JP5382855B2 - 非接触式液面レベルセンサ - Google Patents
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Description
ここに示した非接触式液面レベルセンサ1は、樹脂製のセンサハウジング3と、センサハウジング3に回転自在に組み付けられる回転軸5と、この回転軸5の外周に嵌合して該センサハウジング3に回転自在に装着される円環状のマグネット7と、マグネット7に一体回転可能に係合した連結部材(ホルダー)9と、測定すべき液面レベルの変位に応じて上下移動するフロート11と、一端13aがフロート11に連結されると共に他端13bが連結部材9に連結されてフロート11の上下移動をマグネット7の回転に変換するフロートアーム13と、前記センサハウジング3に組み込まれて前記マグネット7の回転に伴ってマグネット7の周囲のステータに生じる磁束密度の変化を検出して電気信号として出力する検出回路部品群15と、を備えている。
円筒部9aの内側には、前記マグネット7の外表面に形成された突部7aに係合して、連結部材9とマグネット7とを相対回転不可に結合する結合部が設けられている。
連結部材9は、予めマグネット7を円筒部9a内に係合させた状態で、図15に示したように、センサハウジング3の表面側から、センサハウジング3上の回転軸5に被せる。すると、マグネット7が回転軸5に嵌合して、連結部材9が回転自在にセンサハウジング3に装着された状態になる。
但し、回転軸5に嵌合させた連結部材9は、センサハウジング3に対して抜け止めはされていない。
(1)樹脂製のセンサハウジングと、該センサハウジングに回転自在に装着される円環状のマグネットと、前記マグネットに一体回転可能に係合した連結部材と、測定すべき液面レベルの変位に応じて上下移動するフロートと、一端が前記フロートに連結されると共に他端が前記連結部材に連結されて前記フロートの上下移動を前記マグネットの回転に変換するフロートアームと、前記センサハウジングに組み込まれて前記マグネットの回転に伴って前記マグネットに生じる磁束密度の変化を検出して電気信号として出力する検出回路部品群と、この検出回路部品群の上を覆って保護する樹脂製の保護壁と、を備えた非接触式液面レベルセンサであって、
前記保護壁は、前記検出回路部品群を前記センサハウジングにインサート成形することによって、前記センサハウジングに一体形成され、
前記センサハウジングが、前記マグネットの周囲に係合溝を形成するフランジ部を備え、且つ、前記フランジ部の周方向には、係合溝に連通する切欠が設けられ、
前記連結部材は、前記マグネットに外嵌する円筒部と、該円筒部の一端側に一体形成されて前記フロートアームの他端を相対回転不可に結合するアーム結合部とを備えると共に、前記円筒部の外周には、取付開始位置で当該連結部材を前記フランジ部上に突き合わせたときに前記切欠を挿通して前記係合溝側に落ちた状態になり、その状態で当該連結部材を一方に回転操作すると前記係合溝に回転自在に係合して前記センサハウジングから連結部材の抜けを規制する係合突片が設けられ、
前記係合溝と前記係合突片との係合によって、前記連結部材及びマグネットが前記センサハウジングに抜け止めされていることを特徴とする非接触式液面レベルセンサ。
前記連結部材には、前記係合突片が前記係合溝に係合した状態で当該連結部材を一方に所定角度回転させたときに、前記逆転止め用段差部を乗り越えた係合状態となる逆転止め突起を備え、
前記逆転止め突起と前記逆転止め用段差部との係合により、当該連結部材が前記取付開始位置へ逆回転することが阻止されることを特徴とする上記(1)に記載の非接触式液面レベルセンサ。
従って、別体のカバー部材の削減によりコストの削減や、組立工程数の低減を図ることができる。
また、別体のカバー部材により連結部材を抜け止めする必要がない。
従って、別体のカバー部材の削減によりコストの削減や、組立工程数の低減を図ることができる。
図1は本発明に係る非接触式液面レベルセンサの一実施形態の分解斜視図、図2は図1に示したセンサハウジングに組み付けられる検出回路部品群の構成を示す分解斜視図、図3は図1に示したセンサハウジングの正面側から見た斜視図、図4は図3に示したセンサハウジングの正面図、図5は図4のA−A断面図、図6は図1に示した連結部材の下面図、図7は図6に示した連結部材の矢印B方向からの斜視図、図8は図1に示した連結部材の上面図、図9は図8に示した連結部材の矢印C方向からの斜視図である。
連結部材39は、予めマグネット37を円筒部39a内に係合させた状態で、図1に示したように、センサハウジング33の表面側から、センサハウジング33上のマグネット支持軸35に被せる。すると、マグネット37がマグネット支持軸35に嵌合する。
ここに、一対の逆転止め用段差部57,58は、移動してくる部材が当たる一方の面を部材が乗り越え可能な傾斜面57a,58aに設定すると共に、他方の面を乗り越え不可能な垂直面57b,58bに設定したものである。
従って、別体のカバー部材の削減によりコストの削減や、組立工程数の低減を図ることができる。
この実施形態の連結部材39Aも、マグネット37に外嵌する円筒部39aと、該円筒部39aの一端側開口を塞ぐように円筒部39aの一端側に一体形成された天板部39bと、円筒部39aの外周に一体形成されてフロートアーム43の他端43bの結合部となるアーム結合部39cとを有している。
さらに、円筒部39aの上面側には、センサハウジング33の逆転止め用段差部57,58に係合して回り止めを果たす逆転止め突起63が延設されている。
23 回路部材
31,31A 非接触式液面レベルセンサ
33 センサハウジング
37 マグネット
37a 突部
39,39A 連結部材
39a 円筒部
39b 天板部
39c アーム結合部
39d アーム係合溝
39e アーム端嵌入穴
41 フロート
43 フロートアーム
47 保護壁
51 係合溝
53 フランジ部
55 切欠
57,58 逆転止め用段差部
57a,58a 傾斜面
57b,58b 垂直面
61 係合突片
63 逆転止め突起
Claims (2)
- 樹脂製のセンサハウジングと、該センサハウジングに回転自在に装着される円環状のマグネットと、前記マグネットに一体回転可能に係合した連結部材と、測定すべき液面レベルの変位に応じて上下移動するフロートと、一端が前記フロートに連結されると共に他端が前記連結部材に連結されて前記フロートの上下移動を前記マグネットの回転に変換するフロートアームと、前記センサハウジングに組み込まれて前記マグネットの回転に伴って前記マグネットに生じる磁束密度の変化を検出して電気信号として出力する検出回路部品群と、この検出回路部品群の上を覆って保護する樹脂製の保護壁と、を備えた非接触式液面レベルセンサであって、
前記保護壁は、前記検出回路部品群を前記センサハウジングにインサート成形することによって、前記センサハウジングに一体形成され、
前記センサハウジングが、前記マグネットの周囲に係合溝を形成するフランジ部を備え、且つ、前記フランジ部の周方向には、係合溝に連通する切欠が設けられ、
前記連結部材は、前記マグネットに外嵌する円筒部と、該円筒部の一端側に一体形成されて前記フロートアームの他端を相対回転不可に結合するアーム結合部とを備えると共に、前記円筒部の外周には、取付開始位置で当該連結部材を前記フランジ部上に突き合わせたときに前記切欠を挿通して前記係合溝側に落ちた状態になり、その状態で当該連結部材を一方に回転操作すると前記係合溝に回転自在に係合して前記センサハウジングから連結部材の抜けを規制する係合突片が設けられ、
前記係合溝と前記係合突片との係合によって、前記連結部材及びマグネットが前記センサハウジングに抜け止めされていることを特徴とする非接触式液面レベルセンサ。 - 前記センサハウジングが、前記フランジ部の外面部に、逆方向から移動してくる部材の乗り越えを規制する逆転止め用段差部を備えると共に、
前記連結部材には、前記係合突片が前記係合溝に係合した状態で当該連結部材を一方に所定角度回転させたときに、前記逆転止め用段差部を乗り越えた係合状態となる逆転止め突起を備え、
前記逆転止め突起と前記逆転止め用段差部との係合により、当該連結部材が前記取付開始位置へ逆回転することが阻止されることを特徴とする請求項1に記載の非接触式液面レベルセンサ。
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