JP4671081B2 - 帯状シート分割用スリッター - Google Patents
帯状シート分割用スリッター Download PDFInfo
- Publication number
- JP4671081B2 JP4671081B2 JP2000302264A JP2000302264A JP4671081B2 JP 4671081 B2 JP4671081 B2 JP 4671081B2 JP 2000302264 A JP2000302264 A JP 2000302264A JP 2000302264 A JP2000302264 A JP 2000302264A JP 4671081 B2 JP4671081 B2 JP 4671081B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- blade
- belt
- fixed
- leather
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチックフィルムの帯状シートを複数条に分割して巻取るシート分割巻取装置の帯状シート分割用スリッターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述のような帯状シート分割巻取装置の帯状シート分割用スリッターには、帯状シートをレザーカットするものがある。このレザーカットでは、帯状シートの走行路の所定位置にレザー刃を保持し、そのレザー刃の刃先に向けて帯状シートを走行させて切断する。レザー刃は、例えば市販のカミソリ刃のように、その刃先を刃物素材の刃先部両側面をそれぞれ所定角度で研磨することにより、刃先を断面が二等辺三角形状になるように形成したものである。そしてシート分割巻取装置では帯状シートの分割幅を多様に変えることが必要であるため、レザーカット用のスリッターは、一般に、外周面の全幅にわたり円周方向の溝を所定のピッチで多数形成した溝付きローラと、溝付きローラに平行に設けた支持梁と、支持梁沿いに移動させて所定位置につけることができる、レザー刃支持用の刃物台とを備える。刃物台は、帯状シートの分割位置の変更に応じて所要切断位置につけられ、レザー刃の刃先を溝付きローラの溝に入れた状態で保持する(特公昭59−13414号公報第3図、第4図参照)。
【0003】
レザーカットは薄物プラスチックフィルムのスリットに用いることが多いが、厚みの大きいもののスリットができない。例えば厚さ約0.1ミリメートル以上のプラスチックフィルムのスリットにはシヤカットを用いることが多い。シヤカットでは回転駆動される下刃の刃先に上刃の刃先を噛合わせ、その間で帯状シートを剪断するので、厚い帯状シートを適確にスリットできる。
【0004】
そこで、厚みの多様な帯状シートを取り扱う必要があるシート分割巻取装置では、レザーカットとシヤカットの両方を行えるスリッターを備えたものがある。このスリッターは、溝付きローラに平行に案内ローラを設け、案内ローラと溝付きローラ間のシート走行路を挟んで設けた上側、下側夫々の支持梁と、下側支持梁上を摺動可能であって所要位置につけることができる下刃台と、上側支持梁上を摺動可能であって所要位置につけることができ、下刃と対をなすシヤカット用の上刃を備える上刃台と、下刃台上面に設けたレザーカット用刃台及び当該刃台に設けたレザー刃とを備える(特公昭62−19998号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
最近ではシート分割巻取装置で取り扱う帯状シートの厚みや材質が多様化し要求される巻取品質も多様化している。例えば偏光フィルムでは、巻取ったシートの表面が無傷であることが、その用途上不可欠である。また巻取ロールから巻戻したシートは平面性を保っていることが必要で、中央部分だけでなくエッジ部分まで曲がりがあってはならないので、シート両縁の変形の原因となる図7に示すような巻取ロールRの両端部の耳立ち(ハイエッジ)Reが生じないように巻取ることが不可欠である。また局部的な変形、傷の原因となるゴミがシート表面の付着しないように巻取ることが不可欠である。
【0006】
しかし、上述の従来のスリッターを備えたシート分割巻取装置では、シート巻取中にシート面に傷がついたり、シート面にゴミが付着したり、巻取ロールの両端に耳立ち症状が現れたりする問題が生じていた。
【0007】
上述の問題ついて原因を調べた結果、シート面の傷及びゴミ付着の原因は、スリッターの溝付きロールの溝に貯まる微細なゴミにあることがわかった。即ち、シート切断中に帯状シートが外周を巻掛けて走行するとき、溝にたまっているゴミが飛散して帯状シートに付着し、それが案内ローラ上や巻層間でシート表面を強く押圧したり擦ったりして傷をつける。そこで、シート表面にゴミが付着する問題を解決するには、溝付きローラの溝の内部を清掃することが必要である。
【0008】
しかし、溝付きローラは多数の溝を有し、その溝幅も狭く、それがシート分割巻取装置の内部に組み込まれているので、全ての溝の内部を完全に清掃するのは、多大な時間と労力を要し、非常に面倒な作業となる。また帯状シートが偏光フィルムであるため装置がクリーンルームに設置されている場合には、溝付きロールの清掃は実質的に不可能である。
【0009】
また、巻取ロール両端の耳立ちの原因は、図8のように帯状シートSのシート切断面Seが僅かに変形し、それが何千層、何万層と重なって累積する点にあることがわかった。しかし、ゴミ対策のために溝付きローラを用いない場合、帯状シートをレザーカットしてもシヤカットしても巻取ロールの耳立ち現象が現れることが多く、例えば厚み60ミクロン以下の偏光フィルムの巻取ロールの耳立ちを防ぐことができなかった。
【0010】
本発明は、上述の問題点に鑑み、シート分割巻取装置において、厚みや材質が多種多様な帯状シートを、シート面に傷やゴミをつける原因となる溝付きロールを用いず、しかも巻取ロールの耳立ちの原因等になる切断不良が生じないように、多様な幅に切断できるスリッターを提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、プラスチックフィルムの帯状シートを複数条に分割して巻取るシート分割巻取装置の帯状シート分割用スリッターにおいて、シヤカット用の下刃を備えると共に、回転レザー刃及び固定レザー刃の刃先を別々に受け入れるための一つの細溝を外周面に設けた複数の回転輪と、前記複数の回転輪を、帯状シートの幅方向に個々に位置替え可能に支持すると共に、帯状シート幅方向に平坦な外周面をもつ二つの案内ローラ間に作られる帯状シートの真っ直ぐな走行経路が前記回転輪外周の接線となる位置に支持する回転輪支持装置と、帯状シート幅方向に設けた支持梁沿いに位置を変えることができる複数の上刃用刃物台と、前記回転輪を夫々の外周速度が帯状シート走行速度と同じになるように回転駆動する回転駆動機構とを備え、前記回転輪支持装置は、帯状シートを挟んで前記支持梁の反対側に前記支持梁に平行に設けた支持梁と、該支持梁に固設したレールにスライド可能に装着した各回転輪毎の回転輪支持台と、該回転輪支持台の所定位置に設けた、前記回転輪を装着するための支持軸とからなり、前記上刃用刃物台には、前記シヤカット用の下刃に噛合せる上刃を保持する上刃ホルダーが装着してあると共に、軸体が固設してあり、該軸体には回転レザー刃の保持腕、並びに固定レザー刃の保持腕が夫々回転可能に装着してあり、かつ前記回転レザー刃の保持腕、並びに前記固定レザー刃の保持腕は、前記軸体の先端部に螺着したメネジ部材を回して締めることにより各々一定の姿勢で固定することができ、前記回転レザー刃は前記回転レザー刃の保持腕の先端部に回転自在に装着してあり、前記固定レザー刃は前記固定レザー刃の保持腕の先端部に固定してあることを特徴とする。
【0012】
回転輪は、帯状シートの走行速度と同じ外周速度で回転しながら、その外周面を、直線状に走行する帯状シート表面に僅かに接触させ、その反対側から細溝に入れたレザー刃の刃先を帯状シートが通過する際に、その帯状シートが刃先に押されて逃げないよう、帯状シートの、刃先両脇の刃先に近い部分を支える。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施態様に係る説明図であり、図1(a)はシート分割巻取装置の帯状シート分割用スリッターの概略側面図、図1(b)は図1(a)に示す回転輪の正面図、図2は帯状シート分割用スリッターの一部分を示す平面図である。図1(a)に示す帯状シート分割用スリッター1は、シート分割巻取装置において上流から走行してくる帯状シートSを案内ローラ2、3の間で長手方向に切断することによって複数条に分割するためのスリッターであり、分割した帯状シートSはシート分割巻取装置の巻取部で夫々ロール状に巻取られて巻取ロールRとなる。二つの案内ローラ2及び3は、夫々外周面を帯状シートSの幅方向に平坦に形成してあり、相互間に帯状シートSの真っ直ぐな走行経路を作っている。
【0014】
この帯状シート分割用スリッター1は、各分割位置毎に配置される回転輪4と、回転輪4を支持する回転輪支持装置5と、回転輪4を夫々の外周速度が帯状シート走行速度と同じになるように回転駆動する回転駆動機構6とを備える。
【0015】
回転輪支持装置5は、帯状シートSの幅方向に平行に設けた支持梁7と、支持梁7に固設したレール7aにスライド可能に装着した各回転輪4毎の回転輪支持台8と、回転輪支持台8の所定位置に設けた支持軸9とからなる。支持梁7は帯状シート幅方向の両側に立設したフレーム(図示せず)間に架け渡してあり、支持軸9は、それに回転輪4を装着したとき、回転輪4を、二つの案内ローラ2、3間の帯状シートSの真っ直ぐな走行経路が、その回転輪4の外周の接線となる位置に保持する。回転輪支持台8はレール7a沿いに所要位置に移動したとき、その位置で図示しない公知のクランプ機構によりレール7aに固定することができるようになっている。したがって、回転輪支持装置5は回転輪4を帯状シートSの幅方向に個々に位置替え可能に支持することができる。
【0016】
回転駆動機構6は、案内ローラ2を所要速度で回転駆動するモータ10と、モータ10により伝動装置11、12を介して回転駆動されるラインシャフト13を備え、ラインシャフト13は各回転輪支持台8を貫通しており、回転輪支持台8は夫々ラインシャフト13に対して軸線方向に滑ることができるようになっている。ラインシャフト13の回転は、回転輪支持台8と共に移動できるように各回転輪支持台8に毎に設けた伝動装置14により支持軸9に伝達される。
【0017】
図1(b)に示すように、回転輪4の外周面には回転レザー刃15又は固定レザー刃16の刃先を受け入れるための細溝17を設けている。この回転レザー刃15及び固定レザー刃16の刃厚は0.3ないし0.5ミリメートル程度である。帯状シートがプラスチックフィルムの場合、巻取ロールの耳立ちが生じないように切断するには細溝17の幅を2ミリメートル以下にするのが望ましい。
【0018】
本発明の帯状シート分割用スリッターでは、薄い帯状シートだけでなく、例えば厚み100ミクロンを越えるプラスチックフィルムのようなレザーカットが困難な帯状シートも良好に切断できるようにするために、回転輪4にシヤカッター用の下刃18を備えると共に、この下刃18と噛合わせるシヤカット用の上刃19を準備してある。図1(b)に示す回転輪4は、一端に細溝17の底面となる小径部分を形成した円板20、一端に下刃18を有する下刃円板21、及び円板22とからなり、夫々の中心部には孔を形成してあるので、支持軸9に設けた回転輪装着部分9aの外周に円板20、下刃円板21、円板22を嵌め、ナット23を中心軸6の先端部を螺着して、支持軸に9に形成した鍔部9bとナット23の間で締め付け固定している。また必要に応じて回転体4を、図3に示すように下刃円板21と、外周面に細溝17を形成した円板22とにより構成してもよいし、また図4に示すように、外周面に細溝17を形成した下刃円板21と円板22とにより構成してもよい。また図1(b)に示す円板20を、円板22の右側に、左右反対に向けて取付けたものでもよい。
【0019】
分割位置の変更に応じて位置を変更した回転輪4の細溝17に合わせて回転レザー刃15又は固定レザー刃16を容易に位置付けできるようにするために、この実施態様の場合、図1(a)、図2に示すように、帯状シートSを挟んで支持梁7の反対側に、帯状シート幅方向に平行に設けた支持梁24沿いに位置を変えることができる複数の上刃用刃物台25を備え、各上刃用刃物台25に固設した軸体26に回転可能に、回転レザー刃15の保持腕27、及び固定レザー刃16の保持腕28を装着し、軸体26の先端部に螺着したメネジ部材29を回して締めることにより、各々を一定の姿勢で固定できるようにしている。また回転輪4は下刃18を備え、この下刃18に噛合う上刃19を備えているので、上刃用刃物台25に装着した公知の上刃ホルダー30により上刃19を保持している。各上刃用刃物台25は支持梁24に固設したレール24aに夫々スライド可能に装着してあり、回転輪支持台8と同様に、所要位置に移動したとき、その位置でレール24aに固定することができ、回転レザー刃15は保持腕27の先端部に設けた回転軸27aに装着され回転自在になっている。また固定レザー刃16は保持腕28の先端部に固定してある。
【0020】
帯状シートSを、回転レザー刃15を用いてレザーカットするときは、回転レザー刃15を、分割位置についた回転輪4上の細溝17に対応する位置につけ、保持腕27を旋回させることにより、回転レザー刃15を待機位置から、回転輪4と帯状シートSが接する部分へ進出させて細溝17の中へ固定レザー刃16の刃先を入れ、保持腕27を上刃用刃物台25に固定する。
【0021】
帯状シートSを、固定レザー刃16を用いてレザーカットするときは、固定レザー刃16を、分割位置についた回転輪4上の細溝17に対応する位置につけ、保持腕28を傾けることにより、固定レザー刃16を待機位置から、回転輪4と帯状シートSが接する部分へ進出させて細溝17の中へ固定レザー16の刃先を入れ、保持腕28を上刃用刃物台25に固定する。
【0022】
固定レザー刃16によるレザーカットでは、厚み20ミクロン以下のプラスチックフィルムに対して、巻取ロールの耳立ちを抑える顕著な効果が認められ、良好な切断結果が得られた。また回転レザー刃によるレザーカットでは、厚み20ミクロンから60ミクロン程度のプラスチックフィルムに対して巻取ロールの耳立ちを抑える顕著な効果が認められ、良好な切断結果が得られた。
【0023】
帯状シートSをシヤカットするときは、上刃19を、分割位置についた下刃18の対応位置につけ、上刃ホルダー30により上刃19を待機位置から下刃18を進出させ、回転輪4と帯状シートSの接点付近で上刃19を噛み合わせる。
【0024】
図5及び図6は回転輪支持装置5の他の態様を示す。この回転輪支持装置5は、支持軸31と、この支持軸31の外周にスライド可能かつ支持軸31に対して回転不能に装着した、各回転輪4毎の筒状のホルダー32とからなる。ホルダー32は、支持軸31に設けたキー31aにスライド可能に係合するキー溝をもち、支持軸31上の所要位置につけて止めねじ33で固定することができ、また、その端面にボルト(図示せず)で締め付け固定した締め付け環34により、その外周に嵌めた回転輪4を固く保持できる。支持軸31は帯状シートの全幅にわたってその帯状シート幅方向に平行に伸びており、両端を軸受支持され、回転輪4を回転駆動するための回転駆動機構の回転が一端に伝達されるようになっている。
【0025】
【発明の効果】
本発明では、シヤカット用の下刃を備えると共に、レザー刃の刃先を入れる細溝を外周面に設けた回転輪を、帯状シートの真っ直ぐな走行経路が前記回転輪外周の接線となるように各分割位置ごとに配置して支持し、回転輪の外周速度が帯状シート走行速度と同じになるように回転駆動することと、上刃用刃物台には、シヤカット用の下刃に噛合せる上刃を保持する上刃ホルダーが装着してあると共に、軸体が固設してあり、該軸体には回転レザー刃の保持腕、並びに固定レザー刃の保持腕が夫々回転可能に装着してあり、かつ回転レザー刃の保持腕、並びに固定レザー刃の保持腕は、前記軸体の先端部に螺着したメネジ部材を回して締めることにより各々一定の姿勢で固定することができ、回転レザー刃は回転レザー刃の保持腕の先端部に回転自在に装着してあり、固定レザー刃は固定レザー刃の保持腕の先端部に固定してあることにより、帯状シート表面に傷がついたり切断部が大きく変形したりすることが防止でき、シート分割巻取装置において、厚みや材質が多種多様な帯状シートを良好に、かつ多様な幅にスリットすることができるようになる。またシート全幅にわたり僅かな相互間隔で配置した多数の溝を有する従来の溝付きロールを用いないので、装置が安価になると共に保守が極めて容易になる。そして本発明により、偏光フィルムのようにシート表面の傷、ゴミの付着、シートの変形に関する巻取品質条件が非常に厳しい帯状シートであっても、所要幅に分割巻取りして高品質の巻取ロールを得ることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る説明図であり、(a)はシート分割巻取装置の帯状シート分割用スリッターの側面を示し、(b)は回転輪の正面を示す。
【図2】図1に示す帯状シート分割用スリッターの一部分の平面図である。
【図3】下刃の変更態様に係る説明図である。
【図4】下刃の別の変更態様に係る説明図である。
【図5】回転輪支持装置の別の態様を説明するための概略平面図である。
【図6】図5に示す回転輪のホルダーの正面図である。
【図7】耳立ちを生じた巻取ロールの斜視図である。
【図8】切断不良を生じた帯状シートの切断面の説明図である。
【符号の説明】
S 帯状シート
2 案内ローラ
3 案内ローラ
4 回転輪
5 回転輪支持装置
6 回転駆動機構
7 支持梁
8 回転輪支持台
9 支持軸
10 モータ
15 回転レザー刃
16 固定レザー刃
17 細溝
18 下刃
19 上刃
24 支持梁
25 上刃用刃物台
Claims (2)
- プラスチックフィルムの帯状シートを複数条に分割して巻取るシート分割巻取装置の帯状シート分割用スリッターにおいて、シヤカット用の下刃を備えると共に、回転レザー刃及び固定レザー刃の刃先を別々に受け入れるための一つの細溝を外周面に設けた複数の回転輪と、前記複数の回転輪を、帯状シートの幅方向に個々に位置替え可能に支持すると共に、帯状シート幅方向に平坦な外周面をもつ二つの案内ローラ間に作られる帯状シートの真っ直ぐな走行経路が前記回転輪外周の接線となる位置に支持する回転輪支持装置と、帯状シート幅方向に設けた支持梁沿いに位置を変えることができる複数の上刃用刃物台と、前記回転輪を夫々の外周速度が帯状シート走行速度と同じになるように回転駆動する回転駆動機構とを備え、前記回転輪支持装置は、帯状シートを挟んで前記支持梁の反対側に前記支持梁に平行に設けた支持梁と、該支持梁に固設したレールにスライド可能に装着した各回転輪毎の回転輪支持台と、該回転輪支持台の所定位置に設けた、前記回転輪を装着するための支持軸とからなり、前記上刃用刃物台には、前記シヤカット用の下刃に噛合せる上刃を保持する上刃ホルダーが装着してあると共に、軸体が固設してあり、該軸体には回転レザー刃の保持腕、並びに固定レザー刃の保持腕が夫々回転可能に装着してあり、かつ前記回転レザー刃の保持腕、並びに前記固定レザー刃の保持腕は、前記軸体の先端部に螺着したメネジ部材を回して締めることにより各々一定の姿勢で固定することができ、前記回転レザー刃は前記回転レザー刃の保持腕の先端部に回転自在に装着してあり、前記固定レザー刃は前記固定レザー刃の保持腕の先端部に固定してあることを特徴とする帯状シート分割用スリッター。
- 前記回転輪支持装置の代わりに、帯状シート幅方向に平行に伸びた、回転駆動機構の回転が伝達される支持軸と、この支持軸の外周にスライド可能かつ支持軸に対して回転不能に装着した、回転輪毎の筒状のホルダーとからなる回転輪支持装置を備えることを特徴とする、請求項1に記載の帯状シート分割用スリッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000302264A JP4671081B2 (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 帯状シート分割用スリッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000302264A JP4671081B2 (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 帯状シート分割用スリッター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002103278A JP2002103278A (ja) | 2002-04-09 |
JP4671081B2 true JP4671081B2 (ja) | 2011-04-13 |
Family
ID=18783645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000302264A Expired - Fee Related JP4671081B2 (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 帯状シート分割用スリッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4671081B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4307510B1 (ja) * | 2007-12-27 | 2009-08-05 | 日東電工株式会社 | 光学表示装置の製造システム及び製造方法 |
US8366858B2 (en) | 2007-12-27 | 2013-02-05 | Nitto Denko Corporation | Manufacturing system and manufacturing method for optical display device |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219998B2 (ja) * | 1983-01-31 | 1987-05-01 | Kataoka Kikai Seisakusho Kk | |
JPH0725050B2 (ja) * | 1988-12-02 | 1995-03-22 | 東レ株式会社 | プラスチックフィルム |
JP2000006090A (ja) * | 1998-06-17 | 2000-01-11 | Niwa Tekkosho:Kk | スリッター |
-
2000
- 2000-10-02 JP JP2000302264A patent/JP4671081B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219998B2 (ja) * | 1983-01-31 | 1987-05-01 | Kataoka Kikai Seisakusho Kk | |
JPH0725050B2 (ja) * | 1988-12-02 | 1995-03-22 | 東レ株式会社 | プラスチックフィルム |
JP2000006090A (ja) * | 1998-06-17 | 2000-01-11 | Niwa Tekkosho:Kk | スリッター |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002103278A (ja) | 2002-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2067724A1 (en) | Automatic film winding device, slitting and winding system, and method of producing rolled film | |
AU660231B2 (en) | Disc-shaped knife rotary cutter | |
US9725270B2 (en) | Corrugated edge nip | |
JP5717905B1 (ja) | ラベルシート切断装置 | |
US20090078814A1 (en) | Web Inspection and Repair Machine with Rotary Razor Slitting | |
JP4671081B2 (ja) | 帯状シート分割用スリッター | |
JPS58162453A (ja) | 複数のウエブ状材料供給ロ−ルのためのホルダ | |
JP4270846B2 (ja) | 金属箔スリット加工装置 | |
CN213140848U (zh) | 一种包装胶带的分切复卷一体装置 | |
JP6888658B2 (ja) | 帯状シート切断方法及び帯状シート切断装置 | |
JP2007307655A (ja) | シート切断装置及び切断方法 | |
JP4988149B2 (ja) | フィルムロールのトリミング装置 | |
JP3033627B2 (ja) | 金属条のスリッティング装置 | |
CN220412365U (zh) | 清理结构及铝板生产用自动覆膜分条一体装置 | |
JP3461338B2 (ja) | ダストロールおよびダストロールの切れ目加工装置 | |
EP0604633B1 (en) | A multifunctional machine for the joining calendering, cutting and rewinding of films | |
JP2003226451A (ja) | シート巻取装置 | |
JP2895241B2 (ja) | 帯材を巻取り機内に接着剤なしに装着するための装置 | |
JP2003080490A (ja) | スリッタ | |
KR200223085Y1 (ko) | 슬리터의 원지 권취장치 | |
JP5435776B2 (ja) | カッター装置 | |
JP2005324926A (ja) | シート巻芯係着回転具 | |
JPH0575559B2 (ja) | ||
JP2647536B2 (ja) | 粘着テープ貼付装置 | |
JPH09295297A (ja) | シェアカッター |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070828 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100831 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100909 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101224 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4671081 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |