JPH0446949Y2 - - Google Patents

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JPH0446949Y2
JPH0446949Y2 JP9206988U JP9206988U JPH0446949Y2 JP H0446949 Y2 JPH0446949 Y2 JP H0446949Y2 JP 9206988 U JP9206988 U JP 9206988U JP 9206988 U JP9206988 U JP 9206988U JP H0446949 Y2 JPH0446949 Y2 JP H0446949Y2
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clamping
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clamping piece
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、カタログ、パンフレツト等の如き適
宜書類を挟持できるようにした書類保持用フアイ
ルに関する。
(従来の技術) 従来、この種の書類保持用フアイルは種々のも
のが提案されており、例えば、実公昭54−255号
公報に記載されている綴込具等がある。これは、
背板の一方側縁の中央部との個所に延長部を設
け、この延長部を含めて同側縁を偏平環状に捲曲
すると共にこの捲曲部の下辺に背版の上面に配し
た表版の側辺を止着し、同背版の上記捲曲部の中
央寄りの個所の側辺に切除部を開設すると共に上
記の延長部の端辺に上向きU字状折曲部を形成
し、又これとは別個に硬質弾性板を以て断面コ字
状の銜止部材を構成し、その上辺を背版の捲曲部
の側辺に開設せる切除部より同捲曲部内に挟入す
ると共に同じく下辺を背版の下面に摺動自在に接
合せしめ、更に銜止部材の止部材の上辺の端縁に
同銜止部材を外方に引出せる際に背版の延長部に
形成せる下向きU字状折曲部に係合する上向きU
字状折曲部を形成したものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、これは銜止部材を外方に引出したと
き、背版の延長部に形成した下向きU字状折曲部
に銜止部材のU字状折曲部が互いに他を抱持する
ように係合することにより、銜止部材の不用意な
る抜脱を阻止しているが、この係合部分に於ける
係合状態が強固でなく、銜止部材を更に強制的に
外方に引出すと、U字状折曲部が変形或いは損傷
し易く、係合状態が解除されてしまう虞れがあつ
た。また、前記係合部分にあつては、U字状折曲
部が互いに他を抱持するようになるため、全体的
に崇張るようになると共に、係合部分に於ける厚
みが増してしまう難点等があつた。
(問題点を解決するための手段) そこで、本考案は、前述の如き難点等の解消を
図るべく案出されたもので、具体的には、適宜合
成樹脂製のフアイル基体A1に、透明な適宜合成
樹脂製の表カバーA2を溶着したフアイル本体A
と、このフアイル本体Aに装着される挟持体Bと
からなり、フアイル基体A1は、裏カバー片1と
背片2と表縁片3と挟圧片4と折返し片5とを折
目線を介して一体的に連設して構成され、フアイ
ル基体A1の折返し片5は、折目線を介して挟圧
片4上面がわに折返されると共に挟圧片4上面に
溶着され、挟持体Bは、フアイル基体A1の裏カ
バー片1裏面に接触して圧迫する裏がわ挟持片2
0と、フアイル基体A1の挟圧片4表面に接触し
て圧迫する表がわ挟持片22と、この表がわ挟持
片22と裏がわ挟持片20を連設する背片21と
からなり、全体的に弾発的に形成され、表がわ挟
持片22先端縁寄り下面に、折返し片5の係止段
部6に係止可能な係止顎部23を形成する手段を
採用した。
(作用) しかして、透明な適宜合成樹脂製の表カバーA
2を介してフアイル基体A1側が視認できるよう
になる。係止段部6は、折目線を介して折返し片
5を挟圧片4上面がわに折返すと共に挟圧片4上
面に溶着することで折返し片5先端部分に構成さ
れる。挟持体Bは、裏がわ挟持片20がフアイル
基体A1の裏カバー片1裏面に接触して圧迫し、
表がわ挟持片がフアイル基体A1の挟圧片4表面
に接触して圧迫し、背片21が表がわ挟持片22
と裏がわ挟持片20を連設して、全体的に弾発的
を備える。しかも、表がわ挟持片22先端縁寄り
下面に設けた係止顎部23は、折返し片5の係止
段部6に係止されて、挟持体Bのフアイル本体A
からの抜脱を阻止する。
(実施例) 以下、本考案を図示例について説明する。
本考案の書類保持用フアイルは、適宜合成樹脂
製(例えば、ポリプロピレン等)のフアイル基体
A1に、透明な適宜合成樹脂製の表カバーA2を
溶着して形成したフアイル本体Aと、このフアイ
ル本体Aの表縁片3部分に設けた開口部10に装
着される適宜合成樹脂製(例えば、塩化ビニール
等)の挟持体Bとからなる。
フアイル本体Aのフアイル基体A1は、矩形状
の裏カバー片1と、この裏カバー片1の基端縁に
折目線を介して折曲自在にその下端縁が連設され
る細長矩形状の背片2と、この背片2の上端縁に
折目線を介して折曲自在にその基端縁が連設され
る細長矩形状の表縁片3と、この表縁片3の先端
縁に折目線を介して折曲自在にその基端縁が連設
される細長矩形状の挟圧片4と、この挟圧片4の
先端縁に折目線を介して連設されると共に、挟圧
片4の先端縁部分に溶着される折返し片5とを一
体的に形成することにより構成されている。
更に、フアイル基体A1には、背片2と裏カバ
ー片1と表縁片3とに跨がる開口部10が背片2
の長手方向略中央部分に開穿されており、この開
口部10には表縁片3に切設される指掛用切欠1
1が連設されている。
挟持体Bは、フアイル基体A1の裏カバー片1
裏面に全体的に接触する矩形状裏がわ挟持片20
と、フアイル基体A1の挟圧片4表面に先端縁部
分が接触する表がわ挟持片22と、この表がわ挟
持片22の基端縁と裏がわ挟持片20の基端縁と
を連設する背片21とからなり、裏がわ挟持片2
0と表がわ挟持片22とでフアイル本体Aの裏カ
バー片1と挟圧片4を弾性的に挟圧できるように
形成されている。しかも、表がわ挟持片22先端
縁寄り下面には、折返し片5の係止段部6に係止
可能となる係止顎部23が形成されている。すな
わち、挟持体Bは、これをフアイル本体A外方に
引いた場合、係止顎部23が折返し片5の係止段
部6に係止され、フアイル本体Aの開口部10か
ら逸脱しないようにしてある。
尚、挟持体Bは、第1図乃至第3図に示すよう
に、表がわ挟持片22基端縁寄り部分を上方に向
つて湾出せしめて指の掛かりが良くなるように形
成しても良いし、第4図に示すように、背片21
の幅を短くすると共に、裏がわ挟持片20と表が
わ挟持片22との間隔を小さく設定して、挟持体
Bが崇張らないように形成しても良い。
また、挟持体Bの背片21には、適宜見出し等
が接着できるようにしても良い。更に、フアイル
本体Aの背片2部分を囲繞するように透明樹脂シ
ート材等を背片2部分に被着せしめておいて、こ
の中に背見出し片等を挿入できるように形成して
も良い。
ところで、フアイル本体Aの具体的構成、形
状、寸法、材質、挟持体Bの具体的構成、形状、
寸法、材質、裏カバー片1の形状、寸法、背片2
の形状、寸法、表縁片3の形状、寸法、挟圧片4
の形状、寸法、折返し片5の形状、寸法、開口部
10の具体的形状、寸法、フアイル本体Aに於け
る配設位置、指掛用切欠11の形状、寸法、裏が
わ挟持片20の形状、寸法、背片21の形状、寸
法、表がわ挟持片22の具体的形状、寸法等は、
図示例のものに限定されることなく、適宜自由に
設定できるものである。
本考案は、前述の如く構成されており、次にそ
の使用例について説明すると、先ず、挟持体Bの
係止顎部23がフアイル本体Aの係止段部6に係
止するように、挟持体Bをフアイル本体A開口部
10より外方に引出しておく。そして、表カバー
A2を若干上方に持ち上げたまま被挟持物Hを裏
カバー片1と挟圧片4との間に滑り込ませる。そ
れから、挟持体Bをフアイル本体A内に押し込
む。このとき、裏がわ挟持片20は裏カバー片1
裏面を摺動すると共に、表がわ挟持片22の先端
部分は挟圧片4表面を摺動する。更に、挟持体B
が完全に押込まれると裏がわ挟持片20と表がわ
挟持片22とで被挟持物Hを挟圧した状態とな
り、被挟持物Hが本考案のフアイルに綴じられ
る。
また、挟持体Bをフアイル本体A外方に引出す
と、裏がわ挟持片20と表がわ挟持片22による
被挟持物Hの挟圧状態が解除され、被挟持物Hを
裏カバー片1と挟圧片4の間から取り外すことが
できるようになる。尚、挟持体Bを引出す際、指
掛用切欠11を利用して手指で挟持体Bを挟むよ
うになる。
(考案の効果) 従つて、本考案は、適宜合成樹脂製のフアイル
基体A1に、透明な適宜合成樹脂製の表カバーA
2を溶着したフアイル本体Aと、このフアイル本
体Aに装着される挟持体Bとからなり、フアイル
基体A1は、裏カバー片1と背片2と表縁片3と
挟圧片4と折返し片5とを折目線を介して一体的
に連設して構成され、フアイル基体A1の折返し
片5は、折目線を介して挟圧片4上面がわに折返
されると共に挟圧片4上面に溶着され、挟持体B
は、フアイル基体A1の裏カバー片1裏面に接触
して圧迫する裏がわ挟持片20と、フアイル基体
A1の挟圧片4表面に接触して圧迫する表がわ挟
持片22と、この表がわ挟持片22と裏がわ挟持
片20を連設する背片21とからなり、全体的に
弾発的に形成され、表がわ挟持片22先端縁寄り
下面に、折返し片5の係止段部6に係止可能な係
止顎部23を形成したので、透明な適宜合成樹脂
製の表カバーA2を介してフアイル基体A1側が
容易に視認できるようになり、書類保持用フアイ
ルで綴じられている適宜書類(被挟持物H)を外
から容易に確認できるようになる。しかも、折目
線を介して折返し片5を挟圧片4上面がわに折返
すと共に挟圧片4上面に溶着することで折返し片
5先端部分に係止段部6を構成でき、この係止段
部6と表がわ挟持片22先端縁寄り下面に形成し
た係止顎部23とで、挟持体Bのフアイル本体A
からの逸脱が確実に阻止できるようになると共
に、この部分に於ける強度、剛性が高められ、こ
の部分に強力な外力が加えられた場合でも、変形
或いは損傷が生じ難いものとなる。また、この部
分が全体的に崇張ることなく構成できると共に、
薄く構成できるようになる。更に、構成簡素で、
量産に適し、安価に提供できるようになり、カタ
ログ等のフアイルとして最適となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を例示するもので、第1図は分解
斜視図、第2図及び第3図は一部省略断面図、第
4図は他の実施例の一部省略断面図である。 A……フアイル本体、A1……フアイル基体、
A2……表カバー、1……裏カバー片、2……背
片、3……表縁片、4……挟圧片、5……折返し
片、6……係止段部、10……開口部、11……
指掛用切欠、B……挟持体、20……裏がわ挟持
片、21……背片、22……表がわ挟持片、23
……係止顎部、H……被挟持物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適宜合成樹脂製のフアイル基体に、透明な適宜
    合成樹脂製の表カバーを溶着したフアイル本体
    と、このフアイル本体に装着される挟持体とから
    なり、フアイル基体は、裏カバー片と背片と表縁
    片と挟圧片と折返し片とを折目線を介して一体的
    に連設して構成され、フアイル基体の折返し片
    は、折目線を介して挟圧片上面がわに折返される
    と共に挟圧片上面に溶着され、挟持体は、フアイ
    ル基体の裏カバー片裏面に接触して圧迫する裏が
    わ挟持片と、フアイル基体の挟圧片表面に接触し
    て圧迫する表がわ挟持片と、この表がわ挟持片と
    裏がわ挟持片を連設する背片とからなり、全体的
    に弾発的に形成され、表がわ挟持片先端縁寄り下
    面に、折返し片の係止段部に係止可能な係止顎部
    を形成したことを特徴とする書類保持用フアイ
    ル。
JP9206988U 1988-07-12 1988-07-12 Expired JPH0446949Y2 (ja)

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