JP2008127160A - 咥折装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】商業印刷物と新聞の両方に適応できる折畳装置において商業印刷物と新聞の搬送路を分離し両方の印刷物に適した搬送が可能な咥折装置を提供する。
【解決手段】咥胴Dからの折帳Wをチョッパー折機構Fに搬送する第1搬送路1AとデリバリーファンEに搬送する第2搬送路2Aを設けた咥折装置の第1搬送路を、折帳を挟み咥胴の周面と等速で搬送可能な第1コンベヤー3Aと第2コンベヤー4で形成した挟み搬送部3、第1コンベヤーの上流側を咥胴外周面側に延長し外周面に接触又は離隔する位置に変位可能な延長部31Aを設け、第2搬送路を、咥胴の外周面に巻き掛けると共に外周面から離れてデリバリーファンに向う放出部73を設けた第3コンベヤー7と第3コンベヤーと折帳を挟んで搬送する第4コンベヤー8で形成し、第1搬送路の上流端又はその近傍に折帳の挟み搬送部への進入を可又は不可とするガイド板30Aを変位可能に設けた構成としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、同一折畳装置の中で、印刷後乾燥機等により印刷面が完全に乾燥した状態で折畳装置に送られてきた書籍などの商業印刷物と、印刷後印刷面の乾燥が完全でない状態で折畳装置に送られてきた新聞等の印刷物の両方に選択的に適応できる咥折装置に関し、特に折帳をチョッパー折機構に向けて搬送する搬送路と、チョッパー折機構に向けずにデリバリーファンに搬送する搬送路の2つの搬送路を有する咥折装置に関するものである。
図10は特許文献1に公知技術として示された折畳装置A3の概略構成図である。印刷後、連続紙Vは、ドラッグローラー90、フォーマー91、ローラー類92、第1胴B1、第2胴C1を経て、第3胴D1では連続紙Vの走行方向と平行に一度折られ、更にこれと直角に一度折られた状態の折帳Wが形成される。折帳Wは、上側搬送ベルト93と下側搬送ベルト94とに挟み込まれてデリバリーファンEに搬送される。一方、選択的に使用されるチョッパー折機構Fが第3胴D1とデリバリーファンEの途中に配設され、折帳Wはチョッパー折機構Fで連続紙Vの走行方向と平行にもう一度折られた後、デリバリーファンE1に搬送される。
図11は特許文献2に公知技術として示された折畳装置A4の概略構成図である。印刷後、連続紙Vは図10と同じように、第3胴D1では折帳Wが形成される。折帳Wは、2方向に分岐された搬送経路のどちらかを選択して搬送される。一方向は、搬送装置95でチョッパー折機構Fに向けて搬送され、他方向は、チョッパー折機構Fに向わずにデリバリーファンEに向けて搬送される。
図12は特許文献3に公知技術として示された折畳装置の搬送装置96の概略構成図である。印刷後、連続紙Vは図10と同じように、第3胴D1では折帳Wが形成される。折帳Wは、ペーパーガイド961に引き続いて、ガイドベルト手段962とガイド板963に案内され、更に、搬送ベルト手段964によって搬送される。
図13は特許文献4に示された折畳装置の搬送装置97の概略構成図である。印刷後、連続紙Vは図10と同じように、第3胴D1では折帳Wが形成される。折帳Wは、第3胴D1の外周面に沿って第3胴D1の外周面から予め定めた折帳の通過が可能な間隔を空けて設けられたペーパーガイド971に案内され、ベルト手段972で図示しないデリバリーファンEに搬送される。
特開昭57−189957号公報 実開昭62−179261号全文明細書 実開昭61−92672号全文明細書 特許第3415115号公報
印刷面が完全に乾燥した状態で折畳装置に送られてくる書籍などの商業印刷物(以下、商業印刷物という)と印刷面の乾燥が完全でない状態で折畳装置に送られてくる新聞等の印刷物(以下、新聞という)の両方に適応できる輪転機の折畳装置には、商業印刷物と新聞の両方ともに高品質であることが要求されている。
図10に示すような折畳装置A3は、すべての折帳Wがチョッパー折機構Fの使用、不使用に拘らず、同一の上側搬送ベルト93と下側搬送ベルト94で折帳Wを挟んで搬送される。ここで、確実に折帳Wを搬送するために搬送ベルト93、94の挟む力を強くした場合には、印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の印刷面が汚れる不具合が生じた。一方、搬送ベルト93、94の挟む力を弱くした場合には、折帳Wにずれや曲がりが生じ、走行方向と平行にもう一度折るチョッパー折機構Fを使用する商業印刷物の折精度が悪くなる不具合が生じた。このように、搬送ベルト93、94の折帳Wを挟む力を一方の印刷物に最適にすると、他方の印刷物に問題が生じた。また、折帳Wを挟む力を両方の印刷物に適するように調整することは出来なかった。
この課題を解決するために、チョッパー折機構Fを使用する搬送路とチョッパー折機構Fを使用しない搬送路の2つの搬送路を設けた折畳装置、例えば図11に示すような折畳装置A4が有り、それぞれの搬送路に備える搬送装置の一例として図12の搬送装置96及び図13の搬送装置97が有る。
しかし、図12、図13に示すこれらの搬送装置96、97は前記搬送路毎に適応したものであり、2つの搬送路を有する、例えば図11に示すような折畳装置A4に適応したものではない。
本発明の目的は、商業印刷物と新聞の両方に適応できる折畳装置において商業印刷物と新聞の搬送路を分離し、両方の印刷物に適した搬送が可能な咥折装置を提供するものである。
本発明は、前記従来技術が抱えていた課題を解決するために、前記特許請求の範囲に記載した構成を提供するものである。
具体的には、本発明の請求項1に記載の咥折装置は、
咥胴から解放された折帳をチョッパー折機構に向けて搬送する第1搬送路と、前記チョッパー折機構に向けずにデリバリーファンに搬送する第2搬送路とを設けた咥折装置において、
前記第1搬送路を、前記折帳を両者で挟み前記咥胴の周面速度と同じ速度で搬送可能に設けた第1コンベヤーと第2コンベヤーとで形成した挟み搬送部と、前記第1コンベヤーの折帳搬送方向における上流側を前記咥胴外周面側にオーバーハング状に延長した延長部とするとともに、当該延長部を前記咥胴の外周面に対して接触する位置と離隔する位置に変位可能に設け、また、前記第2搬送路を、前記咥胴の外周面に巻き掛けるとともに、当該咥胴の外周面から離れてデリバリーファンに向う放出部を設けた第3コンベヤーと、前記第3コンベヤーと前記折帳を挟んで搬送可能に設けた第4コンベヤーとで形成し、更に、前記第1搬送路の折帳搬送方向における上流端又はその近傍に、前記咥胴から解放された折帳の前記挟み搬送部への進入を可とする位置と進入を不可とする位置とに変位可能にガイド板を設けたことを特徴としている。
咥胴から解放された商業印刷物の折帳は、ガイド板により折帳の挟み搬送部への進入を可能とされ、咥胴を強く押圧した第1コンベヤーの延長部のベルトによりガイド板の上面に沿って挟み搬送部に搬送され、この挟み搬送部で第1コンベヤーのベルトと第2コンベヤーのベルトとで強く挟まれてチョッパー折機構へ搬送される。その結果、商業印刷物の折帳にずれや曲がり等が生じないため、チョッパー折精度が向上する。また、印刷面が完全に乾燥した状態の商業印刷物の印刷面は、第1及び第2コンベヤーのベルトで強く挟まれても汚れが生じない。
一方、咥胴から解放された新聞の折帳は、ガイド板により折帳の挟み搬送部への進入を不可とされ、咥胴の外周面から離れてデリバリーファンに向かう放出路を設けた第3コンベアのベルトと第4コンベアのベルトとにより印刷面が汚れない程度の強さで挟まれ、デリバリーファンに送られる。その結果、印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の印刷面に汚れが生じない。また、折帳の多少のずれや曲がり等は、第3コンベヤーと第4コンベヤーからデリバリーファンへの落下部分で修正される。
また、本発明の請求項2に記載の咥折装置は、請求項1に記載の咥折装置において、
前記第2搬送路を形成するコンベヤーの前記折帳との接触面を前記第1搬送路を形成するコンベヤーの前記折帳との接触面より摩擦係数を小さくして設けたことを特徹としている。
新聞を搬送する第2搬送路の第3コンベアと第4コンベアのベルトの折帳との接触面を、商業印刷物を搬送する第1搬送路の第1コンベアと第2コンベアのベルトの折帳との接触面より摩擦係数を小さくして、印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の印刷面の汚れを防止する。
また、本発明の請求項3に記載の咥折装置は、請求項1又は請求項2に記載の咥折装置において、
前記咥胴の軸方向と平行方向に位相を変えて前記第1コンベヤーの延長部と干渉しないように、且つ前記咥胴の回転方向における前記折帳の受領位置よりも下流位置から当該咥胴の回転方向における下流側に、長くとも前記第3コンベヤーの放出部の開始位置に至るまで、前記咥胴の外周面に沿って当該咥胴の外周面から予め定めた折帳の通過が可能な間隔を空けてペーパーガイドを配し、前記第1コンベヤーの延長部が前記咥胴の外周面に対して離隔する位置にあるときに、前記折帳を前記咥胴の外周面に沿って案内可能であるように設けたことを特徴としている。
印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の折帳は、咥胴と隙間を有するペーパーガイド及びガイド板の裏面で案内され、第3コンベヤーのベルトと第4コンベヤーのベルトにより印刷面が汚れない程度の強さで挟まれ、デリバリーファンに送られる。その結果、印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の印刷面の汚れが防止される。また、新聞の折帳の多少のずれや曲がり等は、第3コンベヤーと第4コンベヤーからデリバリーファンへの落下部分で修正される。
また、本発明の請求項4に記載の咥折装置は、請求項3に記載の咥折装置において、
前記ペーパーガイドを前記折帳の第1搬送路への進入を許し得るように設けるとともに、前記ガイド板が前記折帳の挟み搬送部への進入を不可とする位置に変位したときに、前記ガイド板の折帳を前記第1搬送路へ案内する側の裏側が前記ペーパーガイドとともに前記折帳を前記咥胴の外周面に沿って案内可能であるように設けたことを特徴としている。
咥胴から解放された商業印刷物の折帳は、ペーパーガイドを折帳の挟み搬送部の第1搬送路への進入を許容する位置に変位させたときに第1コンベヤーの延長部のベルトによりガイド板の上面に沿って挟み搬送部に搬送され、挟み搬送部で第1コンベヤーのベルトと第2コンベヤーのベルトとで強く挟まれてチョッパー折機構へ搬送される。その結果、商業印刷物の折帳にずれや曲がり等が生じないため、チョッパー折精度が向上する。また、印刷面が完全に乾燥した状態の商業印刷物の印刷面は、第1及び第2コンベヤーのベルトで強く挟まれても汚れが生じない。
一方、咥胴から解放された新聞の折帳は、ペーパーガイドを折帳の第1搬送路への進入を不可とする位置に変位させたときにガイド板の裏側とペーパーガイドとにより咥胴の外周面に沿って案内され、第3コンベア及び第4コンベアのベルトにより印刷面が汚れない程度の強さで挟まれてデリバリーファンに送られる。その結果、印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の印刷面に汚れが生じない。また、折帳の多少のずれや曲がり等は、第3及び第4コンベヤーからデリバリーファンへの落下部分で修正される。
なお、好ましくは、第2コンベヤーのローラーを第4コンベヤーのローラーの外径より大きく設けることで、商業印刷物の折帳が挟み搬送部に挟み込まれるときに当該折帳の搬送方向と逆方向に回転する第4コンベヤーのローラー及びベルトに接触すること無く、第1コンベヤーのベルトと第2コンベヤーのベルトとで強く挟まれて、咥胴からチョッパー折機構へ搬送される。
また、好ましくは、第2搬送路を形成する第3及び第4コンベアのベルトの新聞の折帳との接触面をフッ素樹脂とすることで、印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の印刷面の汚れをより効果的に防止すること可能となる。
また、好ましくは、第2搬送路を形成する第3及び第4コンベアのベルトの摩擦係数を0.1〜0.15とし、第1搬送路を形成する第1及び第2コンベアのベルト摩擦係数を0.3〜0.4とすることで、第3及び第4コンベヤーのベルトによる印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の印刷面の汚れを有効に防止して搬送することが可能となり、また、第1及び第2コンベヤーのベルトによる印刷面が完全に乾燥した状態の商業印刷物を良好に搬送することが可能となる。
本発明の請求項1にかかる咥折装置は、ガイド板により咥胴から解放された商業印刷物の折帳の挟み搬送部への進入を可として第1コンベヤーのベルトと第2コンベヤーのベルトとで強く挟まれてチョッパーへ搬送されることで、商業印刷物の折帳にずれや曲がりが生じないため、チョッパー折精度が向上する。また、印刷面が完全に乾燥した状態の商業印刷物の印刷面は、第1及び第2コンベヤーのベルトで強く挟まれても汚れが生じない。
また、咥胴から解放された新聞の折帳は、ガイド板により折帳の挟み搬送部への進入を不可として咥胴の外周面から離れてデリバリーファンに向かう放出路を設けた第3及び第4コンベアのベルトにより印刷面が汚れない程度の強さで挟まれ、デリバリーファンに送られるため、印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の印刷面に汚れを防止することができる。また、折帳の多少のずれ、曲がりは、第3コンベヤーと第4コンベヤーからデリバリーファンへの落下部分で修正される。
また、一台の咥折装置において非常に簡単な切り換え手段により商業印刷物の折帳と新聞の折帳を別経路に変更し、それぞれの経路で商業印刷物と新聞の折帳が搬送され、印刷面が完全に乾燥した状態の商業印刷物及び印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の両方の印刷物の品質を良好に維持することができる。
また、本発明の請求項2にかかる咥折装置は、新聞を搬送する第2搬送路の第3コンベアと第4コンベアのベルトの折帳との接触面を、商業印刷物を搬送する第1搬送路の第1コンベアと第2コンベアのベルトの折帳との接触面より摩擦係数を小さくすることで、印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の印刷面の汚れを防止することができると共に、印刷面が完全に乾燥した状態の商業印刷物の折帳を良好に搬送することが可能となる。
また、本発明の請求項3にかかる咥折装置は、印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の折帳を咥胴と隙間を有するペーパーガイド及びガイド板の裏面で案内して第3コンベヤーのベルトと第4コンベヤーのベルトにより印刷面が汚れない程度の強さで挟みデリバリーファンに送ることで、印刷面の乾燥が完全でない状態の印刷面の汚れを防止することができる。また、折帳の多少のずれや曲がり等は、第3コンベヤーと第4コンベヤーからデリバリーファンへの落下部分で修正される。
また、本発明の請求項4にかかる咥折装置は、咥胴から解放された商業印刷物の折帳をガイド板の上面に沿って挟み搬送部に搬送して挟み搬送部で第1コンベヤーのベルトと第2コンベヤーのベルトとで強く挟まれてチョッパー折機構へ搬送することで、商業印刷物の折帳のずれや曲がりを防止することができ、チョッパー折精度が向上する。また、印刷面が完全に乾燥した状態の商業印刷物の印刷面は、第1及び第2コンベヤーのベルトで強く挟まれても汚れが生じることがない。
また、咥胴から解放された新聞の折帳は、ガイド板の裏側とペーパーガイドとにより咥胴の外周面に沿って案内されて第3コンベア及び第4コンベアのベルトにより印刷面が汚れない程度の強さで挟まれてデリバリーファンに送られることで、印刷面の汚れを防止することができる。また、折帳の多少のずれや曲がり等は、第3及び第4コンベヤーからデリバリーファンへの落下部分で修正される。
次に、本発明に係る実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明は、図1及至図9に示すように、同一の折畳装置A1又はA2内に、折帳W1を咥胴Dからチョッパー折機構Fに向けて搬送する第1搬送路1A又は1Bと、折帳W2を咥胴DからデリバリーファンEに向けて搬送する第2搬送路2A又は2Bを設けた。
尚、折帳Wを区分して、折帳W1は印刷面が完全に乾燥した状態である商業印刷物を、折帳W2は印刷面の乾燥が完全でない状態である新聞を示す。
本発明に係る実施の一形態である折畳装置A1の第1搬送路1A及び第2搬送路2Aの構成を説明する。この第1搬送路1A及び第2搬送路2Aは、図1に示すように、第1コンベヤー3A、第2コンベヤー4、ペーパーガイド手段5A、コンベヤー着脱手段6、第3コンベヤー7及び第4コンベヤー8を備える。
第1コンベヤー3Aは、図1、図3及び図6に示すように、折帳搬送方向における上流側を咥胴D外周面側にオーバーハング状に延長された延長部31Aを設け、図示しない駆動源から駆動される軸34に複数のローラー32aと複数のローラー36aと軸34を中心として旋回移動が可能であるようにアーム35、35の一端が取付られている。チョッパー折機構Fに向けてベルト37がローラー36aと複数のローラー36bとに掛け渡されており、前記延長部31Aは、アーム35の他端に複数のローラー32bが、アーム35の中間部に複数のローラー32cがそれぞれ軸38、39を介して回転可能に取付けられており、ローラー32a、32b、32cにベルト33が掛け渡されている。更に、アーム35にはローラー32aの近傍にガイド板30Aが取付けられている。
第2コンベヤー4は、図1及び図6に示すように、折帳W1を挟み込むように第1コンベヤー3Aの下方に設けられ、軸43に複数のローラー41aが取付られ、ベルト42がローラー41aと複数のローラー41bとに掛け渡され、図示しない駆動源から駆動されている。
ペーパーガイド手段5Aは、図4及び図7に示すように、ペーパーガイド51とフレームHに固定されているブラケット52、ブラケット53を有し、折帳W2を第2搬送路2Aで搬送するときに取付け、ペーパーガイド51と咥胴Dの外周面とは折帳W2が咥胴Dの外周面に沿って案内可能である間隙を有する。
コンベヤー着脱手段6は、図3及び図6、図7に示すように、前記アーム35の中間部に軸62が固定され、軸62にはエアーシリンダー61のロッド側先端部が角変位可能に取付けられ、エアーシリンダー61の他端はステーGに固定されているブラケット64に軸63を介して角変位可能に取付けられている。
第3コンベヤー7は、図7に示すように、複数のローラー71と咥胴Dの外周に沿って掛け渡されているベルト72を有する。ベルト72は咥胴Dに連れ回りする。尚、ベルト72が咥胴Dの外周から離れる位置から折帳W2を放出する位置までを放出部73とする。
第4コンベヤー8は、図7に示すように、第3コンベヤー7と折帳W2を挟み込んで搬送するように設けられ、前記第2コンベヤー4の軸43に複数のローラー81aが取付けられ、ベルト82がローラー81aと複数のローラー81bに掛け渡され、図示しない駆動源から駆動される。ローラー81aの外径は前記第2コンベヤー4のローラー41aの外径より小さく設けてある。
ここで、折畳装置A1の第1搬送路1A及び第2搬送路2Aの作用について説明する。連続紙Vは、図1に示すように、印刷後、折畳装置A1に導入され、図示しないドラッグローラー、フォーマー、ローラー類及び鋸胴B、折胴Cを経て、咥胴Dでは、連続紙Vの走行方向と平行に一度折られ、更にこれと直角に一度折られた状態の折帳W(W1、W2)が形成される。
折帳W1をチョッパー折機構Fへ搬送する第1搬送路1Aは、図6及び図1、図3に示すように、第1コンベヤー3A(延長部31A、ガイド板30Aを含む)、第2コンベヤー4、コンベヤー着脱手段6を備える。稼動前に、コンベヤー着脱手段6のエアーシリンダー61を伸長させ、軸62を介して軸34を中心としてアーム35を下方に旋回移動させ、第1コンベヤー3Aの延長部31Aのベルト33を咥胴Dの外周に接触させて巻き付けるとともにガイド板30Aの先端が咥胴Dの外周面より下がった位置にくるようにする。このとき、ペーパーガイド手段5Aのペーパーガイド51が取り付けられていた場合(図7参照)には、ブラケット52、53から取り外す。稼動中は、商業印刷物の折帳W1は、咥胴Dを強く押圧したベルト33によりガイド板30Aの上面に沿って挟み搬送部3に搬送され、軸43に取付けられている第2コンベヤー4のローラー41aが第4コンベヤー8のローラー81aの外径より大きく設けてあるため、折帳W1が挟み搬送部3に挟み込まれるときに、折帳W1の搬送方向と逆方向に回転する第4コンベヤー8のローラー81a及びベルト82に接触すること無く、第1コンベヤー3Aのベルト37と第2コンベヤー4のベルト42とで強く挟まれて、咥胴Dからチョッパー折機構Fへ搬送される。
折帳W2をチョッパー折機構Fへ搬送せずにデリバリーファンEへ搬送する第2搬送路2Aは、図7、図4及び図1、図3に示すように、ペーパーガイド手段5A、第3コンベヤー7及び第4コンベヤー8を備える。稼動前に、コンベヤー着脱手段6のエアーシリンダー61を縮退させ、軸62を介して軸34を中心としてアーム35を上方に旋回移動させ、第1コンベヤー3Aの延長部31Aのベルト33とガイド板30Aを咥胴Dから離脱させた後、ペーパーガイド手段5Aのブラケット52、ブラケット53にペーパーガイド51を取付ける。稼動中は、新聞の折帳W2は、咥胴Dと隙間を有するペーパーガイド51に案内され、更に、第3コンベヤー7のベルト72と第4コンベヤー8のベルト82とで印刷面の乾燥が完全でない状態である新聞の印刷面が汚れない程度の強さで挟まれ、デリバリーファンEに送られる。
次に、本発明に係る実施の他形態である折畳装置A2の第1搬送路1B及び第2搬送路2Bの構成を説明する。図2に示すように、第1コンベヤー3B、第2コンベヤー4、ペーパーガイド手段5B、コンベヤー着脱手段6、第3コンベヤー7及び第4コンベヤー8を備える。
第1コンベヤー3Bは、図2、図3及び図8に示すように、折帳搬送方向における上流側を咥胴D外周面側にオーバーハング状に延長された延長部31Bを設け、図示しない駆動源から駆動される軸34に複数のローラー32aと複数のローラー36aと軸34を中心として旋回移動が可能であるようにアーム35、35の一端が取付られている。チョッパー折機構Fに向けてベルト37がローラー36aと複数のローラー36bとに掛け渡されており(図6参照)、前記延長部31Bは、アーム35の他端に複数のローラー32bが、アーム35の中間部に複数のローラー32cがそれぞれ軸38、39を介して回転可能に取付けられており、ローラー32a、32b、32cにベルト33が掛け渡されている。更に、アーム35にローラー32aの近傍にガイド板30Bが取付けられている。
ガイド板30Bは、折帳W1を第1搬送路へ案内する側の裏側が、折帳W2を咥胴Dの外周面に沿って案内可能である形状を有する。
ペーパーガイド手段5Bは、図5及び図9に示すように、咥胴Dの軸方向と平行方向に位相を変えて第1コンベヤー3Bの延長部31Bと干渉しないように設けられたペーパーガイド54とペーパーガイド55を有し、ペーパーガイド54は折胴C側に設けられた図示しないブラケットに固定され、ペーパーガイド55は第4コンベヤー8側に設けられた図示しないブラケットに固定されている。ペーパーガイド54、55と咥胴Dの外周面とは折帳Wが咥胴Dの外周面に沿って案内可能である間隙を有する。
第2コンベヤー4、コンベヤー着脱手段6、第3コンベヤー7、第4コンベヤー8は、前記折畳装置A1の構成と同じである。
ここで、折畳装置A2の第1搬送路1B及び第2搬送路2Bの作用について説明する。連続紙Vは、図2に示すように、折畳装置A1と同じように、咥胴Dでは折帳W(W1、W2)が形成される。
折帳W1をチョッパー折機構Fへ搬送する第1搬送路1Bは、図8及び図2、図3に示すように、第1コンベヤー3B(延長部31B、ガイド板30Bを含む)、第2コンベヤー4、コンベヤー着脱手段6を備える。稼動前に、コンベヤー着脱手段6のエアーシリンダー61を伸長させ、軸62を介して軸34を中心としてアーム35を下方に旋回移動させ、第1コンベヤー3Bの延長部31Bのベルト33を咥胴Dの外周に接触させて巻き付けるとともにガイド板30Bの先端が咥胴Dの外周面より下がった位置にくるようにする。稼動中は、商業印刷物の折帳W1は、咥胴Dを強く押圧したベルト33によりガイド板30Bの上面に沿って挟み搬送部3に搬送され、軸43に取付けられている第2コンベヤー4のローラー41aが第4コンベヤー8のローラー81aの外径より大きく設けてあるため、折帳W1が挟み搬送部3に挟み込まれるときに折帳W1の搬送方向と逆方向に回転する第4コンベヤー8のローラー81a及びベルト82に接触すること無く、第1コンベヤー3Bのベルト37と第2コンベヤー4のベルト42とで強く挟まれて、咥胴Dからチョッパー折機構Fへ搬送される。
折帳W2をチョッパー折機構Fへ搬送せずにデリバリーファンEへ搬送する第2搬送路2Bは、図9及び図2、図3、図5に示すように、ペーパーガイド手段5B、第3コンベヤー7及び第4コンベヤー8を備える。稼動前に、コンベヤー着脱手段6のエアーシリンダー61を縮退させ、軸62を介して軸34を中心としてアーム35を上方に旋回移動させ、第1コンベヤー3Bの延長部31Bのベルト33とガイド板30Bを咥胴Dから離隔させる。稼動中は、新聞の折帳W2は、咥胴Dと隙間を有するペーパーガイド54、ガイド板30Bの下面及びペーパーガイド55によって案内され、更に、第3コンベヤー7のベルト72と第4コンベヤー8のベルト82とで印刷面の乾燥が完全でない状態である新聞の印刷面が汚れない程度の強さで挟まれ、デリバリーファンEに送られる。
また、第2搬送路2A、2Bを形成する第3コンベヤー7のベルト72、第4コンベヤー8のベルト82の折帳W2との接触面を第1搬送路1A、1Bを形成する第1コンベヤー3A又は3Bのベルト33、37、第2コンベヤー4のベルト42の折帳W1との接触面より摩擦係数を小さくして設けた。
出願人のテストによれば、第2搬送路2A、2Bを形成するベルト72、82の摩擦係数は0.1〜0.15が最適であり、第1搬送路1A、1Bを形成するベルト33、37及び42の摩擦係数は0.3〜0.4が下記の効果を得るのに最適であった。
更に、第2搬送路2A、2Bを形成するベルト72、82の折帳W2との接触面はフッ素樹脂であることが望ましい。
上述したように、咥胴Dから解放された商業印刷物の折帳W1をチョッパー折機構Fに向けて搬送する第1搬送路1A及び1Bと、新聞の折帳W2をチョッパー折機構Fに向けずにデリバリーファンEに搬送する第2搬送路2A及び2Bとを設けた咥折装置によれば、
折帳W1は、咥胴Dを強く押圧した第1コンベヤー3A又は3Bの延長部31A又は31Bのベルト33によりガイド板30A又は30Bの上面に沿って挟み搬送部3に搬送され、この挟み搬送部3で第1コンベヤー3Aのベルト37と第2コンベヤー4のベルト42とで強く挟まれてチョッパー折機構Fへ搬送される。
その結果、折帳W1にずれや曲がりが生じないため、チョッパー折精度が向上する。また、印刷面が完全に乾燥した状態の商業印刷物の印刷面は、これらのベルト33、37、42で強く挟まれても汚れが生じない。
一方、折帳W2は、咥胴Dと隙間を有するペーパーガイド手段5A又は5Bのペーパーガイド51又はペーパーガイド54、55及びガイド板30Bの裏面で案内され、第3コンベヤー7のベルト72と第4コンベヤー8のベルト82とで印刷面が汚れない程度の強さで挟まれ、デリバリーファンEに送られる。
その結果、印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の印刷面に汚れが生じない。また、折帳W2の多少のずれ、曲がりは、第3コンベヤー7と第4コンベヤー8からデリバリーファンEへの落下部分で修正される。
更に、第2搬送路2A及び2Bを形成するベルト72、82の折帳W2との接触面を第1搬送路1A及び1Bを形成するベルト33、37、42の折帳W1との接触面より摩擦係数を小さくして設けることにより、第2搬送路2A及び2Bで新聞の印刷面に汚れを生じさせずに搬送でき、また逆に、摩擦係数が大きい第1搬送路1A及び1Bで商業印刷物を確実に挟んで搬送でき、前記印刷面の汚れ防止とチョッパー折精度の向上に対する効果が増加する。
また、本発明の搬送路の切り換え方法は、本発明に係る実施の一形態では、ペーパーガイド手段5Aのペーパーガイド51を取り外し、第1コンベヤー3Aの延長部31Aのベルト33を咥胴Dの外周面に接触させ、ガイド板30Aの表面と、及び挟み搬送部3で第1搬送路1Aを形成し、逆に、ベルト33とガイド板30Aを咥胴Dから離隔し、ペーパーガイド31を取付け、及び第3コンベヤー7と第4コンベヤー8で第2搬送路2Aを形成する。
本発明に係る実施の他形態では、第1コンベヤー3Bの延長部31Bのベルト33を咥胴Dの外周面に接触させ、ガイド板30Bの表面と、及び挟み搬送部3で第1搬送路1Bを形成し、ベルト33とガイド板30Bを咥胴Dから離隔し、このガイド板30Bの裏面と固定ペーパーガイド54,55と、及び第3コンベヤー7と第4コンベヤー8で第2搬送路2Bを形成する。
以上説明した通り、咥胴から解放された折帳をチョッパー折機構に向けて搬送する第1搬送路と、チョッパー折機構に向けずにデリバリーファンに搬送する第2搬送路の2つの搬送路を有する本発明に係る折畳装置において、非常に簡単な切り換え方法で別経路に変更し、それぞれの経路で商業印刷物と新聞の折帳は搬送され、印刷面が完全に乾燥した状態の商業印刷物及び印刷面の乾燥が完全でない状態の新聞の両方の印刷物の品質が良好に維持できる効果が得られる。
本発明に係る実施の一形態である咥折装置の概略構成図である。 本発明に係る実施の他形態である咥折装置の概略構成図である。 本発明に係る図1、図2の咥折装置の概略平面図である。 本発明に係るペーパーガイド手段の図7のX矢視、概略平面図である。 本発明に係るペーパーガイド手段の図9のY−Y矢視、概略平面図である。 本発明に係る図1の第1搬送路の形態を示す概略構成図である。 本発明に係る図1の第2搬送路の形態を示す概略構成図である。 本発明に係る図2の第1搬送路の形態を示す概略構成図である。 本発明に係る図2の第2搬送路の形態を示す概略構成図である。 従来技術の折畳装置の実施の一形態を示す概略構成図である。 従来技術の折畳装置の実施の他形態を示す概略構成図である。 従来技術の折畳装置の搬送装置の実施の一形態を示す概略構成図である。 従来技術の折畳装置の搬送装置の実施の他形態を示す概略構成図である。
符号の説明
A1,A2・・折畳装置(本発明)
A3,A4・・折畳装置(従来技術)
B・・鋸胴(本発明)
B1・・第1胴(従来技術)
C・・折胴(本発明)
C1・・第2胴(従来技術)
D・・咥胴(本発明)
D1・・第3胴(従来技術)
E,E1・・デリバリーファン
F・・チョッパー折機構
G・・ステー
H・・フレーム
V・・連続紙
W・・折帳(裁断紙)
W1・・商業印刷物の折帳
W2・・新聞の折帳
1A,1B・・第1搬送路
2A,2B・・第2搬送路
3・・挟み搬送部
3A,3B・・第1コンベヤー
30A,30B・・ガイド板
31A,31B・・延長部
32a,32b,32c・・ローラー
33・・ベルト
34・・軸
35・・アーム
36a,36b・・ローラー
37・・ベルト
38・・軸
39・・軸
4・・第2コンベヤー
41a,41b・・ローラー
42・・ベルト
43・・軸
5(5A、5B)・・ペーパーガイド手段
51・・ペーパーガイド
52・・ブラケット
53・・ブラケット
54・・ペーパーガイド
55・・ペーパーガイド
6 コンベヤー着脱手段
61・・エアーシリンダー
62・・軸
63・・軸
64・・ブラケット
7・・第3コンベヤー
71・・ローラー
72・・ベルト
73・・放出部
8・・第4コンベヤー
81a,81b・・ローラー
82・・ベルト
90・・ドラッグローラー
91・・フォーマー
92・・ローラー類
93・・上側搬送ベルト
94・・下側搬送ベルト
95・・搬送装置
96・・搬送装置
961・・ペーパーガイド
962・・ガイドベルト手段
963・・ガイド板
964・・搬送ベルト手段
97・・搬送装置
971・・ペーパーガイド
972・・ベルト手段

Claims (4)

  1. 咥胴から解放された折帳をチョッパー折機構に向けて搬送する第1搬送路と、前記チョッパー折機構に向けずにデリバリーファンに搬送する第2搬送路とを設けた咥折装置において、
    前記第1搬送路を、前記折帳を両者で挟み前記咥胴の周面速度と同じ速度で搬送可能に設けた第1コンベヤーと第2コンベヤーとで形成した挟み搬送部と、前記第1コンベヤーの折帳搬送方向における上流側を前記咥胴外周面側にオーバーハング状に延長した延長部とするとともに、当該延長部を前記咥胴の外周面に対して接触する位置と離隔する位置に変位可能に設け、また、前記第2搬送路を、前記咥胴の外周面に巻き掛けるとともに、当該咥胴の外周面から離れてデリバリーファンに向う放出部を設けた第3コンベヤーと、前記第3コンベヤーと前記折帳を挟んで搬送可能に設けた第4コンベヤーとで形成し、更に、前記第1搬送路の折帳搬送方向における上流端又はその近傍に、前記咥胴から解放された折帳の前記挟み搬送部への進入を可とする位置と進入を不可とする位置とに変位可能にガイド板を設けたことを特徴とする咥折装置。
  2. 前記第2搬送路を形成するコンベヤーの前記折帳との接触面を前記第1搬送路を形成するコンベヤーの前記折帳との接触面より摩擦係数を小さくして設けたことを特徹とする、請求項1に記載の咥折装置。
  3. 前記咥胴の軸方向と平行方向に位相を変えて前記第1コンベヤーの延長部と干渉しないように、且つ前記咥胴の回転方向における前記折帳の受領位置よりも下流位置から当該咥胴の回転方向における下流側に、長くとも前記第3コンベヤーの放出部の開始位置に至るまで、前記咥胴の外周面に沿って当該咥胴の外周面から予め定めた折帳の通過が可能な間隔を空けてペーパーガイドを配し、前記第1コンベヤーの延長部が前記咥胴の外周面に対して離隔する位置にあるときに、前記折帳を前記咥胴の外周面に沿って案内可能であるように設けたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の咥折装置。
  4. 前記ペーパーガイドを前記折帳の第1搬送路への進入を許し得るように設けるとともに、前記ガイド板が前記折帳の挟み搬送部への進入を不可とする位置に変位したときに、前記ガイド板の折帳を前記第1搬送路へ案内する側の裏側が前記ペーパーガイドとともに前記折帳を前記咥胴の外周面に沿って案内可能であるように設けたことを特徴とする、請求項3に記載の咥折装置。
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