JP2004043101A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004043101A
JP2004043101A JP2002202584A JP2002202584A JP2004043101A JP 2004043101 A JP2004043101 A JP 2004043101A JP 2002202584 A JP2002202584 A JP 2002202584A JP 2002202584 A JP2002202584 A JP 2002202584A JP 2004043101 A JP2004043101 A JP 2004043101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
sheet
discharge roller
transport
conveyance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002202584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4040376B2 (ja
Inventor
Hisashi Matsumoto
松本 久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duplo Corp
Original Assignee
Duplo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Duplo Corp filed Critical Duplo Corp
Priority to JP2002202584A priority Critical patent/JP4040376B2/ja
Publication of JP2004043101A publication Critical patent/JP2004043101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4040376B2 publication Critical patent/JP4040376B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

【課題】図面、書類、用紙類のシートが長尺の場合に、搬送ローラ対及び排出ローラ対の双方に同時にくわえられるのを防いで、その図面折り形態の崩れ、ローラスリップ跡の付着、破れ、異常なスリップ音、が発生するのを防止する。
【解決手段】搬送ローラ対機構200 の上面側搬送ローラ210 及び下面側搬送ローラ220 の近くにセンサ310 を配置し、シート900 がこれら搬送ローラに挟まれて搬送中であるか、この搬送状態から抜け出したか、を判別するシート搬送状態判別部300 を設ける。シート搬送路の下流に設けられた、固定位置の下面側排出ローラ420、及びこれに対し接近、離反可能な可動型の上面側排出ローラ410 と、判別結果が、搬送中、のときはこれら排出ローラ間を離反させ、搬送状態が抜け出した、のときは接近させる、ローラ間隔制御・加圧部430 と、を含む排出ローラ対機構400 を設ける。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシート搬送装置に関し、特に上流装置からの折り上げられた図面や書類、用紙類などのシートを下流へと搬送、排出するシート搬送装置に属する。
【0002】
【従来の技術】
図面折機で折り上げられた図面や、印刷装置で印刷された書類、及びその用紙などのシートは、次の作業工程へと移行する際に、シート搬送装置により、これら上流装置から受け取られて、下流側へと搬送、排出される。このような、シート類を上流装置から受け取って下流へと搬送、排出するシート搬送装置の、従来の一例の各部配置側面図を図3に、また、このシート搬送装置で搬送されるシートとの関係、及び課題を説明するための図を図4(a)〜(c)に示す。
【0003】
このシート搬送装置は、上面に図面や書類などのシート900を載せて搬送する、搬送路ベルト110及びこの搬送路ベルト110を一定の速度で走行させる搬送路ローラ120,130を含む搬送路機構100と、搬送路ベルト110の上面と接する上面側搬送ローラ210、搬送路ベルト110下面と接する下面側搬送ローラ220、及びこれら上面搬送ローラ210,下面側搬送ローラ220間に規定の圧力を与える加圧部230を含み、搬送路ベルト110上のシート900をこの搬送路ベルト110と共に下流へと搬送する搬送ローラ対機構200と、搬送路ベルト110及び搬送路ローラ120,130によるシート搬送路の延長面(下流、破線部分)で互いに接触して搬送路機構100に近接して配置された上面側排出ローラ410及び下面側排出ローラ420並びにこれら上下のローラ間に規定の圧力を与える加圧ばね433xを含み、搬送路機構100から送られて来たシート900を下流側へと排出する排出ローラ対機構400xと、を有する構成となっており、排出ローラ対機構400xの上面側排出ローラ410及び下面側排出ローラ420の周速は、下流側装置、機具等への受け渡しが確実に実行できるように、上流側の搬送路機構100及び搬送ローラ対機構200によるシート搬送速度より速くする必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のシート搬送装置は、搬送路ベルト110を一定の速度で走行させる搬送路機構100と、搬送路ベルト110を上下から挟んで加圧し、かつこの搬送路ベルト110と共にシートを下流へと搬送する、上面側搬送ローラ210及び下面側搬送ローラ220を含む搬送ローラ対機構200と、搬送路ベルト110によるシート搬送路の延長面(下流)で互いに加圧接触する上面側排出ローラ410及び下面側排出ローラ420を含み、上流側の搬送路機構100及び搬送ローラ対機構200より高速でシートを下流側へと排出する排出ローラ対機構400xと、を有する構成となっており、上流装置の図面折機で折り上げられた図面や、印刷装置で印刷された書類、用紙などの、シート900の長さは図面の折り形態や書類の種類によって様々であり、図4(a)に示すように、これらシート900の長さが搬送ローラ対機構200の上面側搬送ローラ210及び下面側搬送ローラ220と、排出ローラ対機構400xの上面側排出ローラ410及び下面側排出ローラ420との間のスパンより長くなった場合には、シート900が、搬送ローラ対機構200の上面側搬送ローラ210及び下面側搬送ローラ220(以下、搬送ローラ対という場合もある)により搬送中であるにもかかわらず、排出ローラ対機構400xの上面側排出ローラ410及び下面側排出ローラ420(以下、排出ローラ対という場合もある)にくわえられて高速で排出されようとするので、これらの間で引っ張り合いが生じ、シート900の中でも、図面折機で折り上げられた図面は、図4(c)に示すように、図面の折り形態が崩れてしまい、また、これらローラ対間の圧力の弱い方のローラ対とシート900との間でスリップが生じてシート900にローラのスリップ跡の汚れが付いてしまったり、シート破れが発生するほか、耳障りなスリップ音が発生したり、更に、シートが搬送ローラ対を抜け出すときに、このシートが、両ローラによる張力から瞬間的に解放されてたわむことにより、ローラ抜け出し異音が発生する、という問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑みて、排出ローラ対のシート搬送、排出速度がその上流側のシート搬送速度より速く、シートの長さが、搬送ローラ対と排出ローラ対との間のスパンより長くなった場合でも、シートの折り形態の崩れが発生することなく、シートにスリップ跡の汚れが付くこともなく、また、シート破れや耳障りなスリップ音、ローラ抜け出し異音等が発生することのないシート搬送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のシート搬送装置は、図面、書類、用紙類のシートをその搬送上流側から受け取って下流へと搬送、排出するシート搬送装置であって、次の各構成を有することを特徴とする。
(イ) 上面に前記シートを載せて予め定められた速度で下流へと搬送する、搬送路ベルト及び搬送路ローラを含む搬送路機構
(ロ) 前記搬送路ベルトの上面側及び下面側に配置され、この搬送路ベルト上のシートを挟み付けて前記搬送路ベルトと共に下流へと搬送する上面側搬送ローラ及び下面側搬送ローラ、を含む搬送ローラ対機構
(ハ) 前記上面側搬送ローラ及び下面側搬送ローラに近接して配置されたセンサを含み、前記搬送路ベルト上のシートが前記上面側搬送ローラ及び下面側搬送ローラで挟まれて搬送中であるか、この搬送状態から抜け出したかを判別するシート搬送状態判別部
(ニ) 前記搬送路機構及び搬送ローラ対機構によるシート搬送路の下流部分の上面側及び下面側に、互いに接近、離反可能なように配置された上面側排出ローラ及び下面側排出ローラと、これら上面側排出ローラ及び下面側排出ローラを、接離制御信号に基づいて、互いに接近する方向に移動させかつ設定相互間隔に離反保持して、これら相互間に搬送されて来たシートを挟みつける、ローラ間隔制御・加圧部と、を含み、前記シートを前記搬送路機構及び搬送ローラ対機構より速い速度で下流へと搬送、排出する排出ローラ対機構
(ホ) 前記シート搬送状態判別部の判別結果が、搬送ローラで挟まれて搬送中のときは離反保持指令、搬送状態から抜け出したときは接近指令の、前記接離制御信号を発生する排出ローラ接離制御部
【0007】
また、前記排出ローラ対機構は、その上面側排出ローラ及び下面側排出ローラのうちの一方が一定の位置に保持され、他方が、この一方に対し接近、離反可能な可動型構造であり、そのローラ間隔制御・加圧部が、前記他方の可動型構造の排出ローラを、前記接離制御信号に従って移動させて、これら排出ローラ間を接近、離反させる構造である、構成を有している。
【0008】
また、前記排出ローラ対機構は、その上面側排出ローラ及び下面側排出ローラのうちの上面側排出ローラが可動型構造であり、そのローラ間隔制御・加圧部が、前記上面側排出ローラを、前記下面側排出ローラに対して接近、離反させる構造であり、このローラ間隔制御・加圧部が、支点で保持されてこの支点のまわりに回転可能でその第1の端側で前記上面側排出ローラを前記下面側排出ローラに対し移動させる支持板と、この支持板の、前記第1の端側とは異なる第2の端側を前記接離制御信号により移動させることにより、前記第1の端側による上面側排出ローラ及び下面側排出ローラ間の接近、離反を制御するローラ間隔制御手段と、前記上面側排出ローラ及び下面側排出ローラ間に圧力を与える加圧ばねと、を備えて成り、また、そのローラ間隔制御・加圧部のローラ間隔制御手段が、固定された中心軸のまわりに回転可能でその外周を前記支持板の他方の端側と接して回転するカムを含み、このカムの、前記中心軸・外周間の長さ寸法の差により前記上面側排出ローラ及び下面側排出ローラを接近、離反させる構造である、構成を有している。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態は、図面、書類、用紙類のシートを、その搬送上流側から受け取って下流へと搬送、排出するシート搬送装置であって、上面に上記シートを載せて予め定められた速度で下流へと搬送する、搬送路ベルト及び搬送路ローラを含む搬送路機構と、上記搬送路ベルトの上面側及び下面側に配置され、この搬送路ベルト上のシートを挟み付けて上記搬送路ベルトと共に下流へと搬送する上面側搬送ローラ及び下面側搬送ローラ、を含む搬送ローラ対機構と、上記上面側搬送ローラ及び下面側搬送ローラに近接して配置されたセンサを含み、上記搬送路ベルト上のシートが上記上面側搬送ローラ及び下面側搬送ローラで挟まれて搬送中であるか、この搬送状態から抜け出したかを判別するシート搬送状態判別部と、上記搬送路機構及び搬送ローラ対機構によるシート搬送路の下流部分の上面側及び下面側に、互いに接近、離反可能なように配置された上面側排出ローラ及び下面側排出ローラ、並びにこれら上面側排出ローラ及び下面側排出ローラを、接離制御信号に基づいて、互いに接近する方向に移動させかつ設定相互間隔に離反保持して、これら相互間に搬送されて来たシートを挟みつける、ローラ間隔制御・加圧部、を含み、上記シートを上記搬送路機構及び搬送ローラ対機構より速い速度で下流へと搬送、排出する排出ローラ対機構と、上記シート搬送状態判別部の判別結果が、搬送ローラで挟まれて搬送中のときは離反保持指令、搬送状態から抜け出したときは接近指令の、上記接離制御信号を発生する排出ローラ接離制御部と、を有して構成される。
【0010】
このような構成とすることにより、排出ローラ対のシート搬送、排出速度がその上流側のシート搬送速度より速く、シート長が搬送ローラ対・排出ローラ対間のスパンより長くなったとしても、シートが搬送ローラ対及び排出ローラ対の両方に同時にくわえられることはないので、図面折機で折り上げられた図面(シートのうちの1種)の折り形態が崩れることはなく、シートにローラのスリップ跡の汚れが付くこともなく、また、シートの破れや、耳障りなスリップ音、ローラ抜け出し異音等が発生するのを防止することができる。
【0011】
【実施例】
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1(a),(b)は本発明の一実施例を示す配置側面図、図2(a)〜(d)はこの実施例の動作及び効果を説明するためのシート搬送装置とシートとの関係を示す配置側面図である。
この実施例は、その主構成が、搬送路機構100、搬送ローラ対機構200、シート搬送状態判別部300、及び排出ローラ対機構400と、図示省略されている排出ローラ接離制御部と、を有し、搬送路機構100及び搬送ローラ対機構200は前述の従来例と同様であるが、シート搬送状態判別部300及び排出ローラ接離制御部が従来例に対し付加され、かつ、排出ローラ対機構400が従来例の排出ローラ対機構400xと相違している。以下、この付加部分及び相違部分を中心に、この実施例について説明する。
【0012】
まず、シート搬送状態判別部300は、搬送ローラ対機構200の上面側搬送ローラ210及び下面側搬送ローラ220(以下、搬送ローラ対(210,220)ということもある)に近接して配置されたセンサ310を含み、搬送路機構100の搬送路ベルト110上のシート900が、上面側搬送ローラ210及び下面側搬送ローラ220で挟まれて搬送中であるか、この搬送状態から抜け出したか、を判別する。
【0013】
次に排出ローラ対機構400は、搬送路機構100及び搬送ローラ対機構200によるシート搬送路の下流部分(図1(a)の破線の部分)の、このシート搬送路を挟んでその上面側及び下面側に、互いに接近、離反可能なように配置され、上面側が可動型構造であり、下面側はシート搬送路に接して一定の位置に保持された、上面側排出ローラ410及び下面側排出ローラ420(以下、排出ローラ対(410,420)ということもある)と、これら上面側排出ローラ410及び下面側排出ローラ420を、接離制御信号に基づいて、互いに接近する方向に移動させ、かつ予め設定された相互間隔に離反保持して、これら相互間に搬送されて来たシート900を挟みつける、ローラ間隔制御・加圧部430と、を含み、搬送されて来たシート900を、上流側の搬送路機構100及び搬送ローラ対機構200より速い速度で下流へと搬送、排出する(搬送、排出駆動源は図示省略)構成となっており、そのローラ間隔制御・加圧部430の詳細は次のとおりである。
【0014】
すなわち、ローラ間隔制御・加圧部430は、支点で保持されてこの支点のまわりに回転可能でその一方の端に上面側排出ローラ410の回転中心軸を保持する支持板431と、上面側排出ローラ410及び下面側排出ローラ420の間を接触、離反させるローラ間隔制御手段のカム432と、支持板431の他方の端側につながり、上面側排出ローラ410及び下面側排出ローラ420間に圧力を与える加圧ばね433と、を備えて成り、カム432は、固定された中心軸のまわりに回転可能でその外周を支持板431の他方の端側に接して、接離制御信号に基づいて回転し、その、中心軸・外周間の長さ寸法の差により、上面側排出ローラ410及び下面側排出ローラ420を接触、離反させる構造となっている。
【0015】
なお、図1では省略されている排出ローラ接離制御部は、シート900の搬送方向の長さ寸法が、搬送ローラ対(210,220)と排出ローラ対(410,420)との間の距離より長い場合に、シート搬送状態判別部300の判別結果が、搬送ローラで挟まれて搬送中、のときは離反保持指令、搬送状態から抜け出した、のときは接近指令の、接離制御信号を発生して、排出ローラ対機構400へと供給する。
【0016】
この実施例では、図2(a)に示すように、シート900の搬送方向の長さ寸法が、搬送ローラ対(210,220)と排出ローラ対(410,420)との間の距離より長い場合でも、図2(b),(c)に示すように、シート900が搬送ローラ対(210,220)に挟まれて搬送されている間は、排出ローラ対(410,420)相互間が予め設定された間隔で離反保持される。そして、シート900が、搬送ローラ対(210,220)から抜け出した時点で、排出ローラ対(410,420)が接近してシート900を挟みつけ、上流側より高速で、このシート900を下流へと搬送、排出する。
【0017】
従って、シート900が、搬送ローラ対(210,220)と排出ローラ対(410,420)とに同時にとらえられる、ということが無くなり、排出ローラ対(410,420)によるシート搬送、排出速度が上流側のシート搬送速度より速い場合であっても、従来例のような、搬送ローラ対・排出ローラ対間のシート900の引っ張り合いが無くなって、シート、中でも図面の折り形態が崩れたり、シート900にスリップ跡の汚れが付いたり、シート900の破れや耳障りなスリップ音、ローラ抜け出し異音等が発生する、という問題点を無くすことができる。
【0018】
この実施例においては、ローラ間隔制御・加圧部として、支持板431、カム432、及び加圧ばね433を含む構成、構造としたが、カム以外の部材で排出ローラ対(410,420)間の間隔を制御してもよいし、また上面側排出ローラ410を直接、プランジャなどにより移動させるようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、搬送ローラ対に近接してセンサを配置して、このセンサにより、搬送されるシートが、搬送ローラ対に挟まれて搬送中であるか、この搬送状態から抜け出したか、を判別するシート搬送状態判別部を設け、この搬送ローラ対の下流に設けられた排出ローラ対を、その相互間で接近、離反可能な構造として、シート搬送状態判別部による判別結果が、搬送ローラ対に挟まれて搬送中、であるときは排出ローラ対相互間を設定間隔で離反保持し、搬送状態から抜け出した、であるときには排出ローラ対相互間を接近させる、ローラ間隔制御・加圧部及び排出ローラ接離制御部を設けた構成とすることにより、排出ローラ対のシート搬送、排出速度が搬送ローラ対のシート搬送速度より速く、シートの搬送方向の長さが搬送ローラ対・排出ローラ対間のスパンより長い場合であっても、このシートが、搬送ローラ対及び排出ローラ対の両者に同時にくわえられることがないので、シートのうちの、折り上げられた図面の折り形態が崩れたり、シートにローラのスリップ跡の汚れが付いたり、シートの破れや耳障りなスリップ音、ローラ抜け出し異音等が発生したり、するのを防止することができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す配置側面図である。
【図2】図1に示された実施例の動作及び効果を説明するための、シート搬送装置とシートとの関係を示す配置側面図である。
【図3】従来のシート搬送装置の一例を示す配置側面図である。
【図4】図3に示されたシート搬送装置の動作及び課題を説明するための、シート搬送装置とシートとの関係を示す配置側面図である。
【符号の説明】
100 搬送路機構
110 搬送路ベルト
120,130 搬送路ローラ
200 搬送ローラ対機構
210 上面側搬送ローラ
220 下面側搬送ローラ
230 加圧部
300 シート搬送状態判別部
310 センサ
400,400x 排出ローラ対機構
410 上面側排出ローラ
420 下面側排出ローラ
430 ローラ間隔制御・加圧部
431 支持板
432 カム
433,433x 加圧ばね
900 シート

Claims (4)

  1. 図面、書類、用紙類のシートをその搬送上流側から受け取って下流へと搬送、排出するシート搬送装置であって、次の各構成を有することを特徴とするシート搬送装置。
    (イ) 上面に前記シートを載せて予め定められた速度で下流へと搬送する、搬送路ベルト及び搬送路ローラを含む搬送路機構
    (ロ) 前記搬送路ベルトの上面側及び下面側に配置され、この搬送路ベルト上のシートを挟み付けて前記搬送路ベルトと共に下流へと搬送する上面側搬送ローラ及び下面側搬送ローラ、を含む搬送ローラ対機構
    (ハ) 前記上面側搬送ローラ及び下面側搬送ローラに近接して配置されたセンサを含み、前記搬送路ベルト上のシートが前記上面側搬送ローラ及び下面側搬送ローラで挟まれて搬送中であるか、この搬送状態から抜け出したかを判別するシート搬送状態判別部
    (ニ) 前記搬送路機構及び搬送ローラ対機構によるシート搬送路の下流部分の上面側及び下面側に、互いに接近、離反可能なように配置された上面側排出ローラ及び下面側排出ローラと、これら上面側排出ローラ及び下面側排出ローラを、接離制御信号に基づいて、互いに接近する方向に移動させかつ設定相互間隔に離反保持して、これら相互間に搬送されて来たシートを挟みつける、ローラ間隔制御・加圧部と、を含み、前記シートを前記搬送路機構及び搬送ローラ対機構より速い速度で下流へと搬送、排出する排出ローラ対機構
    (ホ) 前記シート搬送状態判別部の判別結果が、搬送ローラで挟まれて搬送中のときは離反保持指令、搬送状態から抜け出したときは接近指令の、前記接離制御信号を発生する排出ローラ接離制御部
  2. 前記排出ローラ対機構は、その上面側排出ローラ及び下面側排出ローラのうちの一方が一定の位置に保持され、他方が、この一方に対し接近、離反可能な可動型構造であり、そのローラ間隔制御・加圧部が、前記他方の可動型構造の排出ローラを、前記接離制御信号に従って移動させて、これら排出ローラ間を接近、離反させる構造である、請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 前記排出ローラ対機構は、その上面側排出ローラ及び下面側排出ローラのうちの上面側排出ローラが可動型構造であり、そのローラ間隔制御・加圧部が、前記上面側排出ローラを、前記下面側排出ローラに対して接近、離反させる構造であり、このローラ間隔制御・加圧部が、支点で保持されてこの支点のまわりに回転可能でその第1の端側で前記上面側排出ローラを前記下面側排出ローラに対し移動させる支持板と、この支持板の、前記第1の端側とは異なる第2の端側を前記接離制御信号により移動させることにより、前記第1の端側による上面側排出ローラ及び下面側排出ローラ間の接近、離反を制御するローラ間隔制御手段と、前記上面側排出ローラ及び下面側排出ローラ間に圧力を与える加圧ばねと、を備えて成る、請求項2記載のシート搬送装置。
  4. 前記排出ローラ対機構は、そのローラ間隔制御・加圧部のローラ間隔制御手段が、固定された中心軸のまわりに回転可能でその外周を前記支持板の他方の端側と接して回転するカムを含み、このカムの、前記中心軸・外周間の長さ寸法の差により前記上面側排出ローラ及び下面側排出ローラを接近、離反させる構造である、請求項3記載のシート搬送装置。
JP2002202584A 2002-07-11 2002-07-11 シート搬送装置 Expired - Fee Related JP4040376B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002202584A JP4040376B2 (ja) 2002-07-11 2002-07-11 シート搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002202584A JP4040376B2 (ja) 2002-07-11 2002-07-11 シート搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004043101A true JP2004043101A (ja) 2004-02-12
JP4040376B2 JP4040376B2 (ja) 2008-01-30

Family

ID=31708728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002202584A Expired - Fee Related JP4040376B2 (ja) 2002-07-11 2002-07-11 シート搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4040376B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011057428A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN110303723A (zh) * 2019-07-23 2019-10-08 瑞安市恒丰信封纸袋机器厂 塑胶袋热封制袋机的热封切输送机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011057428A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN110303723A (zh) * 2019-07-23 2019-10-08 瑞安市恒丰信封纸袋机器厂 塑胶袋热封制袋机的热封切输送机构
CN110303723B (zh) * 2019-07-23 2024-04-02 瑞安市恒丰信封纸袋机器厂 塑胶袋热封制袋机的热封切输送机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4040376B2 (ja) 2008-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4920882B2 (ja) 搬送部材解除装置及びそれを備えた画像形成装置
JP3919539B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2004043101A (ja) シート搬送装置
JP3169668B2 (ja) 紙折り機
JPS63109441A (ja) 写真焼付装置
JP2005314089A (ja) 搬送装置
JP5009598B2 (ja) 孔版印刷装置
JPS63171738A (ja) シ−ト分離給送装置
JP2008037640A (ja) 紙折り機
JP3707703B2 (ja) 画像形成装置の給紙装置
JP3656969B2 (ja) 画像形成装置の給紙装置
JP4514973B2 (ja) 搬送装置、これを用いた画像形成装置
JP2003118883A (ja) シート状の被印刷材を搬送するための装置
JP2001233508A (ja) シート給送装置および画像形成装置
JPH0585639A (ja) 画像形成装置のシート材搬送装置
JP2015077717A (ja) 孔版印刷装置及び孔版印刷方法
JP4689172B2 (ja) 印刷装置
JP2002255401A (ja) ジャム処理可能な画像形成装置
JP3113640B2 (ja) 用紙搬送装置
JPS63202544A (ja) 用紙の幅寄せ装置
JP4719133B2 (ja) 咥折装置
JP2731778B2 (ja) 連続用紙の排出装置
JPH1095556A (ja) 用紙搬送装置
JP2001080191A (ja) 印刷装置
JP2001278502A (ja) シート搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees