JP4133632B2 - 綴じ足及びファイル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、構造簡素でありながら紙葉類を好適に綴じることができる綴じ足及びファイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ファイルに紙葉類を保存するものとして、ファイルに綴じ具を設け、所定の間隔で紙葉類に設けられた綴じ穴に綴じ具を挿し通すことにより紙葉類を綴じるものが従来から多く利用されている。
【0003】
前記ファイルには、頻繁に閲覧する必要がない場合等は、より簡易な綴じ具が求められるため、特許文献1に記載のファイルに用いられているような樹脂製の綴じ足が多く開発されている。
【0004】
綴じ足が使用される形態としては、表紙体に綴じ足を設け、紙葉類に設けられた綴じ穴に綴じ足を挿し通した後、紙葉類が抜け落ちないよう別体の部材を綴じ足に装着するものがほとんどである。
【0005】
一方、別体の部材を用いずに綴じ足のみで紙葉類を綴じるものも存在する。このようなものは、閲覧ではなく保存を主目的とする場合や、配布された書類を一時的に綴じておくのみの目的などに使用される。このような綴じ足は安価な上、簡便に利用できるため一般に広く利用されている。また、これらのものは、その材質がスチールであるものや、特許文献2のように、樹脂製の綴じ足に金属製の線材を埋設したものなど、その全部または一部に金属を使用して保形性を付与している。
【0006】
【特許文献1】
特許第3317250号公報
【特許文献2】
特開2002−316495号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載したようなファイルは前記したような別体の部材が必須であるため、綴じ足のみで紙葉類を綴じることはできない。また、このような綴じ具を用いて紙葉類を綴じる場合、綴じ足は別体の部材を挿し通す手間や別体の部材を綴じ足に固定する手間など、その扱いのための手間が別にかかるため、素早く紙葉類を綴じるこということには難点がある。
【0008】
一方、綴じ足のみで紙葉類を綴じる形態のものは、材料としてその全部または一部に金属を使用しているため、可燃ゴミである書類を廃棄する際、書類とは分別して廃棄しなければならない。また、このような綴じ足は金属が有する可塑性を利用して紙葉類を固定するものであり、一定以上の力が該綴じ足や紙葉類に加わると綴じ足が変形して紙葉類が抜け落ちする恐れがあるため、紙葉類を綴じる確実性に欠ける。さらに、金属製の綴じ足は曲げる際にどうしても曲げようとする箇所の周辺部分とともに湾曲するため、紙葉類の厚みに合わせて任意の箇所で曲げることは困難である。
【0009】
このような現状に鑑みてなされたものである本発明は、別体の部材を用いずに紙葉類の綴じ込み及び加除作業を素早く行うことができる綴じ足と、該綴じ足を具備するファイルとを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされたものである本発明に係る綴じ足は、裏当てと、この裏当てから立ち上がる綴じ足本体とを備えたものであって、綴じ足本体は、紙葉類に設けられた綴じ穴に挿通可能かつ挿通端側において一方向に折れ曲がることの可能な基端領域と、この基端領域に連続する位置にあって他方向に前記立ち上がる箇所を超えて折り返すことの可能な先端領域と、折り曲げた基端領域の少なくとも一部及び折り返した先端領域の一部を着脱可能に係合させる係合手段とを具備し、係合状態において裏当てと前記先端領域及び基端領域の一部との間に紙葉類を綴じ込むようにしたことを特徴とする。
【0011】
このようなものであれば、係合手段を係合させることにより、裏当てと先端領域との間に紙葉類を確実に綴じ込んだ状態とすることができるとともに、綴じ足を固定する別体の部材を扱う手間も無いため、紙葉類の綴じ込み及び加除作業を素早く行うことが可能となる。
【0012】
また、本発明に係る綴じ足の具体的な構成として、綴じ足本体の基端領域の所要範囲に綴じ足本体の一方向への折り曲げ動作を許容する変形部を形成し、綴じ足本体の基端領域と先端領域との間に先端領域の基端領域に対する他方向への折り返し動作を許容する接続部を形成して、綴じ足本体の先端領域に紙葉類を綴じ込むに足る撓み剛性を付与して直伸させていることを特徴とする。
【0013】
このようなものであれば、基端領域の所用範囲のうち、任意の位置において変形部を一方向に折り曲げ、係合手段を係合させることにより、紙葉類の厚みに応じて先端領域の位置を設定し、裏当てと先端領域との間に紙葉類を確実に綴じ込んだ状態とすることができる。
【0014】
綴じようとする紙葉類の厚みに応じて好適に紙葉類を綴じるようにするには、変形部が、複数のヒンジにより構成されているものが望ましい。このようなものであれば、複数のヒンジの内任意の箇所に位置するヒンジが一方向に折れ曲がることにより好適に紙葉類を綴じることが可能となる。
【0015】
さらに、本発明に係る綴じ足は、係合手段が、綴じ足本体の基端領域若しくは先端領域の何れか一方に設けた樹脂製の凹部と、他方に設けた樹脂製の凸部とからなる凹凸係合構造をなすものであるとともに、凹部が綴じ足本体の長手方向に沿って延びる連続溝であり、凸部が同方向に沿って延びる突条であるものとする態様もとり得る。このようなものであれば、凹部及び凸部が長手方向に凹凸係合を成しているため、綴じ足や紙葉類に力が加わっても係合状態を確実に保持することができるとともに、樹脂の弾性により、係合状態から解離状態への相互の移行動作を使用者が簡便に行うことが可能となる。
【0016】
綴じ足の生産に係る労力及びコストをさらに削減するため、本発明に係る綴じ足は、全体を樹脂により一体成形したものであることが望ましい。
【0017】
なお、本発明に係る綴じ足は、綴じ足本体の基端領域と先端領域に設けた1組の面ファスナーからなるものであってもよい。このようなものであれば、係合手段を容易に係合させることができるとともに、係合状態から解離状態への相互の移行動作を簡便に行うことが可能となる。
【0018】
そして、本発明に係るファイルは、表紙体の所定箇所に本発明に係る綴じ足を設けたことを特徴とする。このようなものであれば、紙葉類の固定を行うための別体の部材を用いることなく好適に紙葉類を綴じ込むファイルができるとともに、綴じた紙葉類を棚等に好適に陳列・保管することができる。
また、本発明に係るファイルは全体が樹脂素材のみからなるものであることが望ましい。このようなものであれば、ファイルの生産に係る労力及びコストを削減することができ、安価での生産・販売が可能となるとともに、ファイル使用後の分別廃棄を好適に行うことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0020】
図1に本実施形態に係るファイルFを示す。ファイルFは、表紙体Hの裏表紙H1の所定箇所に綴じ足1を接着することにより構成している。使用後のファイルFの分別廃棄を可能とするため、また、綴じている紙葉類とともに焼却する際に有毒ガスを発生しないものとするため、ファイルH全体がポリプロピレンからなるものとなっている。
【0021】
次に、図2に本実施形態に係る綴じ足1を示す。綴じ足1は、生産にかかるコスト及び労力を削減することができるよう、ポリプロピレンの一体成形により製造されたものであり、紙葉類に設けられた2つの綴じ穴をそれぞれ挿し通すことにより紙葉類を綴じるものである。綴じ足1は、2つの綴じ穴間の距離に応じて設定された長さを有する裏当て11と、裏当て11の長手方向にそれぞれ伸びる綴じ足本体10により構成されている。
【0022】
図3に綴じ足1の拡大図を示す。綴じ足本体10は、先端側に位置し紙葉類を綴じ込むに足る撓み剛性を付与して直伸させている先端領域10aと基端側たる裏当て11側に位置する基端領域10bとを具備しており、先端領域10aの長さは基端領域10bの長さよりも長く設定している。さらに、先端領域10aと基端領域10bとを接続する接続部12と、接続部12を介して係合可能な係合手段たる係合部13と、裏当て11に隣接する基端領域10bに設けられた変形部14とを設けている。
【0023】
接続部12は、先端領域10aと基端領域10bとを接続する箇所において樹脂の厚みを薄く設定することにより設けられた、いわゆる樹脂ヒンジであり、180度折り曲げが可能である。また、少ない力で折り曲げるため、図3(A)に示すように、接続部12である樹脂ヒンジの中央付近の位置には開口dを設けて折り曲げる樹脂を少なくしている。
【0024】
係合部13は、A−A断面図である図3(C)に示すように、先端領域10aにおいて長手方向に設けられた1本の溝である凹部131と、B−B断面図である図3(D)に示すように、基端領域10bにおいて長手方向に設けられた突起である凸部132とを具備している。
【0025】
変形部14は、図2及び図3に示すように、基端領域10bにおいて、一定間隔において樹脂の厚みを薄く設定したヒンジ141を等間隔に10箇所設けることにより構成している。変形部14を構成しているそれぞれのヒンジ141は、上方向に曲げる際はヒンジ141を介して隣り合う凸部132が接するまで曲げることが可能であるとともに下方向に曲げる際は90度以上屈曲させることが可能である。つまり、ヒンジ141を複数等間隔に設けた変形部14は、下方向に1箇所のヒンジ141のみで屈曲させることが可能であるとともに複数のヒンジ141をそれぞれ曲げて上方向に湾曲させることが可能である。
【0026】
つぎに、本実施形態に係るファイルFを用いて紙葉類を綴じる手順を図4の側面模式図を用いて説明する。まず、図3(B)に示す状態から、紙葉類に予め設けた綴じ穴に綴じ足本体10を挿し通すため、変形部14を上方向に湾曲させることにより綴じ足本体10を立ち上げる。そして、綴じ足本体10を綴じ穴に挿入し、紙葉類の下側の面が裏当て11に接するまで綴じ足本体10を挿し通す(図4(A))。次に、変形部14を構成するヒンジ141のうち紙葉類の上側の面に最も近いヒンジ141を前記湾曲とは逆方向に折曲させ(図4(B))、該ヒンジ141よりも先端側である部分を紙葉類の上側の面に接するようにする。そして、接続部12を180度折り曲げ、先端領域10aに設けられた凹部131と前記紙葉類の上側の面に接した部分にある凸部132とを凹凸係合させる(図4(C))。このとき、先端領域10aの少なくとも一部が前記湾曲した箇所である綴じ穴の箇所を越えて折り返した状態となっている。この状態において綴じ足本体10は、裏当て11から上記折曲したヒンジ141までの部分が連結杆として機能し、該ヒンジ141より先端側にある部分が前記連結杆と直交する向きとなるT字状の形態を構成している。つまり、紙葉類は、裏当て11と上記折曲したヒンジ141より先端側にある部分との間に抜脱不能に挟み込まれた状態となる。
【0027】
また、この状態においてC−C断面図である図4(D)に示すように、凸部132の突起部分は断面膨出形状の突起となっており、その最大幅は凹部131の表面の溝幅寸法よりも大きいものであるが、樹脂素材が弾性を有するため使用者の指操作により容易に凹部131に入り込ませて弾性係合させることが可能なものとなっている。
【0028】
以上のような構成とすることにより本実施形態に係るファイルFは、表紙体Hの所定箇所に本発明に係る綴じ足1を設けているため、紙葉類の固定を行うための別体の部材を用いることなく好適に紙葉類を綴じ込むファイルFができるとともに、綴じた紙葉類を棚等に好適に陳列・保管することができる。
【0029】
また、本実施形態に係るファイルFは全体が樹脂素材のみからなるものであるから、ファイルFの生産に係る労力及びコストを削減することができ、安価での生産・販売が可能となるとともに、ファイルFの使用後の分別廃棄を好適に行うことが可能となる。
【0030】
そして、本実施形態に係る綴じ足1は、係合部13を係合させると、裏当て11と先端領域10aとの間に紙葉類を確実に綴じ込んだ状態とするとともに、紙葉類が抜け落ちしないよう綴じ足1に固定する別体の部材を用いることなく紙葉類を確実に綴じることが可能となる。そうすることにより、綴じ足1を固定する別体の部材を扱う手間も不要であるため紙葉類の綴じ込み及び加除作業を素早く行うことが可能となるとともに、ファイルFや綴じ具(綴じ足1)を構成する部品点数を確実に削減することができ、生産コストの削減が可能となる。
【0031】
また、本実施形態に係る綴じ足1の具体的な構成として、基端領域10bの所要範囲に綴じ足本体10の一方向への折り曲げ動作を許容する変形部14を形成し、綴じ足本体10の基端領域10bと先端領域10aとの間に先端領域10aの基端領域10bに対する他方向への折り返し動作を許容する接続部12を形成して、綴じ足本体10の先端領域10aに紙葉類を綴じ込むに足る撓み剛性を付与して直伸させていることを特徴とする。
【0032】
このようなものであれば、基端領域10bの所用範囲のうち、任意の位置において変形部14を一方向に折り曲げ、係合手段たる係合部13を係合させることにより、紙葉類の厚みに応じて先端領域10aの位置を設定し、裏当て11と先端領域10aとの間に紙葉類を確実に綴じ込んだ状態とすることができる。
【0033】
綴じようとする紙葉類の厚みに応じてさらに好適に紙葉類を綴じるための構成として、変形部14が、複数のヒンジ141により構成されている。そのため、複数のヒンジ141の内、任意の箇所に位置するヒンジ141を一方向に折り曲げることにより、綴じた紙葉類を裏当て11と先端領域10aとの間に隙間無く綴じることができるとともにその状態を維持することができる。
【0034】
さらに、係合手段である係合部13が、綴じ足本体10の基端領域10bに設けた樹脂の凹部131と、先端領域10aに設けた凸部132からなる凹凸係合構造をなすものであるとともに、凹部131が綴じ足本体10の長手方向に沿って延びる連続溝であり、凸部132が同方向に沿って延びる突条により構成されているものである。このようなものであれば、素材である樹脂の強度や綴じ足1の形状を鑑みて、凹部131及び凸部132の大きさ・形状を適宜設定・調節することにより係合強度を適宜設定することができる。また、凹部131及び凸部132が長手方向に凹凸係合を成すため、綴じ足本体10や紙葉類に力が加わっても係合状態を確実に保持することができるとともに、樹脂の弾性により、係合状態から解離状態への相互の移行動作を使用者が簡便に行うことが可能となる。
【0035】
また、本発明に係る綴じ足1は、樹脂の一体成形により作成されたものであるので綴じ足1の生産に係る労力及びコストをさらに削減することができる。特に、樹脂の流し込みなどによる安価な生産方法等を採用することによる安価での生産・販売が可能となる。
【0036】
なお、本発明に係る綴じ足1は、上記した実施形態に限定されるものではない。
【0037】
例えば、本実施形態の変形例として、図5に示すように上記した係合部13に代わり、先端領域10aにおいて凸部133を有し、基端領域10bにおいて凹部134を有する係合部13Aを用いたものであっても本発明の技術的範囲に属するものである。
【0038】
また、図6に示すように上記した係合部13に代わるものとして、1組の面ファスナーであるフック面135及びループ面136により係合する係合部13Bを用いたものを挙げることができる。このようなものであれば、係合部13Bを容易に係合させることができるとともに、係合状態から解離状態への相互の移行動作を簡便に行うことが可能となる。また、安価な面ファスナーを採用することによる生産コストの削減が可能となるとともに綴じ足1の係合部13B以外の部分の構成をさらに簡単なものとすることができる。
【0039】
上記実施形態において紙葉類を綴じた際の綴じ足1の先端部分の向きが互いに内側に向かい合うものとしていたが(図4(C))、本発明においては綴じ足1の先端部分の向きが互いに外向きであるものや、さらに同方向を向いたもの、又は横、斜め方向などの別の方向へ向いたものであっても良い。
【0040】
上記実施形態は綴じ穴を2つ設けた紙葉類を綴じるファイルFについてのものであったが、本発明において綴じ穴が3つ設けられた紙葉類に対応したものや、綴じ穴が4つ設けられた紙葉類に対応したものであっても良い。もちろん綴じ穴1つのみのファイル又は綴じ足であっても本発明の技術的範囲に属するものである。
【0041】
また、上記実施形態において、ファイルFを構成する表紙体H及び綴じ足1の素材として同じポリプロピレンを用いたものとしたが、表紙体Hの素材と綴じ足1の素材が異なる素材を用いたものであっても良い。例えばポリエチレンやポリエチレンテレフタレートなどの他の樹脂素材を用いたものであっても本発明の技術的範囲に属するものである。
【0042】
【発明の効果】
本発明に係る綴じ足であれば、紙葉類の厚みに応じた任意の箇所において紙葉類の綴じ込み及び加除作業を素早く且つ確実に行うことが可能となる。また、本発明に係る綴じ足及びファイルであれば、生産コストの削減を好適に行えるとともに、分別廃棄の便を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るファイルを示す斜視図。
【図2】同実施形態に係る綴じ足を示す斜視図。
【図3】同実施形態に係る綴じ足を示した拡大図。
【図4】同実施形態に係る綴じ足を示した側面及び断面模式図。
【図5】同実施形態の変形例に係る綴じ足を示した断面模式図。
【図6】同実施形態の変形例に係る綴じ足を示した断面模式図。
【符号の説明】
1 …綴じ足
10…綴じ足本体
10a…先端領域
10b…基端領域
11…裏当て
12…接続部
13、13A、13B…係合手段(係合部)
131、134…凹部
132、133…凸部
135…フック面
136…ループ面
14…変形部
141…ヒンジ
F …ファイル
H …表紙体
H1…裏表紙

Claims (9)

  1. 裏当てと、この裏当てから立ち上がる綴じ足本体とを備えたものであって、
    綴じ足本体は、紙葉類に設けられた綴じ穴に挿通可能かつ挿通端側において一方向に折れ曲がることの可能な基端領域と、この基端領域に連続する位置にあって他方向に前記立ち上がる箇所を超えて折り返すことの可能な先端領域と、折り曲げた基端領域の少なくとも一部及び折り返した先端領域の一部を着脱可能に係合させる係合手段とを具備し、係合状態において裏当てと前記先端領域及び基端領域の一部との間に紙葉類を綴じ込むようにしたことを特徴とする綴じ足。
  2. 綴じ足本体の基端領域の所要範囲に綴じ足本体の一方向への折り曲げ動作を許容する変形部を形成し、綴じ足本体の基端領域と先端領域との間に先端領域の折り返し動作を許容する接続部を形成して、綴じ足本体の先端領域に紙葉類を綴じ込むに足る撓み剛性を付与して直伸させている請求項1記載の綴じ足。
  3. 変形部が、複数のヒンジにより構成されている請求項2に記載の綴じ足。
  4. 係合手段が、綴じ足本体の基端領域若しくは先端領域の何れか一方に設けた樹脂製の凹部と、他方に設けた樹脂製の凸部とからなる凹凸係合構造をなす請求項1〜3のいずれかに記載の綴じ足。
  5. 凹部が綴じ足本体の長手方向に沿って延びる連続溝であり、凸部が同方向に沿って延びる突条である請求項4に記載の綴じ足。
  6. 全体を樹脂により一体成形したものである請求項1〜5のいずれかに記載の綴じ足。
  7. 係合手段が、綴じ足本体の基端領域と先端領域に設けた1組の面ファスナーからなる請求項1に記載の綴じ足。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の綴じ足を表紙体の所定箇所に設けたことを特徴とするファイル。
  9. 全体が樹脂素材のみからなることを特徴とする請求項8に記載のファイル。
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