JP4118550B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙幣集積部に集積されたバラ紙幣を束で抜き出して結束部等へ搬送するように構成された紙幣処理装置に係り、とりわけ、紙幣の斜行やはみ出し(ずれ)を検出するための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の紙幣処理装置は、1枚ずつ搬送されてきた紙幣を紙幣集積部に所定枚数(通常100枚)集積した後、束搬送手段によって束で把持して集積部から抜き出し、結束部等へ搬送するようになっている。そして、紙幣集積部に集積されたバラ紙幣を束で抜き出して搬送する際、遮光センサによる紙幣の検出と、搬送手段を駆動するステッピングモータのパルス検出との組合わせによって、バラ紙幣の束における紙幣のずれを検出するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来の紙幣処理装置では、紙幣の短手方向や長手方向におけるはみ出しは検出することができても、抜き出し時の紙幣の斜行は検出することができない。また、ステッピングモータやパルス検出器などを用いるためにコストが高くなってしまう。
【0004】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、紙幣集積部に集積されたバラ紙幣を束で抜き出して搬送する際、紙幣の斜行やはみ出しを精確に検出できる低コストの紙幣処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、バラ紙幣を集積する紙幣集積部と、この集積部に集積された複数のバラ紙幣を束にして把持し、当該集積部から紙幣短手方向に抜き出すと共に、抜き出したバラ紙幣の束を紙幣長手方向に搬送する束搬送手段と、前記束搬送手段によって抜き出されたバラ紙幣の束に対して、その紙幣長手方向両端の直ぐ外側に対応して配置され、それぞれの位置で紙幣の端部を検出可能な一対の端部検出手段と、前記束搬送手段によるバラ紙幣の束の紙幣長手方向への搬送の際、搬送方向側の前記端部検出手段が紙幣の先端部を検出してから後端部を検出するまでの通過時間を計測する計時手段と、前記束搬送手段の搬送速度との関係で、金種ごとの紙幣の長さに応じた前記通過時間を基準通過時間として予め記憶する記憶手段と、前記端部検出手段による紙幣端部の検出の有無に基づいて紙幣の長手方向におけるはみ出しの有無を判定すると共に、前記計時手段によって計測された通過時間を、前記記憶手段に記憶された基準通過時間と比較することで、紙幣の長手方向におけるはみ出しの有無を判定するはみ出し判定手段とを備えた、ことを特徴とする紙幣処理装置である。
【0006】
この第1の発明によれば、束搬送手段によって集積部から抜き出したバラ紙幣の束を紙幣長手方向に搬送する前に、一対の端部検出手段による紙幣端部の検出の有無に基づいて、はみ出し判定手段が紙幣の長手方向におけるはみ出しの有無を判定する。
【0007】
また、束搬送手段によるバラ紙幣の束の紙幣長手方向への搬送の際、計時手段によって束の通過時間が計測される。そして、この計測された通過時間を記憶手段に記憶された基準通過時間と比較することで、はみ出し判定手段が紙幣の長手方向におけるはみ出しの有無を判定する。
【0008】
ここで、一対の端部検出手段が、ある金種の紙幣(例えば1万円紙幣)の長さに対応して配置されている場合、それより短い長さを有する金種の紙幣(例えば千円紙幣)の僅かなはみ出しは検出できなくなる、という不都合が生じ得る。これに対して、上記のように金種ごとの紙幣の長さに応じた基準通過時間を利用して判定を行うことで、金種による紙幣の長さの違いに拘わらず、より厳密な判定を行うことが可能となる。
【0010】
第2の発明は、第1の発明において、前記集積部において紙幣長手方向に間隔を置いて配置され、それぞれの位置で紙幣の端部が通過した時点を検出可能な一対の通過検出手段と、これらの通過検出手段が検出した通過時点のずれに基づいて紙幣の斜行の有無を判定する斜行判定手段とをさらに備えた、ことを特徴とする紙幣処理装置である。
【0011】
この第2の発明によれば、束搬送手段によって集積部からバラ紙幣の束を紙幣短手方向に抜き出す際、一対の通過検出手段が、それぞれの位置で紙幣端部の通過時点を検出する。そして、一対の通過検出手段が検出した通過時点のずれに基づいて斜行判定手段が紙幣の斜行の有無を判定する。
【0012】
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記束搬送手段を駆動する搬送駆動手段と、紙幣処理の異常を報知するための報知手段と、前記判定手段による斜行やはみ出し有りの判定があった場合に、前記駆動手段による前記束搬送手段の駆動を停止させると共に、前記報知手段による異常報知を行うような制御を行う制御手段とをさらに備えたものである。
【0013】
この第3の発明によれば、紙幣の斜行やはみ出しが生じた場合に、束搬送手段の駆動を停止して異常報知を行うことで、その後の紙幣処理に影響を与えることなく、迅速な対処を行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1乃至図3は本発明による紙幣処理装置の実施の形態を示す図である。以下、本実施形態の構成、作用効果および変形例について順次説明する。
【0015】
[構 成]
図1には、本発明による紙幣処理装置の一実施形態の主要部が示されている。この紙幣処理装置は、紙幣束を処理する束紙幣処理部P1と、バラ紙幣を処理するバラ紙幣処理部P2とを備えている。そのうちバラ紙幣処理部P2には、バラ紙幣を集積する紙幣集積部(スタッカ)7が設けられている。この紙幣集積部7へは、図1の左方から図示しない搬送ベルト等によって1枚ずつ搬送されてきた紙幣が集積されるようになっている。
【0016】
また、この紙幣処理装置は、束紙幣処理部P1とバラ紙幣処理部P2との間で移動可能な束搬送手段6を備えている。この束搬送手段6は、バラ紙幣処理部P2において、集積部7に集積された複数のバラ紙幣を束B’にして把持し、当該集積部7から紙幣短手方向に抜き出すと共に、抜き出したバラ紙幣の束B’を束紙幣処理部P1へ紙幣長手方向に搬送するようになっている。図1には、束搬送手段6の把持部のみが示されているが、この把持部は、前方へ延びる3本の把持爪60,62,64を有している。
【0017】
束紙幣処理部P1へ搬送されたバラ紙幣の束B’は、束搬送手段6によって結束部10へ送り込まれるようになっている。この結束部10では、挟持手段11によって挟持されたバラ紙幣の束B’が結束帯Wによって結束され、紙幣束Bとして搬送ベルト12で送り出されるようになっている。なお、束搬送手段6における右端の把持爪64は、結束部10における把持手段11との干渉を避けるために、後方へ揺動待避可能となっている。
【0018】
次に、バラ紙幣処理部P2の紙幣集積部7には、束搬送手段6の3本の把持爪60,62,64に対応した3条の切欠き部70が形成されている。また、この集積部7の一側には、円弧状スリット72に沿って揺動する紙幣揃えレバー74が設けられている。この揃えレバー74は、紙幣の集積中に連続して揺動することで、集積部7内の紙幣を揃えるような機能を有している。そして、集積部7には、紙幣長手方向に間隔を置いて配置された一対の通過検出センサ(通過検出手段)3a,3bが設けられている。この一対の通過検出センサ3a,3bは、それぞれの位置で紙幣の端部が通過した時点を(例えば遮光→透光により光学的に)検出可能に構成されている。
【0019】
また、紙幣集積部7の後方(図1の右方)には、束搬送手段6によって抜き出されたバラ紙幣の束B’に対して、その紙幣長手方向両端の直ぐ外側に対応するように配置された一対の端部検出センサ(端部検出手段)4a,4bが設けられている。この一対の端部検出センサ4a,4bは、それぞれの位置で紙幣の端部を(例えば透光→遮光により光学的に)検出可能に構成されている。
【0020】
次に図2に示すように、この紙幣処理装置は、制御・判定・計時手段としての機能を有する制御部1と、この制御部1に接続された記憶部(記憶手段)2、報知装置(報知手段)5および搬送駆動装置(搬送駆動手段)6Dを備えている。なお、上記の一対の通過検出センサ3a,3bおよび一対の端部検出センサ4a,4bも制御部1に接続されている。
【0021】
まず、判定手段としての制御部1は、一対の通過検出センサ3a,3bが検出した通過時点のずれに基づいて紙幣の斜行の有無を判定する機能を有している。すなわち、両通過検出センサ3a,3bが検出した通過時点に(所定の許容範囲を超えた)ずれがある場合は、バラ紙幣の束B’に紙幣の斜行が有るものと判定される。例えば、図1に二点差線で示すように斜行したバラ紙幣の束B’が有った場合、一対の通過検出センサ3a,3b同士の間で、距離Aに相当する通過時点のずれが生じることになる。
【0022】
また、判定手段としての制御部1は、一対の端部検出センサ4a,4bによる紙幣端部の検出の有無に基づいて紙幣の長手方向におけるはみ出しの有無を判定する機能を有している。すなわち、いずれかの端部検出センサ4a,4bによる紙幣端部の検出が有った場合は、バラ紙幣の束B’に紙幣の長手方向におけるはみ出しが有るものと判定される。
【0023】
なお、ここでいう「はみ出し」には、束搬送手段6によるバラ紙幣の束B’の所定の把持位置に対して、束B’全体の位置がずれている場合(図1)と、束B’の中の何枚かの紙幣の位置がずれている場合の両方が含まれる。図3(a)は、後者の例として、束B’を構成するバラ紙幣Sのうち1枚の紙幣S’が長手方向にはみ出している場合を模式的に示している。例えば、図3(b)のように集積部7内で一端の反っていた紙幣S’が、抜き出し後に図3(a)のように伸びるような場合は、上記紙幣揃えレバー74の動作にも拘わらず、一部の紙幣S’の長手方向のはみ出しが生ずることになる。
【0024】
次に、計時手段としての制御部1は、束搬送手段6による紙幣長手方向への搬送の際、搬送方向側の端部検出センサ4aが紙幣の先端部を検出してから後端部を検出するまで(例えば透光→遮光→透光)の「通過時間」を計測する機能を有している。
【0025】
ここで、上記記憶部2は、金種ごとの紙幣の長さに応じた通過時間を「基準通過時間」として予め記憶している。すなわち、一般に紙幣の長さは1万円や千円等の金種ごとに少しずつ異なっている。そして、バラ紙幣の束B’に紙幣の長手方向におけるはみ出しがないものと仮定すれば、束搬送手段6の搬送速度との関係で、金種ごとの紙幣の長さに応じた通過時間が「基準通過時間」として定められる。
【0026】
そして、判定手段としての制御部1は、計測された通過時間を、記憶部2に記憶された基準通過時間と比較することで、紙幣の長手方向におけるはみ出し(ここでは束B’全体がずれてる場合を除く)の有無を判定する機能も有している。すなわち、計測された通過時間が基準通過時間よりも(所定の許容範囲を超えて)長かった場合は、バラ紙幣の束B’に紙幣の長手方向におけるはみ出しが有るものと判定される。
【0027】
次に、上記搬送駆動装置6Dは、制御手段としての制御部1による制御の下で束搬送手段6を駆動して、束搬送手段6に上記のような搬送動作を行わせるようになっている。また、上記報知装置5は、制御手段としての制御部1による制御の下で、紙幣処理装置における紙幣処理の異常を報知するためのものである。その報知の形態としては、画面による表示、ランプ類の点灯や点滅などの他、ブザーや音声によるものなども考えられる。
【0028】
そして、制御手段としての制御部1は、(判定手段としての制御部1により)斜行やはみ出し有りと判定された場合に、駆動装置6Dによる束搬送手段6の駆動を停止させると共に、報知装置5による異常報知を行うような制御を行うように構成されている。
【0029】
[作用効果]
次に、以上のような構成よりなる本実施形態の作用効果について説明する。
【0030】
まず、バラ紙幣処理部P2において、束搬送手段6によって集積部7からバラ紙幣の束B’を紙幣短手方向に抜き出す際、一対の通過検出センサ3a,3bが、それぞれの位置で紙幣端部の通過時点を検出する。そして、一対の通過検出センサ3a,3bが検出した通過時点のずれに基づいて、判定手段としての制御部1が紙幣の斜行の有無を判定する。
【0031】
また、束搬送手段6によって集積部7から抜き出したバラ紙幣の束B’を束紙幣処理部P1へ紙幣長手方向に搬送する前に、一対の端部検出センサ4a,4bによる紙幣端部の検出の有無に基づいて、判定手段としての制御部1が紙幣の長手方向におけるはみ出しの有無を判定する。
【0032】
これらにより、紙幣集積部7に集積されたバラ紙幣を束で抜き出して搬送する際の紙幣の斜行と、紙幣の長手方向におけるはみ出しとを精確に検出する低コストの紙幣処理装置を提供することが可能となる。
【0033】
ここで、上記のような一対の端部検出センサ4a,4bによる紙幣端部の検出だけでは、次のような不都合が生じ得る。すなわち、ある金種の紙幣(例えば1万円紙幣)の長さに対応して一対の端部検出センサ4a,4bが配置されている場合、それより短い長さを有する金種の紙幣(例えば千円紙幣)の僅かなはみ出しは検出できなくなってしまう。
【0034】
そこで、本実施形態では、束搬送手段6による紙幣長手方向への搬送の際、計時手段としての制御部1によって束の通過時間が計測される。そして、この計測された通過時間を記憶部2に記憶された基準通過時間と比較することで、判定手段としての制御部1が紙幣の長手方向におけるはみ出しの有無を判定する。これにより、上記のような不都合を回避して、金種による紙幣の長さの違いに拘わらず、より厳密な判定を行うことが可能となる。
【0035】
また、紙幣の斜行やはみ出しが生じた場合に、制御手段としての制御部1が束搬送手段6の駆動を停止すると共に報知装置5による異常報知を行うことで、その後の紙幣処理に影響を与えることなく、迅速な対処を行うことが可能となる。
【0036】
[変形例]
上記実施形態において、一対の通過検出センサ3a,3bによって紙幣の斜行を検出する場合について説明したが、これらの通過検出センサ3a,3bによって紙幣の短手方向のはみ出しを検出することも可能である。例えば、上述した紙幣長手方向の通過時間に基づくはみ出し検出の場合と同様にして、束搬送手段6による集積部7からのバラ紙幣の束B’の抜き出し開始から、通過検出センサ3a,3bの検出した紙幣端部の通過時点までの経過時間に基づいて、幣の短手方向のはみ出しを検出することも可能である。
【0037】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、束搬送手段によって集積部から抜き出したバラ紙幣の束を紙幣長手方向に搬送する前に、一対の端部検出手段による紙幣端部の検出の有無に基づいてはみ出し判定手段が紙幣の長手方向におけるはみ出しの有無を判定する。また、束搬送手段によるバラ紙幣の束の紙幣長手方向への搬送の際、計時手段によって、搬送方向側の端部検出手段についての束の紙幣先端部から後端部までの通過時間が計測される。そして、この計測された通過時間を記憶手段に記憶された基準通過時間と比較することで、はみ出し判定手段が紙幣の長手方向におけるはみ出しの有無を判定する。これにより、紙幣集積部に集積されたバラ紙幣を束で抜き出して搬送する際、紙幣の長手方向におけるはみ出しを精確に検出する低コストの紙幣処理装置を提供することが出来る。また、後者のように金種ごとの紙幣の長さに応じた基準通過時間を利用して判定を行うことで、金種による紙幣の長さの違いに拘わらず、より厳密な判定を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紙幣処理装置の一実施形態の主要部を模式的に示す平面図。
【図2】図1に示す紙幣処理装置の制御系を示すブロック図。
【図3】バラ紙幣の束からはみ出した紙幣を説明するための模式的な断面図であって、(a)はバラ紙幣の束のみを示す図、(b)は(a)の束が紙幣集積部内にある状態を示す図。
【符号の説明】
1 制御部(制御・判定・計時手段)
2 記憶部(記憶手段)
3a,3b 通過検出センサ(通過検出手段)
4a,4b 端部検出センサ(端部検出手段)
5 報知装置(報知手段)
6 束搬送手段
6D 搬送駆動装置(搬送駆動手段)
7 紙幣集積部
S バラ紙幣
B’ バラ紙幣の束
B 紙幣束(結束済)
P1 束紙幣処理部
P2 バラ紙幣処理部
Claims (3)
- バラ紙幣を集積する紙幣集積部と、
この集積部に集積された複数のバラ紙幣を束にして把持し、当該集積部から紙幣短手方向に抜き出すと共に、抜き出したバラ紙幣の束を紙幣長手方向に搬送する束搬送手段と、
前記束搬送手段によって抜き出されたバラ紙幣の束に対して、その紙幣長手方向両端の直ぐ外側に対応して配置され、それぞれの位置で紙幣の端部を検出可能な一対の端部検出手段と、
前記束搬送手段によるバラ紙幣の束の紙幣長手方向への搬送の際、搬送方向側の前記端部検出手段が紙幣の先端部を検出してから後端部を検出するまでの通過時間を計測する計時手段と、
前記束搬送手段の搬送速度との関係で、金種ごとの紙幣の長さに応じた前記通過時間を基準通過時間として予め記憶する記憶手段と、
前記端部検出手段による紙幣端部の検出の有無に基づいて紙幣の長手方向におけるはみ出しの有無を判定すると共に、前記計時手段によって計測された通過時間を、前記記憶手段に記憶された基準通過時間と比較することで、紙幣の長手方向におけるはみ出しの有無を判定するはみ出し判定手段と
を備えた、ことを特徴とする紙幣処理装置。 - 前記集積部において紙幣長手方向に間隔を置いて配置され、それぞれの位置で紙幣の端部が通過した時点を検出可能な一対の通過検出手段と、
これらの通過検出手段が検出した通過時点のずれに基づいて紙幣の斜行の有無を判定する斜行判定手段と
をさらに備えた、ことを特徴とする請求項1記載の紙幣処理装置。 - 前記束搬送手段を駆動する搬送駆動手段と、
紙幣処理の異常を報知するための報知手段と、
前記判定手段による斜行やはみ出し有りの判定があった場合に、前記駆動手段による前記束搬送手段の駆動を停止させると共に、前記報知手段による異常報知を行うような制御を行う制御手段と
をさらに備えた、ことを特徴とする請求項1又は2記載の紙幣処理装置。
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