JPH07157191A - 印刷物折機 - Google Patents

印刷物折機

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JPH07157191A
JPH07157191A JP30406793A JP30406793A JPH07157191A JP H07157191 A JPH07157191 A JP H07157191A JP 30406793 A JP30406793 A JP 30406793A JP 30406793 A JP30406793 A JP 30406793A JP H07157191 A JPH07157191 A JP H07157191A
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JP
Japan
Prior art keywords
fork
cylinder
book
printed
plunging
Prior art date
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Pending
Application number
JP30406793A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Furusawa
澤 洋 一 古
Hitoshi Sugawara
原 均 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07157191A publication Critical patent/JPH07157191A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不良刷本を落下させて排出し、後工程におけ
る不良刷本の選り分け作業を不要にする。 【構成】 突込ブレード16を有する突込胴11と、突
込ブレード16が進入する受部32を有し受部32に設
けられた咥え31により刷本30を咥える咥胴12とを
備えている。咥胴12の上方にフォーク20が揺動自在
に配設され、フォーク20の先端部22が咥胴12の外
周溝12aから離接自在となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷済刷本を二つ折する
印刷物折機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷済刷本を二つ折する印刷物折
機として突込ブレードを有する突込胴と、突込ブレード
が進入する受部を有し、この受部に設けられた咥えによ
って刷本を咥えて刷本を二つ折する咥胴とを備えたもの
が知られている。
【0003】このような印刷物折機において、印刷済刷
本が突込胴に進入すると、突込胴の突込ブレードが刷本
の略中央部に差込まれ、突込ブレードは、その後咥胴の
受部に進入する。次に咥胴の受部に設けられた咥えが刷
本を咥え、咥胴の回転中に刷本が二つ折される。二つ折
された刷本は、その後外方へ搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、突込胴に進
入する印刷済刷本は、前工程の印刷機により印刷が施さ
れたウェブをカッタ胴により所定形状に切断して得られ
るものである。従って前工程の印刷機、カッタ胴、突込
胴および咥胴は、いずれも互いに同期して回転するよう
になっている。
【0005】作業開始時においては、生産が安定せずウ
ェブに対する印刷が不十分な場合が考えられる。しかし
ながら、この場合も印刷済の不良刷本を突込胴と咥胴と
によって二つ折にして外部に搬送してしまうため、その
後不良刷本を選別して分ける必要がある。しかしなが
ら、この選り分け作業は煩雑となっている。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、印刷済刷本を二つ折にすることができると
ともに、不良刷本を選択的に排出することができる印刷
物折機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、印刷済刷本の
略中央部に差込まれ突込ブレードが進退自在に設けられ
た突込胴と、この突込胴に隣接して配置され前記突込ブ
レードが進入する受部を有するともに、この受部に設け
られた咥えによって前記刷本を咥えて刷本を二つ折りす
る咥胴と、この咥胴の上方に配置され先端部が前記咥胴
の外周溝に進入して前記刷本を受取るフォークと、前記
咥胴から前記フォークに前記刷本を搬送するベルトとを
備え、前記フォークは揺動自在に設けられ、フォークの
先端部を前記咥胴の外周溝から離接するよう構成したこ
とを特徴とする印刷物折機である。
【0008】
【作用】不良刷本を排出させたい場合、フォークを揺動
させてフォークの先端部を咥胴の外周溝から離す。この
際、咥胴上の不良刷本はフォークの下方を通って落下し
外方へ排出される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図3は、本発明による印刷物折機
の一実施例を示す図である。
【0010】はじめに図1および図2により印刷物折機
の全体について説明する。図1および図2において印刷
物折機10は突込ブレード16が進退自在に設けられた
突込胴11と、突込胴11に隣接して配設され突込ブレ
ード16が進入する受部32を有する咥胴12とを備え
ている。突込胴11の突込ブレード16は、印刷済刷本
30の略中央部に差込まれ、その後上述のように咥胴1
2の受部32内に進入するようになっている。受部32
には、突込ブレード16により押込まれた刷本30を咥
える咥え31が開閉自在に設けられている。
【0011】また、図3に示すように咥胴12の外周に
は、円周方向に沿って複数、例えば4本の外周溝12a
が形成され、咥胴12の上方には先端部22が外周溝1
2a内に進入して刷本30を受取るフォーク20が配設
されている。図1および図2に示すように咥胴12上の
刷本30は、フォーク20まで搬送ベルト35によって
押圧され搬送されるようになっている。
【0012】なお、図2に示すように、突込胴11の右
方にはカッタ15を有するカッタ胴13が隣接して配置
され、突込胴11にはカッタ15が進入するカッタ受1
7が設けられている。カッタ胴13は前工程で印刷され
た印刷済のウェブ40を所定形状の刷本に切断するもの
である。また突込胴11の下方には刷本30を保持する
保持ベルト37が配設されている。
【0013】次にフォーク20について説明する。図1
に示すように、フォーク20は揺動軸21を中心として
揺動し、先端部22が咥胴12の外周溝12aから離接
するようになっている。フォーク20の基端部23に
は、ピン24を介して駆動シリンダ25が取付けられ、
この駆動シリンダ25によってフォーク20が揺動する
ようになっている。また咥胴12の外方には、咥胴の回
転角を検出するエンコーダ38が配設され、フォーク2
0と咥胴31により咥えられた刷本30とが干渉しない
回転角の時に、駆動シリンダ25によりフォーク20を
揺動させるようになっている。
【0014】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。
【0015】まず、図2に示すように前工程の印刷機
(図示せず)によりウェブ40に印刷が施され、印刷済
ウェブ40がカッタ胴13と突込胴11との間に入る。
この際、カッター胴13のカッタ15が突込胴11のカ
ッタ受17内に進入し、カッタ15によりウェブ40が
所定形状に切断され、印刷済刷本30が得られる。
【0016】その後、印刷済刷本30は、保持ベルト3
7により保持されて突込胴11と咥胴12との間に入
る。この場合、突込胴11の突込ブレード16が刷本3
0の略中央部に差込まれ、突込ブレード16は更に咥胴
12の受部32内に進入する。突込ブレード16によっ
て受部32内に押込まれた刷本30は咥え31によって
咥えられ咥胴12側へ移行する。
【0017】咥胴12側へ移行した刷本30は、搬送ベ
ルト35によって上方から押圧され、確実に二つ折され
た状態でフォーク20側へ搬送される。この間、咥え3
1は開となり、刷本30を離す。
【0018】通常時、フォーク20の先端部22は咥胴
12の外周溝12a内に進入している(図1の実線位
置)。この場合、搬送ベルト35によって搬送された刷
本30は、咥胴12の外周溝12a内に進入する先端部
22によって受取られ、フォーク20上を通って通常ル
ートの搬送ライン41により外方へ搬送される。
【0019】他方、咥胴12の回転数は常時回転計で検
出されている。そして咥胴12の回転数が所定値以下の
場合、前工程の印刷機の回転数が低くかつ生産が安定せ
ず不良刷本が発生したと判断し、不良刷本を排出する。
すなわち、咥胴12の回転数が図示しない制御装置に入
力され、この制御装置により回転数が所定値以下の場合
駆動シリンダ25を駆動させる。そしてフォーク20を
揺動させ、先端部22を咥胴12の外周溝12aから引
離す(図1の破線位置)。なお上述のようにエンコーダ
38からの信号が制御装置に入力され、フォーク20の
揺動はフォーク20と刷本30とが干渉しない時に行な
われる。
【0020】この場合、搬送ベルト35によって押圧さ
れ咥胴12によってフォーク20側へ搬送された刷本2
0は、フォーク20の下方をくぐり咥胴12の下方に配
置された排出箱(図示せず)内に落下する。
【0021】次に、咥胴12の回転数が所定値以上に復
帰した場合は、生産が安定したものと判断し、フォーク
20が実線位置まで揺動し、刷本30をフォーク20が
受取る。
【0022】以上説明したように、本実施例によれば、
咥胴12の回転数が所定値以下の場合、生産が安定せ
ず、不良刷本が発生したと判断し、刷本30をフォーク
20の下方を通して排出箱内に落下収納することができ
る。また咥胴12の回転数を検出するエンコーダ38に
よって、フォーク20と刷本30とが干渉しない時にフ
ォーク20を揺動させることができる。このためフォー
ク20によって刷本30を通常ルートの搬送ライン41
側と排出箱側とに確実に分離することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フォークを揺動させてフォークの先端部を咥胴の外周溝
から離すことにより、咥胴上の不良刷本をフォークの下
方を通して落下させることができる。このように不良刷
本を落下させて排出することにより、従来のように後工
程で不良刷本を選り分ける必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印刷物折機の一実施例を示す側面
図。
【図2】印刷物折機の全体を示す概略側面図。
【図3】咥胴とフォークを示す拡大斜視図。
【符号の説明】
10 印刷物折機 11 突込胴 12 咥胴 13 カッタ胴 15 カッター 16 突込ブレード 20 フォーク 22 先端部 25 駆動シリンダ 30 刷本 31 咥え 32 受部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷済刷本の略中央部に差込まれる突込ブ
    レードが進退自在に設けられた突込胴と、この突込胴に
    隣接して配置され前記突込ブレードが進入する受部を有
    するともに、この受部に設けられた咥えによって前記刷
    本を咥えて刷本を二つ折りする咥胴と、この咥胴の上方
    に配置され先端部が前記咥胴の外周溝に進入して前記刷
    本を受取るフォークと、前記咥胴から前記フォークに前
    記刷本を搬送するベルトとを備え、前記フォークは揺動
    自在に設けられ、フォークの先端部を前記咥胴の外周溝
    から離接するよう構成したことを特徴とする印刷物折
    機。
JP30406793A 1993-12-03 1993-12-03 印刷物折機 Pending JPH07157191A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30406793A JPH07157191A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 印刷物折機

Applications Claiming Priority (1)

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JP30406793A JPH07157191A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 印刷物折機

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Publication Number Publication Date
JPH07157191A true JPH07157191A (ja) 1995-06-20

Family

ID=17928639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30406793A Pending JPH07157191A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 印刷物折機

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JP (1) JPH07157191A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001079099A2 (de) * 2000-04-15 2001-10-25 Koenig & Bauer Aktiengesellschaft Vorrichtungen zum ausschleusen von signaturen aus einem falzapparat
JP2008127160A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd 咥折装置

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WO2001079099A3 (de) * 2000-04-15 2002-04-11 Koenig & Bauer Ag Vorrichtungen zum ausschleusen von signaturen aus einem falzapparat
US6913567B2 (en) 2000-04-15 2005-07-05 Koenig & Bauer Aktiengesellschaft Device for the extraction of signatures from a folding apparatus
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