JPH0469188A - 粘着フィルム等を切断する方法及び装置 - Google Patents

粘着フィルム等を切断する方法及び装置

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JPH0469188A
JPH0469188A JP17757290A JP17757290A JPH0469188A JP H0469188 A JPH0469188 A JP H0469188A JP 17757290 A JP17757290 A JP 17757290A JP 17757290 A JP17757290 A JP 17757290A JP H0469188 A JPH0469188 A JP H0469188A
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JP
Japan
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groove
blade
cutting
adhesive film
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP17757290A
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English (en)
Inventor
Kuniyuki Takei
武井 邦之
Takaharu Yamaguchi
隆治 山口
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Teraoka Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラスチックフィルム、箔、紙、布或いはこ
れらに粘着剤を塗工した粘着フィルム等を巻き戻しなが
ら縦長に切断する方法並びに該方法を実施する装置に関
する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来、家庭用の粘着テープの如く、テープの幅が割合に
広く且つ長さの比較的短い粘着テープを製造する場合に
は、広幅(例えば1m以上)のフィルムに粘着剤を塗布
し、芯上に巻回したものを巻回されたままの状態で切断
刃で所定の幅に輪切り状に切断することが行われていた
ところが、最近電子器機等を自動的に組み立てる場合、
部品を幅の狭い粘着テープ(キャリアーテープ)上に仮
接着して所定の位置まで搬送する方法が行われるように
なり1、しかもこの場合長尺の粘着テープが要求される
ようになって来た。
この場合、長尺の巻回した粘着フィルムを前に説明した
方法で狭い幅に切断することは不可能となってしまった
ため、シアーカット方式、レザーカット方式及びスコア
ーカット方式等積々のスリッティング方式が採用される
ようになってきた。
シアーカット方式は、第4図に示す如く多数の下刃11
・・・が下刃軸12上に設けられ、これに薄い円板状の
上刃13・・・をコイル状バネ14で下刃の一側面に押
し当てて摩擦接触により相互に回転するように構成され
ている。
この場合、上刃の先端は下刃11の切断エツジと接触す
るように通常は手で調整されるが、そのときの感覚によ
り調整された圧力がスプリング14を介して上刃に作用
するようになっており、従って実際の切断位置では切断
時の張力が上刃の先端部に作用する。上刃と下刃の咬合
せ深さは通常経験により1〜2mm程度とされている。
そして、この上刃と下刃の間に粘着フィルム等を通すこ
とにより下刃の間隔lをカット幅として粘着フィルムが
スリットされるが、厚手の粘着フィルムを切断する場合
には、下刃から上刃が離反し浮上って切断が不可能と−
なる場合が多く、特に運転開始時或いは細幅に速いスピ
ードで切断する場合にはこの傾向が顕著となる。
下刃に対する上刃の側圧(押しつける圧力)を増大させ
ることにより上記の問題を少なくすることも可能ではあ
るが、この場合下刃に対して上刃が過度に強圧されると
金属摩擦により発熱し、上刃の摩耗が著しく促進される
結果刃の交換頻度を早めることが必要となり、作業性の
面から問題となっている。
レザーカット方式は、レザーブレードの刃先を粘着フィ
ルムに押し当てて引き裂き切断する方法であるが、この
方法で厚手の粘着フィルムを速い速度で切断する場合に
は刃の横ブレを生じ正確に一定の幅で切断することは不
可能であり、また熱が発止して粘着剤の粒が刃に付着し
、これが粘着テープ面に移行して巻取上大きな障害とな
る。
また、スコアカット方式は、第5図に示す如く、表面を
焼入れ研摩した下刃ロール22に対して上から複数の丸
刃21.21・・・をスプリング或いは空気圧等により
、押圧しながら、粘着フィルム6を下刃ロール22と上
刃ロールとの間に通して切断面を押しつぶしながら切断
する方式であるため、外周を鋭利に研摩された丸刃の刃
先が損傷され易いという欠点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記従来技術における諸問題点を解決する方
法、特に粘着剤を塗布したシートをテープ状に切断(ス
リット)する方法並びに該方法を実施するための装置を
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、 1、 溝を有する固定台又は回転体上の溝に、回転刃の
先端部を溝の側壁に接触することなく回転自在に挿入し
た粘着フィルム等の切断装置の固定台又は回転体上に、
粘着フィルム等を巻戻しながら供給することを特徴とす
る粘着フィルム等を切断する方法。
2、 溝を有する固定台又は回転体上の溝に、回転刃の
先端部を溝の側壁に接触することなく回転自在に挿入し
た粘着フィルム等の切断装置の固定台又は回転体上に、
粘着フィルム等を巻戻しながら供給すると共に、粘着フ
ィルム等の供給速度と刃の周速度が異なるように回転刃
を回転させることを特徴とする粘着フィルム等を切断す
る方法。
3、 固定台又は回転体が単数又は複数の溝を有し、回
転刃が前記溝に対応する数の刃を有する回転刃の先端部
を溝の側壁に接触することなく回転自在に挿入してなる
粘着フィルム等を切断する装置。
である。
以下、図面に基いて本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の粘着フィルムを切断する装置の一例
の正面断面図、第2図は第1図の八−A’線における断
面図を示し、第1図及び第2図において符号1は溝付ロ
ール2に所定の間隔で設けた溝、3は該ロールの回転軸
、4は駆動軸5上に設けた丸刃(上刃)、6は粘着フィ
ルムを示す。なお、第1図においてlは切断される粘着
テープの幅を示す。
多数の溝1を所定の幅ごとに形成した溝付ロール2を回
転自在にロールの回転軸3に懸架する。該溝付きロール
2は上刃である丸刃4の刃先部が該ロール2上に溝1に
回転自在に浸入しうる程度の幅と深さを有している。こ
の溝幅は、粘着フィルムの種類、厚さ、丸刃の形状、刃
の厚さ、刃の回転数により適宜法められるが、粘着フィ
ルムの切断幅が211II11〜5mff1の場合、0
.5ff1m〜1.5 mm程度の幅で設定するとよい
上刃である丸刃4は駆動軸5上に任意の回転数で回転で
きるように固定されており、図示されていない駆動手段
により、丸刃4の外径の大小に応じて回転数を変化させ
たり、粘着フィルムの走行速度に応じて変化せし袷られ
る。また溝付きロール2を軸3上に固定し、粘着テープ
の走行速度に同調して回転せしめるようにしてもよい。
刃の外径が変化しても、切断速度は刃の回転数を変化さ
せることにより任意に調整することができる。
また、丸刃は切断(スリット)する粘着テープの種類に
応じて両刃、片刃の何れかのものを選定することができ
る。また、粘着テープの切断幅を変更するときは、丸刃
を組み替えると共に、溝付きロールを交換するか、もし
くは溝幅に相当するデイスタンスリングを介在させ、こ
のデイスタンスリングを組み替えるようにしてもよい。
粘着フィルム6を切断する際には、第1図及び第2図に
示す如く、溝付きロール2上を矢印(第2図参照)方向
へ一定の張力を保ちながら適度の角度で送り込みながら
、溝1内に丸刃4の刃先部を侵入させた状態で丸刃4を
回転させながら切断する。
この場合刃先部を深く侵入させると粘着フィルムの切断
部が丸刃の側面により溝部に押し込まれ易くなるので、
出来るだけ浅くすることが望ましい。このようにするこ
とにより、粘着テープは刃先部分にしか触れないため、
スムーズな切断が可能となる。
50μ程度の厚さの粘着フィルムを切断する場合、丸刃
の外縁部の速度を粘着フィルムの走行速度よりやや速く
した程度で良好に切断できるが、厚手の粘着フィルムの
場合は丸刃の回転速度をより速くすることにより良い結
果が得られる。
また、極めて薄い粘着フィルムを切断する際には、該フ
ィルムの速度に対し、刃の速度を相対的に遅くすればよ
い。
また、粘着フィルムを切断することにより刃の切れ味が
悪くなると、粘着テープの切断部の形状が悪化するが、
この基金丸刃の回転速度を上げることにより切味を補正
できる。即ち、刃先が多少ギザギザとなっても切断部の
形状が悪化することなく切断可能となる。
一方、第2図の丸刃上に点線で示す矢印の方向に丸刃を
回転せしめる場合、粘着フィルムの走行速度より相対的
に丸刃の外周速度を速くしたのと同じ結果となり、丸刃
の遅い回転速度でも上記と同様な結果ガ得られる。
また、第3図に示すように溝を有するロール(下刃)の
代りに溝を有する固定台2′を用いてもよい。この場合
、粘着テープの背面を固定台に接触しなければならない
のは当然である。
切断(スリット)された粘着テープは通常ミシン糸如く
トラバース巻に巻き取られる。
また、固定台又は回転体上の溝の間隔を異なった間隔と
し、この間隔に対応して異なった間隔の刃を有する回転
刃を用いることにより、同一の原反から異なる幅を有す
るテープを製造す隔を設定し、右半分はテープ幅lが5
mmになるように溝の間隔を設定し、回転刃の刃の間隔
が左半分は1 cm、右半分は5mmのものを用いるこ
とにより同一の原反から幅1 cmのテープと5non
のテープとを製造することができる。
また、原反の幅よりやや狭い間隔で両端に2つの溝を有
する固定台または回転体と、この溝に対応する2枚の刃
を有する回転刃を用いることにより、所定幅の原反の耳
部を切り落すことが可能であり、また耳部の一方のみを
切り落す際には1個の溝を有する固定台又は回転体と1
個の刃を有する回転刃を用いればよい。
また、上記説明においては粘着フィルムの切断について
説明したが、粘着剤の塗布してないプラスチックフィル
ム、金属箔、紙或いは布等を切断することができるのは
当然である。
〔発明の効果コ 以上説明したように、本発明は溝ロール又は固定溝部材
上に形成された溝の空間部に丸刃の刃先部を侵入させ、
該丸刃を駆動回転させることにより、刃部を溝の側壁部
に接触させることなく粘着テープを切断できるので、従
来のシェア一方式のように下刃の側面に丸刃を押圧する
必要がなく、上刃の回転数や回転方向を任意に設定でき
、切断面をきれいに切断することができる。
また、厚手の粘着フィルムを切断する場合や、極めて多
数の刃を並べて同時に切断する場合でも、従来のシェア
一方式におけるように上刃が浮き上って切断が不可能に
なることもない等の優れた効果を奏する。
また、構造が比較的簡単であり、従来のシェア一方式の
ように被切断物によってコイル状スプリング14の線径
を変える必要もなく、切断刃の取換が容易であり、かつ
、薄い刃を使用できるので精度よく切断可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の装置の正面断面図、第2rI!Jは第
1図のA−A’線における断面図、第3図は他の異なる
装置を説明するための側面図、第4rI!J及び第5図
は従来のシェア一方式及びスコア一方式を説明するため
の図面である。 1・・・溝ミ2・・・溝付ロール、2′・・・溝付固定
台、3・・・溝付ロールの回転軸、4・・・丸刃、5・
・・駆動軸、6・・・粘着フィルム 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溝を有する固定台又は回転体上の溝に、回転刃の先
    端部を溝の側壁に接触することなく回転自在に挿入した
    粘着フィルム等の切断装置の、固定台又は回転体上に、
    粘着フィルム等を巻戻しながら供給することを特徴とす
    る粘着フィルム等を切断する方法。 2、溝を有する固定台又は回転体上の溝に、回転刃の先
    端部を溝の側壁に接触することなく回転自在に挿入した
    粘着フィルム等の切断装置の固定台又は回転体上に、粘
    着フィルム等を巻戻しながら供給すると共に、粘着フィ
    ルム等の供給速度と刃の周速度が異なるように回転刃を
    回転させることを特徴とする粘着フィルム等を切断する
    方法。 3、固定台又は回転体が単数又は複数の溝を有し、前記
    溝に対応する数の刃を有する回転刃の先端部を溝の側壁
    に接触することなく回転自在に挿入してなる粘着フィル
    ム等を切断する装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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