JPS63171738A - シ−ト分離給送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１′）産業上の利用分野 本発明は、シート分離給送装置に係り、詳しくは複写機
、プリンタ等の画像形成装置のシート給送部に設置され
て、給送するシートの重送を防止するシート分離給送装
置に関する。

ｃ口）従来の技術 従来、シート分離給送装置１′は、第７図に示すように
送りローラ２及び分離ローラ３を有しており、該送りロ
ーラ２は複写機本体に回転自在に支持された軸５にワン
ウェイクラッチ等を介して矢印Ａ方向にのみ回転するよ
うに構成され、かつ分離ローラ３は保持部材６に回転自
在に支持された回転軸７にトルクリミッタ９を介して取
付けられている。また、前記回転軸７はその保持部材６
から突出した部分にギヤ１０が固設されており、該ギヤ
１０は保持部材６に回転自在に支持された駆動軸１１に
固設したギヤ１２と噛合することにより、回転軸７を常
時矢印Ｂ方向に回転するように構成されている。更に、
保持部材６はスプリング１３により送りローラ２に向け
て付勢されており、これにより分離ローラ３が該送りロ
ーラ２に圧接されている。また、送りローラ２及び分離
ローラ３の直上流には給送トレイ１５が設置され、かつ
該トレイ１５を臨んでピックアップローラ１６が設置さ
れており、該給送トレイ１５は、その上方に載置したシ
ートＳが送りローラ２、分離ローラ３間に送られて行わ
れるシート°分離動作をピックアップローラ１６との圧
接力により妨げないようにするため、回動軸１７を中心
としてピックアップローラ１６から下方に向けて適宜回
動するように構成されている。なお、図中１８にて示す
ものはガイド板である。

従って、シートＳがこれら送りローラ２、分離ローラ３
の間に無い場合や１枚のシートＳのみが送られている際
には、送りローラ２と分離ローラ３同志、又はシートＳ
とローラ２，３間の摩擦力が、分離ローラ３に付与され
ている一定のトルクに打勝って、分離ローラ３が送りロ
ーラ２に従動して回転する。また、２枚以上のシートＳ
が送りローラ２と分離ローラ３の間に送り込まれた際に
は、２枚以上のシー１−　ＳにおけるシートＳ同志の摩
擦力に分離ローラ３に付与されたトルクが打勝って、２
枚目以降のシートＳを送り方向と反対の方向に押戻し、
送りローラ２に接している１枚目のシー１−３のみが送
り方向に搬送される。

しかし、上述した従来のシート分離給送装置１′は、送
りローラ２と分離ローラ３が常時圧接された状態に保持
されており、シートＳが給送トレイ１５から送られるま
での間、送りローラ２と分離ローラ３はそのニップ部に
シートＳを挾持しない状態のままで回転されているため
、送りローラ２と逆方向に回転しようとする分離ローラ
３との間で摩耗が進む虞れがある。

そこで、第３図に示すように、分離ローラ３に、ビン１
９により回動自在に支持されたアーム２０の一端を連結
し、かつ該アーム２０の他端をソレノイド２１のプラン
ジャ２１ａに連結して、該ソレノイド２１を作動するこ
とによりアーム２０を介して分離ローラ３を送りローラ
２から離間し得るように構成して、第４図に示すように
、送りローラ２に分離ローラ３を圧接した状態でシート
Ｓ・を重送防止しながら搬送下流側に向けて給送した後
、第５図に示すように、ソレノイド２１を作動すること
によりアーム２０を回動して、分離ローラ３を送りロー
ラ２から離間して、これらローラ２．３による分離給送
力を必要としない間はその圧接を解除しておくことがで
き゛るシート分離給送装置１′が考えられる。

←→　発明が解決しようとする問題点 しかし、該本発明の基礎となるシート分離給送袋Ｍ１′
は、第６図に示すように、分離ローラ３が送りローラ２
から離間されている間、シートＳがその搬送方向に進行
するのを阻止する手段が何も無くなってしまうため、前
回の分離給送作用により、送りローラ２の近傍のガイド
板１８上にその先端を載置したままの状態で残っている
２枚目以降のシートＳが、送りローラ２と分離ローラ３
の間隙から搬送方向等に向けてずれ込んでしまい、次な
る複写作業を開始する際に斜行や給送不良等を起こして
しまう等の不具合を生じる虞れがある。

（ロ）問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とするもの
であって、送り回転体に分離回転体を接離するように構
成した移動手段と、分離回転体が送り回転体から離間す
る動作に伴い、該送り回転体の重送下流側経路中に突出
してなるストッパ部材とを備えたことを特徴とするもの
である。

汁）　作用 以上構成に基づき、送り回転体と分離回転体の分離給送
作用によりシートを分離・給送した後、移動手段が作動
されろ。すると、分離回転体が送り回転体から離間され
、これに伴い送り回転体の搬送下流側の経路中にストッ
パ部材が突出されろ。

これによす、離間した送り回転体及び分離回転体の間隙
から搬送方向にずれ込もうとするシー１、は、該ストッ
パ部材にてその進行を阻止される。

（へ）実施例 息下、図面に沿って、本発明による実施例について説明
する。

なお、先に説明した本発明の基礎となるシート分離給送
装置１′と同一部分は同一符合を付して説明を省略する
。

本実施例のシート分離給送装置１は、第１図に示すよう
に、上述シート分離給送袋Ｍ１′に備えた各部材に加え
て、ストッパ部材２３がピン２２によりガイド板１８か
らその一端を突出する位置と該ガイド板１８下方に退避
するイ装置とに回動するように設置されている。更に、
プランジャ２１ａとストッパ部材２３の他端とはリンク
２５を介して連結されており、これによりプランジャ２
１ａがソレノイド２１から突出するのに連動して、アー
ム２０がビン１９を中心に回動して分離四−ラ３が送り
ローラ２に圧接され、同時にストッパ部材２３がピン２
２を中心に回動してガイド板１７下方に退避するように
構成されている。また、プランジャ２１ａの引込む動作
に連動して、アーム２０が回動されて分離ローラ３が送
りローラ２から離間し、かつストッパ部材２３が回動し
て、その一端がガイド板１８上に突出するように構成さ
れている。

本実施例は、以上のような構成よりなるので、第１図の
実線で示す位置において、ピックアップローラ１６にて
給送トレイ１５に載置されたシートＳの最上位のものが
送りローラ２及び分離ローラ３のニップ部に送られて、
これら送りローラ２及び分離ローラ３により重送防止作
用が行われると、前記ニップ部に２枚以上のシートＳが
送られた場合には、その最上位のシートＳが搬送下流側
に向けて給送されるが、該給送の後、送りローラ２と分
離ローラ３の近傍のガイド板１８上には、電送防止作用
により反給送側に押戻された２枚目以降のシートＳが給
送トレイ１５からはみ出して位置されている。この際、
分離・給送力を必要とされなくなった送りローラ２及び
分離ローラ３は、ソレノイド２１の作動によりプランジ
ャ２１ａが引込められ、該動作に連動して、第２図に示
すように分離ローラ３が送りローラ２から離間される。

このため、ガイド板１８上にその先端を載置したまま残
された２枚目以降のシートＳが送りローラ２と分離ロー
ラ３の間を通って搬送方向にずれ込もうとしても、分離
ローラ３が送りローラ２から離間する動作に連動してス
トッパ部材２３の一端が送りローラ２の直下流のガイド
板１８上に突出されているため、前記２枚目以降のシー
トＳは該ストッパ部材２３によ抄その移動を阻止される
。

これにより、送りローラ２と分離ローラ３の間隙から２
枚目以降のシートＳが大きくはみ出して給送不良を起こ
すことを防止することができる。そして、この状態にお
いて再び複写作業が開始されると、ソレノイド２１が作
動されてプランジャ２１ａが突出し、これにより分離ロ
ーラ３が送りローラ２に圧接されると共に、ストッパ部
材２３がガイド板１８から下方に退避して、前回の複写
作業における２枚目以降のシートＳを重送防止作用をし
ながら搬送下流に向けて給送する。

なお、本実施例においては、分離ローラ３の送りローラ
２からの離間動作とストッパ部材２３の突出動作が、リ
ンク２５の連動により同時に行なわれていたが、前記分
離ローラ３とストッパ部材２３それぞれの動作を同時に
行なわずに時間的にずらして行っても良いことは勿論で
あり、またその駆動に際してもソレノイド２１にて行な
わず、他のいかなる手段にて行っても良いことは勿論で
ある。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、分離回転体を送り
回転体から離間する動作に伴い、該送り回転体の搬送下
流側の搬送経路中にストッパ部材が突出するように構成
したので、分離回転体が送り回転体から離間されている
際に、前回の画像形成作業によって反給送方向に押戻さ
れた２枚目以降のシートが、送り回転体及び分離回転体
の間隙から搬送下流側にずれ込む不具合を確実に防止す
ることができ、これにより前記２枚目以降のシートを、
斜行や給送不良等を起こすことなく適正に給送すること
ができろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシート分離給送装置を示す側面図
、第２図はそのストッパ部材の突出状態を示す側面図、
第３図は本発明の基礎となるシート分離給送装置を示す
側面図、第４図はそのシート給送状態を示す側面図、第
５図はその分離回転体が送り回転体から離間している状
態を示す側面図、第６図は送９回転体と分離回転体との
間隙からシートがずれ込んだ状態を示す側面図、第７図
は従来のシート分離給送装置を示す斜視図である。 １・・・シート分離給送装置　、　２・・・送り回転体
（送りローラ）　、　　３・・・分離回転体（分離ロー
ラ）　　、　２１．２５・・・移動手段（ソレノイド、
リンク）　　２３・・・ストッパ部材　。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）送り回転体と、該送り回転体に押圧・接触される
   分離回転体を備えてなるシート分離給送装置において、 前記送り回転体に分離回転体を接離するように構成した
   移動手段と、 該分離回転体が前記送り回転体から離間する動作に伴い
   、該送り回転体の搬送下流側経路中に突出してなるスト
   ッパ部材と、 を備えてなることを特徴とするシート分離給送装置。