JPH05270688A - 搬送ローラ - Google Patents
搬送ローラInfo
- Publication number
- JPH05270688A JPH05270688A JP7076492A JP7076492A JPH05270688A JP H05270688 A JPH05270688 A JP H05270688A JP 7076492 A JP7076492 A JP 7076492A JP 7076492 A JP7076492 A JP 7076492A JP H05270688 A JPH05270688 A JP H05270688A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- pins
- sheet
- main body
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 用紙２２を正確に搬送可能とする。
【構成】 用紙２２を駆動ローラ２３に押し付ける搬送
ローラ１８のローラ本体１９に、多数の溝１９ｂを形成
してその中にピン２０とスプリング２１を取り付け、ピ
ン２０を常時ローラ本体の外周面１９ａから突出させて
おき、そのピン２０で用紙２２を駆動ローラ２３に押し
付け、搬送するように構成する。
ローラ１８のローラ本体１９に、多数の溝１９ｂを形成
してその中にピン２０とスプリング２１を取り付け、ピ
ン２０を常時ローラ本体の外周面１９ａから突出させて
おき、そのピン２０で用紙２２を駆動ローラ２３に押し
付け、搬送するように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像記録装置、情報通
信装置等において、記録紙等の用紙を搬送するために使
用する搬送ローラに関する。
信装置等において、記録紙等の用紙を搬送するために使
用する搬送ローラに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、各種の事務機器に種々な搬送
ローラが用いられており、その１例を、図３、図４に示
す静電記録装置用の切断装置を例にとって説明する。こ
の切断装置は、切断すべき用紙１を繰り込むための繰り
込みローラ２及び押えローラ３と、用紙１を幅方向に切
断するＹカット装置４と、用紙１を搬送方向に切断する
Ｘカット装置５と、切断された用紙を排出する排出ロー
ラ６及び押えローラ７等を備えている。Ｙカット装置４
は、固定刃９及びその固定刃９に沿って走行する回転刃
１０からなる。Ｘカット装置５は回転軸１１に取り付け
られた下刃ローラ１２とその下刃ローラ１２と協働する
上刃１３とからなる。更に、回転軸１１には下刃ローラ
１２とほぼ等しい外径の送りローラ１４が取り付けら
れ、その上方には押えローラ１５も設けられている。こ
の構成の切断装置においては、切断すべき長い且つ幅の
広い用紙１を繰り込みローラ２及び押えローラ３で繰り
込み、Ｘカット装置５の送りローラ１４と押えローラ１
５によって更に下流に搬送し、その際、下刃ローラ１２
と上刃１３とによって搬送方向に切断し、また、適当な
タイミングでＹカット装置４によって幅方向に切断する
ことで、所定サイズの複数のカットシート１ａ及び耳紙
１ｂとし、その後、排出ローラ６及び押えローラ７で排
出している。
ローラが用いられており、その１例を、図３、図４に示
す静電記録装置用の切断装置を例にとって説明する。こ
の切断装置は、切断すべき用紙１を繰り込むための繰り
込みローラ２及び押えローラ３と、用紙１を幅方向に切
断するＹカット装置４と、用紙１を搬送方向に切断する
Ｘカット装置５と、切断された用紙を排出する排出ロー
ラ６及び押えローラ７等を備えている。Ｙカット装置４
は、固定刃９及びその固定刃９に沿って走行する回転刃
１０からなる。Ｘカット装置５は回転軸１１に取り付け
られた下刃ローラ１２とその下刃ローラ１２と協働する
上刃１３とからなる。更に、回転軸１１には下刃ローラ
１２とほぼ等しい外径の送りローラ１４が取り付けら
れ、その上方には押えローラ１５も設けられている。こ
の構成の切断装置においては、切断すべき長い且つ幅の
広い用紙１を繰り込みローラ２及び押えローラ３で繰り
込み、Ｘカット装置５の送りローラ１４と押えローラ１
５によって更に下流に搬送し、その際、下刃ローラ１２
と上刃１３とによって搬送方向に切断し、また、適当な
タイミングでＹカット装置４によって幅方向に切断する
ことで、所定サイズの複数のカットシート１ａ及び耳紙
１ｂとし、その後、排出ローラ６及び押えローラ７で排
出している。
【０００３】このような切断装置において、繰り込みロ
ーラ２、送りローラ１４、排出ローラ６及びそれぞれに
対応して設けられた押えローラ３、１５、７等はいずれ
も用紙を搬送するための搬送ローラであるが、このう
ち、押えローラとして使用されるものは、通常、表面に
ゴム層を設けたものが使用されている。例えば、耳紙１
ｂを排出するために使用する押えローラ７は、図５に示
すように、ローラ本体７ａの外周にゴムリング７ｂを取
り付けた構造となっており、図６に示すように、そのゴ
ムリング７ｂと排出ローラ６の外周面で用紙１をグリッ
プし、用紙１を搬送していた。
ーラ２、送りローラ１４、排出ローラ６及びそれぞれに
対応して設けられた押えローラ３、１５、７等はいずれ
も用紙を搬送するための搬送ローラであるが、このう
ち、押えローラとして使用されるものは、通常、表面に
ゴム層を設けたものが使用されている。例えば、耳紙１
ｂを排出するために使用する押えローラ７は、図５に示
すように、ローラ本体７ａの外周にゴムリング７ｂを取
り付けた構造となっており、図６に示すように、そのゴ
ムリング７ｂと排出ローラ６の外周面で用紙１をグリッ
プし、用紙１を搬送していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる構成の
押えローラ７（搬送ローラ）では、記録紙のグリップ範
囲Ａがゴムリング７ｂのつぶれた部分しか無いためきわ
めて狭く、このため用紙の搬送を正確に行うことができ
ないという問題があった。また、これを切断装置に使用
した場合には切断位置に狂いを生じるという問題があっ
た。
押えローラ７（搬送ローラ）では、記録紙のグリップ範
囲Ａがゴムリング７ｂのつぶれた部分しか無いためきわ
めて狭く、このため用紙の搬送を正確に行うことができ
ないという問題があった。また、これを切断装置に使用
した場合には切断位置に狂いを生じるという問題があっ
た。
【０００５】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、用紙のグリップ範囲を大きくすることにより、
用紙を正確に搬送することの可能な搬送ローラを提供す
ることを目的とする。
もので、用紙のグリップ範囲を大きくすることにより、
用紙を正確に搬送することの可能な搬送ローラを提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決するため、円筒状の外周面を有するローラ本体に、
そのローラ本体の外周面から半径方向に突出可能な複数
のピンと、そのピンを半径方向外方に押すスプリングと
を設けるという構成を備えたものである。
解決するため、円筒状の外周面を有するローラ本体に、
そのローラ本体の外周面から半径方向に突出可能な複数
のピンと、そのピンを半径方向外方に押すスプリングと
を設けるという構成を備えたものである。
【０００７】
【作用】本発明は上述の構成により、ピンが通常はロー
ラ本体の外周面から突出した位置となっており、そのピ
ンがローラ本体の回転により、ローラ本体と搬送すべき
用紙との接触点に接近した時点でピン先端が用紙に接触
し、その後は用紙を押した状態で自身はローラ本体内に
引っ込みながら移動し、これにより、広い範囲に渡って
用紙をグリップすることができ、用紙の正確な搬送を行
うことができる。
ラ本体の外周面から突出した位置となっており、そのピ
ンがローラ本体の回転により、ローラ本体と搬送すべき
用紙との接触点に接近した時点でピン先端が用紙に接触
し、その後は用紙を押した状態で自身はローラ本体内に
引っ込みながら移動し、これにより、広い範囲に渡って
用紙をグリップすることができ、用紙の正確な搬送を行
うことができる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の一実施例による搬送ローラを
示す概略断面図、図２はその搬送ローラの概略斜視図で
ある。図１、図２において、１８は本発明の実施例によ
る搬送ローラであり、円筒状の外周面１９ａを有するロ
ーラ本体１９と、そのローラ本体１９の外周に等ピッチ
で形成されている複数の溝１９ｂ内に配置され、外周面
１９ａから半径方向に突出可能に設けられた複数のピン
２０と、そのピン２０を半径方向外方に押すスプリング
２１とを有している。ピン２０の先端は、断面が円弧状
に形成され、用紙に接触した際に用紙を傷付けないよう
になっている。なお、図示は省略しているが、ピン２０
が外周面１９ａから所定長さ以上には突出しないよう適
当な手段が設けられている。２２は搬送されるべき用
紙、２３は搬送ローラ１８と協働して用紙２２を搬送す
る駆動ローラであり、所定速度で矢印Ｂ方向に駆動され
る構成となっている。
示す概略断面図、図２はその搬送ローラの概略斜視図で
ある。図１、図２において、１８は本発明の実施例によ
る搬送ローラであり、円筒状の外周面１９ａを有するロ
ーラ本体１９と、そのローラ本体１９の外周に等ピッチ
で形成されている複数の溝１９ｂ内に配置され、外周面
１９ａから半径方向に突出可能に設けられた複数のピン
２０と、そのピン２０を半径方向外方に押すスプリング
２１とを有している。ピン２０の先端は、断面が円弧状
に形成され、用紙に接触した際に用紙を傷付けないよう
になっている。なお、図示は省略しているが、ピン２０
が外周面１９ａから所定長さ以上には突出しないよう適
当な手段が設けられている。２２は搬送されるべき用
紙、２３は搬送ローラ１８と協働して用紙２２を搬送す
る駆動ローラであり、所定速度で矢印Ｂ方向に駆動され
る構成となっている。
【０００９】搬送ローラ１８は適当な保持手段に回転自
在に保持されており、且つ駆動ローラ２３に押し付けら
れている。この搬送ローラ１８の使用場所は特に制限さ
れるものではないが、例えば、図３、図４に示す切断装
置における押えローラ３、７、１５として、使用でき
る。
在に保持されており、且つ駆動ローラ２３に押し付けら
れている。この搬送ローラ１８の使用場所は特に制限さ
れるものではないが、例えば、図３、図４に示す切断装
置における押えローラ３、７、１５として、使用でき
る。
【００１０】以上のように構成された搬送ローラについ
て以下その動作を説明する。搬送ローラ１８に設けてい
るピン２０は、通常はスプリング２１によってローラ本
体１９の外周面１９ａから突き出した状態となってい
る。駆動ローラ２３は矢印Ｂ方向に回転しており、搬送
ローラ１８はその駆動ローラ２３に用紙２２を押し付
け、用紙２２を矢印Ｃ方向に搬送すると共に自身は矢印
Ｄ方向に連れ回りしている。この搬送ローラ１８の回転
により、各ピン２０も矢印Ｄ方向に移動する。ピン２０
が移動し、点Ｅにおいて用紙２２に接触した後は、その
ピン２０は用紙２２を押して駆動ローラ２３に押し付け
ながら移動し、自身は溝１９ｂ内に沈んでゆき、ローラ
本体１９と用紙２２との接触点Ｆを越えた後は徐々に溝
１９ｂから突き出し、点Ｇを過ぎた時点で用紙２２から
離れる。このため、点Ｅ、Ｇ間の範囲Ｈのほぼ全域にお
いて用紙２２が駆動ローラ２３とピン２０とによってグ
リップされ、従来のグリップ範囲Ａ（図６参照）に比べ
てグリップ範囲が極めて大きくなっている。かくして、
用紙２２が極めて正確に搬送される。
て以下その動作を説明する。搬送ローラ１８に設けてい
るピン２０は、通常はスプリング２１によってローラ本
体１９の外周面１９ａから突き出した状態となってい
る。駆動ローラ２３は矢印Ｂ方向に回転しており、搬送
ローラ１８はその駆動ローラ２３に用紙２２を押し付
け、用紙２２を矢印Ｃ方向に搬送すると共に自身は矢印
Ｄ方向に連れ回りしている。この搬送ローラ１８の回転
により、各ピン２０も矢印Ｄ方向に移動する。ピン２０
が移動し、点Ｅにおいて用紙２２に接触した後は、その
ピン２０は用紙２２を押して駆動ローラ２３に押し付け
ながら移動し、自身は溝１９ｂ内に沈んでゆき、ローラ
本体１９と用紙２２との接触点Ｆを越えた後は徐々に溝
１９ｂから突き出し、点Ｇを過ぎた時点で用紙２２から
離れる。このため、点Ｅ、Ｇ間の範囲Ｈのほぼ全域にお
いて用紙２２が駆動ローラ２３とピン２０とによってグ
リップされ、従来のグリップ範囲Ａ（図６参照）に比べ
てグリップ範囲が極めて大きくなっている。かくして、
用紙２２が極めて正確に搬送される。
【００１１】なお、上記実施例では、搬送ローラ１８を
駆動ローラ２３に対して押し付ける構成としたが、搬送
ローラ１８を定位置に設け、それに対して駆動ローラ２
３を押し付ける構成としてもよい。また、搬送ローラ１
８は必ずしも回転自在な構成とする必要はなく、所定速
度で回転駆動する構成としてもよい。
駆動ローラ２３に対して押し付ける構成としたが、搬送
ローラ１８を定位置に設け、それに対して駆動ローラ２
３を押し付ける構成としてもよい。また、搬送ローラ１
８は必ずしも回転自在な構成とする必要はなく、所定速
度で回転駆動する構成としてもよい。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、円筒状の外周面を有するローラ本体に、そのローラ
本体の外周面から半径方向に突出可能な複数のピンと、
そのピンを半径方向外方に押すスプリングとを設けてい
るので、その搬送ローラで用紙を搬送する際、そのピン
が広い範囲に渡って用紙をグリップすることができ、用
紙を正確に搬送することができるという効果を有してい
る。
は、円筒状の外周面を有するローラ本体に、そのローラ
本体の外周面から半径方向に突出可能な複数のピンと、
そのピンを半径方向外方に押すスプリングとを設けてい
るので、その搬送ローラで用紙を搬送する際、そのピン
が広い範囲に渡って用紙をグリップすることができ、用
紙を正確に搬送することができるという効果を有してい
る。
【図１】本発明の一実施例による搬送ローラで用紙を搬
送する状態を示す概略断面図
送する状態を示す概略断面図
【図２】その搬送ローラの概略斜視図
【図３】従来の切断装置の概略側面図
【図４】図３に示す切断装置の要部の概略斜視図
【図５】図３に示す切断装置に用いている押えローラ７
を示す概略斜視図
を示す概略斜視図
【図６】その押えローラ７で用紙を搬送する状態を示す
概略側面図
概略側面図
１８ 搬送ローラ １９ ローラ本体 １９ａ 外周面 １９ｂ 溝 ２０ ピン ２１ スプリング ２２ 用紙 ２３ 駆動ローラ
Claims (1)
- 【請求項１】 円筒状の外周面を有するローラ本体と、
そのローラ本体の外周面から半径方向に突出可能に設け
られた複数のピンと、そのピンを半径方向外方に押すス
プリングとを有する搬送ローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7076492A JPH05270688A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 搬送ローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7076492A JPH05270688A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 搬送ローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05270688A true JPH05270688A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13440910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7076492A Pending JPH05270688A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 搬送ローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05270688A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6634636B2 (en) * | 2000-04-12 | 2003-10-21 | Diebold, Incorporated | Method of picking notes from a stack |
| US20120006655A1 (en) * | 2006-12-21 | 2012-01-12 | Palo Alto Research Center Incorporated | Transport for printing systems |
| US8272638B2 (en) * | 2008-02-19 | 2012-09-25 | Siemens Aktiengesellschaft | Device for the transport of flat objects |
| CN106429297A (zh) * | 2016-12-16 | 2017-02-22 | 重庆科本科技有限公司 | 辊道输送机 |
| CN106475428A (zh) * | 2016-12-16 | 2017-03-08 | 重庆科本科技有限公司 | 辊道辊子 |
| CN109455550A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-03-12 | 周继东 | 一种防滑出的拉料机构 |
| CN111646258A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-09-11 | 海宁高卓新材料股份有限公司 | 耐磨抗撕裂合成革面料的收卷装置 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP7076492A patent/JPH05270688A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6634636B2 (en) * | 2000-04-12 | 2003-10-21 | Diebold, Incorporated | Method of picking notes from a stack |
| US20120006655A1 (en) * | 2006-12-21 | 2012-01-12 | Palo Alto Research Center Incorporated | Transport for printing systems |
| US8360423B2 (en) * | 2006-12-21 | 2013-01-29 | Palo Alto Research Center Incorporated | Transport for printing systems |
| US8272638B2 (en) * | 2008-02-19 | 2012-09-25 | Siemens Aktiengesellschaft | Device for the transport of flat objects |
| CN106429297A (zh) * | 2016-12-16 | 2017-02-22 | 重庆科本科技有限公司 | 辊道输送机 |
| CN106475428A (zh) * | 2016-12-16 | 2017-03-08 | 重庆科本科技有限公司 | 辊道辊子 |
| CN109455550A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-03-12 | 周继东 | 一种防滑出的拉料机构 |
| CN111646258A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-09-11 | 海宁高卓新材料股份有限公司 | 耐磨抗撕裂合成革面料的收卷装置 |
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