JP5233932B2 - 液面検出装置、及び、その製造方法 - Google Patents

液面検出装置、及び、その製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、液面の高さを検出する液面検出装置、及び、その製造方法に関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、本体部と、液面に浮くフロートと、本体部に対して回動可能な回転部と、回転部とフロートとを連結してフロートの上下運動を回転部の回転運動に変換するアームと、回転部に内蔵されたマグネットと、本体部に内蔵され、マグネットの磁束密度を測定することにより本体部に対する回転部の回転角度を検出するホールICと、を備える液面検出装置が提案されている。上記した液面検出装置は、回転部の回転による、ホールICに内蔵されたホール素子に印加されるマグネットの磁束密度の変動に応じて、ホール素子から出力される電気信号が変動することを利用して、液面の高さを検出する構成となっている。
この液面検出装置は、上記した構成要素の他に、ホールICを電気的に保護するチップ素子と、ホールICと外部とを電気的に接続するターミナルと、を有する。チップ素子はチップコンデンサなどを有し、半田を介してターミナルに機械的及び電気的に接続されている。ターミナルはホルダによって保持されており、ホルダが設けられたターミナルは、本体部にインサート成形されている。
特開2008−14917号公報
ところで、特許文献1に示される液面検出装置では、ホルダ及びターミナルによって、チップ素子を収納するための凹部が形成されており、この凹部内には、本体部の射出成形時の熱によって半田が溶融することを保護する保護樹脂部が形成されている。この保護樹脂部は、凹部内に液状のエポキシ樹脂を注入した後、固化することで形成される。
チップ素子をターミナルに半田接続するために、上記した凹部の体格が大きくなると、凹部内に注入されるエポキシ樹脂の注入量が多くなり、エポキシ樹脂の固化時の応力、及びエポキシ樹脂と半田との線膨張係数差に起因する応力が増大する。これらの応力が増大すると、半田の耐久寿命が低減し、チップ素子とターミナルとの電気的な接続信頼性が低減する、という問題が生じる。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、チップ素子(保護素子)とターミナルとの電気的接続信頼性の低下が抑制された液面検出装置、及び、その製造方法を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、液面に浮かぶフロートと、マグネットが内蔵された回転部と、フロートと回転部とを連結して、液面の変動によるフロートの上下運動を、回転部の回転運動に変換するアームと、該回転部の回転に伴う、マグネットの磁束密度の印加方向の変動に基づいて、回転部の回転角度を検出する角度検出部、該角度検出部を電気的に保護する保護素子、該保護素子と角度検出部とを電気的に接続し、角度検出部と外部とを電気的に接続する複数のターミナル、複数のターミナルを一体的に保持し、ターミナルの強度を補強するホルダ、及び角度検出部と、保護素子と、ターミナルと、ホルダとを被覆し、且つ、回転部が回動可能に設けられたモールド部材を有する本体部と、を備える液面検出装置であって、保護素子は、ターミナル及びホルダによって形成された凹部の底面に配置され、半田を介してターミナルと機械的及び電気的に接続されており、凹部内には、半田を被覆することで、モールド部材の成形時の熱から半田を保護する、液状部材が固化してなる保護部と、凹部内の容量を低減する、保護部内に少なくとも一部が埋め込まれたスペーサと、が設けられていることを特徴とする。
このように本発明では、スペーサの少なくとも一部が保護部内に埋め込まれている。これによれば、凹部内に注入される液状部材の注入量がスペーサによって低減されるので、液状部材が固化するときの応力や、保護部と半田との線膨張係数差に起因する応力(以下、これらの応力を、まとめて内力と示す)が、半田に印加されることが低減される。これにより、半田の耐久寿命の低下が抑制され、保護素子とターミナルとの電気的接続信頼性の低下が抑制される。
請求項2に記載のように、スペーサは、保護素子の周囲に配置され、保護素子の中心位置を通り、凹部の底面に対して垂直な中心線と、スペーサによって囲まれた空間の中心位置を通り、凹部の底面に対して垂直な中心線とが一致しており、スペーサによって囲まれた空間、保護素子、及び半田それぞれは、中心線に対して垂直な対称線を介して線対称となっている構成が好ましい。
例えば、スペーサによって囲まれた空間、保護素子、及び半田それぞれが、対称線を介して非対称な場合、スペーサによって囲まれた空間における、対称線を介した一方の空間に注入される液状部材の注入量よりも、対称線を介した他方の空間に注入される液状部材の注入量の方が少なくなる。すると、内力は、一方の空間のほうが、他方の空間よりも大きくなるので、一方から他方に作用する内力が半田に印加され、これによって半田の耐久寿命が低下する虞がある。
これに対して、請求項2に記載の発明の場合、対称線を介した一方の空間に注入される液状部材の注入量と、対称線を介した他方の空間に注入される液状部材の注入量とが等しくなる。したがって、液状部材の注入量の差に起因する内力が、半田に印加されることが抑制され、半田の耐久寿命の低減が抑制される。
請求項3に記載のように、保護部の全てが凹部内に配置され、スペーサの全てが保護部内に埋め込まれた構成が良い。これによれば、スペーサの一部が保護部から露出された構成とは異なり、保護部から露出されたスペーサにモールド部材の射出成形時の樹脂の圧入応力が作用し、この圧入応力が、保護部を介して半田に印加することが抑止される。また、スペーサの全てが保護部内に埋め込まれるので、スペーサの一部が保護部内に埋め込まれた構成と比べて、スペーサと凹部との接合強度を高めることができる。
請求項4に記載のように、スペーサの構成材料は、ホルダの構成材料と同じであるのが好ましい。スペーサの構成材料と凹部の構成要素であるホルダの構成材料とが異なる場合、スペーサとホルダとの間に線膨張係数差に起因する応力が生じる。この応力は、保護部を介して半田に印加されるので、この応力によって半田の耐久寿命が低下する虞がある。これに対して、本発明では、スペーサとホルダの構成材料が同じなので、上記した応力が半田に印加されることが抑止される。これにより、上記した応力によって半田の耐久寿命が低減することが抑止される。
なお、保護部の構成材料である液状部材は、請求項5に記載のように、紫外線硬化樹脂を主として含む樹脂が好ましい。例えば、液状部材が熱硬化性樹脂の場合、液状部材を固化するために、液状部材に熱を印加しなくてはならない。液状部材に印加された熱は、液状部材の近くに位置するターミナルと半田に伝達され、この熱によって、ターミナルと半田とが熱膨張する。ターミナルと半田との線膨張係数は異なるので、ターミナルと半田との線膨張係数差に起因する応力がそれぞれに発生し、この応力によって半田の耐久寿命が低下する虞がある。これに対して、請求項5に記載の発明では、液状部材として紫外線硬化樹脂を主として含む樹脂を適用しているので、熱硬化性樹脂とは異なり、液状部材を固化するために、液状部材に熱を印加しなくとも良い。これにより、液状樹脂を固化する際に、ターミナルと半田との線膨張係数差に起因する応力が発生することが抑止され、この応力によって半田の耐久寿命が低減することが抑止される。
請求項6に記載のように、保護素子はチップ素子であり、保護部によって被覆された構成が良い。これによれば、保護素子がリードを有する一般的なコンデンサや抵抗体を有する構成と比べて、保護素子の体格の増大を抑制することができる。また、上記したようなチップ素子の場合、モールド部材を射出成形する際の樹脂の注入圧力によって損傷する虞があるが、本発明では、チップ素子が保護部によって被覆されている。これにより、モールド部材を射出成形する際の注入圧力がチップ素子に直接印加されることが抑制され、チップ素子に機械的な損傷が生じることが抑制される。
請求項7に記載のように、チップ素子は、角度検出部に高電圧が印加されることを抑制するチップコンデンサ、及び、角度検出部に過電流が流れることを抑制するチップレジスタの少なくとも1つを有する構成を採用することができる。これによれば、高電圧パルスによる電気的な損傷、及び、過電流による電気的な損傷の少なくとも1つが、角度検出部に生じることを保護素子によって抑制することができる。
角度検出部を電気的に保護する構成としては、例えば請求項8に記載のように、ターミナルは、グランドと接続される接地ターミナルと、電源と接続される電源ターミナルと、角度検出部の出力信号を外部に出力する信号ターミナルと、を有し、保護素子は、角度検出部に高電圧が印加されることを抑制するチップコンデンサを有し、チップコンデンサは、一端が接地ターミナルと電気的に接続され、他端が信号ターミナルと電気的に接続された第1チップコンデンサと、一端が接地ターミナルと電気的に接続され、他端が電源ターミナルと電気的に接続された第2チップコンデンサと、を有する構成を採用することができる。これによれば、電源ターミナル、若しくは信号ターミナルに生じた高電圧パルスが角度検出部に印加される前に、上記した高電圧パルスを、チップコンデンサと接地ターミナルとを介してグランドに放出することができる。
なお、上記したように、チップ素子が保護部によって被覆された液面検出装置は、請求項9に記載のように、車両に搭載することができる。液面検出装置を車両に搭載した場合、車両の振動やその他の原因に起因する外力が液面検出装置に印加されるが、これら外力からも、保護素子が保護部によって保護される。これにより、外力によって、保護素子に機械的な損傷が生じることが抑制される。
上記した液面検出装置は、請求項10若しくは請求項12に記載の製造方法によって製造することができる。なお、請求項10に記載の製造方法と、請求項12に記載の製造方法とは、保護部成形工程が異なる。
請求項10に記載の発明では、保護部形成工程において、凹部内にスペーサを設けた後、半田が被覆され、且つスペーサの少なくとも一部が埋設されるように、液状部材を凹部内に注入し、液状部材を固化することで保護部を形成する。これによれば、液状部材を凹部内に注入する前に、モールド部材の射出成形時の熱から半田を保護するための保護部の厚さ(液状部材の液面と半田との間の長さ)を確保するのに必要な液状部材の注入量が決定されるので、液状部材を凹部内に注入した後に、凹部内にスペーサを設ける製造方法と比べて、液状部材の注入量を容易に調整することができる。
これに対して、請求項12に記載の発明では、保護部形成工程において、液状部材を、半田が被覆されるように所定量注入した後に、液状部材内に少なくとも一部が埋設されるように、凹部内にスペーサを設け、液状部材を固化することで保護部を形成する。これによれば、液状部材の注入圧力がスペーサに印加されないので、液状部材の注入圧力によるスペーサの配置位置の変動を抑制することができる。
なお、請求項10に記載の製造方法においては、請求項11に記載のように、保護部形成工程において、スペーサを凹部内の所定位置に保持した状態で、液状部材を凹部内に注入するのが良い。これによれば、液状部材の注入圧力によってスペーサの配置位置が変動することが抑制される。
第1実施形態に係る液面検出装置の概略構成を示す正面図である。 図1に示すII−II線に沿う断面図である。 本体部の拡大断面図である。 凹部を説明するための平面図である。 図4に示すV−V線に沿う断面図である。
以下、本発明に係る液面検出装置を、車両の燃料タンク内の燃料の液面の高さを検出する燃料レベルゲージに適用した場合の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る液面検出装置の概略構成を示す正面図である。図2は、図1に示すII−II線に沿う断面図である。図3は、本体部の拡大断面図である。図4は、凹部を説明するための平面図である。図5は、図4に示すV−V線に沿う断面図である。なお、図4及び図5では、便宜上、後述する保護部62を省略している。
液面検出装置100は、図1及び図2に示すように、要部として、フロート10と、回転部20と、アーム30と、本体部40と、を有する。
フロート10は、燃料X1の液面X2に浮かぶ比重を有するものである。本実施形態に係るフロート10は、円筒形状を成し、その中空内にアーム30の一端が差し込まれて、アーム30と連結されている。
回転部20は、マグネット21を内蔵するものであり、後述するモールド部材45(本体部40)に回動可能に設けられている。回転部20は、中空を有する筒部22と、該筒部22におけるモールド部材45の構成要素である第1被覆部45aとの対向面の裏面に設けられた嵌合部23と、を有する。筒部22の内部に、リング形状のマグネット21が内蔵されており、嵌合部23に、アーム30の他端が嵌合されている。
アーム30は、フロート10と回転部20とを機械的に連結するものである。液面X2の変動に伴ってフロート10が上下運動すると、この上下運動がアーム30を介して回転部20に伝達されて、回転部20が本体部40に対して回転運動する。回転部20が回転すると、その回転に伴ってマグネット21も回転し、筒部22の中空内に形成される磁束密度の印加方向が変動する。図2に示すように、後述する角度検出部41は、筒部22の中空内に配置されるので、回転部20の回転(液面X2の変動によるフロート10の上下動)に伴って、角度検出部41に印加される磁束密度の印加方向が変動するようになっている。
本体部40は、図3に示すように、回転部20の回転に伴う、マグネット21の磁束密度の印加方向の変動に基づいて、回転部20の回転角度を検出する角度検出部41と、該角度検出部41を電気的に保護する保護素子42と、該保護素子42と角度検出部41とを電気的に接続し、角度検出部41と外部とを電気的に接続する複数のターミナル43と、複数のターミナル43を一体的に保持し、ターミナル43の強度を補強するホルダ44と、角度検出部41、保護素子42、ターミナル43、及びホルダ44を被覆するモールド部材45と、を有する。
角度検出部41は、回転部20(マグネット21)の回転に伴う磁束密度の変化に応じた電気信号を出力するホール素子(図示略)と、該ホール素子の出力信号を増幅する増幅素子(図示略)と、を有するホールICである。
保護素子42は、チップ素子であり、2つのチップコンデンサ42a,42bを有する。これらチップコンデンサ42a,42bは、高電圧パルスが角度検出部41に印加されることを抑制する機能を果たす。
ターミナル43は、電源と接続される電源ターミナル43aと、グランドと接続される接地ターミナル43bと、角度検出部41の出力信号を外部に出力する信号ターミナル43cと、を有する。図4に示すように、これら3つのターミナル43a〜43cそれぞれは、リード41a〜41cを介して、角度検出部41と機械的及び電気的に接続されている。電源ターミナル43aは電源リード41aと接続され、接地ターミナル43bは接地リード41bと接続され、信号ターミナル43cは信号リード41cと接続されている。また、図5に示すように、電源ターミナル43aは第1チップコンデンサ42aの一端と接続され、接地ターミナル43bは第1チップコンデンサ42aの他端及び第2チップコンデンサ42bの一端と接続され、信号ターミナル43cは第2チップコンデンサ42bの他端と接続されている。このように、電源ターミナル43aと接地ターミナル43bとが第1チップコンデンサ42aを介して電気的に接続されているので、電源ターミナル43aを介して伝達される、電源電圧の変動に起因する高電圧パルスと、静電気に起因する高電圧パルスとを、第1チップコンデンサ42aを介してグランドに放出することができる。また、接地ターミナル43bと信号ターミナル43cとが第2チップコンデンサ42bを介して電気的に接続されているので、信号ターミナル43cを介して伝達される、静電気に起因する高電圧パルスを、第2チップコンデンサ42bを介してグランドに放出することができる。なお、ターミナル43a〜43cとリード41a〜41cとは、かしめや溶接などによって機械的及び電気的に接続され、ターミナル43a〜43cとチップコンデンサ42a,42bとは、図5に示すように、半田61を介して機械的及び電気的に接続されている。
ホルダ44は、図3及び図4に示すように、3つのターミナル43a〜43cそれぞれを一体的に保持する保持部44aと、角度検出部41を収容する収容部44bと、を有する。保持部44aは、ターミナル43a〜43cそれぞれの長手方向と、自身の長手方向とが沿う矩形状を成し、その一部に、ターミナル43a〜43cそれぞれの表面の一部が露出する凹部60が形成されている。収納部44bは、ターミナル43a〜43cの一端側に開口し、軸方向がターミナル43a〜43cに対して垂直な方向に沿う有底筒状を成す。
図5に示すように、凹部60の底面は、保持部44aと、ターミナル43a〜43cとによって形成され、凹部60の側面は、保持部44aによって形成されている。この凹部60内には、保護素子42と、半田61と、保護部62と、スペーサ63とが設けられる。凹部60内の構成は、後で詳説する。
モールド部材45は、ターミナル43a〜43cにおける、外部との電気的な接続部位を除く部位を被覆する第1被覆部45aと、角度検出部41が収容された収容部44bを被覆する第2被覆部45bと、を有する。第2被覆部45bは、収納部44bの軸方向と、自身の軸方向とが沿う筒形状を成す。第2被覆部45bの径は、筒部22(回転部20)が第2被覆部45b(本体部40)に対して回動可能な程度に、筒部22の内径よりも短くなっており、第2被覆部45bの軸方向の長さは、筒部22が第2被覆部45bから抜け落ちることを防止する止め輪45cが装着可能な程度に、筒部22の軸方向の長さよりも長くなっている。筒部22が第2被覆部45bに挿入された状態において外部に露出される第2被覆部45bの外周には、リング状の溝部45dが形成されており、この溝部45dに、上記した止め輪45cが装着されている。
次に、本実施形態に係る液面検出装置100の液面X2の高さを検出する原理を説明する。図2に示すように、角度検出部41は、筒部22の中空内に配置されて、筒部22に内蔵されたマグネット21の磁束密度が角度検出部41に印加されるようになっている。したがって、液面X2の変動に伴ってフロート10が上下運動し、この上下運動に伴って回転部20が回転運動し、その回転運動に伴って筒部22の中空内に形成されるマグネット21の磁束密度の印加方向が変動すると、角度検出部41のホール素子に印加される磁束密度が変動する。ホール素子は、自身に印加される磁束密度の変動を電気信号の変動に変換する磁電変換素子なので、液面X2の変動は、ホール素子から出力される電気信号の変動に変換される。このホール素子から出力された液面X2の高さに依存する電気信号は、増幅素子によって増幅され、この増幅された電気信号が、信号ターミナル43cを介して外部に出力される。信号ターミナル43cは、マイコン(図示略)と接続されており、このマイコンは、検出された電気信号に基づいて、車両に搭載された燃料計(図示略)を作動する。
次に、本実施形態に係る本体部40の製造方法を説明する。先ず、ホルダ44を射出成形するための金型内に、それぞれの表面が面一となるように、ターミナル43a〜43cを並列配置する。そして、金型内に、溶融した熱可塑性樹脂を圧入して、この熱可塑性樹脂を冷却固化する。これにより、ホルダ44が形成されると共に、ターミナル43a〜43cがホルダ44によって一体的に保持され、凹部60が形成される。以上が、ホルダ形成工程である。
ホルダ形成工程終了後、リード41a〜41cそれぞれの一端が接続された角度検出部41を収納部44b内に配置し、収納部44b内から飛び出したリード41a〜41cそれぞれの他端を、それぞれに対応するターミナル43a〜43cと機械的及び電気的に接続する。以上が、接続工程である。
接続工程終了後、凹部60の底面にチップコンデンサ42a,42bを実装する。その際、第1チップコンデンサ42aの一端と電源ターミナル43aとを半田61によって接続し、第1チップコンデンサ42aの他端と接地ターミナル43bとを半田61によって接続するとともに、第2チップコンデンサ42bの一端と接地ターミナル43bとを半田61によって接続し、第2チップコンデンサ42bの他端と信号ターミナル43cとを半田61によって接続する。以上が、実装工程である。
実装工程終了後、凹部60内の所定位置にスペーサ63を設けて、凹部60内に、紫外線硬化樹脂を主として含む液状部材を注入する。この際、スペーサ63の配置位置が変動しないように、スペーサ63を凹部60の底面に押し付けた状態で、液状部材を所定量注入する。液状部材は、少なくとも、モールド部材45の射出成形時の熱から半田61を保護するための保護部62の厚さ(液状部材の液面と半田61との間の長さ)が十分に確保されるまで注入する。本実施形態では、凹部60が液状部材によって満たされるまで注入することで、半田61の全てと、スペーサ63の全てとを液状部材内に埋設する。液状部材を注入し終えた後、液状部材に紫外線を照射することで液状部材を固化して、保護部62を形成する。以上が、保護部形成工程である。
保護部形成工程終了後、モールド部材45を射出成形するための金型内に、ホルダ44によって一体的に保持されたターミナル43a〜43cを配置する。そして、金型内に溶融した熱可塑性樹脂を圧入して、この熱可塑性樹脂を冷却固化する。これにより、ターミナル43a〜43cがインサートされたモールド部材45が成形される。以上が、インサート成形工程である。
上記工程を経ることで、本実施形態に係る本体部40が形成される。なお、本実施形態に係る液面検出装置100を形成するには、先ず、フロート10と回転部20とをアーム30を介して連結する。次に、モールド部材45の第2被覆部45bに、回転部20の筒部22の中空を挿入する。最後に、回転部20がモールド部材45から抜け落ちることを防止する止め輪45cを溝部45dに装着する。以上により、本実施形態に係る液面検出装置100が形成される。
次に、凹部60内の構成を説明する。上記したように、凹部60内には、保護素子42と、半田61と、保護部62と、スペーサ63とが設けられている。スペーサ63は、保護部63の構成材料よりも線膨張係数が小さい、凹部60の構成要素であるホルダ44と同一の材料によって構成されており、スペーサ63の平面形状は、図4に示すように、「口」の字状の第1空間S1と、同じく「口」の字状の第2空間とを足し合わせた「日」の字状となっている。そして、図5に示すように、スペーサ63は、凹部60の底面における半田61が設けられていない部位と接触しており、凹部60の底面に対して垂直な方向の長さが、凹部60の側面の長さよりも短くなっている。
図4及び図5に示すように、第1空間S1の中心位置を通り、凹部60の底面に対して垂直な中心線と、第1チップコンデンサ42aの中心位置を通り、凹部60の底面に対して垂直な中心線とが一致するように、第1空間S1内に第1チップコンデンサ42aが設けられている。そして、第1空間S1、第1チップコンデンサ42a、及び第1空間S1内に配置された半田61それぞれは、第1空間S1の中心位置と第1チップコンデンサ42aの中心位置とを通り、凹部60の底面に垂直な第1中心線に対して垂直な第1対称線を介して、線対称となっている。これにより、第1空間S1内に注入される液状部材も、第1対称線を介して線対称となり、第1空間S1内に設けられた保護部62も、第1対称線を介して線対称となっている。
同じく、第2チップコンデンサ42bは、第2空間S2の中心位置を通り、凹部60の底面に対して垂直な中心線と、第2チップコンデンサ42bの中心位置を通り、凹部60の底面に対して垂直な中心線とが一致するように、第2空間S2内に設けられている。そして、第2空間S2、第2チップコンデンサ42b、及び第2空間S2内に配置された半田61それぞれは、第2空間S2の中心位置と第2チップコンデンサ42bの中心位置とを通り、凹部60の底面に垂直な第2中心線に対して垂直な第2対称線を介して、線対称となっている。これにより、第2空間S2内に注入される液状部材も、第2対称線を介して線対称となり、第2空間S2内に設けられた保護部62も、第2対称線を介して線対称となっている。
次に、本実施形態に係る液面検出装置100の作用効果を説明する。上記したように、凹部60内にスペーサ63が設けられて、スペーサ63が保護部62内に埋設されている。これによれば、凹部60内に注入される液状部材の注入量がスペーサ63によって低減されるので、液状部材が固化するときの応力や、保護部62と半田61との線膨張係数差に起因する応力(以下、これらの応力を、まとめて内力と示す)が、半田61に印加されることが低減される。これにより、半田61の耐久寿命の低下が抑制され、保護素子42とターミナル43との電気的接続信頼性の低下が抑制される。
また、本実施形態では、第1空間S1内の構成が、第1対称線を介して線対称となっており、第2空間S2内の構成が、第2対称線を介して線対称となっている。例えば、第1空間S1内の構成が、第1対称線を介して非対称となっている場合、第1対称線を介した一方の空間の容量が、他方の空間の容量よりも小さくなる。すると、第1対称線を介した一方の空間内に注入される液状部材の注入量と、他方の空間内に注入される液状部材の注入量とに差が生じ、この注入量の差に起因する内力が半田61に印加され、この内力によって半田61の耐久寿命が低下する虞がある。これに対して、本実施形態で示した構成の場合、第1対称線を介した一方の空間に注入される液状部材の注入量と、第1対称線を介した他方の空間に注入される液状部材の注入量とが等しくなる。したがって、液状部材の注入量の差に起因する内力が、第1空間S1内に設けられた半田61に印加されることが抑止される。もちろん、第2空間S2内に設けられた半田61においても、第2空間S2内の構成が第2対称線を介して線対称となっているので、注入量の差に起因する内力が印加されることが抑止される。
本実施形態では、保護部62の全てが凹部60内に配置され、スペーサ63の全てが保護部62内に埋め込まれている。これによれば、スペーサ63の一部が保護部62から露出された構成とは異なり、保護部62から露出されたスペーサ63にモールド部材45の射出成形時の熱可塑性樹脂の圧入応力が作用し、この圧入応力が、保護部62を介して半田61に印加することが抑止される。また、スペーサ63の全てが保護部62内に埋め込まれているので、スペーサ63の一部が保護部62内に埋め込まれた構成と比べて、スペーサ63と凹部60との接合強度を高めることができる。
本実施形態では、スペーサ63とホルダ44とが同一の材料によって構成されている。例えば、スペーサ63とホルダ44とが異なる材料によって構成されている場合、スペーサ63とホルダ44との間に線膨張係数差に起因する応力が生じる。この応力は、保護部62を介して半田61に印加されるので、半田61の耐久寿命が低下する虞がある。これに対して、本実施形態では、スペーサ63とホルダ44とが同一の材料によって構成されているので、上記した応力が半田61に印加されることが抑止され、上記した応力によって半田61の耐久寿命が低減することが抑止される。
また、本実施形態では、保護部62の構成材料である液状部材として、紫外線硬化樹脂を主として含む樹脂を採用している。例えば、液状部材が熱硬化性樹脂の場合、液状部材を固化するために、熱を液状部材に印加しなくてはならない。液状部材に印加された熱は、液状部材の近くに位置するターミナル43と半田61とに伝達され、この熱によって、ターミナル43と半田61とが熱膨張する。ターミナル43と半田61との線膨張係数は異なるので、ターミナル43と半田61との線膨張係数差に起因する応力がそれぞれに発生し、この応力によって半田61の耐久寿命が低減する虞がある。これに対して、本実施形態では、液状部材として紫外線硬化樹脂を主として含む樹脂を採用している。これにより、液状部材を固化する際に、熱を液状部材に印加しなくとも良いので、ターミナル43と半田61との線膨張係数差に起因する応力が発生することが抑止され、この応力によって半田61の耐久寿命が低減することが抑止される。
本実施形態に係る保護素子42は、チップ素子である。これによれば、保護素子42がリードを有する一般的なコンデンサや抵抗体を有する構成と比べて、保護素子42の体格の増大を抑制することができる。なお、保護素子42がチップ素子の場合、モールド部材45を射出成形する際の熱可塑性樹脂の圧入圧力によって保護素子42が損傷する虞がある。しかしながら、上記したように、保護素子42が保護部62内に埋設されるので、モールド部材45を射出成形する際の圧入圧力が保護素子42に直接印加されることが抑制され、保護素子42に機械的な損傷が生じることが抑制される。また、保護素子42が保護部62によって保護された構成となっているので、本実施形態で示したように、液面検出装置100を車両の燃料タンク内の燃料の液面の高さを検出する燃料レベルゲージに適用した場合においても、車両の振動やその他の原因に起因する外力によって、保護素子42に機械的な損傷が生じることが抑制される。
本実施形態では、保護部形成工程において、凹部60内にスペーサ63を設けた後に、凹部60内に液状部材を注入している。これによれば、液状部材を凹部60内に注入する前に、モールド部材45の射出成形時の熱から半田61を保護するための保護部62の厚さ(液状部材の液面と半田61との間の長さ)を確保するのに必要な液状部材の注入量が決定されるので、液状部材を凹部60内に注入した後に、凹部60内にスペーサ63を設ける製造方法と比べて、液状部材の注入量を容易に調整することができる。
また、本実施形態では、液状部材を凹部60内に注入する際に、スペーサ63の配置位置が変動しないように、スペーサ63を凹部60の底面に押し付けた状態で、液状部材を注入している。これによれば、液状部材の注入圧力によって、スペーサ63の配置位置が変動することが抑制される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態では、凹部60が液状部材によって満たされた例を示した。しかしながら、モールド部材45の射出成形時の熱から半田61を保護するための保護部62の厚さが十分に確保される場合、凹部60内を液状部材によって満たさなくともよい。なお、凹部60内が液状部材によって満たされない場合においても、スペーサ63によって保護部62の厚さを確保するための液状部材の注入量が低減される。これによれば、半田61に印加される内力が低減されるので、半田61の耐久寿命の低下が抑制される。
本実施形態では、保護素子42が、チップコンデンサ42a,42bを有する例を示した。しかしながら、保護素子42の構成としては上記例に限定されず、例えば、保護素子42がチップコンデンサとチップレジスタを有する構成を採用することもできる。これによれば、高電圧パルスと、過電流とから、角度検出部41を保護することができる。
本実施形態では、保護部形成工程において、凹部60内にスペーサ63を設けた後に、凹部60内に液状部材を注入する例を示した。しかしながら、凹部60内に液状部材を注入した後に、スペーサ63を凹部60内に設けてもよい。これによれば、液状部材の注入圧力がスペーサ63に印加されないので、液状部材の注入圧力によってスペーサ63の配置位置が変動することが抑制される。したがって、本実施形態で示したように、保護部形成工程において、スペーサ63の位置が変動することを抑制するために、スペーサ63を凹部60の底面に押し付ける、という手間を省略することができる。なお、上記した製造方法の場合、液状部材の注入量は、凹部60の容量と、保護素子42の体積と、半田61の体積と、スペーサ63の体積とを計算することで、予め決定されている。
本実施形態では、本発明に係る液面検出装置100が、自動車の燃料タンク内の燃料の液面の高さを検出する燃料レベルゲージに適用された例を示した。しかしながら、本発明に係る液面検出装置100の適用としては、上記例に限定されず、例えば、民生用機器が備える液体容量機内の液面検出器に適用することができる。
10・・・フロート
20・・・回転部
21・・・マグネット
30・・・アーム
40・・・本体部
42・・・保護素子
60・・・凹部
61・・・半田
62・・・保護部
63・・・スペーサ
100・・・液面検出装置

Claims (12)

  1. 液面に浮かぶフロートと、
    マグネットが内蔵された回転部と、
    前記フロートと前記回転部とを連結して、液面の変動による前記フロートの上下運動を、前記回転部の回転運動に変換するアームと、
    該回転部の回転に伴う、前記マグネットの磁束密度の印加方向の変動に基づいて、前記回転部の回転角度を検出する角度検出部、該角度検出部を電気的に保護する保護素子、該保護素子と前記角度検出部とを電気的に接続し、前記角度検出部と外部とを電気的に接続する複数のターミナル、複数の前記ターミナルを一体的に保持し、前記ターミナルの強度を補強するホルダ、及び前記角度検出部と、前記保護素子と、前記ターミナルと、前記ホルダとを被覆するモールド部材を有し、前記回転部が回動可能に設けられた本体部と、を備える液面検出装置であって、
    前記保護素子は、前記ターミナル及び前記ホルダによって形成された凹部の底面に配置され、半田を介して前記ターミナルと機械的及び電気的に接続されており、
    前記凹部内には、前記半田を被覆することで、前記モールド部材の成形時の熱から前記半田を保護する、液状部材が固化してなる保護部と、前記凹部内の容量を低減する、前記保護部内に少なくとも一部が埋め込まれたスペーサと、が設けられていることを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記スペーサは、前記保護素子の周囲に配置され、
    前記保護素子の中心位置を通り、前記凹部の底面に対して垂直な中心線と、前記スペーサによって囲まれた空間の中心位置を通り、前記凹部の底面に対して垂直な中心線とが一致しており、
    前記スペーサによって囲まれた空間、前記保護素子、及び前記半田それぞれは、前記中心線に対して垂直な対称線を介して線対称となっていることを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 前記保護部の全てが前記凹部内に配置され、前記スペーサの全てが前記保護部内に埋め込まれていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液面検出装置。
  4. 前記スペーサの構成材料は、前記ホルダの構成材料と同じであることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の液面検出装置。
  5. 前記液状部材は、紫外線硬化樹脂を含むことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の液面検出装置。
  6. 前記保護素子は、チップ素子であり、前記保護部によって被覆されていることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の液面検出装置。
  7. 前記チップ素子は、前記角度検出部に高電圧が印加されることを抑制するチップコンデンサ、及び、前記角度検出部に過電流が流れることを抑制するチップレジスタの少なくとも1つを有することを特徴とする請求項6に記載の液面検出装置。
  8. 前記ターミナルは、グランドと接続される接地ターミナルと、電源と接続される電源ターミナルと、前記角度検出部の出力信号を外部に出力する信号ターミナルと、を有し、
    前記保護素子は、前記角度検出部に高電圧が印加されることを抑制するチップコンデンサを有し、
    前記チップコンデンサは、一端が前記接地ターミナルと電気的に接続され、他端が前記信号ターミナルと電気的に接続された第1チップコンデンサと、一端が前記接地ターミナルと電気的に接続され、他端が前記電源ターミナルと電気的に接続された第2チップコンデンサと、を有することを特徴とする請求項7に記載の液面検出装置。
  9. 車両に搭載されることを特徴とする請求項6〜8いずれか1項に記載の液面検出装置。
  10. 請求項1〜9いずれかに記載の液面検出装置の製造方法であって、
    前記ホルダと、前記ホルダによって一体的に保持された複数の前記ターミナルとによって前記凹部が形成され、前記凹部内に前記保護素子が配置され、前記保護素子と前記ターミナルとが前記半田を介して機械的及び電気的に接続された状態において、
    前記凹部内に前記スペーサを設けた後、前記半田が被覆され、且つ前記スペーサの少なくとも一部が埋設されるように、前記液状部材を前記凹部内に注入し、前記液状部材を固化することで前記保護部を形成する保護部形成工程と、
    前記保護部形成工程終了後、前記モールド部材を射出成形する際に、溶融した熱可塑性樹脂が圧入される金型内に、前記ホルダによって一体的に保持された複数のターミナルを配置して、前記モールド部材内を成形するインサート成形工程と、を備えることを特徴とする液面検出装置の製造方法。
  11. 前記保護部形成工程において、前記スペーサを前記凹部内の所定位置に保持した状態で、前記液状部材を前記凹部内に注入することを特徴とする請求項10に記載の液面検出装置。
  12. 請求項1〜9いずれかに記載の液面検出装置の製造方法であって、
    前記ホルダと、前記ホルダによって一体的に保持された複数の前記ターミナルとによって前記凹部が形成され、前記凹部内に前記保護素子が配置され、前記保護素子と前記ターミナルとが前記半田を介して機械的及び電気的に接続された状態において、
    前記液状部材を、前記半田が被覆されるように所定量注入した後に、前記液状部材内に少なくとも一部が埋設されるように、前記凹部内に前記スペーサを設け、前記液状部材を固化することで前記保護部を形成する保護部形成工程と、
    前記保護部形成工程終了後、前記モールド部材を射出成形する際に、溶融した熱可塑性樹脂が圧入される金型内に前記ホルダによって一体的に保持された複数のターミナルを配置して、前記モールド部材内を成形するインサート成形工程と、を備えることを特徴とする液面検出装置の製造方法。
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