JP4138527B2 - 非接触式液面レベルセンサの製造方法 - Google Patents

非接触式液面レベルセンサの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触式液面レベルセンサの製造方法に関し、より詳細には耐振性を向上させると共に、使用環境温度の変化に起因する出力変化を低減させて液面レベルを高精度で検出することができる自動車の燃料タンク等に用いるのに好適な非接触式液面レベルセンサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車輌用燃料タンクに搭載されて燃料の液体の貯溜量を検出する、例えば非接触式の液面レベルセンサは、フロートの移動に応じて回動する円環状のマグネットがフレーム内に配設されている。磁電変換素子であるホール素子は、円環状のマグネットと同一平面且つ該マグネットの中心部に配置されており、該ホール素子は、回動するマグネットによる磁束密度の変化を検出して電気信号に変換する。これによって、液面レベルを検出するようにしたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、フレーム表面上に形成された保持手段によってマグネットが固定されたマグネットホルダが回動自在に保持されており、該マグネットに対向して一対のコアと、該コアのギャップ部に設けられたホール素子とがフレーム内に配置されて、マグネットの回動による磁束密度の変化を検出するようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−206959号公報(第4−5頁、第1図)
【特許文献2】
特開2002−206945号公報(第3−4頁、第1図)
【0005】
前記特許文献1及び2に開示されている非接触式液面レベルセンサは、ホール素子をマグネットと同一平面内に配置し(特許文献1)、或いはマグネットホルダをフレーム表面上に形成された保持手段によって回動自在に保持するようにして(特許文献2)、非接触式液面レベルセンサの薄型化及びコストダウンを図ったものである。ホール素子等の電子部品を液密にシールしてガソリン等の燃料との接触による電子部品の性能劣化から保護することに関しては開示されていない。
【0006】
長期間にわたって非接触式液面レベルセンサの性能を高精度に維持するためには改善の余地があった。上記問題を解決するため、例えばハウジングにカバーをレーザ溶着、振動溶着等により溶着して電子部品を液密にシールする方法が近年採用されている。
【0007】
即ち、図14に示すように、従来の非接触式液面レベルセンサ1は、その合成樹脂製のハウジング2が車輛用燃料タンク3内に固定されるように、配設されている。車輛用燃料タンク3内には、燃料ポンプ19が配置され、燃料ポンプ19の吸込口に配置されたフィルタ7によってガソリン等の燃料17内に混入する異物を濾過してエンジン等に供給するようになっている。
【0008】
ハウジング2に形成されたマグネット収容部2aには、回転軸4が回動自在に配置され、回転軸4の外周面には、焼結マグネット5が嵌合し、該焼結マグネット5が接着または係合等の手段によって回転軸4に固定されている。焼結マグネット5は、磁性粉を円環状に成形して焼成した後、径方向に2極着磁された、例えばフェライトマグネット等である。
【0009】
マグネット収容部2aの開口部には、合成樹脂製のマグネット収容部カバー14が固定されている。マグネット収容部カバー14に設けられた支持孔14aには、回転軸4の一端が挿入され且つ回動自在に支持されている。
【0010】
フロート8に一端が固定されたフロートアーム6の他端は、回転軸4の孔に嵌合し、固定されている。車輛用燃料タンク3内の液面15のレベル変位に伴なってフロート8が上下移動すると、その移動はフロートアーム6を介して回転軸4に伝達され、回転軸4を回動させるようになっている。
【0011】
一対の略半円形のステータ9は、焼結マグネット5の外周面に対向して、略円を形成するように対向して配設されている。ステータ9は、ハウジング2にインサート成形、接着又はステータ9に設けられた位置決め孔にハウジング2に一体成形されたピンを嵌合させて該ピンを熱加締めする等の手段によりハウジング2に固定されている。
【0012】
一対のステータ9の端面間には、180°の位相差を持つ2つのギャップが形成され、一方のギャップには、例えばホール素子、ホールIC、等の磁電変換素子11が一対のステータ9によって挟まれるように配置されている。磁電変換素子11のリード線11aは、ターミナル13に電気的に接続されている。
【0013】
そして、液面15の変位に伴なってフロート8が上下移動すると、回転軸4が焼結マグネット5と共に回動する。焼結マグネット5の回動に伴なって、磁電変換素子11を通過する磁束密度が変化すると、磁電変換素子11がこれを検出して電気信号に変換し、ターミナル13に出力するようになっている。
【0014】
図14に示すように、ターミナル13は、磁電変換素子11によって検出された電気信号を、非接触式液面レベルセンサ1の外部に伝達するためのものであって、導電性金属板の一端13aが直角に折り曲げられ、L字形に成形された縦長の平板状部材である。ターミナル13は、ハウジング2の壁2bを内側から外側に貫通して配置され、その中間部が壁2bに埋設されてインサート成形されている。
【0015】
ターミナル13の中間部は、表面に複数本のV溝13bが形成されている。ターミナル13のハウジング2へのインサート成形は、V溝13bを含む中間部にシールコート剤18を塗布した後、インサート成形することによって、ターミナル13の中間部がハウジング2の壁2b内に埋設される。これによって、シールコート剤18がハウジング2の壁2bに密着して、ターミナル13とハウジング2との間のシール効果が得られる。
【0016】
合成樹脂製のカバー35がレーザ溶着等によって溶着され、液密にシールされたセンサ室2c内に配置された複数のターミナル13の一端13aには、磁電変換素子11、抵抗、コンデンサ(図示せず)、等の電子部品が半田付けされて、検出回路の一部を構成するように、電気的に接続されている。磁電変換素子11、抵抗、コンデンサ等の半田付け部には、半田付け後にポッティング剤10が塗布されており、車輌の走行に伴う振動によって半田付け部に作用する力を軽減させて半田付け部を保護するようになっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ハウジング2にカバー35をレーザ溶着、振動溶着等によって溶着してセンサ室2cを液密にシールする従来のシール方法によると、ハウジング2又はカバー35の寸法のばらつきや変形、或いは部分的な溶着不良等によってシールが不完全となり、センサ室2c内にガソリン等の燃料が侵入して磁電変換素子11、抵抗、コンデンサ等の電子部品の性能を劣化させる虞があった。
【0018】
また、カバー35をハウジング2に溶着するレーザ溶着機や振動溶着機は高価であり、多大な設備投資が必要であり、経済的な観点から問題があった。
更に、半田付け部へのポッティング剤塗布作業、インサート成形に先立って行われるターミナル13へのシールコート剤塗布作業等の煩雑な手作業が不可欠であり、生産性に劣る点があった。
【0019】
また、図15に示すように、インサート成形、接着又はピンの熱加締め等によってハウジング2に固定されているステータ9は、熱によりハウジング2が膨張収縮すると、これに伴ってステータ9の内周の曲率半径が大きくなる方向(矢印A方向)又は小さくなる方向(矢印B方向)(図15(a)参照)、ステータ9が焼結マグネット5から離間する方向(矢印C方向)(図15(b)参照)、一対のステータ9が互いに離間する方向(矢印D方向)(図15(c)参照)、等に移動する虞があった。ステータ9の移動により一対のステータ9のギャップGやステータ9と焼結マグネット5との間隔が変化すると、結果として磁電変換素子11の検出出力が変化して検出精度に悪影響を与える。
【0020】
また、ステータ9はハウジング2に、磁電変換素子11はターミナル13に、夫々異なる部材に固定されているので、非接触式液面レベルセンサ1の使用環境温度の変化や振動等によって、ステータ9と磁電変換素子11の相対的位置が変化する場合があり、これに起因して磁電変換素子11の検出出力が変化する問題があった。
【0021】
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電気回路を構成する電子部品等を長期間、安定して液密にシールすると共に、使用温度や振動による構成部材の移動を制限して、検出精度を高精度に、且つ安定して維持できる非接触式液面レベルセンサの製造方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載した非接触式液面レベルセンサの製造方法は、ハウジングと、該ハウジング内に回動自在に設けられた回転軸と、該回転軸の外周面に固定され、前記回転軸と共に回動するマグネットと、該マグネットの外周面に対向するように前記ハウジングに配置された一対のステータと、前記マグネットの回動に伴って生じる前記ステータ内の磁束密度の変化を検出し且つ電気信号に変換する磁電変換素子及び一組のターミナルを少なくとも含んで構成された電気回路と、を備えた非接触式液面レベルセンサの製造方法であって、前記一組のターミナルの所定の箇所に前記磁電変換素子及び電子部品を電気的に接続して固定すると共に一対の前記ステータと前記磁電変換素子とを同一の前記ターミナルの所定の箇所に固定してターミナルアッシーを組み付けた後、前記一組のターミナルの上端を連結する帯状キャリアを成形金型によって保持し、各ターミナルの少なくとも先端部の両側面を成形金型の可動ピンで挟持した状態で、前記ターミナルアッシーをインサート成形して、前記ターミナルの外部接続部を除いて前記ターミナルアッシーを前記ハウジング内に埋設して前記ハウジングを形成し、該ハウジング内に前記マグネットを回動自在に配置することを特徴としている。
また、本発明に係る請求項1記載の非接触式液面レベルセンサの製造方法は、前記マグネットが前記ハウジング内に形成されたマグネット収容部内に収容されることが好ましい。
【0023】
前記方法によれば、一組のターミナルの所定の箇所に磁電変換素子、電子部品及び一対のステータを固定してターミナルアッシーとし、該ターミナルアッシーをハウジングにインサート成形してターミナルアッシーをハウジング内に埋設したので、従来のようなカバーの溶着不良等によるシール漏れを確実に防止して、電気回路を長期間にわたって保護し、これによって非接触式液面レベルセンサの検出精度を高精度に維持することができる。また、カバーの溶着作業、半田付け部へのポッティング剤塗布作業等の煩雑な作業を不要化してシール性能の優れた非接触式液面レベルセンサを安価に製作することができる。更に、レーザ溶着機や振動溶着機等の多大な設備投資が不要である。
【0024】
また、磁電変換素子、電子部品、一対のステータ及びターミナル、等をインサート成形によってハウジング内に埋設させ合成樹脂によって固定したので、これらが車輌の走行に伴う振動等に影響されて位置ずれすることはなく、非接触式液面レベルセンサの耐振性が大幅に向上する。また、前記一組のターミナルの上端を連結する帯状キャリアを成形金型によって保持し、各ターミナルの少なくとも先端部の両側面を成形金型の可動ピンで挟持した状態で、前記ターミナルアッシーをインサート成形するので、ターミナルの先端部が成形時に変形することがない。
【0025】
また、前記方法によれば、同一のターミナル上に一対のステータ及び磁電変換素子を固定するようにしたので、使用環境温度が変化してハウジングが膨張収縮したり、非接触式液面レベルセンサに振動が加わっても、ステータと磁電変換素子との相対的位置が変化することはない。従って、使用環境が変化しても、非接触式液面レベルセンサの検出精度は変化することなく、高精度に維持することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の方法により製造される非接触式液面レベルセンサの一実施形態を図1乃至10に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の方法により製造される非接触式液面レベルセンサの平面図であり、理解を容易にするためハウジングの表面側を削除してインサートされたターミナルアッシーを露出させて示す平面図、図2は図1のII−II矢視縦断面図、図3はターミナルアッシーの平面図、図4はハウジングの斜視図である。
【0027】
また、図5はターミナルアッシーのインサート成形時に可動ピンによってターミナルを押さえてターミナルの変形を防止する状態を示す縦断面図であり、(a)は可動ピンがなく射出圧によってターミナルが変形する状態を示す縦断面図、(b)はターミナルが可動ピンに狭持されて押さえられた状態を示す縦断面図、(c)は成形後のハウジングの状態を示す縦断面図、図6はマグネット収容部内に配置された回転軸にフロートアームが圧入された状態を示す要部縦断面図、図7はマグネット収容部カバーの斜視図である。
【0028】
図1及び図2に示すように、本発明の方法により製造される非接触式液面レベルセンサ20は、ターミナルアッシー30がハウジング21にインサート成形されており、外部接続部26gを除いてターミナルアッシー30の殆どの部分がハウジング21の合成樹脂内に埋設されている。
【0029】
図3に示すように、ターミナルアッシー30は、ターミナル26A,26B,26C、磁電変換素子25、抵抗28、コンデンサ29及び一対のステータ24が一体に組み付けられて構成されている。ターミナル26A,26B,26Cは、電気回路の一部を構成し、磁電変換素子25によって検出された電気信号を外部に伝達するためのものであって、導電性金属板をプレス加工して形成された形状の異なる3個のターミナル26A,26B,26Cが1組とされている。
【0030】
夫々のターミナル26A,26B,26Cの上端は、帯状キャリヤ26dに連結されて形成されている。帯状キャリヤ26dは、ターミナル26A,26B,26Cがハウジング21にインサート成形された後、切断線CLで切断される。
これによってターミナル26A,26B,26Cは、夫々分離され、独立したターミナルとして機能するようになっている。帯状キャリヤ26dが切断された後の夫々のターミナル26A,26B,26Cの上端は、外部接続部26gとなる。
【0031】
ターミナル26A,26B,26Cの外部接続部26gの近傍且つハウジング21にインサート成形されたときハウジング21に埋設されるシール部位26eには、複数本のV溝26fがターミナル26A,26B,26Cの長手方向と直角方向に形成されている。そして、ターミナルアッシー30(ターミナル26A,26B,26C)のインサート成形は、V溝26fを含むシール部位26eにシールコート剤18を塗布してから行われる。これによって、ターミナル26A,26B,26Cとハウジング21との間は確実にシールされる。
【0032】
磁性体により略四分円形の板状に形成された一対のステータ24は、ターミナル26Bの長手方向(図3において上下方向)に略半円を形成するように配置され、4本の加締めピン31によって加締められてターミナル26Bに固定されている。これによって一対のステータ24は、非接触式液面レベルセンサ20が組み付けられたとき、焼結マグネット23の外周面に対向し、その横側面を略180°囲むように配置される(図1参照)。
【0033】
各ステータ24を構成する磁性体としては、ケイ素鋼板、鉄、マルテンサイト系ステンレス、等が例として挙げられる。なお、一対のステータ24のターミナル26Bへの固定は、溶接等、強固に固定できるものであればよく、限定されない。
【0034】
一対のステータ24の端面間に形成されたギャップGには、例えばホール素子、ホールIC、等の磁電変換素子25が一対のステータ24によって挟まれるように配置されている。磁電変換素子25のリード線25aは、ターミナル26B及び26Cにスポット溶接されて電気的に接続されている。
【0035】
また、抵抗28及びコンデンサ29のリード線28a,29aは、夫々ターミナル26A,26B及びターミナル26B,26Cにスポット溶接されて電気的に接続されている。即ち、ターミナル26A,26B,26C、磁電変換素子25、抵抗28及びコンデンサ29によって電気回路が形成されている。磁電変換素子25、抵抗28及びコンデンサ29のリード線25a,28a,29aをターミナル26A,26B,26Cにスポット溶接したのは、半田付けに比較して強固に固定でき、また半田、フラックス、半田洗浄剤、等の環境負荷物質を使用せず、環境に配慮できるからである。
【0036】
図1,図2及び図4に示すように、上述したように組み付けられたターミナルアッシー30は、ターミナル26A,26B,26CのV溝26fを含むシール部位26eにシールコート剤18が塗布された後、例えばポリアセタール等の合成樹脂でインサート成形されハウジング21が形成される。これによってターミナルアッシー30は、外部接続部26gを除く殆どの部分がハウジング21内に埋設される。
【0037】
インサート成形することにより、ターミナル26A,26B,26C、磁電変換素子25、抵抗28、コンデンサ29及び一対のステータ24は、ハウジング21を構成する合成樹脂によって更に確実に固定され、夫々の相対的な位置関係は変化することはない。
【0038】
ターミナルアッシー30は、外部接続部26gを除いて合成樹脂内に埋設され、また唯一外部に繋がる外部接続部26gの近傍のシール部位26eにはシールコート剤18が塗布されてハウジング21との間がシールされているので、ターミナルアッシー30は外部と確実に遮断されて液漏れ等が防止され、電気回路は燃料等から保護されている。
【0039】
なお、ターミナルアッシー30は、外部接続部26gを除く総ての部分をハウジング21内に埋設させるために、成形金型(図示せず)によって帯状キャリヤ26dだけが保持された状態でインサート成形する必要がある。図5(a)に示すように、ターミナル26A,26B,26Cの先端は自由であるため、合成樹脂の射出圧により変形する虞れがある。この変形は、ターミナル26A,26B,26Cに固定されている電子部品(抵抗28、コンデンサ29)を損傷させたり、或いは一対のステータ24と焼結マグネット23との相対的な位置ずれの原因となり、検出精度を低下させる虞がある。
【0040】
これを防止するため、図5(b)に示すように、成形金型に可動ピン32を設け、該可動ピン32によってターミナル26A,26B,26Cの両側面を図1の斜線部33で示す位置で狭持しながら合成樹脂を成形金型内に圧入する。そして、合成樹脂の成形サイクル中で可動ピン32を矢印E方向に後退させ、最終的に可動ピン32で保持していた部分も合成樹脂内に埋設させるようにして(図5(c))、成形によるターミナル26A,26B,26Cの変形を防止することが望ましい。
【0041】
図1及び図4に示すように、ハウジング21には、側方に開放口21bが設けられた略半円形のマグネット収容部21aが一対のステータ24の内周面に対向するように形成されている。マグネット収容部21aの両側壁21cには、同一軸芯上に貫通孔21d,21eが形成されている。2つの貫通孔21d,21eは同時成形されるので芯ずれはなく、精度よく成形される。
【0042】
図6に示すように、マグネット収容部21a内には、フロートアーム22に支持された回転軸36が回動自在に配設され、該回転軸36の外周面にはリング状の焼結マグネット23が嵌合されている。焼結マグネット23は、磁性粉を円環状に成形して焼成した後、径方向に2極着磁された、例えばフェライトマグネット等であり、圧入、接着、等によって回転軸36に固定されている。
【0043】
フロート(図示せず)に一端が固定されたフロートアーム22の他端は、先端部22aが回転軸36の中心孔36aより小径とされている。回転軸36を開放口21bからマグネット収容部21a内に挿入した後、フロートアーム22の他端をマグネット収容部21aの一方の貫通孔21d、及び回転軸36の中心孔36aに挿通し、更に小径の先端部22aをマグネット収容部21aの他方の貫通孔21eに挿通させる。このとき、小径の先端部22aに続いて形成された大径部22bは回転軸36の中心孔36aに圧入される。これによって、回転軸36が固定されたフロートアーム22は、両貫通孔21d,21eで回動自在に支持される。
【0044】
図1及び図7に示すように、マグネット収容部21aの開放口21bは、合成樹脂製のマグネット収容部カバー34が装着されて覆われる。即ち、ハウジング21に形成された係止孔にマグネット収容部カバー34に形成された爪34aを係合させることによって、マグネット収容部カバー34がハウジング21に組み付けられ、マグネット収容部21a内への異物の侵入が防止される。
【0045】
本実施形態の作用を説明する。
図1に示すように、非接触式液面レベルセンサ20は、自動車の燃料タンク等の貯溜タンク内に配設されており、該貯溜タンクに貯溜されたガソリン等の液面レベルが変位すると、フロート(図示せず)が上下移動して回転軸36を焼結マグネット23と共に回動させる。焼結マグネット23の回動に伴なって、磁電変換素子25を通過する磁束密度が変化すると、磁電変換素子25がこれを検出して電気信号に変換し、ターミナル26A,26B,26Cを介して外部に出力する。
【0046】
車輛の燃料タンク内に配設された非接触式液面レベルセンサ20は、ガソリン等の膨潤性を有する液体に曝されると共に、大きな温度変化や振動等の厳しい条件で用いられる。
【0047】
図2に示すように、ハウジング21にインサート成形されたターミナルアッシー30は、外部接続部26gを除いて合成樹脂内に埋設されており、また外部接続部26gの近傍のシール部位26eにはシールコート剤18が塗布されてハウジング21との間がシールされているので、従来のような合成樹脂の成形ヒケやカバーの溶着不良、等によりシール不良が生じることはなく、電気回路はガソリン等による膨潤等の影響を直接受けることがない。従って、非接触式液面レベルセンサ20の内部は確実にシールされ、長期間にわたって、非接触式液面レベルセンサ20を安定且つ正確に作動させることができる。
【0048】
磁電変換素子25、電子部品(抵抗28,コンデンサ29)、一対のステータ24及びターミナル26A,26B,26C、等をハウジング21の合成樹脂内に埋設させて固定したので、自動車の走行に伴って非接触式液面レベルセンサ20が振動しても各部品の相対位置は変動せず、振動の影響を受けることなく確実に作動する。
【0049】
また、一対のステータ24及び磁電変換素子25は、同一のターミナル26B上に固定されているので、使用環境温度が変化してハウジング21が膨張収縮したり、非接触式液面レベルセンサ20に振動が加わっても、一対のステータ24と磁電変換素子25との相対的位置が変化することはない。従って、非接触式液面レベルセンサ20の出力が変化することはなく、検出精度は高精度に維持される。
【0050】
次に、本実施形態のフロートアームの変形例を図8乃至図10を参照して説明する。図8は従来形状のフロートアームをマグネット収容部に配置した回転軸に圧入する状態を示す縦断面図、図9は本実施形態のフロートアームを圧入装置によってマグネット収容部に配置した回転軸に圧入する状態を示す縦断面図、図10は本実施形態のフロートアームの圧入装置の側面図である。
【0051】
図8に示すように、従来形状のフロートアーム22は先端部が直角に曲げられているので、回転軸36に圧入するためにフロートアーム22を矢印K方向に押圧すると、フロートアーム22が矢印L方向に傾いた状態で圧入されることになる。従って、フロートアーム22の圧入時にハウジング21の貫通孔21d,21eに損傷を与えたり、フロートアーム22が傾いた状態で回転軸36に圧入され、滑らかな回転の障害となるばかりでなく、焼結マグネット23と磁電変換素子25との相対位置が安定せず、磁電変換素子25の出力にも影響する場合があった。
【0052】
図9に示すように、本実施形態のフロートアーム40は、折曲部近傍に鍔部40aが形成されている点が従来形状のフロートアーム22と異なる。フロートアーム40の回転軸36への圧入は、圧入装置41を用いて行う。
【0053】
図10に示すように、圧入装置41は、ハウジング21を所定の箇所に固定する固定治具42と、圧入棒43とを備えている。固定治具42には、水平方向にスライド移動してマグネット収容部21a内に配置された回転軸36の下面を支持する受け治具44が設けられている(図9参照)。圧入棒43は、操作レバー45を操作すると図示しないラック、ピニオンの作用によって、図10において上下方向に移動するようになっている。圧入棒43の先端は、フロートアーム40の折曲部を収容可能な溝43aが形成されている。
【0054】
フロートアーム40の回転軸36への圧入は、固定治具42の所定の箇所にハウジング21を配置し、マグネット収容部21a内に回転軸36を挿入する。受け治具44をスライド移動させて回転軸36の下面を支持した後、操作レバー45を操作して圧入棒43を降下させる。フロートアーム40の折曲部は溝43a内に収容され、圧入棒43の先端がフロートアーム40の鍔部40aに当接してフロートアーム40を真っ直ぐに軸方向に押圧する。これによって、フロートアーム40は、傾斜することなく、また位置精度よく回転軸36に圧入され、回転軸36の滑らかな回転が確保される。
【0055】
その他の部分については、図1乃至図7に示す実施形態の非接触式液面レベルセンサ20と同様であるので、同一部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
【0056】
次に、本実施形態の回転軸の変形例を図11乃至図13を参照して説明する。図11はフロートアームに支持されてマグネット収容部内に回動自在に配置された回転軸の縦断面図、図12はマグネット収容部カバーの斜視図、図13は回転軸がマグネット収容部内に組み込まれる手順を示す縦断面図である。
【0057】
本変形例は、主に回転軸50及びマグネット収容部カバー51の形状が図1乃至図7に示す実施形態のものと異なっている。図11に示すように、変形例の回転軸50は、外周面に焼結マグネット23が嵌合された円筒形の部材であり、中心に貫通孔50bが形成されると共に、一方の側面の中心には軸部50aが凸設されている。軸部50aは、ハウジング21の一方の貫通孔21eに嵌合し、回転軸50が回動自在に配置されている。回転軸50の貫通孔50bには、ハウジング21の貫通孔21dに挿通されたフロートアーム22が圧入されている。これによって回転軸50は、軸部50a及びハウジング21の貫通孔21dに挿通されたフロートアーム22によって回動自在にマグネット収容部21a内に配設されている。
【0058】
図12に示すように、マグネット収容部カバー51は、図7に示すマグネット収容部カバー34に二股状の張出部51aが側方に張り出して設けられた形状となっている。
【0059】
図13に示すように、回転軸50のマグネット収容部21a内への組付け手順は、回転軸50をマグネット収容部21aの開放口21bから矢印M方向に挿入(図13(a))した後、回転軸50を矢印N方向に移動させて軸部50aをハウジング21の貫通孔21eに嵌合させる(図13(b))。次いで、フロートアーム22の一端をハウジング21の貫通孔21dに矢印O方向に挿通させ、回転軸50の貫通孔50bに所定の長さ圧入する(図13(c))。最後に、張出部51aをマグネット収容部21aの内面側壁と回転軸50の間に挿入しながらマグネット収容部カバー51をハウジング21に装着してマグネット収容部21aの開放口21bを閉鎖する。
【0060】
本変形例によると、張出部51aの厚さによって回転軸50の軸方向隙間を調節することができ、回転軸50(焼結マグネット23)の位置を安定させて検出精度を向上させることができる。また、フロートアーム22の圧入長さを長くすることができ、フロートアーム22の傾きを防止すると共に、フロートアーム22を回転軸50に確実に固定することができる。また、マグネット収容部カバー51の装着によりマグネット収容部21a内への異物の侵入を防止することができる。
【0061】
その他の部分については、図1乃至図7に示す実施形態の非接触式液面レベルセンサ20と同様であるので、同一部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
【0062】
そして、本発明の非接触式液面レベルセンサの製造方法は、ハウジング21と、ハウジング21に形成されたマグネット収容部21a内に回動自在に設けられた回転軸36と、回転軸36の外周面に固定され、回転軸36と共に回動するマグネット23と、マグネット23の外周面に対向するようにハウジング21に配置された一対のステータ24と、マグネット23の回動に伴って生じるステータ24内の磁束密度の変化を検出し且つ電気信号に変換する磁電変換素子25及び一組のターミナル26A,26B,26Cを少なくとも含んで構成された電気回路と、を備えた非接触式液面レベルセンサの製造方法であって、一組のターミナル26A,26B,26Cの所定の箇所に磁電変換素子25及び電子部品28,29を電気的に接続して固定すると共に一対のステータ24と磁電変換素子25とを同一の一組のターミナル26Bの所定の箇所に固定してターミナルアッシー30を組み付けた後、前記一組のターミナル26A,26B,26Cの上端を連結する帯状キャリアを成形金型によって保持し、各ターミナル26A,26B,26Cの少なくとも先端部の両側面を成形金型の可動ピンで32挟持した状態で、ターミナルアッシー30をインサート成形してターミナル26A,26B,26Cの外部接続部26gを除いてターミナルアッシー30をハウジング21内に埋設してハウジング21を形成し、マグネット収容部21a内にマグネット23を回動自在に配置する。
【0063】
尚、本発明の方法により製造される非接触式液面レベルセンサは、前述した実施形態及び変形例に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態及び変形例における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
また、本発明の方法により製造される非接触式液面レベルセンサが、前述のような車輌用燃料タンクに限らず、種々の液体貯留タンクの液面レベルの検出に適用可能であることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1記載の非接触式液面レベルセンサの製造方法によれば、一組のターミナルの所定の箇所に前記磁電変換素子及び電子部品を電気的に接続して固定すると共に一対の前記ステータと前記磁電変換素子とを同一の前記ターミナルの所定の箇所に固定してターミナルアッシーを組み付けた後、前記一組のターミナルの上端を連結する帯状キャリアを成形金型によって保持し、各ターミナルの少なくとも先端部の両側面を成形金型の可動ピンで挟持した状態で、ターミナルアッシーをインサート成形してハウジングを形成し、ハウジングにマグネットを回動自在に配置することにより、磁電変換素子、電子部品及び一対のステータはハウジングに埋設されて固定される。
従って、従来のようなカバーの溶着不良等によるシール漏れを確実に防止して、電気回路を長期間にわたって保護し、これによって非接触式液面レベルセンサの検出精度を高精度に維持することができる。
【0065】
また、カバーの溶着作業、半田付け部へのポッティング剤塗布作業等の煩雑な作業を不要化してシール性能の優れた非接触式液面レベルセンサを安価に製作することができる。 更に、レーザ溶着機や振動溶着機等の多大な設備投資が不要である。
また、磁電変換素子、電子部品及び一対のステータは、車輌の走行に伴う振動等に影響されて位置ずれすることはなく、非接触式液面レベルセンサの耐震性が大幅に向上する。また、マグネットをステータとの相対的位置を精度よく且つ容易に組み付けることができる。また、ターミナルの先端部が成形時に変形することがない。従って、耐久性に優れ、検出精度が高い、高信頼性の非接触式液面レベルセンサを安価に製作することができる。
【0066】
また、同一のターミナル上に一対のステータ及び磁電変換素子を固定するようにしたので、使用環境温度が変化してハウジングが膨張収縮したり、非接触式液面レベルセンサに振動が加わっても、ステータと磁電変換素子との相対的位置が変化することはない。従って、使用環境が変化しても、非接触式液面レベルセンサの検出精度は高精度に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により製造される非接触式液面レベルセンサの平面図である。
【図2】図1におけるII−II矢視縦断面図である。
【図3】図1におけるターミナルアッシーの平面図である。
【図4】図1におけるハウジングの斜視図である。
【図5】ターミナルアッシーのインサート成形時に可動ピンによってターミナルを押さえてターミナルの変形を防止する状態を示す縦断面図であり、(a)は射出圧によってターミナルが変形する状態を示す縦断面図、(b)はターミナルが可動ピンに狭持されて押さえられた状態を示す縦断面図、(c)は成形後のハウジングの状態を示す縦断面図である。
【図6】図1におけるマグネット収容部内に配置された回転軸にフロートアームが圧入された状態を示す要部縦断面図である。
【図7】図1におけるマグネット収容部カバーの斜視図である。
【図8】フロートアームをマグネット収容部に配置した回転軸に圧入する状態を示す縦断面図である。
【図9】圧入装置によってフロートアームをマグネット収容部内に配置した回転軸に圧入する状態を示す縦断面図である。
【図10】フロートアームの圧入装置の側面図である。
【図11】フロートアームに支持されマグネット収容部内に回動自在に配置された回転軸の縦断面図である。
【図12】マグネット収容部カバーの斜視図である。
【図13】回転軸がマグネット収容部内に組み込まれる手順を示す縦断面図である。
【図14】従来の燃料タンク内に配置された非接触式液面レベルセンサの縦断面図である。
【図15】図14における温度変化によって一対のステータの位置が変化する状態を示す非接触式液面レベルセンサの要部平面図である。
【符号の説明】
18 シールコート剤(シール剤)
20 非接触式液面レベルセンサ
21 ハウジング
21a マグネット収容部
23 マグネット
24 ステータ
25 磁電変換素子
26A,26B,26C ターミナル
26e シール部位(埋設される部位)
26g 外部接続部
28 抵抗(電子部品)
29 コンデンサ(電子部品)
30 ターミナルアッシー
36、50 回転軸

Claims (1)

  1. ハウジングと、該ハウジング内に回動自在に設けられた回転軸と、該回転軸の外周面に固定され、前記回転軸と共に回動するマグネットと、該マグネットの外周面に対向するように前記ハウジングに配置された一対のステータと、前記マグネットの回動に伴って生じる前記ステータ内の磁束密度の変化を検出し且つ電気信号に変換する磁電変換素子及び一組のターミナルを少なくとも含んで構成された電気回路と、を備えた非接触式液面レベルセンサの製造方法であって、
    前記一組のターミナルの所定の箇所に前記磁電変換素子及び電子部品を電気的に接続して固定すると共に一対の前記ステータと前記磁電変換素子とを同一の前記ターミナルの所定の箇所に固定してターミナルアッシーを組み付けた後、
    前記一組のターミナルの上端を連結する帯状キャリアを成形金型によって保持し、各ターミナルの少なくとも先端部の両側面を成形金型の可動ピンで挟持した状態で、前記ターミナルアッシーをインサート成形して、前記ターミナルの外部接続部を除いて前記ターミナルアッシーを前記ハウジング内に埋設して前記ハウジングを形成し、
    該ハウジング内に前記マグネットを回動自在に配置することを特徴とする非接触式液面レベルセンサの製造方法。
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