JP4133478B2 - 多孔質膜の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、湿式凝固法により添加剤成分を含有しないメタ系芳香族ポリアミド多孔質膜を得るための多孔質膜の製造方法に関し、当該多孔質膜は配線基板用プリプレグの補強相として特に有用である。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子機器類に使用される配線基板の絶縁層には、熱硬化性樹脂をガラス繊維織物や高分子不織布などに含浸させて半硬化させたプリプレグが使用されてきた。最近の配線基板は、配線の高集積化のために、多層構造化や各層の薄層化が行われており、レーザービアの加工性が良好で薄層化が可能な高分子多孔質膜を補強相に用いたプリプレグが提案されている。
【0003】
このようなプリプレグに使用する多孔質膜には、熱硬化性樹脂を含浸させる際の含浸性が良好なこと、十分なハンドリング性が得られるだけの機械的強度、ビア内の導電性ペーストの粒子拡散を防ぐこと、圧密による変形が容易なこと、などの特性が要求される。このため、孔径が0.5〜5μm程度、空孔率が65〜75%程度であり、スポンジ構造を有する多孔質膜が望ましい。
【0004】
一方、プリプレグの補強相となる高分子材料としては、耐熱性や強度が十分であると共に、低熱膨張率である芳香族ポリアミドが好適に使用されている。特にメタ系芳香族ポリアミドは、溶剤への溶解性を有し湿式凝固法による製膜が容易なため、プリプレグ用の多孔質膜として有用である。
【0005】
このようなメタ系芳香族ポリアミドを用いた多孔質膜としては、例えば、ポリメタフェニレンイソフタルアミドを、N−メチル−2−ピロリドン中に溶解し、さらにポリビニルピロリドンと水を加えた溶液から、湿式凝固法により、平均孔径0.1μm、空孔率68%のスポンジ構造を有する多孔質膜を得られることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
また、ポリメタフェニレンイソフタルアミドを、N−メチル−2−ピロリドン中に溶解した溶液をNMPと水の混合液に浸漬して多孔質膜を得た後、さらにこれを高温のNMP/水混合液中で延伸して、通気度10秒/100mL、空孔率60%の多孔質膜を得られることが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−37906号公報(第5頁)
【特許文献2】
特開2002−42767号公報(第5頁)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の製法では、孔径を制御しつつスポンジ構造の多孔質膜を得るために、ポリビニルピロリドンを使用しており、かかる添加成分が膜の洗浄後も残存するため、耐熱性が低下したり、熱による変質などの問題が指摘されている。また、特許文献2の製法では、空孔率が不十分であり、しかも延伸によって空孔率を高めているため、孔径が大きくなり過ぎ(通気度から換算可能)、前述の要求特性を満たすことは困難である。
【0009】
そこで、本発明の目的は、従来より高い空孔率と特定範囲の孔径のスポンジ構造を有し、添加剤成分を実質的に含有しないメタ系芳香族ポリアミド多孔質膜を得るための多孔質膜の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成すべく、添加剤成分を含有しない製膜溶液(以下、ドープと呼ぶ場合がある)を用いる場合の製膜条件について鋭意研究したところ、基材に流延した製膜溶液を水系凝固液に浸漬する前に特定の条件で吸湿させることにより、従来より高い空孔率と特定範囲の孔径のスポンジ構造が形成されることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】
即ち、本発明の多孔質膜の製造方法は、アミド系溶媒にメタ系芳香族ポリアミドを溶解した濃度10〜20重量%の溶液を基材に流延する工程と、流延した溶液を温度35〜60℃、相対湿度90%以上で絶対湿度35g/m3 以上の雰囲気に1〜3分間接触させる工程と、それを20〜60℃の水系凝固液に浸漬して多孔質膜を形成する工程とを含むことを特徴とする。本発明においてメタ系芳香族ポリアミドとは、メタ配向芳香族モノマーを構成成分として含む芳香族ポリアミドを指す。
【0012】
本発明の製造方法によると、孔径制御のための添加剤を実質的に含有しない製膜溶液を使用するため、製膜時の洗浄が容易で、しかも製膜後に添加剤成分が残存しないため、耐熱性の低下や熱による変質などを防止することができる。また、適度な吸湿条件を与えるため、実施例の結果が示すように、高い空孔率を有し特定範囲の孔径のスポンジ構造を有するメタ系芳香族ポリアミド多孔質膜を得ることができる。
【0013】
上記において、前記アミド系溶媒がジメチルアセトアミドであり、前記メタ系芳香族ポリアミドがポリメタフェニレンイソフタルアミドであることが好ましい。ポリメタフェニレンイソフタルアミドは、メタ系芳香族ポリアミドのなかでも入手が容易で膜の素材として優れた特性を有するが、これをジメチルアセトアミドに溶解した溶液を用いるとより確実に高い空孔率を有し特定範囲の孔径のスポンジ構造を有する多孔質膜を得ることができる。
【0016】
本発明の多孔質膜は、高い空孔率と特定範囲の孔径のスポンジ構造を有し、添加剤成分を実質的に含有しないメタ系芳香族ポリアミド多孔質膜であるため、特に配線基板プリプレグに用いられることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の多孔質膜の製造方法は、アミド系溶媒にメタ系芳香族ポリアミドを溶解した濃度10〜20重量%の溶液を基材に流延する工程を含むものである。アミド系溶媒としては、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホルアミド、N,N,N’,N’−テトラメチルアロン酸アミド、N−メチルカプロラクタム、N−アセチルピロリジン、N,N−ジエチルアセトアミド、N−エチルピロリドン−2、N,N−ジメチルプロピオン酸アミド、N,N−ジメチルイソブチルアミド、N−メチルホルムアミド、及びそれらの混合系などが挙げられる。
【0018】
メタ系芳香族ポリアミドとしては、メタ配向芳香族モノマーを構成成分として含む芳香族ポリアミドが用いられ、メタ配向芳香族モノマーのみで構成されているポリメタフェニレンイソフタルアミドが好ましい。メタ配向芳香族モノマーとしては、イソフタル酸クロリド、もしくはメタフェニレンジアミン、又はこれらの芳香環の水素基をメチル基、ハロゲン原子等で置換したもの、その他の誘導体などが挙げられる。
【0019】
メタ系芳香族ポリアミドの構成成分としては、メタ配向芳香族モノマー以外のものを併用することも可能であり、パラ配向芳香族モノマーや屈曲性を有する芳香族モノマーなどを使用できる。屈曲性を有する芳香族モノマーとしては、ジアミノフェニルエーテル、2,2−ジアミノフェニルプロパン、ジアミノフェニルメタン、又は対応する酸成分モノマーなどが挙げられる。
【0020】
ドープ中のポリマー濃度としては、10〜20重量%であり、13〜18重量%が好ましい。濃度が高すぎると、粘度が高くなりすぎて取り扱いが困難になり、濃度が低すぎると特に本発明の吸湿条件では多孔質膜の形成が困難になる。
【0021】
ドープの調製は、必要に応じて溶媒を冷却又は加熱しながらポリマーを添加し、攪拌・溶解させたり、溶液重合で生成したものを使用してもよい。製膜の基材は、樹脂シート、金属箔、ガラス板など何れでもよい。
【0022】
流延の方法としては、ブレードコーター、コンマコーター、ロールコーター、カレンダコーター、バーコーターによる塗布方法などが何れも使用できる。流延の際の温度としては、溶媒の蒸発しにくい温度であればよく、20〜40℃が好ましい。
【0023】
本発明の多孔質膜の製造方法は、流延した溶液を温度35〜60℃、相対湿度90%以上で絶対湿度35g/m3 以上の雰囲気に1〜3分間接触させる工程を含むものである。好ましい温度範囲は40〜50℃であり、好ましい相対湿度は97%以上で絶対湿度49g/m3 以上であり、好ましい接触時間は1.5〜2.0分間である。
【0024】
本発明では、このような吸湿工程によって、流延した溶液に水分が吸収され、溶液の表面付近で溶液組成が局所的に変化し、ポリマー濃厚相と希薄相が連続的に存在した状態が起こり、水系凝固液に浸漬した際に孔径の小さい緻密層が形成されにくくなる。その結果、高い空孔率を得ながら、ボイドが形成されずにスポンジ構造が形成されると推測される。
【0025】
吸湿雰囲気は、市販の恒温恒湿装置によって与えることができる。例えば連続ラインの場合は、当該雰囲気に制御した風洞内を基材の移動によって通過させることで、雰囲気に接触させることができ、ライン速度の調整により滞留時間(接触時間)を制御することができる。
【0026】
本発明の多孔質膜の製造方法は、吸湿工程を経た溶液を20〜60℃の水系凝固液に浸漬して多孔質膜を形成する工程を含むものである。膜形成を短時間で完了させる観点から、水系凝固液の温度は40〜60℃が好ましい。この工程によって、溶媒の置換により相分離が起こり、多孔質膜を形成される。その際、前述の吸湿処理が相分離に大きく影響する。このため、吸湿工程の終了から水系凝固液に浸漬するまでの時間は、1〜10秒が好ましく、3〜5秒がより好ましい。
【0027】
水系凝固液としては、水を主成分とするものが使用され、他の成分としてメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール類を含むものや、ドープに含まれる溶媒を樹脂を溶解させない程度に含むものでもよい。なかでも、特に水が好適に用いられる。
【0028】
水系凝固液に浸漬後、引き続き又は別途、脱溶媒処理や洗浄処理を行うのが好ましい。脱溶媒処理や洗浄処理には水が好適に使用できる。その後、付着する水分等を除去するために、乾燥を行うのが好ましい。
【0029】
乾燥する場合には、しわの寄らないように乾燥するのが好ましい。例えば、フィルムの両端にテンションをかけた状態で乾燥する方法やスペーサーの上に多孔質フィルムをのせ、片面より真空に引きながら乾燥させる方法などが好ましい。乾燥の温度は多孔質フィルムの細孔が閉塞しなければ特に制限されないが、取り扱いの面から200℃以下での乾燥が望ましい。
【0030】
本発明の多孔質膜は、本発明の製造方法によって好適に得られるものであり、メタ系芳香族ポリアミドからなり、内部の平均孔径が0.5〜5μm、空孔率が65〜75%であり、スポンジ構造を有する。好ましくは、内部の平均孔径が1.0〜3.0μm、空孔率が68〜72%である。このような特性のため、本発明の多孔質膜は、特に配線基板用プリプレグの補強相として有用である。
【0031】
本発明の多孔質膜を配線基板用プリプレグの補強相として使用する場合、厚みが15〜30μmが好ましく、表面の平均孔径が0.1〜6.0μmが好ましい。
【0032】
通気度(ガーレ値)は、25μm換算で80〜200秒/100mLが好ましく、100〜150秒/100mLがより好ましい。また、針刺強度は25μm換算で50〜90gfが好ましく、60〜80gfがより好ましい。
【0033】
本発明の多孔質膜は、配線基板用プリプレグに限らず、電池用セパレータ、精密濾過膜、ガス分離膜、各種膜の支持体などに使用できる。
【0034】
【実施例】
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、多孔質膜の物性は、次のようにして測定した。
【0035】
(1)多孔質膜の平均孔径
多孔質膜について、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて、断面及び表面の写真撮影を行い、その写真のコンピュターによる画像解析から内部及び表面の平均孔径を求めた。
【0036】
(2)多孔質膜の空孔率
空孔率(%)={1−(重量/密度)/容積}×100
多孔質膜の容積と重量を測定し、多孔質膜素材の密度を用いて上式により、空孔率を求めた。
【0037】
(3)通気度(ガーレ値)
JIS P8117に準拠して測定した。
【0038】
(4)針刺強度
カトーテック(株)製ハンデー圧縮試験機「KES−G5」を用いて行う。針は直径1.0mm、先端形状0.5mmのものを使用し、ホルダー径11.3mm、押し込み速度2mm/秒にて測定し、フィルムが破れるまでの最大荷重を針刺強度とした。値は全て25μmに換算した。
【0039】
〔実施例1〕
予め2℃に冷却したジメチルアセトアミドにポリメタフェニレンイソフタルアミド((株)帝人製,コーネックス)を徐々に添加しながら、激しく攪拌して溶解し、ポリマー15重量%含む溶液を得た。この溶液を厚み90μmの厚さでガラス板の上に塗布し、これを温度40〜50℃、相対湿度97%以上、絶対湿度49g/m3 以上の雰囲気に1分40秒間さらした後、60℃の凝固水槽に浸漬して多孔質膜を形成し、更に、1昼夜水中保存して脱溶剤を行った。得られた多孔質膜は、厚み25μm、内部の平均孔径は2.0μm、表面の平均孔径は4μm、空孔率は70%のスポンジ構造を有するものであった。この多孔質膜の通気度は130秒/100mL、針刺強度は84gfであった。
【0040】
〔実施例2〕
実施例1と同じ溶液を厚み90μmの厚さでガラス板の上に塗布し、これを温度40〜50℃、相対湿度97%以上、絶対湿度49g/m3 以上の雰囲気に1分間さらした後、60℃の凝固水槽に浸漬して多孔質膜を形成し、更に、1昼夜水中保存して脱溶剤を行った。得られた多孔質膜は、厚み25μm、内部の平均孔径は1.5μm、表面の平均孔径は4μm、空孔率は70%のスポンジ構造を有するものであった。この多孔質膜の通気度は160秒/100mL、針刺強度は90gfであった。
【0041】
〔比較例1〕
実施例1と同じ溶液を厚み100μmの厚さでガラス板の上に塗布し、これを温度30〜35℃、相対湿度70%、絶対湿度21〜28g/m3 の雰囲気に1分間さらした後、40℃の凝固水槽に浸漬して多孔質膜を形成し、更に、1昼夜水中保存して脱溶剤を行った。得られた多孔質膜は、厚み35μm、空孔率は75%のフィンガーボイド構造を有するものであった。この多孔質膜の通気度は160秒/100mL、針刺強度は70gfであった。
【0042】
〔比較例2〕
実施例1と同じ方法でポリマー濃度20重量%に調製した溶液を厚み100μmの厚さでガラス板の上に塗布し、これを温度30〜35℃、相対湿度70%、絶対湿度21〜28g/m3 の雰囲気に1分間さらした後、40℃の凝固水槽に浸漬して多孔質膜を形成し、更に、1昼夜水中保存して脱溶剤を行った。得られた多孔質膜は、厚み35μm、内部の平均孔径は0.3μm、表面の平均孔径は0.1μm、空孔率は70%のスポンジ構造を有するものであった。この多孔質膜の通気度は130秒/100mL、針刺強度は90gfであった。
【0043】
〔比較例3〕
実施例1と同じ溶液を厚み90μmの厚さでガラス板の上に塗布し、これを温度40〜50℃、相対湿度97%以上、絶対湿度49g/m3 以上の雰囲気に30秒間さらした後、60℃の凝固水槽に浸漬して多孔質膜を形成し、更に、1昼夜水中保存して脱溶剤を行った。得られた多孔質膜は、厚み25μm、内部の平均孔径は0.3μm、表面の平均孔径は0.3μm、空孔率は70%のスポンジ構造を有するものであった。この多孔質膜の通気度は160秒/100mL、針刺強度は95gfであった。

Claims (2)

  1. アミド系溶媒にメタ系芳香族ポリアミドを溶解した濃度10〜20重量%の溶液を基材に流延する工程と、流延した溶液を温度35〜60℃、相対湿度90%以上で絶対湿度35g/m3 以上の雰囲気に1〜3分間接触させる工程と、それを20〜60℃の水系凝固液に浸漬して多孔質膜を形成する工程とを含む多孔質膜の製造方法。
  2. 前記アミド系溶媒がジメチルアセトアミドであり、前記メタ系芳香族ポリアミドがポリメタフェニレンイソフタルアミドである請求項1記載の多孔質膜の製造方法。
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