JP4118975B2 - ワーク傾き角度測定方法およびワーク曲げ角度測定方法並びにワーク傾き量測定装置,ワーク曲げ角度測定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ワークを曲げた際のワークの傾き角度および曲げ角度を測定するワーク傾き角度測定方法およびワーク曲げ角度測定方法並びにワーク傾き角度測定装置,ワーク曲げ角度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
板金曲げ加工における角度測定には、通常2個の角度検出装置が用いられている。例えば図5に示されているように、パンチPとダイDとの協働でワークWに折曲げ加工が行われる際に、ワークWの両側(図5において左右)に前側,後側検出装置101,103が移動可能に配置されている。この前側,後側検出装置101,103にはそれぞれ複数の位置センサ105が備えられている。
【0003】
図5においてはワークWに前側,後側検出装置101,103の先端を接触させているが、非接触で角度測定を行うものもある。これらの非接触式で行う方法でない接触式にしろ、非接触式にせよ2個の角度検出装置を使う方法を使う方法で、下記のことがいえる。図6(A),(B)示されているように、ワークWの断面方向の傾き角度(θ3 )の影響を受けずに正確な角度測定が行われる。すなわち、曲げ角度は個々の前側,後側検出装置101,103が検出する曲げ角度(θ1 ,θ2 )の和(θ1 +θ2 )を曲げ角度(θ)としているため、角度の中心軸Cが垂直CL からθ3 傾いて曲げ加工が行われた場合でも、
【数1】
θ=(θ1 −θ3 )+(θ2 +θ3 )=(θ1 +θ2 )…(1)式
となり、(1)式より検出される曲げ角度(θ)は傾き角度θ3 の影響を受けないことがわかる。
【0004】
しかしながら、実際の曲げ加工では2個の前側,後側角度検出装置101,103を用いる(以下、両側検出という。)ことができない場合がある。例えば図7に示されているように、パンチP、ダイDによって曲げ加工されたワークWの傾斜した部分であるフランジWF の長さが短い場合には検出不可能である。また、図8に示されているように、ワークWのフランジWF の片面に切り起こしWC がある場合も同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような場合には、図9に示されているように、予め所定の傾斜角度で設けられた角度検出装置101,103のうちの検出が可能な1個の後側検出装置103を用いて曲げ角度の検出(以下、片側検出という。)を行わざるを得ない。また、加工内容に応じて前側検出装置101で行うこともある。このとき、上記の断面方向の傾き角度θ3 のバラツキが曲げ角度θのバラツキとなって現れる。この傾き角度θ3 のバラツキの原因には主に次の項目があげられる。
【0006】
(A).金型(パンチPとダイD)の機械への取付状態での中心軸の傾き、
(B).曲げ荷重による金型のたわみ、
(C).曲げ加工中の金型とワークWの摩擦力の影響による中心軸の傾き、
(D).曲げ加工開始時のワークWの挿入角度、
片側検出で正確な曲げ角度を行う場合には、上記の傾き角度θ3 のバラツキを補正する必要があるが、今まではこの傾き角度θ3 を正確に検出することができなかったのである。
【0007】
この発明の目的は、板金曲げ加工の角度測定においては片側検出を行った場合でも、傾き角度を正確に測定すると共にこの傾き角度を自動的に補正することにより、正確な曲げ角度検出を可能にしたワーク傾き角度測定方法およびワーク曲げ角度測定方法並びにワーク傾き角度測定装置,ワーク曲げ角度測定装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1によるこの発明のワーク曲げ角度測定方法は、(1).ワークの前後両サイドに設けた位置センサによって、パンチ、ダイによって曲げられた状態に保持されているワークの前後の傾斜した部分であるフランジの位置を検出し、この検出値に基づき垂直線に対する前記各フランジの傾斜角度を各々測定する工程、
(2).上記(1)の工程にて測定した各傾斜角度に基づき、垂直線に対するワークの傾き角度を求める工程、
(3).本曲げ工程において、別個のワークを曲げた後、当該別個のワークの前側又は後側のフランジが短く又は切り起しがあって検出不可能な場合に、当該ワークの前後どちらか一方に設けた位置センサによって、当該ワークの傾斜した部分であるフランジの垂直線に対する傾斜角度を測定する工程、
(4).上記(3)の工程にて測定した傾斜角度と上記(2)の工程にて求めたワークの傾き角度に基づいてワークの曲げ角度を求める工程、
とからなることを特徴とするものである。
【0012】
請求項2によるこの発明のワーク曲げ角度検出装置は、ワークの前後両サイドに設けた位置センサによって、パンチ、ダイによって曲げられた状態に保持されているワークの前後の傾斜した部分であるフランジの位置をそれぞれ検出し、この検出値に基づき真の垂直線に対するワークの各フランジの傾斜角度を算出する第1算出手段と、この第1算出手段で算出されたワークの各フランジの傾斜角度に基づき、垂直線に対するワーク全体の傾き角度を算出する第2算出手段と、前記パンチ、ダイによって曲げられた別個のワークの前側又は後側のフランジが短く又は切り起しがあって検出不可能な場合に一方のフランジの位置を一方の位置センサのみによって検出して当該ワークの曲げ角度を算出するために、前記第2算出手段で算出された傾き角度と前記一方の位置センサにて検出した検出値による傾斜角度に基づきワークの曲げ角度を算出する第3算出手段と、を有することを特徴とするものである。
【0013】
請求項3によるこの発明のワーク曲げ角度測定装置は、請求項2のワーク曲げ角度測定装置において、ワークの前後両サイドに設けた位置センサが左右方向へ移動可能であることを特徴とするものである。
【0014】
したがって、本発明によれば、ワークの前後両サイドに設けた位置センサによって曲げられたワークの前後のフランジの位置が検出される。この検出された検出値が第1算出手段に取り込まれて真の垂直線に対するワークのフランジの傾斜角度が算出される。この第1算出手段で算出された傾斜角度が第2算出手段に取り込まれてワーク全体の傾き角度が正確に測定される。
【0015】
また、第2演算手段で算出されたワーク全体の傾き角度が第3算出手段に取り込まれる。一方、前側又は後側のフランジが短く又は切り起しがあって検出不可能な場合に前記ワークの前後両サイドに設けた位置センサのどちらか一方にて本曲げ工程で曲げられたワークのフランジの位置が検出され、この検出された検出値が第3算出手段に取り込まれてこの検出値による角度と前記傾き角度とで実際のワークの曲げ角度が正確に測定される。したがって、実際のワークの曲げ角度は、ワークの前後両サイドに設けた位置センサの一方(片側)で測定される。
【0016】
また、前記位置センサが左右方向へ移動可能となっているから、ワークの左右両端,中央部へ移動されて傾き角度,曲げ角度がそれぞれ測定される。したがって、ワークの長手方向における傾き角度,曲げ角度が正確に測定される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】
図1を参照するに、上下動自在な下部テーブル1上にはダイホルダ3を介してダイDが取付けられている。このダイDの上方位置には図示省略の固定された上部テーブルの下部にパンチPが取付けられている。
【0019】
上記構成により、ダイD上にワークWを水平に載置せしめて下部テーブル1を上昇せしめることによってパンチPとダイDとの協働でワークWに曲げ加工が行われることになる。なお、下部テーブル1を固定し、上部テーブルを上下動せしめてワークWに曲げ加工を行うようにしても構わない。
【0020】
前記下部テーブル1の前後(図1において左右)にはガイドレール5,7が左右方向(図1において紙面に対して直交する方向)へ延伸して敷設されている。このガイドレール5,7上にはガイド部材9,11を介して移動ブロック13,15が設けられている。
【0021】
この移動ブロック13,15には、図1に示すように、予め所定の傾斜角度で設けられた前,後側検出装置17,19が設けられており、この前,後側検出装置17,19内にはそれぞれ複数の位置センサ(距離センサ)21が備えられている。しかも前,後側検出装置17,19の後部にはエアーシリンダ23,25が設けられている。
【0022】
このエアーシリンダ23,25には配管27,29を介してエアーソレノイド31,33が接続されている。このエアーソレノイド31,33には配管35,37を介してエアー源39が接続されていると共に、エアーソレノイド31,33は指令部41に接続されている。また、前記各位置センサ21は制御装置43に接続されている。
【0023】
上記構成により、パンチPとダイDとの協働で曲げられた状態に保持されているワークWの前後の傾き角度並びに曲げ角度を測定する際には、指令部41からの上昇指令により、エアーソレノイド31,33を作動せしめると共に、エアー源39からエアーを吐出せしめると、配管35,37、エアーソレノイド31,33および配管27,29を経てエアーシリンダ23,25にエアーが供給されて前,後側検出装置17,19がそれぞれ単独で上昇されて各位置センサ21にて曲げられたワークWの傾斜した部分であるフランジの位置が検出される。この検出された各検出値が制御装置43に取り込まれて処理されることになる。
【0024】
前記移動ブロック13,15がガイドレール5,7に案内されて左右方向へ移動されるから、ワークWの左右両端,中央部に前,後側検出装置17,19が移動位置決めされる。而して、ワークWの左右両端,中央部におけるワークWの傾き角度,曲げ角度が正確に測定されるものである。
【0025】
前記制御装置43は、図2に示されているように、CPU45を備えており、このCPU45には例えばキーボードなどの入力手段47が接続されていると共に、前,後側検出装置17,19を同時に又は個々に選択する検出装置選択手段49が接続されている。また、前記CPU45には種々のデータを例えば表示せしめる出力手段51が接続されていると共に、前記各位置センサ21が接続されている。
【0026】
前記CPU45には例えば図3に示されているように、前側検出装置17の各位置センサ21間の距離L1 ,後側検出装置19の各位置センサ21間の距離L2 が予め設定されているから、入力手段47より入力せしめて一時的に記憶せしめておくメモリ53が接続されている。また、CPU45には各位置センサ21によって検出値すなわち、図3においてワークWのフランジ面までの変位量W1 ,W2 ,W3 ,W4 が検出され、この検出値(変位量)W1 〜W4 と前記メモリ53に記憶されている距離L1 ,L2 及び前,後側検出装置17,19の傾斜角度を基にして真の垂直線に対するワークWのフランジの傾斜角度θ1 ,θ2 を算出する第1算出手段55が接続されている。
【0027】
前記CPU45には第1算出手段55で算出された傾斜角度θ1 ,θ2 に基づき、ワークWの全体の傾き角度θ3 を算出せしめる第2算出手段57が接続されていると共に、この第2算出手段57で算出された傾き角度θ3 を基にしてワークWの曲げ角度θを算出する第3算出手段59が接続されている。
【0028】
前記第1算出手段55では、図3(A),(B)において曲げられたワークWのフランジ面までの変位量W1 〜W4 が、図1に示すように、予め所定の傾斜角度で設けられた前、後側検出装置17,19に備えた各位置センサ21によって検出されることにより、このW1 〜W4 の変位量及びメモリ53に記憶されている距離L 1 ,L 2 により、
【数2】
の式でもってワークWのフランジの傾斜角度θ1 ,θ2 が算出されるものである。
【0029】
また、前記第2算出手段57では、第1算出手段55で算出された傾斜角度θ1 ,θ2 を基にしてθ 3 =(θ 2 −θ 1 )/2の式より、ワークW全体の傾き角度θ3 が算出されるものである。
【0030】
前記第3算出手段59では、第2算出手段57で算出された傾き角度θ3 と、実際の本曲げ加工で曲げられたワークWの前,後側検出装置17,19のどちらか一方を作動せしめて求められる傾斜角度θ1 又はθ2 を基にして、θ=(θ1 +θ3 )×2,又はθ=(θ2 −θ3 )×2の式によって実際の曲げ角度が算出されるものである。
【0031】
次に、図4に示したフローチャートを基にしてワークWの傾き角度,曲げ角度を測定する動作を説明すると、まず、ステップS1で曲げ加工を行うワークWと同質,同板厚のワークWに試し曲げ加工を行う。このときの曲げ角度は本曲げ加工の曲げ角度と等しい角度とするのが望ましい。ステップS2で曲げ加工されたワークWのフランジ面までの検出値(変位量)W1 〜W4 を前,後側検出装置17,19の位置センサ21で検出する。
【0032】
ステップS3では検出された検出値(変位量)W1 〜W4 と予めメモリ53に記憶されている位置センサ21間の距離L1 ,L2 とを第1算出手段55に取り込ませて、
【数3】
の式により、傾斜角度θ1 ,θ2 を算出する。ステップS4で第1算出手段55で算出された傾斜角度θ1 ,θ2 を第2算出手段57に取り込ませて、ワークWの傾き角度θ3 がθ3 =(θ2 −θ1 )/2の式より算出される。
【0033】
ステップS5でワークWに加工条件を入力せしめて本曲げ加工が行われる。ステップS6で本曲げ加工されたワークWに前,後側検出装置17,19のうちどちらか一方を選択して作動せしめることにより、位置センサ21で傾斜角度θ1 又はθ2 が算出される。ステップS7で第2算出手段57で算出された傾斜角度θ1 又はθ2 を第3算出手段59に取り込ませて、θ=(θ1 +θ3 )×2又はθ=(θ2 −θ3 )×2の式より実際の曲げ角度θが算出される。 而して、ワークWの試し曲げ加工でワークWの真の垂直線に対する傾き角度θ3 を正確に測定することができると共に、本曲げ加工では前,後側検出装置17,19のどちらか一方を作動せしめることにより、傾き角度θ3 を考慮してワークの実際の曲げ角度を正確に測定することができる。また、前,後側検出装置17,19を左右両端,中央部に移動位置決めすることによって、ワークWの左右両端,中央部における傾き角度,曲げ角度を自動的かつ正確に測定することができる。
【0034】
なお、この発明は、前述した発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。
【0035】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態から理解されるように本発明によれば、ワークの前後両サイドに設けた位置センサによって曲げられたワークの前後のフランジの位置が検出される。この検出された検出値が第1算出手段に取り込まれて真の垂直線に対するワークのフランジの傾斜角度が算出される。この第1算出手段で算出された傾斜角度が第2算出手段に取り込まれてワーク全体の傾き角度を正確に測定することができる。
【0036】
そして、第2演算手段で算出されたワーク全体の傾き角度が第3算出手段に取り込まれる。一方、前側又は後側のフランジが短く又は切り起しがあって検出不可能な場合に前記ワークの前後両サイドに設けた位置センサのどちらか一方にて本曲げ工程で曲げられたワークのフランジの位置が検出され、この検出された検出値が第3算出手段に取り込まれてこの検出値による角度と前記傾き角度とで実際のワークの曲げ角度を正確に測定することができる。したがって、実際のワークの曲げ角度は、ワークの前後両サイドに設けた位置センサの一方(片側)で測定せしめることができる。
【0037】
また、前記位置センサが左右方向へ移動可能となっているから、ワークの左右両端,中央部へ移動されて傾き角度,曲げ角度がそれぞれ測定される。したがって、ワークの長手方向における傾き角度,曲げ角度を正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のワーク傾き角度,曲げ角度を測定する装置の側面図である。
【図2】制御装置の構成ブロック図である。
【図3】(A),(B)はワークの傾き角度,曲げ角度を算出する説明図である。
【図4】ワークの傾き角度,曲げ角度を測定するフローチャートである。
【図5】従来の曲げ角度測定装置の側面図である。
【図6】従来の曲げ角度を測定する説明図である。
【図7】従来の曲げられたワークの曲げ角度が測定されない一例図である。
【図8】従来の曲げられたワークの曲げ角度が測定されない一例図である。
【図9】従来の曲げられたワークの曲げ角度を1個の後側検出装置で測定する一例図である。
【符号の説明】
1 下部テーブル
13,15 移動ブロック
17 前側検出装置
19 後側検出装置
21 位置センサ
45 制御装置
53 メモリ
55 第1算出手段
57 第2算出手段
59 第3算出手段
Claims (3)
- (1).ワークの前後両サイドに設けた位置センサによって、パンチ、ダイによって曲げられた状態に保持されているワークの前後の傾斜した部分であるフランジの位置を検出し、この検出値に基づき垂直線に対する前記各フランジの傾斜角度を各々測定する工程、
(2).上記(1)の工程にて測定した各傾斜角度に基づき、垂直線に対するワークの傾き角度を求める工程、
(3).本曲げ工程において、別個のワークを曲げた後、当該別個のワークの前側又は後側のフランジが短く又は切り起しがあって検出不可能な場合に、当該ワークの前後どちらか一方に設けた位置センサによって、当該ワークの傾斜した部分であるフランジの垂直線に対する傾斜角度を測定する工程、
(4).上記(3)の工程にて測定した傾斜角度と上記(2)の工程にて求めたワークの傾き角度に基づいてワークの曲げ角度を求める工程、
とからなることを特徴とするワーク曲げ角度測定方法。 - ワークの前後両サイドに設けた位置センサによって、パンチ、ダイによって曲げられた状態に保持されているワークの前後の傾斜した部分であるフランジの位置をそれぞれ検出し、この検出値に基づき真の垂直線に対するワークの各フランジの傾斜角度を算出する第1算出手段と、この第1算出手段で算出されたワークの各フランジの傾斜角度に基づき、垂直線に対するワーク全体の傾き角度を算出する第2算出手段と、前記パンチ、ダイによって曲げられた別個のワークの前側又は後側のフランジが短く又は切り起しがあって検出不可能な場合に一方のフランジの位置を一方の位置センサのみによって検出して当該ワークの曲げ角度を算出するために、前記第2算出手段で算出された傾き角度と前記一方の位置センサにて検出した検出値による傾斜角度に基づきワークの曲げ角度を算出する第3算出手段と、を有することを特徴とするワーク曲げ角度測定装置。
- ワークの前後両サイドに設けた位置センサが左右方向へ移動可能であることを特徴とする請求項2記載のワーク曲げ角度測定装置。
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