JPH10286627A - ワーク傾き角度測定方法およびワーク曲げ角度測定方法並びにワーク傾き量測定装置,ワーク曲げ角度測定装置 - Google Patents

ワーク傾き角度測定方法およびワーク曲げ角度測定方法並びにワーク傾き量測定装置,ワーク曲げ角度測定装置

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JPH10286627A
JPH10286627A JP9603097A JP9603097A JPH10286627A JP H10286627 A JPH10286627 A JP H10286627A JP 9603097 A JP9603097 A JP 9603097A JP 9603097 A JP9603097 A JP 9603097A JP H10286627 A JPH10286627 A JP H10286627A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板金曲げ加工の角度測定においては片側検出
を行った場合でも、傾き角度を正確に測定すると共にこ
の傾き角度を自動的に補正することにより、正確な曲げ
角度検出による曲げ加工を可能にする。 【解決手段】 (1).ワークの前後両サイドに設けた位置
センサにて曲げられたワークの前後のフランジの位置を
検出し、この検出値に基づき曲げ角度を各々測定する工
程、(2).上記(1)の工程にて測定した曲げ角度に基づ
き、ワークの傾き角度を求める工程、(3).本曲げ工程に
おいて、ワークを曲げた後、ワークの前後どちらか一方
に設けた位置センサにて角度を測定する工程、(4).上記
(3)の工程にて測定した角度と上記(2)の工程にて
求めたワークの傾き角度に基づいてワークの曲げ角度を
求める工程、とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークを曲げた
際のワークの傾き角度および曲げ角度を測定するワーク
傾き角度測定方法およびワーク曲げ角度測定方法並びに
ワーク傾き角度測定装置,ワーク曲げ角度測定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】板金曲げ加工における角度測定には、通
常2個の角度検出装置が用いられている。例えば図5に
示されているように、パンチPとダイDとの協働でワー
クWに折曲げ加工が行われる際に、ワークWの両側(図
5において左右)に前側,後側検出装置101,103
が移動可能に配置されている。この前側,後側検出装置
101,103にはそれぞれ複数の位置センサ105が
備えられている。
【0003】図5においてはワークWに前側,後側検出
装置101,103の先端を接触させているが、非接触
で角度測定を行うものもある。これらの非接触式で行う
方法でない接触式にしろ、非接触式にせよ2個の角度検
出装置を使う方法を使う方法で、下記のことがいえる。
図6(A),(B)示されているように、ワークWの断
面方向の傾き角度(θ3 )の影響を受けずに正確な角度
測定が行われる。すなわち、曲げ角度は個々の前側,後
側検出装置101,103が検出する曲げ角度(θ1
θ2 )の和(θ1 +θ2 )を曲げ角度(θ)としている
ため、角度の中心軸Cが垂直CL からθ3 傾いて曲げ加
工が行われた場合でも、
【数1】 θ=(θ1 −θ3 )+(θ2 +θ3 )=(θ1 +θ2 )…(1)式 となり、(1)式より検出される曲げ角度(θ)は傾き
角度θ3 の影響を受けないことがわかる。
【0004】しかしながら、実際の曲げ加工では2個の
前側,後側角度検出装置101,103を用いる(以
下、両側検出という。)ことができない場合がある。例
えば図7に示されているようにワークWのフランジWF
の長さが短い場合には検出不可能である。また、図8に
示されているように、ワークWのフランジWF の片面に
切り起こしWC がある場合も同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような場合には、
図9に示されているように、検出が可能な1個の後側検
出装置103を用いて曲げ角度の検出(以下、片側検出
という。)を行わざるを得ない。また、加工内容に応じ
て前側検出装置101で行うこともある。このとき、上
記の断面方向の傾き角度θ3 のバラツキが曲げ角度θの
バラツキとなって現れる。この傾き角度θ3 のバラツキ
の原因には主に次の項目があげられる。
【0006】(A).金型(パンチPとダイD)の機械への
取付状態での中心軸の傾き、(B).曲げ荷重による金型の
たわみ、(C).曲げ加工中の金型とワークWの摩擦力の影
響による中心軸の傾き、(D).曲げ加工開始時のワークW
の挿入角度、片側検出で正確な曲げ角度を行う場合に
は、上記の傾き角度θ3 のバラツキを補正する必要があ
るが、今まではこの傾き角度θ3 を正確に検出すること
ができなかったのである。
【0007】この発明の目的は、板金曲げ加工の角度測
定においては片側検出を行った場合でも、傾き角度を正
確に測定すると共にこの傾き角度を自動的に補正するこ
とにより、正確な曲げ角度検出を可能にしたワーク傾き
角度測定方法およびワーク曲げ角度測定方法並びにワー
ク傾き角度測定装置,ワーク曲げ角度測定装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のワーク傾き角度測定方法
は、ワークの前後両サイドに設けた位置センサにて曲げ
られたワークの前後のフランジの位置を検出し、この検
出値に基づき傾斜角度を各々測定し、この測定された各
傾斜角度に基づき、ワークの傾き角度を求めることを特
徴とするものである。
【0009】請求項2によるこの発明のワークげ角度測
定方法は、(1).ワークの前後両サイドに設けた位置セン
サにて曲げられたワークの前後のフランジの位置を検出
し、この検出値に基づき傾斜角度を各々測定する工程、
(2).上記(1)の工程にて測定した各傾斜角度に基づ
き、ワークの傾き角度を求める工程、(3).本曲げ工程に
おいて、ワークを曲げた後、ワークの前後どちらか一方
に設けた位置センサにて角度を測定する工程、(4).上記
(3)の工程にて測定した角度と上記(2)の工程にて
求めたワークの傾き角度に基づいてワークの曲げ角度を
求める工程、とからなることを特徴とするものである。
【0010】請求項3によるこの発明のワーク傾き角度
測定装置は、ワークの前後両サイドに設けた位置センサ
にて曲げられたワークのフランジの位置を検出し、この
検出値に基づき真の垂直線に対するワークのフランジの
傾斜角度を算出する第1算出手段と、この第1算出手段
で算出されたワークのフランジの傾斜角に基づき、ワー
ク全体の傾き角度を算出する第2算出手段と、を有する
ことを特徴とするものである。
【0011】請求項4によるこの発明のワーク傾き角度
測定装置は、請求項3のワーク傾き量測定装置におい
て、ワークの前後両サイドに設けた位置センサが左右方
向へ移動可能であることを特徴とするものである。
【0012】請求項5によるこの発明のワーク曲げ角度
検出装置は、ワークの前後両サイドに設けた位置センサ
にて曲げられたワークのフランジの位置を検出し、この
検出値に基づき、真の垂直線に対するワークのフランジ
の傾斜角度を算出する第1算出手段と、この第1算出手
段で算出されたワークのフランジの傾斜角度に基づき、
ワーク全体の傾き角度を算出する第2算出手段と、この
第2算出手段で算出された傾き角度とワークの前後両サ
イドに設けた位置センサのどちらか一方にて検出した検
出値による角度に基づきワークの曲げ角度を算出する第
3算出手段と、を有することを特徴とするものである。
【0013】請求項6によるこの発明のワーク曲げ角度
測定装置は、請求項5のワーク曲げ角度測定装置におい
て、ワークの前後両サイドに設けた位置センサが左右方
向へ移動可能であることを特徴とするものである。
【0014】したがって、請求項1,3では、ワークの
前後両サイドに設けた位置センサによって曲げられたワ
ークの前後のフランジの位置が検出される。この検出さ
れた検出値が第1算出手段に取り込まれて真の垂直線に
対するワークのフランジの傾斜角度が算出される。この
第1算出手段で算出された傾斜角度が第2算出手段に取
り込まれてワーク全体の傾き角度が正確に測定される。
【0015】また、請求項2,5では、第2演算手段で
算出されたワーク全体の傾き角度が第3算出手段に取り
込まれる。一方、前記ワークの前後両サイドに設けた位
置センサのどちらか一方にて本曲げ工程で曲げられたワ
ークのフランジの位置が検出され、この検出された検出
値が第3算出手段に取り込まれてこの検出値による角度
と前記傾き角度とで実際のワークの曲げ角度が正確に測
定される。したがって、実際のワークの曲げ角度は、ワ
ークの前後両サイドに設けた位置センサの一方(片側)
で測定される。
【0016】請求項4,6では、前記位置センサが左右
方向へ移動可能となっているから、ワークの左右両端,
中央部へ移動されて傾き角度,曲げ角度がそれぞれ測定
される。したがって、ワークの長手方向における傾き角
度,曲げ角度が正確に測定される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1を参照するに、上下動自在な下部テー
ブル1上にはダイホルダ3を介してダイDが取付けられ
ている。このダイDの上方位置には図示省略の固定され
た上部テーブルの下部にパンチPが取付けられている。
【0019】上記構成により、ダイD上にワークWを載
置せしめて下部テーブル1を上昇せしめることによって
パンチPとダイDとの協働でワークWに曲げ加工が行わ
れることになる。なお、下部テーブル1を固定し、上部
テーブルを上下動せしめてワークWに曲げ加工を行うよ
うにしても構わない。
【0020】前記下部テーブル1の前後(図1において
左右)にはガイドレール5,7が左右方向(図1におい
て紙面に対して直交する方向)へ延伸して敷設されてい
る。このガイドレール5,7上にはガイド部材9,11
を介して移動ブロック13,15が設けられている。
【0021】この移動ブロック13,15に前,後側検
出装置17,19が設けられており、この前,後側検出
装置17,19内にはそれぞれ複数の位置センサ(距離
センサ)21が備えられている。しかも前,後側検出装
置17,19の後部にはエアーシリンダ23,25が設
けられている。
【0022】このエアーシリンダ23,25には配管2
7,29を介してエアーソレノイド31,33が接続さ
れている。このエアーソレノイド31,33には配管3
5,37を介してエアー源39が接続されていると共
に、エアーソレノイド31,33は指令部41に接続さ
れている。また、前記各位置センサ21は制御装置43
に接続されている。
【0023】上記構成により、パンチPとダイDとの協
働で曲げられたワークWの前後の傾き角度並びに曲げ角
度を測定する際には、指令部41からの上昇指令によ
り、エアーソレノイド31,33を作動せしめると共
に、エアー源39からエアーを吐出せしめると、配管3
5,37、エアーソレノイド31,33および配管2
7,29を経てエアーシリンダ23,25にエアーが供
給されて前,後側検出装置17,19がそれぞれ単独で
上昇されて各位置センサ21にて曲げられたワークWの
フランジの位置が検出される。この検出された各検出値
が制御装置43に取り込まれて処理されることになる。
【0024】前記移動ブロック13,15がガイドレー
ル5,7に案内されて左右方向へ移動されるから、ワー
クWの左右両端,中央部に前,後側検出装置17,19
が移動位置決めされる。而して、ワークWの左右両端,
中央部におけるワークWの傾き角度,曲げ角度が正確に
測定されるものである。
【0025】前記制御装置43は、図2に示されている
ように、CPU45を備えており、このCPU45には
例えばキーボードなどの入力手段47が接続されている
と共に、前,後側検出装置17,19を同時に又は個々
に選択する検出装置選択手段49が接続されている。ま
た、前記CPU45には種々のデータを例えば表示せし
める出力手段51が接続されていると共に、前記各位置
センサ21が接続されている。
【0026】前記CPU45には例えば図3に示されて
いるように、前側検出装置17の各位置センサ21間の
距離L1 ,後側検出装置19の各位置センサ21間の距
離L2 が予め設定されているから、入力手段47より入
力せしめて一時的に記憶せしめておくメモリ53が接続
されている。また、CPU45には各位置センサ21に
よって検出値すなわち、図3においてワークWのフラン
ジ面までの変位量W1,W2 ,W3 ,W4 が検出され、
この検出値(変位量)W1 〜W4 と前記メモリ53に記
憶されている距離L1 ,L2 を基にして真の垂直線に対
するワークWのフランジの傾斜角度θ1 ,θ2 を算出す
る第1算出手段55が接続されている。
【0027】前記CPU45には第1算出手段55で算
出された傾斜角度θ1 ,θ2 に基づき、ワークWの全体
の傾き角度θ3 を算出せしめる第2算出手段57が接続
されていると共に、この第2算出手段57で算出された
傾き角度θ3 を基にしてワークWの曲げ角度θを算出す
る第3算出手段59が接続されている。
【0028】前記第1算出手段55では、図3(A),
(B)において曲げられたワークWのフランジ面までの
変位量W1 〜W4 が各位置センサ21によって検出され
ることにより、このW1 〜W4 の変位量から、
【数2】 の式でもってワークWのフランジの傾斜角度θ1 ,θ2
が算出されるものである。
【0029】また、前記第2算出手段57では、第1算
出手段55で算出された傾斜角度θ1 ,θ2 を基にして
θ3 =θ2 −θ1 の式より、ワークW全体の傾き角度θ
3 が算出されるものである。
【0030】前記第3算出手段59では、第2算出手段
57で算出された傾き角度θ3 と、実際の本曲げ加工で
曲げられたワークWの前,後側検出装置17,19のど
ちらか一方を作動せしめて求められる傾斜角度θ1 又は
θ2 を基にして、θ=(θ1+θ3 )×2,又はθ=
(θ2 −θ3 )×2の式によって実際の曲げ角度が算出
されるものである。
【0031】次に、図4に示したフローチャートを基に
してワークWの傾き角度,曲げ角度を測定する動作を説
明すると、まず、ステップS1で曲げ加工を行うワーク
Wと同質,同板厚のワークWに試し曲げ加工を行う。こ
のときの曲げ角度は本曲げ加工の曲げ角度と等しい角度
とするのが望ましい。ステップS2で曲げ加工されたワ
ークWのフランジ面までの検出値(変位量)W1 〜W4
を前,後側検出装置17,19の位置センサ21で検出
する。
【0032】ステップS3では検出された検出値(変位
量)W1 〜W4 と予めメモリ53に記憶されている位置
センサ21間の距離L1 ,L2 とを第1算出手段55に
取り込ませて
【数3】 の式により、傾斜角度θ1 ,θ2 を算出する。ステップ
S4で第1算出手段55で算出された傾斜角度θ1 ,θ
2 を第2算出手段57に取り込ませて、ワークWの傾き
角度θ3 がθ3 =θ2 −θ1 の式より算出される。
【0033】ステップS5でワークWに加工条件を入力
せしめて本曲げ加工が行われる。ステップS6で本曲げ
加工されたワークWに前,後側検出装置17,19のう
ちどちらか一方を選択して作動せしめることにより、位
置センサ21で傾斜角度θ1又はθ2 が算出される。ス
テップS7で第2算出手段57で算出された傾斜角度θ
1 又はθ2 を第3算出手段59に取り込ませて、θ=
(θ1 +θ3 )×2又はθ=(θ2 −θ3 )×2の式よ
り実際の曲げ角度θが算出される。 而して、ワークW
の試し曲げ加工でワークWの真の垂直線に対する傾き角
度θ3 を正確に測定することができると共に、本曲げ加
工では前,後側検出装置17,19のどちらか一方を作
動せしめることにより、傾き角度θ3 を考慮してワーク
の実際の曲げ角度を正確に測定することができる。ま
た、前,後側検出装置17,19を左右両端,中央部に
移動位置決めすることによって、ワークWの左右両端,
中央部における傾き角度,曲げ角度を自動的かつ正確に
測定することができる。
【0034】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0035】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態から理解
されるように請求項1,3の発明によれば、ワークの前
後両サイドに設けた位置センサによって曲げられたワー
クの前後のフランジの位置が検出される。この検出され
た検出値が第1算出手段に取り込まれて真の垂直線に対
するワークのフランジの傾斜角度が算出される。この第
1算出手段で算出された傾斜角度が第2算出手段に取り
込まれてワーク全体の傾き角度を正確に測定することが
できる。
【0036】請求項2,5の発明によれば、第2演算手
段で算出されたワーク全体の傾き角度が第3算出手段に
取り込まれる。一方、前記ワークの前後両サイドに設け
た位置センサのどちらか一方にて本曲げ工程で曲げられ
たワークのフランジの位置が検出され、この検出された
検出値が第3算出手段に取り込まれてこの検出値による
角度と前記傾き角度とで実際のワークの曲げ角度を正確
に測定することができる。したがって、実際のワークの
曲げ角度は、ワークの前後両サイドに設けた位置センサ
の一方(片側)で測定せしめることができる。
【0037】請求項4,6の発明によれば、前記位置セ
ンサが左右方向へ移動可能となっているから、ワークの
左右両端,中央部へ移動されて傾き角度,曲げ角度がそ
れぞれ測定される。したがって、ワークの長手方向にお
ける傾き角度,曲げ角度を正確に測定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のワーク傾き角度,曲げ角度を測定す
る装置の側面図である。
【図2】制御装置の構成ブロック図である。
【図3】(A),(B)はワークの傾き角度,曲げ角度
を算出する説明図である。
【図4】ワークの傾き角度,曲げ角度を測定するフロー
チャートである。
【図5】従来の曲げ角度測定装置の側面図である。
【図6】従来の曲げ角度を測定する説明図である。
【図7】従来の曲げられたワークの曲げ角度が測定され
ない一例図である。
【図8】従来の曲げられたワークの曲げ角度が測定され
ない一例図である。
【図9】従来の曲げられたワークの曲げ角度を1個の後
側検出装置で測定する一例図である。
【符号の説明】
1 下部テーブル 13,15 移動ブロック 17 前側検出装置 19 後側検出装置 21 位置センサ 45 制御装置 53 メモリ 55 第1算出手段 57 第2算出手段 59 第3算出手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの前後両サイドに設けた位置セン
    サにて曲げられたワークの前後のフランジの位置を検出
    し、この検出値に基づき傾斜角度を各々測定し、この測
    定された各傾斜角度に基づき、ワークの傾き角度を求め
    ることを特徴とするワーク傾き角度測定方法。
  2. 【請求項2】 (1).ワークの前後両サイドに設けた位置
    センサにて曲げられたワークの前後のフランジの位置を
    検出し、この検出値に基づき各傾斜角度を各々測定する
    工程、 (2).上記(1)の工程にて測定した各傾斜角度に基づ
    き、ワークの傾き角度を求める工程、 (3).本曲げ工程において、ワークを曲げた後、ワークの
    前後どちらか一方に設けた位置センサにて角度を測定す
    る工程、 (4).上記(3)の工程にて測定した角度と上記(2)の
    工程にて求めたワークの傾き角度に基づいてワークの曲
    げ角度を求める工程、 とからなることを特徴とするワーク曲げ角度測定方法。
  3. 【請求項3】 ワークの前後両サイドに設けた位置セン
    サにて曲げられたワークの前後のフランジの位置を検出
    し、この検出値に基づき真の垂直線に対するワークのフ
    ランジの傾斜角度を算出する第1算出手段と、この第1
    算出手段で算出されたワークのフランジの傾斜角度に基
    づき、ワーク全体の傾き角度を算出する第2算出手段
    と、を有することを特徴とするワーク傾き角度測定装
    置。
  4. 【請求項4】 ワークの前後両サイドに設けた位置セン
    サが左右方向へ移動可能であることを特徴とする請求項
    3記載のワーク傾き角度測定装置。
  5. 【請求項5】 ワークの前後両サイドに設けた位置セン
    サにて曲げられたワークの前後のフランジの位置を検出
    し、この検出値に基づき真の垂直線に対するワークのフ
    ランジの傾斜角度を算出する第1算出手段と、この第1
    算出手段で算出されたワークのフランジの傾斜角度に基
    づき、ワーク全体の傾き角度を算出する第2算出手段
    と、この第2算出手段で算出された傾き角度とワークの
    前後両サイドに設けた位置センサのどちらか一方にて検
    出した検出値による角度に基づきワークの曲げ角度を算
    出する第3算出手段と、を有することを特徴とするワー
    ク曲げ角度測定装置。
  6. 【請求項6】 ワークの前後両サイドに設けた位置セン
    サが左右方向へ移動可能であることを特徴とする請求項
    5記載のワーク曲げ角度測定装置。
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