JP3005967U - 線香立て - Google Patents

線香立て

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JP3005967U
JP3005967U JP1994006325U JP632594U JP3005967U JP 3005967 U JP3005967 U JP 3005967U JP 1994006325 U JP1994006325 U JP 1994006325U JP 632594 U JP632594 U JP 632594U JP 3005967 U JP3005967 U JP 3005967U
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JP
Japan
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base
curl
edge
incense holder
incense
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994006325U
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English (en)
Inventor
敏行 中井
常夫 内山
雅宥 辰巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainihon Jochugiku Co Ltd
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Original Assignee
Dainihon Jochugiku Co Ltd
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属板の厚みが小さく省資源の要請に応える
ことができると共に、使用時の使用者の手指の切り傷事
故の発生を防止することができ、また、製品の剛性や安
定性に優れた線香立てを提供すること。 【構成】 基盤と折り曲げ可能な連結部を介して基盤と
一体に連結している爪部分とを有する金属製の線香立て
であって、基盤は外周縁部が内カールに形成され、基盤
の穴部分が連結部以外の部分で縁曲げまたは内カールに
形成され、爪部分は連結部近傍の基部と先端部分と基部
と先端部分との間の中間部とを有し、少なくとも中間部
の外周縁部は縁曲げまたは内カールに形成されているこ
とを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、蚊とり線香等を支持する線香立てに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
蚊とり線香等を立てる線香立ては金属薄板をプレス成形して製造され、蚊とり 線香を刺して支持する爪部分が基盤に折り曲げ可能に連結している。蚊とり線香 を支持する場合には、手指で爪部分を連結部を折り曲げて基盤からほぼ90゜立 ち上げ、この状態から蚊とり線香の中心部を爪部の先端に刺して支持し、使用す るものである。このような蚊とり線香立ては、通常、薄肉の金属板をプレス加工 によって打ち抜き成形して製造される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、このような線香立ては省資源の要請から金属板の肉厚が小さくなる 傾向にあり、このようなことから打ち抜かれた基盤や爪部分の外周部が鋭いエッ ジとなって、使用時に使用者の手指を傷付ける事故が発生することが多くなって いる。また、金属板の厚みが小さいことから、基盤の重量が小さく、大型の蚊と り線香を支持する場合には、載置の安定性に欠ける欠点があるばかりではなく、 さらに金属板の厚みが小さいことから、基盤や爪部分の剛性が小さく、蚊とり線 香を支持する場合の保形安定性に欠ける欠点があった。
【0004】 この考案は、上記の如き事情に鑑みて成されたものであって、金属板の厚みが 小さく省資源の要請に応えることができると共に、使用時の使用者の手指の切り 傷事故の発生を防止することができ、また、製品の剛性や設置安定性に優れた線 香立てを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的に対応して、この考案の線香立ては、基盤と折り曲げ可能な連結部を 介して基盤と一体に連結している爪部分とを有する金属製の線香立てであって、 基盤は外周縁部が内カールに形成され、基盤の穴部分が連結部以外の部分で縁曲 げまたは内カールに形成され、爪部分は連結部近傍の基部と先端部分の線香係止 部と基部と線香係止部との間の中間部とを有し、少なくとも中間部の外周縁部は 縁曲げまたは内カールに形成されていることを特徴としている。
【0006】
【作用】
線香立てを使用する場合には、使用者が手指で折り曲げ可能な連結部を折り曲 げて、爪部分を基盤から立ち上げ、爪部分の先端に蚊とり線香の中心部を刺し通 して支持し、基盤を床上に載置して使用する。この線香立ては基盤の外周縁部が 内カールに形成され、また基盤の穴部分が縁曲げ、または内カールに形成され、 さらに、爪部分の少なくとも中間部が縁曲げ、または内カールに形成されている ことにより製品の板厚が薄くなるに伴い、外周縁部が鋭いエッジになった場合で も使用者の手指に触れる部分が縁曲げ、または内カールされることによって、切 り傷事故の発生事故を防ぐことができる。また、内曲げ部または内カール部の形 成によって、これらがリブとして作用し、線香立ての基盤及び爪部分に剛性を向 上させ、また、これらの縁曲げ部又は内カール部が基盤や爪部の外側部分に形成 されることによって、重量が外側に偏る結果、大きな蚊とり線香を支持した場合 でも、線香立ての載置安定性を高めることができ、線香立ての倒れ等の事故の発 生を防ぐことができる。また、爪部分では中間部分に縁曲げ部又はカール部を形 成し、先端部分に内カール部又は縁曲げ部を形成しないことにより、蚊とり線香 を刺し易くすることができるが、先端部分にも内カール部又は縁曲げ部を形成す ることも可能である。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の詳細を一実施例を示す図面について説明する。図1から図3 において、1は線香立てである。線香立て1は金属性の板材をプレス加工によっ て、打ち抜き成形されて形成されるものである。線香立て1は基盤2と爪部分3 とを有する。爪部分3は基盤2と折り曲げ可能な連結部4を介して連結して一体 に形成されている。この基盤2と爪部分3及び連結部4は金属板をプレス加工に よって、打ち抜いて成形されるものである。従って、線香立て1の成形加工直後 の形状は基盤2と爪部分3と連結部4が同一平面上に位置している。基盤2はほ ぼ菱形をなしており、中央部のやや一方に偏っている部分に穴5が形成されてい る。穴5内に爪部分3が位置している。基盤2は図5に示すように外周縁部に裏 面側に内カール6が形成されている。この内カール6が形成されている裏面側が この線香立てを使用する場合の基盤2が床面に接触する面である。穴5の縁は連 結部分7を除いて、全域に渡って縁曲げ部8が形成されている。この縁曲げ8は 内カールで代替してもよい。
【0008】 爪部分3は前方から基端側に向けて先端部分11、中間部12、基部13とを 有し、基部13で連結部4を介して基盤2に連結している。先端部11は二股に なっていて、この部分は渦巻き状の蚊とり線香の中心部に挿し通して蚊とり線香 を直接支持する部分である。先端部11の縁部19は板材がプレスによって切断 された切断端面となっている。中間部12の縁部には図4に示すように縁曲げ1 5が形成されている。この縁曲げ15は内カールで代替することができる。中間 部12の縁曲げ15は中間部と先端部11の境目で終わっているので、従って、 縁曲げ15の端部が中間部12と先端部11との間で縁曲げ終端部16を形成し ている。 なお、縁曲げ15は、先端部11の縁部19まで形成しても良い。
【0009】 このように形成された線香立てを使用する場合は次のようにする。まず、図6 から図8に示すように基盤2の穴5に手指を差し込んで、爪部分3を掴み、連結 部3から折り曲げて、爪部分3をほぼ90゜立ち上げる。次に図9から図11に 示すように蚊とり線香17の中心部に爪部分3の先端部を挿し通し、爪部分と蚊 とり線香17とを連結する。最後に基盤2の内カール6が形成されている裏面側 を床に接触させて床上に載置する。
【0010】
【考案の効果】 この考案の蚊とり線香立て1では基盤2の外周縁部及び穴の内周縁部が内カー ル6及び縁曲げ8が施されており、また、少なくとも爪部分3の中間部12の外 周縁部に縁曲げ15または内カールが施されている。この基盤2の外周部及び穴 の内周部、爪3の中間部12の外周部は人の手指が最も接触する可能性があると ころなので、この内カール及び縁曲げによって、人の指に切り傷が発生する事故 を防止することができる。また、基盤及び爪部分を形成する板材が薄肉であるた めに線香立て1の重量が小さく、大きな重量の蚊とり線香を支持した場合、設置 が不安定になる場合でも材料が2重に重なる内カール部分又は縁曲げ部分がそれ ぞれの基盤2や爪部分3などの構成部材の外側に形成されているために、外側に 重量が偏り、これによって線香立ての設置を安定させることができる。しかも、 この内カール及び縁曲げは平板の基材に対してリブとして機能するので、線香立 ての剛性を高めることができ、これによっても線香立ての載置の際の変形を防止 し、保形安定性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】線香立ての底面図。
【図2】線香立ての正面図。
【図3】線香立ての側面図。
【図4】図3におけるA部拡大図。
【図5】図3におけるB部拡大図。
【図6】爪部分を立ち上げた状態の線香立ての平面図。
【図7】爪部分を立ち上げた状態の線香立ての正面図。
【図8】爪部分を立ち上げた状態の線香立ての側面図。
【図9】蚊とり線香を取り付けた状態の線香立ての平面
図。
【図10】蚊とり線香を取り付けた状態の線香立ての正
面図。
【図11】蚊とり線香を取り付けた状態の線香立ての側
面図。
【符号の説明】
1 線香立て 2 基盤 3 爪部分 4 連結部 5 穴 6 内カール 7 連結部分 8 縁曲げ 11 先端部 12 中間部 13 基部 14 縁部 15 縁曲げ 16 縁曲げ終端部 17 蚊とり線香 19 縁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤と折り曲げ可能な連結部を介して前
    記基盤と一体に連結している爪部分とを有する金属製の
    線香立てであって、前記基盤は外周縁部が内カールに形
    成され、前記基盤の穴部分が連結部以外の部分で縁曲げ
    または内カールに形成され、前記爪部分は前記連結部近
    傍の基部と先端部分の線香係止部と前記基部と前記線香
    係止部との間の中間部とを有し、少なくとも前記中間部
    の外周縁部は縁曲げまたは内カールに形成されているこ
    とを特徴とする線香立て。
JP1994006325U 1994-05-11 1994-05-11 線香立て Expired - Lifetime JP3005967U (ja)

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JP1994006325U JP3005967U (ja) 1994-05-11 1994-05-11 線香立て

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JP3005967U true JP3005967U (ja) 1995-01-17

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ID=43141851

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JP (1) JP3005967U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008173046A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Fumakilla Ltd 線香立て

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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