JPH07329471A - 指掛け部付きクリップ - Google Patents
指掛け部付きクリップInfo
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- JPH07329471A JPH07329471A JP16050094A JP16050094A JPH07329471A JP H07329471 A JPH07329471 A JP H07329471A JP 16050094 A JP16050094 A JP 16050094A JP 16050094 A JP16050094 A JP 16050094A JP H07329471 A JPH07329471 A JP H07329471A
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- clip
- plates
- finger
- sandwiching plates
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Abstract
どの用紙を綴じる、指掛け部付きクリップで、用紙から
クリップを取り外しやすくするため、クリップの挟持板
に指掛け部を設けたものである。 【構成】 弾性材によって構成された2枚の挟持板8・
8が、その先端部間にて開閉されるように、両挟持板8
・8を、その基部3において連結し、両挟持板8・8の
先端部の間にて、用紙等の被挟持物を綴じるようにした
クリップにおいて、2枚の挟持板の一方または両方に、
1個または複数の指掛け部8を設けて成るものである。 【効果】 クリップの挟持板に指掛け部8を設けたた
め、クリップを装着した用紙から、クリッブを簡単かつ
容易に取り外すことができる。
Description
いて、複数枚の用紙など、被挟持物を挟持する指掛け部
付きクリップに関するものである。
紙などを綴じるこの種のクリップとしては、例えば実開
昭58−4698号、及び、実開平3−15181号並
びに実開平3−19081号公報に記載の「クリップ」
が開示されており、いずれも弾性材をもって構成された
2枚の挟持板が基部において連結され、クリップ紙綴じ
器を用いて書類等に装着し、弾性材の弾力によって、用
紙を綴じるようになっている。
例えば実開平3−4082号の「クリップドライバ」
や、特開平6−15994号の「クリップ紙綴じ器の連
続紙綴じ装置並びに該装置に用いるカバー及びクリップ
押し具」のような、クリップ紙綴じ器を用いて書類等を
綴じるもので、従来から用いられている「ダブルクリッ
プ」のように摘み金具がないため、書類を綴じても嵩張
らず、また、クリップの装着には綴じ器を用いるので、
簡単に綴じ付けができるため広く利用されている。しか
しながら、書類等を組み替えたり、不用となった文書な
どから、装着したクリップを取り外すのが困難で面倒で
あった。このため本発明は、クリップを書類等から簡単
に取り外して再利用できるようにしたものである。
めに、本発明においては、弾性材によって構成された2
枚の挟持板が、その先端部間にて開閉されるように、両
挟持板をその基部において連結し、両挟持板の先端部の
間にて、用紙等の被挟持物を綴じるようにしたクリップ
において、2枚の挟持板の一方または両方に、1個また
は複数の指掛け部を設けたものである。
クリップにより被挟持物を綴じるには、例えば図4及び
図5に示すクリップ紙綴じ器等を用いるもので、指掛け
部付きクリップを装填するには、図5の紙綴じ器の後部
に枢着されているカバーを90度以上に開放した後、図
5に示すように指掛け部付きクリップを下方に向けて、
前記クリップの突出部を誘導溝上面の挿入口に挿入し、
順次前方に送って装填した後、カバーを前方に回動して
紙綴じ器を閉止すると、図4の使用可能の状態になる。
綴じ器前端の差込口に用紙を差し込んだ後、クリップ押
し出し具の指当てに親指を当てて前方に押すと、クリッ
プ押し出し具の先端が指掛け部付きクリップの後部を押
圧して前進し、前記クリップの開口部が拡開バネの折り
たたみ部により開口されて前進し、このため拡開バネの
2枚のバネ板がせまくなって用紙を挟持し、クリップの
開口部がバネ板を通過して、クリップの弾力により用紙
を挟みこんで綴じつけられ、クリップは用紙と共に差込
口から取り出され、図6のごとく、クリップの弾力によ
り用紙を確実に綴じる。
り、不用になった用紙等からクリップを取り外すには、
クリップの挟持板の上面に親指を、また下面に人差し指
を当てて引っ張るのであるが、従来のクリップは図7の
ごとく指掛け部がないため、クリップから指先がすべ
り、特に厚く綴じた場合は取り外しが極めて困難であっ
た。このため本発明においては、挟持板に指掛け部を設
けたもので、これにより指先がクリップから滑るのを防
止し、容易かつ簡単にクリップを用紙等から取り外すこ
とができるものである。
例1について説明すると、指掛け部付きクリップ1は、
例えばステンレス、鉄、合成樹脂等の弾性材によって構
成され、2枚の挟持板2・2がその先端部間にて開閉さ
れるように、両挟持板2・2をその基部3にて連結し、
両挟持板2・2の前部両側に拡開用突出部4を突設する
と共に、前記挟持板2・2の先端部を外側に少しく折り
曲げて、折り曲げ部5a及び5bを形成して、開口部6
を設け、その後方に用紙等の被挟持物を挟持する挟持部
7を構成すると共に、更に挟持板2・2の外側に図1及
び図2並びに3に示すような指掛け部8・8を設けて成
るものである。
部付きクリップを書類等に装着して用紙を綴じるには、
例えば、図4及び図5に示すような特開平6−1599
4号で開示されている「クリップ紙綴じ器の連続紙綴じ
装置並びに該装置に用いるカバー及びクリップ押し具」
を用いて用紙等に装着するもので、クリップ1を紙綴じ
器9に装填するには、第5図に示す紙綴じ器9の後部に
枢着されているカバー10を、90度以上に開放した
後、指掛け部付きのクリップ1を下方に向けて、前記ク
リップ1の突出部4を、誘導溝11上面の挿入口12に
挿入し、順次前方に送って装填した後、カバー10を前
方に回動すると図4のように使用可能の状態になる。
やカード等の用紙22を指掛け部付きクリップ1で綴じ
るには、図4の状態で紙綴じ器9前端の差込口13に適
宜の用紙を差し込んた後(図示なし)クリップ押し出し
具14の指当て15に親指を当てて前方に押すと、クリ
ップ押し出し具14の押し当て部16が、その前方にあ
るクリップ1の基部3に当接してクリップ1を前進させ
る。するとクリップ1先端の開口部6が拡開バネ17の
後部の折りたたみ部18に当接し、これにより開口部6
が開きはじめながら更に前進し、このため2枚のバネ板
19・19は互いにせまくなって、差込口13内の用紙
(図示なし)を挟持し始め、バネ板19・19の外面
を、クリップ1の突出部4・4の内側が摺接しながら移
行し、バネ板19・19上の通過が終ると、弾力により
バネ板19・19が元の状態に開き、これと同時に、ク
リップ1はバネ板19より外れるため、クリップ1は弾
力により図6のように用紙22を挟持して綴じ付けるも
のである。用紙22の綴じ付けが終って、クリップ押し
出し具14の指当て15から、押圧していた親指をはな
すと、クリップ押し出し具14は、伸縮コイルバネ20
の収縮力により後退し、一方クリップ押し具21は前進
し、前方のクリップ1を押進し、図4の状態となり、次
の使用に備えられるものである。
1を用紙22に装着した状態から、クリップ1を取り外
すには、クリップ1の挟持板2上面の指掛け部8に親指
を当て、下面の挟持板2の指掛け部8(図示なし)に人
差し指を当てて、用紙22からクリップ1を引き抜く
と、指掛け部8に指先が引っ掛かっているため、クリッ
プ1から滑ることなく、簡単に取り外すことができるも
のである。
て説明する。この実施例2の指掛け部付きクリップ1
は、前述の実施例1の指掛け部付きクリップ1とほぼ同
様であって、挟持板2・2に設けた指掛け部8を複数に
したもので、書類等の被挟持物22から、クリップ1を
取り外す際、指掛け部8が、複数になっているため、指
先の引っ掛かりが良くなり、用紙等の被挟持物22から
の取り外しが簡単になる。クリップ1の紙綴じ器への補
給装填や、紙綴じのための使用方法等は、前述の実施例
1のものと同様であるので説明を省略する。
いて説明する。この実施例3の指掛け部付きクリップ1
は合成樹脂材をもって成形したものであって、前述の実
施例1及び2のものは指掛け部8を挟持板2の外側に設
けたが、この実施例3においては、図10及び11に示
すように2枚の挟持板2の一方に切り欠き部を設けて指
掛け部8を形成したものである。紙綴じ器9へのクリッ
プ1の補給装填や、紙綴じのための使用方法等は前述の
実施例1のものと同様であるので説明を省略する。
いて説明する。この指掛け部付きクリップ1は、弾性材
によって構成された2枚の挟持板2・2が、その先端部
間にて開閉されるように、両挟持板2をその基部3にて
連結し、両挟持板2・2の前部両側に拡開用突出部4を
突設すると共に、前記挟持板2の先端部を外側に少しく
折り曲げて、折り曲げ部5a及び5bを形成して開口部
6を設け、その後方に用紙等を挟持する挟持部7を構成
し、この挟持部7の上面部の2か所に、突起部23を下
方に向けて設け、更に挟持板2の外側に指掛け部8・8
を設けて成るものである。
クリップ1は挟持板2の接合部分に突起部23を形成し
たことにより書類等を挟持した場合、挟持圧の偏重がな
く、使用中のクリップ1の回転がないため書類の綴じ込
みが安定になる。そして挟持板2に指掛け部8を設けた
ため、クリップ1を書類から取り外すことが容易にでき
るものである。
上面部に設けたが、これを挟持部7の下面部または両方
に設けても差支えない。この指掛け部付きクリップ1の
紙綴じ器への補給装填や、紙綴じのための使用方法等
は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
て説明すると、弾性材によって構成された指掛け部付き
クリップ1は、2枚の挟持板2・2が、その先端部間に
おいて開閉されるように、両挟持板2・2を基部3にて
連結し、前記基部3より先端方向に図14に示すように
扇形状の角度を形成すると共に、2枚の挟持板2・2の
先端部に開口部6を設け、開口部6の後方に用紙等の被
挟持物を挟持する挟持部7を構成すると共に、挟持板2
・2の外側に複数の指掛け部8を設けて成るものであ
る。
部付きクリップ1を書類等の用紙に装着するには実施例
1と同様に、図4及び5に示す、紙綴じ器9によって行
うもので、操作方法等は実施例1と同様であるので説明
を省略する。
リップの好適な実施例について説明したが、前記実施例
に限るものではなく、例えば、挟持板2に設ける指掛け
部8は、挟持板に突起や穴を多数設けたり、また文字や
記号、キャラクター等を設けることにより、指先が接触
し、クリップが滑らないようにして、用紙等からクリッ
プを外しやすくしたものは、総て同効である。
いるので、以下に記載されているような効果を奏する。
用いて、簡単かつ連続的に書類等を綴じることができる
ため、能率の向上をはかることができる。
に摘み金具がないため、書類が嵩張らず、整理、保管に
便利である。
め、書類を組み替えたり、不用になった用紙等から、簡
単かつ容易に取り外すことがてき、クリップが何回でも
利用できるため、便利で経済的である。
かかるので容易にクリップを外せるため、従来のクリッ
プのように指先をいためることがない。
の斜視図である。
る。
視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 弾性材によって構成された2枚の挟持板
が、その先端部間にて開閉されるように、両挟持板をそ
の基部にて連結し、両挟持板の前部両側に拡開用突出部
を突出させ、前記挟持板の先端部の間にて、被挟持物を
挟持するようにしたクリップにおいて、2枚の挟持板の
一方または両方に、1個または複数の指掛け部を設けて
なる指掛け部付きクリップ。 - 【請求項2】 弾性材によって構成された2枚の挟持板
が、その先端部間にて開閉されるように、両挟持板をそ
の基部において連結し、両挟持板の前部両側に拡開用突
出部を突出させ、前記挟持板の先端部の間にて、用紙等
の被挟持物を綴じるようにしたクリップの接合部に少な
くとも二か所以上の突起を設けたクリップにおいて、2
枚の挟持板の一方または両方に、1個または複数の指掛
け部を設けてなる指掛け部付きクリップ。 - 【請求項3】 弾性材によって構成された2枚の挟持板
が、その先端部間にて開閉されるように両挟持板をその
基部にて連結し、前記基部より先端方向に扇形状の角度
を形成し、前記挟持板の先端部の間にて、被挟持物を挟
持するようにしたクリップにおいて、2枚の挟持板の一
方または両方に、1個または複数の指掛け部を設けてな
る指掛け部付きクリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06160500A JP3116262B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 指掛け部付きクリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06160500A JP3116262B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 指掛け部付きクリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07329471A true JPH07329471A (ja) | 1995-12-19 |
JP3116262B2 JP3116262B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=15716287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06160500A Expired - Lifetime JP3116262B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 指掛け部付きクリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3116262B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005067830A1 (ja) * | 2004-01-15 | 2005-07-28 | Maruyama, Eiichi | 爪の矯正具 |
JP2018535109A (ja) * | 2016-08-15 | 2018-11-29 | ジェラティ,エルエルシー | アパチャ開口手段を備えたクリップ |
CN109328144A (zh) * | 2016-12-08 | 2019-02-12 | 宾多美蒂克公司 | 媒介装订机布置和制造媒介装订机的方法 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP06160500A patent/JP3116262B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005067830A1 (ja) * | 2004-01-15 | 2005-07-28 | Maruyama, Eiichi | 爪の矯正具 |
JP2018535109A (ja) * | 2016-08-15 | 2018-11-29 | ジェラティ,エルエルシー | アパチャ開口手段を備えたクリップ |
CN109328144A (zh) * | 2016-12-08 | 2019-02-12 | 宾多美蒂克公司 | 媒介装订机布置和制造媒介装订机的方法 |
CN109328144B (zh) * | 2016-12-08 | 2020-07-28 | 宾多美蒂克公司 | 媒介装订机布置和制造媒介装订机的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3116262B2 (ja) | 2000-12-11 |
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