JP2007091422A - 両面枚葉印刷機の排紙装置 - Google Patents

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Tetsuji Shiozaki
哲司 塩崎
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Abstract

【目的】 印刷部で表裏両面に印刷された枚葉紙を搬送チェーンと等速で走行する搬送ベルトで下方より支受して搬送する搬送ベルトに皺やたるみを発生しないようにしてインキ汚れやキズの発生を防止することを目的とする。
【構成】 印刷部で表裏両面に印刷された枚葉紙Pを搬送ベルト5で下方より支受して排紙部に積置きする両面枚葉印刷機の排紙装置において、搬送ベルト5の搬送方向先端側に搬送ベルト5を駆動する駆動モータ17を設ける。
【選択図】 図3

Description

本発明は、両面枚葉印刷機の排紙装置に関し、特に印刷された枚葉紙を支える搬送ベルトを有する両面枚葉印刷機の排紙装置に関する。
両面枚葉印刷機において、印刷紙は、印刷部でその両面に印刷がなされた後、インキが充分に乾燥していない状態で搬送チェーンのチェーングリッパにより紙端を把持されて排紙受台に搬送される。このため、その搬送途中で通路の周辺部に接触すると印刷紙の裏面にキズやインキ汚れ等が発生する虞がある。
従来は、このような搬送途上で発生する印刷紙裏面のキズやインキ汚れを防止するために、その印刷紙の幅方向及び印刷紙搬送方向に伸びる複数の棒状紙案内部材を移動可能に設け、印刷紙をその非印刷部分で案内するようにして排紙装置を構成するのが一般的であった。
しかしながらこのような排紙装置では、印刷物の種類によって棒状紙案内部材の幅方向位置を変えなければならない。即ち、印刷部分・非印刷部分は印刷物における印刷絵柄の大小・その面付け等の条件により変わるものであるから、その印刷物が変わる度に棒状紙案内部材の幅方向位置を変えなければならないという面倒がある。
このような問題を解決するため、印刷部で表裏両面に印刷された印刷紙を下方より支受して搬送チェーンと同速度で走行する搬送ベルトを設けた例が報告されている。(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照。)。
特開平4−211943号公報 特開平5−318703号公報 特開平9−309660号公報
しかし、搬送ベルトを設けて印刷紙を支受した場合でも、もし搬送ベルトに皺やたるみなどが生まれると、この皺やたるみが搬送走行の際に伸び縮みして、印刷紙の下面にこすれてインキ汚れやキズを発生する虞が有る。
本発明は、印刷部で表裏両面に印刷された枚葉紙の紙端を搬送チェーン間に設けたチェーングリッパで把持して搬送し、搬送チェーンと等速で平行に同時に走行する搬送ベルトが枚葉紙を下方より支受するようにした両面枚葉印刷機の排紙装置において、比較的簡単な方法でこの問題を解決して、搬送ベルトに皺やたるみを発生しないようにし、走行中に皺やたるみが発生して搬送ベルトが伸び縮みすることで生まれるインキ汚れやキズを防止することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、印刷部で表裏両面に印刷された枚葉紙をデリバリ胴のスプロケットに掛け回された2本のチェーン間に渡された爪竿の爪で咥えて搬送すると共に、前記印刷された枚葉紙を搬送ベルトで下方より支受して排紙部に積置きする両面枚葉印刷機の排紙装置において、前記搬送ベルトの搬送方向先端側に前記搬送ベルトの駆動手段を設けたことを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の両面枚葉印刷機の排紙装置において、前記駆動手段は、駆動モータであることを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の両面枚葉印刷機の排紙装置において、前記駆動手段は、本体駆動部からギヤ・ロッドを介して駆動されることを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の両面枚葉印刷機の排紙装置において、前記搬送ベルトは印刷済枚葉紙の幅よりも広い幅を有する一枚ベルトであることを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の両面枚葉印刷機の排紙装置において、前記搬送ベルトは印刷済枚葉紙の搬送方向の長さに応じて、その支受面の長さを調整可能であることを特徴とする。
本発明は、以上のように構成したので、両面印刷された枚葉紙を下方より支受し搬送チェーンと同速度で走行させるようにした搬送ベルトに、搬送方向先端側から張力を与えてたるみや皺が発生しないようにすることができる。また、広幅の搬送ベルトを用いることで、搬送ベルトが複数の帯状ベルトである場合よりも、両面印刷された枚葉紙の下面が搬送ベルトの端部に触れることがなくなる。これらにより、印刷された枚葉紙の裏面のインキが充分に乾燥していない状態であっても、その裏面が搬送ベルトに擦れてインキ汚れやキズを発生することがない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明を適用する両面枚葉印刷機の側面図で、図2はこの両面枚葉印刷機の搬送ベルト部の上面図、図3はこの両面枚葉印刷機の排紙部の側面詳細図である。
図1乃至図3において、符号1は排紙胴、符号2はスプロケット、符号3は搬送チェーン、符号4はチェーングリッパ、符号5は搬送ベルト、符号6は吸引車、符号7は中間胴、符号8はチェーンレール、符号9は排紙受台、符号10及び14は移動ローラ、符号11、12、13及び15は固定ローラ、符号16はテンションローラ、符号17は駆動モータ、符号18・18は左右の排紙フレームである。これらのローラのうちで、特に符号10は先端側ローラ、符号15は駆動ローラと呼ぶことにする。また、符号Aは搬送ベルト部、符号Bは印刷部、符号Pは枚葉紙である。
図1乃至図3で示されているように、この排紙装置では、印刷部Bの終端に位置する中間胴7から送られる両面印刷された枚葉紙Pの先端をチェーングリッパ4で咥えて搬送し、排紙受台9に排紙、紙積している。チェーングリッパ4は排紙胴1の両側に設けられて搬送方向に回転するスプロケット2に掛け回された左右一対の搬送チェーン3の間に亙されていて、枚葉紙Pを咥えた後、所定の排紙位置まで移動させ、そこで開いて排紙する。尚、搬送チェーン3はチェーンレール8・8間で案内されている。
図1乃至図3で示されているように、この排紙装置には、搬送ベルト部Aとして、搬送チェーン3の下辺側と平行に搬送チェーン3と等速で移動する無端体の搬送ベルト5とこれを駆動するローラなどが設けられており、搬送ベルト5は枚葉紙Pを下支えして移動する。これにより、枚葉紙Pは紙搬送通路で擦れることがなく、擦れによるキズやインキ汚れなどの印刷不具合を防止することができる。搬送ベルト5の枚葉紙Pに接触して支持する上面5aの搬送方向長さは、枚葉紙Pの紙サイズ(搬送方向の長さ)に応じて調整可能に構成されている。このため、紙受部分がいたずらに長くなったり短すぎたりして排紙位置と合わなかったり、排紙時の枚葉紙Pの速度を十分に制御できなかったりすることがなくなり、枚葉紙Pの排紙受台9への排紙、紙積が容易で確実に行なえるようになっている。
また、本実施の形態では、また、搬送ベルト5はその幅が枚葉紙Pの紙幅よりも広い1枚ベルトに設定されているので、搬送ベルト5の端部が枚葉紙Pに擦れることがなく、この面からも印刷不具合を防止することができる。
図2及び図3で示されているように、枚葉紙Pの排紙位置には、枚葉紙Pの後端部を吸引して枚葉紙Pの搬送速度を減速し、その紙積みを容易にするような吸引車6が設けられており、搬送ベルト5の先端側ローラ10はこの吸引車6と一体に移動可能になっていて、先端側ローラ10は最大紙サイズ位置10から最小紙サイズ位置10aの間を、吸引車6は先端側ローラ10と一体的に6から6aの間を、ローラ14は搬送ベルト5の長さが常に一定になるように14から14aの間を移動する。これにより、排紙位置での枚葉紙Pの搬送速度を確実に減速することができる。
移動可能なローラ10及び14以外のローラ11、12、13及び15と搬送ベルト5に張力を与えるテンションローラ16は固定位置に設けられたローラである。
搬送ベルト5は無端に構成されていて、ローラ10、14、15、13、12及び11にこの順に掛け回されている。
図3に示されているように、固定ローラのうちの搬送先端側の駆動ローラ15には、回転駆動装置が設けられている。この実施の形態では駆動ローラ15の軸に駆動モータ17が取り付けられて回転駆動力を駆動ローラ15に与えている。駆動モータ17に代えて本機からギヤ・ロッドを介して駆動しても良い。
このように、搬送ベルト5の先端側に駆動手段を設けることによって、搬送ベルト5が常に先端側から引張られながら回転するようになり、テンションローラ16の働きと共に搬送ベルト5に皺やたるみが生じるのを防ぐことができる。これにより、皺やたるみの伸び縮みにより、枚葉紙Pのインキが充分に乾燥していない裏面が搬送ベルト5と擦れて発生するインキ汚れやキズなどの印刷不具合を防止することができる。さらに、搬送ベルト5と搬送チェーン3との同期合わせが容易になって、同期ずれから印刷不具合が発生するのを防止することができる。
本発明は以上のように、広幅の1枚搬送ベルト5が搬送チェーン3と同期して枚葉紙Pの裏面を皺やたるみを生じないで全面に支受するように構成したので、インキ汚れやキズなどの印刷不具合が発生しないようにすることができる。したがって、本発明は、枚葉印刷機を用いる印刷業界や印刷機の製造業界で広く利用されて便宜を提供することが可能である。
本発明が用いられる両面枚葉印刷機の側面図である。 図1に示す両面枚葉印刷機の搬送ベルト部の上面図である。 図1に示す両面枚葉印刷機の排紙部の側面詳細図である。
符号の説明
1 排紙胴
2 スプロケット
3 搬送チェーン
4 チェーングリッパ
5 搬送ベルト
6 吸引車
7 中間胴
8 チェーンレール
9 排紙受台
10 先端側ローラ
10、14 移動ローラ
15 駆動ローラ
11、12、13、15 固定ローラ
16 テンションローラ
17 駆動モータ
18 排紙部フレーム
A 搬送ベルト部
B 印刷部
P 枚葉紙

Claims (5)

  1. 印刷部で表裏両面に印刷された枚葉紙をデリバリ胴のスプロケットに掛け回された2本のチェーン間に渡された爪竿の爪で咥えて搬送すると共に、前記印刷された枚葉紙を搬送ベルトで下方より支受して排紙部に積置きする両面枚葉印刷機の排紙装置において、
    前記搬送ベルトの搬送方向先端側に前記搬送ベルトの駆動手段を設けたことを特徴とする両面枚葉印刷機の排紙装置。
  2. 前記駆動手段は、駆動モータであることを特徴とする請求項1に記載の両面枚葉印刷機の排紙装置。
  3. 前記駆動手段は、本体駆動部からギヤ・ロッドを介して駆動されることを特徴とする請求項1に記載の両面枚葉印刷機の排紙装置。
  4. 前記搬送ベルトは印刷済枚葉紙の幅よりも広い幅を有する一枚ベルトであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の排紙装置。
  5. 前記搬送ベルトは印刷済枚葉紙の搬送方向の長さに応じて、その支受面の長さを調整可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の排紙装置。
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