JP2003226451A - シート巻取装置 - Google Patents

シート巻取装置

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JP2003226451A JP2002028997A JP2002028997A JP2003226451A JP 2003226451 A JP2003226451 A JP 2003226451A JP 2002028997 A JP2002028997 A JP 2002028997A JP 2002028997 A JP2002028997 A JP 2002028997A JP 2003226451 A JP2003226451 A JP 2003226451A
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    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
    • B65H2301/513Modifying electric properties
    • B65H2301/5133Removing electrostatic charge

Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯状シートの巻終わり部分の処理を容易化
し、巻取再開準備時間を短縮して稼動効率の向上を図る
ことのできるシート巻取装置を提供すること。 【解決手段】 帯状シートを回転駆動される巻芯Cで巻
き取る巻芯支持機構2と、前記巻芯Cの周りに巻取られ
た帯状シートにより形成された巻取ロールRの外周に接
触しながら回転するタッチローラ3とを備えたシート巻
取装置であって、前記タッチローラ3と当接離隔自在に
配設されたシート押さえ板23を備えるとともに、前記
タッチローラ3と前記巻取ロールRとの接点より僅かに
上流寄りのタッチローラ外周面に帯状シートを押付けて
仮保持することができるシート仮保持機構21と、前記
シート押さえ板23の前縁部でタッチローラ3上に保持
した帯状シートを、前記タッチローラ外周面の巻取ロー
ルRとの接点より僅かに下流側で幅方向に切断する切断
機構22とを備えたので、帯状シートの巻終わり部分の
処理を容易化し、巻取再開準備時間を短縮して稼動効率
の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、巻芯支持機構に装
着されて回転駆動される巻芯へ帯状シートを導くと共
に、巻芯のまわりに巻取られた帯状シートにより形成さ
れた巻取ロール外周に接触するタッチローラを備えたシ
ート巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシート巻取装置は、巻取開始時に
巻芯支持機構に支持された巻芯とタッチローラとにより
該タッチローラ上の帯状シートを挟圧することができ、
帯状シートの巻取中には、巻芯とタッチローラとの間隔
が巻取ロールの半径の増大に応じて次第に大きくなるよ
うに構成されており、巻取ロールが巻上がると巻取ロー
ルとタッチローラとの間隔を開けることができる。この
種のシート巻取装置では、巻取ロールが巻上がると巻取
り動作を停止し、その巻取ロールとタッチローラとの間
隔を開け、巻取ロールに繋がっている帯状シートをタッ
チローラの下流で切断し、巻芯支持機構から巻取ロール
を取外して代わりに新しい巻芯を装着し、新しい巻芯と
タッチローラとを帯状シートを挟んで接触させ、帯状シ
ートの先端部を新しい巻芯に接着した後、巻取りを再開
する。
【0003】また、特公平7−80597号公報に開示
されたシート巻取装置では、巻上がった巻取ロールに繋
がっている帯状シートを切断すると共に、その切断後に
タッチローラ側に残る帯状シートの先端が上流側の張力
等により上流側へ引戻されてタッチローラ上から抜け落
ちてしまわないように保持するために、タッチローラと
巻取ロールとの接触点から法線方向に所定の距離を隔て
ると共に僅かに巻取ロール寄りに、シート幅方向に伸び
た保持梁を固設し、この保持梁の帯状シートを挟んで反
対側に、待機位置から移動して帯状シートを保持梁に寄
せ掛けて押し付けることができる、シート幅方向に伸び
た寄せ掛け梁を設け、帯状シートを保持梁の下流で幅方
向に切断するための刃物を保持梁沿いに走行可能に設け
られている。このシート巻取装置では保持梁の、寄せ掛
け梁による帯状シート押付け面に両面粘着テープを予め
貼付しておき、巻取ロールに繋がっている帯状シートを
切断するとき、帯状シートを寄せ掛け梁により保持梁に
押し付け、その状態で刃物を走行させる。したがって、
帯状シート切断後、上流側の帯状シート先端部は保持梁
に粘着した状態で保持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
なシート巻取装置では、保持梁は巻取り操作の障害にな
らないようにタッチローラ及び巻取ロールから充分に離
れた位置に設ける必要があるため、タッチローラと巻取
ロールとの接触点から保持梁までの距離は大きくなる。
そして帯状シートは、保持梁に沿って切断されるので、
タッチローラから帯状シート切断位置までの長さが長く
なりすぎる。それゆえ、巻取りを再開するために、巻芯
をタッチローラとを接触させて帯状シート先端を巻芯に
止めるとき、作業者は、上流側の帯状シートの余分にな
った先端部を切除するか、或いは、帯状シートの先端部
を巻芯に接着した後、巻芯をタッチローラから少し浮か
せて回転させることにより、帯状シートの先端の余分な
部分を巻芯に巻付けなければならない。そして、この作
業は手間がかかり、シート巻取装置の稼動率を低下させ
ると云う欠点が存在した。
【0005】また、特公昭63−26053号公報に記
載された分割巻取シート後尾の処理装置のように、タッ
チローラ自体に負圧吸引機構を備えたものも提案されて
いる。ここでは、切断装置で帯状シートを幅方向に切断
した際に、上流側の帯状シートをタッチローラに吸引機
構で吸引保持することにより、帯状シートの後端処理を
効率的に行おうとするものである。しかし、タッチロー
ラに負圧吸引機能をもたせるためには、タッチローラを
中空構造とし、その外周面に多数の吸引孔を設ける必要
があり、その吸引孔が高速で走行中のプラスチックフィ
ルム等の帯状シートに傷や局部的歪みを生じる原因とな
る。
【0006】本発明は上述のような問題点に鑑み、巻上
がった巻取ロールに繋がっている帯状シートを切断した
とき、上流側の帯状シートの先端部が、新しい巻芯への
接着に適した位置に保持されるようにすることにより、
巻取ロールが巻上がってから次の巻取り動作を再開する
までの時間を短縮し、もって稼動効率の高いシート巻取
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、帯状シートを回転駆動さ
れる巻芯で巻き取る巻芯支持機構と、前記巻芯の周りに
巻取られた帯状シートにより形成された巻取ロールの外
周に接触しながら回転するタッチローラとを備えたシー
ト巻取装置であって、前記タッチローラと当接離隔自在
に配設されたシート押さえ板を備えるとともに、前記タ
ッチローラと前記巻取ロールとの接点より僅かに上流寄
りのタッチローラ外周面に帯状シートを押付けて仮保持
することができるシート仮保持機構と、前記シート押さ
え板の前縁部でタッチローラ上に保持した帯状シート
を、前記タッチローラ外周面の巻取ロールとの接点より
僅かに下流側で幅方向に切断する切断機構とを備えたこ
とを特徴としている。
【0008】また、請求項2に記載の発明において、広
幅の帯状シートを複数条の狭幅の帯状シートに分割する
スリッターと、該スリッターにより分割された狭幅の帯
状シートを回転駆動される巻芯で巻き取る巻芯支持機構
と、前記巻芯の周りに巻取られた帯状シートにより形成
された巻取ロールの外周に接触しながら回転するタッチ
ローラとを備えたシート巻取装置であって、前記巻芯支
持機構を複数を配設するとともに、前記タッチローラと
当接離隔自在に配設されたシート押さえ板を備えるとと
もに、前記タッチローラと前記巻取ロールとの接点より
僅かに上流寄りのタッチローラ外周面に帯状シートを押
付けて仮保持することができる前記各巻芯支持機構に夫
々対応するべく配設された複数のシート仮保持機構と、
前記シート押さえ板の前縁部でタッチローラ上に保持し
た帯状シートを、前記タッチローラ外周面の巻取ロール
との接点より僅かに下流側で幅方向に切断するととも
に、前記各巻芯支持機構に夫々対応するように配設され
た複数の切断機構とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項3に記載の発明において、前
記タッチローラは、前記巻取ロール周面へ所定の押圧力
で押し付け可能に支持するタッチローラ支持機構により
保持されると共に、前記タッチローラ支持機構は、前記
タッチローラを巻芯へ押付け可能に前記タッチローラの
両端部を支持する一対の可動支持腕と、この可動支持腕
を支持する帯状シート幅方向に伸びた案内支持梁沿いに
位置替え可能に設けた基台と、前記基台と可動支持腕の
間に設けた、前記タッチローラに所要の押付け力を付与
する押付け力付与機構を有することを特徴とする。
【0010】また、請求項4に記載の発明において、前
記シート仮保持機構は、前記シート押さえ板を保持する
と共に、前記広幅の帯状シートの全幅に亘って延設され
た保持バーと、前記保持バーの両端近傍を支持する可動
支持体と、前記シート押さえ板の前縁部が前記タッチロ
ーラと巻取ロールの接触点より僅かに上流のタッチロー
ラ外周面を押圧するべく前記可動支持体を移動させる進
退駆動機構とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、請求項5に記載の発明において、前
記切断機構は、前記保持バーに取り付けられたことを特
徴とする。
【0012】また、請求項6に記載の発明において、前
記シート仮保持機構は、シート押さえ板を駆動する直動
型アクチュエータを前記タッチローラの両端を支持する
可動支持腕を支える基台に備え、前記直動型アクチュエ
ータによって前記シート押さえ板を前記タッチローラ外
周面に帯状シートを押付けて仮保持することを特徴とす
る。
【0013】また、請求項7に記載の発明において、前
記シート押さえ板は、前記保持バーの長手方向に並んだ
複数の薄板部材から構成されたことを特徴とする。
【0014】また、請求項8に記載の発明において、前
記シート押さえ板は、複数のスリットを有することを特
徴とする。
【0015】また、請求項9に記載の発明において、前
記シート仮保持機構は、シート押さえ板を保持する旋回
腕と、前記旋回腕を回動させて前記シート押さえ板の前
縁部が前記タッチローラと巻取ロールとの接触点より僅
かに上流を押圧可能に駆動する回転駆動機構とを備えた
ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態を示す図面に
基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係
るシート巻取装置の正面図、図2は図1に示すA−A線
断面図、図3は本発明のシート巻取装置の概略平面図で
ある。
【0017】ここで、シート巻取装置は広幅の帯状シー
トS0 を複数条の狭幅の帯状シートSに分割するスリッ
ター1と、このスリッター1により分割された狭幅の帯
状シートSを回転駆動される巻芯Cで巻き取る巻芯支持機
構2と、前記巻芯Cの周りに巻取られた帯状シートによ
り形成された巻取ロールRの外周に接触しながら回転す
るタッチローラ3とを備えており、前記巻芯支持機構2
を複数を配設するとともに、前記タッチローラ3と当接
離隔自在に配設されたシート押さえ板23を備え、前記
タッチローラ3と前記巻取ロールRとの接点より僅かに
上流寄りのタッチローラ外周面に帯状シートSを押付け
て仮保持することができる前記各巻芯支持機構2に夫々
対応するべく配設された複数のシート仮保持機構21
と、前記シート押さえ板23の前縁部でタッチローラ3
上に保持した帯状シートを、前記タッチローラ外周面の
巻取ロールRとの接点より僅かに下流側で幅方向に切断
するとともに、前記各巻芯支持機構2に夫々対応するよ
うに配設された複数の切断機構22とを備えている。
【0018】また、シート巻取装置は、複数の切断刃1
aを有するスリッター1により分割された狭幅の帯状シ
ートSを交互に振り分けることができるように帯状シー
トの幅方向に前後(図2では左右)に並ぶ巻芯支持機構
2と、振り分けた狭幅の帯状シートSを、巻芯支持機構
2に装着した巻芯Cへ導くと共に、巻芯Cのまわりに巻
き取られた狭幅の帯状シートSの巻取ロールRに接触す
るタッチローラ3とを備えている。
【0019】広幅の帯状シートS0の幅方向における両
側にはフレーム4、4が配設してあり、この一対のフレ
ーム4、4の間に、図示しない原反ロールから巻戻され
た広幅の帯状シートS0をスリッター1へ移送するガイ
ドローラ5、6、7並びに溝付きガイドローラ8、及び
スリッター1により分割され振分けられた狭幅の帯状シ
ートSを前後のタッチローラ3へ導くガイドローラ9、
10が設けてある。スリッター1では、帯状シート分割
幅を変更可能にするために、切断刃1aを個々に保持す
る複数のホルダー1bを、フレーム4、4の間に渡し設
けた案内支持梁11に、夫々帯状シート幅方向に平行に
スライド可能に装着し、所要位置で案内支持梁11に固
定できるよう構成されている。
【0020】前後の巻芯支持機構2は、互いに向き合う
ように配置されており、夫々各巻芯C毎に一対になる巻
取アーム12と、巻芯Cを一対の巻取アーム12の間に
回転可能かつ着脱可能に保持するための各々一対になる
巻芯チヤック13と、巻取アーム12を支持する巻取基
台14とを備え、振分けられた帯状シートS毎の巻芯C
を各一対の巻芯チャック13に装着することにより帯状
シート幅方向に平行な中心軸線上に一列に並べて支持す
ることができるようになっている。また、帯状シート分
割幅の変更に伴う多様な幅の帯状シートSを巻取るため
の巻芯を支持可能にするために、巻取アーム12を巻取
基台14に帯状シート幅方向にスライド可能に装着し、
所要位置で巻取基台14に固定できるよう構成されてい
る。
【0021】巻芯チヤック13は、各一対の巻取アーム
12の先端部に対向するように設けてあり、その先端部
を巻芯Cの両端の中空部に嵌めた状態で巻芯Cを保持す
る。巻芯チャック13に装着した巻芯Cを、図2の矢印
Xで示す方向に回転駆動することができるようにするた
めに、対をなす巻取アーム12の少なくとも片方に、巻
取モータ15及びこの巻取モータ15の回転を巻芯チヤ
ック13に伝達する、図示しない伝動装置を備え、この
伝動装置から回転を伝達される巻芯チャック13は先端
部に巻芯Cを固定して保持することができるよう構成さ
れている。
【0022】タッチローラ3は、狭幅の帯状シートS毎
に備えられており、振り分けた狭幅の帯状シートSに対
応するように、前後の巻芯支持機構2に沿って、巻芯支
持機構2毎に帯状シート幅方向に一列状に配置し、各々
タッチローラ支持装置16により支持してある。タッチ
ローラ3を備えるシート巻取装置では、巻取ロールRの
半径増大に応じてタッチローラ3と巻芯Cとの間隔を増
大させる必要があり、この実施例の場合、タッチローラ
3を概略一定の位置に保持するので、巻芯Cを巻取ロー
ルの半径増大に応じて後退させる必要がある。そこで、
前後の巻芯支持機構2の各巻取基台14を、夫々帯状シ
ート幅方向かつ水平方向に設けたレール17にスライド
可能に装着し、巻取基台14にナット18を固設し、こ
のナット18に螺合するネジ棒19を、巻取ロールRの
半径の増大に応じてモータ20により回転駆動するよう
構成されている。
【0023】また新しい巻芯Cをタッチローラ3へ向け
て前進させることができるようにするために、モータ2
0は正転逆転可能なものを用いている。前側の巻芯支持
機構2に装着した巻芯Cは、モータ20によりネジ棒1
9を回転駆動することで、図2の左半分に2点鎖線で示
すように、タッチローラ3と接触する巻取開始位置と、
タッチローラ3と巻取ロールRとの間が開く巻取ロール
切り離し位置とに移動することができる。また後側の巻
芯支持機構2に装着した巻芯Cも後側のタッチローラ3
に対して前側と同様に移動することができる。
【0024】このシート巻取装置では、巻芯Cへの帯状
シートSの巻取量が所定量に達して巻取ロールRが巻き
上がったとき、巻取ロールRに繋がっている帯状シート
Sをタッチローラ3の外周面に押付けて仮保持するため
のシート仮保持機構21を、前後の巻芯支持機構2に夫
々対応ように配設し、前後のシート仮保持機構21によ
り仮保持した帯状シートSを、タッチローラ3と巻取ロ
ールRの接点より僅かに下流側で幅方向に切断するため
の切断装置22を、前後の巻芯支持機構2に夫々対応す
るように配設している。
【0025】図4は、本発明のシート巻取装置のシート
仮保持機構及び切断機構の一部を示す概略正面図、図5
は、シート仮保持機構が帯状シートを仮保持した状態を
示す側面図、図6は、シート仮保持機構が帯状シートを
仮保持した状態で切断した状態を示す説明図である。
【0026】ここで、前側のシート仮保持機構21は、
夫々帯状シートSをタッチローラ3の外周面に押さえ付
けるためのシート押さえ板23と、このシート押さえ板
23を保持してシート保持位置と退避位置とに移動させ
ることができる前側のシート押さえ板保持移動機構24
とから構成されている。前側のシート押さえ板保持移動
機構24は、シート押さえ板23をその前縁がタッチロ
ーラ3と巻取ロールRとの谷間へ向けて突き出た状態で
保持する、広幅の帯状シートS0の全幅にわたって伸び
た保持バー25と、保持バー25の両端付近を支持する
左右の可動支持体26と、左右の可動支持体26を進退
させる進退駆動機構27とを備えている。
【0027】保持バー25はシート押さえ板23をボル
ト25aにより固着して保持しており、左右の可動支持
体26は、一対のレール28にスライド可能に装着して
あり、進退駆動機構27は、可動支持体26に固設した
ナット29に螺合するネジ棒30と、ネジ棒30を正転
逆転両方向に選択的に回転駆動するためのモータ31と
からなる。一対のレール28は、シート押さえ板23が
突き出た方向の近似方向に伸びており、モータ31によ
りネジ棒30を回転駆動して可動支持体26を前進さ
せ、保持バー25上のシート押さえ板23をシート保持
位置に進出させたとき、シート押さえ板23の前縁部
が、図6に示すようにタッチローラ3と巻取口ールRと
の接点P1より僅かに上流寄りのタッチローラ3の外周
面を押圧した状態となるように可動支持体26を案内す
ることができる。
【0028】前側の切断装置22は、保持バー25の一
端付近の待機位置と他の一端付近の前進位置との間を保
持バー25に沿って往復移動することができる走行ホル
ダー32と、この走行ホルダー32に装着した刃物33
とを備える。刃物33は、走行ホルダー32が待機位置
にある状態で、図5に示すように保持バー25と共にシ
ート押さえ板23がシート保持位置に進出したとき、巻
取口ールRに繋がる帯状シートSの、タッチローラ3と
巻取ロールRとの接点P1より僅かに下流側であって帯
状シートSの幅方向の外側に位置し、その刃先が帯状シ
ートSに向くように走行ホルダー32に装着してある。
【0029】走行ホルダー32は、保持バー25に固設
したレール34に装着した可動体35によって保持し、
可動体35の前部と後部は、保持バー25の両端付近に
配置したプーリ36、プーリ37にループ状に掛けたベ
ルト38の一端と他の一端に連結してあり、一方のプー
リ36は、保持バー25に設けた、正転逆転可能な切断
用モータ39により回転駆動することができるよう構成
されている。前後のタッチローラ支持装置16は、タッ
チローラ3を巻芯Cへ押付け可能にそのタッチローラ3
の両端部を支持する一対の可動支持腕40と、この可動
支持腕40を支持する基台41と、基台41に設けた、
可動支持腕40を付勢してタッチローラ3に押付けカを
付与するための押付け力付与機構である流体圧シリンダ
装置42とからなる。
【0030】基台41は、可動支持腕40をピン41a
により揺動可能に支持している。また、帯状シート幅方
向に伸びた案内支持梁43沿いに位置替え可能に設けて
あり、帯状シート分割幅の変更に伴いタッチローラの交
換や位置の変更が必要になったとき、タッチローラ3の
端部を可動支持腕40により支持できるように、案内支
持梁43沿いに移動されて所要位置に固定される。
【0031】図7は、本発明のシート巻取装置の一部を
省略して示した概略正面図、図8は、後側のシート仮保
持機構が帯状シートを仮保持した状態を示す側面図であ
る。
【0032】図7は、後側のシート仮保持機構及び切断
装置の概略正面図、図8はシート仮保持機構が帯状シー
トを仮保持した状態を示す側面図である。ここで、後側
のシート仮保持機構21は、夫々帯状シートSをタッチ
ローラ3の外周面に押さえ付けるためのシート押さえ板
23と、シート押さえ板23を保持してシート保持位置
と退避位置とに移動させることができるシート押さえ板
保持移動機構24とからなり、後側のシート押さえ板保
持移動機構24では、シート押さえ板23をタッチロー
ラ支持装置16沿いの小さい空間に保持するために、細
長い棒部材からなる保持バー25を備え、保持バー25
の中間部分を支持してその携みを小さくするために、保
持バー25に対して長手方向に移動可能に係合する保持
部44をピストンロッド45aの先端部に持つ、基台4
1に設けた流体圧シリンダ装置45を備えている。
【0033】流体圧シリンダ装置45は各々のタッチロ
ーラ支持装置16の一対の基台41の片方に夫々設けて
あり、ピストンロッド45aをシート押さえ板23の進
退方向に向けてシリンダ本体45bをブラケット45c
を介して基台41に固着しているので、シート押さえ板
23がシート保持位置と退避位置とに移動するように保
持バー25を支持できる。
【0034】保持部44は支持体44aに設けた上下一
対のローラ44bからなり、上下の一対のローラ44b
の外周面の一部を、保持バー25の外周面の上下2箇所
に長手方向に形成した溝に挿入してあるので、流体圧シ
リンダ装置45は基台41と共に移動しても保持バー2
5を脱落させることなく支持できる。
【0035】なお、本発明では必要に応じて流体圧シリ
ンダ装置45を一つのタッチローラ支持装置16の基台
41に設けてもよい。また流体圧シリンダ装置45に替
え、モータにより駆動される公知のねじジヤッキを直動
型のアクチュエータとして用いてもよい。
【0036】後側のシート押さえ板保持移動機構24
は、更に保持バー25の両端付近を支持する左右の可動
支持体46と、左右の可動支持体46を進退させる流体
圧シリンダ装置47とを備えている。左右の可動支持体
46はフレーム4、4に設けた一対のレール48にスラ
イド可能に装着してある。後側の切断装置22は、待機
位置と切断位置とへ移動することができる切断用バー4
9と、切断用バー49の一端付近の待機位置と他の一端
付近の前進位置との間を切断用バー49に沿って往復移
動することができる走行ホルダー32と、この走行ホル
ダー32に装着した刃物33とを備えている。
【0037】切断用バー49は、前側のシート保持バー
25と同様に、両端付近を可動支持体50で支持し、進
退駆動機構51により、フレーム4に固設したレール5
2に沿ってにより、図2に示す位置から図8に示す位置
に進出、後退させることができるよう構成されている。
【0038】次に、以上のように構成されたシート巻取
装置の動作について説明する。図2において、広幅の帯
状シートS0をスリッター1へ移送しながら、スリッタ
ー1により複数の狭幅の帯状シートSに分割して前後の
巻芯支持機構2に各々装着した巻芯Cへ振分け、巻取モ
ータ15により回転駆動される巻芯Cのまわりにタッチ
ローラ3を経て巻取る。なおスリッター1により分割さ
れた広幅帯状シートS0の両耳Saは図示しない別の巻
取装置へ送って巻取る。
【0039】巻取ロールRが巻き上がると巻取り操作を
停止し、前後の巻芯支持機構2を、モータ20を作動さ
せて更に後退させることにより、図5、図8に示すよう
にタッチローラ3と巻取ロールRとの間を開け、シート
仮保持機構21により、巻取ロールRに繋がっている帯
状シートSをタッチローラ3上に仮保持し、その状態で
切断装置22により、タッチローラ3の下流で切断す
る。
【0040】巻取中、前後のシート仮保持機構21のシ
ート押さえ板23は図1に示すように退避位置につき、
前側の切断装置22の刃物33は図4に示すように保持
バー25上において後退位置につき、後側の切断装置2
2の刃物33は図7に示すように切断用バー49上にお
いて後退位置についている。
【0041】前側のシート仮保持機構21により帯状シ
ートSを仮保持するには、モータ31を作動させて保持
バー25を下降させ、図6に示すようにシート押さえ板
23をシート保持位置に進出させる。そうすると、シー
ト押さえ板23は、その前縁部で帯状シートSをタッチ
ローラ3と巻取ロールRとの接点P1より僅かに上流寄
りのタッチローラ3の外周面に押付けて保持する。この
とき、この実施例の場合シート押さえ板23は、鋼板又
はプラスチック板等の薄い板を用いているため、少し撓
んで帯状シートSを弾力的に押圧することができ、多少
の取付け誤差や加工誤差等があっても確実に帯状シート
を保持することができる。
【0042】前側の切断装置22により帯状シートSを
切断するには、シート押さえ板23で帯状シートSを保
持した状態で、切断用モータ39を作動させて走行ホル
ダー32と共に刃物33を前進位置まで移動し、その
後、切断用モータ39を逆方向に作動させて刃物33待
機位置に復帰させる。
【0043】後側のシート仮保持機構21により帯状シ
ートSを仮保持するには、流体圧シリンダ装置45及び
流体圧シリンダ装置47を作動させて、図8に示すよう
に保持バー25と共にシート押さえ板23をシート保持
位置に進出させる。
【0044】後側の切断装置22により帯状シートSを
切断するには、進退駆動機構51により切断用バー49
を図8に示す前進位置まで下降させ、モータ39を作動
させて走行ホルダー32と共に刃物33を待機位置と前
進位置との間を往復動させる。後側の帯状シートSの切
断後は、切断用バー49を図1に示す待機位置まで上昇
させる。
【0045】帯状シートSの切断が終わると前後の巻芯
支持機構2から巻取ロールRを取外して代わりに新しい
巻芯Cを装着し、新しい巻芯Cを巻取開始位置につけ
る。その前に、図6に鎖線で示すように新しい巻芯Cの
タッチローラ3と対向する部分に両面粘着テープ等の接
着材Tを付与しておくと、巻芯Cが巻取開始位置につい
たとき、タッチローラ3上に保持されている帯状シート
Sの先端部が接着材Tによって巻芯Cに接着される。そ
の後、前後のシート押さえ板23を退避位置に後退さ
せ、巻取りを再開する。
【0046】巻芯支持機構2沿いに一列状に並ぶ複数の
タッチローラ3が本来の共通の中心軸線上から多少外れ
て支持される場合やシート押さえ板23の取り付け誤差
が大きい場合には、確実に帯状シート先端部を保持でき
るようにするためにシート押さえ板23を、保持バー2
5の長手方向に並べて保持した多数の板部材で構成する
とよい。また、多数の薄板部材で構成する代わりに、前
縁から後縁に向けて形成した、帯状シート幅方向に並ぶ
多数のスリットを有する板部材により構成してもよい。
板部材としては例えば比例限度の大きい鋼板を用いる。
【0047】以上のように構成した場合、巻上がった巻
取ロールに繋がっている帯状シートを、巻芯上に巻付け
るのに都合のよい長さとなるように帯状シート幅方向に
切断すると共に、切断された上流側の帯状シートを、そ
の先端部分がタッチローラ外周面の、巻取ロールとの接
点に被さるように保持することができる。したがって、
従来のシート巻取装置においてタッチローラ側に残った
帯状シートの先端部を新しい巻芯上に止めるときに手間
がかかっていた、帯状シートの余分な先端部分の切除作
業が不要になり、巻取再開準備時間が短縮され、シート
巻取装置の稼動率が向上する。
【0048】また、新しい巻芯を巻芯支持機構に装着し
てタッチローラと接触させると、上流側の帯状シートの
先端部を巻芯に接着できる状態になる。更に、帯状シー
トの切断、帯状シートの切断端の巻芯への接着作業が作
業者の個人差に関系なく適正かつ確実に行うことができ
るようになり、帯状シート切断端の新しい巻芯への接着
作業の不良に起因する歩留低下も防ぐことができる。
【0049】新しい巻芯の外周面の、少なくともタッチ
ローラとの接点に、予め接着材をつけておき、この新し
い巻芯を巻芯支持機構に装着すれば、新しい巻芯を巻取
開始位置につけたとき、タッチローラ上に準備された帯
状シートの先端部が前記接点上で巻芯に押圧されて自動
的に接着する。また、稼動率を一層向上させることがで
きると共に、巻取再開準備作業を完全自動化する道が開
ける。
【0050】図9は、本発明の第2の態様に係るシート
仮保持機構を示す側面図である。ここで、第1の実施例
と同一部分については、同一符号を付して説明を省略す
る。本実施の形態において、タッチローラ3を支持する
可動支持腕40と干渉しないようにするために、可動支
持腕40の下方に保持バー25を配設している。そして
保持バー25の移動距離を小さくするために、シート押
さえ板23と保持バー25の間には、シート押さえ板2
3より剛性が大きい板状の腕部材53を備える。腕部材
53の先端部にシート押さえ板23の後縁部を固着し、
腕部材53の後端部を保持バー25に固着し、保持バー
25の両端部を、フレーム4に設けたレール48沿いに
移動可能な可動支持体46により支持し、可動支持体4
6を流体圧シリンダ装置47により進退駆動することが
できるよう構成されている。
【0051】以上のように構成した場合、タッチローラ
3を支持する可動支持腕40とシート押さえ板23を支
える保持バー25とが独立して配設されているために、
相互に干渉する虞がない。
【0052】図10は、本発明の第3の態様に係るシー
ト仮保持機構を示す概略側面図、図11は、本発明の第
3の態様に係るシート仮保持機構の一部を省略して示し
た平面図である。
【0053】このシート巻取装置では、図示しない広幅
の帯状シート移送用のガイドローラを支持する一対のフ
レーム4によりタッチローラ3を固定位置に支持してい
る。シート仮保持機構21は、シート押さえ板23を保
持する、タッチローラ3に平行な軸線を中心に揺動可能
な旋回腕55を備えている。旋回腕55は回動軸56に
固設し、回動軸56は両端部をフレーム4によって回転
可能に支持し、回動軸56の両端部付近に設けたレバー
57を流体圧シリンダ装置47により押し引きして、旋
回腕55の自由端に固着したシート押さえ板23を図1
0に鎖線で示す退避位置と実線で示すシート保持位置に
移動することができるよう構成されている。
【0054】また、巻取中に巻芯Cをタッチローラ3へ
所要の押圧カで押付け可能にするために、巻芯支持機構
2は、巻取アーム12を巻芯チャック13を設けた揺動
腕部12aと、揺動腕部12aをピン12bで支持する
基部12cとにより構成し、タッチローラ3と揺動腕部
12aとの間に設けた流体圧シリンダ装置12dにより
揺動腕部12aに回動力を付与することができるよう構
成されている。巻取アーム12の基部12cは巻取基台
14に装着してあり、巻取ロールRの半径増大に従い巻
芯Cとタッチローラ3の間を開けることができるように
するために、巻取基台14をフレーム4上にスライド可
能に設けて、図示しない駆動機構により駆動できるよう
構成されている。
【0055】本発明では必要に応じてに実施態様は多様
に変化し得る。例えばシート巻取装置は、巻芯支持機構
を上下に並べて設けたもの、複数の巻芯を共通の巻軸で
貫通して保持すると共に、その巻軸を両端部を支持する
ことができる巻芯支持機構を備えるもの、巻芯支持機構
を一つのみ備えるもの、或いはスリッターを備えないも
のでもよく、また、巻取ロールの半径増大に応じてタッ
チローラと巻芯の間隔を開けることができるようにする
ために、巻芯支持機構を帯状シート幅方向に平行な軸線
を中心に回動可能に設けたもの、巻芯支持機構の巻取ア
ームを、巻取基台に対してタッチローラに平行な軸線を
中心に旋回可能、又はスライド可能に設けたもの、巻芯
を固定位置に支持してタッチローラを巻芯から後退させ
るようにしたもの等であってもよい。
【0056】また切断装置は、刃物を帯状シート幅方向
に走行させて切断するものに限らず、刃物を帯状シート
表面に向けて進出させて切断するもの、帯状シートがプ
ラスチックフィルムの場合には、それを溶断するため
に、刃物に替えて、帯状シート幅方向に張設した電熱線
を用いたものであってもよい。
【0057】以上のように構成した場合、スペースの有
効利用を図ることができる。また、巻上がった巻取ロー
ルに繋がっている帯状シートを、巻芯上に巻付けるのに
都合のよい長さとなるように帯状シート幅方向に切断す
ると共に、切断された上流側の帯状シートを、その先端
部分がタッチローラ外周面の、巻取ロールとの接点に被
さるように保持することができる。
【0058】
【発明の効果】この発明は上記した構成からなるので、
以下に説明するような効果を奏することができる。
【0059】請求項1に記載の発明では、帯状シートを
回転駆動される巻芯で巻き取る巻芯支持機構と、前記巻
芯の周りに巻取られた帯状シートにより形成された巻取
ロールの外周に接触しながら回転するタッチローラとを
備えたシート巻取装置であって、前記タッチローラと当
接離隔自在に配設されたシート押さえ板を備えるととも
に、前記タッチローラと前記巻取ロールとの接点より僅
かに上流寄りのタッチローラ外周面に帯状シートを押付
けて仮保持することができるシート仮保持機構と、前記
シート押さえ板の前縁部でタッチローラ上に保持した帯
状シートを、前記タッチローラ外周面の巻取ロールとの
接点より僅かに下流側で幅方向に切断する切断機構とを
備えたので、巻上がった巻取ロールに繋がっている帯状
シートを、巻芯上に巻付けるのに都合のよい長さとなる
ように帯状シート幅方向に切断すると共に、切断された
上流側の帯状シートを、その先端部分がタッチローラ外
周面の、巻取ロールとの接点に被さるように保持するこ
とができる。
【0060】それゆえ、新しい巻芯を巻芯支持機構に装
着してタッチローラと接触させると、上流側の帯状シー
トの先端部を巻芯に接着できる状態になり、帯状シート
の先端部を巻芯に接着する作業が容易となり、接着作業
の不良に起因する歩留低下も防ぐことができる。
【0061】また、請求項2に記載の発明では、前記広
幅の帯状シートを複数条の狭幅の帯状シートに分割する
スリッターと、該スリッターにより分割された狭幅の帯
状シートを回転駆動される巻芯で巻き取る巻芯支持機構
と、前記巻芯の周りに巻取られた帯状シートにより形成
された巻取ロールの外周に接触しながら回転するタッチ
ローラとを備えたシート巻取装置であって、前記巻芯支
持機構を複数を配設するとともに、前記タッチローラと
当接離隔自在に配設されたシート押さえ板を備えるとと
もに、前記タッチローラと前記巻取ロールとの接点より
僅かに上流寄りのタッチローラ外周面に帯状シートを押
付けて仮保持することができる前記各巻芯支持機構に夫
々対応するべく配設された複数のシート仮保持機構と、
前記シート押さえ板の前縁部でタッチローラ上に保持し
た帯状シートを、前記タッチローラ外周面の巻取ロール
との接点より僅かに下流側で幅方向に切断するととも
に、前記各巻芯支持機構に夫々対応するように配設され
た複数の切断機構とを備えたので、細幅の帯状シートを
振り分けることにより、巻芯支持の充分な機械的強度を
得ることができる。
【0062】また、請求項3に記載の発明では、請求項
2に記載の発明に加えて、前記タッチローラは、前記巻
取ロール周面へ所定の押圧力で押し付け可能に支持する
タッチローラ支持機構により保持されると共に、前記タ
ッチローラ支持機構は、前記タッチローラを巻芯へ押付
け可能に前記タッチローラの両端部を支持する一対の可
動支持腕と、この可動支持腕を支持する帯状シート幅方
向に伸びた案内支持梁沿いに位置替え可能に設けた基台
と、前記基台と可動支持腕の間に設けた、前記タッチロ
ーラに所要の押付け力を付与する押付け力付与機構を有
するので、帯状シートを巻芯に巻取る際に積層される帯
状シート間に巻き込まれる空気量を制限し、巻取ロール
Rの端面を綺麗に巻き上げることができる。
【0063】また、請求項4に記載の発明では、請求項
1から3に記載の発明に加えて、前記シート仮保持機構
は、前記シート押さえ板を保持すると共に、前記広幅の
帯状シートの全幅に亘って延設された保持バーと、前記
保持バーの両端近傍を支持する可動支持体と、前記シー
ト押さえ板の前縁部が前記タッチローラと巻取ロールの
接触点より僅かに上流のタッチローラ外周面を押圧する
べく前記可動支持体を移動させる進退駆動機構とを備え
たので、タッチローラを分割された狭幅の帯状シート毎
に備え、タツチローラの長さや支持位置を多様に変える
必要があるシート巻取装置であっても、片側の巻芯支持
機構に対応して並ぶ複数のタッチローラに対して、一つ
の保持バーを駆動するだけで、シート押さえ板をシート
保持位置に進出させることができ、帯状シートを一斉に
保持することができる。
【0064】また、請求項5に記載の発明では、請求項
4に記載の発明に加えて、前記切断機構は、前記保持バ
ーに取り付けられたので、切断機構を切断位置と退避位
置に移動させるための機構が不要となり、切断機構の簡
素化と設置スペースの節約を図ることができる。
【0065】また、請求項6に記載の発明では、請求項
3に記載の発明に加えて、前記シート仮保持機構は、シ
ート押さえ板を駆動する直動型アクチュエータを前記タ
ッチローラの両端を支持する可動支持腕を支える基台に
備え、前記直動型アクチュエータによって前記シート押
さえ板を前記タッチローラ外周面に帯状シートを押付け
て仮保持するので、シート押さえ板および保持バーの占
有空間小さくできると共に、小さなスペースにこれらを
配置することができる。
【0066】また、請求項7に記載の発明では、請求項
1に記載の発明に加えて、前記シート押さえ板は、前記
保持バーの長手方向に並んだ複数の薄板部材から構成さ
れたので、隣り合う薄板部材の撓みによる影響を互いに
及ぼし合うことなく、例え各タッチローラが帯状シート
の幅方向に一直線に並んでいなくとも、シート押さえ板
は、各薄板部材の個別の撓みにより、一列状に並んだ複
数のタッチローラの個々のタッチローラ相互間に生じて
いる凹凸を吸収し、帯状シートを確実にタッチローラ上
に保持することができる。
【0067】また、請求項8に記載の発明では、請求項
2から5に記載の発明に加えて、前記シート押さえ板
は、複数のスリットを有するので、複数の薄板部材から
構成したものと同様に隣り合う薄板部材の撓みによる影
響を互いに及ぼし合うことがない。
【0068】また、請求項9に記載の発明では、請求項
1または2に記載の発明に加えて、前記シート仮保持機
構は、シート押さえ板を保持する旋回腕と、前記旋回腕
を回動させて前記シート押さえ板の前縁部が前記タッチ
ローラと巻取ロールとの接触点より僅かに上流を押圧可
能に駆動する回転駆動機構とを備えたので、設置スペー
スの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート巻取装置の正面図である。
【図2】図2は、図1に示すA−A線断面図である。
【図3】図3は、同シート巻取装置の概略平面図であ
る。
【図4】図4は、同シート巻取装置のシート仮保持機構
及び切断機構の一部を示す概略正面図である。
【図5】図5は、シート仮保持機構が帯状シートを仮保
持した状態を示す側面図である。
【図6】図6は、シート仮保持機構が帯状シートを仮保
持した状態で切断した状態を示す説明図である。
【図7】図7は、同シート巻取装置の一部を省略して示
した概略正面図である。
【図8】図8は、後側のシート仮保持機構が帯状シート
を仮保持した状態を示す側面図である。
【図9】図9は、本発明の第2の態様に係るシート仮保
持機構を示す側面図である。
【図10】図10は、本発明の第3の態様に係るシート
仮保持機構を示す概略側面図である。
【図11】図11は、同第3の態様に係るシート仮保持
機構の一部を省略して示した平面図である。
【符号の説明】
S0 広幅の帯状シート S 狭幅の帯状シート Sa 耳 C 巻芯 R 巻取ロール T 接着材 1 スリッター 2 巻芯支持機構 3 タッチローラ 4 フレーム 5 ガイドローラ 6 ガイドローラ 7 ガイドローラ 8 溝付きガイドローラ 9 ガイドローラ 10 ガイドローラ 11 案内支持梁 12 巻取アーム 13 巻芯チヤツク 14 巻取基台 15 巻取モータ 16 タッチローラ支持機構 17 レール 18 ナット 19 ネジ棒 20 モータ 21 シート仮保持機構 22 切断機構 23 シート押さえ板 24 シート押さえ板保持移動機構 25 保持梁 26 可動支持体 27 進退駆動機構 28 レール 29 ナット 30 ネジ棒 31 モータ 32 走行ホルダー 33 刃物 34 レール 35 可動体 36 プーリ 37 プーリ 38 ベルト 39 切断用モータ 40 可動支持腕 41 基台 42 流体圧シリンダ機構(押付け力付与機構) 43 案内支持梁 48 レール 49 切断用バー 50 可動支持体 51 回転駆動機構 52 レール 53 腕部材 54 レーノレ 55 旋回腕 56 回動軸 57 レバ一

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状シートを回転駆動される巻芯で巻き
    取る巻芯支持機構と、前記巻芯の周りに巻取られた帯状
    シートにより形成された巻取ロールの外周に接触しなが
    ら回転するタッチローラとを備えたシート巻取装置であ
    って、前記タッチローラと当接離隔自在に配設されたシ
    ート押さえ板を備えるとともに、前記タッチローラと前
    記巻取ロールとの接点より僅かに上流寄りのタッチロー
    ラ外周面に帯状シートを押付けて仮保持することができ
    るシート仮保持機構と、前記シート押さえ板の前縁部で
    タッチローラ上に保持した帯状シートを、前記タッチロ
    ーラ外周面の巻取ロールとの接点より僅かに下流側で幅
    方向に切断する切断機構とを備えたことを特徴とするシ
    ート巻取装置。
  2. 【請求項2】 広幅の帯状シートを複数条の狭幅の帯状
    シートに分割するスリッターと、該スリッターにより分
    割された狭幅の帯状シートを回転駆動される巻芯で巻き
    取る巻芯支持機構と、前記巻芯の周りに巻取られた帯状
    シートにより形成された巻取ロールの外周に接触しなが
    ら回転するタッチローラとを備えたシート巻取装置であ
    って、前記巻芯支持機構を複数を配設するとともに、前
    記タッチローラと当接離隔自在に配設されたシート押さ
    え板を備えるとともに、前記タッチローラと前記巻取ロ
    ールとの接点より僅かに上流寄りのタッチローラ外周面
    に帯状シートを押付けて仮保持することができる前記各
    巻芯支持機構に夫々対応するべく配設された複数のシー
    ト仮保持機構と、前記シート押さえ板の前縁部でタッチ
    ローラ上に保持した帯状シートを、前記タッチローラ外
    周面の巻取ロールとの接点より僅かに下流側で幅方向に
    切断するとともに、前記各巻芯支持機構に夫々対応する
    ように配設された複数の切断機構とを備えたことを特徴
    とする請求項1に記載のシート巻取装置。
  3. 【請求項3】 前記タッチローラは、前記巻取ロール周
    面へ所定の押圧力で押し付け可能に支持するタッチロー
    ラ支持機構により保持されると共に、前記タッチローラ
    支持機構は、前記タッチローラを巻芯へ押付け可能に前
    記タッチローラの両端部を支持する一対の可動支持腕
    と、この可動支持腕を支持する帯状シート幅方向に伸び
    た案内支持梁沿いに位置替え可能に設けた基台と、前記
    基台と可動支持腕の間に設けた、前記タッチローラに所
    要の押付け力を付与する押付け力付与機構を有すること
    を特徴とする請求項2に記載のシート巻取装置。
  4. 【請求項4】 前記シート仮保持機構は、前記シート押
    さえ板を保持すると共に、前記広幅の帯状シートの全幅
    に亘って延設された保持バーと、前記保持バーの両端近
    傍を支持する可動支持体と、前記シート押さえ板の前縁
    部が前記タッチローラと巻取ロールの接触点より僅かに
    上流のタッチローラ外周面を押圧するべく前記可動支持
    体を移動させる進退駆動機構とを備えたことを特徴とす
    る請求項1から3のいずれか1に記載のシート巻取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記切断機構は、前記保持バーに取り付
    けられたことを特徴とする請求項4に記載のシート巻取
    装置。
  6. 【請求項6】 前記シート仮保持機構は、シート押さえ
    板を駆動する直動型アクチュエータを前記タッチローラ
    の両端を支持する可動支持腕を支える基台に備え、前記
    直動型アクチュエータによって前記シート押さえ板を前
    記タッチローラ外周面に帯状シートを押付けて仮保持す
    ることを特徴とする請求項3に記載のシート巻取装置。
  7. 【請求項7】 前記シート押さえ板は、前記保持バーの
    長手方向に並んだ複数の薄板部材から構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載のシート巻取装置。
  8. 【請求項8】 前記シート押さえ板は、複数のスリット
    を有することを特徴とする請求項2から5のいずれか1
    に記載のシート巻取装置。
  9. 【請求項9】 前記シート仮保持機構は、シート押さえ
    板を保持する旋回腕と、前記旋回腕を回動させて前記シ
    ート押さえ板の前縁部が前記タッチローラと巻取ロール
    との接触点より僅かに上流を押圧可能に駆動する回転駆
    動機構とを備えたことを特徴とする請求項1または2に
    記載のシート巻取装置。
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