JP3454925B2 - ワーク突当て位置補正方法およびその装置 - Google Patents

ワーク突当て位置補正方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、折曲げられたワーク
の曲げ角度を測定し、この測定された実際の曲げ角度と
予め設定した所定の曲げ角度との差を基にして突当て位
置の補正量を自動的に求めるようにしたワーク突当て位
置補正方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図7に示されているような
曲げ製品で寸法を120mmに押えたいという場合があ
る。その際、曲げ角度の許容範囲が90°±20′のと
きすべての曲げ角度が90°+20′となってしまった
場合には、図8に示されているようなげ製品となり押え
たい120mmの寸法が約120.56mmとなってし
まう。また、逆にすべての曲げ角度が90°−20′と
なってしまった場合には押えたい120mmの寸法が約
119.44mmとなってしまう。
【0003】このように各曲げ角度は許容範囲に入って
いるが寸法は押えたい寸法に入っていないことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな押えたい寸法に入っていない場合には、各曲げ角度
の角度を補正したり、突当ての位置を補正して最終的に
寸法を120mmに押えるようにしている。また、角度
インジケータは角度を測定するだけで突当ての位置を補
正する補正機能を備えていない。
【0005】したがって、最終的な寸法を押えて曲げ製
品を得るには曲げ角度や突当て位置をいちいち補正しな
がら曲げ加工を行わなければならず大変面倒であった。
【0006】この発明の目的は、曲げ製品の各曲げ角度
を測定し所定の曲げ角度との差により、いちいち作業者
が曲げ角度の補正を行ったり、突当て位置の補正を行っ
たりすることなく、自動的に突当て位置の補正を行うよ
うにしたワーク突当て位置補正方法およびその装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前述のごとき従
来の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明
は、ワークの折曲げ加工を行った後に当該折曲げ加工位
置の曲げ角度を測定すると共に、予め設定した所定の曲
げ角度と測定した曲げ角度測定値との差を演算し、ワー
クの次の折曲げ加工が正曲げであるか逆曲げであるかに
基いてワーク突当て部のフランジがダイの上方か又は下
方かを判別し、この判別したフランジの位置及び演算さ
れた前記曲げ角度の差の正負に基いて前記ワーク突当て
部におけるフランジの突当て箇所を上部又は下部に決定
し、この決定された突当て箇所にワークを突当てるとき
の突当て位置補正量を、前記曲げ角度の差及び前記決定
された突当て箇所の設定値に基いて演算し、この演算結
果に基いて前記フランジの位置補正を行なうワーク突当
て位置補正方法である。
【0008】請求項2に係る発明は、曲げプログラムに
従って折曲げられたワークの折曲げ角度を測定するため
の曲げ角度測定手段と、この曲げ角度測定手段によって
測定された実際の曲げ角度と予め設定した所定の曲げ角
度との差を演算する角度差演算手段と、ワークの次の折
曲げ加工が正曲げであるか逆曲げであるかに基いてワー
ク突当て部のフランジの位置がダイの上方か又は下方か
を判別するフランジ位置判別手段と、前記角度差演算手
段によって演算された曲げ角度の差の正負と前記フラン
ジ位置判別手段で判別されたフランジ位置により前記フ
ランジの突当て箇所を上部又は下部に決定すると共にフ
ランジの決定された突当て箇所にワークを突当てるとき
の位置補正量を、前記曲げ角度の差及び決定された前記
突当て箇所の設定値に基いて演算する突当て位置補正手
段と、を備えてなるものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0013】図6を参照するに、折曲げ加工機としての
例えばプレスブレーキ1は底板3から両側に立設された
C型形状のサイドフレーム5などで構成されている。こ
のサイドフレーム5の前側上部には両サイドフレーム5
を連結する上部テーブル7が固定して設けられており、
上部テーブル7の下端には上部金型であるパンチ9が取
付けられている。
【0014】前記上部テーブル7に対応する下方位置に
は、前記サイドフレーム5の前側下部に取付けられた油
圧シリンダ11を作動させて上下方向へ昇降自在な下部
テーブル13が設けられており、この下部テーブル13
の上端には下部金型であるダイ15が取付けられてい
る。
【0015】前記サイドフレーム5はC型形状に形成さ
れており、このサイドフレーム5にはワークWあるいは
ワークを折曲げた後の製品を折曲げ線方向(プレスブレ
ーキ1の長手方向)に搬入出する必要から、ギャップ部
17が設けられている。このギャップ部17には前方か
らワークWを挿入したときに、ワークWの折曲げ線を位
置決めするために、前後方向(図6において左右方向)
へ移動自在にバックゲージ19が設けられている。
【0016】このバックゲージ19の具体的な構成はす
でに公知であるため詳細な説明を省略するが、突当て部
21の前側(図6において右側)には適宜な間隔で複数
のフランジ23が設けられている。
【0017】突当て部21は前後方向へ例えばボールね
じ,ナット部材などの駆動伝達手段で移動自在に設けら
れていると共に、各フランジ23は左右方向および上下
方向へ例えばボールねじ,ナット部材あるいは流体シリ
ンダなどの駆動伝達手段で移動自在に設けられている。
【0018】上記構成により、ワークWをダイ15上に
載置してワークWの折曲げ線を位置決めすべくバックゲ
ージ19を前後方向へ移動して位置決めし、ワークWの
一側端をバックゲージ19における突当て部21のフラ
ンジ23に突当てる。次いで、油圧シリンダ11を作動
せしめて下部テーブル13を上下方向へ昇降させると、
パンチ9とダイ15の協働によってワークWが所定の角
度に折曲げられることになる。
【0019】前記サイドフレーム5における例えば左側
または右側の外側にはパンチ9とダイ15との協働で折
曲げられたワークWの曲げ角度を測定するために、例え
ば図4および図5に示されているように、曲げ角度測定
手段としての曲げ角度測定装置25が設けられている。
【0020】より詳細には、図4および図5において、
曲げ角度測定装置25は、ベース27を備えており、こ
のベース27の例えば左端には上方へ向けて突起部29
が前後に設けられている。この突起部29間にはX軸方
向(図4,図5において左右方向)へ延伸した第1支持
部材31と第2支持部材33とが一体化されて設けられ
ている。しかも、第1支持部材31の左側寄り部がピン
35で揺動可能に枢支されていると共に、第2支持部材
33における右側寄り部の下部にはスプリング37が設
けられ、第1支持部材31の上面が常時水平となるよう
に上方向へ付勢されている。
【0021】前記第1支持部材31の上面にチャンバー
39が形成されていると共に、このチャンバー39には
エア通路41の一端が連通されている。このエア通路4
1は第1支持部材31において上下方向へ貫通されてい
る。
【0022】前記第2支持部材33は第1支持部材31
に一体化された水平部43と水平部43に立設された垂
直部45とで構成されている。この垂直部45はU字形
状となっており、この基部45Aとアーム45B,45
Cとで構成されている。このアーム45Bと45Cとの
間には扇形状の当接部材47が設けられており、この当
接部材47にはワークWの他辺を当接せしめる当接部4
7Aが形成されていると共に外周部にセクタギヤ49が
形成されている。しかも、当接部材47はピン51によ
り前記第2支持部材33における垂直部45に回動可能
に枢支されている。
【0023】前記当接部材47における当接部47Aの
上面にはチャンバー53が形成されていると共に、この
チャンバー53にはエア通路55の一端が連通されてい
る。このエア通路55は前記当接部材47内に貫通され
て形成されている。
【0024】前記第2の支持部材33における垂直部4
5の例えばアーム45Bには取付ベース57が取付けら
れている。この取付ベース57には角度検出器としての
例えばエンコーダ59が設けられており、このエンコー
ダ59の出力軸61にはピニオン63が装着されてい
る。しかも、このピニオン63には前記セクタギヤ49
が噛合されている。
【0025】前記当接部材47には図4に示されている
ように、長孔65が形成されていると共に、この長孔6
5にはピン67が嵌装されている。また、前記アーム4
5Cには別のピン69が取付けられており、このピン6
9と前記ピン67とには図5に示されているように、ス
プリング71が設けられている。しかも、このスプリン
グ71の付勢力は当接部材45の当接部45Aが例えば
予め設定された位置例えば90度の角度(垂直状態)位
置で中立状態となるようになっている。
【0026】上記構成により、折曲げられたワークWの
一辺WA を第1支持部材31に支持せしめて図4におい
て右方向へ移動せしめると、ワークWの他辺WB の下部
が当接部材47に当接し、さらに右方向へ移動せしめる
ことにより、当接部材47がピン51を支点として図4
において時計方向回り、あるいは反時計方向回りに回動
されて、ワークWにおける他辺WB の全面に当接部材4
7の当接部47Aが当接する。この状態でエア通路4
1,55よりエアを吸引せしめると、ワークWの一辺W
A が第1支持部材31に、ワークWの他辺WB が当接部
材47の当接部47Aに確実に支持、当接されることに
なる。
【0027】前記当接部材47が回動すると、セクタギ
ヤ49も当接部材47と同方向へ回動するので、ピニオ
ン63、出力軸61を介してエンコーダ59が作動して
カウントし、当接部材47の回動量すなわち回動角が検
出される。その結果、予め設定された当接部材47の設
定位置例えば垂直状態の位置における設定角度(例えば
90度)から前記検出された実際の回動角を加減算する
ことにより、ワークWの曲げ角度θ0 を高精度に測定す
ることができる。
【0028】予め設定した曲げ角度θに対して実際に折
曲げられたワークWの曲げ角度θ0を前記曲げ角度測定
装置25で測定してその曲げ角度の差を基にしてワーク
突当て部21の位置を補正す制御装置73の構成ブロッ
ク図が図1に示されている。
【0029】図1において、制御装置73はCPU75
を備えており、このCPU75にはワークWの板厚,材
質などのワーク条件,製品条件および加工条件などのデ
ータを入力するキーボードなどからなる入力手段77が
接続されている。また、CPU75にはこの入力手段7
7より入力されたデータを基にして曲げプログラムを作
成する曲げプログラム作成手段79が接続されている。
【0030】前記CPU75には前記曲げ角度測定装置
25が接続されていると共に、この曲げ角度測定装置2
5で測定された実際の曲げ角度θ0 と曲げプログラム作
成手段79で曲げプログラムを作成する際に予め設定す
る所定の曲げ角度θ0 を取り込んで角度差を演算する角
度差演算手段81が前記CPU75に接続されている。
また、曲げプログラム作成手段79で曲げプログラムを
作成する際に判る正曲げ,逆曲げを基にして突当て部2
1におけるフランジ23がダイ15の上方にあるか、下
方にあるかを判別するフランジ位置判別手段83が接続
されている。
【0031】さらに、CPU75には突当て部21のフ
ランジ23の位置を補正するための補正量を算出する突
当て位置補正手段85が接続されている。この突当て位
置補正手段85では、補正量xが、図3(A)〜(D)
に示されているように、x=H・tan(θ0 −θ)で算
出されるものである。ここでH:予め設定した設定値、
θ:予め設定した所定の曲げ角度、θ0 :実際に測定さ
れた曲げ角度である。
【0032】図3(A)〜(D)において、a,bがダ
イ15の基準線で、ワークWのc,d,e,fに突当て
部21のフランジ23が接触する点で位置決めされる場
所である。なお、Lはダイ15の中心から所定の曲げ角
度θで折曲げられたときの折曲げ片までの距離である。
【0033】しかも、突当て部21のフランジ23を補
正する場所は、図3(A),(D)ではG=L+xの位
置に、図3(B),(C)ではG=L−xの位置に補正
されるものである。
【0034】次に、突当て部21におけるフランジ23
の位置補正の動作を、図2に示したフローチャートを基
にして説明すると、まずステップS1で入力手段77か
らワークWの板厚,材質などのワーク条件などのプログ
ラム用のデータを入力すると共に曲げプログラム作成手
段79で曲げプログラムを作成する。ステップS2で所
定の曲げ角度θに伴う突当て部21のフランジ23の位
置H,Lを予め演算して突当て部21のフランジ23を
前記位置に位置決めする。
【0035】ステップS3で前記曲げプログラム作成手
段79で作成された曲げプログラムに基づきワークWに
所定の曲げ角度θで曲げ加工が行われる。次いで、ステ
ップS4ではこの折曲げられたワークの曲げ角度を曲げ
角度測定装置25で測定する。ステップS5で、前記曲
げプログラム作成手段79で作成した際の正曲げ,逆曲
げのデータに基づき、フランジ位置判別手段83で突当
て部21のフランジ23がダイ15の上方にあるか、下
方にあるかを判別する。
【0036】突当て部21のフランジ23がダイ15の
上方にある場合(正曲げの場合)には、ステップS6に
進み、角度差演算手段81でθ0 −θ>0かどうかの判
別が行われる。θ0 −θ>0の場合にはステップS7で
フランジ23の上部をワークWに突当てる(図3の
(D)の状態)。ステップS8で突当て補正量を突当て
位置補正手段85でx=Htan (θ0 −θ)により算出
する。ステップS9でフランジ23の位置が補正されて
次の曲げ加工が行われることになる。
【0037】ステップS6でθ0 −θ>0でない場合に
は、ステップS10でフランジ23の下部をワークWの
突当てる(図3の(C)の状態)。ステップS11で突
当て補正量を突当て位置補正手段85でx=Htan (θ
−θ0 )により算出する。ステップS12でフランジ2
3の位置が補正されて次の曲げ加工が行われることにな
る。
【0038】前記ステップS5で突当て部21のフラン
ジ23がダイ15の下方にある場合(逆曲げの場合)に
は、ステップS13に進み、角度差演算手段81でθ0
−θ>0かどうかの判別が行われる。θ0 −θ>0の場
合にはステップS14でフランジ23の下部をワークW
に突当てる(図3の(A)の状態)。ステップS15で
突当て補正量を突当て位置補正手段85でx=Htan
(θ0 −θ)により算出する。ステップS16でフラン
ジ23の位置が補正されて次の曲げ加工が行われること
になる。
【0039】ステップS13でθ0 −θ>0でない場合
にはステップS17でフランジ23の上部をワークWに
突当てる(図3(B)の状態)。ステップS18で突当
て補正量を突当て位置補正手段85でx=Htan (θ−
θ0 )により算出する。ステップS19でフランジ23
の位置が補正されて次の曲げ加工が行われることにな
る。
【0040】このように、所定の曲げ角度θで折曲げ加
工を行った際に、折曲げられたワークWの実際の曲げ角
度θ0 を曲げ角度測定装置25で測定し、曲げ角度の差
すなわち(θ0 −θ)を角度差演算手段81で演算し、
この角度差(θ0 −θ)を基にして突当て位置補正手段
85で自動的に突当て部21におけるフランジ23の位
置を補正することができる。したがって、作業者がいち
いち曲げ角度の補正を行ったり、突当て位置の補正を行
う必要をなくすることができる。
【0041】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
【0042】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、所定の曲げ角度で折曲げ
加工を行った際に、折曲げられたワークの実際の曲げ角
度を曲げ角度測定手段で測定し、予め設定した所定の曲
げ角度と測定した曲げ角度との差を角度差演算手段で演
算し、この角度差の正負及び正曲げ、逆曲げ時のワーク
突当て部の位置を基にして突当て位置補正手段で自動的
に突当て部の位置を補正することができる。したがっ
て、作業者がいちいち曲げ角度の補正を行ったり、突当
て位置の補正を行う必要をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のワーク突当て位置補正装置における
制御装置の構成ブロック図である。
【図2】この発明のワーク突当て位置補正を行う動作の
フローチャートである。
【図3】折曲げられたワークの実際の角度を測定した後
の突当て部の位置補正量を求める各種の例を示した説明
図である。
【図4】折曲げられたワークの実際の曲げ角度を測定す
る曲げ角度測定装置の一例を示す正面図である。
【図5】図4における平面図である。
【図6】この発明を実施する一実施例の折曲げ機の一例
を示すプレスブレーキの側面図である。
【図7】従来、曲げ角度90°で折曲げ製品の寸法が1
20mmとなる説明図である。
【図8】従来、所定の曲げ角度90°で実際に折曲げた
際に曲げ角度が90°+20′となり、寸法が120m
mとならない説明図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ(折曲げ機) 9 パンチ 15 ダイ 19 バックゲージ 21 突当て部 23 フランジ 25 曲げ角度測定装置(曲げ角度測定手段) 73 制御装置 75 CPU 77 入力手段 79 曲げプログラム作成手段 81 角度差演算手段 83 フランジ位置判別手段 85 突当て位置補正手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの折曲げ加工を行った後に当該折
    曲げ加工位置の曲げ角度(θ )を測定すると共に、予
    め設定した所定の曲げ角度(θ)と測定した曲げ角度測
    定値(θ )との差(θ −θ)を演算し、ワークの次
    の折曲げ加工が正曲げであるか逆曲げであるかに基いて
    ワーク突当て部(21)のフランジ(23)がダイ(1
    5)の上方か又は下方かを判別し、この判別したフラン
    ジ(23)の位置及び演算された前記曲げ角度の差(θ
    −θ)の正負に基いて前記ワーク突当て部(21)に
    おけるフランジ(23)の突当て箇所を上部又は下部に
    決定し、この決定された突当て箇所にワークを突当てる
    ときの突当て位置補正量(X)を、前記曲げ角度の差
    (θ −θ)及び前記決定された突当て箇所の設定値
    (H)に基いて演算し、この演算結果に基いて前記フラ
    ンジ(23)の位置補正を行なうことを特徴とするワー
    ク突当て位置補正方法。
  2. 【請求項2】 曲げプログラムに従って折曲げられたワ
    ークの折曲げ角度を測定するための曲げ角度測定手段
    (25)と、この曲げ角度測定手段(25)によって測
    定された実際の曲げ角度(θ )と予め設定した所定の
    曲げ角度(θ)との差(θ −θ)を演算する角度差演
    算手段(81)と、ワークの次の折曲げ加工が正曲げで
    あるか逆曲げであるかに基いてワーク突当て部(21)
    のフランジ(23)の位置がダイ(15)の上方か又は
    下方かを判別するフランジ位置判別手段(83)と、前
    記角度差演算手段(81)によって演算された曲げ角度
    の差(θ −θ)の正負と前記フランジ位置判別手段
    (83)で判別されたフランジ位置により前記フランジ
    (23)の突当て箇所を上部又は下部に決定すると共に
    フランジ(23)の決定された突当て箇所にワークを突
    当てるときの位置補正量(X)を、前記曲げ角度の差
    (θ −θ)及び決定された前記突当て箇所の設定値
    (H)に基いて演算する突当て位置補正手段(85)
    と、を備えてなることを特徴とするワーク突当て位置補
    正装置。
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