JP4133692B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に不揮発性半導体記憶装置に関し、詳しくはメモリセルのデータ電流とリファレンスセルの電流との比較によりデータを判定する不揮発性半導体記憶装置に関する。
不揮発性半導体記憶装置においては、アレイ状に配置されたメモリセル(メモリセルトランジスタ)のうちで、選択活性化されたワード線に接続されるメモリセルに対して、選択されたビット線から流れ込む電流値を判定することにより、X及びY方向に選択されたメモリセルのデータを判定する。このデータ判定においては、一般に、選択ビット線から選択メモリセルに流れ込む電流と参照用のリファレンスセルに流れる電流とを、センスアンプにより比較する動作が実行される。
図1は、従来の不揮発性半導体記憶装置におけるデータ読み出しに関連する部分の構成を示す回路図である。
図1の回路は、メモリセルアレイ10、参照セルユニット11、センスアンプ13、及びゲートトランジスタ14、15、16−0、16−1、16−2、及び17を含む。メモリセルアレイ10は、アレイ状に配置されたメモリセル(メモリセルトランジスタ)M00乃至M02、M10乃至M12、M20乃至M22、及びM30乃至M32を含む。図では説明の便宜上、メモリセルは3×4のマトリクスを構成するものとして示すが実際にはより多くのメモリセルがアレイ状に配置されている。横方向の同一の行に並ぶ複数のメモリセルは、ゲート端に同一のワード線が接続されており、全体で4本のワード線WL0乃至WL3が設けられている。
縦方向の同一の列に並ぶ複数のメモリセルは、ドレイン端が同一のビット線に接続される。全体では3本のビット線BL0乃至BL2が設けられている。
参照セルユニット11は、リファレンスセル(リファレンスセルトランジスタ)MR0及びMR1を含む。リファレンスセル(リファレンスセルトランジスタ)MR0のゲート端にはワード線WLR0が接続され、リファレンスセル(リファレンスセルトランジスタ)MR1のゲート端にはワード線WLR1が接続される。リファレンスセルMR0及びMR1のドレイン端は、参照用のビット線BLRに接続される。
なおリファレンスセル用のトランジスタは、メモリセル用のトランジスタの約半分のgmを有するように調整されている。またメモリセル及びリファレンスセルのソース側電位(アレイソースAS)は全て共通の電位に固定されている。
メモリセルアレイ10において偶数番目のワード線WL0又はWL2が選択されると、参照セルユニット11においてワード線WLR0を活性化する。またメモリセルアレイ10において奇数番目のワード線WL1又はWL3が選択されると、参照セルユニット11においてワード線WLR1を活性化する。これにより、アレイソースASの下側と上側とでメモリセルが対称構造となっているメモリセルアレイ10において、アレイソースAS下側のメモリセル(即ち偶数番目のワード線WL0又はWL2に接続されるメモリセル)と、アレイソースAS上側のメモリセル(即ち奇数番目のワード線WL1又はWL3に接続されるメモリセル)との特性のずれを吸収することができる。
センスアンプ13は差動型のアンプであり、メモリセルアレイ10に接続される入力端DLと、参照セルユニット11に接続される入力端DLRとを備える。
ゲートトランジスタ16−0乃至16−2は、ビット線の選択を行うためのビット線選択ゲートユニットを構成し、それぞれのゲート端にビット線選択信号Y0乃至Y2が印加される。ビット線選択信号Y0乃至Y2の何れかを選択的にHIGHにすることで、3本のビット線BL0乃至BL2の対応する一本が選択される。選択されたビット線は、ゲートトランジスタ17を介してセンスアンプ13の入力端DLに接続される。
また参照用のビット線BLRは、ゲートトランジスタ14及び15を介して、センスアンプ13の入力端DLRに接続される。ゲートトランジスタ14及び15は、それぞれゲートトランジスタ16−0乃至16−2及びゲートトランジスタ15と同一特性のトランジスタであり、メモリセルアレイ側の電流経路と参照セルユニット側の電流経路とで同一の負荷を与えるために設けられる。
以下に、データを読み出す基本動作について説明する。便宜上、アレイソースはグラウンドとし、センスアンプ13の2つの入力ノードDL及びDLRから電位が与えられる読み出し方式を例にとる。
メモリセルM10にデータ0が格納されているとして、このメモリセルM10のデータを読み出す場合について説明する。まずワード線WL1を活性化すると共に、ゲートトランジスタ16−0及び17を導通させる。これによりメモリセルM10がセンスアンプ13の入力端DLに接続される。入力端DLから、ビット線BL0及びメモリセルM10を経由して、アレイソースASへ電荷が放電される。このとき入力端DLから流れる電流量をIcelONとすると、IcelONは、データ0のメモリセルの流す電流量であるIcel0に等しい。
一方リファレンス側では、ワード線WLR1が活性化しゲートトランジスタ14及び15が導通する。これにより、リファレンスセルMR1がセンスアンプ13の入力端DLRに接続される。入力端DLRから、リファレンス用のビット線BLR及びリファレンスセルMR1を経由して、アレイソースASへ電荷が放電される。このとき入力端DLRから流れる電流量をIrefとすると、Irefは、Icel0の半分の0.5Icel0となる。これは、リファレンスセルのgmがメモリセルのgmの約半分に設定してあるからである。
従って、センスアンプ13の2つの入力DL及びDLRのそれぞれの電位V(DL)及びV(DLR)は、V(DL)<V(DLR)となり、センスアンプ13はデータ0を出力する。
またメモリセルM10にデータ1が格納されている場合には、ワード線WL1が活性化されてもメモリセルM10は導通しない。従って、センスアンプ13の入力端DLから流れる電流量IcelONは0となり、V(DL)>V(DLR)の関係が成り立つ。その結果、センスアンプ13はデータ1を出力することになる。
なお上記記載に関わる出願人が知っている先行技術は、公知・公用の技術である既存の装置に関するものであり、先行技術調査に基づく文献公知発明に関するものではない。
上記のような不揮発性半導体記憶装置においては、ビット線間容量の影響により、センスアンプ13によるデータ判定が誤る可能性がある。以下にこれについて説明する。
メモリセルM00、M32、及びM11の全てがデータ1を保持しており、メモリセルM00、M32、及びM11をこの順番に読み出す場合について考える。
まずメモリセルM00を読み出すと、データ1を保持するメモリセルM00には電流が流れることなく、ビット線BL0はセンスアンプ13の入力端DLが供給する電荷に応じた電位に充電される。センスアンプ13はデータ1を出力する。
次にメモリセルM32を読み出すと、データ1を保持するメモリセルM32には電流が流れることなく、ビット線BL2はセンスアンプ13の入力端DLが供給する電荷に応じた電位に充電される。センスアンプ13はデータ1を出力する。
更にメモリセルM11を読み出すと、データ1を保持するメモリセルM11には電流が流れることなく、ビット線BL1はセンスアンプ13の入力端DLが供給する電荷に応じた電位に充電されるべきである。このとき活性化したワード線WL1に接続される他のメモリセルM10及びM12がそれぞれデータ0を保持しているとする。メモリセルM10及びM12に接続されるビット線BL0及びBL2は、上記メモリセルM00及びM32の読み出し動作により充電された状態にあり、メモリセルM10及びM12を経由してアレイソースASに接続されることにより放電をする。従って、充電動作する読み出し対象のビット線BL1が、逆の電位変化である放電動作をするビット線に挟まれていることになる。その結果、ビット線間容量の存在によりビット線BL1の充電動作が影響を受け、センスアンプ13によるデータ判定が誤る可能性がある。
以上を鑑みて、本発明は、ビット線間容量の存在によりデータ判定が影響を受けないような不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明による不揮発性半導体記憶装置は、格納データに応じて実質的に導通/非導通状態が制御される第1のメモリセルと、該第1のメモリセルに接続される第1のビット線と、該第1のビット線に接続され該第1のメモリセルに該導通状態で流れる第1の電流より小さい第2の電流を流すリファレンスセルと、第2のビット線と、該第2のビット線に接続され該第1の電流を流す第2のメモリセルと、該第1のビット線と該第2のビット線に電気的に接続されるセンスアンプを含むことを特徴とする。
本発明においては、第2の電流を流すリファレンスセルにより、読み出し対象のメモリセルのデータ値に関らずにセンスアンプから第1のビット線を介してアレイソースへと電流が流れる経路が設けられている。従って、センス動作後にはビット線の電荷がアレイソースへと抜けることになり、次の読み出し動作においては、選択ビット線を挟むように隣接するビット線の電位は常にアレイソースの電位となっている。この結果、選択ビット線を挟む非選択ビット線がシールド線として機能し、ビット線間の容量の存在によりデータ判定が影響を受けることがない。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて説明する。
以下に、本発明の実施例について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明による不揮発性半導体記憶装置の第1の実施例の構成を示すブロック図である。
図2の不揮発性半導体記憶装置20は、コントロール回路21、アドレスバッファ22、ローデコーダ23、ワード線ドライバ24、セルアレイ25、コラムデコーダ26、ビット線選択ゲート27、センスアンプ28、出力バッファ29、及びリファレンスセルワード線ドライバ30を含む。本発明においては、セルアレイ25のアレイ状に設けられるセルトランジスタのうちで、一部をリファレンスセルアレイ31として使用し、残りをメモリセルアレイ32として使用する構成となっている。この構成については、後程詳細に説明する。
コントロール回路21は、外部からコマンド入力及びクロック信号入力を受け取る。コントロール回路21は、コマンド入力により指定された動作を実行するために、各種制御信号を生成して不揮発性半導体記憶装置の各部を制御する。アドレスバッファ22は、外部からのアドレス入力を受け取り、コントロール回路21からの指示に基づいてアドレス信号をラッチする。ラッチされたアドレス信号は、ローデコーダ23及びコラムデコーダ26に供給される。
ローデコーダ23は、アドレス信号をデコードし、ワード線ドライバ24にワード選択を示すデコード信号を供給する。コラムデコーダ26は、アドレス信号をデコードし、ビット線選択ゲート27にビット線選択(コラム選択)を示すデコード信号を供給する。
ワード線ドライバ24は、選択ワードアドレスのワード線を活性化する。これによりメモリセルアレイ32において、活性化ワード線に接続されるメモリセルが選択される。ビット線選択ゲート27は、内部に設けられるゲートトランジスタの導通/非導通を制御することで、ビット線BL0乃至BL3のうちの選択されたビット線のみをセンスアンプ28に接続する。この結果、メモリセルアレイ32中で選択ワード線と選択ビット線とに接続される選択メモリセルの格納データ値に応じて、センスアンプ28から選択ビット線に流れる電流量が制御される。
またリファレンス用ビット線BLRが、ビット線選択ゲート27を介してセンスアンプ28に接続される。この結果、メモリセルアレイ32中で選択ワード線とリファレンス用ビット線BLRとに接続されるメモリセルに、センスアンプ28から電流が流れる。このメモリセルには0のデータが格納されており、リファレンス用ビット線BLRに流れる電流はIcel0となる。
リファレンスセルアレイ31には、センスアンプ28からビット線BL0乃至BL3の何れかを介して、0.5Icel0の電流が流れるようにリファレンスセルが接続されている。なお従来技術において説明したのと同様に、メモリセルが対称構造であるメモリセルアレイ32に対応して、リファレンスセルアレイ31も対称構造となっている。アドレスバッファ22からの信号に応じて駆動するリファレンスセルワード線ドライバ30が、対称に配置されるリファレンスセル群のうちの一方のリファレンスセル群を選択する。
これにより本発明においては、ビット線BL0乃至BL3のうちの選択ビット線には、選択メモリセルのデータ値(0又は1)に応じた電流とリファレンスセルの固定の電流値0.5Icel0との合計電流が流れることになる。この電流値は、選択メモリセルのデータ値が0の場合には1.5Icel0となり、選択メモリセルのデータ値が1の場合には0.5Icel0となる。また上述のように、リファレンス用ビット線BLRに流れる電流はIcel0である。センスアンプ28は、これら2つの電流値によって定まる電位を比較することで、選択メモリセルのデータ値を検出する。検出されたデータ値は、出力バッファ29を介して外部に出力される。
このように本発明においては、全てのビット線について、読み出し対象の選択メモリのデータ値に関らずにセンスアンプ28からアレイソースへと電流が流れる経路が設けられている。従って、センス動作後にはビット線の電荷がアレイソースへと抜けることになり、次の読み出し動作においては、選択ビット線を挟むように隣接するビット線の電位は常にアレイソースの電位となっている。この結果、選択ビット線を挟む非選択ビット線がシールド線として機能し、ビット線間の容量の存在によりデータ判定が影響を受けることがない。
図3は、リファレンスセルアレイ31、メモリセルアレイ32、及びビット線選択ゲート27の構造を示す回路図である。
メモリセルアレイ32は、アレイ状に配置されたメモリセルトランジスタからなり、データ格納用のメモリセル部分32−1及び32−2とリファレンス用のメモリセル部分32−3を含む。データ格納用のメモリセル部分32−1及び32−2は、メモリセル(メモリセルトランジスタ)M00乃至M03、M10乃至M13、M20乃至M23、及びM30乃至M33を含む。リファレンス用のメモリセル部分32−3は、リファレンス用ビット線BLRに接続されるメモリセルMR00乃至MR30を含む。リファレンス用メモリセル部分32−3のメモリセルMR00乃至MR30には、全てデータ0が書き込まれた状態となっている。
図では説明の便宜上、メモリセルは5×4のマトリクスを構成するものとして示すが実際にはより多くのメモリセルがアレイ状に配置されている。横方向の同一の行に並ぶ複数のメモリセルは、ゲート端に同一のワード線が接続されており、全体で4本のワード線WL0乃至WL3が設けられている。
縦方向の同一の列に並ぶ複数のメモリセルは、ドレイン端が同一のビット線に接続される。全体では4本のビット線BL0乃至BL3及び1本のリファレンス用ビット線BLRが設けられている。メモリセル部分32−1及び32−2のメモリセルはビット線BL0乃至BL3に接続され、メモリセル部分32−3のメモリセルはリファレンス用のビット線BLRに接続される。
リファレンスセルアレイ31は、アレイ状に配置されたメモリセルトランジスタからなり、0.5Icel0の電流を流すためのリファレンスセル部分31−1及び31−2と、繰り返しのアレイ構造を維持するためのリファレンスセル部分31−3を含む。リファレンスセル部分31−1及び31−2は、リファレンスセルMR00乃至MR03、MR10乃至MR13、MR20乃至MR23、及びMR30乃至MR33を含み、全てのセルに0が格納された状態となっている。リファレンスセル部分31−3は、リファレンスセルMRR00乃至MRR30を含み、全てのセルに1が格納された状態となっている。
リファレンスセルMR10乃至MR13及びMRR10のゲート端にはワード線WLR0が接続され、リファレンスセルMR20乃至MR23及びMRR20のゲート端にはワード線WLR1が接続される。リファレンスセル部分31−1及び31−2のリファレンスセルはビット線BL0乃至BL3に接続され、リファレンスセル部分31−3のリファレンスセルはリファレンス用のビット線BLRに接続される。
なおリファレンスセル用のトランジスタは、メモリセル用のトランジスタと同一のディメンジョンで形成され、同一のgmを有するように調整されている。リファレンスセルアレイ31では、このリファレンスセル用のトランジスタを2つ直列に接続することで、メモリセル用のトランジスタの半分のgmを提供している。またメモリセル及びリファレンスセルのソース側電位(アレイソースAS)は全て共通の電位に固定されている。
メモリセルアレイ32において偶数番目のワード線WL0又はWL2が選択されると、リファレンスセルアレイ31においてワード線WLR0を活性化する。またメモリセルアレイ32において奇数番目のワード線WL1又はWL3が選択されると、リファレンスセルアレイ31においてワード線WLR1を活性化する。これにより、アレイソースASの下側と上側とでメモリセルが対称構造となっているメモリセルアレイにおいて、アレイソースAS下側のメモリセルとアレイソースAS上側のメモリセルとの特性のずれを吸収することができる。
センスアンプ28は差動型のアンプであり、ビット線BL0乃至BL3の何れかに接続される入力端DLと、リファレンス用ビット線BLRに接続される入力端DLRとを備える。
ゲートトランジスタ36−0〜36−3及び37−0〜37−1は、ビット線の選択を行うためのビット線選択ゲートを構成し、それらのゲート端に図2のコラムデコーダ26からのビット線選択信号Y0、Y1及びZ0、Z1が印加される。ビット線選択信号Y0、Y1及びZ0、Z1の組み合せにより、4本のビット線BL0乃至BL3の対応する一本が選択される。選択されたビット線は、センスアンプ28の入力端DLに接続される。
またリファレンス用のビット線BLRは、ゲートトランジスタ34及び35を介して、センスアンプ28の入力端DLRに接続される。ゲートトランジスタ34及び35は、それぞれゲートトランジスタ36−0〜36−3及び37−0〜37−1と同一特性のトランジスタであり、メモリセル側の電流経路とリファレンスセル側の電流経路とで同一の負荷を与えるために設けられる。
以下に、データを読み出す基本動作について説明する。便宜上、アレイソースはグラウンドとし、センスアンプ28の2つの入力ノードDL及びDLRから電位が与えられる読み出し方式を例にとる。
メモリセルM10にデータ0が格納されているとして、このメモリセルM10のデータを読み出す場合について説明する。まずワード線WL1を活性化すると共に、ゲートトランジスタ36−0及び37−0を導通させる。これによりメモリセルM10がセンスアンプ28の入力端DLに接続される。またリファレンス用のワード線WLR0を活性化することで、リファレンスセルMR10及びMR00の直接接続がセンスアンプ28の入力端DLに接続される。
入力端DLから、ビット線BL0及びメモリセルM10を経由して、アレイソースASへ電荷が放電される。これにより流れる電流量はIcel0に等しい。また更に入力端DLから、ビット線BL0及びメモリセルMR10及びMR00を経由して、アレイソースASへ電荷が放電される。これによる流れる電流量は0.5Icel0に等しい。従って、入力端DLから流れる電流は、合計で1.5Icel0となる。
またゲートトランジスタ35を図2のコントロール回路21からの信号ZRにより導通することで、リファレンス用ビット線BLRがセンスアンプ28の入力端DLRに接続される。このときメモリセルアレイ32において、リファレンス用ビット線BLRに接続されるリファレンス用のメモリセルMR10は0を格納しており、ワード線WL1の活性化により導通状態となっている。これにより入力端DLRから、リファレンス用ビット線BLR及びリファレンスセルMR10を経由して、アレイソースASへ電荷が放電される。このとき入力端DLRから流れる電流量はIcel0となる。
なおリファレンスセルアレイ31のリファレンスセル部分31−3のリファレンスセルには1が格納されているので、リファレンスセルアレイ31においてリファレンス用ビット線BLRからアレイソースASに電流は流れない。
従って、センスアンプ28の2つの入力DL及びDLRのそれぞれの電位V(DL)及びV(DLR)は、V(DL)<V(DLR)となり、センスアンプ28はデータ0を出力する。
またメモリセルM10にデータ1が格納されている場合には、ワード線WL1が活性化されてもメモリセルM10は導通しない。従って、センスアンプ28の入力端DLから流れる電流量は0.5Icelとなり、V(DL)>V(DLR)の関係が成り立つ。その結果、センスアンプ28はデータ1を出力することになる。
このように本発明においては、全てのビット線について、読み出し対象の選択メモリのデータ値に関らずにセンスアンプ28からアレイソースへと電流が流れる経路が設けられている。従って、センス動作後にはビット線の電荷がアレイソースへと抜けることになり、次の読み出し動作においては、選択ビット線を挟むように隣接するビット線の電位は常にアレイソースの電位となっている。この結果、選択ビット線を挟む非選択ビット線がシールド線として機能し、ビット線間の容量の存在によりデータ判定が影響を受けることがない。
なお上記構成において、リファレンスセルアレイ31では、リファレンスセル用のトランジスタを2つ直列に接続することでメモリセル用のトランジスタの半分のgmを提供している。直列接続した2つのトランジスタを用いるのではなく、代わりに1つのトランジスタを用いて、例えばトランジスタのゲート長を長くすることにより半分のgmを実現するように構成してもよいことはいうまでもない。図4は、トランジスタのゲート長を長くすることにより半分のgmを実現する構成を示す図である。図4に示すように、直列接続した2つのトランジスタMR0及びMR1を用いるのではなく、トランジスタのゲート長を長くした1つのトランジスタMR3を用いて、半分のgmを実現することができる。
また上記構成において、リファレンスセル部分31−3のリファレンスセルMRR00乃至MRR30には1が格納された状態となっているとしたが、不揮発性半導体記憶装置の製造段階において、リファレンスセルMRR00乃至MRR30がリファレンス用ビット線BLRに電気的に接続されないように構成してもよい。この場合であっても、アレイの繰り返し構造を維持するために、電気的に接続されていないリファレンスセルMRR00乃至MRR30自体は形成することが望ましい。図5は、トランジスタとビット線との電気接続を切断する構成を示す図である。図5に示すように、例えばトランジスタMR0のドレイン端39がリファレンス用ビット線BLRに接続されないように切断部40を設けることで、リファレンス用ビット線BLRからの電流を遮断してもよい。
図6は、リファレンスセルアレイ31、メモリセルアレイ32、及びビット線選択ゲート27の別の実施例の構造を示す回路図である。図6において、図3と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。
図6の構成は、図3の構成と比較して、ビット線選択ゲート27にトランジスタ41乃至43が設けられていることが異なる。それ以外の構成は図3の構成と同一である。
トランジスタ41乃至43は、図2のコントロール回路21からの信号SENBをゲート端に受け取り、信号SENBにより導通/非導通が制御される。信号SENBは、センス動作の終了に伴いHIGHになる信号である。信号SENBがHIGHになると、トランジスタ41乃至43が導通し、選択状態にあるビット線とリファレンス用ビット線BLRとがアレイソースASに短絡され、それらのビット線の電荷がソース電位に放電する。これにより、選択状態にあるビット線とリファレンス用ビット線BLRの電位が、次の読み出し動作が開始される前に確実にアレイソースの電位に設定される。
図3に示す構成では、読み出し動作(センス動作)が終了すると、センスアンプ28の入力端子DLから電位が印加されなくなり、選択ビット線の電位がリファレンスセルアレイ31のリファレンスセルを介してアレイソース電位へと近づいていく。しかしリファレンスセルアレイ31のgmは比較的小さい値に設定されているため、ビット線電位がアレイソース電位へ近づく速さは遅い。その結果、連続で読み出し動作を実行する場合、非選択ビット線がアレイソース電位に固定されていない状態が発生する可能性がある。このような状態が発生すると、従来技術の場合と同様に、ビット線間の容量の存在によりデータ判定が影響を受ける可能性がある。
それに対して図6に示す構成では、読み出し動作(センス動作)の終了とともに、ビット線放電トランジスタ41乃至43によりビット線電位をアレイソース電位に強制的に設定する。このように読み出し動作の終了とともにビット線を強制的に放電することにより、読み出し動作のサイクルが短い場合においても、ビット線間干渉の無い安定した動作を実現することができる。
図7は、本発明による不揮発性半導体記憶装置の第2の実施例の構成を示すブロック図である。図7において、図2と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。
図7の不揮発性半導体記憶装置20Aは、コントロール回路21、アドレスバッファ22A、ローデコーダ23、ワード線ドライバ24、セルアレイ25A、コラムデコーダ26A、ビット線選択ゲート27A、センスアンプ28、及び出力バッファ29を含む。セルアレイ25Aは、リファレンスセルアレイ31A及びメモリセルアレイ32Aを含む。
図2の不揮発性半導体記憶装置20の構成においては、アドレスバッファ22からの信号に応じて、リファレンスセルアレイ31に対称配置されるリファレンスセル群のうちの一方のリファレンスセル群が選択される構成となっている。それに対して図7の不揮発性半導体記憶装置20aの構成においては、対称配置の一方を選択する信号はアドレスバッファ22Aからリファレンスセルアレイ31には供給されない。その代わりに、ビット線選択ゲート27Aにおいて、コラムデコーダ26Aからの信号に応じて対称配置の一方を選択する動作を実現している。これによりリファレンスセルワード線ドライバ30が不要となる。
図8は、リファレンスセルアレイ31A、メモリセルアレイ32A、及びビット線選択ゲート27Aの構造を示す回路図である。図8において、図6と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。
図8の構成は、図6の構成と比較して、1本のリファレンス用ビット線BLRの代わりに2本のリファレンス用ビット線BLR0及びBLR1を設けたこと、及びそれらを選択するために1つのトランジスタ34の代わりに2つのトランジスタ34−0及び34−1を設けたことが異なる。リファレンスセル部分31−3及びメモリセル部分32−3には、2本のリファレンス用ビット線BLR0及びBLR1に対応してセルトランジスタが接続される。
トランジスタ41乃至43は、図2のコントロール回路21からの信号SENBをゲート端に受け取り、信号SENBにより導通/非導通が制御される。信号SENBは、センス動作の終了に伴いHIGHになる信号である。信号SENBがHIGHになると、トランジスタ41乃至43が導通し、選択状態にあるビット線とリファレンス用ビット線BLRとがアレイソースASに短絡され、それらのビット線の電荷がソース電位に放電する。これにより、選択状態にあるビット線とリファレンス用ビット線BLRの電位が、次の読み出し動作が開始される前に確実にアレイソースの電位に設定される。
図8に示す構成では、読み出し動作(センス動作)の終了とともにビット線放電トランジスタ41乃至43によりビット線電位をアレイソース電位に強制的に設定するので、従来技術と同様に選択ビット線には読み出し対象の選択メモリセルに応じた電流のみを流す構成とすることができる。即ち、リファレンスセル部分31−1及び31−2においては、全てのリファレンスセルにデータ1を格納しておくことで、セルトランジスタを非導通状態に設定する。これにより選択ビット線に流れる電流値は、選択メモリセルにデータ値1が格納されている場合には0であり、データ値0が格納されている場合にはIcel0となる。
リファレンスセル部分31−3においては、リファレンスセルMRR00とMRR10にデータ0を格納して導通状態とし、更にリファレンスセルMRR21とMRR31にデータ0を格納して導通状態とする。またリファレンスセルMRR20とMRR30にデータ1を格納して非導通状態とし、リファレンスセルMRR01とMRR11にデータ1を格納して非導通状態とする。なおメモリセル部分32−3においては、全てのメモリセルに1を格納して非導通状態としておく。
メモリセルアレイ32Aにおいて偶数番目のワード線WL0又はWL2が選択されると、コラムデコーダ26Aからの信号YR0によりビット線選択ゲート27Aのゲートトランジスタ34−0を導通して、リファレンス用ビット線BLR0を選択する。またメモリセルアレイ32において奇数番目のワード線WL1又はWL3が選択されると、コラムデコーダ26Aからの信号YR1によりビット線選択ゲート27Aのゲートトランジスタ34−1を導通して、リファレンス用ビット線BLR1を選択する。これにより、対称構造のメモリセルアレイの特性のずれを吸収しながら、選択リファレンス用ビット線に0.5Icel0の電流を流すことができる。
センスアンプ28は、従来技術の場合と同様に、0又はIcel0のデータ電流と0.5Icel0のリファレンス電流との大小関係に応じて、データ判定を実行する。
図8に示す構成では、読み出し動作(センス動作)の終了とともに、ビット線放電トランジスタ41乃至43によりビット線電位をアレイソース電位に強制的に設定する。このように読み出し動作の終了とともにビット線を強制的に放電することにより、読み出し動作のサイクルが短い場合においても、ビット線間干渉の無い安定した動作を実現することができる。また図3又は図6に示す構成と比較して、消費される電流は0.5Icel0だけ少なくなり消費電力を削減することができる。
図8に示す構成は、消費電力削減という利点はあるが、ビット線間容量による干渉が顕著になるようなデザインルールを適用する場合には、図3又は図6に示す構成と同様に0.5Icel0分の電流を上乗せすることも可能である。これを実現するためには、図8の回路構成においてリファレンスセルに格納するデータ値を変更すればよい。即ち、リファレンスセル部分31−1及び31−2においては、対象構造のリファレンスセル群のうちで一方のリファレンスセル群に0を格納して導通状態とする。例えば、リファレンスセルMR00乃至MR03及びMR10乃至MR13に0を格納することで、選択ビット線から0.5Icel0の電流が流れ込むように設定する。このとき対象構造のもう一方のリファレンスセル群、即ちリファレンスセルMR20乃至MR23及びMR30乃至MR33には1を格納して非導通状態としておく。これにより選択ビット線に流れる電流値は、選択メモリセルにデータ値1が格納されている場合には0.5Icel0であり、データ値0が格納されている場合には1.5Icel0となる。
またリファレンスセル部分31−3においては、全てのリファレンスセルにデータ1を格納して非導通状態としておく。メモリセル部分32−3においては、全てのメモリセルに0を格納して導通状態としておく。これにより、選択リファレンス用ビット線にはIcel0の電流を流すことができる。
センスアンプ28は、0.5Icel0又は1.5Icel0のデータ電流とIcel0のリファレンス電流との大小関係に応じて、データ判定を実行する。
この構成では、リファレンスセルを介して選択ビット線からアレイソース電位への放電経路を提供すると共に、読み出し動作の終了後にはビット線電位をアレイソース電位に強制的に設定する。これにより、読み出し動作のサイクルが短い場合においても、ビット線間干渉の無い安定した動作を実現することができる。
0.5Icel0を上乗せする構成と上乗せしない構成との切り替えは、上記の説明から分るように、単にメモリセル及びリファレンスセルへのデータ書き込みにより実行することが可能である。従って、ノイズに極めて強い回路構成とノイズに強く且つ消費電力を削減した回路構成とを、データの書き換えという単純な作業により容易に切り替えることができる。なお図5において説明したように、データ書き換えではなく回路の電気接続自体を変更することで、これらの回路構成の切り替えを実現可能であることは言うまでもない。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
上記実施例の説明では、メモリセルと同様にリファレンスセルも対象構造を有する構成としたが、プロセスのマスクずれの影響が小さいような場合には、ワードアドレスが偶数/奇数であるかに応じてリファレンスセルにおいて選択リファレンスセルを切り替える必要はない。
また上記実施例の説明では、リファレンス用ビット線はソース線抵抗が最も大きくセル電流が最も小さくなる位置に配置され、またリファレンスセルはビット線上でセンスアンプから最も遠い位置に配置されている。これらの配置は必ずしも実施例に示したものである必要はなく、設計上の都合により適宜任意の位置に配置してもよい。
また不揮発性半導体記憶装置として例えばフラッシュメモリを例として説明したが、マスクROM等に本発明を適用してもよい。
従来の不揮発性半導体記憶装置におけるデータ読み出しに関連する部分の構成を示す回路図である。 本発明による不揮発性半導体記憶装置の第1の実施例の構成を示すブロック図である。 リファレンスセルアレイ、メモリセルアレイ、及びビット線選択ゲートの構造を示す回路図である。 トランジスタのゲート長を長くすることにより半分のgmを実現する構成を示す図である。 トランジスタとビット線との電気接続を切断する構成を示す図である。 リファレンスセルアレイ、メモリセルアレイ、及びビット線選択ゲートの別の実施例の構造を示す回路図である。 本発明による不揮発性半導体記憶装置の第2の実施例の構成を示すブロック図である。 図7のリファレンスセルアレイ、メモリセルアレイ、及びビット線選択ゲートの構造を示す回路図である。
符号の説明
21 コントロール回路
22 アドレスバッファ
23 ローデコーダ
24 ワード線ドライバ
25 セルアレイ
26 コラムデコーダ
27 ビット線選択ゲート
28 センスアンプ
29 出力バッファ
30 リファレンスセルワード線ドライバ

Claims (12)

  1. 格納データに応じて実質的に導通/非導通状態が制御される第1のメモリセルと、
    該第1のメモリセルに接続される第1のビット線と、
    該第1のビット線に接続され該第1のメモリセルに該導通状態で流れる第1の電流より小さい第2の電流を流すリファレンスセルと、
    第2のビット線と、
    該第2のビット線に接続され該第1の電流を流す第2のメモリセルと、
    該第1のビット線と該第2のビット線に電気的に接続されるセンスアンプ
    を含むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 該第2の電流は該第1の電流の約半分であることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 該リファレンスセルは該第1のメモリセルよりもゲート長が長いことを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 該リファレンスセルは該第1のメモリセルのトランジスタと同一ディメンジョンのトランジスタを直列接続することにより構成されることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 該第1のメモリセル、該第2のメモリセル、及び該リファレンスセルは、単一のアレイ構造に含まれることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 該リファレンスセルは、
    該第1のビット線に接続される第1のリファレンスセルと、
    該第1のビット線に接続される第2のリファレンスセル
    を含み、該第1のメモリセルを選択するワードアドレスに応じて該第1のリファレンスセルと該第2のリファレンスセルの何れかが選択的に導通状態となることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 該第1のビット線と該第2のビット線とを該センスアンプが駆動していないときに所定の電位に接続するトランジスタを更に含むことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 該所定の電位は、該第1のメモリセル、該第2のメモリセル、及び該リファレンスセルのソース端が接続される電位であることを特徴とする請求項7記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 格納データに応じて実質的に導通/非導通状態が制御される第1のメモリセルと、
    該第1のメモリセルに接続される第1のビット線と、
    該第1のビット線と所定の電位のノードとに接続され、該第1のメモリセルに該導通状態で流れる第1の電流より小さい第2の電流を、該第1のビット線と該所定の電位のノードとの間に該導通状態において流す第1のリファレンスセルと、
    第2のビット線と、
    該第2のビット線と該所定の電位のノードとに接続され、該第1の電流を該第2のビット線と該所定の電位のノードとの間に導通状態において流す第2のメモリセルと、
    該第2のビット線と該所定の電位のノードとに接続され、該第2の電流を該第2のビット線と該所定の電位のノードとの間に導通状態において流す第2のリファレンスセルと、
    該第1のビット線と該第2のビット線に電気的に接続されるセンスアンプ
    を含み、該第1のリファレンスセル、該第2のメモリセル、及び該第2のリファレンスセルへのデータ書き込みにより、該第1のリファレンスセルと該第2のメモリセルを導通状態に設定し該第2のリファレンスセルを非導通状態に設定するか、該第1のリファレンスセルと該第2のメモリセルを非導通状態に設定し該第2のリファレンスセルを導通状態に設定するかを切り替え可能であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  10. 該第1のリファレンスセルと該第2のメモリセルは導通状態に設定され該第2のリファレンスセルは非導通状態に設定されていることを特徴とする請求項9記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. 該第1のリファレンスセルと該第2のメモリセルは非導通状態に設定され該第2のリファレンスセルは導通状態に設定されていることを特徴とする請求項9記載の不揮発性半導体記憶装置。
  12. メモリセルと、
    該メモリセルが導通したときに流れる第1の電流より小さい第2の電流を流すリファレンスセルと、
    該メモリセルと該リファレンスセルとの両方に接続される第1のビット線と、
    第1のビット線に流れる電流と該第1の電流を流す第2のメモリセルに接続される第2のビット線に流れる基準電流とを比較するセンスアンプ
    を含み、該基準電流は該第1の電流に実質的に等しい量の電流であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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