JPWO2009028071A1 - 紙葉類処理機 - Google Patents
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Abstract
紙葉類処理機1において、取込部10によって筐体92内に取り込まれた紙葉類を集積するための集積部30、40が筐体92内に少なくとも2つ設けられている。搬送部20において搬送される紙葉類のうち、識別部28により集積部30、40に収容すべきであると判定された紙葉類を、分岐部60、62により搬送部20から分岐させて各集積部30、40に送る。分岐部60、62よりも下流側においてリジェクト部50が搬送部20に接続されており、このリジェクト部50には、分岐部60、62により搬送部20から分岐させられなかった紙葉類が送られる。
Description
本発明は、外部から紙葉類を1枚ずつ内部に取り込み、この内部に取り込まれた紙葉類を複数の集積部に分類して収容することができる紙葉類処理機に関する。
従来より、顧客から預かった紙幣を金種別に分類して内部に収容することができるような紙幣処理機が知られている。このような紙幣処理機においては、紙幣の入金動作を行う際に、まず紙幣がホッパに受け入れられ、このホッパに受け入れられた紙幣は紙幣繰出装置により1枚ずつ紙幣処理機の内部に繰り入れられるようになっている。
紙幣処理機の内部に繰り入れられた紙幣は、まず、搬送路に介設された識別部により正損、真偽、金種、方向、表裏、搬送状態等が検知される。その後、識別部において識別を行うことができなかった紙幣(例えば、破損した紙幣である損券等)や、識別が行われたが異常搬送状態(例えば、斜行等)にあるため集積部への収容対象から除外された紙幣は、紙幣処理機の内部に設けられたリジェクト部に送られる。なお、紙幣処理機の内部に取り込まれた紙幣のうち、識別部においてリジェクト部に送られるべきであると判定された紙幣を、「リジェクト紙幣」という。
一方、紙幣処理機の内部に収容すべきであると識別部により判定された紙幣は、識別部による識別結果に基づいて例えば金種別に仕分けされ、各金種に対応する集積部に選択的に送られる。このようにして、紙幣処理機のホッパに受け入れられた紙幣は金種別に分けられてこの紙幣処理機に収容されることとなる。
なお、上述のような紙幣処理機としては、例えば日本国特許公開公報である特開2003−276875号公報に開示されるものが知られている。
ここで、上述のような紙幣処理機においては、ホッパから集積部への搬送路の途中部分において識別部よりも下流側の位置に分岐部材が設けられている。この分岐部材は例えば爪形状のものからなり、搬送路で搬送される紙幣を選択的に搬送路から分岐させるようになっている。そして、識別部によってリジェクト紙幣と判定された紙幣はこの分岐部材により搬送路から分岐させられてリジェクト部に送られるようになっている。一方、紙幣処理機の内部に収容すべきであると識別部により判定された紙幣は、分岐部材により搬送路から分岐させられることなく、そのまま搬送路に沿って搬送されて最後に各集積部に搬送されるようになっている。このように、分岐部材が搬送路の途中に設けられ、リジェクト紙幣がこの分岐部材により搬送路から分岐させられてリジェクト部に送られる理由は、リジェクト紙幣には斜行等の異常搬送状態にある紙幣や、破損した紙幣である損券等が含まれるため、このような紙幣を早期に搬送路から排除するためである。
しかしながら、このような紙幣処理機においては、例えば爪形状からなる分岐部材により搬送路から分岐させられたリジェクト紙幣はその直後に、分岐部材の形状に起因して大きく湾曲させられる。例えば、特開2003−276875号公報に示される紙幣処理機においては、分岐部材(ゲートG1)により搬送路から分岐させられたリジェクト紙幣はその直後に約90°の角度に湾曲させられる。ここで、異常搬送状態にある紙幣や損券等の紙幣は、搬送路から分岐させられたあと大きく湾曲させられたときにジャム(紙詰まり)が発生し、紙幣処理機が停止してしまうという問題がある。また、このようなジャムを解除するためには、紙幣処理機の筐体をオペレータが開いて、ジャム状態にある紙幣を手動で取り除く必要があり、紙幣処理機の復旧に時間がかかるという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、搬送部からリジェクト部へリジェクト紙葉類を搬送する際にジャム(紙詰まり)が発生しにくくなり、このためスループットを向上させることができる紙葉類処理機を提供することを目的とする。
本発明の紙葉類処理機は、筐体と、紙葉類を外部から前記筐体内に1枚ずつ取り込む取込部と、前記筐体内に設けられ、前記取込部によって取り込まれた紙葉類を当該筐体内で1枚ずつ順次搬送する搬送部と、前記搬送部に介設され、当該搬送部において搬送される紙葉類の識別を行う識別部と、前記筐体内に少なくとも2つ設けられ、前記取込部によって筐体内に取り込まれた紙葉類をそれぞれ集積するための集積部と、前記識別部よりも下流側において前記搬送部に介設され、当該搬送部において搬送される紙葉類のうち一部の紙葉類をこの搬送部から分岐させて前記集積部に送るような分岐部と、前記分岐部よりも下流側において前記搬送部に接続され、前記分岐部により前記搬送部から分岐させられなかった紙葉類が送られるリジェクト部と、前記識別部による紙葉類の識別結果に基づいて、集積部に収容すべきであると判定された紙葉類を前記搬送部から分岐させて前記各集積部に送るよう前記分岐部を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
このような紙葉類処理機によれば、取込部によって筐体内に取り込まれた紙葉類を集積するための集積部が筐体内に少なくとも2つ設けられており、搬送部において搬送される紙葉類のうち、集積部に収容すべきであると判定された紙葉類(例えば、正常であると識別された紙葉類)を分岐部により搬送部から分岐させて各集積部に送るようになっている。このため、取込部により筐体内に取り込まれた紙葉類のうち、識別部において識別を行うことができなかった紙葉類(例えば、破損した紙葉類である損券等)や識別が行われたが異常搬送状態にあるため集積部への収容対象から除外された紙葉類等の、筐体内から除去されるべき紙葉類(リジェクト紙葉類)であると識別部により判定された紙葉類は、分岐部により搬送部から分岐させられることなくそのまま搬送部により搬送されてリジェクト部へ送られることとなる。このため、このようなリジェクト紙葉類は分岐部近傍において大きく湾曲させられることがない。このことにより、搬送部からリジェクト部へリジェクト紙葉類を搬送する際にジャム(紙詰まり)が発生しにくくなり、紙葉類処理機におけるスループットを向上させることができる。
本発明の紙葉類処理機においては、前記搬送部から前記リジェクト部に紙葉類が送られる際に、前記搬送部における前記リジェクト部へ送り出される直前の紙葉類の搬送方向と略同一方向に、前記搬送部から前記リジェクト部に紙葉類が放出されるようになっていることが好ましい。このような紙葉類処理機によれば、搬送部からリジェクト部へリジェクト紙葉類は湾曲させられることなく放出されるので、搬送部からリジェクト部へリジェクト紙葉類を搬送する際にジャム(紙詰まり)がより一層発生しにくくなる。
本発明の紙葉類処理機においては、前記搬送部は、略水平方向に延びる第1搬送機構と、前記第1搬送機構よりも下方において略水平方向に延びる第2搬送機構と、前記第1搬送機構および前記第2搬送機構の間に設けられた中間搬送機構と、を有し、前記取込部により外部から取り込まれた紙葉類は前記第1搬送機構、前記中間搬送機構、前記第2搬送機構の順に搬送されるようになっていることが好ましい。このことにより、紙葉類は第1搬送機構および第2搬送機構において略水平方向に搬送されて当該紙葉類は湾曲させられることがないので、搬送部における紙葉類のジャムの発生、とりわけリジェクト紙葉類のジャムの発生をより一層抑制することができる。また、この場合は、紙葉類は第1搬送機構から第2搬送機構へと上方の位置から下方の位置に搬送されるので、紙葉類は重力に反する方向に搬送されることはなく、紙葉類を下方の位置から上方の位置に搬送しなければならない場合と比較して、当該紙葉類を搬送中に搬送ベルト等で常時グリップする(捉える)必要がなくなり、搬送部において更にジャムが発生しにくくなる。なお、前記搬送部は略U字形状となっていることが更に好ましい。
また、上述の紙葉類処理機においては、前記識別部は前記第1搬送機構に配置されていることが好ましい。また、前記分岐部は前記第2搬送機構に配置され、前記リジェクト部は前記第2搬送機構の下流側端部に接続されていることが好ましい。
本発明の紙葉類処理機においては、前記リジェクト部は前記取込部の下方に設けられていることが好ましい。このことにより、紙葉類は上方の位置から下方の位置に搬送されるので、紙葉類は重力に反する方向に搬送されることがないようにすることができ、紙葉類を下方の位置から上方の位置に搬送しなければならない場合と比較して、紙葉類を搬送中に搬送ベルト等で常時グリップする(捉える)必要がなくなり、搬送部において更にジャムが発生しにくくなる。また、リジェクト部に送られたリジェクト紙葉類を再び識別部により識別させようとする場合、リジェクト部の上方に取込部が設けられているので、このリジェクト紙葉類を取込部に再セットしやすくなる。
本発明の紙葉類処理機においては、前記制御部は、更に、前記識別部により集積部に収容すべきであると判定された紙葉類を前記集積部に送ることができなくなった場合に、前記搬送部にある紙葉類を前記リジェクト部に送るよう前記搬送部および前記分岐部の制御を行うことが好ましい。このような紙葉類処理機によれば、例えば識別部により集積部に収容すべきであると判定された紙葉類(例えば、正常であると識別された紙葉類)が分岐部により搬送路から分岐させられた後、集積部の入口等で紙葉類が詰まってしまったり、紙葉類が搬送部で停滞してしまったりして、筐体内に取り込まれた紙葉類をこれ以上集積部に送ることができなくなった場合に、搬送部に残存する紙葉類をリジェクト部に送ることができるようになる。このため、搬送部に残存する紙葉類を取り除くにあたり、紙葉類処理機の筐体をオペレータが開いて紙葉類を手動で取り除く必要がなくなるので、紙葉類処理機の復旧にかかる時間を短縮することができる。
本発明の紙葉類処理機においては、前記搬送部には、当該搬送部において搬送される紙葉類の検知を行う検知部が設けられており、前記制御部は、更に、前記検知部により前記搬送部において紙葉類が滞留していることが検知された場合に、前記搬送部にある紙葉類を前記リジェクト部に送るよう前記搬送部および前記分岐部の制御を行うことが好ましい。このような紙葉類処理機によれば、例えば搬送部においてジャムが発生し、この搬送部において紙葉類が滞留してしまい集積部に紙葉類が送られないようになってしまった場合であっても、このようなジャムを解消するにあたり、搬送部に残存する紙葉類をリジェクト部に送ることで、紙葉類処理機の筐体をオペレータが開いて紙葉類を手動で取り除く必要がなくなるので、紙葉類処理機の復旧にかかる時間を短縮することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態において、紙幣を処理するための紙幣処理機として本発明の紙葉類処理機を用いた場合について説明を行っている。しかしながら、本発明の紙葉類処理機の処理対象となる紙葉類を紙幣以外のもの(例えば小切手)とすることもできる。
まず、図1および図2により、本実施の形態の紙幣処理機の全体構成について説明する。
図1は、本実施の形態における紙幣処理機1の外観を示す斜視図である。図1に示すように、紙幣処理機1は、略直方体形状の筐体92、ホッパ11、第1の集積部(第1のスタッカ)30、第2の集積部(第2のスタッカ)40およびリジェクト部50を備えている。
また、図2は、図1に示す紙幣処理機1の内部構成の概略を示す概略構成図であり、主に搬送系とセンサ系を示している。図2に示すように、紙幣処理機1の筐体92内には搬送部20が設けられており、この搬送部20により、筐体92内で紙幣が1枚ずつ順次搬送されるようになっている。また、紙幣処理機1には制御部90が設けられており、この制御部90が搬送部22や分岐部材60、62等の制御を行うようになっている。
以下、このような構成からなる紙幣処理機1の各構成要素の詳細について説明する。
ホッパ11は、オペレータによって複数の紙幣が積層状態で載置されるようになっており、紙幣繰出装置(取込部)10によってこのホッパ11に収容された紙幣が1枚ずつ紙幣処理機1の筐体92の内部に繰り入れられるようになっている。
紙幣繰出装置10は、紙幣の繰り出しを行うフィードローラ12、フィードローラ12に対向するよう設けられ当該フィードローラ12との間にゲート部を形成するゲートローラ(逆転ローラ)14、およびホッパ11に収容された紙幣をフィードローラ12に蹴り出すキッカローラ16、18から構成されている。なお、図2においてはキッカローラ16、18が前後に2つ設けられた例について図示しているが、このような例に限定されることはなく、キッカローラが一つ(例えばキッカローラ16)のみ設けられるようになっていてもよい。紙幣繰出装置10により筐体92内に取り込まれた紙幣は搬送部20により搬送されるようになっている。
搬送部20は、略水平方向に延びる上部搬送機構(第1搬送機構)22と、上部搬送機構22よりも下方において略水平方向に延びる下部搬送機構(第2搬送機構)24と、上部搬送機構22および下部搬送機構24の間に設けられた中間搬送機構26とを有している。図2に示すように、各搬送機構22、24、26からなる搬送部20は略U字形状となっている。ここで、紙幣繰出装置10により筐体92の内部に取り込まれた紙幣は、上部搬送機構22、中間搬送機構26、下部搬送機構24の順に1枚ずつ搬送されるようになっている。上部搬送機構22、中間搬送機構26および下部搬送機構24はそれぞれ、ベルト搬送機構が組み合わされたものからなる。ベルト搬送機構は、一対または3以上のローラおよび各ローラに張架された例えばゴムベルトから構成されている。
図2に示すように、搬送部20の上部搬送機構22には識別部28が介設されている。この識別部28は、上部搬送機構22において搬送される紙幣の正損、真偽、金種、方向、表裏、搬送状態等を検知するようになっている。ここで、紙幣の搬送状態とは、紙幣が斜行していないか、紙幣が重送していないか、前後の紙幣が連鎖していないか、等のことをいう。識別部28による識別結果に係る情報は制御部90に送られるようになっている。
図2に示すように、搬送部20の下部搬送機構24の更に下方には、2つの集積部30、40が並列に配設されている。各集積部30、40は、筐体92内に取り込まれた紙幣のうち識別部28により正常であると判定された紙幣を積層状態で収容するようになっている。図1に示すように、各集積部30、40に集積された紙幣はオペレータにより自在に取り出し可能となっている。
また、図2に示すように、各集積部30、40は、紙幣の束を斜めに傾いた状態で収容するようになっている。なぜならば、各集積部30、40に収容された紙幣の束を取り出す際に、この紙幣の束が斜めに傾いた状態で集積されていることにより、各集積部30、40の側壁30a、40aにおいて紙幣の幅方向における位置を揃えることができるからである。
また、図2に示すように、下部搬送機構24には、2つの分岐部材60、62が直列に設けられている。各分岐部材60、62は、例えば爪形状のものからなり、下部搬送機構24において搬送される紙幣のうち一部の紙幣をこの下部搬送機構24から分岐させてそれぞれ分岐ライン34、44に送るようになっている。分岐ライン34、44はそれぞれ第1の集積部30、第2の集積部40に接続されており、各分岐部材60、62により下部搬送機構24から分岐させられた紙幣はそれぞれ各分岐ライン34、44を経て第1の集積部30、第2の集積部40に送られるようになっている。なお、分岐ライン34、44は、分岐部材60、62の形状に起因して当該分岐部材60、62の近傍において大きく湾曲するようになっている。
また、第1の集積部30および第2の集積部40にはそれぞれ羽根車32、42が設けられている。各羽根車32、42は、各分岐ライン34、44から各集積部30、40内に向かって放出される紙幣を、隣り合う羽根部分32a(または42a)の間のスペースに受け入れ、紙幣の向きや位置が整えられた状態でこの紙幣を各集積部30、40に収容させる機能を有している。
下部搬送機構24の下流側端部には、紙幣の繰り出しを行う放出ローラ54および放出ローラ54に対向するよう設けられた対向ローラ56が設けられている。そして、下部搬送機構24の下流側端部に送られた紙幣は、この放出ローラ54と対向ローラ56の間から放出されるようになっている。そして、この放出させられた紙幣は、放出ローラ54の近傍に設けられた回転式の札叩きゴム55によりリジェクト部50に集積されるようになっている。このような回転式の札叩きゴム55によって、放出ローラ54と対向ローラ56の間から放出させられた紙幣の後端縁が叩かれることによりリジェクト部50においてリジェクト紙幣を集積しやすくなる。
図1および図2に示すようにリジェクト部50にはストッパ52が設けられている。このストッパ52により、放出ローラ54と対向ローラ56の間から放出された紙幣がリジェクト部50からはみ出して筐体92外へ放出されるのが防止される。ストッパ52は図2の時計回りに手動で回転させることができるようになっており、オペレータが手動でこのストッパ52を図2の時計回りに回転させることにより、リジェクト部50に収容された紙幣を自在に取り出すことができるようになっている。
図1および図2に示すようにリジェクト部50にはストッパ52が設けられている。このストッパ52により、放出ローラ54と対向ローラ56の間から放出された紙幣がリジェクト部50からはみ出して筐体92外へ放出されるのが防止される。ストッパ52は図2の時計回りに手動で回転させることができるようになっており、オペレータが手動でこのストッパ52を図2の時計回りに回転させることにより、リジェクト部50に収容された紙幣を自在に取り出すことができるようになっている。
なお、放出ローラ54と対向ローラ56の間からリジェクト部50に紙幣が放出される際に、下部搬送機構24における放出ローラ54の直前の紙幣の搬送方向と略同一方向に、すなわち略水平方向に、放出ローラ54と対向ローラ56の間から紙幣が放出されるようになっている。
次に、紙幣処理機1のセンサ系について説明する。図2に示すように、紙幣繰出装置10には、ホッパ11に紙幣が載置されているか否かを検知するセンサ70が設けられている。また、搬送部20における上部搬送機構22の入口部分にはセンサ71が設けられており、このセンサ71は、紙幣が筐体92内に確実に取り込まれたことを検知するようになっている。センサ72は識別部28の一部を構成する透過センサからなり、このセンサ72は光の透過率により紙幣の金種や真偽等を検知するようになっている。
センサ73、74、75はそれぞれ搬送部20における下部搬送機構24に直列に配設されており、各センサ73、74、75の間に分岐部材60、62が位置するようになっている。センサ73は分岐部材60の上流側に設置されており、下部搬送機構24において搬送される全ての紙幣を検知するようになっている。一方、センサ74は分岐部材60の下流側に設置されており、下部搬送機構24において搬送される紙幣のうち分岐部材60により分岐させられなかった紙幣のみを検知するようになっている。また、センサ75は分岐部材62の下流側に設置されており、下部搬送機構24において搬送される紙幣のうち分岐部材62により分岐させられなかった紙幣のみを検知するようになっている。
センサ76、77はそれぞれ分岐ライン34、44に設けられており、それぞれ、下部搬送機構24から分岐させられて各分岐ライン34、44に送られた紙幣を検知するようになっている。
第1の集積部30、第2の集積部40の中段部分にはそれぞれセンサ78、79が設けられている。各センサ78、79は、各集積部30、40において紙幣が立位状態となる等、紙幣が各集積部30、40において異常状態で集積されたときにこのことを検知するようになっている。さらに、第1の集積部30、第2の集積部40の下段部分にはそれぞれセンサ80、81が設けられている。各センサ80、81は、各集積部30、40に紙幣が収容されているか否かを検知するようになっている。また、リジェクト部50にもセンサ82が設けられており、このセンサ82は、リジェクト部50に紙幣が収容されているか否かを検知するようになっている。
各センサ70〜82はそれぞれ制御部90に接続されており、各センサ70〜82による検知結果は制御部90に送られるようになっている。
制御部90は、各センサ70〜82による紙幣の検知結果および識別部28による紙幣の識別結果に基づいて、紙幣繰出装置10、搬送部20の各搬送機構22、24、26および分岐部材60、62等を制御するようになっている。具体的には、制御部90は、識別部28による紙幣の識別結果に基づいて、正常であると判定された紙幣を下部搬送機構24から分岐させて集積部30、40のいずれか一方に送るよう分岐部材60、62を制御するようになっている。この制御部90による制御内容の更なる詳細については後述する。
次に、このような構成からなる紙幣処理機1の動作について説明する。
まず、オペレータにより、複数の紙幣が積層状態でホッパ11に載置される。ホッパ11に収容された紙幣は紙幣繰出装置10によって1枚ずつ紙幣処理機1の筐体92の内部に繰り入れられる。筐体92の内部に取り込まれた紙幣は搬送部20により搬送される。具体的には、筐体92の内部に取り込まれた紙幣は、上部搬送機構22、中間搬送機構26、下部搬送機構24の順に搬送される。
紙幣が上部搬送機構22により搬送される際に、この紙幣は識別部28により正損、真偽、金種、方向、表裏、搬送状態等が検知される。ここで、識別部28において識別を行うことができなかった紙幣(例えば、破損した紙幣である損券等)や、識別が行われたが異常搬送状態(例えば、斜行等)にあるため集積部30、40への収容対象から除外された紙幣は、「リジェクト紙幣」と判定され、リジェクト部50に送るべき対象とされる。一方、識別部28において、予め設定された所定の条件を満たし正常であると判定された紙幣は各集積部30、40に収容すべき対象とされる。
その後、紙幣は上部搬送機構22から中間搬送機構26を経て下部搬送機構24に送られる。そして、下部搬送機構24により搬送される紙幣のうち、一部の紙幣は分岐部材60、62によりこの下部搬送機構24から分岐させられて各集積部30、40に送られることとなる。以下、下部搬送機構24における各分岐部材60、62の動作について図3乃至図5を用いて詳述する。なお、上述のように、以下のような下部搬送機構24および各分岐部材60、62の動作は制御部90により制御される。
ホッパ11に収容された紙幣が紙幣繰出装置10により筐体92内に繰り入れられる前の状態のときには、各分岐部材60、62は図3に示すように下部搬送機構24から紙幣を分岐ライン34、44に分岐させないような位置にある。
次に、ホッパ11に収容された紙幣は筐体92内に取り込まれ、識別部28により識別される。識別部28において、例えば日本国紙幣の金種や正損が識別されるようパターン設定が行われていた際に、この識別部28による識別結果が「正常な千円札」であった場合には、当該紙幣がセンサ73により検知されたときに図4に示すように分岐部材60が駆動され、下部搬送機構24により搬送される紙幣はこの下部搬送機構24から分岐させられて分岐ライン34に送られる。この分岐ライン34に送られた紙幣は最終的には第1の集積部30に収容される。その後、筐体92内に取り込まれる紙幣として正常な千円札が続いた場合には、分岐部材60、62の位置は図4に示す位置に維持される。
一方、筐体92内に取り込まれた紙幣について、識別部28による識別結果が「正常な万円札」であった場合には、当該紙幣がセンサ73により検知されたときに図5に示すように分岐部材62が駆動され、下部搬送機構24により搬送される紙幣はこの下部搬送機構24から分岐させられて分岐ライン44に送られる。この際に、分岐部材60は、下部搬送機構24により搬送される紙幣を分岐させないような位置に維持される。そして、分岐ライン44に送られた紙幣は最終的には第2の集積部40に収容される。その後、筐体92内に取り込まれる紙幣として正常な万円札が続いた場合には、分岐部材60、62の位置は図5に示す位置に維持される。
図4や図5に示す位置に分岐部材60、62がある場合において、上部搬送機構22において搬送されるある紙幣の識別部28による識別結果が「リジェクト紙幣」であった場合には(具体的には、識別部28において識別を行うことができなかった紙幣(例えば、破損した紙幣である損券等)や、識別が行われたが異常搬送状態(例えば、斜行等)にあるため集積部30、40への収容対象から除外された紙幣、あるいは二千円札や五千円札が識別部28により識別された場合には)、当該紙幣がセンサ73により検知されたときに、各分岐部材60、62は図3に示す位置に移動し、この紙幣はリジェクト部50に送られる。
下部搬送機構24において搬送される紙幣が各集積部30、40に送られたか、あるいはリジェクト部50に送られたかについては、センサ75、76、77、80、81、82等の検知結果により判断される。
以上のように本実施の形態の紙幣処理機1によれば、紙幣繰出装置10によって筐体92内に取り込まれた紙幣を集積するための集積部30、40が筐体92内に少なくとも2つ設けられており、搬送部20において搬送される紙幣のうち、集積部30、40に収容すべきであると判定された紙幣(例えば、正常であると判定された紙幣)を分岐部材60、62により搬送部20から分岐させて各集積部30、40に送るようになっている。
このため、紙幣繰出装置10により筐体92内に取り込まれた紙幣のうち、識別部28において識別を行うことができなかった紙幣(例えば、破損した紙幣である損券等)や識別が行われたが異常搬送状態にあるため集積部30、40への収容対象から除外された紙幣等の、筐体92内から除去されるべき紙幣(リジェクト紙幣)であると識別部28により判定された紙幣は、分岐部材60、62により搬送部20から分岐させられることなくそのまま搬送部20において搬送されてリジェクト部50へ送られることとなる。このため、このようなリジェクト紙幣は分岐部材60、62近傍において大きく湾曲させられることがない。このことにより、搬送部20からリジェクト部50へリジェクト紙幣を搬送する際にジャム(紙詰まり)が発生しにくくなり、紙幣処理機1におけるスループットを向上させることができる。
また、下部搬送機構24からリジェクト部50に紙幣が送られる際に、下部搬送機構24におけるリジェクト部50へ送り出される直前の紙幣の搬送方向と略同一方向に、下部搬送機構24からリジェクト部50に紙幣が放出されるようになっている。このため、下部搬送機構24からリジェクト部50へリジェクト紙幣は湾曲させられることなく放出されるので、下部搬送機構24からリジェクト部50へリジェクト紙幣を搬送する際にジャム(紙詰まり)がより一層発生しにくくなる。
また、搬送部20は、上部搬送機構22、上部搬送機構22よりも下方に設けられた下部搬送機構24および上部搬送機構22と下部搬送機構24の間に設けられた中間搬送機構26とからなり、上部搬送機構22および下部搬送機構24は略水平方向に延びるようになっている。このため、紙幣は上部搬送機構22および下部搬送機構24において略水平方向に搬送されて当該紙幣は湾曲させられることがないので、搬送部20における紙幣のジャムの発生、とりわけリジェクト紙幣のジャムの発生をより一層抑制することができる。また、この場合は、紙幣は上部搬送機構22から下部搬送機構24へと上方の位置から下方の位置に搬送されるので、紙幣は重力に反する方向に搬送されることはない。
また、リジェクト部50は紙幣繰出装置10の下方に設けられているので、図2に示すように、紙幣は上方の位置から下方の位置に搬送されることとなり、紙幣は重力に反する方向に搬送されることがないようにすることができる。このことにより、紙幣を下方の位置から上方の位置に搬送しなければならない場合と比較して、紙幣を搬送中に搬送ベルト等で常時グリップする(捉える)必要がなくなり、搬送部20において更にジャムが発生しにくくなる。また、リジェクト部50に送られたリジェクト紙幣を再び識別部28により識別させようとする場合、リジェクト部50の上方に紙幣繰出装置10が設けられているので、このリジェクト紙幣を紙幣繰出装置10に再セットしやすくなる。
なお、本発明による紙幣処理機1は、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。
例えば、紙幣処理機1に設けられる集積部の数は2つに限定されることはなく、3つ以上とすることもできる。この場合、各集積部に対応して分岐部材や分岐ラインが複数設置されることが好ましい。
また、制御部90による分岐部材60、62や搬送部20の制御内容について、上述のものに加えて、以下の制御を追加的に行うようにしてもよい。
制御部90の変形例に係る一の態様としては、制御部90は、識別部28により集積部30、40に収容すべきであると判定された紙幣(例えば、正常であると判定された紙幣)を当該集積部30、40に送ることができなくなった場合に、搬送部20にある紙幣をリジェクト部50に送るよう搬送部20および分岐部材60、62の制御を行うようになっていてもよい。
制御部90がこのような制御を行う場合には、例えば識別部28により正常であると判定された紙幣が分岐部材60、62により搬送部20から分岐させられた後、例えば分岐ライン34、44や集積部30、40の入口等で紙幣が詰まってしまったり、紙幣が搬送部20で停滞してしまったりして、筐体92内に取り込まれた紙幣をこれ以上集積部30、40に送ることができなくなった場合に、搬送部20に残存する紙幣をリジェクト部50に送ることができるようになる。このため、搬送部20に残存する紙幣を取り除くにあたり、紙幣処理機1の筐体92を開いて紙幣を手動で取り除く必要がなくなるので、紙幣処理機1の復旧にかかる時間を短縮することができる。
また、制御部90の変形例に係る他の態様としては、制御部90は、各センサ71〜77等により搬送部20において紙幣が滞留していることが検知された場合に、搬送部20にある紙幣をリジェクト部50に送るよう搬送部20および分岐部材60、62の制御を行うようになっていてもよい。
制御部90がこのような制御を行う場合には、例えば搬送部20においてジャムが発生し、この搬送部20において紙幣が滞留してしまい集積部30、40に紙幣が送られないようになってしまった場合であっても、このようなジャムを解消するにあたり、搬送部20に残存する紙幣をリジェクト部50に送ることで、紙幣処理機1の筐体92を開いて紙幣を手動で取り除く必要がなくなる。このため、紙幣処理機1の復旧にかかる時間を短縮することができる。
Claims (9)
- 筐体と、
紙葉類を外部から前記筐体内に1枚ずつ取り込む取込部と、
前記筐体内に設けられ、前記取込部によって取り込まれた紙葉類を当該筐体内で1枚ずつ順次搬送する搬送部と、
前記搬送部に介設され、当該搬送部において搬送される紙葉類の識別を行う識別部と、
前記筐体内に少なくとも2つ設けられ、前記取込部によって筐体内に取り込まれた紙葉類をそれぞれ集積するための集積部と、
前記識別部よりも下流側において前記搬送部に介設され、当該搬送部において搬送される紙葉類のうち一部の紙葉類をこの搬送部から分岐させて前記集積部に送るような分岐部と、
前記分岐部よりも下流側において前記搬送部に接続され、前記分岐部により前記搬送部から分岐させられなかった紙葉類が送られるリジェクト部と、
前記識別部による紙葉類の識別結果に基づいて、集積部に収容すべきであると判定された紙葉類を前記搬送部から分岐させて前記各集積部に送るよう前記分岐部を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする紙葉類処理機。 - 前記搬送部から前記リジェクト部に紙葉類が送られる際に、前記搬送部における前記リジェクト部へ送り出される直前の紙葉類の搬送方向と略同一方向に、前記搬送部から前記リジェクト部に紙葉類が放出されるようになっていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
- 前記搬送部は、略水平方向に延びる第1搬送機構と、前記第1搬送機構よりも下方において略水平方向に延びる第2搬送機構と、前記第1搬送機構および前記第2搬送機構の間に設けられた中間搬送機構と、を有し、前記取込部により外部から取り込まれた紙葉類は前記第1搬送機構、前記中間搬送機構、前記第2搬送機構の順に搬送されるようになっていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
- 前記搬送部は略U字形状となっていることを特徴とする請求項3記載の紙葉類処理機。
- 前記識別部は前記第1搬送機構に配置されていることを特徴とする請求項3記載の紙葉類処理機。
- 前記分岐部は前記第2搬送機構に配置され、前記リジェクト部は前記第2搬送機構の下流側端部に接続されていることを特徴とする請求項3記載の紙葉類処理機。
- 前記リジェクト部は前記取込部の下方に設けられていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
- 前記制御部は、更に、前記識別部により集積部に集積すべきであると判定された紙葉類を前記集積部に送ることができなくなった場合に、前記搬送部にある紙葉類を前記リジェクト部に送るよう前記搬送部および前記分岐部の制御を行うことを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
- 前記搬送部には、当該搬送部において搬送される紙葉類の検知を行う検知部が設けられており、
前記制御部は、更に、前記検知部により前記搬送部において紙葉類が滞留していることが検知された場合に、前記搬送部にある紙葉類を前記リジェクト部に送るよう前記搬送部および前記分岐部の制御を行うことを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
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