切断刃４の走行軌跡を角度
調整することによって、ウェブ３の流れ速度が変わって
もウェブ３を略直角に切断することが可能である。
断方法および装置においては、長手方向に流れるウェブ
３に対し、斜め下流側に切断刃４を走行させることによ
り、ウェブ３を流れ方向に略直角に切断することが可能
であり、さらにウェブ３の流れ速度に対し、切断刃４の
走行速度を調整し、あるいは切断刃４の走行軌跡を角度
調整することによって、ウェブ３の流れ速度が変わって
もウェブ３を略直角に切断することが可能である。
【００１７】以上、本発明の実施形態を説明したが、ウ
ェブ３の切断部は直角以外に、わざと若干角度をつけて
切断する場合もある。また、切断刃４は、この実施形態
では回転刃を使用しているが、ヒートナイフ等、その他
の切断手段も採用しうる。
ェブ３の切断部は直角以外に、わざと若干角度をつけて
切断する場合もある。また、切断刃４は、この実施形態
では回転刃を使用しているが、ヒートナイフ等、その他
の切断手段も採用しうる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、長手方
向に連続して流れるウェブに対し、切断刃を幅方向に走
行させて切断するに際し、上記切断刃の走行軌跡を、切
り終わり側が切り始め側よりウェブ流れ方向の下流側と
なる斜め直線状となすものであり、長手方向に流れるウ
ェブに対し、斜め下流側に切断刃を走行させることによ
り、ウェブを流れ方向に略直角に切断することが可能で
あり、さらにウェブの流れ速度に対し、切断刃の走行速
度を調整し、あるいは切断刃の走行軌跡を角度調整する
ことによって、ウェブの流れ速度が変わってもウェブを
略直角に切断しうるとの顕著な効果を奏するものであ
る。
向に連続して流れるウェブに対し、切断刃を幅方向に走
行させて切断するに際し、上記切断刃の走行軌跡を、切
り終わり側が切り始め側よりウェブ流れ方向の下流側と
なる斜め直線状となすものであり、長手方向に流れるウ
ェブに対し、斜め下流側に切断刃を走行させることによ
り、ウェブを流れ方向に略直角に切断することが可能で
あり、さらにウェブの流れ速度に対し、切断刃の走行速
度を調整し、あるいは切断刃の走行軌跡を角度調整する
ことによって、ウェブの流れ速度が変わってもウェブを
略直角に切断しうるとの顕著な効果を奏するものであ
る。
【図１】本発明実施形態のウェブ切断装置を示す平面図
である。
である。
【図２】同実施形態の走行刃装置を示す断面図である。
【図３】同走行刃装置の正面図である。
【図４】本発明第２実施形態のウェブ切断装置を示す平
面図である。
面図である。
１ 巻芯 ２ 巻取ロール ３ ウェブ ４ 切断刃 ５ ウェブ送りロール ６ 刃回転モータ ７ レール ８ 刃走行チェーン ９ 刃走行モータ １０ 溝 １１ プレート １２ 回転プレート １３ レール角度調整用モータ Ｌ ウェブ流れ方向 Ｖ ベルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年１月１３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項２】 長手方向に連続して流れるウェブに対
し、刃の向きがウェブの流れ方向に略直角の切断刃を幅
方向に走行させてウェブを切断する装置であって、上記
流れるウェブの巾方向一側より他側に向かってレールを
斜設、形成し、前記切断刃を、その刃の向きをウェブの
流れ方向に略直角に保持させた状態のまま該切断刃を前
記レールに沿ってウェブの流れ方向斜め下流側に走行さ
せるようにしたことを特徴とするウェブ切断装置。
し、刃の向きがウェブの流れ方向に略直角の切断刃を幅
方向に走行させてウェブを切断する装置であって、上記
流れるウェブの巾方向一側より他側に向かってレールを
斜設、形成し、前記切断刃を、その刃の向きをウェブの
流れ方向に略直角に保持させた状態のまま該切断刃を前
記レールに沿ってウェブの流れ方向斜め下流側に走行さ
せるようにしたことを特徴とするウェブ切断装置。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】
【課題を解決する手段】即ち、上記目的に適合する本発
明のウェブ切断方法は、長手方向に連続して流れるウェ
ブに対し、刃の向きがウェブの流れ方向に略直角の切断
刃を巾方向に走行させて切断するにあたり、上記切断刃
を、その刃の向きをウェブの流れ方向に対して略直角方
向に保持させた状態で、ウェブの流れ速度に応じ制御し
調整した走行速度で切り終わり側が切り始め側よりウェ
ブ流れ方向の下流側となる斜め角度の直線状方向に走行
させることを特徴とする。この場合、上記切断刃の走行
軌跡をウェブ流れ方向に対し角度調整することも好適で
ある。また、上記切断刃の向きはウェブの流れ方向に対
しほぼ直角であることが肝要である。
明のウェブ切断方法は、長手方向に連続して流れるウェ
ブに対し、刃の向きがウェブの流れ方向に略直角の切断
刃を巾方向に走行させて切断するにあたり、上記切断刃
を、その刃の向きをウェブの流れ方向に対して略直角方
向に保持させた状態で、ウェブの流れ速度に応じ制御し
調整した走行速度で切り終わり側が切り始め側よりウェ
ブ流れ方向の下流側となる斜め角度の直線状方向に走行
させることを特徴とする。この場合、上記切断刃の走行
軌跡をウェブ流れ方向に対し角度調整することも好適で
ある。また、上記切断刃の向きはウェブの流れ方向に対
しほぼ直角であることが肝要である。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】一方、本発明のウェブ切断装置は、長手方
向に連続して流れるウェブに対し、切断刃を幅方向に走
行させてウェブを切断する装置であって、上記流れるウ
ェブの幅方向一側より他側に向かって斜設されたレール
を形成し、このレールに沿ってウェブの流れ方向斜め下
流側に上記切断刃を走行させるようにしたことを特徴と
する。この場合、上記切断刃の刃の向きはウェブの流れ
方向に対しほぼ直角に設定されていることが肝要であ
り、レールに沿って切断刃が走行中も刃の向きは常にウ
ェブの流れ方向に対しほぼ直角に保持されていることが
特徴である。
向に連続して流れるウェブに対し、切断刃を幅方向に走
行させてウェブを切断する装置であって、上記流れるウ
ェブの幅方向一側より他側に向かって斜設されたレール
を形成し、このレールに沿ってウェブの流れ方向斜め下
流側に上記切断刃を走行させるようにしたことを特徴と
する。この場合、上記切断刃の刃の向きはウェブの流れ
方向に対しほぼ直角に設定されていることが肝要であ
り、レールに沿って切断刃が走行中も刃の向きは常にウ
ェブの流れ方向に対しほぼ直角に保持されていることが
特徴である。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１７
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１７】以上、本発明の実施形態を説明したが、切
断刃４は、この実施形態では回転刃を使用しているが、
ヒートナイフ等、その他の切断手段も採用しうる。
断刃４は、この実施形態では回転刃を使用しているが、
ヒートナイフ等、その他の切断手段も採用しうる。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１８
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、長手方
向に連続して流れるウェブに対し、刃の向きがウェブの
流れ方向に略直角である切断刃を幅方向に走行させて切
断するに際し、上記切断刃を、その刃の向きをウェブの
流れ方向にほぼ直角に保持させて切り終わり側が切り始
め側よりウェブ流れ方向の斜め下流側となる斜め直線状
に走行させるものであり、刃先がウェブの流れ方向に略
直角の切断刃を長手方向に流れるウェブに対し、斜め下
流側に走行させることにより、ウェブを流れ方向に略直
角方向に切断することが可能であり、さらにウェブの流
れ速度に対し、切断刃の走行速度を調整し、あるいは切
断刃の走行軌跡を角度調整することが可能で、ウェブの
流れ速度が変わってもウェブを略直角に切断しうるとの
顕著な効果を奏するものである。
向に連続して流れるウェブに対し、刃の向きがウェブの
流れ方向に略直角である切断刃を幅方向に走行させて切
断するに際し、上記切断刃を、その刃の向きをウェブの
流れ方向にほぼ直角に保持させて切り終わり側が切り始
め側よりウェブ流れ方向の斜め下流側となる斜め直線状
に走行させるものであり、刃先がウェブの流れ方向に略
直角の切断刃を長手方向に流れるウェブに対し、斜め下
流側に走行させることにより、ウェブを流れ方向に略直
角方向に切断することが可能であり、さらにウェブの流
れ速度に対し、切断刃の走行速度を調整し、あるいは切
断刃の走行軌跡を角度調整することが可能で、ウェブの
流れ速度が変わってもウェブを略直角に切断しうるとの
顕著な効果を奏するものである。
Claims (8)
- 【請求項１】 長手方向に連続して流れるウェブに対
し、切断刃を幅方向に走行させて切断するウェブの切断
方法において、上記切断刃の走行軌跡を、切り終わり側
が切り始め側よりウェブ流れ方向の下流側となる斜め角
度の直線状となすことを特徴とするウェブ切断方法。 - 【請求項２】 上記切断刃の走行速度をウェブの流れ速
度に応じ制御し調整する請求項１記載のウェブ切断方
法。 - 【請求項３】 上記切断刃の走行軌跡をウェブの流れ速
度に応じ、ウェブ流れ方向に対し角度調整する請求項１
または２記載のウェブ切断方法。 - 【請求項４】 上記切断刃の刃の向きがウェブの流れ方
向に対しほぼ直角である請求項１、２または３記載のウ
ェブ切断方法。 - 【請求項５】 長手方向に連続して流れるウェブに対
し、切断刃を幅方向に走行させてウェブを切断する装置
であって、上記流れるウェブの一側より他側に向かって
斜設されたレールを形成し、このレールに沿ってウェブ
の斜め下流側に上記切断刃を走行させるようにしたこと
を特徴とするウェブ切断装置。 - 【請求項６】 上記切断刃の走行速度を調整可能とした
請求項５記載のウェブ切断装置。 - 【請求項７】 上記斜設されたレールの角度をウェブ流
れ方向に対し調整可能とした請求項５または６記載のウ
ェブ切断装置。 - 【請求項８】 上記切断刃の向きがウェブの流れ方向に
対しほぼ直角である請求項５、６または７記載のウェブ
切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10703498A JP2936262B1 (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | ウェブ切断方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10703498A JP2936262B1 (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | ウェブ切断方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2936262B1 JP2936262B1 (ja) | 1999-08-23 |
| JPH11292357A true JPH11292357A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14448852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10703498A Expired - Fee Related JP2936262B1 (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | ウェブ切断方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2936262B1 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10306908A1 (de) * | 2003-02-19 | 2004-09-02 | Voith Paper Patent Gmbh | Abtrennverfahren |
| JP2008214070A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Fuji Iron Works Co Ltd | ウエブの切断巻き付け方法 |
| JP2012158095A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Brother Industries Ltd | 印刷装置 |
| CN103342250A (zh) * | 2013-06-26 | 2013-10-09 | 苏州巨康缝制机器人有限公司 | 一种剪切装置 |
| JP2013216053A (ja) * | 2012-04-11 | 2013-10-24 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置 |
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